JP4494571B2 - 冷却可能な翼形部 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術の分野】
本発明は概括的には翼形部に関し、さらに具体的には機械の冷却可能な動翼に関する。
【0002】
【従来の技術】
翼形部は、例えばパワータービン、圧縮機又は航空機エンジン等の様々な機械に使用し得る。静翼及び動翼が翼形部の具体例である。動翼は「バケット」又は「ロータ」とも呼ばれるもので、軸を中心に回転させるためホイール、ディスク又はロータに装着された翼形部を含み得る。また、静翼は、「ノズル」又は「ステータ」とも呼ばれるもので、動翼の回転軸を包囲もしくは囲むケーシング内に装着された翼形部を含み得る。通例、1列の動翼が、軸に沿った特定の位置でホイールの周囲に装着される。さらに、1列の静翼が、例えば流体(例えばガス)流の効率を最大にするため、通例動翼列の(全体的な流れの方向に対して)上流に装着される。このような静翼列に続く動翼列の配置は「段」と呼び得るものである。
【0003】
気体(例えば空気)を圧縮して燃料と混合しかつ点火した後タービンの入口に送給するため、数段の静翼及び動翼を圧縮機に配置し得る。タービンは、点火した気体と燃料から仕事のためのエネルギーを抽出するため、数段の静翼及び動翼を含み得る。燃料は例えば天然ガス又はオイルからなるものでよい。さらに、燃料の圧縮気体への添加は燃焼反応へのエネルギーの寄与を伴い、燃焼ガスの温度を例えば3000〜3500゜Fに高め得る。この燃焼反応の生成物はその後タービンを通流する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
燃焼によって生じた高温に耐えるために、タービン内の翼形部を冷却する必要がある。冷却が不十分であると、過度の応力が翼形部に加わり、この応力は時間経過とともに翼形部の疲労及び破損をもたらす。例えば、既存の冷却構成には、空気冷却、開回路冷却、閉回路冷却及びフィルム冷却があり、圧縮機又は外部源からの冷却流体を用いるものである。これらの構成は、しかしながら、必ずしもエンジン効率の向上に効果的な翼形部冷却を可能にするものではない。従って、当技術分野において、エンジン効率を高めるため翼形部の冷却を改良もしくは改善する必要がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
機械部分の高温流体流に暴露される冷却可能な翼形部並びにその方法が提供される。この翼形部は機械部分に接続し得るように構成されていて、内側部分を囲む周囲部、及び翼弦方向に延在する負圧側と結合した翼弦方向に延在する正圧側を含んでいる。1以上の第1孔路が正圧側の周囲部内に配設され、1以上の第2孔路が負圧側の周囲部内に配設される。流路が、機械部分から第1及び第2孔路を通じて形成される。この流路は、翼形部を冷却すべく、正圧側の周囲部内の第1孔路を冷却流体が実質的に半径方向外側に流れかつ負圧側の周囲部内の第2孔路を冷却流体が実質的に半径方向内側に流れるように冷却流体を導くように構成される。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1に、機械10、例えば、エンジン中心線12の周りに周方向に配置されたガスタービンエンジンを示す。機械10は、直流の関係にある、ファン部14、高圧圧縮機16、燃焼部18、高圧タービン20及び低圧タービン22を含んでいる。燃焼部18と高圧タービン20と低圧タービン22は往々にしてエンジン10のホットセクションと呼ばれる。高圧ロータ軸24は高圧タービン20を高圧圧縮機16に駆動関係をもつように連結する。低圧ロータ軸26は低圧タービン22をファン部14に駆動連結する。燃料は燃焼部18内で燃焼し、例えば、約3000〜約3500゜Fの範囲内にある非常に高温のガス流28を生じ、この高温流体流28が高圧タービン20及び低圧タービン22を流れて機械10に動力を与える。
【0007】
図2は、タービン静翼30とタービン動翼32を有する高圧タービン20をさらに詳しく図示したものである。翼形部34は動翼32に使用でき、翼形部34は、通例、圧縮機16の一部分、燃焼部又はエンジン部18の一部分、或いは高圧又は低圧タービン20,22の一部分に配置され、通例、本発明の冷却特徴のため後三者に配置される。動翼32は高温ガス流28に暴露される外壁36を有する。タービン動翼32は、ファン部14又は1段以上の圧縮機16から機械10の動翼ダブテール38を経て送給される空気で冷却し得る。
【0008】
図3は、機械10(図1)の一部分の高温流体流28内に暴露されて使用される冷却可能翼形部アセンブリ40を示す。アセンブリ40は機械10の動翼ダブテール38と接続するように構成されたプラットフォーム42を含んでいる。当業者には理解されるであろうが、組立てるとプラットフォーム42は動翼ダブテール38に接続される。動翼ダブテール38は、従来の手段により機械10のロータ又はホイール(図示せず)と接続可能である。冷却導路(図示せず)が、慣用手段により、機械10を貫通しているか(図1)或いは機械10と連通している。冷却導路は、通例、ダブテール38を通してプラットフォーム42と連通しており、冷却流体(例えば、従来の機械外部源からの空気、蒸気処理システムのボトミングサイクルからの蒸気、機械10の圧縮機初期段からの空気等)を入口46を介して翼形部アセンブリ40に導き出口48を介してアセンブリ40から排出する。全体に流れ矢印50で示す閉流路が、ダブテール38からプラットフォーム42及び1以上の第1孔路70及び1以上の第2孔路72を通して形成され、その中を冷却流体が通過して翼形部34を冷却する。翼形部34はプラットフォーム42及びダブテール38に接続されるが、これらは一体形成又は一体鋳造されるのが通例である。別法として、これらの部品は望ましい特徴又は構成をもつように一体として又は別々に形成し得る。例えば、ダブテール38、プラットフォーム42及び翼形部34を別々に形成し、次いで溶接やろう付等によって接続してもよい。さらに、アセンブリ40の異なる部分を異なる材料(例えば適合性材料)で形成してもよい。
【0009】
翼形部34は、内側部分(mdeial portion)56を囲む周囲部54を含んでいる。翼形部34は、翼弦中央部64で後縁部62と結合した概略翼弦方向58に延在する前縁部60も含んでおり、翼弦中央部64は前縁部と後縁部の間にあってそれらを連結している。さらに、翼形部34は、負圧側68と結合した正圧側66を含んでおり、負圧側及び正圧側共に翼弦方向58に延在している。第1孔路70は正圧側66の周囲部54内に配設され、第2孔路72は負圧側68の周囲部54内に配設され、各々の孔路70,72は流路と連通している。一例では、第1孔路70及び第2孔路72はそれぞれそうした孔路を複数含んでいる。孔路70,72は直流の対流孔路76又はインピンジメント孔路78とし得る。孔路70,72を備えた翼形部34は通例インベストメント鋳造法等の技術を用いて形成することができる。インベストメント鋳造法の一例は、“From Teeth to Jet Engines”と題する文献(Joseph L. Mallardi著、1992年著作権、Howmet Corporation, Corporate Relations Department, P.O. Box 1960, 475 Steamboat Road, Greenwich, CT 06836-1960, U.S.A.から入手可能)に開示されている。
【0010】
図3についてさらに説明すると、本発明の一つの態様では、孔路70,72は、それら個々の周囲部54位置に対応した望ましい冷却能力を確保するように構成されている。例えば、外部熱負荷は翼形部34の周囲で変化する。同様に、前縁部60及び後縁部62は、高温流体流28からの熱負荷を拡散すべき表面積が小さいので、高い熱負荷をもつ傾向がある。そこで、通例、機械10(図1)から第1及び第2孔路70,72を通じて形成された流路は、正圧側66の第1孔路70を冷却流体が実質的に半径方向外側に流れ、かつ負圧側68の第2孔路72を冷却流体が実質的に半径方向内側に流れるように冷却流体を導くように構成される。さらに、この流路構成は、コリオリ冷却効果を利用するので特に有利である。すなわち、動翼32は、回転方向90(図2)での使用時に例えばダブテール38とともに回転するので、動翼32は、冷却流体が流路を通して方向付けられた時、コリオリ冷却効果を利用できる。例えば、冷却流体が半径方向外側に流れる時、冷却流体は孔路70の内壁74よりも正圧側66の周囲部54の外壁36を冷却する傾向が高い。逆に、冷却流体が半径方向内側に流れる時、冷却流体は孔路72の内壁74よりも負圧側68の周囲部54の外壁36を冷却する傾向が高い。
【0011】
もう一つの実施形態では、孔路70,72は、図示した通り、冷却流体の高速流が通流し得るように構成し得る。高速流を利用すると、例えば、約50メートル毎秒乃至約250メートル毎秒の速度、好ましくは約100メートル毎秒を上回る速度で流れる圧縮性流体で、翼形部アセンブリの一段と効果的な冷却が可能になる。別法として、約100メートル毎秒未満の速度で流れる従来の非圧縮性流体を用いてもよい。孔路70,72は、例示的実施形態で示した幾何構成を利用することによって、冷却流体によって孔路70,72の壁に加わる圧力応力又は膨れ(ballooning)が低減するように構成し得る。孔路70,72は、冷却流体によって孔路70,72の壁に加わる圧力を補償するため、幅よりも大きい長さを有し得る。別法として、孔路70,72は、冷却流体によって孔路70,72の壁にかかる圧力を補償するため、流れ断面積で表される体積を有し得る。
【0012】
翼形部34の内側部分56は中実(図7)でもよいし、或いは内部に1以上の中空部106(図3)を有し得る。内側部分56が1以上の中空部106を有する場合は、内側部分56は、中空部106を維持するため、慣用手段により、周囲部54の正圧側66と負圧側68の間でそれらと連結した1以上の構造補強材44を有するのが通例である。補強材44は、当業者には公知であろうが、ピンでもよいし、或いは先端部80からプラットフォーム42まで延在し、1以上の別々の中空部106を形成する壁でもよい。中空部106が存在すると、流路により冷却流体は入口46からプラットフォーム42を経て中空部106に入るか、或いは例えばプラットフォーム42の穴84を通って対流型76の孔路70に直接流入し得る。中空部106内に導かれた冷却流体は噴射口82(通例、内壁74に形成した穴)を通ってインピンジメント型78の孔路70に入ることができ、冷却流体を中空部106から孔路78内に導いて外壁36にインピンジメントさせることにより外壁36の冷却を助長し得る。中空部106内の冷却流体は負圧側の穴86に入り次いで孔路72を通り得る。穴84は、孔路72用の穴86と同様に、孔路70の内壁74に設けられて冷却流体を孔路70に導いてもよく、冷却流体はその後孔路70を通流する。インピンジメント型78の孔路70を負圧側68の周壁54に設けてもよい(図示せず)。噴射口82の配向と数と寸法は、無作為に定めるか或いは所望冷却効果に基づいて計算することができる。対流型76の孔路70又は72と、インピンジメント型78の孔路70又は72が存在すると、冷却流体がそれぞれの孔路70,72に流入した時、冷却流体は所望方向に導かれ、例えば、正圧側66を半径方向外側に通り負圧側68を半径方向内側に通って流路を完全に通流して翼形部を冷却する。
【0013】
図4は、1以上の先端孔路88(通例、複数の孔路88)を有する先端部80を示す。先端孔路88は、正圧側66における1以上の孔路70と、負圧側68における1以上の孔路72との間にあってそれらと連通し得るもので、この連通は、例えば、少なくとも1対1の対応(すなわち正圧側対負圧側)をなし、流路内の冷却流体は先端孔路88によりこれらの孔路70,72間を流れる。多数の孔路70,72が、前縁部60と翼弦中央部64と後縁部62とに対するそれらの位置と、正圧側66と負圧側68とにおけるそれらの位置とに応じて、互いにかつ先端孔路88と連通し得る。孔路70,72の究極形状は、特定位置における所望の熱負荷緩和に基づいて変わる。他の実施形態において、図4は、プラットフォーム42(図3)から第1孔路70と先端孔路88と第2孔路72とを順に経由してプラットフォーム42(図3)に戻る、翼形部34を通る流路の閉回路形状を示す。
【0014】
図6は本発明の一実施形態の翼形部94を含む翼形部アセンブリの他の具体例92を示す。翼形部アセンブリ92と翼形部94は、後述のものを除いて、翼形部アセンブリ40(図3)及び翼形部34(図3)とほぼ同様である。翼形部アセンブリ40と翼形部34の構成部と同様の構成部は、同符号で表されかつ同様に定義されている。例えば、翼形部アセンブリ92は開回路流路形状を有するが、冷却流体が第1孔路70を半径方向外側に通り第2孔路72を半径方向内側に通るように冷却流体を導く流路の特徴をやはり利用する。この開回路流路では、冷却流体は翼形部アセンブリ92内に導かれてそれを通るが、ダブテール38と冷却導路(図示せず)には戻らない。例えば、冷却流体は1以上の入口46からプラットフォーム42を経て孔路70,72内に送給され得る。この場合、流路は、冷却流体を孔路70,72から送出するための1以上の開口104を含み得る(孔路72では開口104(図示せず)を先端部80の近くではなくプラットフォーム42の近くに配置する)。送出された冷却流体は、例えば、膜又は別様のものとして周囲部54の外面100上を流れる。
【0015】
さらに図6について説明すると、翼形部94は1以上の別の中空部96を有し得る。アセンブリ92は、この中空部に第2冷却流体を受入れる、すなわち、第1冷却流体又は第1流路から隔離された第2流路を有するように構成されている。例えば、翼形部94は、第2冷却流体を中空部96から送出するために周囲部54を貫通している1以上の開口98を有し得る。送出された第2冷却流体は、例えば、膜又は別様のものとして周囲部54の外面100上を流れる。第2流路を通流する第2冷却流体は流れ矢印102で表されている。周囲部54は、第2流路と連通する1以上の孔路124を有し得る。孔路124(通例、多数の孔路124(図示せず))は、開口126を有する対流孔路でよく、開口126は、プラットフォーム42に配設され、入口46と直接連通するか、或いは内壁74に配設され、中空部96と連通するものであり、いずれの場合も前述の対流孔路76(図3)と同様である。孔路124は、前述のインピンジメント孔路78(図3)と同様の、内壁74に噴射口128を有し、かつ中空部96と連通しているインピンジメント孔路でよい。孔路124は、第2冷却流体を孔路124から送出するための開口130を含み得る。送出された第2冷却流体は、例えば、膜又は別様のものとして周囲部54の外面100上を流れる。孔路70,72も、第1冷却流体を、翼形部94に入ってその中を通過し流出するように導くために、孔路124と同様に形成することができる。多数の中空部106、96が存在する場合、第1及び第2流路の分離を保ったまま、類似した中空部を慣用手段により連通させることができる(図示せず)。
【0016】
図7は本発明の翼形部134を含む翼形部アセンブリの他の実施形態132を示す。翼形部アセンブリ132と翼形部134は、後述のものを除いて、翼形部アセンブリ40及び翼形部34とほぼ同様である。これに関し、翼形部アセンブリ40と翼形部34の構成部と同様の構成部は、同符号で表されかつ同様に定義されている。例えば、翼形部134は中実内側部分56を有する。
【0017】
他の実施形態において、本発明は翼形部、例えば、翼形部アセンブリ40の翼形部34(図3と図4)を冷却する方法を包含する。この方法はまず、翼形部34を機械10(図1)の一部分、例えば、翼形部アセンブリ40に前述のように配置することを包含する。次に、翼形部34を機械10(図1)内の高温流体流28に暴露する。次いで、冷却流体の流れを、導路(図示せず)から流路を通るように循環させる。すなわち、冷却流体流は、プラットフォーム42に隣接したダブテール38の入口46を通って翼形部アセンブリ40に入り、正圧側66の第1孔路70を半径方向外側に通流し、先端孔路88(図4)を通流し、負圧側68の第2孔路72を半径方向内側に通流し、プラットフォーム42を逆向きに通流し、次いでダブテール38の隣接出口48を通って機械10(図1)内の導路(図示せず)に戻る。
【0018】
ここに開示した実施形態のいずれか1以上を利用すると、さらに、高温流体流28内の翼形部34(図3)、94(図6)、134(図7)の外壁36の暴露による熱応力の影響を減らすことができる。さらに、例えば、様々な寸法を設定し得るが、図5は図3に示した翼形部34の外壁36の一部分の例示的な寸法の範囲を示す。類推により、同様の寸法を翼形部94(図6)、134(図7)の外壁36に適用し得る。図5において、孔路70,72は、約1.5mm〜約15mmの範囲内の長さ110と、約0.5mm〜約5mmの範囲内の幅112と、約0.5mm〜約4mmの範囲内の内側厚さ114と、約0.5mm〜約2mmの範囲内、好ましくは約2mmの外側厚さ116と、長さ110の約0.2倍〜約長さ110の範囲内の孔路70,72間の長さ壁厚118と、約1.5mm〜約11mmの範囲内の全厚さ120とを有し得る。さらに、図示してないが、孔路70,72とインピンジメント表面、例えば、外壁36は、当業者には知られているように、それぞれの冷却効果を高めるか制御するために、滑らかにするか、粗くするか、織物状又は乱流促進形にすることができる。
【0019】
上述の発明において様々な可能な実施形態を様々な目的に応じて用いることができ、上述の実施形態に様々な改変を施し得るので、ここに記載した或いは添付図面に示した全ての事物は単に例示のためのもので本発明を限定するものではないことはもちろんである。本発明のある特徴だけを説示したが、多様な改変が可能であることは当業者には明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による周囲冷却孔路を備えた流体冷却式タービン動翼翼形部アセンブリを有するガスタービンエンジンの断面図である。
【図2】 タービンの一部分の拡大断面図で、図1におけるタービン動翼翼形部を示す。
【図3】 閉回路形状を有する翼形部の図2の3−3に沿う拡大断面図である。
【図4】 図3の翼形部の先端部の図2の4−4に沿う拡大断面図である。
【図5】 図3における翼形部の周囲部の拡大断面図である。
【図6】 図3と同様の図であるが、開回路形状を有する、本発明の一実施形態の翼形部の代替具体例を示す。
【図7】 図3と同様の図であるが、他の閉回路形状を有する、本発明の一実施形態の翼形部の代替具体例を示す。
【符号の説明】
10 機械(ガスタービンエンジン)
16 高圧圧縮機
18 燃焼部
20 高圧タービン
22 低圧タービン
32 タービン動翼
34 翼形部
36 外壁
38 ダブテール
40 翼形部アセンブリ
42 プラットフォーム
50 流路
54 周囲部
56 内側部分
66 正圧側
68 負圧側
70 第1孔路
72 第2孔路
76 対流孔路
78 インピンジメント孔路
80 先端部
82 噴射口
84 穴
86 穴
88 先端孔路
94 翼形部
96 中空部
98 開口
100 外面
104 開口
106 中空部
124 孔路
126 開口
128 噴射口
130 開口
134 翼形部

Claims (20)

  1. 機械部分(10)の高温流体流(28)に暴露される冷却可能な翼形部(34)であって、
    当該翼形部(34)は機械部分(10)に接続し得るように構成されていて、当該翼形部は、内側部分(56)を囲む周囲部(54)、及び翼弦方向(58)に延在する負圧側(68)と結合した翼弦方向(58)に延在する正圧側(66)を含んでおり、
    さらに、正圧側の周囲部内に配設された1以上の第1孔路(70)と負圧側の周囲部内に配設された1以上の第2孔路(72)、及び
    機械部分(10)から第1及び第2孔路(70,72)を通じて形成された流路(50)であって、当該翼形部(34)を冷却するため正圧側(66)の周囲部(54)内の第1孔路(70)を冷却流体が径方向外側に流れかつ負圧側(68)の周囲部(54)内の第2孔路(72)を冷却流体が径方向内側に流れるように冷却流体を導くように構成された流路、を含んでなる冷却可能な翼形部(34)。
  2. 前記1以上の第1孔路(70)が複数の第1孔路(70)を含んでおり、かつ前記1以上の第2孔路(72)が複数の第2孔路(72)を含んでいる、請求項1記載の翼形部(34)。
  3. 第1及び第2孔路(70,72)が周囲部(54)を冷却するように構成された対流孔路(76)及び/又はインピンジメント孔路(78)を含んでなる、請求項1又は請求項2記載の翼形部(34)。
  4. 流路(50)が冷却流体を導くように構成された閉回路流路(50)からなる、請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の翼形部(34)。
  5. 周囲部(54)が、第1及び第2孔路(70,72)の少なくとも一方と連通した開口(104,130)を有していて、流路(50)が、冷却流体を上記開口を通して周囲部(54)の外面(100)上に導くように構成されている、請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の翼形部(34)。
  6. 翼形部が、正圧側(66)と負圧側(68)に結合しかつそれらの間に延在する先端部(80)を含んでおり、先端部は、少なくとも第1孔路(70)及び少なくとも第2孔路(72)と連通している1以上の先端孔路(88)を含んでいる、請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の翼形部(34)。
  7. 第1及び第2孔路(70,72)が、1.5mm〜15mmの範囲内の長さ(110)と、0.5mm〜5mmの範囲内の幅(112)と、0.5mm〜4mmの範囲内の内側厚さ(114)と、0.5mm〜2mmの範囲内の外側厚さ(116)と、長さ(110)の0.2倍〜1倍の範囲内の孔路間の壁厚(118)と、1.5mm〜11mmの範囲内の全厚さ(120)を有し、長さ(110)が幅(112)よりも大きい、請求項1乃至請求項6のいずれか1項記載の翼形部(34)。
  8. 流路(50)が、流体流を第1孔路(70)に、次いで第2孔路(72)に導くように構成されている、請求項1乃至請求項7のいずれか1項記載の翼形部(34)。
  9. 当該翼形部(34)が内側部分(56)内に1以上の中空部(96,106)を有する、請求項1乃至請求項8のいずれか1項記載の翼形部(34)。
  10. 中空部(106)が、冷却流体を機械部分(10)から受入れて冷却流体を第1及び第2孔路(70,72)の少なくとも一方に導くように構成されている、請求項9記載の翼形部(34)。
  11. 中空部(96)が第2冷却流体を機械部分(10)から受入れるように構成されていて、翼形部(34)が、流路(50)から隔離された開口(98)であって中空部(96)と連通して第2冷却流体を中空部(96)外に導く開口(98)を含んでいる、請求項9記載の翼形部(34)。
  12. 翼形部(34)が翼形部アセンブリ(40)をなし、翼形部アセンブリ(40)が翼形部と結合したプラットフォーム(42)を含んでおり、プラットフォーム(42)はダブテール(38)と接続していてダブテールは機械部分(10)と接続し得るように構成されている、請求項1乃至請求項11のいずれか1項記載の翼形部(34)。
  13. 翼形部が機械部分(10)に接続され、機械部分がタービン部分(20、22)とエンジン部分(18)と圧縮機部分(16)の少なくとも1以上を含んでなる、請求項1乃至請求項12のいずれか1項記載の翼形部(34)。
  14. 第1及び第2孔路(70,72)が、冷却流体から第1及び第2孔路の壁にかかる圧力応力を減らすように構成されている、請求項1乃至請求項13のいずれか1項記載の翼形部(34)。
  15. 孔路(70,72)が冷却流体の高速流が通流し得るように構成されている、請求項1乃至請求項14のいずれか1項記載の翼形部(34)。
  16. 翼形部(34)の熱応力を減らすように構成された外壁(36)を有する請求項1乃至請求項15のいずれか1項記載の翼形部(34)。
  17. 翼形部(34)を冷却するための方法であって、
    内側部分(56)を囲む周囲部(54)及び翼弦方向(58)に延在する負圧側(68)と結合した翼弦方向(58)に延在する正圧側(66)を含む翼形部(34)を機械部分(10)に配置し、
    翼形部(34)を機械部分(10)内の高温流体流(28)に暴露し、
    機械部分(10)から周囲部(54)の正圧側(66)に配設された1以上の第1孔路(70)及び周囲部(54)の負圧側(68)に配設された1以上の第2孔路(72)を通じて形成された流路(50)を通して冷却流体の流れを循環させ、翼形部(34)を冷却するため上記冷却流体の流れを第1孔路(70)を径方向外側にかつ第2孔路(72)を径方向内側に導く、ことを含んでなる方法。
  18. 前記循環が、翼形部(34)を機械部分(10)に対して回転させることを含む、請求項17記載の方法。
  19. 第1及び第2孔路(70,72)における流路(50)が周囲部(54)を通している、請求項18記載の方法。
  20. 翼形部(34)が先端部(80)を含んでいて、該先端部が、少なくとも第1孔路及び少なくとも第2孔路と連通している1以上の先端孔路(88)を含んでおり、前記循環が、流体流を機械部分(10)から第1孔路(70)に、次いで先端孔路(88)に、次いで第2孔路(72)に導き、次いで機械部分(10)に戻すように循環させることを包含する、請求項19記載の方法。
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