JP4490093B2 - コンパクトなインクジェットプリントヘッド - Google Patents

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Description

本発明は包括的にインクジェットプリントに関し、より詳細には、高密度で実装されたノズルを有する薄膜インクジェットプリントヘッドに関する。
インクジェットプリントの技術は、比較的十分に開発されている。コンピュータのプリンタ、グラフィックプロッタ、およびファクシミリ機等の市販製品は、プリントした媒体を生成するインクジェット技術で実施されている。インクジェット技術に対するヒューレット・パッカード社の貢献については、例えば、すべて参照により本明細書に援用される、Hewlett-Packard Journal,Vol.36,No.5(May 1985)、Vol.39,No.5(October 1988)、Vol.43,No.4(August 1992)、Vol.43,No.6(December 1992)、およびVol.45,No.1(February 1994)におけるさまざまな論文で説明されている。
一般的に、インクジェット画像は、インクジェットプリントヘッドとして知られているインク滴発生装置が放出するインク滴をプリント媒体上に正確に配置することによって、形成される。通常、インクジェットプリントヘッドは、プリント媒体表面の上を横切る可動プリントキャリッジ上に支持され、マイクロコンピュータその他コントローラのコマンドに従って適切な時点においてインク滴を噴射するよう制御される。この場合、インク滴を塗布するタイミングは、プリントしている画像の画素のパターンに対応するよう意図される。
典型的なヒューレット・パッカードのインクジェットプリントヘッドは、インクバリアー層に取り付けたオリフィス板に正確に形成した、ノズルのアレイを含む。インクバリアー層は、インク発射ヒータ抵抗器と該抵抗器を作動させるための装置とを実装する、薄膜下部構造に取り付けられている。インクバリアー層は、関連するインク発射抵抗器の上方に配置したインクチャンバを含むインクチャネルを画定し、オリフィス板のノズルは、関連するインクチャンバに整列している。インクチャンバと、薄膜下部構造およびオリフィス板のうちのインクチャンバに隣接する部分とによって、インク滴発生器領域が形成される。
薄膜下部構造は、通常、シリコン等の基板から構成される。この基板上に、薄膜インク発射抵抗器、抵抗器を作動させるための装置、および、プリントヘッドへの外部電気接続のために設けるボンディングパッドへの相互接続、を形成するさまざまな薄膜層が形成される。インクバリアー層は、通常、ドライフィルムとして薄膜下部構造に貼り合わされ、かつ、感光性で紫外線および熱のいずれによっても硬化可能なように設計された、ポリマー材料である。スロット供給構成のインクジェットプリントヘッドでは、1つまたは複数のインク槽から、基板に形成した1つまたは複数のインク供給スロットを通じて、さまざまなインクチャンバにインクが供給される。
オリフィス板、インクバリアー層、および薄膜下部構造の物理的配置の一例が、上で引用したHewlett-Packard Journal(February 1994)の44ページに記載されている。インクジェットプリントヘッドのさらなる例については、ともに参照により本明細書に援用される、本発明の譲受人に譲渡されている米国特許第4,719,477号および同第5,317,346号に記載されている。
米国特許第4,719,477号明細書 米国特許第5,317,346号明細書 米国特許第5,469,199号明細書 Hewlett-Packard Journal,Vol.36,No.5(May 1985) Hewlett-Packard Journal,Vol.39,No.5(October 1988) Hewlett-Packard Journal,Vol.43,No.4(August 1992) Hewlett-Packard Journal,Vol.43,No.6(December 1992) Hewlett-Packard Journal,Vol.45,No.1(February 1994)
薄膜インクジェットプリントヘッドで考慮すべき事柄として、例えば、用いるインク滴発生器および/またはインク供給スロットが多くなるにつれて、基板の大きさおよび/または基板の脆性が増す、ということがある。したがって、コンパクトであるが多数のインク滴発生器を有するインクジェットプリントヘッドが必要とされている。
当業者であれば、以下の詳細な説明を図面とともに読めば、開示する本発明の利点および特徴を容易に理解しよう。
以下の詳細な説明およびいくつかの図面において、同じ要素は同じ参照番号で識別される。
図1−4には、本発明を用いることができるインクジェットプリントヘッド100の、正確な縮尺率で描かれていない概略的な平面図および斜視図を示す。インクジェットプリントヘッド100は、一般的に、(a)シリコン等の基板を含み、その上にさまざまな薄膜層が形成された、薄膜下部構造すなわちダイ11と、(b)薄膜下部構造11上に配置されたインクバリアー層12と、(c)インクバリアー12の上面に薄層状に取り付けられた、オリフィス板すなわちノズル板13とを含む。
薄膜下部構造11は、例えば従来の集積回路技術によって形成された、集積回路ダイを含む。図5に概略的に示すように、薄膜下部構造11は一般的に、シリコン基板111a、FETゲートおよび絶縁層(または誘電体層。以下同じ)111b、抵抗器層111c、および第1の金属化(metallization)層(または金属被膜層。以下同じ)111dを含む。シリコン基板111aならびにFETゲートおよび絶縁層111bの上部には、本明細書においてより詳細に説明する駆動FET回路等の能動デバイスが形成されている。FETゲートおよび絶縁層111bは、ゲート酸化物層、ポリシリコンゲート、および、抵抗器層111cに隣接する絶縁層を含む。薄膜ヒータ抵抗器56は、抵抗器層111cおよび第1の金属化層111dのそれぞれのパターニングによって形成される。薄膜下部構造はさらに、例えば窒化ケイ素層と炭化ケイ素層とを含む複合パッシベーション層111eと、少なくともヒータ抵抗器56の上にある、タンタルの機械的パッシベーション層111fとを含む。タンタル層111fの上には、金の導電層111gがある。
インクバリアー層12は、熱および圧力によって薄膜下部構造11に貼り合わされたドライフィルムで形成されており、感光されて、ヒータ抵抗器56の上方に配置されたインクチャンバ19と、インクチャネル29とを形成する。金の層内の、薄膜下部構造11の長手方向に間置された反対側にある両端部には、外部電気接続のために係合可能な金のボンディングパッド74が形成されており、ボンディングパッド74はインクバリアー層12に覆われていない。例示として、バリアー層の材料には、デラウェア州ウィルミントン市のE.I.デュポン ド ヌムール アンド カンパニー(E.I. duPont de Nemours and Company)から入手可能な「パラド(Parad)」ブランドのフォトポリマーのドライフィルムなどの、アクリラート(acrylate)をベースにしたフォトポリマーのドライフィルムが含まれる。同様のドライフィルムとしては、「リストン(Riston)」ブランドのドライフィルムなどのデュポンのその他の製品や、他の化学製品供給者が製造するドライフィルムがある。オリフィス板13は、例えば、ポリマー材料から構成され、例えば本発明の譲受人に譲渡されている米国特許第5,469,199号(参照によって本明細書に援用される)において開示されているようにレーザー・アブレーションでオリフィスを形成した、平らな基板を含む。オリフィス板はまた、ニッケル等のめっきをした金属を含んでもよい。
図3に示すように、インクバリアー層12内のインクチャンバ19は、より詳細には、それぞれのインク発射ヒータ抵抗器56の上方に配置されており、それぞれのインクチャンバ19は、バリアー層12に形成したチャンバ開口部の相互に接続された縁すなわち壁によって規定される。インクチャネル29は、バリアー層12に形成したさらなる開口部によって画定され、それぞれのインク発射チャンバ19と一体的に結合している。インクチャネル29は、隣接するインク供給スロット71の供給縁に向かって開いており、そのようなインク供給スロットからインクを受け取る。
オリフィス板13はオリフィスすなわちノズル21を含む。オリフィスすなわちノズル21は、それぞれのインクチャンバ19の上方に配置され、それぞれのインク発射ヒータ抵抗器56、関連するインクチャンバ19、および関連するオリフィス21が整列してインク滴発生器40を形成するようになっている。ヒータ抵抗器はそれぞれ、公称の抵抗が少なくとも100オーム、例えば約120または130オームであり、図9に示すような分割された(セグメント化された)抵抗器から構成されてもよい。ヒータ抵抗器56は、金属化領域59によって接続された2つの抵抗器領域56a、56bから成っている。この抵抗器構造によって、面積が同じ単一の抵抗器領域よりも大きな抵抗が提供される。
開示するプリントヘッドを、バリアー層と、別個のオリフィス板とを有するものとして説明するが、プリントヘッドを、例えば複数の露光プロセスで露光され次に現像される単一のフォトポリマー層を用いて製造することが可能な、一体的なバリアー/オリフィス構造で実施してもよい、ということが理解されるべきである。
インク滴発生器40は、列状アレイ、すなわち群61をなすように配置されている。これらは、基準軸Lに沿って延びており、基準軸Lに対して横方向、すなわち、それを横切って、互いから隔置されている。それぞれのインク滴発生器の群のヒータ抵抗器56は、基準軸Lに略整列しており、基準軸Lに沿った所定の中心同士の間隔すなわちノズルピッチPを有する。ノズルピッチPは、1/300インチなどの1/600インチ以上であってもよい。インク滴発生器の列状のアレイ61はそれぞれ、例えば100個またはそれよりも多くのインク滴発生器(すなわち、少なくとも100個のインク滴発生器)を含む。
例示として、薄膜下部構造11は矩形であってもよく、その互いに反対側の縁51、52は長さ寸法がLSの長手方向の縁であり、長手方向に隔置された、互いに反対側にある縁53、54は、薄膜下部構造11の長さLSよりも短い幅すなわち横寸法WSのものである。薄膜下部構造11の長手方向の広がりは、基準軸Lに平行とすることができる縁51、52に沿っている。使用の際、基準軸Lを、一般的に媒体前進軸(media advance axis)と呼ばれているものと整列させることができる。便宜上、薄膜下部構造の、長手方向に隔置された両端部もまた、そのような両端部における縁を指すのに用いる参照番号53、54で表される。
インク滴発生器のそれぞれの列状のアレイ61のインク滴発生器40を略同一直線上にあるものとして示すが、アレイをなすインク滴発生器40のうちのいくつかのインク滴発生器40は、例えば発射遅延を補償するために、列の中央線からわずかに外れてもよい、ということが理解されるべきである。
それぞれのインク滴発生器40がヒータ抵抗器56を含む限り、ヒータ抵抗器は、それに応じて、インク滴発生器の列状のアレイに対応する列状の群すなわちアレイをなすように配置される。便宜上、ヒータ抵抗器のアレイすなわち群を、同じ参照番号61で表す。
図1ないし図4のプリントヘッド100の薄膜下部構造11は、より詳細には、基準軸Lに整列し基準軸Lに対して横切る方向に互いから隔置されている、2つのインク供給スロット71を含む。インク供給スロット71はそれぞれ、インク滴発生器の4つの列61に供給を行う。4つの列61のインク滴発生器はそれぞれ、2つのインク供給スロット71の対向する側部に配置されており、薄膜下部構造における関連するインク供給スロットによって形成される縁に向かって、インクチャネルが開いている。このようにして、それぞれのインク供給スロットの互いに反対側にある縁が供給縁を形成し、2つのインク供給スロットはそれぞれ、デュアル(dual)縁インク供給スロットを構成する。具体的な実施として、図1ないし図4のプリントヘッド100はモノクロのプリントヘッドであり、両方のインク供給スロット71がブラック等の同じ色のインクを供給し、インク滴発生器の4つの列61がすべて同じ色のインク滴を生成するようになっている。
インク供給スロットのいずれかの側の列同士の間の列ピッチすなわち間隔CPは、630マイクロメートル(μm)以下(すなわち、最大でも630μm)であり、両インク供給スロットの中央寄りの列同士の間の列ピッチすなわち間隔CP’は、800μm以下(すなわち、最大でも800μm)である。
基準軸Lに沿った、1つの列から隣接する列までのノズルのジグザグ(または千鳥)配置すなわちオフセットされたノズルピッチと、インク滴体積とは、より詳細には、基準軸Lに沿った、1/300インチから1/600インチの範囲であるノズルピッチPの1/4である、単一パスのモノクロのドット間隔を可能にするよう構成されている。滴体積は、染料をベースにしたインクについては3から7ピコリットルの範囲(特定の例では、約5ピコリットル)であってもよく、顔料をベースにしたインクについては12から19ピコリットル(特定の例では、約16ピコリットル)であってもよい。1/300インチのノズルピッチであれば、所与の横切る方向において隣接するノズルの列同士の間の基準軸Lに沿ったジグザグ配置すなわちオフセットは、1/1200インチであってもよい。言い換えれば、左から2番目の列は、基準軸Lに沿った選択した方向に沿って、最も左の列に対して1/1200インチだけずれている。左から3番目の列は、基準軸Lに沿った選択した方向に沿って、左から2番目の列に対して1/1200インチだけずれている。左から4番目の列は、基準軸Lに沿った選択した方向に沿って、左から3番目の列に対して1/1200インチだけずれている。
したがって、ノズルピッチPが1/300インチであれば、1200dpiの単一パスのプリント解像度に対応する、1/1200インチの単一パスのドット間隔が提供される。ノズルピッチPが1/600インチであれば、1/2400dpiの単一パスのプリント解像度に対応する、1/2400の単一パスのドット間隔が提供される。
それぞれが、少なくとも100個の(例えば、104個の)、1/300インチのノズルピッチPであるインク滴発生器を有する4つの列状アレイ61を有する実施例の場合、より詳細には、例示として、薄膜下部構造11の長さLSは、約11.65ミリメートルであってもよく、薄膜下部構造の幅WSは、約2.95ミリメートルから約3.29ミリメートルの範囲内というような、約3.29ミリメートル以下であってもよい。一般的に、薄膜下部構造の長さ/幅のアスペクト比(すなわち、LS/WS)は、3.5よりも大きくすることができる。
1列当たり100個から104個のインク滴発生器を有する特定の実施例において、プリントヘッドは、ノズル実装密度(packing density)が1mm当たりノズル10.43個から1mm当たりノズル12.10個の範囲である。より一般的には、プリントヘッドのノズル実装密度は、少なくとも1mm当たりノズル10.43個である。
インク滴発生器はそれぞれ、約15kHzから約18kHzの範囲である最大周波数で、駆動回路によって駆動されることができる。例えば、インク滴発生器の代表的な列状のアレイ61について図6に概略的に示すように、インク滴発生器40の列状のアレイ61にはそれぞれ、プリントヘッド100の薄膜下部構造11内に形成された、列状のFET駆動回路アレイ81が隣接し関連付けられている。それぞれのFET駆動回路アレイ81は、複数のFET駆動回路85を含む。複数のFET駆動回路85は、それぞれがヒータ抵抗器リード線57aによってそれぞれのヒータ抵抗器56に接続された、ドレイン電極を有する。それぞれのFET駆動回路アレイ81および関連するインク滴発生器のアレイには、列状のグランドバス181が関連付けられており、グランドバス181には、関連するFET駆動回路アレイ81のすべてのFET駆動回路85のソース電極が電気的に接続されている。FET駆動回路のそれぞれの列状のアレイ81および関連するグランドバス181は、関連するインク滴発生器の列状アレイ61に沿って長手方向に延び、関連する列状アレイ61と少なくとも長手方向に同一の広がりを有する。図1および2に概略的に示すように、それぞれのグランドバス181は、プリントヘッド構造の一方の端部にある少なくとも1つのボンディングパッド74と、プリントヘッド構造の他方の端部にある少なくとも1つのボンディングパッド74とに、電気的に接続される。
グランドバス181とヒータ抵抗器リード線57aとは、本明細書においてさらに説明するヒータ抵抗器リード線57bならびにFET駆動回路85のドレインおよびソース電極と同様に、薄膜下部構造11の金属化層111c(図5)内に形成される。
FET駆動回路のそれぞれの列状アレイのFET駆動回路85は、デコーダ論理回路35の関連する列状アレイ31によって制御される。デコーダ論理回路35は、適切なボンディングパッド74(図6)に接続された隣接するアドレスバス33上のアドレス情報を復号する。本明細書においてさらに説明するように、アドレス情報は、インク発射エネルギーによりエネルギーが与えられる(または通電される)インク滴発生器を識別し、デコーダ論理回路35はこのアドレス情報を利用して、アドレス指定するすなわち選択するインク滴発生器のFET駆動回路をオンにする。
図7に概略的に示すように、それぞれのヒータ抵抗器56の一方の端子は、基本選択トレース(primitive select trace)によって、インク発射基本選択信号PSを受け取るボンディングパッド74に接続されている。このようにして、それぞれのヒータ抵抗器56の他方の端子が、関連するFET駆動回路85のドレイン端子に接続されているので、関連するデコーダ論理回路35によって制御される関連するFET駆動回路がオンである場合に、インク発射エネルギーPSがヒータ抵抗器56に供給される。
インク滴発生器の代表的な列状アレイ61について図8に概略的に示すように、インク滴発生器の列状アレイ61のインク滴発生器を、隣接するインク滴発生器からなる4つの基本群61a、61b、61c、61dに編成することができ、ある特定の基本群のヒータ抵抗器56は、4つの基本選択トレース86a、86b、86c、86dのうちの同じものに電気的に接続され、特定の基本群のインク滴発生器が、同じインク発射基本選択信号PSに並列に切り替え可能に結合するようになっている。ある列状アレイにおけるインク滴発生器の数Nが4の整数倍である特定の例の場合、それぞれの基本群は、N/4個のインク滴発生器を含む。参考までに、基本群61a、61b、61c、61dは、横方向の縁53から横方向の縁54に向かって順番に配置されている。
図8は、より詳細には、関連する滴発生器の列状アレイ61および関連するFET駆動回路85の列状アレイ81(図6)の、基本選択トレース86a、86b、86c、86dの概略平面図を示す。基本選択トレース86a、86b、86c、86dは、例えば、関連するFET駆動回路のアレイ81とグランドバス181との上にあって、それらから絶縁されている金の金属化層111g(図5)内のトレースによって実施される。基本選択トレース86a、86b、86c、86dはそれぞれ、金属化層111c内に形成された抵抗器リード線57b(図8)と、基本選択トレースと抵抗器リード線57bとの間に延びる相互接続バイア58(図8)とによって、4つの基本群61a、61b、61c、61dに電気的に接続されている。
第1の基本選択トレース86aは、第1の基本群61aに沿って長手方向に延びていて、それぞれ第1の基本群61aのヒータ抵抗器56に接続されているヒータ抵抗器リード線57b(図9)の一部の上にあり、バイア58(図9)によってそのようなヒータ抵抗器リード線57bに接続されている。第2の基本選択トレース86bは、第2の基本群61bに沿って延びている部分を含み、それぞれ第2の基本群61bのヒータ抵抗器56に接続されているヒータ抵抗器リード線57b(図9)の一部の上にあり、バイア58によってそのようなヒータ抵抗器リード線57bに接続されている。第2のトレース86bは、第1の基本選択トレース86aの、第1の基本群61aのヒータ抵抗器56とは反対の側に、第1の基本選択トレース86aに沿って延びる、さらなる部分を含む。第2の基本選択トレース86bは略L字型であり、第2の部分は第1の部分よりも幅が狭く、第2の基本選択トレース86bのより幅の広い部分よりも狭い第1の基本選択トレース86aをバイパスするようになっている。
第1および第2の基本選択トレース86a、86bは、第1および第2の基本群61a、61bと少なくとも長手方向に概ね同一の広がりを有し、それぞれ、第1および第2の基本選択トレース86a、86bに最も近い横方向の縁53に配置されたそれぞれのボンディングパッド74に適切に接続されている。
第4の基本選択トレース86dは、第4の基本群61dに沿って長手方向に延びていて、第4の基本群61dのヒータ抵抗器56に接続されているヒータ抵抗器リード線57b(図9)の一部の上にあり、バイア58によってそのようなヒータ抵抗器リード線57bに接続されている。第3の基本選択トレース86cは、第3の基本群61cに沿って延びている部分を含み、第3の基本群61cのヒータ抵抗器56に接続されているヒータ抵抗器リード線57b(図9)の一部の上にあり、バイア58によってそのようなヒータ抵抗器リード線57bに接続されている。第3の基本選択トレース86cは、第4の基本選択トレース86dに沿って延びる、さらなる部分を含む。第3の基本選択トレース86cは略L字型であり、第2の部分は第1の部分よりも幅が狭く、第3の基本選択トレース86cのより幅の広い部分よりも狭い第4の基本選択トレース86dをバイパスするようになっている。
第3および第4の基本選択トレース86c、86dは、第3および第4の基本群61c、61dと少なくとも長手方向に概ね同一の広がりを有し、それぞれ、第3および第4の基本選択トレース86c、86dに最も近い横方向の縁54に配置されたそれぞれのボンディングパッド74に適切に接続されている。
特定の例として、インク滴発生器の列状アレイ61の基本選択トレース86a、86b、86c、86dは、インク滴発生器の列状アレイに関連するFET駆動回路およびグランドバスの上にあり、関連する列状アレイ61と長手方向に同一の広がりを有する領域に含まれている。このようにして、インク滴発生器の列状アレイ61の4つの基本要素の4つの基本選択トレースが、そのアレイに沿って、プリントヘッド基板の両端に向かって延びる。より詳細には、プリントヘッド基板の長さの1/2の部分に配置された第1の対をなす基本群61a、61bの第1の対をなす基本選択トレースは、そのような第1の対をなす基本群に沿って延びる領域に含まれており、プリントヘッド基板の他方の1/2の長さの部分に配置された第2の対をなす基本群61c、61dの第2の対をなす基本選択トレースは、そのような第2の対をなす基本群に沿って延びる領域に含まれている。
参照しやすくするために、ヒータ抵抗器56と関連するFET駆動回路85とをボンディングパッド74に電気的に接続する、基本選択トレース86と関連するグランドバスとを、総称して電力トレースと呼ぶ。これもまた参照しやすくするために、基本選択トレース86は、ハイ側または非接地の電力トレースと呼ぶことができる。
一般的に、それぞれのFET駆動回路85の寄生抵抗(すなわち、オン抵抗)は、電力トレースによって形成される寄生経路により、それぞれのFET駆動回路85にあらわれる寄生抵抗の変動を補償して、ヒータ抵抗器に供給されるエネルギーの変動を少なくすよう構成される。具体的には、電力トレースは、経路上の位置とともに変動する寄生抵抗をFET回路に与える寄生経路を形成し、それぞれのFET駆動回路85の寄生抵抗は、それぞれのFET駆動回路85の寄生抵抗とFET駆動回路に与えられる電力トレースの寄生抵抗との組み合わせが、インク滴発生器同士の間でわずかしか変動しないように選択される。したがって、全てのヒータ抵抗器56の抵抗がほぼ同じである限り、それぞれのFET駆動回路85の寄生抵抗は、それぞれのFET駆動回路85に与えられる関連する電力トレースの寄生抵抗の変動を補償するよう構成される。このようにして、電力トレースに接続されているボンディングパッドにほぼ等しいエネルギーが供給される限り、それぞれのヒータ抵抗器56にほぼ等しいエネルギーを供給することができる。
図9および図10を参照してより具体的に説明する。FET駆動回路85はそれぞれ、シリコン基板111a(図5)に形成されたドレイン領域フィンガー89の上方に配置された、複数の電気的に相互接続されたドレイン電極フィンガー87と、ドレイン電極87と互いに組み合うように、すなわち交互に配置され、シリコン基板111aに形成されたソース領域フィンガー99の上方に配置された、複数の電気的に相互接続されたソース電極フィンガー97とを含む。それぞれの端部において相互接続されたポリシリコンのゲートフィンガー91が、シリコン基板111a上に形成された薄いゲート酸化物層93上に配置されている。PSG層(phosphosilicate glass layer:ホスホシリケートガラス層)95が、ドレイン電極87およびソース電極97をシリコン基板111aから分離している。複数の導電性ドレイン接点88がドレイン電極87をドレイン領域89に電気的に接続し、複数の導電性ソース接点98がソース電極97をソース領域99に電気的に接続する。
それぞれのFET駆動回路が占める面積は好ましくは小さく、それぞれのFET駆動回路のオン抵抗は好ましくは小さく、例えば14または16オーム以下(すなわち、最大でも14または16オーム)である。そのためには、効率的なFET駆動回路が必要である。例えば、オン抵抗Ronを、次式のようにFET駆動回路の面積Aに関連付けることができる。
Ron < (250,000 オーム・マイクロメートル)/A
ただし面積Aはマイクロメートル(μm)で表している。これは例えば、厚さが800オングストローム以下(すなわち、最大でも800オングストローム)の、またはゲート長が4μmよりも小さい、ゲート酸化物層93で実現することができる。また、ヒータ抵抗器の抵抗が少なくとも100オームであれば、ヒータ抵抗器の抵抗がそれよりも小さい場合と比べて、FET回路をより小型にすることができる。ヒータ抵抗器の値が大きほど、寄生物とヒータ抵抗器との間でのエネルギー配分の点から、より大きなFETターンオン抵抗に耐えることができるからである。
特定の例として、ドレイン電極87、ドレイン領域89、ソース電極97、ソース領域99、およびポリシリコンのゲートフィンガー91は、基準軸Lにほぼ直交して、または、それを横切って、グランドバス181の長手方向の範囲(長さ)まで延びていてもよい。また、それぞれのFET回路85について、図6に示すように、ドレイン領域89およびソース領域99の基準軸Lを横切る範囲(長さ)は、ゲートフィンガーの基準軸Lを横切る範囲(長さ)と同じであり、これによって、基準軸Lを横切るアクティブ領域(動作領域)の範囲が画定される。参照しやすくするために、ドレイン電極フィンガー87、ドレイン領域フィンガー89、ソース電極フィンガー97、ソース領域フィンガー99、およびポリシリコンのゲートフィンガー91の範囲(長さ)は、そのような素子がストリップ状またはフィンガー状に長く幅が狭い限り、そのような素子の長手方向の範囲(長さ)と呼ぶことができる。
例示として、FET回路85のそれぞれのオン抵抗は、ドレイン領域フィンガーの連続して非接触の部分の長手方向の範囲すなわち長さを制御することによって、個々に構成される。連続して非接触の部分には、電気接点88がない。例えば、ドレイン領域フィンガーの連続して非接触の部分は、ヒータ抵抗器56から最も遠いドレイン領域89の端部で始まってもよい。特定のFET回路85のオン抵抗は、ドレイン領域フィンガーの連続して非接触の部分の長さが長くなるにつれて大きくなり、この長さは、特定のFET回路のオン抵抗を決定するために選択される。
他の例として、それぞれのFET回路85のオン抵抗を、FET回路の大きさを選択することによって構成してもよい。例えば、FET回路の基準軸Lを横切る長さを、オン抵抗を規定するために選択することができる。
特定のFET回路85についての電力トレースが適度にまっすぐな経路によってプリントヘッド構造の長手方向に離れた端部のうちの最も近いもの上のボンディングパッド74へとルーティングされている、典型的な実施例の場合、プリントヘッドの最も近い端部からの距離とともに寄生抵抗は大きくなり、FET駆動回路85のオン抵抗は、そのような最も近い端部からの距離とともに小さくなり(FET回路をより効率的にする)、電力トレースの寄生抵抗の増大を相殺するようになっている。特定の例として、ヒータ抵抗器56から最も遠いドレイン領域フィンガーの端部で始まるそれぞれのFET駆動回路85のドレインフィンガーの連続して非接触の部分に関して、そのような部分の長さは、プリントヘッド構造の長手方向に離れた端部のうちの最も近いものからの距離とともに短くなる。
それぞれのグランドバス181は、FET回路85のドレイン電極87およびソース電極97と同じ薄膜金属化層で形成されており、ソースおよびドレイン領域89、99とポリシリコンのゲート91とから構成されているそれぞれのFET回路のアクティブ領域(動作領域)は、有利なことに、関連するグランドバス181の下に延びている。これによって、グランドバスおよびFET回路アレイが占める領域をより狭くすることができ、それによって、より狭く、したがってより安価な薄膜下部構造が可能になる。
また、ドレイン領域フィンガーの連続して非接触の部分がヒータ抵抗器56から最も遠いドレイン領域フィンガーの端部で始まる実施例では、それぞれのグランドバス181の、基準軸Lを横切って関連するヒータ抵抗器56に向かう範囲(長さ)は、ドレインフィンガーの連続して非接触の部分の長さが長くなるにつれて大きく(長く)なってもよい。ドレイン電極は、そのようなドレインフィンガーの連続して非接触の部分にわたって延びる必要がないからである。言い換えれば、ドレイン領域の連続して非接触の部分の長さに応じて、グランドバス181がFET駆動回路85のアクティブ領域(動作領域)の上にある量を多くすることによって、グランドバス181の幅Wを広くすることができる。これは、グランドバス181およびその関連するFET駆動回路アレイ81が占める領域の幅を広くすることなく行われるが、この理由は、グランドバスとFET駆動回路85のアクティブ領域(動作領域)との重なりの量を多くすることによって広くするからである。実際には、いかなる特定のFET回路85においても、ドレイン領域の非接触の部分とほぼ等しい長さだけ、基準軸Lを横切ってグランドバスがアクティブ領域(動作領域)に重なってもよい。
ドレイン領域の連続して非接触の部分がヒータ抵抗器56から最も遠いドレイン領域フィンガーの端部で始まり、プリントヘッド構造の最も近い端部からの距離とともにそのようなドレイン領域の連続して非接触の部分の長さが短くなる特定の例の場合、ドレイン領域の連続して非接触の部分の長さの変動に伴ってグランドバス181の幅Wが変化すなわち変動するので、図8に示すように、グランドバスの幅W181を、プリントヘッド構造の最も近い端部に近づくにつれて広くしている。ボンディングパッド74に近づくにつれて共有電流の量が多くなるので、このような形状にすることにより、有利なことに、ボンディングパッド74に近づくにつれてグランドバスの抵抗が小さくなる。
グランドバスの抵抗はまた、グランドバス181の一部分を、デコーダ論理回路35同士の間の長手方向に隔置された領域に横方向に延ばすことによっても、小さくすることができる。例えば、そのような一部分は、デコーダ論理回路35が形成されている領域の幅だけアクティブ領域(動作領域)を越えて横方向に延びていてもよい。
インク滴発生器の列状アレイに関連する以下の回路部を、図6および8において幅の値の後に続く参照番号によって示される、以下の幅を有するそれぞれの領域内に含めることができる。
Figure 0004490093
これらの幅は、基準軸Lに整列したプリントヘッド基板の長手方向の範囲(長さ)と直交方向すなわち横方向に測定される。
図11は、上述のプリントヘッドを用いることができるインクジェットプリント装置20の1例を示す概略斜視図である。図11のインクジェットプリント装置20はシャーシ122を含む。シャーシ122は、通常、成形プラスチック材料でできたハウジングすなわち筐体124で取り囲まれている。シャーシ122は、例えばシートメタルで形成されており、垂直パネル122aを含む。適応型プリント媒体ハンドリングシステム126によって、プリント媒体のシートがプリントゾーン125を通って個別に供給される。プリント媒体ハンドリングシステム126は、プリント(印刷)前のプリント媒体を保管する供給トレイ128を含む。プリント媒体は、紙、カード用紙、透明シート(OHP用紙)、マイラー(登録商標)などの任意のタイプの適切なプリント可能なシート材料とすることができるが、便宜上、図示の実施形態は、プリント媒体として紙を用いるものとして説明する。ステッパモータによって駆動される駆動ローラ129を含む、一連の従来のモータによって駆動されるローラを用いて、プリント媒体を供給トレイ128からプリントゾーン125内に移動させることができる。プリント後、駆動ローラ129は、プリントされたシートを、1対の格納式(または、開閉式または伸縮式)出力乾燥ウイング部材130上に移動させる。ウイング部材130は、プリントされたシートを受け取るよう広がった状態で示されている。ウイング部材130は、新しくプリントされたシートを、出力トレイ132内でまだ乾いている途中の、すべての以前にプリントされたシートの上方で短時間保持し、その後、曲線の矢印133で示すように枢軸的に(旋回して)両側に退避し、新しくプリントされたシートを出力トレイ132内に落とす。プリント媒体ハンドリングシステムは、摺動式長さ調節アーム134や封筒供給スロット135などの、レターサイズ、リーガルサイズ、A4サイズ、封筒サイズ等を含むさまざまな大きさのプリント媒体に対応する、一連の調節機構を含んでもよい。
図11のプリンタはさらに、プリンタコントローラ136を含む。プリンタコントローラ136は、マイクロプロセッサとして概略的に示されている、シャーシの垂直パネル122aの後ろ側に支持されたプリント回路基板139上に配置されている。プリンタコントローラ136は、パーソナルコンピュータ等のホスト装置(図示せず)から命令を受け取り、プリントゾーン125を通るプリント媒体の前進、プリントキャリッジ140の移動、およびインク滴発生器40への信号印加、を含む、プリンタの動作の制御を行う。
キャリッジ走査軸と平行な長手方向の軸を有するプリントキャリッジ摺動ロッド138がシャーシ122に支持されて、プリントキャリッジ140のかなり部分を支持し、キャリッジ走査軸に沿った並進運動すなわち走査を往復して行うようにする。プリントキャリッジ140は、第1および第2の可動インクジェットプリントヘッドカートリッジ150、152(それぞれ「ペン」、「プリントカートリッジ」、または「カートリッジ」と呼ばれる場合がある)を支持する。プリントカートリッジ150、152はそれぞれプリントヘッド154、156を含む。プリントヘッド154、156はそれぞれ、プリント媒体のうちのプリントゾーン125内にある部分の上に略下向きにインクを噴出する、略下向きのノズルを有する。プリントカートリッジ150、152は、より詳細には、クランプレバー(clamping levers)、ラッチ部材、またはふた170、172を含むラッチ機構によって、プリントキャリッジ140内に留められている。
参考として、プリント媒体は、カートリッジ150、152のノズルの下方にあってノズルによって横切られるプリント媒体の部分の接線に平行な媒体軸に沿って、プリントゾーン125を通って前進する。図9に示すように、媒体軸とキャリッジ軸とが同一平面上にある場合には、この2つは互いに垂直である。
プリントキャリッジの背部にある回転防止機構が、例えば、シャーシ122の垂直パネル122aと一体的に形成された、水平に配置された枢転(旋回)防止バー185と係合して、プリントキャリッジ140が摺動ロッド138を中心として前方に枢転(旋回)しないようにする。
例示として、プリントカートリッジ150はモノクロのプリントカートリッジであり、プリントカートリッジ152は、3色のプリントカートリッジである。
プリントキャリッジ140は、従来の方法で駆動することができるエンドレスベルト158によって、摺動ロッド138に沿って駆動される。リニアエンコーダのストリップ159を利用して、例えば従来の技術にしたがって、キャリッジ走査軸に沿ったプリントキャリッジ140の位置を検知する。
以上、本発明の特定の実施形態を図示し説明したが、当業者であれば、特許請求の範囲によって規定される本発明の範囲および思想から逸脱することなく、それらの実施形態にさまざまな変形および変更を施すことが可能である。
本発明を用いたインクジェットプリントヘッドのインク滴発生器および基本選択トレースのレイアウトを示す、正しいスケーリングで描かれていない略平面図である。 図1のインクジェットプリントヘッドのインク滴発生器およびグランドバスのレイアウトを示す、正しいスケーリングで描かれていない略平面図である。 図1のインクジェットプリントヘッドの一部切欠き略斜視図である。 図1のインクジェットプリントヘッドを示す、正しいスケーリングで描かれていない略部分平面図である。 図1のプリントヘッドの薄膜下部構造の、一般化した各層の略図である。 図1のプリントヘッドの代表的なFET駆動回路アレイとグランドバスのレイアウトを概略的に示す部分平面図である。 図1のプリントヘッドのヒータ抵抗器とFET駆動回路の電気的接続を示す、略電気回路図である。 図1のプリントヘッドの代表的な基本選択トレースの略平面図である。 図1のプリントヘッドの、FET駆動回路とグランドバスの例示的な実施例の略平面図である。 図9のFET駆動回路の略横断立面図である。 本発明のプリントヘッドを用いることができるプリンタの、正しいスケーリングで描かれていない略斜視図である。

Claims (8)

  1. インクジェットプリントヘッドであって、
    複数の薄膜層を含むプリントヘッド基板と、
    前記プリントヘッド基板内に形成され且つ長手方向の範囲に沿って延在する、複数のインク滴発生器並置された複数列状アレイと、
    約15kHzから約18kHzまでの範囲内の周波数においてそれぞれの前記インク滴発生器にエネルギーを与えるための、前記プリントヘッド基板内に形成されたドライブ回路と、
    前記FET駆動回路に対して電力を供給するための電力トレース
    とを備え、
    前記プリントヘッド基板内に形成され且つそれぞれが前記インク滴発生器の前記列状アレイに隣接する、FET駆動回路の列状アレイと、前記FET駆動回路のアクティブ領域に重なるグランドバスとを、前記ドライブ回路が含み、該アクティブ領域がそれぞれ、前記FET駆動回路のソース領域とドレイン領域とゲート領域とを含み、
    前記FET駆動回路の各々の寄生抵抗と、前記電力トレースの寄生抵抗とを組み合わせた抵抗の変動が、前記インク滴発生器どうしの間で低減されるように、前記FET駆動回路の各々の寄生抵抗が選定されていることにより、前記FET駆動回路は、前記電力トレースによって与えられる寄生抵抗の変動を補償し、及び、
    前記プリントヘッド基板は、1平方ミリメートル当たりに少なくとも10.43個のインク滴発生器という、インク滴発生器実装密度を有することからなる、インクジェットプリントヘッド。
  2. 前記FET駆動回路の各々は、(250,000オーム・マイクロメートル)/Aよりも小さなオン抵抗を有し、該Aは、マイクロメートルで表した前記FET駆動回路の面積であることからなる、請求項1に記載のインクジェットプリントヘッド。
  3. 前記FET駆動回路の各々は、最大でも16オームのオン抵抗を有する、請求項1に記載のインクジェットプリントヘッド。
  4. 前記FET駆動回路の列状アレイの各々は、最大でも180マイクロメートルの幅を有する領域内に含まれる、請求項1に記載のインクジェットプリントヘッド。
  5. 前記FET駆動回路の列状アレイの各々は、最大でも250マイクロメートルの幅を有する領域内に含まれる、請求項1に記載のインクジェットプリントヘッド。
  6. 前記複数のインク滴発生器並置された複数列状アレイは、複数のインク滴発生器並置された列状アレイを含み、該インク滴発生器の各列状アレイは、所定間隔だけ互いに離れた少なくとも100個のインク滴発生器を有し、
    前記FET駆動回路の複数の列状アレイは、FET駆動回路の4列状アレイを含むことからなる、請求項1に記載のインクジェットプリントヘッド。
  7. 前記インク滴発生器の前記4列状アレイは、最大でも630マイクロメートルだけ互いに離れた第1の列状アレイ及び第2の列状アレイと、最大でも630マイクロメートルだけ互いに離れた第3の列状アレイ及び第4の列状アレイとを含むことからなる、請求項に記載のインクジェットプリントヘッド。
  8. 前記プリントヘッド基板の側縁部に近づくにつれて広くなる幅を、前記グランドバスの各々が有している、請求項1に記載のインクジェットプリントヘッド。
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