JP4489865B2 - プレス式孔明け用ハンドリング装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、平鋼などのワークをつかんで、プレス式パンチャーに対して位置合わせを行い、孔明け作業を行うためのハンドリング装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、トンネルや立坑などを施行する際に用いられるスチールセグメントの一例を図13に示す。このスチールセグメント1は、主桁3と継手板5を枠状に溶接し、更に外側にスキンプレート7を溶接し、内側に縦リブ9を取付けたものである。主桁3や継手板5には、スチールセグメント1をボルトによって連結するためのボルト孔11が設けられている。また、図中13は補強リブ、図中15は吊手金具である。
【0003】
この主桁3や継手板5などは、平鋼に孔を明けて製造する。この孔明け作業は、プレス式パンチャーを用い、作業員がワークである平鋼を1枚ずつ操作し、ストッパーに押し当て平鋼を位置合わせした後、プレス式パンチャーでパンチングを行っていた。複数の孔を明ける場合には、複数回位置合わせを行いパンチングを行うか、複数のパンチを有する金型をプレス式パンチャーに装着して作業を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、作業員が手で重量物のワークを位置合わせすることは、神経を磨り減らし、重筋労働となるものであった。これを改善するためには、ワークを搬送する搬送手段に高精度のものを使い、搬送位置を正確に制御してプレス式パンチャーに対する位置合わせを行うことも考えられるが、そのような高精度の搬送手段は極めて高価なものになってしまう。
【0005】
この発明は、以上の課題を解決するためになされたもので、人手によらず重量物のワークに孔明け作業が行え、それほど高価にならないプレス式孔明け用ハンドリング装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、下記の発明を提供する。第一の発明は、ワークを搬送手段で搬入しプレス式パンチャーで孔を明け搬送手段で搬出する際に、前記ワークをつかんで前記プレス式パンチャーに対する位置合わせを行うハンドリング装置であって、
前記搬入用の搬送手段に平行に設けられるガイドレールと、このガイドレール上を移動可能に設けられる装置台車と、前記装置台車の前記移動を行う第一駆動手段と、装置台車から前記搬入用の搬送手段上のワークに向かって前進後退可能なアームと、この前進後退を行う第二駆動手段と、前記アームの先端に設けられ油圧手段によって前記ワークをつかむチャック機構と、前記第一駆動手段、前記第二駆動手段、および前記油圧手段を制御する制御手段と、を備え、
前記ワークは平鋼であり、前記搬送手段は搬送ローラであり、搬入用の搬送ローラの終端付近には搬入されてきた平鋼を位置決めする位置決め機構が設けられ、この位置決め機構は、平鋼の先端を受け止める先端ストッパーと、平鋼を搬送ローラの幅方向へ押すプッシャーと、押された平鋼を受け止める幅方向ストッパーと、を有し、前記第一駆動手段は、前記装置台車に搭載されたサーボモータと、このサーボモータから歯付きプーリーおよびベルトによって回転力が伝えられ前記装置台車に回転可能に取り付けられるナットと、このナットに螺合し前記ガイドレールに沿って取り付けられるねじ棒と、からなり、前記アームは、前記装置台車に対しスライド可能に支持され前記搬入用の搬送手段上のワークに向かって前進後退可能な2本の支持ロッドを有して成り、前記第二駆動手段は、前記装置台車に搭載されたサーボモータと、このサーボモータから歯付きプーリーおよびベルトによって回転力が伝えられ前記装置台車に回転可能に取り付けられるナットと、このナットに螺合し先端が前記アームに固定されるねじ棒と、からなり、前記チャック機構は、上チャックと、この上チャックと噛み合う下チャックと、これら上下チャックを開く方向に付勢する開きばねと、を有してなり、前記制御手段は、前記第一駆動手段、または前記第二駆動手段を往復動させて複数の千鳥に配置された孔の孔明け動作を行わせることを特徴とする。
【0008】
第二発明は、更に、前記ワークは平鋼であり、前記搬送手段は搬送ローラであり、搬入用の搬送ローラの終端付近には搬入されてきた平鋼を位置決めする位置決め機構が設けられ、この位置決め機構は、平鋼の先端を受け止める先端ストッパーと、平鋼を搬送ローラの幅方向へ押すプッシャーと、押された平鋼を受け止める幅方向ストッパーと、を有し、
【0009】
前記第一駆動手段は、前記装置台車に搭載されたサーボモータと、このサーボモータから歯付きプーリーおよびベルトによって回転力が伝えられ前記装置台車に回転可能に取り付けられるナットと、このナットに螺合し前記ガイドレールに沿って取り付けられるねじ棒と、からなり、
【0010】
前記アームは、前記装置台車に対しスライド可能に支持され前記搬入用の搬送手段上のワークに向かって前進後退可能な2本の支持ロッドを有して成り、前記第二駆動手段は、前記装置台車に搭載されたサーボモータと、このサーボモータから歯付きプーリーおよびベルトによって回転力が伝えられ前記装置台車に回転可能に取り付けられるナットと、このナットに螺合し先端が前記アームに固定されるねじ棒と、からなり、
【0011】
前記チャック機構は、上チャックと、この上チャックと噛み合う下チャックと、これら上下チャックを開く方向に付勢する開きばねと、を有してなり、前記制御手段は、前記第一駆動手段、または前記第二駆動手段を往復動させて複数の千鳥に配置された孔の孔明け動作を行わせることを特徴とするプレス式孔明け用ハンドリング装置である。
【0012】
第三発明は、更に、前記チャック機構は、前記アームに対し衝撃吸収ばねを介して取り付けられることを特徴とするプレス式孔明け用ハンドリング装置である。
【0013】
第四発明は、更に、前記チャック機構のワークに接触する部分には、部分的に歯が形成されていることを特徴とするプレス式孔明け用ハンドリング装置である。
【0014】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施形態を、図1乃至図12において説明する。
まず、図1乃至図3において、この装置が設けられる孔明け行程の全体が行われる設備を説明する。
【0015】
ワークは、スチールセグメント1の継手板5となる平鋼21(図1)である。搬送手段には、搬送位置の精度がそれほど高くはない通常の搬送ローラ23、25が、プレス式パンチャー24を挟んで配置されて、用いられる。搬送ローラ23、25の各ローラ26はローラ駆動モータ26Aにより駆動される。
【0016】
搬入用の搬送ローラ23の終端付近には、搬入されてきた平鋼21を位置決めするための位置決め機構が設けられる。この位置決め機構は、平鋼21の先端を受け止める先端ストッパー27(図2)が油圧シリンダ29により昇降する。
【0017】
さらに、搬送ローラ23の幅方向の片側には、平鋼21を搬送ローラ23の幅方向へおろす複数のプッシャー31(図1)がエアシリンダーによって構成される。このプッシャー31と反対側には、押された平鋼21を受け止めるための幅方向ストッパー33が設けられる。そして、搬送ローラ23、25に平行にハンドリング装置35(図4乃至図6)が設けられる。
【0018】
(装置台車と第一駆動手段)
まず、2本のガイドレール37が設けられ、これらガイドレール37の上を装置台車39が移動可能に設けられる。すなわち、それぞれのガイドレール37の上をスライドするスライダー41が2個ずつ合計4個設けられ、これらスライダー41の上に装置台車39の台車フレーム43が取り付けられる。
【0019】
装置台車39の移動を行う第一駆動手段は、装置台車39に搭載されたサーボモータ43のモータ軸45に取り付けられた歯付きプーリー47に、歯付きベルト49が噛み合い、更に他の歯付きプーリー51に噛み合う。この歯付きプーリー51には、ナット53が固定される。このナット53は、台車フレーム43に対し回転可能に取り付けられる。更に、ナット53は、ねじ棒55に螺合する。ねじ棒55は、2本のガイドレール37の間に、平行に固定されている。ナット53とねじ棒55の間には図示しないボールが介在し、動きが滑らかなものになっている。
【0020】
(アームと第二駆動手段)
装置台車39には、搬送ローラ23、25の方に向かって、左右に合計2本の支持ロッド59がスライド可能に支持されアームを構成する。2本の支持ロッド59の先端と後端は、それぞれ先端フレーム61と後端フレーム63とにより止められ、全体として四角形の枠を構成する。これら後端フレーム61と先端フレーム63の中央には、それぞれねじ棒65の先端と後端が固定されている。
【0021】
尚、2本の支持ロッド59は、装置台車39の内部に設けられたリニアブッシュ59Aにより抱持されている。また、各支持ロッド59の周り、及びねじ棒65の周りには、先端フレーム61と装置台車39との間において、それぞれ蛇腹59B、65Aが設けられ、埃や汚れなどが付着するのが防止される。
【0022】
装置台車39に搭載され第2駆動手段を構成するサーボモータ67のモータ軸69には、歯付きプーリー71が取り付けられ、この歯付きプーリー71に噛み合う歯付きベルト73は、他の歯付きプーリー75に噛み合っている。そして、この歯付きプーリー75には、ナット77が固定される。このナット77は、装置台車39に回転可能に取り付けられる。ナット77にはねじ棒65が螺合する。ねじ棒65とナット77との間には、図示しないボールが介在し動きを滑らかにしている。
【0023】
(チャック機構)
アームを構成する先端フレーム61にはチャック機構79が設けられる。
すなわち、先端フレーム61に対し、衝撃吸収バネ81を介して、平面形状がコの字状のチャックフレーム83が設けられ、このコの字の左右部分85が前方へ向かってが突設され、左右部分85の間に、上あご部材87と下あご部材89が互いに接離可能に設けられる。
【0024】
上下あご部材87、89の間には、両部材87、89を離れる方向に付勢する開きバネ91が設けられる。また、両部材87、89の間には対のオイルレスベアリング93が設けられ、開閉を滑らかなものにしている。そして、両部材87、89を閉じる方向に動作するための油圧シリンダ95が設けられている。
【0025】
上あご部材87の先端の下側には、上チャック97がボルト孔98を通るボルト99によって固定されている。同様に、下あご部材89の先端の上側には、下チャック101がボルト孔102を通るボルト103により取り付けられている。
【0026】
上チャック97の下面において、左右と中央とには歯105が形成されている。同様に、下チャック103の左右中央には歯105が形成されている。これらの歯105は、複数の三角錐形状の突起107が並んだ構成になっている。
尚、チャックフレーム83の左右部分85には、上チャックに沿って水平部85Aが設けられ、水平部85Aの各端部に近接スイッチ85Bが設けられ、ワークの確認を行う。
【0027】
(その他)
図12に示すように、プレス式パンチャー24の上金型111には1個のパンチ113が組み込まれ、下金型115には1個のダイ117が組み込まれている。
また、装置台車39に対し、各サーボモータ43、67の電源や制御信号を伝えるための各電気ケーブル、さらにはチャック機構79の油圧を供給する油圧ケーブルを通すためのケーブルベア119、121が、ガイドレール37の設けられるベースフレーム123と装置台車39の間(図5)、及び装置台車39とチャック機構79との間(図6)の間に設けられる。
【0028】
ベースフレーム123の下には、油圧、エア圧などを供給するためのポンプ125が備えられる(図5図6)。リミットスイッチや近接スイッチが制御の必要に応じて各所に設けられる。
【0029】
(動作)
図1または図2において、ワークである平鋼21が搬送ローラ23の上を、右方向から左方向へ搬入されると、平鋼21の先端は先端ストッパー27に当接し位置決めされる。また、プッシャー31が働いて幅方向へ押され、幅方向ストッパー33に受け止められる。この位置決め状態は、リミットスイッチにより検出される。
【0030】
この検出が行われると、所定位置で待機していた装置台車39の第二駆動手段であるサーボモータ67が働き、歯付きプーリー71、75及びベルト73を介してナット77が回転しねじ棒65が前進するので、2本の支持ロッド59からなるアームが前進する。
【0031】
この時、アームの先端のチャック機構79は閉じており、閉じた状態で平鋼21を押し、平鋼21を完全に位置決めする。この状態で油圧シリンダ95が戻り、開きバネ91の付勢力によってチャック機構79が開く。すなわち、上チャック97と下チャック101とが上下方向に離れる。
【0032】
その後、再び第二駆動手段のサーボモータ67が働いてアーム及びチャック機構79が前進する。そして油圧シリンダ95が働いて、チャック機構79が閉じ、平鋼21をつかむ。この時、上下チャック97、101に設けられた歯105により、大きな摩擦によって平鋼21をしっかり固定できる。
【0033】
次に、第一駆動手段のサーボモータ43が働いて、歯付きプーリー47、51及びベルト49を介してナット53が回転し、装置台車39はガイドレール37の上を移動する。これにより所定の位置まで平鋼21は移動される。また同時に、第二駆動手段のサーボモータ67も働いて、平鋼21の幅方向の位置合わせも行われる。
【0034】
このようにして位置合わせが行われた後、プレス式パンチャー24が働き孔明けが行われる。この位置合わせと孔明けは1回でも良く、あるいは複数回行うことも可能である。そして、第一駆動及び第二駆動手段のサーボモータ43、67の回転量が制御されることで、千鳥に配置された孔を孔明けすることが可能となる。図示しない制御装置により、これらのサーボモータ43、67及びプレス式パンチャー24などのの制御が行われる。
【0035】
このようにしてチャック機構79により平鋼21がつかまえられた状態でパンチングが行われ孔明けが行われるが、このパンチングの際の衝撃力は、衝撃吸収ばね81によって吸収されるので、直接にチャック機構79に伝わって悪影響を及ぼし、チャック機構79のボルトの割れやガタが生じるのを防止できる。
【0036】
所定の孔明けが行われると、再び第一駆動手段のサーボモータ43あるいは第二駆動手段のサーボモータ67が働いて、ハンドリング装置が平鋼21を搬出用の搬送ローラ25の上へ位置合わせする。そして、油圧シリンダ95が戻り、開きバネ91の付勢力によって上チャック97と下チャック101とが離れ、平鋼21が外れ、搬送ローラ25によって搬出される。
【0037】
(他の実施形態)
以上の実施形態においては、上チャック97の歯105は、左右端部と中央との3か所に設けられるが、他の実施形態においては左右のみに設けることが可能である。このようにすることで、上下チャック97、101のそれぞれの歯105は平鋼21を挟んで千鳥状に配置され、平鋼21の弾性を利用してしっかりとつかむことが可能となり、しかも上下チャック97、101の歯105が同じ場所をつかむことによって生じる傷を防止することが可能となる。
【0038】
また、以上の実施形態においては上チャック97と下チャック101との歯105の数は3対1であったが、他の実施形態においては2対1、12、13、3対2、23、3対3、3対4、43、4対4など任意の数と組み合わせにすることが可能である。
【0039】
また、以上の実施形態においては、プレス式パンチャー24には一対のパンチ113とダイ117のみが設けられるものであったが、他の実施形態においては複数対のパンチ113とダイ117を設けることも可能である。板圧が薄いワークであれば、複数対のパンチ113とダイ117を設けることで、1度のパンチングで複数の孔を明けることが可能である。
【0040】
また、以上の実施形態では、搬送手段は搬送ローラ23、25であったが、他の実施形態で、他の搬送手段、例えば搬送コンベアであっても良い。また、以上の実施形態では、駆動手段においてナット53、75が回転しねじ棒55、65は回転しないものであったが、他の実施形態では、この関係を逆にし、ナット73、754を装置台車39に固定しねじ棒55、65を回転させるものとしても良い。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、第1、2、3、または4の発明によれば、装置台車が第一駆動手段によってガイドレール上を移動し、第二駆動手段によってアームを前進させ、アームの先端のチャック機構によりワークをつかんでプレス式パンチャーに対する位置合わせを行い、孔明けを行った後、再び搬送手段で搬出を行う。これにより、搬送手段はワークを正確に搬送する必要はなく、ハンドリング装置のみが正確なワークの位置合わせを行えれば良い。したがって、装置のコストを低くできる。
【0042】
また、第2、3、または4の発明によれば、搬送手段は従来の搬送ローラを用いることができ、したがって設備費を安価なものにすることが可能である。 また、搬入されてきたワークである平鋼の位置決めは、位置決め機構のストッパーによって先端が受け止められ、プッシャーによって幅方向へ押され幅方向ストッパーに受け止められることで幅方向の位置決めが行われる。
【0043】
また、第一駆動手段及び第二駆動手段は共にサーボモータ、歯付きプーリー、ベルト、ねじ棒、及びナットなどにより簡単でしかも正確な駆動が行える。
また、アームは二本の支持ロッドにより安定して支持される。
また、チャック機構も、上チヤック、下チャック、開きバネ、油圧手段などの簡単な構造により、しっかりと平鋼をつかむことができる。
【0044】
また、第3、または4の発明によれば、チャック機構は衝撃吸収バネを介してアームに取り付けられるので、孔を明けるパンチングの際の衝撃によってチャック機構へ悪影響が及ぶのを防止できる。
また、第4の発明によれば、さらに、チャック機構は部分的に形成された歯によってワークに接触するので、ワークをしっかりつかむことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るハンドリング装置が設けられる設備全体を示す平面図である。
【図2】図1のプレス式パンチャーの部分を表す正面図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】図1のハンドリング装置だけを拡大して示す図である。
【図5】(A)は図4の正面図、
(B)は(A)の要部を示す断面図である。
【図6】図3のハンドリング装置を示す拡大図である。
【図7】図6の要部を示す縦断面拡大図である。
【図8】図7の水平断面図である。
【図9】図8を右方向から見た図である。
【図10】図7及び図8のチャック機構に用いられる上チャックを示すもので
(A)は底面図
(B)は側面図である。
【図11】図7及び図8のチャック機構に用いられる下チャックを示すもので
(A)は平面図
(B)は側面図である。
【図12】(A)は図2のプレス式パンチャーのみを示す正面図
(B)は(A)のパンチとダイを示す拡大図である。
【図13】この実施形態に係るハンドリング装置が扱うワークである平鋼を部品とする製品であるスチールセグメントを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 スチールセグメント
3 主桁
5 継手板
7 スキンプレート
9 縦リブ
11 ボルト孔
21 平鋼
23、25 搬送ローラ
24 プレス式パンチャー
26 ローラ
26A ローラ駆動モータ
27 先端ストッパー
29 油圧シリンダ
31 プッシャー
33 ストッパー
35 ハンドリング装置
37 ガイドレール
39 装置台車
41 スライダー
43 台車フレーム
45 モータ軸
47 歯付きプーリー
49 歯付きベルト
51 歯付きプーリー
53 ナット
55 ねじ棒
59 支持ロッド
59A リニアブッシュ
59B 蛇腹59B、65A
61 先端フレーム
63 後端フレーム
65 ねじ棒
67 サーボモータ
69 モータ軸
71 歯付きプーリー
73 歯付きベルト
75 歯付きプーリー
77 ナット
79 チャック機構
81 衝撃吸収バネ
83 チャックフレーム
85 左右部分
87 上あご部材
89 下あご部材
91 開きバネ
93 オイルレスベアリング
95 油圧シリンダ
97 上チャック
98 ボルト孔
99 ボルト
101 下チャック
102 ボルト孔
103 ボルト
105 歯
107 突起
111 上金型
113 パンチ
115 下金型
117 ダイ
119、121 ケーブルベア
125 ポンプ

Claims (3)

  1. ワークを搬送手段で搬入しプレス式パンチャーで孔を明け搬送手段で搬出する際に、前記ワークをつかんで前記プレス式パンチャーに対する位置合わせを行うハンドリング装置であって、
    前記搬入用の搬送手段に平行に設けられるガイドレールと、このガイドレール上を移動可能に設けられる装置台車と、前記装置台車の前記移動を行う第一駆動手段と、装置台車から前記搬入用の搬送手段上のワークに向かって前進後退可能なアームと、この前進後退を行う第二駆動手段と、前記アームの先端に設けられ油圧手段によって前記ワークをつかむチャック機構と、前記第一駆動手段、前記第二駆動手段、および前記油圧手段を制御する制御手段と、を備え、
    前記ワークは平鋼であり、前記搬送手段は搬送ローラであり、搬入用の搬送ローラの終端付近には搬入されてきた平鋼を位置決めする位置決め機構が設けられ、この位置決め機構は、平鋼の先端を受け止める先端ストッパーと、平鋼を搬送ローラの幅方向へ押すプッシャーと、押された平鋼を受け止める幅方向ストッパーと、を有し、前記第一駆動手段は、前記装置台車に搭載されたサーボモータと、このサーボモータから歯付きプーリーおよびベルトによって回転力が伝えられ前記装置台車に回転可能に取り付けられるナットと、このナットに螺合し前記ガイドレールに沿って取り付けられるねじ棒と、からなり、前記アームは、前記装置台車に対しスライド可能に支持され前記搬入用の搬送手段上のワークに向かって前進後退可能な2本の支持ロッドを有して成り、前記第二駆動手段は、前記装置台車に搭載されたサーボモータと、このサーボモータから歯付きプーリーおよびベルトによって回転力が伝えられ前記装置台車に回転可能に取り付けられるナットと、このナットに螺合し先端が前記アームに固定されるねじ棒と、からなり、前記チャック機構は、上チャックと、この上チャックと噛み合う下チャックと、これら上下チャックを開く方向に付勢する開きばねと、を有してなり、前記制御手段は、前記第一駆動手段、または前記第二駆動手段を往復動させて複数の千鳥に配置された孔の孔明け動作を行わせることを特徴とするプレス式孔明け用ハンドリング装置。
  2. 前記チャック機構は、前記アームに対し衝撃吸収ばねを介して取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のプレス式孔明け用ハンドリング装置。
  3. 前記チャック機構のワークに接触する部分には、部分的に歯が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプレス式孔明け用ハンドリング装置。
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