JP4149358B2 - 収容容器 - Google Patents

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Description

本発明は、複数個の小物品を並べて収容するのに好適な収容容器に関するものである。
例えば、大型図書館などでは、多量の本を効率的に管理する必要があることから、これらの本を分類してコンテナ(収容容器)内に収容し、コンテナごと立体的な自動倉庫内に管理する場合がある。
また、図書館の本に限らず、コンピュータ用の記録済のテープ、放送用のビデオ、オーディオテープあるいは病院用のカルテなどのように、保管しようとする物品が小さくて数が多い場合には、これらをコンテナ内に収容した後、立体的な自動倉庫内に管理される場合がある。そして、必要に応じて自動倉庫内にコンテナを介して収容された小物品は、ロボットなどにより遠隔操作で取り出すことが行われている(特許文献1)。
図4は、特許文献1に採用された収容容器の一例を示したもので、図5は図4の収容容器を保管棚から出し入れするのに使用する物品保管装置の部分的側面図である。
例えば、自動倉庫で用いられる収容容器13は、上方が開口した略箱形状に形成され、その内部に小ボックス26を介して、例えば幅狭のファイル、本などの小物品12が収容されている。
そして、このように多数の小物品12が小ボックス26を介して収容された収容容器13は、図5に示したような物品保管装置に構成された上下方向の格納棚1内に多段的に収容されている。
すなわち、この物品保管装置では、所定の幅で上下方向に形成された格納棚1とこれと隣接する格納棚1の間に間隔4が確保されており、この間隔4内に物品搬出入機7が下方の走行レール5上に載せられている。
そして、この物品搬出入機7が上下の走行レール6,5に案内されて水平方向に自走し、かつ主枠8に沿って上下移動することにより、所定のコンテナ13が取り出されている。
実公平2−18002号公報
ところで、このように自動倉庫に収容容器を用いる場合は、人の手を触れずに遠隔操作で容器を出し入れするため、収容容器内に、雑誌のように、いわゆる腰の弱いものを収容する場合や、あるいは幅狭の物品が満杯状態に収容されていない場合には、物品が内部で倒れてしまうことがある。
すると、外部から物品を確認することができないことは勿論のこと、場合によっては、倒れた物品が棚板から落下してしまう虞もあった。
本発明は、このような従来技術に伴う問題を解決するためになされたもので、収容容器の内部に、いわゆる腰の弱い物品が収容される場合や、幅狭の物品が少ししか収容されていない場合であっても、物品が倒れてしまうことを防止し、ひいては自動倉庫用の容器と
して用いた場合に、内部の物品の落下の虞もない収容容器を提供することを目的としている。
上記目的を達成するための本発明に係る収容容器は、
底板部と、該底板部から立設される一対の長側壁部と、前記底板部から立設される一対の短側壁部とにより、容器本体の上方面に物品の出入口が形成され前記容器本体の底板部には、内部の物品収容部を分割する仕切り部材の脚部を着脱自在に係止する案内溝が形成されている収容容器であって、
前記案内溝は、該底板部の外周域を構成するとともに中央に開口が形成された第1底板部分と、この第1底板部分の開口全体を覆うように、この第1底板部分よりも一段低い位置
に配置されるとともに、前記第1底板部分にリブ状の連結体により一体化された第2底板部分との間の連結部に沿って、水平方向に構成されていることを特徴としている。
係る構成による本発明によれば、腰の弱い物品を収容する場合や、幅狭の物品を少ししか収容しない場合であっても、それらの物品が倒れてしまうことを防止することができる。
このような構成であれば、案内溝を金型成形により容易に構築することができる。
さらに、本発明の収容容器では、前記リブ状の連結体は、所定間隔置きに形成されていることが好ましい。
このような構成であれば、連結体の間の空隙を利用して通風性を確保することができる。
また、本発明では、前記第1底板部分の下面と前記第2底板部分の上面との間の離間距離は、前記仕切り部材の厚さに相当する長さであることが好ましい。
このような構成であれば、上下2つの底板部材の間に、仕切り部材を挟持させることができる。
本発明によれば、必要に応じて所定位置に仕切り部材を配置すれば、仮に腰の弱い物品を収容する場合や、満杯状態に収容されていない場合であっても、物品が倒れてしまうようなことはない。また、例えば,自動倉庫に用いた場合に、幅薄の物品であっても落下の虞のない確実な状態で保管することができる。
以下、図面に示した実施例を参照しながら本発明について説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る収容容器20として自動倉庫用コンテナ20を示したものである。
容器本体20aは、底板部8と、この底板部8から立設された一対の長側壁部16,18と、一対の短側壁部22,24とにより構成され、容器本体20aの上方面に物品の出し入れ口が形成されている。
一対の長側壁部16,18のうち、一方の長側壁部16は背が高く、他方の長側壁部1
8は、これよりも背が低く設定されている。
このような容器本体20a内には、例えば本、あるいはファイルなど薄手の物品が好ましく収容される。
一方、この実施例における底板部8は、隔壁体70により予め2つに分割されている。
このような隔壁体70を設けることにより、例えば、全体を2000年用の容器、左側の半領域を2000年前期、右側の半領域を2000年後期などに分類することもできる。
また、それに応じて長側壁部18に、平坦なラベル装着用平面S1,S2,S3などを形
成し、中央のラベル装着用平面S1に、例えば2000年、左右のラベル装着用平面S2,S3に、2000年前期、2000年後期などといった必要な情報を記載したラベルある
いはバーコードなどを貼着すれば、このラベル、バーコードなどを調べることにより、その収容された物品の内容を判断することができる。
さらに、本実施例による底板部8は、左右の領域に矩形の凹所D,Dが2つ並ぶような構成になっている。なお、この凹所Dは、中央の隔壁体70が設置されていない場合は、連続して形成されることになる。すなわち、底板部8は、図2の概略断面図に示したように、上位に配置される第1底板部分82と、これよりも低い位置に配置される第2底板部分84とから構成され、両底板部分82,84は、所定間隔置きに配置されたリブ状の連結体90により連結されている。
そして、第1底板部分82と第2底板部分84との間には、水平方向に案内溝72が形成されている。この案内溝72は、第1底板部分82と第2底板部分84との間の高さ方向に構成されたもので、この案内溝72、72に、図3に示したような仕切り部材74の水平方向に延びる両側の脚部52が着脱自在に係止されている。
すなわち、本実施例で使用される仕切り部材74は、図3に示したように、下方に開口したコ字状部分50とこのコ字状部分50を支持している一対の脚部52、52とから構成され、脚部52は、略水平方向に延びる2本の棒状部分54a,54bを有することにより、自立できるように形成されている。
一方、上記した容器本体20aの第1底板部分82と第2底板部分84との間は、型成形時に所定間隔置きに立設されたリブ状の連結体90により連結され、横方向に隣接する連結体90、90間は、開口となっている。したがって、このような一段低い位置の凹所D内に、ごみあるいは水などが侵入したとしても、それらを外部に排出することができる。また、通常は、この開口を介して通風性が確保されている。
本実施例では、図3に示したような仕切り部材74が一対の案内溝72、72内に着脱自在に装着されることにより、容器本体20a内が任意に分割される。
以下、本実施例の作用について説明する。
この実施例による仕切り部材74を容器本体20a内に装着するには、先ず、脚部52を挟むように手で掴み、図2に示したように、棒状部分54aをそのまま案内溝72内に差し込めば良い。そして、仕切り部材74の脚部52から力を解除すれば、一対の脚部52、52が自然状態に戻ろうとして外方に開くことにより、外側の棒状部分54aを連結体90の側面に当接させることができる。このとき、図2に示したように、棒状部分54
aの厚さ(径)mと、第1底板部材82と第2底板部材84との離間距離nは、同じ長さである。すなわち、案内溝72の高さnは、棒状部分54aの厚さ(径)mと略同じ長さである。したがって、仕切り部材74を安定した姿勢で立設することができる。
また、両側の棒状部分54a,54aが、連結体90,90の内側に配置されるため、容器本体20aを裏面側から見れば、容器本体20aの外方に棒状部分54aなどが出っ張ることはないため、仕切り部材74が邪魔になることはない。
さらに、第1底板部材82の上面よりも棒状部分54a、54bの方が下方に配置されるため、容器本体20aの短側壁部22,24と平行な姿勢で幅薄の本、あるいはファイルなどを収容した場合に、これらの物品がぐらつくようなことはない。
このような収容容器20は、自動倉庫に使用されるコンテナとして有効に使用することができる。すなわち、自動倉庫では、図5に示したような棚板上で、水水平方向にスライドさせることが何度も行われるため、スライドする部位に少しの出っ張りがあったとしても、スムースなスライドを妨げてしまう虞がある。本実施例の収容容器20は、容器本体20aの裏面側に仕切り部材74の一部が露出したり、出っ張ったりすることがないので、スライドを邪魔するようなことはない。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は上記実施例に何ら限定されない。
例えば、仕切り部材74の底板部8に対する取り付けは、上記実施例に何ら限定されず、どのような態様で取り付けすることもできる。
特に、自動倉庫用として使用する場合と異なって設置場所などでスライドさせる必要がない場合は、脚部52の棒状部分54aを連結体90の外側に配置することもできる。
このような場合には、図2に示したように、第1底板部82に設けたリブ85の側面に、この棒状部分54aを水平方向に沿わせることにより、仕切り部材74を安定した姿勢で固定することができる。
図1は本発明の一実施例による収容容器の斜視図である。 図2は図1に示した収容容器に装着された仕切り部材の取り付け構造を示す断面図である。 図3は図1に示した仕切り部材の斜視図である。 図4は実公平2−18002号公報に開示された自動倉庫で使用されている従来の収容容器の斜視図である。 図5は同じく実公平2−18002号公報に開示された自動倉庫の一部を示す部分正面図である。
符号の説明
8 底板部
12 小物品
16,18 長側壁部
20 収容容器
20a 容器本体
22,24 短側壁部
50 コ字状部分
52 脚部
54a,54b 棒状部分
70 隔壁体
72 案内溝
74 仕切り部材
80 コ字状部分
82 第1底板部分
84 第2底板部分
90 連結体
n 離間距離
1,S2,S3 ラベル装着用平面

Claims (3)

  1. 底板部と、該底板部から立設される一対の長側壁部と、前記底板部から立設される一対の短側壁部とにより、容器本体の上方面に物品の出入口が形成され前記容器本体の底板部には、内部の物品収容部を分割する仕切り部材の脚部を着脱自在に係止する案内溝が形成されている収容容器であって、
    前記案内溝は、該底板部の外周域を構成するとともに中央に開口が形成された第1底板部分と、この第1底板部分の開口全体を覆うように、この第1底板部分よりも一段低い位置に配置されるとともに、前記第1底板部分にリブ状の連結体により一体化された第2底板部分との間の連結部に沿って、水平方向に構成されていることを特徴とする収容容器。
  2. 前記リブ状の連結体は、所定間隔置きに形成されていることを特徴とする請求項1に記載の収容容器。
  3. 前記第1底板部分の下面と前記第2底板部分の上面との間の離間距離は、前記仕切り部材の厚さに相当する長さであることを特徴とする請求項1または2に記載の収容容器。
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