JP4484016B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は環形等蛍光ランプ用のペンダント形等の照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の環形蛍光ランプ用の照明器具としては、円柱状の器具本体(シャーシ)の直径方向で対向する両側面を平面によりカットし、これら両側面とセードの円形孔縁の間に放熱のための隙間を形成することにより放熱性の向上を図ったものが知られている(例えば、文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−7129号公報(第2頁、図4)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の照明器具では、器具本体がほぼ円柱状または一対の円弧状部が形成されているので、この器具本体を製造する際の材料取りの効率が悪いうえに、この器具本体を四角筒状の梱包箱内に収容し梱包して輸送するので、梱包箱内の容積が嵩んで梱包箱の大形化を招き、梱包効率と輸送効率が共に低いという課題がある。
【0005】
また、器具本体の両側面のカット平面とセードの円形孔縁との間に、放熱のための隙間を有するが、この隙間は、高温に昇温する環形蛍光ランプの電極上方や最冷部の近傍には無いので、放熱効果が不十分であるという課題もある。
【0006】
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、その目的は、器具本体の材料取りの効率、梱包効率および輸送効率の向上と、光源の放熱性の向上とを共に図ることができる照明器具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る照明器具は、一面が長方形の角筒状の器具本体と;この器具本体の一面における複数の角部の外側縁部上でそれぞれ突設されてセードの円形中心孔縁部を載置させたセード載置部と;器具本体に配設された点灯装置と;器具本体に着脱可能に取り付けられ蛍光ランプを着脱自在に保持したランプホルダーと;を具備し、点灯装置に電気的に接続される一方、ランプの受電部に着脱可能に取り付けられる一対のランプソケットを、上記器具本体の互いに対向する両側辺の左右対称位置から外方へ延出すると共に、器具本体の両側辺とセードの円形中心孔とにより形成される間隙の近傍に位置するようにこの器具本体に配設したことを特徴とする。
【0008】
なお、本請求項1において、器具本体の長方形とは、平面形状が長方形であり、相互に対向する両側辺を外方に膨出する膨出面により形成した、いわゆる小判形状を含む。
【0009】
また、セードの外形は円形でも角形でもよいが、セードの中心孔は円形である。
【0010】
この請求項1に係る発明によれば、器具本体の平面形状が長方形であるので、この器具本体をその素材から打ち抜きプレス加工する際の材料取りの効率が良い。
【0011】
また、この器具本体が長方形であるので、これをほぼ同形の四角筒状の梱包箱内に収容し梱包して輸送する場合には、この器具本体を四角角状の梱包箱内に収容する際の容積効率を向上させることができる。このために、梱包箱の小形化を図ることができると共に、そのために、輸送効率も向上させることができる。
【0012】
さらに、長方形の器具本体の角部外側縁部上に突設したセード載置部上に、セードの円形中心孔縁部を載置すると、このセードの円形中心孔と長方形の器具本体の両側辺との間に、例えば欠円形状の間隙がそれぞれ形成されるので、放熱性を向上させることができる。
【0013】
このために、この欠円形状の隙間を、蛍光ランプの高温に昇温する電極上方や口金近傍に位置させることにより、さらに放熱性を向上させることができると共に、口金または口金と対向するバルブの中間箇所に最冷部を容易に形成することができる。
【0015】
そして、一対のランプソケットが器具本体の互いに対向する両側辺の左右対称位置から外方へそれぞれ延出するので、器具本体がコード等により天井等に吊り下げられる場合には、この器具本体の左右方向の重量バランスの均衡を容易にとることができる。このために、器具本体のコード吊り下げを容易に行なうことができる。
【0016】
また、これら一対のソケットを、器具本体の両側辺とセードの円形中心孔との欠円形状の間隙の近傍に位置させることにより、これらソケットに装着される蛍光ランプの口金の放熱性を向上させ、口金に最冷部を形成することができる。
【0017】
請求項2に係る照明器具は、一対のランプソケットが配設された上記器具本体の軸方向一端部側であって、これら一対のソケットの左右対称位置の中間部にてランプホルダーを器具本体の一端から外方へ延出するように配設する一方、これら一対のランプソケットの左右対称位置に対して上記器具本体の軸方向反対側の対称位置において、一対のランプホルダーを、この器具本体の両側辺の左右対称位置から外方へそれぞれ延出するように器具本体に配設したことを特徴とする。
【0018】
なお、このランプホルダーとは1本以上の蛍光ランプの一部を着脱可能に保持するものであり、例えば帯状板ばね等からなる。
【0019】
この請求項2に係る照明器具によれば、長方形の器具本体の軸方向(例えば前後方向)一端部にて左右方向で対向する両側辺から外方へ一対のソケットが左右対称に延出し、さらに、これら一対のソケットの左右対称位置の中間部一端からランプホルダーが外方へ延出し、さらにまた、一対のソケットに対して軸方向(前後方向)で対称位置(前後対称位置)にある器具本体の軸方向他端部側にて、一対のランプソケットを左右対称に外方へ延出させているので、コード等により天井等に吊り下げられる器具本体の左右,前後両方向の重量バランスを容易にとることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を複数の添付図面に基づいて説明する。なお、これらの図面中、同一または相当部分には同一符号を付し、特に説明が必要に場合を除き、その重複した詳細な説明は省略する。
【0021】
図1は本発明の第1実施形態に係る照明器具1の平面図、図2はその底面図、図3は図1の要部拡大図、図4は図2の要部拡大図、図5は照明器具1の一部切欠正面図である。
【0022】
これらの図1〜図5に示すように、照明器具1は平面形状が、例えば図1〜図4中、縦長長方形の有蓋扁平角筒状の器具本体2と、この器具本体2の図5中下面開口端部に装着されて、その下面開口を閉じる有底扁平角筒状の反射板3と、を備えている。
【0023】
また、図5に示すように、この反射板3と器具本体2とにより閉じた空間内に、点灯装置の一例であるインバータ等の点灯回路基板4を内蔵し、この点灯回路基板4に内端が電気的に接続されたコード5の外端部を、器具本体2の上面(蓋部)の図示しない中心孔と、円錐台状のコードカバー6の平坦頂部6aの中心孔とをそれぞれ挿通させて図5中上方に延出させて、例えば引掛けシーリングのコネクタ等に電気的に接続するように構成されており、室内の天井等に吊り下げるように固定している。
【0024】
コードカバー6は、その平坦頂部6aの中心孔回りに、小さい複数の放熱孔6bを周方向に所定ピッチで穿設している。
【0025】
器具本体2は、その上面(蓋部)の四角形の各角部をそれぞれ面取りした面取り部2aをそれぞれ形成して、例えば8角形等の多角形に形成され、その開口端部(図5では下端部)には、その多角形とほぼ同形の外向フランジ7を一体に連成している。反射板3も、その開口端部に、図4に示すように外向フランジ3aを一体に連成しており、この外向フランジ3aの外形は器具本体2の外向フランジ7の外形と同形に形成され、上下方向で重ね合せられるように構成されている。
【0026】
図1,図3に示すように器具本体2の外向フランジ7は、その各角部上に、セード載置部7a,7b,7c,7dをそれぞれ形成すると共に、これらセード載置部7a〜7d中、図1,図3中上部に位置する左右一対のセード載置部7a,7d間の中間部にて、外方に突の円弧状突部7fを外向フランジ7に一体に連成し、この円弧状突部7fの突出先端部上にもセード載置部7eをそれぞれ形成している。
【0027】
各セード載置部7a〜7eは、その各形成位置において、外向上フランジ7に、所定の間隔を置いた平行2線a,bの切込みをそれぞれ入れ、これら平行2線a,bの中間部cを図3中紙面裏面側から表面側へほぼ円弧状に突出させることによりそれぞれ形成されており、図3中一点鎖線で示すセード8の中心孔である円形孔8aの内周縁部を単に載置させることにより、各セード載置部7a〜7eの例えば5箇所にてセード8の内面を点状で支持するようになっている。
【0028】
また、セード載置部7a〜7eは器具本体2の上面より上方へ突出しているので、例えば点灯回路基板4を器具本体2にねじ止めする取付ねじやボルト・ナット等の先端部や頭部が器具本体2の上面上に突出しても、これら取付ねじ等の先端部や頭部がセード8の内面に当接して浮かせるように干渉するのを防止することができるうえに、器具本体2の上面上とセード8の内面との間に間隙を形成することができるので、この間隙による放熱性を向上させることができる。
【0029】
さらに、セード8は、その円形中心孔8aの内周端面を器具本体2の各面取り部2aの外周面に当接させてセード8が器具本体2の上面上で直径方向にずれるのを防止するようになっている。また、図1,図2で示すように器具本体2の左右一対の長辺部7g,7hの外側面とセード8の円形中心孔8aとの間には、欠円形状の左右一対の放熱用間隙8b,8bが形成される。
【0030】
そして、図3,図4に示すように器具本体2は、その反射板3の外向フランジ3aの短辺方向(図3では左右方向)で相互に対向する左右一対の長辺側縁部7g,7hの左右対称位置から外方へ、左右一対のソケット9,10を延出させており、左右の重量バランスの均衡を図っている。
【0031】
図2に示すように、これらソケット9,10は、例えば内,外環形蛍光ランプ11,12の各口金11a,12aにそれぞれ突設された図示しない4本の受電ピンを嵌入させて電気的にかつ機械的に着脱可能に接続するように構成されており、各リード線13,14にそれぞれ接続されている。
【0032】
各リード線13,14の内端部は反射板3の外向フランジ3aの短辺方向で対向し、図中左右対称位置で開口されたコード出口13a,14aを経て点灯回路基板4の図示しない出力端子に電気的に接続されている。
【0033】
また、図4に示すように反射板3の外向フランジ3aは、その図中上端部であって、左右一対のソケット9,10のコード出口13a,14aの中間部にてランプホルダー15を固定する一方、図4中下端部の左右一対の面取り部2a,2aに対応する裏面部にて左右一対のランプホルダー16,17をそれぞれ固定している。
【0034】
図5に示すように、これらランプホルダー15〜17は例えば帯状板ばねからなり、その自由先端部には、内側環形バルブ11と、これより大径の外側環形バルブ12の軸方向一部にて、それぞれ小周方向にそれぞれ約半周程巻回して着脱可能に保持する第1,第2のランプ保持部15a,16a,17a、15b,16b,17bをそれぞれ一体に湾曲連成している。
【0035】
図4に示すように各ランプホルダー15,16,17の各固定端部15c,16c,17cは取付ねじ18の締付けにより、器具本体2と反射板3の両外向フランジ2a,3aに固定されている。
【0036】
各ランプホルダー15,16,17の各固定端部15c,16c,17cの左右両側面には、反射板3の外向フランジ3a側へ突出して当接する左右一対の切欠起し片19a,19bをそれぞれ一体に突設しており、各ランプホルダー15,16,17の自由端部が取付ねじ18回りに回動するのを阻止するようになっている。
【0037】
各ランプホルダー15〜17の各固定端部15c〜17cの先端部には、これらランプホルダー15〜17の塗装時に固定するための図示しない小円孔が穿設されているが、この小円孔先端部は反射板3の外向フランジ3aの図示しない挿入用切込みから内方へ挿入され、反射板3の外向フランジ3aと器具本体2の外向フランジ2aとの間に介在されて固定され、塗装用小円孔を隠蔽して美観の向上を図っている。なお、図2,図4中、符号Sは反射板3の中央部に形成された楕円状の凹部Rにて配設された小電球である。
【0038】
したがって、この照明器具1によれば、器具本体2が長方形角筒状であるので、この器具本体2を打ち抜きプレス加工する際の材料取りの効率が良い。
【0039】
さらに、長方形の器具本体2の角部外側縁部上に突設したセード載置部7a〜7e上に、セード8の円形中心孔8a内縁部を載置すると、このセード円形中心孔8aと長方形の器具本体2の両側辺7g,7hの外側面との間に、例えば欠円形状の間隙8bがそれぞれ形成されるので、放熱性を向上させることができる。
【0040】
また、図2に示すように、この欠円形状の隙間8bを、蛍光ランプ11,12の高温に昇温する電極を内蔵する口金11a,12aまたはその近傍に位置させているので、さらに放熱性を向上させることができると共に、口金11a,12aまたは口金と対向するバルブの中間箇所に最冷部を形成することができる。
【0041】
しかも、口金11a,12aに最冷部が形成される場合には、この口金11a,12aにより被覆される蛍光ランプ11,12の一対の電極封止端部内の電極のマウント高さを高くする、いわゆるハイマウントに構成する必要もないので、その分、放熱路長を長くすることができ、明るさを向上させることができる。
【0042】
そして、一対のランプソケット11a,12aが器具本体2の互いに対向する両側長辺7g,7hの左右対称位置から外方へそれぞれ延出するので、器具本体2がコード等により天井等に吊り下げられる場合には、この器具本体2の左右方向の重量バランスの均衡を容易にとることができる。このために、器具本体2のコード吊り下げも容易に行なうことができる。
【0043】
また、環形蛍光ランプ11,12の各ソケット9,10を、器具本体2の両側長辺7g,7hとセード8の円形中心孔8aとの欠円形状の各間隙8bの近傍に延出させたので、これらソケット9,10に装着される蛍光ランプ11,12の口金11a,12aの放熱性を向上させ、口金11a,12aまたは口金と対向するバルブの中間箇所に最冷部を形成することができる。
【0044】
そして、この照明器具1によれば、長方形筒状の器具本体2の軸方向(例えば前後方向)一端部にて左右方向で対向する両側辺7g,7hから外方へ一対のソケット9,10が左右対称に延出し、さらに、これら一対のソケット9,10の中間部一端の円弧状突部7fからランプホルダー15が外方へ延出し、さらにまた、一対のソケット9,10に対して軸方向(前後方向)で対称位置にある器具本体の軸方向他端部側にて一対のランプホルダー16,17を左右対称に外方へ延出させているので、コード5等により天井等に吊り下げられる器具本体2の左右,前後両方向の重量バランスを容易にとることができる。
【0045】
図6はその(A)で示すように上記長方形の器具本体2とその反射板3とを一対として陸上や海上運送等により輸送する場合の梱包方法を示し、図6(B)で示す円形の器具本体18とその円形反射板19とを一対として梱包する場合とを比較して示している。なお、これら長方形,円形器具本体2,18には、その内部に点灯回路基板4を既に取り付けているが、コードカバー6、コード5を含むコード類、ランプホルダー15〜17は取り外して別の梱包箱で梱包される。
【0046】
すなわち、図6(B)に示すように円形器具本体18とその円形反射板19を梱包する場合は、この円形器具本体18とその円形反射板19とを上下(図6では紙面の表裏方向)に重ねて一対を形成し、その2対を間仕切り21を介して、例えば長方形の段ボール製梱包箱20内に左右に並べて収容し、梱包箱20の内面および間仕切り21と、円形器具本体18および円形反射板19の外周との間隙に図示しない緩衝材を充填している。
【0047】
一方、図6(A)に示すように長方形の器具本体2の場合は、この長方形器具本体2と円形反射板3とを上下方向(図6(A)では紙面の表裏方向)に重ねて一対とし、その2対を長方形の段ボール製梱包箱22内に、間仕切り23を介して左右に並べて収容し、梱包箱22の内面及び間仕切り23と、長方形器具本体2及びその反射板3の外周との間隙に図示しない緩衝材を充填している。
【0048】
したがって、平面形状が長方形の器具本体2及び反射板3を梱包する梱包箱22の長手方向の長さL1は、これら長方形の器具本体2の長手方向長さと円形器具本体18の直径とが等しい場合には、円形器具本体18用の梱包箱20の長手方向の長さL2とほぼ等しい(L1=L2)。
【0049】
しかし、長方形の器具本体2の短辺の長さは、その長手方向の長さとほぼ等しい円形器具本体18の直径よりも短いので、長方形器具本体2梱包用の梱包箱22の短手方向の長さの幅W1は、円形器具本体18梱包用の梱包箱20の幅W2よりも短かくなる(W1<W2)。
【0050】
したがって、長方形器具本体2用の梱包箱22は、その内面形状が長方形器具本体2の外形に対応して長方形であるので、円形器具本体18を収容する場合よりも収容効率を向上させることができる。また、長方形器具本体2用の梱包箱22は、その幅W1を円形器具本体W1を円形器具本体18用の梱包箱20の幅W2よりも短いので、その分、円形器具本体18の梱包箱20よりも小形化を図ることができ、その結果、陸運や海運の輸送効率も向上させることができる。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に係る発明は、器具本体の平面形状が長方形であるので、この器具本体をその素材から打ち抜きプレス加工する際の材料取りの効率が良い。
【0052】
また、この器具本体が長方形であるので、これをほぼ同形の四角筒状の梱包箱内に収容し梱包して輸送する場合には、この器具本体を四角角状の梱包箱内に収容する際の容積効率を向上させることができる。このために、梱包箱の小形化を図ることができると共に、そのために輸送効率も向上させることができる。
【0053】
さらに、長方形の器具本体の角部外側縁部上に突設したセード載置部上に、セードの円形中心孔縁部を載置すると、このセード円形中心孔と長方形の器具本体の両側辺との間に、例えば欠円形状の間隙がそれぞれ形成されるので、放熱性を向上させることができる。
【0054】
このために、この欠円形状の隙間を、蛍光ランプの高温に昇温する電極上方や口金近傍に位置させることにより、さらに放熱性を向上させることができると共に、口金または口金と対向するバルブの中間箇所に最冷部を容易に形成することができる。
【0055】
そして、一対のランプソケットが器具本体の互いに対向する両側辺の左右対称位置から外方へそれぞれ延出するので、器具本体がコード等により天井等に吊り下げられる場合には、この器具本体の左右方向の重量バランスの均衡を容易にとることができる。このために、器具本体のコード吊り下げを容易に行なうことができる。
【0056】
また、これら一対のソケットを、器具本体の両側辺とセードの円形中心孔との欠円形状の間隙の近傍に位置させることにより、これらソケットに装着される蛍光ランプの口金の放熱性を向上させ、口金に最冷部を形成することができる。
【0057】
請求項2に係る照明器具によれば、長方形の器具本体の軸方向(例えば前後方向)一端部にて左右方向で対向する両側辺から外方へ一対のソケットが左右対称に延出し、さらに、これら一対のソケットの左右対称位置の中間部一端からランプホルダーが外方へ延出し、さらにまた、一対のソケットに対して軸方向(前後方向)で対称位置(前後対称位置)にある器具本体の軸方向他端部側にて、一対のランプソケットを左右対称に外方へ延出させているので、コード等により天井等に吊り下げられる器具本体の左右,前後両方向の重量バランスを容易にとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る照明器具の器具本体の平面図。
【図2】図1で示す器具本体を備えた照明器具の底面図。
【図3】図1で示す器具本体にランプホルダーを取り付け、ソケットを外方へ延出させた状態の拡大平面図。
【図4】図3で示す器具本体の底面図。
【図5】図1で示す器具本体の一部切欠正面図。
【図6】(A)は図1等で示す2つの長方形器具本体を梱包箱内に収容した状態を示す平面図、(B)は従来の円形器具本体を梱包箱内に収容した状態を示す平面図。
【符号の説明】
1…照明器具、2…器具本体、3…反射板、4…点灯回路基板、7…器具本体の外向フランジ、7a,7b,7c,7d…セード載置部、8…セード、8a…セードの円形中心孔、8b…放熱用の間隙、9,10…ソケット、11,12…環形蛍光ランプ、11a,12a…環形蛍光ランプの口金、15,16,17…ランプホルダー、18…円形器具本体、20…円形器具用梱包箱、22…長方形器具用梱包箱。

Claims (2)

  1. 一面が長方形の角筒状の器具本体と;
    この器具本体の一面における複数の角部の外側縁部上でそれぞれ突設されてセードの円形中心孔縁部を載置させたセード載置部と;
    器具本体に配設された点灯装置と;
    器具本体に着脱可能に取り付けられ蛍光ランプを着脱自在に保持したランプホルダーと;
    を具備し、
    点灯装置に電気的に接続される一方、ランプの受電部に着脱可能に取り付けられる一対のランプソケットを、上記器具本体の互いに対向する両側辺の左右対称位置から外方へ延出すると共に、器具本体の両側辺とセードの円形中心孔とにより形成される間隙の近傍に位置するようにこの器具本体に配設したことを特徴とする照明器具。
  2. 一対のランプソケットが配設された上記器具本体の軸方向一端部側であって、これら一対のソケットの左右対称位置の中間部にてランプホルダーを器具本体の一端から外方へ延出するように配設する一方、これら一対のランプソケットの左右対称位置に対して上記器具本体の軸方向反対側の対称位置において、一対のランプホルダーを、この器具本体の対向両側辺の左右対称位置から外方へそれぞれ延出するように器具本体に配設したことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
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