JP4488722B2 - 電子部品装着装置の認識方法及びその認識装置 - Google Patents

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Description

本発明は、装着ヘッドに設けられプリント基板上の位置決めマークを撮像する基板認識カメラと、駆動源により平面方向に移動可能な装着ヘッドの吸着ノズルに吸着保持された電子部品を移動させながら撮像する部品認識カメラとを備え、両カメラの撮像結果に基づき認識処理装置で認識処理してプリント基板上に装着する電子部品装着装置の認識方法及びその認識装置に関する。
一般に、吸着ノズルに吸着保持された電子部品を部品認識カメラで撮像するためには、部品認識カメラ上方で一旦停止しなければならないが、停止することなく撮像するフライビュー方式と呼ばれる撮像方法においては、停止する撮像方法に比べて、認識処理部への画像取り込み信号に対する認識処理部から部品認識処理部への撮像トリガー信号の出力タイミングに遅延やバラツキがあった。
このため、正確な位置で画像が取り込めないので、部品認識カメラ中心に対する吸着ノズルの中心位置が正確に把握できず、認識結果にズレが生じ、電子部品の装着精度が単純に前記バラツキ分だけ悪化する。そこで本出願人は、電子部品を移動させながら撮像するフライビュー方式における部品認識カメラへの撮像開始信号の出力のタイミングのバラツキをなくして、電子部品の装着精度の向上を図る技術を既に提案した(特許文献1参照)。
特願2002−123915号の明細書及び図面
しかし、異なる撮像カメラでは、両撮像カメラへの撮像開始の指令が同時であっても、両撮像カメラの露光開始タイミングや露光時間が異なるため、同じタイミングの画像を撮像することができなかった。
そこで本発明は、基板認識カメラと部品認識カメラが確実に露光状態にあるときに照明灯が点灯するようにして、両カメラが同じタイミングの画像を撮像することを目的とする。
このため第1の発明は、装着ヘッドに設けられプリント基板上の位置決めマークを撮像する基板認識カメラと、駆動源により平面方向に移動可能な装着ヘッドの吸着ノズルに吸着保持された電子部品を移動させながら撮像する部品認識カメラとを備え、両カメラの撮像結果に基づき認識処理装置で認識処理してプリント基板上に装着する電子部品装着装置の認識方法において、前記部品認識カメラの上方に前記装着ヘッドの吸着ノズルを位置させた状態で前記基板認識カメラにより装置本体に付されたマークを撮像して前記認識処理装置で認識処理して予めマークの位置を把握し、前記吸着ノズルが電子部品を保持した状態の装着ヘッドが前記部品認識カメラを通過するまでの所定の位置に到達したとき前記認識処理装置が前記部品認識カメラ及び基板認識カメラに撮像開始信号を出力して露光を開始させ、露光が開始されて前記部品認識カメラ及び基板認識カメラが露光状態にあるときに前記認識処理装置が照明点灯信号を照明点灯回路に出力して照明灯を点灯させて前記吸着ノズルに保持された電子部品を照明すると共に、装置本体に付された前記マークを同時に照明し、前記部品認識カメラから出力される吸着ノズルに保持された電子部品についての露光された撮像画像及び基板認識カメラから出力される装置本体に付された前記マークについての露光された撮像画像を前記認識処理装置に取り込ませ、前記認識処理装置で前記両撮像画像を認識処理して前記電子部品及び装置本体に付された前記マークの位置を把握し、前記部品認識カメラの上方に前記装着ヘッドの吸着ノズルを位置させた状態で予め把握された装置本体に付された前記マークの位置と前記吸着ノズルに保持された電子部品と共に撮像され前記認識処理装置で認識処理して把握した装置本体に付された前記マークの位置との位置ズレ量を同じく認識処理装置の認識処理による電子部品の位置の補正に加味することを特徴とする。
第2の発明は、装着ヘッドに設けられプリント基板上の位置決めマークを撮像する基板認識カメラと、駆動源により平面方向に移動可能な装着ヘッドの吸着ノズルに吸着保持された電子部品を移動させながら撮像する部品認識カメラとを備え、両カメラの撮像結果に基づき認識処理装置で認識処理してプリント基板上に装着する電子部品装着装置の認識装置において、該部品認識カメラにより撮像される電子部品及び前記基板認識カメラにより撮像される装置本体に付されたマークを照明する照明灯と、前記部品認識カメラの上方に前記装着ヘッドの吸着ノズルを位置させた状態で前記基板認識カメラにより装置本体に付され前記照明灯により照明された前記マークを撮像して前記認識処理装置で認識処理して把握した装置本体に付された前記マークの位置を記憶する第1の記憶手段と、前記吸着ノズルが電子部品を保持した状態の装着ヘッドが前記部品認識カメラを通過するまでの所定の位置に到達したとき前記認識処理装置が前記部品認識カメラ及び基板認識カメラに撮像開始信号を出力して露光を開始させるように制御する第1の制御手段と、前記第1の制御手段の制御により露光が開始されて前記部品認識カメラ及び基板認識カメラが露光状態にあるときに前記認識処理装置が照明点灯信号を照明点灯回路に出力し前記照明灯を点灯させて前記吸着ノズルに保持された電子部品を照明すると共に、装置本体に付された前記マークを同時に照明するように制御する第2の制御手段と、前記第2の制御手段の制御により照明され、前記部品認識カメラから出力される吸着ノズルに保持された電子部品についての露光された撮像画像及び基板認識カメラから出力される装置本体に付された前記マークについての露光された撮像画像を前記認識処理装置に取り込ませるように制御する第3の制御手段と、前記認識処理装置で前記第3の制御手段により取り込まれた前記両撮像画像を認識処理して把握した前記電子部品及び装置本体に付された前記マークの位置を記憶する第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶されている装置本体に付された前記マークの位置と前記第2の記憶手段に記憶されている装置本体に付された前記マークの位置とのズレ量を認識処理装置の認識処理による電子部品の位置の補正に加味するように制御する第4の制御手段とを設けたことを特徴とする。
本発明は、基板認識カメラと部品認識カメラが確実に露光状態にあるときに照明灯が点灯するようにして、両カメラが同じタイミングの画像を撮像することができる。
図に基づき、本発明の実施の形態を以下説明する。図1は電子部品装着装置1の平面図で、該装置1の装着装置本体2上には種々の電子部品を夫々その部品取出し部(部品吸着位置)に1個ずつ供給する部品供給ユニット3が複数並設されている。対向するユニット3群の間には、供給コンベア4、位置決め部5及び排出コンベア6が設けられている。供給コンベア4は上流より受けたプリント基板Pを前記位置決め部5に搬送し、位置決め部5で図示しない位置決め機構により位置決めされた該基板P上に電子部品が装着された後、排出コンベア6に搬送される。
8、8はX方向に長い一対のビームであり、夫々Y軸モータ9の駆動によりネジ軸10を回転させ、左右一対のガイド11に沿ってプリント基板Pや部品供給ユニット3の部品取出し部(部品吸着位置)上方を個別にY方向に移動する。
各ビーム8にはその長手方向、即ちX方向にX軸モータ12によりガイド(図示せず)に沿って移動する装着ヘッド7が夫々設けられている。各装着ヘッド7には吸着ノズル17を上下動させるための上下軸モータ14及び鉛直軸周りに回転させるためのθ軸モータ15が搭載されている。したがって、2個の装着ヘッド7の各吸着ノズル17はX方向及びY方向に移動可能であり、垂直線回りに回転可能で、かつ上下動可能となっている。
16は部品位置認識用の部品認識カメラで、前記各吸着ノズル17に対応して2個設けられ、電子部品が吸着ノズルに対してどれだけ位置ずれして吸着保持されているかXY方向及び回転角度につき、位置認識するために電子部品を撮像する。18、18は種々の吸着ノズルを収納するノズルストッカで、最大10本収納可能であるが9本収納している。
19、19は基板認識カメラで、前記各装着ヘッド7にそれぞれ設けられ、プリント基板Pに付されたマークM1の位置を認識するために該マークM1を撮像する。
次に、各種照明を示す概念図である図2に基づき説明する。前記各吸着ノズル17は拡散板13を有し、前記装着ヘッド7に着脱可能に設けられる。前記部品認識カメラ16の上方位置にはレンズ20及びハーフミラー21が配設され、更にこのハーフミラー21の上方位置には中空円筒形状の照明部22が配設される。
そして、照明点灯回路23により点灯制御される単一の光源であるストロボ24からの光を各光ファイバー25を介して前記照明部22に導びく構成である。ここで、光源からの光量が少ないと点灯時間が長く必要であって露光時間が長くなるので、部品認識カメラ16で撮像した画像がぶれることとなるが、ストロボ24を使用すると光量が多いので、フライ認識をする場合に好適である。即ち、装着ヘッド7が移動しながら吸着ノズル17に吸着保持された電子部品を部品認識カメラ16が撮像して認識処理する、所謂フライ認識に好適である。
そして、各光ファイバー25は多数本毎に束ねられた状態からそれぞれ分離して、中空円筒形状の照明部22の内側面最上部の照射部22Aに所定間隔を存して多数本配設されるのが反射照明A用の光ファイバー25Aで、次の照射部22Bに配設されるのが透過照明用の光ファイバー25Bで、次の照射部22Cに配設されるのが反射照明B用の光ファイバー25Cであり、またこの照明部22に近接して照射部22Dに反射照明C用の光ファイバー25Dが配設され、それぞれ所定角度に照射するように配設される。また、前記各光ファイバー25A、25B、25C、25Dは途中で途切れており、その各分離位置に電磁ソレノイド26A、26B、26C、26Dにより開閉するシャッター27A、27B、27C、27Dが設けられている。
なお、前記吸着ノズル17は先端部(下端部)の細径(小径)の先端ノズル部17Aと、上部の太径(大径)の上ノズル部17Bと、前記先端ノズル部17Aと上ノズル部17Bとを結ぶ下方へ向かって細径となる円錐台形状の中間ノズル部17Cとから構成されている。そして、反射照明Aを行って吸着ノズル17を部品認識カメラ16で撮像して当該吸着ノズル17の取付位置を認識するために、中間ノズル部17Cの画像が白くなって他の部分と明らかに識別できるよう、この中間ノズル部17Cを黒く着色する。
また、前記装着装置本体2にマーク形成体30を設け、この形成体30に開設した開口部に光ファイバー25Eを導き、円を残して不透明体を塗装もしくは蒸着(例えば、クロム系蒸着)させた拡散板32を前記マーク形成体30上に固定することにより、ストロボ24の光を光ファイバー25Eを介して拡散板32に下方から照射して、前記円が白いマークM2として浮き上がらせ、これをレンズ33を介して基板認識カメラ19で撮像可能としている。
図3は本電子部品装着装置1の制御ブロック図であり、便宜上X軸モータ12、Y軸モータ9、θ軸モータ15及び上下軸モータ14などは、各1個のみ図示して以下説明する。
本装着装置1の電子部品装着に係る動作を統括制御する制御部としてのCPU41、記憶装置としてのRAM(ランダム・アクセス・メモリ)42及びROM(リ−ド・オンリー・メモリ)43などから構成されている。前記RAM42には、電子部品の装着順序毎にプリント基板P内でのX方向、Y方向及び角度位置情報や、FDR番号(各部品供給ユニット3の配置番号)情報等から成る装着データやプリント基板Pに付されたマークM1の位置などが格納されている。
そして、CPU41は前記RAM42に記憶されたデータに基づき、前記ROM43に格納されたプログラムに従い、電子部品装着装置1の部品装着動作に係る動作を統括制御する。即ち、CPU41は、駆動回路45を介して前記X軸モータ12の駆動を、駆動回路46を介して前記Y軸モータ9の駆動を、また駆動回路47を介して前記θ軸モータ15の駆動を、更に駆動回路48を介して前記上下軸モータ14の駆動を制御している。
50はインターフェース49を介して前記CPU41に接続される認識処理部で、前記部品認識カメラ16により撮像して取込まれた画像の認識処理が該認識処理部50にて行われ、CPU41に処理結果が送出される。即ち、CPU41は、部品認識カメラ16に撮像された画像を認識処理(位置ずれ量の算出など)するように指示を認識処理部50に出力すると共に、認識処理結果を認識処理部50から受取るものである。
即ち、前記認識処理部50の認識処理により位置ずれ量が把握されると、その結果がCPU41に送られ、CPU41はビーム8がY軸モータ9の駆動によりY方向に、装着ヘッド7がX軸モータ12の駆動によりX方向に移動させることにより、またθ軸モータ15によりθ回転させ、X,Y方向及び鉛直軸線回りへの回転角度位置の補正がなされるものである。
また、前記基板認識カメラ19により撮像して取込まれた画像の認識処理を該認識処理部50にて行ない、CPU41に処理結果が送出される。即ち、CPU41は、基板認識カメラ19に撮像された画像を認識処理(位置ずれ量の算出など)するように指示を認識処理部50に出力すると共に、認識処理結果を認識処理部50から受取るものである。
即ち、前記認識処理部50の認識処理により位置ずれ量が把握されると、その結果がCPU41に送られ、CPU41はビーム8がY軸モータ9の駆動によりY方向に、装着ヘッド7がX軸モータ12の駆動によりX方向に移動させることにより、またθ軸モータ15によりθ回転させ、X,Y方向及び鉛直軸線回りへの回転角度位置の補正が可能となる。
尚、上述の基板認識処理動作は、夫々のビーム8による最初の電子部品装着前に限り、行なわれる。それは、プリント基板Pの特性ばかりか、各ビーム、各装着ヘッドなどの特性を部品装着の位置補正に反映するためである。
51はキーボードドライバー52及びインターフェース49を介して前記CPU41に接続される入力手段としてのキーボードで、53は認識部品画像等の画像を表示するモニターである。尚、前記入力手段としてのキーボード51に代えてタッチパネルなどの入力手段でも良い。図4に示す54は装着ヘッド7を検出すると装着ヘッド検出信号を出力するヘッド検知センサで、部品認識カメラ16の例えば中心位置と同一線上(Y方向)の前記ビーム8の所定位置に設けられる。詳述すると、部品認識カメラ16の中心位置と同一線上(Y方向)のビーム8の所定位置にヘッド検知センサ54の一方の発光素子が設けられ、他方の受光素子が装着ヘッド7に設けられているので、前記装着ヘッド7が部品認識カメラ16の中心位置と同一線上(Y方向)に移動すると、ヘッド検知センサ54から装着ヘッド検出信号が発せられ、その検出信号が認識処理装置50に入力することとなる。
また、図3に示した55はタイマーであり、このタイマー55には装着ヘッド検出信号が発せられてから部品認識カメラ16及び基板認識カメラ19の双方が露光を開始し、露光状態になるまでに要する時間より例えば僅かに長い遅延時間が予め設定されている。
以上の構成により、図5及び図6に基づき動作について説明するが、装着ヘッド7を2つ備えているが、説明の便宜上、一方の装着ヘッド7を例として以下説明する。先ず、運転を開始する前に、CPU41は駆動回路45、46を介してX軸モータ12、Y軸モータ9を駆動させて、装着ヘッド7を部品認識カメラ16上方へ移動させ、図4に示すように、吸着ノズル17の回転中心を部品認識カメラ16の例えばカメラ中心上方(中心位置でなくとも良い)に位置させる(ステップ1)。
次に、吸着ノズル17の回転中心と基板認識カメラ19の例えばカメラ中心との間の距離と同等の距離を部品認識カメラ16の例えばカメラ中心から存して装着装置本体2に配設されたマークM2を基板認識カメラ19が撮像し、認識処理部50がマークM2の位置を認識処理するようCPU41が制御する(ステップ2)。
そして、認識処理部50で認識処理されたマークM2の位置をRAM42に記憶するようにCPU41が制御する(ステップ3)。
このようにした状態で、生産運転が開始されることとなる(ステップ4)。先ず、プリント基板Pが図示しないコンベアにより上流装置より供給コンベア4を介して位置決め部5に搬送され、位置決め機構により位置決め固定される。そして、RAM42に格納されたプリント基板Pの装着すべきXY座標位置、鉛直軸線回りへの回転角度位置及びFDR番号(各部品供給ユニット3の配置番号)等が指定された装着データに従い、電子部品の部品種に対応した吸着ノズル17が装着すべき電子部品を所定の部品供給ユニット3から吸着して取出すこととなる。
即ち、装着ヘッド7の吸着ノズル17は装着ステップ番号0001の装着すべき電子部品を収納する部品供給ユニット3上方に位置するよう移動するが、Y方向は駆動回路46によりY軸モータ9が駆動して一対のガイド11に沿ってビーム8が移動し、X方向は駆動回路45によりX軸モータ12が駆動して装着ヘッド7が移動し、既に所定の供給ユニット3は駆動されて部品吸着位置にて部品が取出し可能状態にあるため、駆動回路48により上下軸モータ14が駆動して前記ノズル17が下降して電子部品を吸着し取出して取出す(ステップ5)。
そして、電子部品Dを吸着保持した吸着ノズル17を備えた装着ヘッド7を部品認識カメラ16上方を一定速度で通過させるようにCPU41が制御する(ステップ6)。
この通過の際に、部品認識カメラ16の中心位置と同一線上(Y方向)の前記ビーム8の所定位置に取り付けられたヘッド検知センサ54から装着ヘッド検出信号が発せられ、CPU41が認識処理装置50に入力させる(ステップ7)。正確には、部品認識カメラ16の中心位置と同一線上(Y方向)の前記ビーム8の所定位置に前記ヘッド検知センサ54の一方の発光素子が設けられ、他方の受光素子が前記装着ヘッド7に設けられているので、前記装着ヘッド7が部品認識カメラ16の中心位置と同一線上(Y方向)に移動すると、前記ヘッド検知センサ54から装着ヘッド検出信号が発せられ、その検出信号が認識処理装置50に入力することとなる。
すると、装着ヘッド検出信号を受けて画像処理装置としての認識処理装置50から部品認識カメラ16及び基板認識カメラ19へ同時に撮像開始信号を出力し、部品認識カメラ16及び基板認識カメラ19が露光を開始するようにCPU41が制御する(ステップ8)。
但し、両カメラの種類が異なっている場合は、図6に示すように、部品認識カメラ16及び基板認識カメラ19の露光開始タイミングが異なり、両カメラの種類が同じであっても個体の違いにより、部品認識カメラ16と基板認識カメラ19の露光開始タイミングが異なる。
そして、ヘッド検知センサ54から装着ヘッド検出信号が発せられてCPU41が認識処理装置50に入力させたときから、タイマー55が計時を開始して所定の遅延時間が経過し、部品認識カメラ16及び基板認識カメラ19の双方が露光を開始した後、即ち図6においては遅い方の基板認識カメラ19が露光を開始し、双方の認識カメラ16、19が露光状態にあるとき、CPU41によりタイマー55のタイムアップ信号を受けた認識処理装置50が照明点灯回路23に照明点灯信号を出力し、ストロボ24を点灯させる(ステップ9)。
次に、前記部品認識カメラ16から出力される吸着ノズル17に保持された電子部品Dについての露光された撮像画像及び基板認識カメラ19から出力されるマークM2についての露光された撮像画像を認識処理装置50に取り込むようにCPU41が制御する(ステップ10)。
そして、認識処理装置50は両撮像画像の認識処理を行ない、CPU41は本ステップ11でのマークM2位置のズレ量(△x,△y)を算出してRAM42に格納し(図7参照)、これを使用して部品認識位置を補正する(ステップ11)。即ち、前記ステップ3及びステップ11で把握した前記両マークM2の位置のズレ量を前記電子部品Dの位置認識した認識結果(RAM42に格納されている)に加味して、当該電子部品Dをプリント基板P上に装着する。
即ち、その加味された結果により、CPU41はビーム8がY軸モータ9の駆動によりY方向に、装着ヘッド7がX軸モータ12の駆動によりX方向に移動されることにより、またθ軸モータ15によりθ回転され、X、Y方向及び鉛直軸線回りへの回転角度位置の補正がなされて装着されるものである。
なお、本実施形態おいては、照明点灯回路23により点灯制御される単一の光源であるストロボ24からの光を各光ファイバー25を介して照明部22に導びく構成としたが、これに限らず照明部に光源を組み込み、ミラー等でマークM2に光を供給するようにしてもよい。
以上本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
電子部品装着装置の平面図である。 各種照明を示す概念図である。 本電子部品装着装置の制御ブロック図である。 吸着ノズルの回転中心を部品認識カメラのカメラ中心上方に位置させた状態を示す図である。 フローチャートを示す図である。 撮像のタイミング等を示す図である。 マークM2の撮像画像を示す図である。
符号の説明
3 部品供給ユニット
7 装着ヘッド
16 部品認識カメラ
17 吸着ノズル
19 基板認識カメラ
22 照明部
23 照明点灯回路
24 ストロボ(光源)
25 光ファイバー
41 CPU
42 RAM
50 認識処理装置
54 ヘッド検知センサ
55 タイマー
M2 マーク

Claims (2)

  1. 装着ヘッドに設けられプリント基板上の位置決めマークを撮像する基板認識カメラと、駆動源により平面方向に移動可能な装着ヘッドの吸着ノズルに吸着保持された電子部品を移動させながら撮像する部品認識カメラとを備え、両カメラの撮像結果に基づき認識処理装置で認識処理してプリント基板上に装着する電子部品装着装置の認識方法において、
    前記部品認識カメラの上方に前記装着ヘッドの吸着ノズルを位置させた状態で前記基板認識カメラにより装置本体に付されたマークを撮像して前記認識処理装置で認識処理して予めマークの位置を把握し、
    前記吸着ノズルが電子部品を保持した状態の装着ヘッドが前記部品認識カメラを通過するまでの所定の位置に到達したとき前記認識処理装置が前記部品認識カメラ及び基板認識カメラに撮像開始信号を出力して露光を開始させ、
    露光が開始されて前記部品認識カメラ及び基板認識カメラが露光状態にあるときに前記認識処理装置が照明点灯信号を照明点灯回路に出力して照明灯を点灯させて前記吸着ノズルに保持された電子部品を照明すると共に、装置本体に付された前記マークを同時に照明し
    前記部品認識カメラから出力される吸着ノズルに保持された電子部品についての露光された撮像画像及び基板認識カメラから出力される装置本体に付された前記マークについての露光された撮像画像を前記認識処理装置に取り込ませ、
    前記認識処理装置で前記両撮像画像を認識処理して前記電子部品及び装置本体に付された前記マークの位置を把握し、
    前記部品認識カメラの上方に前記装着ヘッドの吸着ノズルを位置させた状態で予め把握された装置本体に付された前記マークの位置と前記吸着ノズルに保持された電子部品と共に撮像され前記認識処理装置で認識処理して把握した装置本体に付された前記マークの位置との位置ズレ量を同じく認識処理装置の認識処理による電子部品の位置の補正に加味することを特徴とする電子部品装着装置の認識方法。
  2. 装着ヘッドに設けられプリント基板上の位置決めマークを撮像する基板認識カメラと、駆動源により平面方向に移動可能な装着ヘッドの吸着ノズルに吸着保持された電子部品を移動させながら撮像する部品認識カメラとを備え、両カメラの撮像結果に基づき認識処理装置で認識処理してプリント基板上に装着する電子部品装着装置の認識装置において、
    該部品認識カメラにより撮像される電子部品及び前記基板認識カメラにより撮像される装置本体に付されたマークを照明する照明灯と、
    前記部品認識カメラの上方に前記装着ヘッドの吸着ノズルを位置させた状態で前記基板認識カメラにより装置本体に付され前記照明灯により照明された前記マークを撮像して前記認識処理装置で認識処理して把握した装置本体に付された前記マークの位置を記憶する第1の記憶手段と、
    前記吸着ノズルが電子部品を保持した状態の装着ヘッドが前記部品認識カメラを通過するまでの所定の位置に到達したとき前記認識処理装置が前記部品認識カメラ及び基板認識カメラに撮像開始信号を出力して露光を開始させるように制御する第1の制御手段と、
    前記第1の制御手段の制御により露光が開始されて前記部品認識カメラ及び基板認識カメラが露光状態にあるときに前記認識処理装置が照明点灯信号を照明点灯回路に出力し前記照明灯を点灯させて前記吸着ノズルに保持された電子部品を照明すると共に、装置本体に付された前記マークを同時に照明するように制御する第2の制御手段と、
    前記第2の制御手段の制御により照明され、前記部品認識カメラから出力される吸着ノズルに保持された電子部品についての露光された撮像画像及び基板認識カメラから出力される装置本体に付された前記マークについての露光された撮像画像を前記認識処理装置に取り込ませるように制御する第3の制御手段と、
    前記認識処理装置で前記第3の制御手段により取り込まれた前記両撮像画像を認識処理して把握した前記電子部品及び装置本体に付された前記マークの位置を記憶する第2の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段に記憶されている装置本体に付された前記マークの位置と前記第2の記憶手段に記憶されている装置本体に付された前記マークの位置とのズレ量を認識処理装置の認識処理による電子部品の位置の補正に加味するように制御する第4の制御手段とを設けたことを特徴とする電子部品装着装置の認識装置。
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