JP4491648B2 - ネットワークサーバ及びその制御方法とそのプログラム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、消費者製品の返送を実行するためにコンピュータ及びネットワークを利用するネットワークサーバ及びその制御方法に関する。好ましい一実施例においては、本発明は、使用済の消耗品の消費者から、回収及び再利用を含めて廃棄のためにメーカにより予め選択された宛先まで返送するのを容易にするためのネットワークサーバ及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
多種多様な理由により製品を消費者からメーカに戻すことが望ましい状況は数多く存在する。例えば、レーザトナーカートリッジの分野では、使用済カートリッジの全体又はその一部を回収又は再利用することなどによりメーカが廃棄処分できるように、そのカートリッジを消費者からメーカに戻すことが望ましい。そのようなシステムにより、メーカは新たなカートリッジを製造するためにカートリッジのいくつかの部分を再利用でき、他の部分をスクラップ材料とし、それらをまた再利用できる。このようにしてカートリッジを廃棄処分することで、メーカは新たなカートリッジをより安価に製造できると共に、環境にも非常に好ましい効果が及ぶ。
【0003】
鈴木他の米国特許第5,965,858号は、メーカの物品再利用プログラムを提案している。その特許では、物品は製造工場で製造されて小売店へ配送され、小売店で顧客により購入される。顧客が所定の期間に亙って物品を使用した後、その物品は地元の廃棄場所に捨てられ(又は小売店に届けられ、その後、小売店が廃棄場所へ送り出し)、廃棄場所でカテゴリ又は等級に基づいて分類され、その後、適切なリサイクリング施設へ送られる。しかし、鈴木他の特許では、物品が顧客から廃棄場所へどのようにして移動されるのかの詳細に全く触れられていない。
【0004】
廃棄処分のために消費者製品の配送を実行する従来の方法の1つは、新たに購入される製品と共に、予め許可を受けた発送ラベルを含めるという方法である。そのようなラベルには、通常、事前に選択された宛先(メーカのリサイクリング施設など)が予め印刷されており、特定の運送業者(例えば、United Parcel Serviceなど)の許可を事前に受けている。消費者が製品を使い切り、返送しようとする状況になると、消費者は製品についてきたラベルを見つけ出し、製品を収納すべき箱を見つけ出し、ラベルを貼付し、ラベルを貼付した箱に製品を入れて発送する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述の方法は一般的には良い方法であり、製品廃棄プログラムを実行するために使用されて、極めて良好な結果をもたらしてきた。しかし、この方法にはいくつかの重大な欠点があり、その多くは、この方法が基本的には状況の変化に応じて容易に修正できない、発展性及び適応性に欠けるシステムであることに由来している。例えば、元のパッケージに含まれるラベルをなくしてしまうと、消費者は製品の返送を容易に行うことができない。
【0006】
この従来の方法に関連するもう1つの欠点は、消費者製品が最初に包装される時点でメーカが製品返送の宛先を選択しなければならず、その後に宛先を変更できないということである。また、製品が最終的に誰の手に渡るかをメーカが知る前に、製品の包装の時点でこの選択が行われなければならないため、製品を特定の消費者に適合させることは不可能である。従って、メーカは、返送されるべき消費者製品を、その消費者により近い宛先に誘導し、それにより、発送費用を安くすることができない。
【0007】
製品返送を処理する従来の方法の別の欠点は、この方法が返送プロセスの間に消費者との対話を実行させるモードを提供しないことである。実際、製品メーカは、通常は返送されるパッケージがどこを起点としていたか、又は返送されるパッケージに製品が入っているのかどうかを見分けることができない。
【0008】
更に、消費者製品と共に事前に許可を受けた発送ラベルを包装することで、メーカはその発送ラベルに指示されている運送業者サービスに拘束されてしまう。これにより、メーカが最も安い費用を獲得するために利用できる運送業者サービスと交渉する可能性が縮小される。
【0009】
従って、全く新しい方式を採用し、且つ先に説明した従来の方法と関連する欠点を克服する、消費者製品の返送を実行するシステム及び方法が必要とされている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本願は斯かる目的の下になされたもので、その一つの発明のネットワークサーバは、クライアント端末とネットワークを介して通信可能で、消費者製品の返送のための発送ラベルデータをクライアント端末に送信するネットワークサーバであって、前記クライアント端末から少なくとも消費者製品の所在場所を示す所在情報及び前記消費者製品を識別するための製品識別情報とを受信する受信手段と、返送されるべき製品の識別情報、製品の返送元の地域情報、製品が返送されるべき返送宛先情報、発送を実行すべき運送業者サービスの情報とを互いに関連付けて記憶するデータベースと、前記データベースに記憶された情報と前記受信手段で受信した前記所在情報前記製品識別情報とに基づいて前記消費者製品の返送宛先と運送業者サービスとを決定する決定手段と、前記決定手段により決定された前記返送宛先と前記運送業者サービスを識別する情報とを少なくとも含む発送ラベルデータを生成する生成手段と、前記生成手段により生成された発送ラベルデータを前記クラインアント端末へ送信する送信手段とを有することを特徴とする。
【0011】
また、その一つの発明のネットワークサーバの制御方法は、クライアント端末とネットワークを介して通信可能で、返送されるべき製品の識別情報、製品の返送元の地域情報、製品が返送されるべき返送宛先情報、発送を実行すべき運送業者サービスの情報とを互いに関連付けて記憶するデータベースを備え、消費者製品の返送のための発送ラベルデータをクライアント端末に送信するネットワークサーバの制御方法であって、受信手段が、前記クライアント端末から少なくとも消費者製品の所在場所を示す所在情報及び前記消費者製品を識別するための製品識別情報とを受信する受信ステップと、決定手段が、前記データベースに記憶された情報と前記受信ステップで受信した前記所在情報前記製品識別情報とに基づいて前記消費者製品の返送宛先と運送業者サービスとを決定する決定ステップと、生成手段が、前記決定ステップで決定された前記返送宛先と前記運送業者サービスを識別する情報とを少なくとも含む発送ラベルデータを生成する生成ステップと、送信手段が、前記生成ステップで生成された発送ラベルデータを前記クラインアント端末へ送信する送信ステップとを有することを特徴とする。
【0012】
また、その一つの発明のプログラムは、クライアント端末とネットワークを介して通信可能で、返送されるべき製品の識別情報、製品の返送元の地域情報、製品が返送されるべき返送宛先情報、発送を実行すべき運送業者サービスの情報とを互いに関連付けて記憶するデータベースを備え、消費者製品の返送のための発送ラベルデータをクライアント端末に送信するネットワークサーバの制御方法をコンピュータに実行させるために、該コンピュータを、前記クライアント端末から少なくとも消費者製品の所在場所を示す所在情報及び前記消費者製品を識別するための製品識別情報とを受信する受信手段と、前記データベースに記憶された情報と前記受信された前記所在情報前記製品識別情報とに基づいて前記消費者製品の返送宛先と運送業者サービスとを決定する決定手段と、前記決定された返送宛先と運送業者サービスを識別する情報とを少なくとも含む発送ラベルデータを生成する生成手段と、前記生成された発送ラベルデータを前記クラインアント端末へ送信する送信手段とを有するネットワークサーバとして機能させることを特徴とする。
【0016】
本発明の上述の目的、態様及び利点並びにその他の目的、態様及び利点は、図面と関連させた以下の本発明の好ましい実施例の簡単な説明から更に良く理解されるであろう。
【0017】
[好適な実施例の説明]
「消費者」は、一般に、消費者製品を返送することを希望する人物又はエンティティ(entity)を意味する。好ましい実施例では、消費者は返送されるべき製品を実際に購入、消費し、消費者プロファイルを維持することができる個人又はエンティティである。しかし、最も広い意味の実施例においては、消費者は単に消費者製品の返送を実行するエンティティである。
【0018】
「メーカ」は、消費者製品の返送を編成し且つ許可する人物又はエンティティである。好ましい実施例では、消費者製品の返送を編成し且つ許可するエンティティは、実際には、以下に更に詳細に説明するように、その製品を実際に製造したエンティティであり、本発明のシステムを使用して製品の使用情報及び消費者情報を追跡する。とはいえ、ここで広い意味で開示する通り、このことはシステム及び方法には要求されない。
【0019】
「消費者製品」又は時によっては単に「製品」は、世に出ているあらゆる製品を意味する。好ましい一実施例では、返送されるべき消費者製品は、例えば、レーザプリンタの再利用可能なトナーカートリッジのような再利用可能製品である。しかし、本発明に従って製品の返送を実行するシステム及び方法はどのような消費者製品の返送にも適応できる。
【0020】
「コンピュータ」は1台のコンピュータ又は互いに対話する複数のコンピュータから成るシステムのいずれを指していても良い。一般的に言えば、コンピュータはハードウェアシステムと、ソフトウェアオペレーティングシステムと、おそらくは1つ或いはそれ以上あるソフトウェアアプリケーションプログラムとの組み合わせである。コンピュータの例としてはDOS, Windows(登録商標)、OX/2又はLinuxなどのオペレーティングシステムを有するIBM型パーソナルコンピュータ(PC);Macintoshコンピュータ;JAVA(登録商標)-OSオペレーティングシステムを有するハードウェア;UNIX(登録商標)オペレーティングシステムを有するSun Microsystems及びSilicon Graphicsワークステーション;PalmPilots;及びPilotPCなどがあるが、それらには限定されない。
【0021】
「ネットワーク」はデータの送信を可能にする2つ以上のコンピュータの接続を意味する。ネットワークの一例はインターネットである。
【0022】
「クライアント/サーバ」アーキテクチャは、ネットワーク上の各コンピュータ又はプロセスが「クライアント」又は「サーバ」のいずれかであるネットワークアーキテクチャである。「サーバ」は、ネットワーク資源を管理し且つネットワーク上の第三者からの要求を受信して、それらの要求に応答するように動作可能であるネットワーク上のコンピュータ又は装置である。要求は「クライアント」、通常は、パーソナルコンピュータ又はワークステーションで実行され且つサーバに依存していくつかの動作を実行するアプリケーションによりサーバへ送信される。
【0023】
「ユーザ識別情報」は、一意性をもって1人の消費者を記述し、且つユーザID及びパスワード情報を含むが、これらには限定されない消費者情報である。
【0024】
「ウェブページ」はHTML(ハイパーテキストマークアップ言語)又はVRML(バーチャルリアリティモデリング言語)、ダイナミックHTML、XML(拡張マークアップ言語)又はそれに関連するコンピュータ言語を含むが、それらには限定されないマークアップ言語で書き込まれた文書、並びに1つの特定のインターネットアドレスを介して又は1つの特定のウェブサイトで到達可能であるそのような文書、又は特定のURL(ユニフォームリソースロケータ)を介して入手可能な何らかの文書の集合体を意味する。
【0025】
「ウェブサイト」は、1つの論理的に矛盾のないグループを形成するように仮想接続された少なくとも1つのウェブページ、好ましくは複数のウェブページである。
【0026】
「ウェブブラウザ」は、コンピュータで実行され、ウェブサイト上のウェブページからのテキスト又はグラフィックス、或いはその双方を表示することができるクライアントソフトウェアプログラムを意味する。このウェブブラウザの例としては、Netscape,Navigator及びMicrosoft Internet Explorerがあるが、それらには限定されない。
【0027】
「ウェブサーバ」は、少なくとも1つのウェブページでウェブブラウザに対してサーブすることが可能であるサーバである。
【0028】
「ウェブページを表示する」という語句は、コンピュータユーザが利用可能であるウェブページ上に情報の少なくとも一部をレンダリングするために必要な全てのアクションを含む。従って、この語句は静止図形情報の静止視覚表示、音声情報の可聴再生、アニメーションの動画視覚表示、及びビデオストリームデータの視覚表示を含むが、それらには限定されない。
【0029】
本発明の場合、ソフトウェアアプリケーションは実質的には適切などのようなプログラミング言語で書き込まれることも可能であり、そのプログラミング言語は当業者により容易に選択することができるであろう。選択されるプログラミング言語は、ソフトウェアアプリケーションを実行するコンピュータ、特にコンピュータのオペレーティングシステムに適合すべきである。適切なプログラミング言語の例にはC,C++,CGI,Java(登録商標)及びJava(登録商標) Scriptsがあるが、それらには限定されない。更に、1つの方法の一連の過程として説明される場合、本発明の機能は、本発明をソフトウェア、ファームウェア又はハードウェアとして、或いはその組み合わせとして実現できるように、データプロセッサにより動作されるべき一連のソフトウェア命令として実現されることが可能であろう。
【0030】
本発明のシステムの一例を図1に概略的に示す。図示されているように、システムは、データベースサーバ150及びネットワーク120に動作可能に接続されたメーカのウェブサーバ110を含む。ネットワーク120は、例えば、インターネットであっても良い。ネットワーク120にはクライアントコンピュータ100(消費者側クライアントコンピュータなど)も接続されており、クライアントコンピュータ100は、以下に更に詳細に説明する方法において、発送ラベル170を印刷することができるプリンタ(好ましくはレーザープリンタ)160に接続されている。
【0031】
データベースサーバ150は、格納情報が互いに所定の関数により互いに関連付けられた行と列のテーブルに配列されており、且つ構造問い合わせ言語(SQL)などのデータベース問い合わせプロトコルによりアクセス可能であるリレーショナルデータベース管理システムであるのが好ましい。
【0032】
図1の概略図は単なる一例であり、数多くの変形が簡単に可能であることは容易に理解されるであろう。例えば、各々のコンピュータ100及び110は独自のネットワークに接続されていても良く、それらのネットワークはネットワーク120に接続される。また、システムは複数のクライアントコンピュータ及び複数のウェブサーバによって実現されても良い。その他にも同様に変形例が存在する。
【0033】
クライアントコンピュータ100は、インターネットとの間にインタフェースを構成するように通信ハードウェア及びグラフィカルユーザインタフェース(GUI)機能を有するオペレーティングシステムを含むのが好ましく、Netscape Navigator又はMicrosoft Internet Explorerなどのワールドワイドウェブ(ウェブ)ブラウザソフトウェアがロードされ、ウェブ上のハイパーテキストトランスポートプロトコル(HTTP)サーバとの間で、ハイパーテキストマークアップ言語(HTML)書式の読み取り及び送出を実行するように動作可能であるのが好ましい。クライアントコンピュータ100は、サーバからブラウザによりダウンロードされるJava(登録商標)アプレットなどを実行するための仮想機械として機能するように動作可能であるのが好ましい。具体的には、クライアントコンピュータ100は、以下に説明するように、消費者情報をメーカのサーバコンピュータに供給することができなければならない。メーカのウェブサーバ110はハードウェア、HTTP準拠ソフトウェア、オペレーティングシステム、及び入力問い合わせ及びデータの供給源とインタフェースするための共通ゲートウェイインタフェース(CGI)ソフトウェアを含むのが好ましい。ウェブサーバ110は消費者情報を受信し、この消費者情報をデータベースサーバ150に格納する。
【0034】
図1は、顧客の所在場所からメーカにより指定された場所までなどの、返送されるべき製品の実際の運送を実行する運送業者サービスのウェブサーバを表す運送業者のウェブサーバ180を更に示す。そのような運送業者の例としてはUnited States Post Office,United Parcel Service,Federal Expressなどがある。メーカのウェブサーバ110は、ネットワーク120を介して運送業者のウェブサーバ180と通信する。運送業者のウェブサーバ180は独自のデータベースサーバ190に動作可能に接続されている。実際には、言うまでもなく、メーカは2社以上の運送業者を利用でき、その場合、複数の運送業者のウェブサーバとデータベースサーバがシステムの一部を成すであろう(運送業者のウェブサーバ180N及びデータベースサーバ190Nにより示す通り)。
【0035】
図2を参照して、好ましい一実施例による本発明の動作を説明する。図2に示すように、製品を返送することを決定した消費者は、まず、例えば、クライアントコンピュータ100のウェブブラウザにウェブページのURLを入力することにより、ウェブページを検索し且つ表示するためにウェブサーバ110に接続する(S210)。今日の経済活動においては日常的な行為であるこのアクションを一般にメーカの「ウェブサイトを訪れる」という。URLは、商品の当初の包装の中又は包装上に、製品を返送することを希望した場合にウェブページを検索するための指示と共に消費者に提供されていても良い。
【0036】
最初に接続時にウェブサーバ110がクライアントコンピュータ100に対してサーブできるであろうウェブページ30の一例を図3に示す。図示されているように、このウェブページは顧客がそのプログラムを使用するのが初めてであるか、又は以前にプログラムを使用したことがあるかを尋ねる(S220)。顧客の応答用として2つのボタン31及び32が設けられている。顧客が始めてプログラムを使用する場合、ウェブサーバは、図4に示す例のウェブページ40のように、消費者にそのプログラムに登録させるウェブページをサーブする。このウェブページは、消費者に様々なデータを入力させる(又は入力することを要求する)複数のフィールドと、その情報をウェブサーバへ送信するための実行ボタン41とを含むCGI書式である。情報が受信されると、その情報はデータベースサーバ150に格納される。図4に示す特定のフィールドが単なる例であることは言うまでもなく、それらのフィールドの全て又は一部に加えて、或いはそれに代わって他のフィールドを使用しても差し支えない。
【0037】
消費者製品を消費者に最も近い施設へ誘導するためには、消費者の名前と住所を使用するのが有利であろう。例えば、再利用プログラムを運営している特定のメーカが合衆国の東海岸と西海岸にそれぞれ1つずつの2つのリサイクリング施設を設置することを決定したとする。メーカは、2つの施設のうち、消費者にとって最寄りの施設へ製品を誘導するように、消費者の所在場所を要求すれば良い。
【0038】
ウェブページ40の書式を提示するとき、ウェブサーバは、図5のウェブページ50のように、消費者にユーザ識別情報(「ユーザID」)及びパスワードを指定させるウェブページをサーブする。ウェブサーバによりそれらのデータが受信されると、ウェブサーバはデータをデータベースサーバ150に格納し、図6に示すように、消費者が指定したユーザIDを確認するウェブページをクライアントコンピュータ100に対してサーブする(S222)。
【0039】
ウェブサーバによりユーザIDが確定されれば、消費者は製品の返送を実行するために登録ステップS221及びS223を実行する必要がない。2回目以降の訪問の際には、ウェブサーバは、図7に示すウェブページ70のような、既に確定されたユーザID及びパスワードを入力する(S222)ための書式を提供するウェブページをサーブする。
【0040】
別の実施例においては、ユーザIDとパスワードの情報は消費者により手動操作で入力されるのではなく、最初の登録プロセスの間にウェブサーバによりクライアントコンピュータ100に配置されたクッキーファイル(cookie file)を介して自動的に提供される。
【0041】
いずれの場合にも、ウェブサーバがユーザID及びパスワードの情報を受信すると、ウェブサーバはそのユーザIDが妥当であるか否かを判定するために妥当性の検査を実行する(S224)。具体的には、ウェブサーバは、クライアントコンピュータから受信された情報をデータベースサーバ150に格納されている消費者情報と比較する。従って、与えられたユーザIDが存在しない場合、又は与えられている消費者の名前情報と一致しない場合には、例えば、消費者はユーザIDを再入力するためにウェブページ70を再度サーブされても良い。
【0042】
妥当性検査が成功したのに続いて(又はユーザがウェブページ60の続くボタン61を初めてクリックしたのに続いて)、ステップS230でクライアントコンピュータ100は図8に示すウェブページ80をサーブされる。ウェブページ80は、返送されるべき製品に関する情報を示すデータを入力するための書式を提供する。この情報は、通常、どの種類の製品が返送されることになるかを示す情報を含むと考えられ、製品の型式又はテキスト記述であっても良い。この情報は、キーボードなどを介してユーザにより入力されても良いし、或いはプルダウンメニューなどの形態で提供される返送可能製品のリストからユーザが1つの製品を選択することにより入力されても良い。入力された製品種類情報は、S224でユーザ識別情報の妥当性に関連して実行されるのと同じ種類の妥当性の検査を受ける。即ち、入力された製品が妥当な製品であるか否かを判定するために、入力された製品はデータベースサーバ150に維持されている製品のリストと比較される。妥当な製品でない場合、クライアントコンピュータ100に適切なメッセージが戻される。
【0043】
製品の種類が妥当であれば、以下に記載するように、宛先を判定し、且つ発送ラベルデータを送信する。本発明の好ましい一実施例では、製品識別情報は製品の一般的な種類(例えば、「レーザトナーカートリッジ」)を示す情報のみならず、特定の製品の製造番号の指示も含む。そのような場合、その製造番号をデータベースサーバ150に維持されている製造番号のリストにある製造番号と比較することにより、製造番号も妥当性検査を受ける。本発明の好ましい一実施例では、クライアントコンピュータ100から製品情報を受信した後、ウェブサーバ110は、消費者の製品の使用に関する情報を入力するための書式を提供するウェブページをサーブする。そのような使用情報は、例えば、消費者が製品を家庭用として使用しているのか又はオフィス用として使用しているのか;消費者が使用している製品の量;消費者が製品に支払った金額;消費者が製品を購入した又は知った場所;及びメーカが関心を持っているその他の無数のデータを含むと考えられる。この情報は、ウェブサーバにより受信されると、データベースサーバ150に格納される。このような情報により、データベースサーバは特定の消費者に関してのみならず、返送される特定の製品に関しても豊富な情報を維持することができる。
【0044】
本発明の別の好ましい実施例においては、使用中に消費者製品に関する情報を収集する小型チップが製品に設けられている。製品がプリンタカートリッジである場合、情報は印刷枚数、カートリッジが使用されるプリンタの型、又は小型チップが記録するようにプログラムできる製品に関する他のあらゆる情報を含むことができる。この情報は、返送された製品から検索された後、データベースサーバ150に追加できる。小型チップから収集された製品情報をデータベースサーバ150において、例えば、製品の製造番号によって、特定の消費者と関連付けても良い。このようにすると、メーカは製品の寿命を更に精密に監視することができる。
【0045】
製品情報が入力され、ウェブサーバにより受信された後、ウェブサーバはその消費者製品の製品返送宛先と、その運送を処理する運送業者サービスとを選択する(S240)。一般に、ウェブサーバ110は、製品をそれが処理される施設へ送出する製品の種類に従って、その製品の宛先を判定する。例えば、再利用のためにレーザトナーカートリッジが返送される場合、そのリサイクリングを実行できる宛先が選択される。更に、発送費用を最小限に抑えるために、消費者に最も近い適切な宛先を選択して、消費者の所在場所に従って宛先を厳密に選定しても良い。データベースサーバは利用可能な全ての宛先、その場所及び処理能力のリストを維持しており、特定の製品の宛先を判定する際にウェブサーバ110によりアクセスされる。
【0046】
データベースサーバ150には、全ての運送業者サービス及び指定の運送に関するそれら運送業者の料金のリストも維持されている。ウェブサーバ110は、返送されるべき製品の性質(その重量及び寸法など)並びに回収地点及び配送地点が与えられたとき、どの運送業者サービスが最も経済的であるかを判定するために、この情報もアクセスする。料金の変更、新たに取り決められた契約などを示すために、運送業者のサーバ150は定期的に更新されるのが好ましい。
【0047】
宛先及び運送業者サービスが選択されたならば、ウェブサーバは発送ラベルデータを生成する(S250)。この発送ラベルデータは、選択された宛先及び運送業者サービスの識別情報を含む発送ラベルをプリンタ160に印刷するように指示するのに十分なデータを含む。この発送ラベルデータは、ラベルが貼付される荷物の発送が予め許可されていること、及び受取人(即ち、メーカ)が発送費用を支払うことを示す現実化コードをラベルに印刷するために必要なデータを更に含む。更に、この発送ラベルデータは、送り主の住所を印刷するために必要なデータを含むのが好ましい。
【0048】
この発送ラベルデータはウェブサーバ150から送信され(S260)、クライアントコンピュータ100により受信される(S270)。このクライアントコンピュータは、発送ラベルを印刷する(S280)ためのプリンタ160に動作可能に接続されている。好ましい一実施例では、この発送ラベルデータは、消費者がクライアントコンピュータに追加ソフトウェアをインストールすることなくラベルを印刷できるようなフォーマットで送信及び受信される。いずれにせよ、返送されるべき製品は消費者により適切に包装され、それに印刷済みラベルが貼付される。
【0049】
配送ステップ(S290)は、例えば、United States Postal Service,United Parcel Service,Federal Expressなどの運送業者サービスにより実行される。通常、運送業者サービスは消費者から荷物を収集し、その発送ラベルに印刷されている宛先へ荷物を配送する。
【0050】
実際には、発送ラベル上の許可を受けるのは運送業者サービスであるので、通常、運送業者サービスは、発送ラベルデータの送信を許可するようにメーカと契約を結んでいる。従って、一般に運送業者サービス自体がネットワークを介して許可情報を受信し、送信する。
【0051】
別の独立した実施例においては、クライアントコンピュータは消費者の家庭又は施設ではなく、受領場所に配置されている。この受領場所は、様々に異なる消費者が、返送されるべき製品を届ける場所であっても良い。この実施例では、受領場所は、消費者が先の実施例においてユーザID及びパスワードを獲得したのと同じ方法でこの情報を獲得する。しかし、クライアントコンピュータからメーカのウェブサーバへ送信される消費者情報の一部として、追加消費者情報「要求するボックスの個数」が要求される。
【0052】
先の実施例と同様に、製品の種類及び消費者情報に基づいて適切な製品宛先が選択される。しかし、先の実施例のように、発送ラベルデータをクライアントコンピュータへ送信するのではなく、その発送ラベルを貼付できる空ボックスが受領場所へ郵送される。この後、発送ラベルデータの送信及び受信と、発送ラベルの印刷が、先に説明した実施例の場合と同じように進行する。いくつかの製品がボックスに詰められ、ボックスは運送業者サービスにより選択された宛先へ配送される。
【0053】
図9は、本発明の一実施例に従ったクライアントコンピュータ100(この例では消費者側クライアントコンピュータ)とウェブサーバ110(この例ではメーカのウェブサーバ)との対話を示すフローチャートである。このプロセスは、クライアントがサーバをアクセスするS9000で始まる。サーバはS9010でアクセス要求(又は、以下に説明するようなデータ)を受信し、ステップS9020〜S9030で、その要求を解析し且つ処理する。サーバはS9040でクライアントに対して適切なウェブページをサーブする。適切なウェブページの一般的な例の1つは、消費者に何らかの情報(即ち、データ)を入力することを促す書式である;更に特定した例については以下に論じる。
【0054】
S9050で、クライアントはサーバによりサーブされたウェブページを受信し、それを表示する。S9060で、消費者はページにより要求されるデータ(そのようなデータがあれば)を入力し、クライアントは消費者に対してそのデータをウェブページ上に表示する。S9070で、クライアントは、例えば、消費者が表示されたページの実行ボタンをクリックするなどのトランザクションが消費者により実行されるまで待つ。トランザクションが実行されると、クライアントはS9080へ移行し、その消費者により入力されたデータが、クライアントによりサーバへ送信される。そのようなデータの受信により、サーバはS9010に戻る。S9010に続いて、サーバは先に説明したステップの各々を通過してS9040に至り、そこでサーバは、そのクライアントに対して別のウェブページをサーブする。このクライアントがサーバから必要な全てのウェブページを受信し、必要な全てのデータをサーバに提示し終わるまで、このプロセスが繰り返される。
【0055】
最初のアクセスの時点でサーバによりクライアントにサーブできるウェブページの特定の一例を図10Aに示す。このページは、以下に更に詳細に説明するように、製品の返送を実行するためのボックス及び/又は発送ラベルを要求するプロセスを開始するために必要とされる次のウェブページを獲得するために、消費者がクリックオンするハイパーリンク1000(「ここ」という言葉)を含む。この他のウェブページの例を図10B〜図10Nに示すが、以下、その多くについても参照する。
【0056】
ハイパーリンク1000をクリックした後にクライアントに対してサーブされる次ページの一例を図10Bに示す。このページを通して、登録済みユーザは、自身のEメールIDとパスワードをフィールド1001及び1002にそれぞれ入力し、「ログイン」ボタン1003をクリックすることにより、システムにログインすることができる。或いは、登録済みユーザがパスワードを忘れてしまった場合、ユーザはハイパーリンク1004をクリックすることによりパスワードを提供される。最後に、未登録の消費者は「今すぐ登録を!」ボタン1005をクリックすることにより登録プロセスを実行すれば良い。
【0057】
「今すぐ登録を!」ボタン1005をクリックした消費者に対してサーブされるウェブページの一例を図10Cに示す。このページには、必要情報(例えば、氏名、ユーザの種類、住所、市、州、郵便番号、Eメール、パスワード及びパスワード確認)と、任意情報(例えば、役職名、会社名、電話番号)の双方を入力するための複数のフィールド、並びに入力データを実行するためのボタン1006及び書式をリセットするためのボタン1007が設けられている。更に、このページには、新たな製品又はサービスのオファーに関する通知を希望するか否かを示すためのフィールド1008が更に設けられていても良いであろう。図示されているように、ユーザの種類フィールド及びフィールド1008にはデフォルト入力が提示されている。いずれにせよ、消費者により入力された全てのデータは、図9に概要を示したステップ及び以下に記載する手続きに従って解析及び処理を実行するために、クライアントによりサーバに提供される。図10Cのウェブページにより要求される情報を消費者が提供した後、消費者の登録はサーバにより確認され、関連するクライアントには、図10Bのウェブページが再度サーブされ、新規登録ユーザはそのウェブページを介して新たに獲得されたEメールID及びパスワードを使用してログインすれば良い。
【0058】
「パスワードを忘れた?」ハイパーリンク1004をクリックした消費者に対してサーブされると考えられるウェブページの一例を図10Dに示す。このページはEメールアドレスを入力するためのフィールド1009と、それを実行するためのボタン1010とを含む。実行後、入力データ(即ち、Eメールアドレス)はサーバに提供され、サーバはそれを解析し処理して、データをデータベースに格納していた適切なパスワードと相関し、そのパスワードを消費者に対して与えられたEメールアドレスへEメールを介して提供する。登録済みユーザに、忘れてしまったパスワードを通知するこのプロセスは当該技術では良く知られている。いずれにせよ、図10Dの書式がサーバへ提出された後に、関連するクライアントには、パスワードが送信されたことを通知し、且つ図10Bのログインページを獲得するための「次へ」ボタン1011を提供する図10Eの例のウェブページが提供される。
【0059】
ログインプロセスが成功したクライアントに対してサーブされる「ようこそ」ウェブページの一例を図10Fに示す。このページは歓迎メッセージと、左側のハイパーリンク1012〜1016の内の1つをクリックすることにより、いくつかのメニューオプションの内の1つを選択することを消費者に促すメッセージ1017とを含む。ハイパーリンクのいくつかの例として、「容器を返送」ハイパーリンク1012(返送プロセスを開始する);「返送履歴を見る」ハイパーリンク1013(関連消費者により返送されたことがある、又は返送される途中である製品の包括的履歴を閲覧する);「プロファイルの更新」ハイパーリンク1014(例えば、Eメールアドレスを変更することなどにより、消費者に自身のユーザプロファイルを更新させる);「サイトフィードバック」ハイパーリンク1015(サイトに関するフィードバックを消費者に与える);及び説明を要しない「終了(Exit)」ハイパーリンク1016がある。当業者には容易に明白になるであろうが、これらのメニューオプションは単なる例であり、その他のオプションも可能である。本発明の好ましい一実施例においては、消費者がいつでもメニューオプションハイパーリンク1012〜1016をアクセスできるように、「ようこそ」ウェブページに続く全ての又は一部のウェブページは、左側にそれらのハイパーリンクの全て又は一部を表示する。
【0060】
「容器を返送」ハイパーリンク1012が選択された時にクライアントに対してサーブされるウェブページの一例を図10Gに示す。このページは返送されるべき製品の厳密な種類を入力するためのフィールド1018と、返送されるべき製品の数量を入力するためのフィールド1019とを含む。製品が大型機械と関連して使用される消耗品(例えば、レーザプリンタと関連して使用される消耗品のレーザトナーカートリッジなど)である場合、機械(例えば、レーザプリンタ)の型式を入力するための追加フィールド1020及び機械の特定の製造番号を入力するためのフィールド1021が更に設けられても良いであろう。いずれにせよ、フィールド1018〜1021の情報は消費者がそれをキーボードからタイプ入力により入力されるか、或いは周知のプルダウン型メニューの使用により入力され、多くの場合、後者の方法が好ましい。図10Gのウェブページは、発送ラベルを選択するためのフィールド1022aと、多数発送用ボックスを選択するためのフィールド1022bとを更に含む。図中、フィールド1022aがデフォルトにより選択されている。また、入力データをサーバへ提示するためのボタン1023及び書式をリセットするためのボタン1024も含まれていることは言うまでもない。
【0061】
消費者が多数発送用ボックス(フィールド1022b)を要求すると、図10Hのように、組み立て前のボックスが発送されることを通知し、且つボックスが一杯になったならば、消費者が発送ラベルを獲得するために再びウェブサイトを訪れることを要求するページが、クライアントに対してサーブされるであろう。この種の大量返送は個別の製品返送より効率が良く、費用がかからず、且つ環境にやさしい。加えて、このように発送ラベルの配給を遅らせることで、製品を送り出す宛先及び運送業者のアイデンティティに関する決定をできる限り実際の発送日に近い日付で行うことができ、それにより、最適の決定を行えるという点で、システムはより一層ダイナミックになる。例えば、多数発送用ボックスが要求された時点で、メーカが運送業者Xから最も有利な料金を獲得したが、その後、消費者がボックスを一杯にする前に、運送業者Yからの更に有利な料金の交渉を受けたと想定する。その場合、発送ラベルの配給を遅らせることで、メーカは運送業者Xではなく、運送業者Yを利用できるようになり、ボックスを最も有利な料金で発送することが可能になるであろう。
【0062】
大量返送の利点を考慮すると、状況によっては、消費者にインセンティブを与え、消費者に大量返送の手段を選択すること、例えば、まず、多数の製品を保持できる発送ボックスを要求し、その発送ボックスが一杯になるまで、発送ラベルの要求及び実際の返送を行うのを遅らせることを勧めるのが好ましいであろう。そのようなインセンティブの一例は、多数発送用ボックスが注文されたとき、又は一杯になった多数発送用ボックスを受け取った後に、消費者にクーポンを提供することである。このクーポンは、製品を無料にする、製品の購入価格を何パーセントか値引きする、製品の購入価格を一定額割引するなどであっても良い。このクーポンはハードコピーの形で消費者の住所へ郵送されるか、或いはウェブページなどの電子形態で消費者に提供され、消費者の側で印刷されるか、又はEメールを介して提供されることが可能であろう。このインセンティブのもう1つの例は、多数発送用ボックスを注文又は返送する消費者をコンテストに参加させ、賞品を与えることである。賞品を誰が獲得するかを無作為に定期的に(例えば、1ヶ月に1回)判定し、ウェブページで又はEメールを介して通知することが可能であろう。
【0063】
勧誘の効果を最大にするために、多数発送用ボックスを注文及び/又は使用することに関連するインセンティブがあることを消費者に表示するように、図10Gのウェブページを修正すべきである。これを実行する好都合な方法の1つは、「Click Here For Information On Our Multiple Shipment Box Incentive Program(多数発送用ボックスによるインセンティブの情報はここをクリックして下さい)」のようなメッセージでラベル付けされたボタンを設けることである。そのボタンをクリックすると、大量返送の利点を説明し、消費者に大量返送を実行するように勧め、その時点で提供されているインセンティブの詳細の概要を示す新たなウェブページがサーブされる(又はウィンドウが開かれる)ことになるであろう。
【0064】
尚、上述のインセンティブプログラムは消費者に個別返送ではなく、大量返送を実行するように勧めるために適用可能であるばかりでなく、まず第1に返送を行うためにこのシステムを使用するように消費者に勧めるためにも適用可能である。そのような勧誘は、例えば、回収や再利用を含めた廃棄のために、使用済の消耗品を返送することを容易にするために本発明を利用する場合など、消費者に対して返送に際してのインセンティブが他にないと考えられるような製品の返送に本発明を利用する場合に特に有益である。
【0065】
図10Gに戻り、消費者が発送ラベルを要求した場合(フィールド1022a)、クライアントは図10Iのようなページを次にサーブされるであろう。このページは、送り主情報1025及び容器情報1026を含めて、提供されるであろう発送ラベルの詳細な事項を指示する。消費者は、情報が正確である場合はラベルを印刷するために「継続」ボタン1027をクリックし、送り主情報を編集する必要がある場合には「プロファイル更新」ハイパーリンク1014をクリックするように促される。消費者がラベル要求をキャンセルしたい場合に備えて、「キャンセル」ボタン1028も設けられている。
【0066】
図10Iのウェブページは、実際の発送ラベル1029のグラフィック表現を更に含む。更に、そのページは、実際のラベル1029をパッケージに貼付し、回収及びドロップオフを実行するための指示を含む。言うまでもなく、このラベル1029は、関連する荷物の発送を許可するために必要とされるもの全てを含んでおり、運送を実行する特定の運送業者のフォーマットである。また、このラベル1029は、送り主の住所1029a;宛先の住所1029b;荷物の重量1029c;及び運送業者が荷物の回収及び追跡を行うために使用する情報1029d(追跡番号及び何らかの機械読み取り可能なバーコードなど)を含む。この追跡番号は、要求に応じて運送業者によりメーカへ提供されても良く、或いは運送業者によりメーカに提供される規則に基づいて、メーカにより生成されても良い。
【0067】
本発明の好ましい一実施例では、図10Iのウェブページは、運送業者のドロップオフ施設の所在場所に関する情報を獲得するために消費者がクリックできるハイパーリンク1030を更に含む。この情報を提供するのに好都合な方法の1つは、単にクライアントに運送業者のウェブサイトを再び指示するという方法であり、少なくとも大規模な運送業者の場合には、そのウェブサイトは最寄りの施設の場所を識別するためのツールを既に含んでいる。或いは、メーカのサーバが運送業者のサーバへ消費者の住所を送信し、運送業者のサーバからその場所に最も近いドロップオフ現場の場所を受信することにより、メーカのサーバが直接にこの情報を提供することも可能であろう。図10Jは、消費者の地元の地域の地図のフォーマットを採っており、この情報を提供するウェブページの一例を示し、地図の中で「X」のマークは消費者の厳密な所在場所を表し、「C」のマークは運送業者の最寄りの施設の場所を表す。
【0068】
図10Kは、消費者が図10Fの(又は「返送履歴を見る」ハイパーリンクを含む何らかのウェブページの)「返送履歴を見る」ハイパーリンク1013をクリックしたときに表示されるウェブページの一例を示す。返送を行うたびに(図10Kには1回のみ示されている)、そのページは返送の日付と時間1031;追跡番号1032;運送業者1033の識別情報(この例では仮の運送業者「XYZ」);製品のアイデンティティ1034;数量1035;機械の型式1036;機械の製造番号1037;及び特殊ハイパーリンク「LABEL」1038を表示する。返送の日付と時間1031は、クライアントに発送ラベルが提供された日付と時間を表す。追跡番号1032は運送業者により(又は運送業者の規則に従ってメーカにより)割り当てられた追跡番号であり、それと関連する荷物に関する情報を獲得するためのハイパーリンクである。運送業者エントリ1033も、通常は運送業者のウェブサイトのホームページにつながるハイパーリンクである。ハイパーリンク1038は、フィールド1018〜1021が関連する概要ラインの1つと同じ情報で既に埋められている図10Gに示したウェブページのように、メーカのウェブサイトのページにリンクし、従って、既に返送された製品と同じである製品の発送ラベルを獲得するためのショートカットとして機能する。
【0069】
図10Lは、消費者が図10Fの(又は「プロファイル更新」ハイパーリンクを含む何らかのウェブページの)「プロファイル更新」ハイパーリンク1014をクリックしたときに表示されるウェブページの一例を示す。このページは、ページの最上部にある文章と、この書式が消費者の現在情報で既に埋められているということを除いて、最初の登録時に消費者に提供される図10Cのウェブページに極めて良く似ている。消費者は記入されている情報をそのままにしておくか、又は適宜編集すれば良い。しかし、機密保護の観点から、パスワード及びパスワード確認のフィールドには実際の文字ではなく、当該技術で一般に行われているように、アスタリスクを表示する。図10Lのウェブページには、データをサーバへ送信するための「更新」ボタン1039と、書式をリセットするためのボタン1040が更に設けられている。
【0070】
図10Mは、消費者が図10Fの(又は「サイトフィードバック」ハイパーリンクを含む何らかのウェブページの)「サイトフィードバック」ハイパーリンクをクリックしたときに表示されるウェブページの一例を示す。このウェブページは、ウェブサイトの品質及び製品返送プログラムに関する、消費者からのフィードバックから引き出される一連の質問(この例では4つの質問)を含む。質問のいくつかはイエス又はノーで答えられる質問であり;他の質問は「満足」、「どちらでもない」及び「不満足」のようにいくつかの段階に分けられた応答を提供する。また、自由にコメント文を記入するためのフィールドも設けられている。「フィードバック提出」ボタン1042をクリックすると、入力データはサーバへ送信される。このデータを受信すると、サーバはクライアントに図10Nに示す型のウェブページをサーブし、消費者にフィードバックを感謝すると共に、左側のメニューオプションのうちの1つを選択することにより次へ進むように求める。
【0071】
次に、図11A〜図11Cを参照して、本発明の好ましい一実施例に係る、アクセス要求及び/又はクライアントにより受信されたデータを解析し、且つ処理するときのメーカのサーバの動作(即ち、図9のS9020及びS9030)を説明する。このプロセスはS1101で始まる。S1102で、サーバは初めてのアクセス要求に応答しているか否か、即ち、図10Aのハイパーリンク1000(「ここ」)のクリックに応答しているか否かを判定する。応答が肯定であれば、S1103でサーバは図10Bのようなウェブページを作成し、サーブする。否定であれば、S1104でサーバは図10Bの「今すぐ登録を!」ボタン1005のクリックに応答しているか否かを判定する。応答が肯定であれば、S1105でサーバは図10Cのようなウェブページを作成し、サーブする。
【0072】
否定であれば、S1106でサーバは図10Bの「ログイン」ボタン1003のクリックに応答しているか否かを判定する。応答が肯定であれば、サーバはS1107〜S1110を実行する。S1107では、サーバは、EメールIDが妥当であるか及びパスワードがそれに対応しているかを判定するために、EメールID及びパスワード(即ち、フィールド1001及び1002に記入されたデータ)をデータベースに格納されているデータと比較することによりそれらのデータを認証する。S1108で、サーバはEメールID及びパスワードが是認されるか否かを判定し、是認されれば、S1109で図10Fの「ようこそ」ウェブページを作成し、サーブする。それらが是認されない場合には、S1110でサーバは消費者に再入力を勧告する再入力ウェブページを作成し、消費者にID及びパスワードを再入力する機会を与える。
【0073】
S1106でサーバが「ログイン」ボタン1003のクリックに応答していないと判定した場合、S1111でサーバは「バスワードを忘れた?」ハイパーリンク1004のクリックに応答しているか否かを判定する。応答が肯定であれば、S1112でサーバは図10Dのようなウェブページを作成する。S1113でサーバは消費者により入力、送信されたEメールアドレスを受信し、S1114でそのEメールアドレスをサーバのデータベースに格納されているEメールIDと比較することによりEメールアドレスを認証する。S1115でEメールアドレスが認証されれば、サーバはS1116で、そのデータベースからそのEメールIDに対応するパスワードを獲得し、S1117でパスワードをEメールアドレスへ送信し、S1118で図10Eのようなウェブページを作成し、サーブする。S1115でEメールアドレスが認証されない場合には、S1119でサーバは、消費者に再入力を勧告する再入力ウェブページを作成し、消費者にEメールアドレスを再入力する機会を与える。
【0074】
S1111でサーバが「バスワードを忘れた?」ハイパーリンク1004のクリックに応答していないと判定した場合、サーバはS1120で登録のための消費者情報を受信したか否かを判定する。受信していれば、S1121でサーバは消費者により入力された住所情報を運送業者のうちの1つ(好ましくは、メーカがその消費者の地理的領域で利用している運送業者)のサーバへ送信し、住所の妥当性検査のための情報を運送業者から受信する。この住所の妥当性検査はS1122で実行される。この住所が妥当であれば、S1123でサーバは、消費者により入力された情報をそのデータベースに格納し、S1124で図10Fの「ようこそ」ウェブページを作成し、サーブする。その住所が妥当でない場合には、S1125でサーバは、消費者により入力された住所情報が運送会社のデータベースのいずれの情報とも一致しないことを指示するウェブページを作成し、サーブする。
【0075】
S1120で、サーバが登録のための消費者情報は受信されていなかったと判定した場合、S1126でサーバは、消費者が「容器を返送」ハイパーリンク1012をクリックしたか否かを判定する。クリックしていれば、S1127でサーバは図10Gのようなウェブページを作成し、サーブする。クリックしていない場合には、S1128でサーバは、ユーザが製品情報と、発送ラベル又は多数発送用ボックスの関連要求とを送出するために「提示」ボタン1023をクリックしたか否かを判定する。
【0076】
クリックしていれば、S1130でサーバは、その提示された製品、機械型式及び機械製造番号の情報を、データベースに格納されている情報に照らして検査することにより、それらの情報を検証し、S1131で誤りがあるか否かを判定する。誤りがあれば、S1132でサーバは情報の不一致を示すウェブページを作成する。誤りがない場合には、S1133でサーバは要求がラベル要求であったか否かを判定する。ラベル要求ではなかった場合、要求は多数用ボックス要求であり、S1134でサーバは図10Hのようなウェブページを作成し、サーブする。その後、S1135でサーバは消費者へのボックスの発送を注文する。
【0077】
その要求がラベル要求であった場合には、サーバは製品の種類及び消費者の所在場所に基づいて、返送されるべき製品の宛先を選択し(S1137);選択された宛先が利用可能であるか否かを判定し(S1137)、利用不可能であれば、オーバフローであるか又は代替宛先を判定し(S1138);同様に消費者の所在場所に基づいて運送業者を判定する(S1139)。本発明の好ましい一実施例では、サーバは、この時点で、複数の運送業者の各々から料金見積もりを獲得するためにそれらの運送業者のサーバにコンタクトし、最も有利な料金を提示しているとサーバが判定した運送業者を自動的に選択する。
【0078】
S1137における製品宛先の選択は、メーカのサーバにより、消費者の地理的所在場所(即ち、荷物の出発地点)及び返送されるべき製品の性質を考慮に入れた特定の規則に基づいて行われる。例えば、この規則は、合衆国内のミシシッピー川より西にいる消費者により返送されるべき種類Aの全ての製品はロサンゼルスの施設へ向かい;合衆国内のミシシッピー川より東にいる消費者により返送されるべき種類Aの全ての製品はニューヨークの施設へ向かい;合衆国内のミシシッピー川より西にいる消費者により返送されるべき種類Bの全ての製品はサンフランシスコの施設へ向かい;合衆国内のミシシッピー川より東にいる消費者により返送されるべき種類Bの全ての製品はマイアミの施設へ向かうというように指定することができるであろう。この規則は単なる例であり、これより多くの種類の製品及びこれより多くの可能な宛先に対応する規則、並びに更に別の要因を考慮した規則を含めて他の規則も明らかに可能であることは言うまでもない。いずれにせよ、本発明の好ましい一実施例においては、メーカのサーバは、プログラムの運用が最初に開始されるときに正当に許可を受けた管理者が宛先選択に関する規則を指定し、且つプログラムの継続期間中にそれらの規則を変更又は更新することを可能にするツールを提供する。
【0079】
いずれにせよ、運送業者が判定されたならば、S1140でサーバは、その選択された運送業者のサーバへ、荷物の出発場所及び宛先場所、荷物の大きさ及び重量などを含む情報を送信する。S1141で、サーバは運送業者のサーバから料金情報を受信し、その情報をデータベースに格納する。S1142で、サーバは、関連する運送業者により提供されたデータ、情報及び規則に基づいて、図10Iのようなウェブページを作成し、サーブする。
【0080】
S1128でサーバが「提出」ボタン1023がクリックされていないと判定した場合、サーバはS1143でユーザが「返送履歴を見る」ハイパーリンク1013をクリックしたか否かを判定する。クリックしていれば、S1144でサーバは、そのデータベースから消費者の返送履歴を受信し、S1145でそのデータを使用して図10Kのようなウェブページを作成し、サーブする。クリックしていない場合には、S1146でサーバは、ラベルのショートカット要求を実行するために「LABEL」ハイパーリンク1038がクリックされたか否かを判定する。クリックされていれば、サーバは返送履歴に対応するデータを使用して、S1130〜S1142を適宜実行する。
【0081】
「LABEL」ハイパーリンク1038がクリックされていない場合には、S1147でサーバは、図10Iの「ここ」ハイパーリンク1030のクリックに対応しているか否かを判定する。応答が肯定であれば、S1148でサーバは、消費者の所在場所(即ち、住所)を含む消費者情報を運送業者のサーバへ送信し、運送業者のサーバから最寄りのドロップオフ場所を受信する。次に、S1149でサーバは、ドロップオフ現場の場所を消費者へ通信するために、図10Jのようなウェブページを作成し、サーブする。
【0082】
本発明の改善された実施例においては、図10Iのウェブページに、消費者の居住場所で、運送業者が荷物を回収するように要求するために消費者がクリックできるハイパーリンクが設けられている。この特徴は、例えば、運送業者がいずれにせよ日課として回収を行うような施設を稼動している大規模消費者でのみ利用可能とされても良いであろう。いずれにせよ、上述の特徴が取り入れられているシステムにおいては、S1150でサーバは、消費者により回収要求が実行されたか否かを判定し、実行されていれば、S1151で運送業者のサーバへ回収要求情報を送信し、運送業者のサーバから回収を行う旨の確認を受信する。次にS1152で、サーバは消費者に対して回収を確認するウェブページを作成し、サーブする。
【0083】
S1153で、サーバは、追跡情報を要求するために図10Kの追跡番号ハイパーリンク1032がクリックされたか否かを判定する。クリックされていれば、S1154でサーバは、追跡番号に関する情報を求める要求を運送業者のサーバへ送信して、その情報を受信し;S1155で、その情報を消費者に対して提示するウェブページを作成し、サーブする。クリックされていない場合には、S1156でサーバは、運送業者ハイパーリンク1033がクリックされたか否かを判定し、クリックされていれば、S1157でクライアントを運送業者のサーバへ再び誘導する。
【0084】
S1158で、サーバは消費者が「プロファイル更新」ハイパーリンク1014をクリックしたか否かを判定する。クリックしていれば、S1159でサーバはデータベースから消費者プロファイルデータを検索し、S1160で、消費者の情報が記入され、編集可能な状態となっている図10Lのようなウェブページを作成し、サーブする。クリックされていない場合には、S1161でサーバは「サイトフィードバック」ハイパーリンク1015がクリックされているか否かを判定し、クリックされていれば、S1162で図10Mのようなウェブページを作成し、サーブする。クリックされていない場合には、S1163でサーバは「フィードバック提出」ボタン1042がクリックされているか否かを判定する。クリックされていれば、S1164でサーバは、その提出された調査情報をそのデータベースに格納し、S1165で図10Nのようなウェブページを作成し、サーブする。クリックされていない場合には、S1166で、サーバは、ユーザがシステムから出ることを希望していることを示す「終了」ハイパーリンク1016がクリックされているか否かを判定する。クリックされていれば、サーバはS1167で終了ウェブページを作成し、サーブする。クリックされていない場合には、S1168でサーバは、処理不可能なアクションが実行されたことを示すエラーウェブページを作成し、サーブする。
【0085】
次に図12を参照して、運送業者のサーバの観点から本発明の上述の実施例の動作を説明する。動作はS1201で始まり、次のように進行する。
【0086】
・メーカのサーバが住所妥当性の検査要求を発している場合(S1202)、S1203で運送業者のサーバは、住所、都市、州及び郵便番号をサーバのデータベースからの情報によって妥当性検査し;S1204でメーカのサーバに情報が妥当であるか否かに関して通知する。
【0087】
・メーカが料金要求を発している場合(S1205)、S1206で運送業者のサーバは、そのデータベースから発送の料金を検索し;S1207で料金情報をメーカのサーバへ送信する。
【0088】
・メーカのサーバが最寄りのドロップオフ場所要求を発している場合(S1208)、S1209で運送業者のサーバは、そのメーカのサーバにより指定された消費者に最も近い運送業者の施設の場所を判定し;S1210で場所データを作成し、メーカのサーバにサーブする。
【0089】
・メーカのサーバが回収要求を発している場合(S1211)、S1212で運送業者のサーバはその回収要求が実現されるように回収要求をログし、メーカのサーバへ確認を送信する。
【0090】
・メーカが追跡情報要求を発している場合(S1213)、S1214で運送業者のサーバはそのデータベースから関連追跡情報を検索し;S1215でその情報を作成し、メーカのサーバへ送信する。
【0091】
・メーカが運送業者のホームページアクセス要求を発している場合(S1216)、S1217で運送業者のサーバはクライアントをそのホームページに接続する。
【0092】
図13は、本発明の別の実施例を示す。この実施例では、返送されるべき製品は第1のメーカにより製造され、第2のメーカにより製造された大型機械で使用される消耗品である。この製品は第1のメーカに返送され、そこで廃棄処分されるが、消費者は第2のメーカのウェブサーバとインタフェースする。
【0093】
この実施例は、例えば、レーザトナーカートリッジが第1のメーカにより製造され、第2のメーカにより製造されたレーザプリンタで使用されるような状況で必要であろう。そのような場合、この実施例によれば、プリンタの購入者はプリンタメーカのウェブサイトを訪れ、カートリッジの廃棄処分、例えば、回収と再利用のために、カートリッジをカートリッジメーカの施設へ発送するための発送ラベルを獲得することが可能であろう。
【0094】
図13は、第1のメーカ(例えば、カートリッジメーカ)と、第2のメーカ(例えば、プリンタメーカ)と、運送業者のサーバの動作及び相互間の対話を示すフローチャートである。S1301で、消費者は第2のメーカのウェブサイトに接続し、S1302で消費者の住所情報、製品情報など(好ましい一実施例では、図10C及び図10Gの書式により要求される情報の全て)を第2のメーカのサーバへ送信する。その情報の一部、例えば、消費者の州、都市及び郵便番号などは第2のメーカのサーバから運送業者のサーバへ送信され、S1303で運送業者のサーバは、その住所情報をサーバのデータベースに格納されている情報と比較することにより、その住所の妥当性検査を実行する。次に、運送業者のサーバはその住所が妥当であるか否かに関して第2のメーカのサーバに通知する。
【0095】
S1304に示すように、住所が妥当でない場合、プロセスはS1302に戻り、更新された、おそらくは正確であると思われる消費者情報の送信を受信する。住所が妥当であれば、S1305でメーカのサーバは、その消費者情報を一次テキストファイル(サーバのデータベースのフラットファイルなど)に格納する。このメーカのサーバは、返送プログラムとは無関係の目的に関連して使用するために、この情報を永久的に格納しても良い。いずれにせよ、その消費者の住所情報及び製品情報は第2のメーカのサーバから第1のメーカのサーバへ送信され、S1306で第1のメーカのサーバは、その情報を自データベースに格納する。
【0096】
S1307で、第1のメーカのサーバは、先に説明した方法に従って製品の宛先を判定し;以前に運送業者により提供されていた規則に従って追跡番号を生成する。そこで、第2のメーカのサーバは、その情報を第1のメーカのサーバに提供し、第1のメーカのサーバはS1308で、その情報をサーバのデータベースに格納されている他の消費者情報と連結して、発送ラベルを生成する。その後、プロセスはS1309で終了する。
【0097】
本発明の特に好ましい実施例においては、運送業者のウェブサーバと第1のメーカのウェブサーバはAmerican National Standards Institute(ANSI)により公布されたX12Electronic Data Interchange(EDI)規格を使用して、互いに定期的に(例えば、1日に1回)データを転送する。運送業者のサーバにより第1のメーカのサーバに提供されるデータは、例えば、運送業者が所有している荷物の種類及びそれらの荷物の配送スケジュールを記述するデータを含んでいても良い。第1のメーカのサーバにより運送業者のサーバに提供されるデータは、例えば、運送業者に荷物が入荷する途中であると思われることを運送業者に知らせるために、生成された電子ラベルを記述するデータを含んでいても良い。そのようなデータは言うまでもなく単なる例であり、他の種類のデータも同様に可能であることは明らかである。
【0098】
本発明に従って消費者製品返送プログラムを実現するために、メーカのウェブサーバ110と通信するデータベースサーバ150は、登録された消費者、管理者、返送センタ、製品などに関するデータのような様々な型のデータを格納しなければならないのはもちろんのことである。図14は、そのような情報を編成し且つ格納するためのデータ構造の一例を示す。データは関連テーブルとして格納され、Oracle、Sybaseなどにより市販されているようなリレーショナルデータベース管理システムにより管理、アクセスされるのが好ましい。図14に示すデータフォーマットでは、データベース全体がいくつかのセクションに分割されており、各セクションはシステムの異なる面に関連するデータを格納している。
【0099】
「管理データ」とラベル付けされたセクション1401は、管理機能を実行するためにシステムにログオンすることを許可されている管理者に関連するデータを格納している。管理者A,…,Nごとに、このセクションはその管理者の名前、会社名、部局、Eメールアドレス、ログオンID、パスワードなどの情報を含むデータレコードを含んでいる。「消費者データ」とラベル付けされたセクション1402は、類似する種類の情報ではあるが、消費者としてシステムにアクセスすることを登録されているユーザに関連する情報を格納する。消費者A,…,Nごとに、このセクションは、その消費者の名前、住所、Eメールアドレス、電話番号、ログオンID、パスワードなどの情報、並びにその消費者が既に行った返送を記述する返送履歴情報を含むデータレコードを含んでいる。2つのセクション1401及び1402のデータレコードは、関連する管理者又は消費者(場合による)が、提供するために登録が要求される情報を使用して、新たなユーザをシステムに登録するときに作成される。言うまでもなく、これらのデータレコードは、ユーザがプロファイルを更新するとき、及びユーザがトランザクションを実行するためにシステムを利用するときには修正される。
【0100】
「返送センタデータ」とラベル付けされたセクション1403は、消費者製品が返送されるであろう返送センタごとにデータレコードを含んでいる。この返送センタA,…,Nごとのデータレコードは、システムにログオンしている許可された管理者により作成されても良く、センタコード、センタの名称、住所、電話番号、ファクシミリ番号、データレコードを初期設定した管理者の氏名及びそこで発送されると思われる返送消費者製品の種類などの情報を含む。所定の返送センタAに関するデータレコードは、例えば、所定の返送センタAが、異なる種類又は追加の種類の消費者製品を受け取るように決定された場合などに、許可された管理者により修正されても良い。
【0101】
「製品データ」とラベル付けされたセクション1404は、返送のためにシステムを使用できる消費者製品の種類ごとにデータレコードを含んでいる。そのようなデータレコードA,…,Nの各々は、製品コード、製品名、製品記述などを含む。このデータレコードは、発送料金を見積り、又は計算するために使用できる製品の長さ、幅、高さ及び奥行きなどの製品の寸法を更に含んでいるのが好ましい。また、製品が大型機械と関連して使用される消耗品である場合、データレコードは、その製品が共に使用される機械の識別情報を含んでいても良い。例えば、製品がレーザトナーカートリッジである場合、データレコードは、そのカートリッジが使用されるプリンタの型式番号を含んでいても良い。いずれにせよ、返送のためにシステムを使用できる消費者製品のデータレコードは許可された管理者により作成され、更新が可能である。
【0102】
本発明の特に好ましい実施例においては、製品A,…,Nごとのデータレコードは、追加情報、即ち、そのデータレコードが作成される時点で管理者により指定される製品グループコードを含む。通常、いくつかの種類の類似する製品に同じグループコードが割り当てられる。このようにして製品をグループに分類することにより、同様の方法で処理されるべき類似した製品を1グループにまとめられるようになるため、返送されてきた製品を分類するプロセスが容易になる。
【0103】
「調査データ」とラベル付けされたセクション1405は、システムにフィードバックを提供した消費者により提示された様々な応答やコメントを格納する。「運送業者データ」とラベル付けされたセクション1406は、システムが使用する運送業者A,…,Nごとのデータレコードを含み、このデータレコードは運送業者の名称、運送業者コード、運送業者のウェブサイトのユニフォームリソースロケータ(URL)及び運送業者の料金体系に関する基本情報などの情報を含む。「型式データ」とラベル付けされたセクション1407は、セクション1404にレコードを有する製品を使用できる大型機械ごとのデータレコードを格納する。各型式レコードA,…,Nは、型式名、型式コード及びその型式と共に使用できる製品の識別情報(例えば、製品コード又はグループコードに関する)を含む。
【0104】
「オートセレクトデータ」とラベル付けされたセクション1408は、所定の消費者製品をどの返送センタに返送すべきかを判定し、且つ発送を実行する運送業者を判定するためのデータを格納する。このセクションに格納されるデータは、許可された管理者により入力され、更新される。このデータを構成する好ましい方法の1つは、行と列から成る行列状にし、消費者の要求ごとに、正しい返送センタと運送業者を確認できるように、この行列が所定の方法で走査されるようにするとよい。
【0105】
そのような行列の一例を図15に示す。この例では:製品(返送されるべき製品の識別情報);州(製品の返送元である州);返送センタ(製品が返送されるべき返送センタ);及び運送業者(発送を実行すべき運送業者の識別情報)の各列を含む。所定の製品に関して返送センタ及び運送業者のアイデンティティを判定する場合、システムは行1から始めて各行1,…,3を順次走査することにより、この行列を走査する。各行を走査しながら、システムは製品のアイデンティティ及び場所が、その行のエントリと一致するか否かを判定する。一致すれば、システムは、製品がその行に指示されている返送センタへ、その行に指示されている運送業者により発送されるべきであると判定する。一致しない場合には、次の行(行2)を同様にして処理し、一致が見出されるまで処理を続ける。このプロセスを下記の実施例で示す。
【0106】
実施例1
消費者はニューヨーク州の所在場所から製品Bを返送するためのラベルを求める要求を提示した。システムは行1を検査し、ニューヨークからの全ての製品A、B又はCは、運送業者Xにより返送センタNE(「北東部」)へ発送されると判定し;適切なラベルを生成する。
【0107】
実施例2
消費者はカリフォルニアの所在場所から製品Cを返送するためのラベルを求める要求を提示した。システムは行1を検査し、製品基準には適合する(製品CはA〜Cの範囲に入っている)が、州の基準に適合しないと判定する。システムは次に移って行2を検査し、カリフォルニアを発送元とするあらゆる製品は運送業者YによりセンタSW(「南西部」)へ発送されるべきであると判定し;適切なラベルを生成する。
【0108】
実施例3
消費者はニューヨークの所在場所から製品Dを返送するためのラベルを求める要求を提示した。システムは行1を検査し、州基準には適合するが、製品基準に適合しない(製品DはA〜Cの範囲外である)と判定する。システムは次に移って行2を検査し、その行は全ての種類の製品に適用されるが、カリフォルニアを起点とする返送にのみ適用されると判定する。従って、システムは行3に移り、その行はあらゆる州からのあらゆる製品(即ち、システムを使用して返送できるあらゆる製品)に適用されると判定する。そこでシステムは、製品Dが運送業者Zにより返送センタMW(「中西部」)へ発送されるべきであると判定し;適切なラベルを生成する。
【0109】
図15に例示する種類のデータ構成においては、行の順序が最終結果に直接影響することが容易に理解されるであろう。例えば、行3は「あらゆる」州からの「あらゆる」製品が運送業者Zにより返送センタMWへ発送されることを示しているが、行2はカリフォルニアからの「あらゆる」製品が運送業者Yにより返送センタSWへ発送されることを示している。また、行2は行3より前に検査されるため、カリフォルニアからの全ての製品がZによりMWへではなく、YによりSWへ発送されるように、支配優先順位を有する。
【0110】
言うまでもなく、図15の行列は単なる例であり、限定的な意味を全く持たないと解釈されるべきである。更に多くの行を含み、更に多くの製品、返送センタ及び運送業者に対応するより複雑な行列も当然のことながら可能であるのは明白である。同様に、他の又は追加の要因(例えば、返送されるべき製品のグループコード、あるいは消費者の国、領域、都市及び/又は郵便番号など)に基づいて宛先及び運送業者を判定できるように、他の列を追加することも可能であるのは明白である。その他の構成も同様に可能である。
【0111】
より一般的に言えば、以上の詳細な説明は単なる例示であり、貼付の請求の範囲により定義される発明を限定しようとするものではない。例えば、以上の説明の大半は製品廃棄プログラムに関するが、本発明のシステム及び方法は製品サービス、製品修理、顧客の不満などの理由による製品返送を実行するために使用されても良い。他にも様々な変形が同様に可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従って具現化されたシステムの要素を示すブロック線図である。
【図2】 本発明の好ましい実施例によるシステムの動作を示すフローチャートである。
【図2A】 図2のフローチャートの続きを示すフローチャートである。
【図3】、
【図4】、
【図5】、
【図6】、
【図7】、
【図8】 本発明の一実施例によるシステムの動作中にウェブサーバによりサーブされるウェブページの一例を示す図である。
【図9】 本発明の一実施例におけるクライアントコンピュータとウェブサーバとの対話を示すフローチャートである。
【図10A】、
【図10B】、
【図10C】、
【図10D】、
【図10E】、
【図10F】、
【図10G】、
【図10H】、
【図10I】、
【図10J】、
【図10K】、
【図10L】、
【図10M】、
【図10N】 クライアントコンピュータに対してサーブされるウェブページのいくつかの例を示す図である。
【図11A】、
【図11B】、
【図11C】 本発明の一実施例におけるメーカのサーバの動作を示すフローチャートである。
【図12】 本発明の一実施例における運送業者のサーバの動作を示すフローチャートである。
【図13】 本発明の一実施例における第1のメーカのサーバ、第2のメーカのサーバ及び運送業者のサーバの動作及び相互間の対話を示すフローチャートである。
【図14】 情報を編成し且つ格納するためのデータ構造の一例を示す図である。
【図15】 本発明の一実施例に従って返送センタ及び運送業者を判定するために処理されるデータの行列の一例を示す図である。

Claims (9)

  1. クライアント端末とネットワークを介して通信可能で、消費者製品の返送のための発送ラベルデータをクライアント端末に送信するネットワークサーバであって、
    前記クライアント端末から少なくとも消費者製品の所在場所を示す所在情報及び前記消費者製品を識別するための製品識別情報とを受信する受信手段と、
    返送されるべき製品の識別情報、製品の返送元の地域情報、製品が返送されるべき返送宛先情報、発送を実行すべき運送業者サービスの情報とを互いに関連付けて記憶するデータベースと、
    前記データベースに記憶された情報と前記受信手段で受信した前記所在情報、前記製品識別情報とに基づいて前記消費者製品の返送宛先と運送業者サービスとを決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された前記返送宛先と前記運送業者サービスを識別する情報とを少なくとも含む発送ラベルデータを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された発送ラベルデータを前記クラインアント端末へ送信する送信手段と、
    を有することを特徴とするネットワークサーバ。
  2. 前記製品識別情報は製品製造番号データを含むことを特徴とする請求項1に記載のネットワークサーバ。
  3. 前記ネットワークサーバはウェブサーバであり、前記クライアント端末はウェブブラウザを有するコンピュータであり、前記ネットワークはインターネットであることを特徴とする請求項1又は2に記載のネットワークサーバ。
  4. 前記消費者製品は再利用可能であり、前記宛先はリサイクリング施設であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のネットワークサーバ。
  5. 前記消費者製品はレーザプリンタのトナーカートリッジであり、前記クライアント端末はレーザプリンタに接続されたコンピュータであることを特徴とする請求項に記載のネットワークサーバ。
  6. クライアント端末とネットワークを介して通信可能で、返送されるべき製品の識別情報、製品の返送元の地域情報、製品が返送されるべき返送宛先情報、発送を実行すべき運送業者サービスの情報とを互いに関連付けて記憶するデータベースを備え、消費者製品の返送のための発送ラベルデータをクライアント端末に送信するネットワークサーバの制御方法であって、
    受信手段が、前記クライアント端末から少なくとも消費者製品の所在場所を示す所在情報及び前記消費者製品を識別するための製品識別情報とを受信する受信ステップと、
    決定手段が、前記データベースに記憶された情報と前記受信ステップで受信した前記所在情報、前記製品識別情報とに基づいて前記消費者製品の返送宛先と運送業者サービスとを決定する決定ステップと、
    生成手段が、前記決定ステップで決定された前記返送宛先と前記運送業者サービスを識別する情報とを少なくとも含む発送ラベルデータを生成する生成ステップと、
    送信手段が、前記生成ステップで生成された発送ラベルデータを前記クラインアント端末へ送信する送信ステップと、
    を有することを特徴とするネットワークサーバの制御方法。
  7. 前記製品識別情報は製品製造番号データを含むことを特徴とする請求項に記載のネットワークサーバの制御方法。
  8. クライアント端末とネットワークを介して通信可能で、返送されるべき製品の識別情報、製品の返送元の地域情報、製品が返送されるべき返送宛先情報、発送を実行すべき運送業者サービスの情報とを互いに関連付けて記憶するデータベースを備え、消費者製品の返送のための発送ラベルデータをクライアント端末に送信するネットワークサーバの制御方法をコンピュータに実行させるために、該コンピュータを、
    前記クライアント端末から少なくとも消費者製品の所在場所を示す所在情報及び前記消費者製品を識別するための製品識別情報とを受信する受信手段と、
    前記データベースに記憶された情報と前記受信された前記所在情報、前記製品識別情報とに基づいて前記消費者製品の返送宛先と運送業者サービスとを決定する決定手段と、
    前記決定された返送宛先と運送業者サービスを識別する情報とを少なくとも含む発送ラベルデータを生成する生成手段と、
    前記生成された発送ラベルデータを前記クラインアント端末へ送信する送信手段とを有するネットワークサーバとして機能させることを特徴とするプログラム。
  9. 前記製品識別情報は、製品製造番号データを含むことを特徴とする請求項に記載のプログラム。
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