JP4485144B2

JP4485144B2 - Polished rice cleaning and dipping equipment

Info

Publication number: JP4485144B2
Application number: JP2003120658A
Authority: JP
Inventors: 昌弘狩山; 章森; 康朗臼井
Original assignee: Fujiwara Techno Art Co Ltd
Current assignee: Fujiwara Techno Art Co Ltd
Priority date: 2003-04-24
Filing date: 2003-04-24
Publication date: 2010-06-16
Anticipated expiration: 2023-04-24
Also published as: JP2004321080A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、清酒醸造用原料である精白米の水による洗米、浸漬、水切りの工程（浸漬工程）をバッチで順次所定の時間間隔で連続的に行う精白米の洗浄・浸漬装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
清酒醸造における原料処理の中で浸漬工程を経た浸漬米の吸水率を適正な値にすることが最も重要である。浸漬米の吸水率を適正な一定の値にすることで蒸米吸水率を一定の値にすることが可能となり、後工程の微生物を取り扱う製麹の制御や醪の醗酵管理で再現性を得ることができる。従来、精米歩合50％以下の高精白米いわゆる吟醸米の浸漬工程は作業者による手作業が一般的であったが、この作業は重労働であるとともに目標とする吸水率に調整するには熟練が必要であった。
【０００３】
このような清酒製造業界においては、近年、熟練作業者による手作業で行っていた浸漬工程の機械化が要求され、特許文献１に記載の「清酒醸造用白米の自動連続浸漬装置」が特許第2122910号として登録された。この装置は網目構造の収納容器を着脱可能に支持したターンテーブルを間欠回転及び昇降可能に設け、ターンテーブルの回転方向に沿って精白米の計量及び供給と洗米、浸漬、水切りと付着水の除去、浸漬米の計量、浸漬米の排出の各手段を順に配置して浸漬工程をバッチで順次連続的に取り出す構成となっている。また、空気ジェットノズルは公知で、例えば特許文献２にその記載がある。
【０００４】
【特許文献１】
特公平8−22219号公報（第１頁、第１、２図）
【特許文献２】
特公昭62−12400号公報（第１頁、第１図）
【０００５】
特許文献１記載の浸漬装置は精白米の重量とその精白米を処理した浸漬米の重量の計測値から吸水率をバッチごとに計算し、この結果をフィードバックして目標の吸水率となるようにターンテーブルの間欠回転周期を調整して浸漬時間を自動的に変更することが可能である。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献１記載の浸漬装置は、安定した吸水率の浸漬米が自動で連続的に得られ、省力化と効率的生産管理に多大な貢献をした。
【０００７】
しかし、特許文献１記載の浸漬装置は、ターンテーブルを昇降可能に用いており、機構が複雑なだけでなく、単位時間あたりの原料処理量とターンテーブルの回転周期が原料の浸漬時間により決められていて、制御的にも複雑で浸漬時間の変更が容易でなかった。
【０００８】
そして、洗米機の機構がシャワーノズルと撹拌羽根からなり、確実な洗米効果を上げるためには、バッチ当たりの処理量を少なくする必要があった。そのうえ、業界では、柔らかい酒用精白米を硬い金属羽根で撹拌することによる、原料米の割れや傷に対する懸念があった。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
検討の結果、底部に排水機構を有し通水性容器を収容する浸漬タンクを円周上へ等間隔に複数個配し、所定位置で洗米した精白米を投入し、浸漬タンクに水を供給して浸漬を行い、該円周上に浸漬タンクを回転し、所定位置で浸漬タンク内の水を浸漬時間に応じて排水し、該通水性容器内の浸漬が終了した浸漬米に通風して水切りした後、浸漬米を払い出すことを特徴とした精白米の洗浄・浸漬装置を開発した。
【００１０】
すなわち、精白米原料をバッチで順次連続的に排出する機構を有する原料供給機と、原料を排出する機構を有する洗米機と、底部に浸漬水を排出する機構を有し内部に通水性容器を収容する浸漬タンクと、その浸漬タンクを円周上へ等間隔に複数個配したターンテーブルと、前記浸漬タンク内の通水性容器を浸漬タンクから上方へ抜き取り、排出機へ浸漬米を移送する機構を有する移送機と、浸漬米の水切りをする水切機と、前記通水性容器から払い出された浸漬米を装置外へ排出する浸漬米排出機とを順次設けた装置である。ここで、精白米の洗浄・浸漬装置全体としてコンパクトで機構をシンプルにするために、原料供給機、洗米機、浸漬タンクは垂直方向に立体的に配置し、各機械装置間の原料移動は主として自然落下を利用している。
【００１１】
洗米機には、洗米槽内での空気連行ジェット水による循環機構を有するジェットポンプを備えた装置、すなわちジェットポンプ方式がよい。微細気泡を多量に含んだジェット水流により、一度に多くの精白米が短時間で処理でき、瞬間的に剥離した汚れや糠などはジェット気泡に包み込まれ、米粒に再付着しにくい。気泡によるクッション効果で原料への衝撃も少ない。また、洗米機から浸漬タンクへの自然落下による投入時にも空気連行ジェット水流による渦流が原料の落下を促し、洗米タンク側壁への原料付着を防止する。浸漬タンクへの投入は、洗米機底部の開口機構から自然落下させる方法以外に循環機構のジェット水通路を切り換えることにより行う方法などがある。
【００１２】
浸漬タンクは、ターンテーブルの円周上へ２乃至８個程度の範囲内の複数個設けるが、５個等間隔に配すると、後に実施態様で詳述するように、回転方向や回転角等の変更により浸漬時間範囲を広範囲に制御することができる。浸漬タンクの構造は底部に浸漬水を排出する機構を有し内部に通水性容器を着脱可能に収容する形状である。この通水性容器は、浸漬後の原料を水切りするために容器の底面部分が多孔板、金網又は断面三角形の棒材が底面を上にしてほとんど隙間なく並んだ構造でもよい。
【００１３】
ターンテーブルには昇降機構はなく回転機構のみであり、複数個の浸漬タンクを選択するよう、回転方向、回転速度及び回転時間などを制御して、時間当たりの処理量を落とすことなく、幅広い浸漬時間に対応可能としている。したがって、浸漬タンク内の通水性容器をターンテーブルから上方へ抜き取り排出機の位置へ浸漬米を移送する機構を設ける。
【００１４】
通水性容器内の浸漬米の水切りをする水切機は、遠心脱水機でもよいが、簡単に浸漬米層上部からブロアによる風力で米粒表面の付着水を吹き飛ばす方法によるのが好ましい。
【００１５】
精白米の洗浄・浸漬装置の制御機構として、供給機には、投入する原料の重量を測定する精白米計量機を設け、浸漬後排出した原料の重量を測定する浸漬米計量機を設け、これら計量機の出力から浸漬米の吸水率を計測して、原料の浸漬時間を自動的に変更する制御機構を設けた精白米の洗浄・浸漬装置とした。
【００１６】
本発明の浸漬装置の制御には、更に、原料の浸漬時間と単位時間当たりの供給量に応じて、洗米開始又はターンテーブル回転開始のタイミング、洗米時間、ターンテーブルの回転方向と回転量、又は間欠回転周期を自動的に変更する制御機構を設けている。
【００１７】
充分な洗米と原料の吸水むらを防止するために、洗米水又は浸漬水の温度は一定の低温で、例えば、5〜15℃程度の水を用い、供給装置からバッチ連続で排出する１回の原料の量は、装置の規模にもよるが、15〜45kgとすることが好適である。本発明の装置では、供給機に投入する原料の重量を測定する精白米計量機と通水性容器から排出される原料の重量を測定する浸漬米計量機を設け、これらの計量値から浸漬米の吸水率が計算でき、目標とする浸漬米の吸水率となるように浸漬時間を変更する。
【００１８】
ここでいう浸漬時間とは、原料と水が充分に接触している時間のことであり、洗米開始から浸漬タンクの排水開始までを浸漬時間とする。目標とする浸漬米の吸水率と比較して運転中の吸水率が低ければ浸漬時間を長く、逆に吸水率が高ければ浸漬時間を短くする。したがって、運転中に浸漬時間を変更する場合は、浸漬タンクの排水開始のタイミングを自動的に変更することとなる。
【００１９】
以上の構成を備えた本発明の精白米の洗浄・浸漬方法及び装置は、原料処理の中で浸漬工程を経た浸漬米の吸水率を適正な一定の値にすることで、蒸米吸水率を一定の値にすることが可能となる。その結果、清酒醸造における後工程の微生物を取り扱う製麹工程での制御や醪の醗酵管理で、良好な再現性を得ることができる。特に、10数分以下の短時間の限定吸水を必要とする高精白米を処理して有効な装置である。また、洗米機をジェットポンプ方式とすることで原料に割れや傷が入る心配がなく、洗米後から浸漬米排出機に払い出されるまで原料は通水性容器内にあって衝撃を受けることはない。
【００２０】
【発明の実施の形態】
以下、図面によって本発明の精白米の洗浄・浸漬方法及び装置を具体的に説明する。図１は本装置の全体斜視図であり、図２は洗米機の要部断面図、図３乃至図５は本装置のターンテーブルの平面略図、図６乃至図８は本装置を用いての洗米・浸漬タクトシステムの工程図である。
【００２１】
図１から明らかなように、本発明の装置は、精白米原料をバッチで順次連続的に排出する機構を有する精白米からなる原料供給機１と、原料を排出する機構を有する洗米機２と、底部に浸漬水を排出する機構を有し内部に通水性容器３を収容する浸漬タンク４と、浸漬タンク４を円周上へ複数個等間隔に配したターンテーブル５と、浸漬タンク４内の通水性容器３を浸漬タンク４から上方へ抜き取り、排出機８へ浸漬米を移送する機構を有する移送機７と、浸漬米の水切りをする水切機６と、移送機７によって移送された通水性容器３から浸漬米を受け取って装置外へ排出する浸漬米の排出機８とを精白米原料の移動につれて順次設けている。
【００２２】
精白米の洗浄・浸漬装置全体としてコンパクトで機構をシンプルにするために、原料供給機１、洗米機２及び浸漬タンク４は垂直方向に立体的に配置し、各機械装置間の原料移動は自然落下としている。そのため、原料供給機１は、図１の右下方にある原料供給ホッパ９、垂直コンベアとしてのバケットエレベータ10及びその上部シュートから排出された原料待ちタンク11からなる。原料供給ホッパ９はその下部に投入する原料の重量を測定する精白米計量機としてのロードセル12とバケットエレベータ10への移送パイプ13とを備えている。
【００２３】
計量機は原料供給ホッパ９と移送パイプ13及びその入口のダンパ14とその駆動シリンダ15を風袋とし、移送パイプ13の端部をバケットエレベータ10から分離するか、あるいは、フレキシブルパイプとして、風袋に含まれないようにして原料供給ホッパ９内部の原料の重量を測定するようにするとよい。バケットエレベータ10上部の原料排出部にはシュートを設けて、フレーム16上部の原料待ちタンク11へ原料を排出するように配置している。この原料待ちタンク11には電動弁17が備えられており、下方へ順に洗米機２、シュート18、浸漬タンク４が配置されている。浸漬タンク４内部には通水性容器３が収容されている。
【００２４】
洗米機２は、従来から用いられている撹拌機内蔵の洗米タンクでもよいが、洗米効率を高め、かつタンク内部に付着した原料を除去するために、空気または水を噴出するシャワーノズルを撹拌機と共に洗米タンク内に設けたものが好ましい。しかし、更に好ましい洗米機としては、空気連行ジェット水による循環機構を有するジェットポンプを備えた装置、すなわちジェットポンプ方式がよい。図２にその一例を示すが、洗米タンク19のホッパ下方の細い排出パイプ部20に、これを横切るようにジェットポンプ21を設けたのである。これは、高圧水をノズル22から噴射させ、その近傍に設けた空気取入口23からの空気を引き込んで空気連行ジェット水が排出パイプ部20を横断して洗米タンク19へ旋回流として導くための導入パイプ24に対して噴射させる構造である。この微細気泡を多量に含んだジェット水流により、一度に多くの精白米が短時間で洗浄処理でき、瞬間的に剥離した汚れや糠などはジェット気泡に包み込まれるので、米粒に再付着しにくいし、気泡によるクッション効果で原料への衝撃も少なくなる。また、洗米機２から浸漬タンク４への投入時にも空気連行ジェット水流による渦流が原料の落下を促し、洗米タンク19側壁への原料付着を防止する。
【００２５】
浸漬タンク４は、図１に示すように、ターンテーブル５の円周上へ５個等間隔に設けている。浸漬タンクの構造は底部に浸漬水を排出する機構を有し内部に通水性容器３を着脱可能に収容する形状である。この通水性容器３は、浸漬後の原料を水切りするためにステンレス鋼の多孔板からなり、口部に移送機７でつり下げ可能なフックあるいはフック孔が設けられている。浸漬タンク４の底部には排水弁があり、排水はその下方に排水受パン25へ流下して排出される。
【００２６】
浸漬タンク４内の通水性容器３を浸漬タンク４から上方へ抜き取る機構として上下方向へ移動する移送機７を設けている。通水性容器３を抜き取る位置の直上には浸漬米層上部からブロアによる風力で米粒表面の付着水を吹き飛ばす水切機６を設ける。移送機７は更に浸漬米排出機８の位置まで前後方向へ移動可能である。浸漬米排出機８の位置で通水性容器３を反転して浸漬米を払い出す。これら機器の一例を図１に示している。すなわち、水切機６はブロワ26とブロワダクト27とその先端の漏斗型吹出口28とからなる。浸漬米の水切りは、浸漬タンク４から抜き取られた通水性容器３の上端部と漏斗型吹出口28の下端部が当接した状態で行う。通水性容器３は上下方向及び前後方向へ移動する必要があるため、移送機７にはフレーム16上を前後移動する水平スライダ29とこれに設けた直立フレーム30で支持された垂直スライダ31とその下方に通水性容器３を脱着するチャッカ32が備えられている。浸漬米排出機８は、ホッパ33とその下のベルトコンベア34及びこれらを風袋として浸漬後排出した原料の重量を測定する浸漬米計量機としてのロードセル35とからなる。
【００２７】
精白米の洗浄・浸漬装置の制御機構として電気的な制御装置36を設けている。これは、原料供給機１の原料供給ホッパ９に設けたロードセル12で投入する原料の重量を測定してデータ入力をし、浸漬後排出機８のロードセル35で排出した浸漬米の重量を測定してデータ入力をし、これらのデータから浸漬米の吸水率を計測して、原料の浸漬時間を自動的に変更する制御機構を設けている。
【００２８】
本発明の制御装置36には、更に、浸漬タンク４における原料の浸漬時間と単位時間当たりの供給量に応じて、洗米開始又はターンテーブル５の回転開始のタイミング、洗米時間、ターンテーブル５の回転方向と回転量、又は間欠回転周期を自動的に変更する制御機構を設けている。
【００２９】
ターンテーブル５には昇降機構はなく回転機構のみであり、複数個の浸漬タンク４を選択するよう、回転方向、回転速度及び回転時間などを制御して、時間当たりの処理量を落とすことなく、幅広い浸漬時間に対応可能としている。特に、浸漬タンク４をターンテーブル５の円周上に５個等間隔に配置すると、以下に詳述するように、回転方向や回転角の変更により浸漬時間範囲を広範囲に制御することができる。
【００３０】
図３乃至図５は本装置のターンテーブル５に、浸漬タンク４を５個設けた場合の移動順序を示す平面略図であり、図６乃至図８は図３乃至図５の場合の洗米・浸漬タクトシステムの工程図を示している。
【００３１】
図３及び図６の移動順序による洗米・浸漬タクトシステムの場合は、ターンテーブル５の浸漬タンク４を１コマ正回転、すなわち、洗米投入位置ＡからＢ、Ｃ、Ｄ、浸漬米排出位置Ｅまで１コマ毎移動しながら、投入、排出を繰り返すバッチで連続的に浸漬操作を行う。この際の浸漬時間は、図６の左方に示す洗米から始まり、浸漬米排出位置Ｅに至るまでの浸漬時間のタクト時間が３回あるため、これが浸漬時間に加えられるから、長時間の浸漬が可能となる。図６の例では、浸漬時間は11分から20分の範囲で調節可能となる。運転中に浸漬時間を変更する場合は、浸漬タンクの排水開始のタイミングを自動的に変更することとなる。
【００３２】
図４及び図７の移動順序による洗米・浸漬タクトシステムの場合は、ターンテーブル５の浸漬タンク４を２コマ正回転、すなわち、洗米投入位置ＡからＢをスキップしてＣへ、次いでＤをスキップして浸漬米排出位置Ｅまで１コマ飛びに移動しながら、投入、排出を繰り返すバッチで連続的に浸漬操作を行う。この際の浸漬時間は、図７の左方に示す洗米から始まるサイクルにおいて、浸漬米排出位置Ｅに至るタクト時間が１回しかないため、これが浸漬時間に加えられるだけであるから、１コマ正回転よりも短時間の浸漬となる。図７の例では、浸漬時間は５分から11分の範囲で調節可能となる。
【００３３】
図５及び図８の移動順序による洗米・浸漬タクトシステムの場合は、ターンテーブル５の浸漬タンク４を４コマ正回転、すなわち、洗米投入位置ＡからＢ、Ｃ、Ｄをすべてスキップして浸漬米排出位置Ｅまで一足飛びに移動しながら、投入、排出を繰り返すバッチで連続的に浸漬操作を行う。いいかえれば、１コマ逆回転と同じである。この際の浸漬時間は、図８の左方に示す洗米から始まるサイクルにおいて、浸漬米排出位置Ｅに至るタクト時間は０回であるから浸漬時間に加わらないため、２コマ正回転よりも更に短時間の浸漬となる。図８の例では、浸漬時間は３分から７分の範囲で調節可能となる。
【００３４】
また、図示はしていないが、この他にターンテーブル５の浸漬タンク４を３コマ正回転する場合も考えられ、その場合に浸漬タンク４は、洗米投入位置ＡからＤに移動し、次にＢに移動した後、浸漬米排出位置Ｅに移動する。言い換えれば、２コマ逆回転と同じである。この際の浸漬時間は洗米から始まるサイクルにおいて、浸漬米排出位置Ｅに至るタクト時間は２回であり、この時、浸漬時間は９分から17分の範囲で調節可能となる。
【００３５】
本発明の方法及び装置の構成及び作業工程を採用すると、上記の図６乃至図８のタイムチャートからも明らかなように、一つの装置で広範囲な処理条件に適応できるのである。
【００３６】
【発明の効果】
以上詳述した本発明の精白米の洗浄・浸漬方法及びその方法に好適な装置の構成によると、浸漬時間の広範囲な制御が可能になるうえ、原料処理の中で浸漬工程を経た浸漬米の吸水率が適正な一定の値になることで、蒸米水分を一定の値にすることが可能となる。その結果、清酒醸造における後工程の微生物を取り扱う製麹工程での制御や醪の醗酵管理で、良好な再現性を得ることができる効果がある。
【００３７】
加えて、装置全体が縦型の原料流下式、かつ、ターンテーブルに複数個の浸漬タンクを固定したために、コンパクトで機構がシンプルとなり、保守点検作業が容易であり、低コストで装置の製造が可能となる効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の精白米の洗浄・浸漬装置の全体斜視図である。
【図２】本装置の洗米機の要部断面図である。
【図３】本装置のターンテーブルの動きを示す平面略図である。
【図４】本装置のターンテーブルの他の動きを示す平面略図である。
【図５】本装置のターンテーブルの他の動きを示す平面略図である。
【図６】本装置の図３の移動順序を用いての洗米・浸漬タクトシステムの工程図である。
【図７】本装置の図４の移動順序を用いての洗米・浸漬タクトシステムの工程図である。
【図８】本装置の図５の移動順序を用いての洗米・浸漬タクトシステムの工程図である。
【符号の説明】
１原料供給機
２洗米機
３通水性容器
４浸漬タンク
５ターンテーブル
６水切機
７移送機
８浸漬米排出機
９原料供給ホッパ
10 バケットエレベータ
11 原料待ちタンク
12 ロードセル
19 洗米タンク
20 排出パイプ部
21 ジェットポンプ
22 高圧水ノズル
23 空気取入口
24 導入パイプ
28 漏斗型吹出口
35 ロードセル
36 制御装置[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention is intended washed rice by polished rice water as a raw material for sake brewing, dipping, to polished rice washing and immersion 漬装 location of continuously performing draining process (immersion step) sequentially a predetermined time interval in the batch It is.
[0002]
[Prior art]
It is most important that the water absorption rate of the soaked rice that has undergone the soaking process is an appropriate value during the raw material treatment in sake brewing. By making the water absorption rate of soaked rice an appropriate constant value, it becomes possible to make the steamed rice water absorption rate a constant value, and to obtain reproducibility by controlling the koji making and handling the fermentation of microorganisms in the subsequent process Can do. Traditionally, the soaking process of highly polished rice with a polished rice ratio of 50% or less, so-called ginjo rice, was generally manual work by workers, but this work is hard work and requires skill to adjust to the target water absorption rate. It was necessary.
[0003]
In such a sake manufacturing industry, in recent years, mechanization of a dipping process that has been performed manually by a skilled worker is required, and “automatic continuous dipping device for white rice for sake brewing” described in Patent Document 1 is disclosed in Japanese Patent No. 2122910. Was registered as an issue. This device is equipped with a turntable that can removably support a mesh-structured storage container so that it can be rotated intermittently and raised and lowered. Weigh and supply milled rice along the rotation direction of the turntable, wash rice, soak, drain, and remove adhering water. Each means for measuring the immersion rice and discharging the immersion rice is arranged in order, and the immersion process is sequentially and continuously taken out in a batch. Moreover, the air jet nozzle is well-known and there exists description in patent document 2, for example.
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Examined Patent Publication No. 8-22219 (first page, FIGS. 1 and 2)
[Patent Document 2]
Japanese Examined Patent Publication No. 62-12400 (1st page, Fig. 1)
[0005]
The soaking apparatus described in Patent Document 1 calculates the water absorption rate for each batch from the measured value of the weight of the polished rice and the weight of the soaked rice treated with the polished rice, and feeds back the result to obtain the target water absorption rate. It is possible to automatically change the immersion time by adjusting the intermittent rotation period of the turntable.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
The dipping apparatus described in Patent Document 1 can automatically and continuously obtain immersed rice having a stable water absorption rate, and has greatly contributed to labor saving and efficient production management.
[0007]
However, the dipping apparatus described in Patent Document 1 uses a turntable that can be moved up and down, and not only has a complicated mechanism, but also determines the amount of raw material processed per unit time and the rotation period of the turntable depending on the dipping time of the raw material. In addition, it was complicated in terms of control and it was not easy to change the immersion time.
[0008]
And the mechanism of the rice washing machine consists of a shower nozzle and a stirring blade, and in order to raise the reliable rice washing effect, it was necessary to reduce the processing amount per batch. In addition, the industry has been concerned about cracking and scratching of raw rice by stirring soft polished white rice with hard metal blades.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
As a result of the study, a plurality of immersion tanks that have a drainage mechanism at the bottom and accommodate water-permeable containers are arranged at equal intervals on the circumference, and the polished rice is washed at a predetermined position, and water is supplied to the immersion tank. Immersing and rotating the immersion tank on the circumference, draining the water in the immersion tank at a predetermined position according to the immersion time, ventilating and draining the immersed rice after the immersion in the water-permeable container After that, we developed a cleaning / dipping device for polished rice, which is characterized by paying out the soaked rice.
[0010]
That is , a raw material supply machine having a mechanism for successively and sequentially discharging milled rice raw materials in batches, a rice washing machine having a mechanism for discharging raw materials, a mechanism for discharging immersion water at the bottom, and a water-permeable container inside. A dipping tank to be accommodated, a turntable in which a plurality of dipping tanks are arranged at equal intervals on the circumference, and a mechanism for extracting the water-permeable container in the dipping tank upward from the dipping tank and transferring the dipped rice to the discharger Is a device that sequentially includes a drainer that drains the soaked rice, a drainer that drains the soaked rice, and a soaked rice discharger that drains the soaked rice discharged from the water-permeable container to the outside of the device . Here, in order to make the cleaning and dipping apparatus for polished rice compact and simple as a whole, the raw material feeder, the rice washer and the dipping tank are arranged three-dimensionally in the vertical direction. Utilizes natural fall.
[0011]
The rice washing machine is preferably a device equipped with a jet pump having a circulation mechanism using air-entrained jet water in the rice washing tank, that is, a jet pump system. A large amount of fine bubbles can be treated in a short time by a jet water stream containing a large amount of fine bubbles, and dirt and cocoons that are peeled off instantaneously are wrapped in the jet bubbles and are not easily reattached to the rice grains. There is little impact on the raw material due to the cushion effect by air bubbles. In addition, the vortex flow caused by the air-entrained jet water flow also promotes the dropping of the raw material even when it is introduced from the rice washing machine into the immersion tank by natural fall, thereby preventing the raw material from adhering to the side wall of the rice washing tank. In addition to the method of allowing the immersion tank to drop naturally from the opening mechanism at the bottom of the rice washer, there is a method of switching the jet water passage of the circulation mechanism.
[0012]
A plurality of immersion tanks are provided in the range of about 2 to 8 on the circumference of the turntable, but if 5 are arranged at equal intervals, as will be described in detail later, the rotation direction, rotation angle, etc. The immersion time range can be controlled in a wide range by changing. The structure of the immersion tank is a shape that has a mechanism for discharging immersion water at the bottom and accommodates a water-permeable container in a removable manner. This water-permeable container may have a structure in which the bottom portion of the container is lined with a perforated plate, a metal mesh, or a rod having a triangular cross section with the bottom face up with almost no gap in order to drain the raw material after immersion.
[0013]
The turntable does not have a lifting mechanism, but only a rotating mechanism. Control the rotation direction, rotation speed, rotation time, etc. so that a plurality of immersion tanks are selected, and a wide range of immersion is possible without reducing the throughput per hour. It is possible to respond to time. Therefore, a mechanism for extracting the water-permeable container in the immersion tank from the turntable upward and transferring the immersion rice to the position of the discharger is provided.
[0014]
The draining machine for draining the soaked rice in the water-permeable container may be a centrifugal dehydrator, but it is preferable to simply blow off the adhering water on the surface of the rice grains with wind blow from the upper part of the soaking rice layer.
[0015]
As a control mechanism for the cleaning and dipping device for polished rice, the feeder is equipped with a polished rice measuring machine that measures the weight of the raw material to be charged, and an immersion rice measuring machine that measures the weight of the discharged raw material after immersion. The water absorption rate of the soaked rice was measured from the output of the weighing machine, and the cleaning and soaking apparatus for polished rice was provided with a control mechanism that automatically changes the soaking time of the raw material.
[0016]
For the control of the dipping apparatus of the present invention, furthermore, depending on the dipping time of the raw material and the supply amount per unit time, the timing of rice washing start or turntable rotation start, the rice washing time, the rotation direction and rotation amount of the turntable, or A control mechanism for automatically changing the intermittent rotation cycle is provided.
[0017]
In order to prevent sufficient washing of rice and uneven water absorption of raw materials, the temperature of the washing water or immersion water is a constant low temperature, for example, using water of about 5 to 15 ° C. The amount of the raw material is preferably 15 to 45 kg depending on the scale of the apparatus. In the apparatus of the present invention, a milled rice measuring machine for measuring the weight of the raw material charged into the feeder and an immersion rice measuring machine for measuring the weight of the raw material discharged from the water-permeable container are provided. The water absorption rate can be calculated, and the immersion time is changed so that the target water absorption rate of the immersed rice is obtained.
[0018]
The soaking time here is the time when the raw material and water are in sufficient contact, and the soaking time is from the start of washing rice to the start of draining of the soaking tank. If the water absorption rate during operation is low compared with the target water absorption rate of the immersed rice, the immersion time is lengthened. Conversely, if the water absorption rate is high, the immersion time is shortened. Therefore, when the immersion time is changed during operation, the timing for starting the drainage of the immersion tank is automatically changed.
[0019]
The cleaning and dipping method and apparatus for polished rice according to the present invention having the above-described configuration is a constant constant steamed rice water absorption rate by setting the water absorption rate of the soaked rice that has undergone the dipping process in the raw material treatment to an appropriate constant value. It becomes possible to make the value of. As a result, good reproducibility can be obtained by the control in the koji making process and the fermentation management of koji, which handle the microorganisms in the subsequent process in sake brewing. In particular, it is an effective apparatus for treating highly polished rice that requires limited water absorption for a short time of 10 minutes or less. In addition, since the rice washer is a jet pump system, there is no fear that the raw material will be cracked or scratched, and the raw material will remain in the water-permeable container and will not be impacted until it is dispensed to the immersed rice discharger.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the method and apparatus for cleaning and soaking polished rice according to the present invention will be specifically described with reference to the drawings. 1 is an overall perspective view of the apparatus, FIG. 2 is a cross-sectional view of the main part of the rice washing machine, FIGS. 3 to 5 are schematic plan views of the turntable of the apparatus, and FIGS. 6 to 8 are views using the apparatus. It is a process diagram of a rice washing / immersion tact system.
[0021]
As is apparent from FIG. 1, the apparatus of the present invention comprises a raw material supply machine 1 made of polished rice having a mechanism for sequentially and sequentially discharging polished rice raw materials in batches, and a rice washing machine 2 having a mechanism for discharging raw materials. An immersion tank 4 having a mechanism for discharging immersion water at the bottom and containing a water-permeable container 3 therein; a turntable 5 in which a plurality of immersion tanks 4 are arranged on the circumference at equal intervals; The water-permeable container 3 is extracted from the immersion tank 4 upward, the transfer machine 7 has a mechanism for transferring the immersed rice to the discharger 8, the drainer 6 for draining the immersed rice, and the flow transferred by the transfer machine 7. An immersion rice discharger 8 that receives the immersion rice from the aqueous container 3 and discharges it outside the apparatus is sequentially provided as the milled rice raw material moves.
[0022]
In order to make the cleaning and dipping apparatus for polished rice compact and simple as a whole, the raw material feeder 1, the rice washer 2 and the dipping tank 4 are arranged three-dimensionally in the vertical direction, and the movement of the raw material between each machine is natural. It is going to fall. Therefore, the raw material feeder 1 includes a raw material supply hopper 9 at the lower right of FIG. 1, a bucket elevator 10 as a vertical conveyor, and a raw material waiting tank 11 discharged from the upper chute thereof. The raw material supply hopper 9 is provided with a load cell 12 as a milled rice measuring machine for measuring the weight of the raw material put into the lower part thereof and a transfer pipe 13 to the bucket elevator 10.
[0023]
The weighing machine tares the raw material supply hopper 9, the transfer pipe 13, the damper 14 at its inlet, and its drive cylinder 15, and separates the end of the transfer pipe 13 from the bucket elevator 10, or is included in the tare as a flexible pipe. It is preferable to measure the weight of the raw material in the raw material supply hopper 9 so as not to be disturbed. A chute is provided in the raw material discharge part at the upper part of the bucket elevator 10 so as to discharge the raw material to the raw material waiting tank 11 at the upper part of the frame 16. This raw material waiting tank 11 is provided with an electric valve 17, and a rice washer 2, a chute 18, and an immersion tank 4 are arranged in this order downward. A water-permeable container 3 is accommodated in the immersion tank 4.
[0024]
The rice washing machine 2 may be a conventionally used rice washing tank with a built-in stirrer, but in order to improve the rice washing efficiency and remove the raw material adhering to the inside of the tank, a shower nozzle that jets air or water is used as a stirrer. And what was provided in the rice washing tank with it is preferable. However, as a more preferable rice washer, an apparatus including a jet pump having a circulation mechanism using air-entrained jet water, that is, a jet pump system is preferable. An example is shown in FIG. 2, in which a jet pump 21 is provided across the thin discharge pipe portion 20 below the hopper of the rice washing tank 19 so as to traverse this. This is because high-pressure water is jetted from the nozzle 22 and air from the air intake 23 provided in the vicinity thereof is drawn in so that the air-entrained jet water crosses the discharge pipe portion 20 and is guided to the rice washing tank 19 as a swirling flow. In this structure, the injection pipe 24 is injected. The jet water stream containing a large amount of fine bubbles can wash a large amount of polished rice in a short time at a time, and dirt and cocoons that are peeled off instantaneously are wrapped in the jet bubbles, making it difficult to reattach to the rice grains. The impact on the raw material is reduced due to the cushioning effect of the bubbles. In addition, when the rice washer 2 is introduced into the immersion tank 4, the eddy current generated by the air-entrained jet water flow promotes the falling of the raw material, thereby preventing the raw material from adhering to the side wall of the rice washing tank 19.
[0025]
As shown in FIG. 1, five immersion tanks 4 are provided on the circumference of the turntable 5 at equal intervals. The structure of the immersion tank has a mechanism for discharging immersion water at the bottom and has a shape in which the water-permeable container 3 is detachably accommodated. This water-permeable container 3 is made of a stainless steel porous plate for draining the raw material after immersion, and has a hook or a hook hole that can be suspended by the transfer device 7 at the mouth. There is a drain valve at the bottom of the immersion tank 4, and the drainage flows down to the drain pan 25 and is discharged.
[0026]
As a mechanism for extracting the water-permeable container 3 in the immersion tank 4 upward from the immersion tank 4, a transfer machine 7 that moves in the vertical direction is provided. A drainer 6 is provided immediately above the position where the water-permeable container 3 is extracted from the upper part of the soaking rice layer. The transfer machine 7 is further movable in the front-rear direction to the position of the immersed rice discharger 8. The water-permeable container 3 is inverted at the position of the immersed rice discharger 8 to discharge the immersed rice. An example of these devices is shown in FIG. That is, the drainer 6 comprises a blower 26, a blower duct 27, and a funnel outlet 28 at the tip thereof. The soaking rice is drained in a state where the upper end portion of the water-permeable container 3 extracted from the soaking tank 4 and the lower end portion of the funnel outlet 28 are in contact with each other. Since the water-permeable container 3 needs to move up and down and back and forth, the transfer machine 7 includes a horizontal slider 29 that moves back and forth on the frame 16, a vertical slider 31 supported by an upright frame 30 provided on the horizontal slider 29, and its vertical slider 31. A chucker 32 for detaching the water-permeable container 3 is provided below. The immersion rice discharger 8 includes a hopper 33, a belt conveyor 34 below the hopper 33, and a load cell 35 as an immersion rice weighing machine that measures the weight of the discharged raw material after being immersed in the tare.
[0027]
An electrical control device 36 is provided as a control mechanism for the cleaning / dipping device for polished rice. This is done by measuring the weight of the raw material to be input by the load cell 12 provided in the raw material supply hopper 9 of the raw material supply machine 1 and inputting the data, and measuring the weight of the immersed rice discharged by the load cell 35 of the discharger 8 after immersion. A control mechanism is provided to automatically change the soaking time of the raw material by inputting the data and measuring the water absorption rate of the soaking rice from these data.
[0028]
The control device 36 of the present invention further includes the timing of the start of rice washing or the start of rotation of the turntable 5, the time of rice washing, the rotation of the turntable 5 according to the immersion time of the raw material in the immersion tank 4 and the supply amount per unit time. A control mechanism for automatically changing the direction and the rotation amount or the intermittent rotation cycle is provided.
[0029]
The turntable 5 has only a rotating mechanism without an elevating mechanism, and controls the rotating direction, rotating speed, rotating time, etc. so as to select a plurality of immersion tanks 4, without reducing the processing amount per hour, It can handle a wide range of immersion times. In particular, when five immersion tanks 4 are arranged at equal intervals on the circumference of the turntable 5, the immersion time range can be controlled in a wide range by changing the rotation direction and the rotation angle, as will be described in detail below.
[0030]
FIGS. 3 to 5 are schematic plan views showing a moving order when five immersion tanks 4 are provided on the turntable 5 of the apparatus, and FIGS. 6 to 8 are rice washing / immersion in the case of FIGS. The process figure of a tact system is shown.
[0031]
In the case of the rice washing / immersion tact system according to the movement sequence shown in FIGS. 3 and 6, the immersion tank 4 of the turntable 5 is rotated forward one frame, that is, from the rice washing input position A to B, C, D, and the immersion rice discharge position E. Dipping operation is performed continuously in batches that are repeatedly charged and discharged while moving frame by frame. The immersion time at this time starts from the washing rice shown on the left side of FIG. 6 and has a tact time of 3 times until reaching the immersion rice discharge position E. Is possible. In the example of FIG. 6, the immersion time can be adjusted in the range of 11 minutes to 20 minutes. When the immersion time is changed during operation, the timing of the drainage start of the immersion tank is automatically changed.
[0032]
In the case of the rice washing / immersion tact system according to the movement sequence shown in FIGS. 4 and 7, the immersion tank 4 of the turntable 5 is rotated forward by two frames, that is, the rice washing position A is skipped from B to C, and then D is skipped. Then, the immersion operation is continuously performed in a batch in which input and discharge are repeated while moving one frame to the immersion rice discharge position E. The immersion time at this time is only one tact time to reach the immersion rice discharge position E in the cycle starting from the rice washing shown on the left side of FIG. It will be dipping for a shorter time. In the example of FIG. 7, the immersion time can be adjusted in the range of 5 to 11 minutes.
[0033]
In the case of the rice washing / immersion tact system according to the movement sequence shown in FIGS. 5 and 8, the immersion tank 4 of the turntable 5 is rotated forward by four frames, that is, all of B, C, and D are skipped from the washing rice loading position A. A dipping operation is continuously performed in a batch in which charging and discharging are repeated while moving to the discharging position E. In other words, it is the same as reverse rotation of one frame. The soaking time at this time is shorter than the two-frame forward rotation because the tact time to reach the soaking rice discharge position E is 0 times in the cycle starting from the rice washing shown on the left side of FIG. Soak in time. In the example of FIG. 8, the immersion time can be adjusted within a range of 3 minutes to 7 minutes.
[0034]
Further, although not shown in the figure, it is also conceivable that the immersion tank 4 of the turntable 5 is rotated forward by 3 frames. In this case, the immersion tank 4 moves from the washing rice charging position A to D, and then After moving to B, move to the immersed rice discharge position E. In other words, it is the same as the two-frame reverse rotation. In this case, the immersion time is a cycle starting from the washing rice, and the tact time to reach the immersion rice discharge position E is twice. At this time, the immersion time can be adjusted in the range of 9 to 17 minutes.
[0035]
When the method and the configuration of the apparatus and the work process of the present invention are adopted, as is apparent from the time charts of FIGS. 6 to 8, one apparatus can adapt to a wide range of processing conditions.
[0036]
【The invention's effect】
According to the method for cleaning and dipping polished rice of the present invention described above in detail and the configuration of the apparatus suitable for the method, it is possible to control the dipping time over a wide range, and also the dipping rice subjected to the dipping process in the raw material treatment. It becomes possible to make steamed rice water into a fixed value because a water absorption rate becomes an appropriate fixed value. As a result, there is an effect that good reproducibility can be obtained by the control in the koji making process for handling the microorganisms in the subsequent process in sake brewing and the fermentation management of koji.
[0037]
In addition, since the entire system is a vertical material flow-down type and a plurality of immersion tanks are fixed to the turntable, the mechanism is simple and the mechanism is simple, maintenance and inspection work is easy, and the production of the equipment is low. A possible effect is also obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall perspective view of a cleaning / dipping apparatus for polished rice according to the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view of the main part of the rice washer of this apparatus.
FIG. 3 is a schematic plan view showing the movement of the turntable of the apparatus.
FIG. 4 is a schematic plan view showing another movement of the turntable of the apparatus.
FIG. 5 is a schematic plan view showing another movement of the turntable of the apparatus.
6 is a process diagram of a rice washing / immersion tact system using the movement sequence of FIG. 3 of this apparatus. FIG.
FIG. 7 is a process diagram of a rice washing / immersion tact system using the movement sequence of FIG. 4 of the present apparatus.
FIG. 8 is a process diagram of a rice washing / immersion tact system using the movement sequence of FIG. 5 of this apparatus.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Raw material feeder 2 Rice-washing machine 3 Water-permeable container 4 Immersion tank 5 Turntable 6 Drainer 7 Transfer machine 8 Immersion rice discharge machine 9 Raw material supply hopper
10 bucket elevator
11 Raw material waiting tank
12 Load cell
19 Rice washing tank
20 Discharge pipe section
21 Jet pump
22 High pressure water nozzle
23 Air intake
24 Introduction pipe
28 Funnel-type outlet
35 Load cell
36 Control unit

Claims

精白米からなる原料をバッチで順次連続的に洗米機に排出する機構を有する原料供給機と、原料を通水性容器に排出する機構を有する洗米機と、底部に浸漬水を排出する機構を有し内部に通水性容器を収容する複数個の浸漬タンクと、該複数個の浸漬タンクを円周上へ等間隔に配して位置固定し浸漬タンクと一体に間欠的に水平回転するターンテーブルと、前記浸漬タンク内の通水性容器を浸漬タンクから上方へ抜き取り、排出機へ浸漬米を移送する機構を有する移送機と、浸漬米の水切りをする水切機と、前記通水性容器から払い出された浸漬米を装置外へ排出する浸漬米排出機とを、浸漬工程の順に設けたことを特徴とする精白米の洗浄・浸漬装置。It has a raw material feeder that has a mechanism for discharging raw materials made of milled rice in batches to the rice washer , a rice washer that has a mechanism for discharging the raw material into a water-based container, and a mechanism that discharges immersion water at the bottom. plurality and dip tank, a turntable intermittently horizontally rotating the plurality of dip tank integrally with the stationary immersed tank coordinated at equal intervals on the circumference to accommodate the water permeability container therein and The water permeable container in the dip tank is extracted from the dip tank upward, the transfer machine having a mechanism for transferring the dip rice to the discharger, the drainer for draining the dip rice, and the water permeable container being discharged from the water permeable container. An apparatus for cleaning and immersing milled rice, wherein an immersion rice discharger for discharging the immersed rice out of the apparatus is provided in the order of the immersion process.

浸漬タンクは、ターンテーブルの円周上へ５個等間隔に配した請求項１記載の精白米の洗浄・浸漬装置。Dip tank is polished rice cleaning and soaking apparatus of claim 1, wherein arranged in five equal intervals on the circumference of the turntable.

投入する原料の重量を測定する精白米計量機と浸漬後排出した原料の重量を測定する浸漬米計量機を設け、これら計量機の出力から浸漬米の吸水率を計測して、原料の浸漬時間を自動的に変更する制御機構を設けた請求項１記載の精白米の洗浄・浸漬装置。A milled rice measuring machine that measures the weight of the raw material to be added and an immersion rice measuring machine that measures the weight of the discharged raw material after immersion are measured. The water absorption rate of the immersed rice is measured from the output of these measuring machines, and the immersion time of the raw material is measured. polished rice cleaning and soaking apparatus automatically according claim 1, a control mechanism is provided to change.