JP4491935B2 - 遊技機島の腰板保持部材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機が設置される遊技機島の下方に設けられる腰板を取り付けるための腰板保持部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、遊技機島が曲線上に配列されるような形態の遊技機島(以降、曲線島という)が利用されるようになっている。この種の曲線島において、下部に取り付けられる腰板は所定の曲率で湾曲したものとなるため、この湾曲した腰板の上下端を保持する腰板保持部材も所定の曲率で湾曲したものにしなければならない。
【0003】
また、遊技機島に取り付けられる腰板の厚さは、一様ではないため、異なる厚さの腰板であっても嵌め込むことができるように、腰板保持部材の有する溝幅は、十分に広く構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の腰板保持部材には、第1の問題点として曲率の異なるそれぞれの曲線島に合わせて曲率の異なる複数種類の腰板保持部材を製作する必要があるため、多種類の腰板保持部材を少数ずつ製造することになり、製造コストが高くなるという問題があった。
【0005】
また、第2の問題点として、腰板保持部材の溝幅が十分に広く、腰板を取り付けた後も溝内にいくらか隙間ができるため、この隙間に塵埃が溜まりやすく、この塵埃を除去する作業に手間がかかるという問題があった。
さらには、第3の問題として、前述のような溝内の隙間によって腰板の位置が内外方向に動きやすいため、取り付けられた腰板からガタツキが発生したり、腰板の取付位置がずれることによって遊技機島の美観を損ねる原因となっていた。
【0006】
本発明の目的は、曲率の異なる遊技機島であっても、同一の腰板保持部材を用いて腰板を取り付けることができる腰板保持部材を提供すること、また、溝内に塵埃が溜まりにくい腰板保持部材を提供すること、さらには、腰板を一定の取付位置で維持することができる腰板保持部材を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記の問題を解決するため請求項1に記載の腰板保持部材は、
遊技機を設置する遊技機島の下方に設けられる腰板を保持する部材であって、長手方向に延びる溝を有し、その溝に前記腰板の端部を嵌め込むことにより該腰板を着脱可能に保持する腰板保持部材において、
前記溝が、前記腰板の表面側に配置される表ガイド部と、前記腰板の裏面側に配置される裏ガイド部と、前記腰板の端面側に配置される端部ガイド部とによって形成されており、
長手方向に間隔をあけた複数の箇所それぞれに、記裏ガイド部のから切り込まれて少なくとも前記端部ガイド部の一部に至る形状のスリットが形成されている
ことを特徴とする。
【0008】
このような腰板保持部材に形成されているスリットは、記裏ガイド部のから切り込まれて少なくとも前記端部ガイド部の一部に至っていればよく、例えば、裏ガイド部の縁から切り込まれたスリットが、端部ガイド部を横断するように切り込まれていればよい。また、裏ガイド部の縁から切り込まれたスリットが、端部ガイド部を横断し、さらに表ガイド部の一部まで切り込まれているものでもよい。
【0009】
このような構成の腰板保持部材は、複数の箇所それぞれにスリットが設けられているため、腰板保持部材を曲げると、これらのスリット幅が拡がったり、または狭まったりする。これにより、スリットが設けられていない場合に比べて腰板保持部材を容易に曲げることができる。そのため、腰板保持部材を曲線島に取り付ける際、各曲線島の曲率に合わせて曲げることができるため、曲率の異なる曲線島にも同じ腰板保持部材を用いることができる。よって、多種類の腰板保持部材を製造する必要がないため、製造コストを抑えることができる。
【0010】
また、スリットのない腰板保持部材に比べて塵埃が載る面積が小さく、なおかつスリットから塵埃が落下しやすいため溝内に塵埃が溜まりにくく、さらに塵埃をスリットに向けて移動させ、そして、スリットから落下させることができるので、溜まった塵埃を容易に除去することができる。
【0011】
また、このような腰板保持部材は請求項2に記載のように、
前記表ガイド部可撓性を有するとよい。
ここで用いる可撓性を有する部材とは、特に限定されないが、例えば、金属材料や合成樹脂材を用いればよい。
【0012】
このように構成された腰板保持部材は、表ガイド部が可撓性を有しているため、可撓性を有していない部材で構成されているものに比べて腰板保持部材を容易に曲げることができる。また、このような腰板保持部材を曲げた部分が、可撓性を有しているため滑らかな曲線を描きやすく遊技機島の美観を損ないにくい。
【0013】
また、請求項3に記載の腰板保持部材は、
遊技機を設置する遊技機島の下方に設けられる腰板の少なくとも表側または裏側に配設され、弾性変形によって押さえることにより、前記腰板の取付位置がずれないように維持する維持部材を備えている
ことを特徴とする。
【0014】
ここで用いられる維持部材は、弾性力によって腰板の表側または裏側を押さえることができればその構造および取付位置は特に限定されない。例えば、腰板を嵌め込むための溝を有するレール状の部材の一端から延出した板状の維持部材が、一定の曲率を持って曲げられた構造になっていればよい。
【0015】
このように構成された腰板保持部材は、維持部材によって腰板を押さえることにより腰板の取付位置が安定し、腰板の取り付け位置が内外方向に動くことがない。
また、請求項4に記載の腰板保持部材は、
遊技機を設置する遊技機島の下方に設けられる腰板を保持する部材であって、長手方向に延びる溝を有し、その溝に前記腰板の端部を嵌め込むことにより該腰板を着脱可能に保持する腰板保持部材において、
前記溝が、前記腰板の表面側に配置される表ガイド部と、前記腰板の裏面側に配置される裏ガイド部と、前記腰板の端面側に配置される端部ガイド部とによって形成されており、
前記溝に嵌め込まれた前記腰板の端部を弾性変形によって押さえることにより、前記腰板の取付位置がずれないように維持する維持部材を備え備え
前記維持部材は、長手方向に間隔をあけた複数の箇所それぞれに、前記維持部材を横断するスリットを有する
ことを特徴とする。
【0016】
ここで用いられる維持部材は、弾性力によって腰板端部を押さえることができればその構造は特に限定されない。例えば、表ガイド部または裏ガイド部の端部から端部ガイド部に向かって設けられた板状の部材が、腰板保持部材の有する溝を徐々に狭くするように構成され、腰板がこの維持部材によって狭まった溝を拡げるようにして嵌め込まれることにより、維持部材の弾性力で腰板を押さえ、取付位置を維持するような構造でよい。また、表ガイド部または裏ガイド部の両側の端部から端部ガイド部に向かって曲面を持って延出した板状の部材によって、腰板を表側と裏側の両方から押さえるような構造でもよい。また、このような維持部材を腰板に取り付けて取付位置を維持するような構造でもよい。
【0017】
このように構成された腰板保持部材は、維持部材によって腰板を押さえることにより腰板の取付位置が安定し、腰板の位置が溝に沿ってずれたりしない。また、溝内に生じる腰板との隙間によって腰板の取り付け位置が内外方向に動くことがない。さらに、この維持部材は弾性変形によって腰板を押さえるため、厚みが異なる腰板を取り付けた場合であっても、維持部材は腰板の厚みに応じて弾性変形をすることにより腰板の取付位置を維持することができる。よって取り付けられた腰板からガタツキが発生したり、腰板の取付位置がずれることによって遊技機島の美観を損ねるといった問題を解決することができる。
【0018】
さらに、請求項5に記載のように、
前記維持部材が、前記溝に嵌め込まれた前記腰板の端部を前記表ガイド部側に押圧しているとよい。
このように構成された腰板保持部材は、腰板を表ガイド部側に押さえているため、腰板の表側において、腰板と腰板保持部材が密着することになる。そのため、腰板の表側からは、腰板保持部材の溝内に塵埃が侵入しにくい。また、腰板の表側において、腰板と腰板保持部材が一体的な構成となるため、遊技機島としての美観を一層向上することができる。
【0019】
ところで、このような維持部材を腰板保持部材に取り付けるには、ネジ止めや接着によって固定することが考えられるが、このような取り付け方では、維持部材の取付位置の調整をして固定する必要があるため、請求項6に記載の腰板保持部材のように、
前記維持部材が、腰板保持部材本体に一体成形されているとよい。
【0020】
このように構成された腰板保持部材は、腰板保持部材と維持部材の位置関係が決まっているため、維持部材の取付位置の調整をする必要がなく、一体成形であるため維持部材を腰板保持部材に取り付ける作業が必要ない
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態について一例を挙げて説明する。
本実施例における腰板レール1は、遊技機を設置する遊技機島に設けられる腰板を保持するための部材である。ここでいう遊技機とは、パチンコ台、スロットマシンやアレンジボール等である。
【0028】
腰板レール1は、図1に示すように、表ガイド部10、裏ガイド部20および端部ガイド部30を備えており、これらが長手方向に延びる溝を形成している。この溝には腰板の端部が嵌め込まれ、その際、表ガイド部10は嵌め込まれた腰板の表側に、裏ガイド部20は嵌め込まれた腰板の裏側に、端部ガイド部30は嵌め込まれた腰板の端面側にそれぞれ配置されるようになっている。
【0029】
表ガイド部10および裏ガイド部20は、ともに端部ガイド部30から同方向に突出するように構成され、その突出長は裏ガイド部20の方が長くなっている。そして、この裏ガイド部20の端部から延出するように設けられた板状の維持部材40が、端部ガイド部30に向かって曲面を持って垂れ下がることによって、溝幅が徐々に狭まるように構成されている。そのため、この維持部材40は弾性変形によって嵌め込まれた腰板を表ガイド部10側に押圧するようになっている。また、裏ガイド部20の外側の面には、位置決め突起22が設けられており、腰板レール1の取付位置を、図5(a)、(b)に示すように位置決め突起22を横材106の端部に合わせてネジや両面テープなどによって取り付けることができる。
【0030】
また、この腰板レール1の長手方向に一定間隔おきに複数のスリット50が設けられており、このスリット50は裏ガイド部20の端部から切り込まれ、端部ガイド部30の一部に至るまで切り込まれている。
なお、腰板レール1を構成する各部材は可撓性を有する金属部材によって一体成形で製造されいる。
【0031】
このような腰板レール1は図2に示すように、遊技機島100に設けられた横材102に取り付けられ、腰板レール1の有する溝に腰板200の端部が嵌め込まれる。
なお、腰板レール1、2は、本発明における腰板保持部材にあたるものである。
【0032】
このような構造の腰板レール1は、複数の箇所それぞれにスリット50が設けられているため、腰板レール1を曲げると、これらのスリット幅が拡がったり、または狭まったりするため、スリット50が設けられていない場合に比べて腰板レール1を容易に曲げることができる。そのため、図3の様に腰板レール1を曲線島の横材104に取り付ける際、各曲線島の曲率に合わせて曲げることができるため、曲率の異なる曲線島にも同じ腰板レール1を用いることができる。よって、遊技機島毎に異なる腰板レールを製造する必要がない。
【0033】
また、スリット50のない腰板レールに比べて塵埃が載る面積が小さく、なおかつスリット50から塵埃が落下しやすいため溝内に塵埃が溜まりにくく、さらに溝内の塵埃をスリット50から落下させることにより、溝内に溜まった塵埃を容易に除去することができる。
【0034】
また、維持部材40によって腰板200の端部が押さえられるため、腰板200の取付位置が安定し、腰板200の位置が溝に沿ってずれたりしない。また、溝内に生じる腰板200との隙間によって腰板200の取り付け位置が内外方向に動くことがない。さらに、この維持部材40は弾性変形によって腰板200を押さえるため、図4(a)、(b)に示すように、厚さの異なる2枚の腰板202、204(腰板202の方が腰板204に比べて厚みがある)を同じ腰板レール1に取り付けた場合であっても、維持部材40は腰板の厚みに応じた弾性変形をするため腰板の取付位置を維持することができる。よって、取り付けられた腰板からガタツキが発生したり、腰板の取付位置がずれることによって遊技機島の美観を損ねるといったことがない。
【0035】
また、維持部材40によって腰板が表ガイド部10側に押さえられ、表ガイド部10と腰板が密着するため、表側からの塵埃の侵入を防止することができる。
また、維持部材40が一体成形により設けられているため、維持部材40を腰板レール1に取り付ける作業が必要ない。
【0036】
また、腰板レール1における各部が可撓性を有する部材であるため、腰板レール1を容易に曲げることができ、滑らかな曲線を描きやすく遊技機島の美観を損ないにくい。
なお、本実施形態においては、裏ガイド部20における端部ガイド部30からの突出量が、表ガイド部10における端部ガイド部30からの突出量よりも長くなるように構成されているため、表ガイド部10と裏ガイド部20における端部ガイド部30からの突出量が同じ長さになるように構成されている場合に比べて、腰板レール1の有する溝に腰板206の端部を嵌め込みやすいという効果もある。
【0037】
例えば、このような腰板レール1を用いて腰板200を取り付けるには、腰板レール1を腰板200の下端側のみに取り付け、腰板200の上部はネジで固定する方法が考えられる。この場合、図6(a)に示すように、まず、腰板200下端部の角200aを裏ガイド部20に当接させ、この角200aを中心に腰板200を図6(a)に示す矢印の方向に回転させるようにすることで、図6(b)に示すように、腰板200下端部が溝内に導かれるようにして容易に嵌め込むことができる。その後、図6(c)に示すように、腰板の上端側をネジによって横材102に固定すればよい。
【0038】
このようにして複数の遊技機島毎に取り付けられた腰板200は、図7に示すように、各腰板200を上から見た場合、各腰板200の間に継ぎ目部材300が取り付けられており、最端部の腰板200端部には継ぎ目部材310がビス止めされている。この継ぎ目部材300は腰板200の表側に配設される表面部302と、表面部302から垂直に延出した連結部306と、連結部306の端部から表面部302と平行な二方向に延出した裏面部304とによって構成されてる。また、継ぎ目部材310は腰板200の表側に配設される表面部312と、表面部312から垂直に延出した連結部316と、連結部316の端部から表面部312と平行な一方向に延出した裏面部314とによって構成されている。なお、この裏面部314は、継ぎ目部材300における裏面部304の半分の長さになっている。これらの継ぎ目部材300、310が、腰板200と腰板200または腰板200と壁面との間の隙間に嵌め込んで隙間を埋めることにより遊技機島の美観を良好に保つことができる。また、この隙間は腰板200の長さのバラツキによって生じるが、表面部302、312の長さの分だけこのバラツキによる隙間を吸収することができる。このような取り付け方は、パチンコ台のように腰板200を遊技機島に取り付けた後、あまり着脱の必要がない場合に行われる。
【0039】
また、腰板レール1を用いた腰板200の取り付け方の別の例として、腰板レール1を腰板200の上端側および下端側の両方に取り付けて腰板200を取り付けることも考えられる。この場合は、図8(a)に示すように、まず、腰板200上端部の角200bを裏ガイド部20に当接させ、この角200bを中心に腰板200を図8(a)に示す矢印の方向に回転させるようにすることで、図8(b)に示すように、腰板200の上端部が溝内に導かれるようにして容易に嵌め込むことができる。その後は、図8(c)に示すように、腰板200を下側の腰板レール1の有する溝内に落とし込むようにして腰板200の下端部を嵌め込めばよい。このようにして複数の遊技機島毎に取り付けられた腰板200は、図9に示すように、各腰板200を上から見た場合、その左右両側に継ぎ目部材320が取り付けられたものと、継ぎ目部材320が取り付けられていないものが交互に並べられ、最端部には、継ぎ目部材330がビス止めされている。ここで用いられる継ぎ目部材320(330)は腰板200の表側に配設される表面部322(332)と、腰板200の裏側に配設される裏面部324(334)と、表面部322(332)および裏面部324(334)を連結している連結部326(346)とにより構成され、腰板200と腰板200または腰板200と壁面との間の隙間に嵌め込んで隙間を埋めることにより遊技機島の美観を良好に保つことができる。また、この隙間は腰板200の長さのバラツキによって生じるが、表面部322(332)の長さの分だけこのバラツキによる隙間を吸収することができる。このような取り付け方は、スロットマシンのように腰板200を遊技機島に取り付けた後、着脱の必要がある場合に行われる。なお、このようにして取り付けられた腰板200を取り外す場合において、継ぎ目部材320が取り付けられていない腰板200を取り外すには、腰板200の両側に取り付けられている継ぎ目部材320が取り付けられた腰板を、遊技機島から取り外した後に取り外すことになる。
【0040】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の具体的な一実施形態に限定されず、このほかにも様々な形態で実施することができる。
例えば、上記実施形態においては、各ガイド部10、20、30によって断面コの字型の溝を形成するように構成されたものを例示したが、この断面の形状は特に限定されず、例えば、図10(a)に示すように、裏ガイド部24および端部ガイド部32の断面が曲線になるように一体に構成されていてもよい。
【0041】
また、上記実施形態においては、維持部材40が裏ガイド部20の端部から延出するように設けられ端部ガイド部30に向かって垂れ下がったものを例示したが、維持部材40の構造は特に限定されない。例えば、図10(b)に示すように、表ガイド部12および裏ガイド部26がその先端へ行くほど溝幅を狭くするように構成され、各ガイド部12、26自体が維持部材として機能するように構成されていてもよい。この場合、特別な維持部材を設ける必要がなくなる。
【0042】
また、上記実施形態においては、各部材が金属部材によって一体成形されているものを例示したが、腰板レール1に用いられる材料は特に限定されない。例えば、各種合成樹脂材料、FRPなどの各種複合材料などを用いることもできる。
また、上記実施形態においては、腰板レール1を構成する各部材が一体成形で製造されいるものを例示したが、腰板レール1を構成する各部材全てが一体成形で製造されていなくてもよく、例えば、図11(a)、(b)に示すように、維持部材42が腰板200に取り付けられるようになっていてもよい。
【0043】
また、上記実施形態においては、各部材が可撓性を有する部材によって一体成形されているものを例示したが、全ての部材が可撓性を有していなくてもよい。例えば、可撓性を有する部材はスリット50が切り込まれていない部材のみでよい。
【0044】
また、上記実施形態においては、スリット50が裏ガイド部20の端部から切り込まれ、端部ガイド部30の一部に至るまで切り込まれているものを例示したが、図12(a)、または図12(b)に示すように、裏ガイド部20の端部から切り込まれたスリット52、54が、端部ガイド部30を横断して、表ガイド部10の一部に至るまで切り込まれていてもよい。特に図12(b)のように構成されていれば、腰板レールをより容易に曲げることができる。
【0045】
また、図13に示すように、遊技機島100に腰板レール1を取り付けるための1組の横材102の間に、横材103が設けられている場合は、表ガイド部10および端部ガイド部30と取り外した形状の腰板レール2を横材103に取り付ければよい。このようにすれば、腰板レール2が設けられていない場合に比べて、腰板200の取付位置がより内外方向に動きにくい。なお、この横材103が複数設けられている場合には、それぞれの横材103に腰板レール2を取り付ければよく、この場合、さらに腰板200の取付位置を安定させることができる。なお、このように腰板レール2を取り付け、充分に腰板200の取付位置を維持することができる場合は、腰板200の上端または下端に、維持部材40が取り外された形状の腰板レール3を用いることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の腰板レールの実施形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の腰板レールの実施形態を示す図であり、遊技機島に取り付けられた腰板レールに腰板を取り付けた状態を示す側面図である。
【図3】本発明の腰板レールの実施形態を示す図であり、遊技機島に腰板レールを取り付けた状態を示す平面図である。
【図4】本発明の腰板レールの実施形態を示す図であり、腰板レールに腰板を嵌め込んだ状態を示す側面図である。
【図5】本発明の腰板レールの実施形態を示す図であり、遊技機島に取り付けられた腰板レールの側面図である。
【図6】本発明の腰板レールの実施形態を示す図であり、腰板レールに腰板を嵌め込む手順を示す図である。
【図7】本発明の腰板レールの実施形態を示す図である。
【図8】本発明の腰板レールの実施形態を示す図であり、腰板レールに腰板を嵌め込む手順を示す図である。
【図9】本発明の腰板レールの実施形態を示す図である。
【図10】本発明の腰板レールの実施形態を示す図である。
【図11】本発明の腰板レールの実施形態を示す図である。
【図12】本発明の腰板レールの実施形態を示す図である。
【図13】本発明の腰板レールの実施形態を示す図であり、遊技機島に取り付けられた腰板レールに腰板を取り付けた状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1・・・腰板レール、10・・・表ガイド部、20・・・裏ガイド部、22・・・位置決め突起、30・・・端部ガイド部、40・・・維持部材、50・・・スリット。

Claims (6)

  1. 遊技機を設置する遊技機島の下方に設けられる腰板を保持する部材であって、長手方向に延びる溝を有し、その溝に前記腰板の端部を嵌め込むことにより該腰板を着脱可能に保持する腰板保持部材において、
    前記溝が、前記腰板の表面側に配置される表ガイド部と、前記腰板の裏面側に配置される裏ガイド部と、前記腰板の端面側に配置される端部ガイド部とによって形成されており、
    長手方向に間隔をあけた複数の箇所それぞれに、記裏ガイド部のから切り込まれて少なくとも前記端部ガイド部の一部に至る形状のスリットが形成されている
    ことを特徴とする腰板保持部材。
  2. 前記表ガイド部可撓性を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の腰板保持部材。
  3. 遊技機を設置する遊技機島の下方に設けられる腰板の少なくとも表側または裏側に配設され、弾性変形によって押さえることにより、前記腰板の取付位置がずれないように維持する維持部材を備えている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の腰板保持部材。
  4. 遊技機を設置する遊技機島の下方に設けられる腰板を保持する部材であって、長手方向に延びる溝を有し、その溝に前記腰板の端部を嵌め込むことにより該腰板を着脱可能に保持する腰板保持部材において、
    前記溝が、前記腰板の表面側に配置される表ガイド部と、前記腰板の裏面側に配置される裏ガイド部と、前記腰板の端面側に配置される端部ガイド部とによって形成されており、
    前記溝に嵌め込まれた前記腰板の端部を弾性変形によって押さえることにより、前記腰板の取付位置がずれないように維持する維持部材を備え
    前記維持部材は、長手方向に間隔をあけた複数の箇所それぞれに、前記維持部材を横断するスリットを有する
    ことを特徴とする腰板保持部材。
  5. 前記維持部材が、前記溝に嵌め込まれた前記腰板の端部を前記表ガイド部側に押圧している
    ことを特徴とする請求項4に記載の腰板保持部材。
  6. 前記維持部材が、腰板保持部材本体に一体成形されている
    ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の腰板保持部材。
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