JP4491248B2 - ベッド装置 - Google Patents

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Description

この発明はベッド本体を構成する箱状体の内部を、収納ケースを出し入れ可能に設ける収容部として利用するベッド装置に関する。
一般に、ベッド装置はベッド本体を有する。このベッド本体は上面にマットレスが載置されるとともに、長手方向一端にはヘッドボード、他端にはフットボードがほぼ垂直に立設されている。
上記ベッド装置が占有する室内空間を有効利用するため、たとえば特許文献1に示すように、上記ベッド本体(基体)に空間部を形成する。この空間部はベッド本体の幅方向一側面及び下面に開口しており、この側面開口から内部に収納ケース(箱体)を出し入れできるようにしている。したがって、上記収納ケースに衣類などの物品を入れることで、ベッド本体が占有する室内空間の有効利用を図ることができる。
実開昭57−7360号公報
上記特許文献1に示されたベッド装置は、ベッド本体に形成された空間部に設けられる収納ケースの下面にキャスタを設け、このキャスタによって床面を走行させることで、上記収納ケースを上記ベッド本体の空間部に対して出し入れできるようにしている。
しかしながら、キャスタによって収納ケースをベッド本体に形成された空間部に対して出し入れする構成によると、キャスタが床面を走行することになるから、このキャスタによって床面が傷付けられるということがあったり、床面に絨毯やカーペットが敷かれている場合には、キャスタが絨毯やカーペットに沈んで走行抵抗が大きくなるため、上記空間部に対して収納ケースを円滑に出し入れすることができないということもある。
さらに、ベッド本体の下面に設けたキャスタを床面に走行させる構成によると、ベッド本体に形成される空間部は、このベッド本体の下面を通じて外部に連通してしまうから、その下面から空間部に塵埃が入り込み、空間部内の収納ケースに収容された物品に塵埃が付着し、物品が汚れてしまうということがある。
また、特許文献1では、収納ケースをベッド本体の幅方向に対して2つに分割し、これら収納ケースを結合部材によって連結して空間部に収容するようにしている。それによって、ダブルサイズなどのようにベッド装置の幅寸法が大きい場合であって、ベッド本体の側方に、ベッド本体の幅寸法の約半分程度の引き出し用のスペースを確保することで、上記ベッド本体の空間部から2つの収納ケースを順次引き出すことを可能にしている。つまり、ベッド本体の空間部を幅方向全長にわたって有効に利用することができるようにしている。
2つの収納ケースを連結すると、各収納ケースを空間部に出し入れするときに、これら収納ケースに設けられたキャスタの走行方向が一致し難い。そのため、収納ケースが1つの場合に比べ、上記空間部に対する収納ケースの出し入れがさらにし難くなるということがある。
この発明は、収納ケースが収容される収容部を塵埃が入り難い密閉構造にできるとともに、収納ケースの出し入れを円滑に行なうことができるようにしたベッド装置を提供することにある。
この発明は、一側面が開口し内部を収容部として上面にマットレスが載置される箱状体を有し、この箱状体が開口した一側面を幅方向の一端側に位置させて配置されるベッド本体と、
上記収容部の両側内面に上記ベッド本体の幅方向に沿って設けられた第1のガイド部材と、
両側に上記第1のガイド部材に移動可能に係合する第2のガイド部材を有し、上記箱状体の収容部に出し入れ可能に設けられた搬送体と、
この搬送体の前端に設けられ搬送体を上記箱状体の収容部に収容したときにその一側面の開口を閉塞する前板と、
上記搬送体に載置されこの搬送体とともに上記箱状体から引き出される収納ケースを具備し、
上記搬送体は、一辺とこの一辺よりも短い他辺とによってL字状に形成された一対の端板と、一対の端板の幅方向両端部を連結した一対の上記第2のガイド部材とを具備し、
一方の端板の一辺の外面には上記前板が取り付けられ、他辺の幅方向両端には一対の上記第2のガイド部材の一端が取り付けられていて、これら第2のガイド部材の他端は上記搬送体に載置される収納ケースの大きさに応じて他方の端板の一辺又は他辺に取り付けられることを特徴とするベッド装置にある。
上記搬送体には、上記ベッド本体の幅方向に沿って複数の収納ケースが載置されることが好ましい。
上記搬送体と上記収納ケースとの互いに接触する部分の少なくとも一方には、上記搬送体に対する上記収納ケースの滑動度合を高める滑動部材が設けられていることが好ましい。
この発明によれば、収納ケースを箱状体の収容部に収容したときには、この箱状体を密閉することができるから、収納ケースに収容された物品に塵埃が付着するのを防止でき、しかも箱状体に移動可能に設けられた搬送体に収納ケースを載置するため、収納ケースの出し入れを円滑に行なうことが可能となる。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図6はこの発明の第1の実施の形態を示す。図1はこの発明のベッド装置の分解斜視図であって、このベッド装置はベッド本体1を備えている。このベッド本体1は互いの一端面を接触させて並設固定された2つの箱状体2を有する。一方の箱状体2の他端面にはヘッドボード3が立設され、他方の箱状体2の他端面にはフットボード4が設けられている。一対の箱状体2の上面にはマットレスMが載置される。
各箱状体2は、図2に示すように一側面が開口し、他側面は側板5によって閉塞されているとともに、底面は底板6、上面は床板7によって閉塞され、さらに2つの箱状体2の互いに接続された一端面は端板(図3に示す)によって閉塞されている。それによって、上記箱状体2の内部空間は、この箱状体2の一側面に開口した収容部9に形成されている。なお、底板6の下面には図2に示すように脚部材6aが設けられている。
収容部9の両側内面には、それぞれベッド本体1の幅方向に沿って第1のガイド部材11が設けられている。この第1のガイド部材11は、図5(d)に示すように帯状の板材を断面コ字状に折曲することでガイド溝12が全長にわたって形成されているとともに、このガイド溝12の上記収容部9の開口端側に位置する先端部には第1のローラ13が設けられている。
一対の第1のガイド部材11には搬送体15が移動可能に支持されている。この搬送体15は上記収容部9の両側内面に設けられた上記一対の第1のガイド部材11とほぼ同じ間隔で離間した一対の第2のガイド部材16を有する。この第2のガイド部材16は、図5(a)〜(c)に示すように帯状の板材を断面クランク状に折曲することで、上部フランジ17と下部フランジ18とを有し、後端の外面には第2のローラ19が設けられている。
上記一対の第2のガイド部材16の先端と後端とにはそれぞれ同じ形状の端板21が連結されている。この端板21は板材を一辺21aと他辺21bを有するとともに、一辺21aが他辺21bよりも長尺なL字状に折曲してなる。そして、第2のガイド体16の先端部の下面には、図5(a),(b)に示すようにそれぞれ上記端板21の一辺21aよりも短い他辺21bの幅方向両端が連結されており、後端部の下面には図5(a)に示す搬送体15の場合は端板21の他辺21bが連結され、図5(b)に示す搬送体15の場合は一辺21aが連結されている。それによって、搬送体15は第2のガイド体16の下部フランジ18を幅方向内方に向けた枠状に形成されている。
搬送体15の第2のガイド部材16の後端に連結される端板21は、図5(b)に示すように、上記端板21の他辺21bよりも長尺な一辺21aを連結すれば、上記端板21の一辺21aと他辺21bとの長さ寸法の差に応じて搬送体15の長さ寸法を長くすることができる。この実施の形態では図5(b)に示す、図5(a)よりも長さ寸法の長い搬送体15が用いられている。
なお、一対の第2のガイド部材16の長手方向中途部には、両端を各ガイド部材16の下面に連結された帯状の補強部材16aが設けられている。それによって、搬送体15は幅方向の強度が補強されている。
図3と図4に示すように、上記搬送体15の第2のガイド部材16の上記端板21が連結される辺の上面には、比較的硬質な合成樹脂によってテープ状に形成された第1の滑動部材20aが長手方向ほぼ全長にわたって貼着されている。
上記搬送体15は、図3に示すように、その上部フランジ17を上記第1のカイド部材11の第1のローラ13に係合させるとともに、第2のローラ19を第1のガイド部材11のガイド溝12に係合させて設けられている。それによって、搬送体15は上記第1のガイド部材11に沿って移動し、上記箱状体2の収容部9の一側面の開口から出し入れ可能となっている。
上記搬送体15の先端側の端板21の起立した一辺21aの外面には、図4に示すように前板22がねじ22aによって取り付けられている。この前板22は上記端板21の一辺22aよりも大きく形成されていて、図2に示すように搬送体15を上記収容部9に収容すると、この収容部9の開口面を閉塞するようになっている。
上記搬送体15には、図1と図6に示すように,上面が開口した箱形状の第1の収納ケース23aと第2の収納ケース23bとが両端部の下面を上記第2のガイド部材16の下部フランジ18に係合させて上記搬送体15の移動方向に沿って一列に載置されている。
図3に示すように、各収納ケース23a,23bの両側板25には凹状の手掛け部24が形成されている。さらに、各収納ケース23a,23bの両側板25の下端面には、長手方向全長にわたって上記第1の滑動部材20aと同じ材料によってテープ状に形成された第2の滑動部材20bが貼着されている。この第2の滑動部材20bは、各収納ケース23a,23bを搬送体15に載置したときに、上記第1のガイド部材20Aに接触する。それによって、各収納ケース23a,23bを上記搬送体15の第2のガイド部材16に沿って円滑にスライドさせることができるようになっている。
なお、この実施の形態では第2のガイド部材16と収納ケース23a,23bとの両方に滑動部材20a,20bを設けたが、どちらか一方だけに設けても、搬送体15に対して収納ケース23a,23bを円滑にスライドさせることが可能である。また、滑動部材20a,20bとしては上面が平坦なテープ状の部材でなく、幅方向に複数の突条を長手方向に沿って設けるようにすれば、接触状態が面接触から線接触となるから、各収納ケース23a,23bをより一層、円滑にスライドさせることが可能となる。
このような構成のベッド装置によれば、箱状体2の内部空間の収容部9には、幅方向両側に第1のガイド部材11をベッド本体1の幅方向に沿って設け、この第1のガイド部材11には搬送体15を形成する第2のガイド部材16を移動可能に係合させて設けるようにした。そして、この搬送体15に、たとえば衣類などの小物類などを収容することができる、第1の収納ケース23aと第2の収納ケース23bとを搬送体15の移動方向に直列に載置した。
上記第1の収納ケース23aと第2の収納ケース23bとを搬送体15に載置するようにしたことで、この搬送体15に設けられた前板22によって上記箱状体2の開口した一側面を閉塞できるようにした。つまり、箱状体2の開口した一側面を前板22で閉塞することで、収容部9を密閉することができる。
つまり、搬送体15を箱状体2に収容することで、この箱状体2を密閉することができる。そのため、箱状体2の収容部9内に塵埃が入り込み難いから、この収容部9内に設けられた収納ケース23a,23b内の物品に塵埃が付着するのを防止することができる。
上記搬送体15は、収容部9の幅方向両側内面に設けられた第1のガイド部材11に沿って出し入れできるようにした。そして、箱状体2に底板6を設け、搬送体15を箱状体2に収納したときに、この箱状体2の収容部9が密閉される構造とすることで、上記底板6によって箱状体2の前端面に、この底板6の厚さに応じた段差が形成される。しかしながら、底板6によって段差が形成されても、搬送体15は第1のガイド部材11に沿って移動するから、搬送体15の出し入れ、つまり収納ケース23a,23bの出し入れを円滑に行なうことができる。
つまり、キャスタを床面に走行させて収納ケース23a,23bを収容部9に対して出し入れする従来の構造に比べ、収納ケース23a,23bの出し入れを軽い力で容易に行なうことができ、しかもキャスタによって床面を傷付けるということもないばかりか、搬送体15を収納したときには箱状体2を密閉することができる。
搬送体15に2つの収納ケース23a,23bを直列に載置したことで、この搬送体15を箱状体2から引き出すと、この搬送体15に2つの収納ケース23a,23bを連動させることができる。
すなわち、箱状体2に2つの収納ケース23a,23bが収納された状態から、図6(a)に示すように第2の収納ケース23bの先端部分が露出する位置まで搬送体15を引き出した後、第1の収納ケース23aを搬送体15から除去する。ついで、第2の収納ケース23bの露出した先端部に手を掛けて前方へ引けば、この第2の収納ケース23bを図6(b)に示すように搬送体15上をスライドさせて箱状体2から露出させ、この第2の収納ケース23bを利用することができる。
つまり、第2の収納ケース23b全体が露出するまで搬送体15を箱状体2から引き出さなくても、第2の収納ケース23bを搬送体15上でスライドさせて箱状体2から露出させることができる。それによって、第2の収納ケース23b全体が露出する状態まで搬送体15を引き出さなくとも、この第2の収納ケース23b全体を箱状体2から露出させることができるから、第2の収納ケース23bが利用し易い。
このとき、第2のガイド部材16の上面には第1の滑動部材20aが設けられ、第2の収納ケース23bの側板25の下端面には上記第1の滑動部材20aに接触する第2の滑動部材20bが設けられているから、これらの接触によって上記第2の収納ケース23bを搬送体15上で軽い力で円滑にスライドさせることができる。
しかも、ベッド本体1の側方に搬送体15全体を引き出すためのスペースを確保しなくとも、第2の収納ケース23bを搬送体15上でスライドさせ、ベッド本体1から露出させて利用できるから、ベッド本体1の設置場所に大きな制限を受けることもない。
また、搬送体15を構成する2つの端板21のうち、後端側の端板21の一辺23aと他辺23bのどちらを第2のガイド部材16の後端に連結するかによって、搬送体15の長さ寸法を変えることができる。
つまり、搬送体15に載置される収納ケースの奥行き方向の寸法に応じて搬送体15の長さ寸法を変えることが可能であるから、第1、第2の収納ケース23a,23bの長さ寸法を変えた場合であっても、これら収納ケース23a,23bを搬送体15に載置することが可能となる。
しかも、搬送体15の長さ寸法の変更は、第2のガイド部材16の後端に対し、端板21の一辺21a或いは他辺21bのどちらを連結するかを選択するだけでよいから、その変更を、余計な部品を必要とせずに簡単に行なうことができる。
図7はこの発明の第2の実施の形態を示す。この実施の形態は、箱状体2の幅寸法を大きくせずに、ベッド本体1の幅寸法を大きくする場合であって、その場合、箱状体2の後端外面に第1の受け桟26を設ける一方、この箱状体2よりも大きな幅寸法に形成されたヘッドボードとフットボードとの、上記箱状体2の後端面から突出した幅方向一端間に側板27を架設する。
上記側板27の内面には上記第1の受け桟26と同じ高さで第2の受け桟28を設ける。そして、第1の受け桟26と第2の受け桟28とに、箱状体2の上面と同じ高さで床板29を架設し、この床板29と箱状体2の上面とがなす面をマットレスMの載置面として利用する。
すなわち、この発明のベッド本体1は、箱状体2だけの構成に限定されず、箱状体2と床板29とによって構成される場合であっても差し支えない。
図8乃至図10はこの発明の第3の実施の形態を示す。この実施の形態は搬送体の変形例であって、第1の実施の形態と同一部分には同一記号を付して説明を省略する。すなわち、この第3の実施の形態の搬送体15Aは端板21を有する。この端板21は外面に前板22が取り付けられる一辺21aと、この一辺21aよりも短尺な他辺21bとによってL字状に形成されている。上記他辺21bの上面には、断面L字状の部材、つまりアングル材をコ字状に曲成したフレーム部材31の両端が連結固定されている。そして、このフレーム部材31の両側外面には上記第1の実施の形態と同様、第2のガイド部材16が長手方向に沿って設けられている。
図10(a),(b)に示すように、上記搬送体15Aには3つの収納体23a〜23cが並設載置される。つまり、この実施の形態の搬送体15Aは、2つの収納体23a,23bを並設載置する第1の実施の形態の搬送体15に比べて長尺に形成されており、たとえばダブルサイズのベッド装置などに適用できる長さになっている。
搬送体15Aに載置された3つの収納体23a〜23cのうち、後方に位置する2つの収納体23b,23cの対向する端板32の上端部は板材をコ字状に曲成した連結具33によって着脱可能に連結される。
図9に示すように、上記搬送体15Aのフレーム部材31の両側の水平面の上面には第1の滑動部材20aが貼着され、上記搬送体15Aの両側に載置される3つの収納体23a〜23cの両側板25の下端面には第2の滑動部材20bが貼着されている。第1,第2の滑動部材20a,20bは第1の実施の形態と同様、滑り易い材料のものが用いられている。
なお、この実施の形態においても、第1の実施の形態と同様、第1、第2の滑動部材20a,20bのいずれか一方だけを設けるようにしても差し支えない。
このような構成のベッド装置において、収容体23A〜23cを利用するには、図10(a)に示すように第1の収容体23aが箱状体2から露出するよう搬送体15Aを引き出す。それによって、この第1の収容体23aを利用することができる。
第2の収容体23bを利用する場合には,図10(b)に示すように搬送体15Aを図10(a)に示された状態よりもさらに引き出すことなく、収容部9から露出した第1の収容体23aを搬送体15Aから除去する。ついで、収容部9から露出する第2の収容体23bの端板32に手を掛け、この第2の収容体23bを搬送体15A上をスライドさせて引き出す。それによって、上記第2の収納体23bを利用することができる。
このとき、第2の収納体23bに連結具33によって連結された第3の収納体23cが連動してスライドする。そのため、第2の収納体23bに次いで第3の収納体23cを利用する場合には、連結具33を取外して搬送体15A上から第2の収納体23bを除去する。それによって、第3の収納体23cが露出するから、搬送体15Aを引き出すことなく、第3の収納体23cの端板32に手を掛けることができる。
したがって、この第3の収納体23cを搬送体15Aのフレーム部材31の両側上面をスライドさせて箱状体2の収容部9から引き出せれば、この第3の箱状体23cを利用することができる。
第1乃至第3の収容体23a〜23cの側板27がスライドするフレーム部材31の両側上面には第1の滑動部材20aが設けられ、上記側板27の下端面には第2の滑動部材20bが設けられているから、第2、第3の収容体23b,23cを利用するとき、これら収容体23b,23cを軽い力で容易に搬送体15A上をスライドさせて引き出すことができる。
つまり、たとえばベッド装置がダブルサイズで、このベッド装置の幅寸法に応じて搬送体15Aの奥行き寸法が大きく、しかも搬送体15Aの引き出し方向となる、箱状体2の側方に十分なスペースを確保できない場合であっても、第2、第3の収納体23b、23cを軽い力で楽にスライドさせて箱状体2の収容部9から引き出すことができるから、これら収容体23b,23cを容易に利用することができる。
この発明の第1の実施の形態を示すベッド装置の分解斜視図。 ベッド本体を構成する箱状体の幅方向に沿う縦断面図。 収納ケースが設けられた箱状体の幅方向一端部の拡大断面図。 搬送体の端板及びこの端板に取り付けられた前板の拡大断面図。 (a)、(b)は後端側の端板の取り付け状態を違えた搬送体の斜視図、(c)は第2のガイド部材の平面図、(d)は第1のガイド部材の側面図。 箱状体から搬送体を引き出した状態を拡大して示す断面図。 この発明の他の実施の形態を示すベッド本体の縦断面図。 この発明の第3の実施の形態を示す搬送体の斜視図。 収納ケースが設けられた箱状体の幅方向一端部の拡大断面図。 箱状体から搬送体を引き出した状態を拡大して示す断面図。
符号の説明
1…ベッド本体、2…箱状体、9…収容部、11…第1のガイド部材、15…搬送体、16…第2のガイド部材、22…前板、23a,23b…収納ケース。

Claims (3)

  1. 一側面が開口し内部を収容部として上面にマットレスが載置される箱状体を有し、この箱状体が開口した一側面を幅方向の一端側に位置させて配置されるベッド本体と、
    上記収容部の両側内面に上記ベッド本体の幅方向に沿って設けられた第1のガイド部材と、
    両側に上記第1のガイド部材に移動可能に係合する第2のガイド部材を有し、上記箱状体の収容部に出し入れ可能に設けられた搬送体と、
    この搬送体の前端に設けられ搬送体を上記箱状体の収容部に収容したときにその一側面の開口を閉塞する前板と、
    上記搬送体に載置されこの搬送体とともに上記箱状体から引き出される収納ケースを具備し、
    上記搬送体は、一辺とこの一辺よりも短い他辺とによってL字状に形成された一対の端板と、一対の端板の幅方向両端部を連結した一対の上記第2のガイド部材とを具備し、
    一方の端板の一辺の外面には上記前板が取り付けられ、他辺の幅方向両端には一対の上記第2のガイド部材の一端が取り付けられていて、これら第2のガイド部材の他端は上記搬送体に載置される収納ケースの大きさに応じて他方の端板の一辺又は他辺に取り付けられることを特徴とするベッド装置。
  2. 上記搬送体には、上記ベッド本体の幅方向に沿って複数の収納ケースが載置されることを特徴とする請求項1記載のベッド装置。
  3. 上記搬送体と上記収納ケースとの互いに接触する部分の少なくとも一方には、上記搬送体に対する上記収納ケースの滑動度合を高める滑動部材が設けられていることを特徴とする請求項2記載のベッド装置。
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