JP4475161B2 - 食器洗い機 - Google Patents

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Description

本発明は洗浄槽内に収容した食器に洗浄水を噴射して食器を洗浄する食器洗い機に関するものである。
従来、一般家庭用の食器洗い機は洗浄槽内に設置した食器かごに並べられた食器などの被洗浄物に洗浄水を噴射して洗浄するものが用いられてきた。このとき、食器かごに並べられた多数の被洗浄物に満遍なく洗浄水が噴射されるように、洗浄水を噴射する噴射部の配置が重要な要素となる。特に、洗浄槽内に多数の被洗浄物が収容できるように食器かごを複数段に設けた場合には、各段の被洗浄物に対して洗浄水が均等に噴射される必要があるが、上段に配置された食器かごに収容された被洗浄物には下方から噴射した洗浄水は下段に並べられた被洗浄物が障害となって充分に洗浄水が行き渡らず、上段に収容された被洗浄物に対する洗浄能力が低下することになる。
これらの問題を解決するために、洗浄槽内の多方向から被洗浄物に洗浄水を噴射できるように複数の噴射部を配置した食器洗い機が知られている。しかし、複数の噴射部から洗浄水を噴射できるようにするためには、洗浄槽に溜める給水量を増加させる必要があり、洗浄水を加熱するための加熱時間が長くなり、運転時間や消費電力が増加し、使用水量が増加するために洗浄ポンプを大型化する必要が生じるためコストアップにつながり、多量の洗浄水を使用することに伴う騒音、振動の増加などの問題が生じる。
そこで、複数の噴射部を設けて洗浄能力を向上させても給水量が増加せず、上記のような問題が発生しないように構成された食器洗い機が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
この種の食器洗い機では、図6に示すように、複数の噴射部は、洗浄槽106の下方に回転洗浄ノズル101、102、洗浄槽106の側壁に固定洗浄ノズル103が配設されている。これらの各洗浄ノズル101〜103には洗浄ポンプ104で加圧された洗浄水が分水装置105から順次切り替えて送給される。このように洗浄水は各洗浄ノズル101〜103に順次切り替えて送給されるので、給水量を増加させることがなく、洗浄水は多数の被洗浄物107に噴射される。
特開2004−267661号公報
しかしながら、このような従来の食器洗い機においては、固定洗浄ノズル103で上段に配置された被洗浄物を洗浄した場合、固定洗浄ノズル103は一定範囲のみしか洗浄水を当てることができないため、様々な食器の形状、設置姿勢に対して洗浄水を満遍なく当てることができず、充分な洗浄性能が得られないという問題点があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、回転洗浄ノズルと固定洗浄ノズルとを適正に組み合わせることで、洗浄性能向上と省スペース化を両立させた食器洗い機を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明は、前面に開口を有する洗浄槽と、洗浄槽内に配設された上段及び下段食器かごと、食器かごに収容された被洗浄物に洗浄水を噴射する複数の噴射部と、複数の噴射部に洗浄水を供給するポンプ装置とを備え、上段食器かごは、洗浄槽内に配設される際の高さが互いに異なる部分を有し、複数の噴射部は、互いに連通する回転ノズルと固定ノズルとを備え、回転ノズルは、上段食器かごのうち配設位置がより低い部分に向けて噴射を行い、固定ノズルは、洗浄槽の側壁に設けられ、上段食器かごのうち配設位置がより高い部分に向けて噴射を行うように構成された食器洗い機である。これにより、1つの噴射部において、食器かご上で様々な食器が置かれるような箇所について
は、回転洗浄ノズルにより洗浄を行い、ある程度食器の種類や設置姿勢が定まった箇所については、固定洗浄ノズルにより洗浄を行うことで、洗浄性能を確保すると共に、省スペース化も図ることができるものである。
本発明の食器洗い機は、回転洗浄ノズルと固定洗浄ノズルとを適正に組み合わせることで、洗浄性能向上と省スペース化を両立することができる。
第1の発明は、前面に開口を有する洗浄槽と、洗浄槽内に配設された上段及び下段食器かごと、食器かごに収容された被洗浄物に洗浄水を噴射する複数の噴射部と、複数の噴射部に洗浄水を供給するポンプ装置とを備え、上段食器かごは、洗浄槽内に配設される際の高さが互いに異なる部分を有し、複数の噴射部は、互いに連通する回転ノズルと固定ノズルとを備え、回転ノズルは、上段食器かごのうち配設位置がより低い部分に向けて噴射を行い、固定ノズルは、洗浄槽の側壁に設けられ、上段食器かごのうち配設位置がより高い部分に向けて噴射を行うように構成されたことにより、1つの噴射部において、食器かご上で様々な食器が置かれるような箇所については、回転洗浄ノズルにより洗浄を行い、ある程度食器の種類や設置姿勢が定まった箇所については、固定洗浄ノズルにより洗浄を行うことで、洗浄性能を確保すると共に、省スペース可を図ることができる。また、洗浄槽内の被洗浄物収容スペースを減少させることなく様々な形状の食器の洗浄を行うことができる。
の発明は、上記第の発明において、固定ノズルは、洗浄槽内の開口と相対する後面に設けたことにより、被洗浄物の設置時に邪魔になることがなく使い勝手を向上することができる。
の発明は、上記第1又は第2の発明において、回転ノズルは、固定ノズルから洗浄槽中央に向けて延設したことにより、被洗浄物の設置場所によらず満遍なく洗浄水を噴射することができる。
の発明は、上記第の発明において、回転ノズルは、洗浄槽内で後方から前方に向かって延設したことにより、被洗浄物の設置時や食器かごの出し入れ時に邪魔になることがなく使い勝手を向上することができる。
の発明は、上記第1〜の発明において、回転ノズルは、固定ノズルに対し着脱可能かつ洗浄水が連通可能に接続されたことにより、食器設置時に回転ノズルが邪魔になる場合において、回転ノズルの取り外しが可能となり、食器の設置性を向上することができ、また、取り外して清掃可能なため、清掃性も高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。また、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1および図2は本発明の実施の形態1における食器洗い機本体1の洗浄槽2内に被洗浄物10を収容した状態を正面側および側面側から見た状態で示すもので、洗浄槽2内には、被洗浄物10を収容する下段食器かご8および上段食器かご9がそれぞれ前後方向に引き出しできるように配設されている。上段食器かご9は左側部を右側部に比べ一段低い位置に配設することで、左側部を様々な食器が置けるスペースとしており、一方、上段食器かご9右側部については主にコップや湯飲みといった円筒形状の食器を置くスペースと
している。
また、洗浄槽2の下方には第1の回転洗浄ノズル3および第2の回転洗浄ノズル4が配設され、洗浄槽2の背面には略十字状に形成された固定洗浄ノズル5が配設されている。固定洗浄ノズル5の左側には固定洗浄ノズル5より前方へ延設した回転洗浄ノズル導水路6が接続され、さらに、その回転洗浄ノズル導水路6の先端部であって上段食器かご左側部下方の位置に第3の回転洗浄ノズル7が配設される。洗浄槽2内に収容された被洗浄物10に対して前記第1の回転洗浄ノズル3、第2の回転洗浄ノズル4、固定洗浄ノズル5および固定洗浄ノズル5と連通した第3の回転洗浄ノズル7から洗浄水を噴射することにより、被洗浄物10が洗浄される。
洗浄槽2の底部には、洗浄ポンプ11の吸い込み側に連通した排水口12が設けられ、排水口12には残菜を収集する残菜フィルタ13と、洗浄水を加熱するヒータ14とが配設されている。残菜フィルタ13を透過した洗浄水は洗浄ポンプ11に吸い込まれて加圧され、分水手段15によって第1および第2の各回転洗浄ノズル3、4、固定洗浄ノズル5および固定洗浄ノズル5と連通した第3の回転洗浄ノズル7から洗浄水が噴射される。
上記構成になる食器洗い機1は、扉16を開いて被洗浄物10を収容した下段食器かご8および上段食器かご9が洗浄槽2内に収容され、洗剤が投入されて扉16により洗浄槽2の前面開口が閉じられると運転を開始して、洗浄工程、すすぎ工程、乾燥工程の順に実行する。
まず、給水弁が動作して所定量の洗浄水が洗浄槽2内に給水される。給水された洗浄水はヒータ14によって加熱され、洗浄ポンプ11によって加圧されて分水手段15から第1、第2の各回転洗浄ノズル3、4、固定洗浄ノズル5および固定洗浄ノズル5と連通した第3の回転洗浄ノズル7に選択的に洗浄水が送給される。ここでは、分水手段15は第1の回転洗浄ノズル3、第1の回転洗浄ノズル3と第2の回転洗浄ノズル4、第2の回転洗浄ノズル4、固定洗浄ノズル5とそれに連通した第3の回転洗浄ノズル7の順に所定時間毎に洗浄水の送給を切り替えるように動作する。
第1、第2および第3の回転洗浄ノズル3、4、7は送給された洗浄水が噴射口から噴出する噴流によって回転し、回転移動する洗浄水を噴射して下段食器かご8および上段食器かご9に収容された被洗浄物10を洗浄する。また、固定洗浄ノズル5は上段食器かご9の下に水平方向に配列された噴射口から洗浄水を主に上段食器かご9の右側部に噴射して下向きに収容された被洗浄物10の内面を洗浄すると共に、上部に開口する洗浄水噴射口20aから略水平方向に扇状に噴射される洗浄水により被洗浄物10の外面を洗浄する。さらに固定洗浄ノズル5と連通した第3の回転洗浄ノズル7は上段食器かご9の主に左側部を洗浄する。
固定洗浄ノズルを用いて、上段食器かご9に収容された被洗浄物10の洗浄を行う場合、様々な食器形状や設置姿勢に対し、安定した洗浄性能を保つことが困難であったが、本実施の形態においては、様々な食器が置けるスペースとした上段食器かご9左側部下方へ第3の回転洗浄ノズル7を配設することで、様々な食器形状や設置姿勢に対し、洗浄水をムラなく当てることができ、洗浄性能を保つことができる。
一方、上段食器かご9右側部については、主に、コップや湯飲みといった円筒状の食器を設置するスペースとしており、ある程度設置姿勢や食器形状が定まるため、固定洗浄ノズル5でも洗浄性能を確保することができ、省スペース化を図っている。また、第3の回転洗浄ノズル7を追加することによる被洗浄物10の設置性については、回転洗浄ノズル導水路6を後方から前方へ洗浄槽2中央に向けて延設することにより、被洗浄物10設置
時に邪魔になることがなく、被洗浄物10の設置性を確保している。
洗浄槽2内に第1、第2および第3の各回転洗浄ノズル3、4、7および固定洗浄ノズル5から噴射された洗浄水は被洗浄物10を洗浄して洗浄槽2の下部に流下し、排水口12に集められて再びヒータ14によって加熱され、残菜フィルタ13を透過して再び洗浄ポンプ11から分水手段15を経て第1および第2の各回転洗浄ノズル3、4、固定洗浄ノズル5および固定洗浄ノズル5と連通した第3の回転洗浄ノズル7に送給される。洗浄水が噴射されて被洗浄物10から脱落した残菜は残菜フィルタ13に捕集される。また洗浄水の温度は温度センサ17によって検出されており、所定温度を超えるとヒータ14への通電が停止されるので、洗浄に適した温度が維持される。
所定時間の洗浄工程が終了すると、汚れを含む洗浄水は排水ポンプ18から機外に排出され、洗浄槽2内に新たに洗浄水が給水される。給水された洗浄水は洗浄ポンプ11の運転により第1および第2の各回転洗浄ノズル3、4、固定洗浄ノズル5および固定洗浄ノズル5と連通した第3の回転洗浄ノズル7から噴射され、被洗浄物10に付着した洗剤や残菜等洗い流すすすぎ工程が実行される。このすすぎ工程は、所定時間の運転の後、すすぎによって洗剤や残菜を洗い出した洗浄水は排水ポンプ18から機外に排出され、洗浄槽2内には新たな洗浄水が給水され、再びすすぎ動作を行う工程を3回実行し、洗浄水を機外に排出してすすぎ工程を終了する。
続いて乾燥工程が実行され、図示しない送風機から洗浄槽2内に送給される外気がヒータ14によって加熱され、送風と加温との両方の効果によって被洗浄物10に付着した水滴の蒸発が促進される。この乾燥工程が所定時間実施された後、運転が停止されて食器洗浄のすべての工程が終了する。
上記各工程における洗浄槽2内への洗浄水の給水制御、洗浄ポンプ11および排水ポンプ18の駆動制御、温度センサ17による温度検出に基づくヒータ14への通電制御、乾燥工程における送風機の駆動制御などは、食器洗い機本体1内に設けられた図示しない制御装置によって実施される。
図3は、洗浄槽2内から下段食器かご8および上段食器かご9を外部に取り出した状態を正面側から見た状態を示すもので、固定洗浄ノズル5および固定洗浄ノズル5と連通した第3の回転洗浄ノズル7の形態をわかりやすく示している。固定洗浄ノズル5は扁平筒状に形成された垂直部位5aおよび水平部位5bによって略十字状に形成され、垂直部位5aの下端は分水手段15に接続されている。水平部位5bは、上段食器かご9が左右で高さが異なる段差を設けた形状に形成されていることに対応して、水平部位5bは左右で高さ位置が異なる。
また、水平部位5b左側には固定洗浄ノズル5から前方へ延設した回転洗浄ノズル導水路6が接続され、さらに、その回転洗浄ノズル導水路6の先端部であって、上段食器かご9左側部下方中央付近に第3の回転洗浄ノズル7が配設される。また、回転洗浄ノズル導水路6は固定洗浄ノズル5と着脱可能に接続されており、下段食器かご8左側に高さの高い食器などを収容する場合には回転洗浄ノズル導水路6を取り外すことにより、下段食器かご8への被洗浄物10の設置性を高めることができる。
図4に固定洗浄ノズル5と回転洗浄ノズル導水路6との接続構成を詳しく示している。回転ノズル導水路6は略中空円筒状をなしており、その一端部外周には、90度毎に爪部60aが4ヶ所設けられ、一方、固定洗浄ノズル5の接続部には爪部60aに対応した溝部50aが4ヶ所配設される。爪部60aと溝部50aとを前方から穴位置を合わせて挿入したのち、右方向に約15度回転させ、突起60bが突起50bを乗り越えることによ
り係止させ、回転洗浄ノズル導水路6と固定洗浄ノズル5を水密に接続する。
固定洗浄ノズル5の水平部位5bには、上段食器かご9に収容された被洗浄物10に洗浄水を噴射する洗浄水噴射口20が複数に開口し、上段食器かご9に収容された被洗浄物10の内面に向けて上方に洗浄水を噴射する。また、垂直部位5aの上方には洗浄水噴射口20aが開口し、略水平方向の扇状に洗浄水を噴射する。尚、水平部位5bに設けられた複数の洗浄水噴射口20bそれぞれは、必ずしも上向きに洗浄水を噴射するのではなく、例えば、箸やスプーン等の収容場所に近い洗浄水噴出口は横向きに洗浄水を噴射して汚れを落とし難い箸やスプーンなどに重点的に洗浄水を噴射するようにしてもよい。また、水平部位5bは、上段食器かご9が段差のないものである場合には、左右で高さ位置が異なる形状に形成する必要はない。
第3の回転洗浄ノズル7の上面には上段食器かご9左側に収容された被洗浄物に下方から洗浄水を噴射する洗浄水噴射口が複数に開口し、上段食器かご9左側部に収容された被洗浄物10に真下から洗浄水を噴射することができ、様々な食器の形状や設置姿勢に対しても、ムラなく洗浄することができる。
固定洗浄ノズル5の垂直部位5aと水平部位5bおよび固定洗浄ノズル5の水平部位5bと回転洗浄ノズル導水路6とは、それらが交差する部分で筒状内部が連通しており、垂直部位5aの下方から供給される洗浄水が垂直部位5a、水平部位5bおよび回転洗浄ノズル導水路6に送給され、各洗浄水噴射口から噴射されるように構成されている。固定ノズル5は扁平な筒状に形成することによって、洗浄槽2の背面から突出して被洗浄物の収容スペースを削減してしまうことがない。
また、垂直部位5aに設けられた洗浄水噴射口20aは、略水平方向の扇状に洗浄水を噴射するので、洗浄槽2内に収容された被洗浄物の上方から洗浄水を当てることができ、洗浄水噴射の主体となっている下方から噴射される洗浄水で洗浄され難い被洗浄物10の上面部分を洗浄することができる。特に糸底のある被洗浄物10、例えば、図1に示す湯飲み10aのように糸底のある食器は、糸底内に細かい残菜が残りやすくなるが、これに上方から洗浄水が噴射されることにより、細かい残菜が洗い出され、全ての面に洗浄水が行き渡る効果が得られる。
また、回転洗浄ノズル導水路6は円筒形状とすることで、上面への水滴の付着をなくし、乾燥性能を向上させている。
本実施の形態に係る食器洗い機では、噴射部が第1および第2の回転洗浄ノズル3、4、固定洗浄ノズル5および固定洗浄ノズル5と連通した第3の回転洗浄ノズル7として複数設けられており、洗浄ポンプ11から送給される洗浄水は、分水手段15によって各噴射部に対して選択的に送給される。ここでは、前述したように第1の回転洗浄ノズル3にのみ洗浄水が送給される状態、第1の回転洗浄ノズル3と第2の回転洗浄ノズル4に洗浄水が送給される状態、第2の回転洗浄ノズル4にのみ洗浄水が送給される状態、固定洗浄ノズル5とそれに連通した第3の回転洗浄ノズル7にのみ洗浄水が送給される状態、の4つの洗浄状態に分水制御される。
このように複数の噴射部に選択的に洗浄水を送給するようにすることにより、複数の噴射部の全てに同時に洗浄水を送給した場合に洗浄槽2内に溜める給水量が多くなり、使用水量の増加および温度上昇時間の増加に伴う消費電力量の増加、大型化などの問題を解消することができる。
複数の噴射部に選択的に洗浄水を送給する分水手段15は本実施形態の構成のように3
ヶ所の噴射部に選択的に洗浄水を送給する場合には、図5に示すような簡単な構造に分水手段15を構成することができる。
図5は、分水手段15の構成例を模式的に示すもので、中心部に洗浄ポンプ11から洗浄水が供給される円筒状の分水弁40の周面上には90度方向に2ヵ所の送水開口部41a、41bが開口し、紙面上方を0度として時計回りの90度方向に第1の回転洗浄ノズル3に配管された送水配管42、180度方向に第2の回転洗浄ノズル4に配管された送水配管43、315度方向に固定洗浄ノズル5およびそれに連通した第3の回転洗浄ノズル7に配管された送水配管44がそれぞれ分水弁40の周面に対向して配置されている。
分水弁40を図示しない駆動手段により回転角度45度毎に回動させ、図5(a)に示す角度位置に回動させると、送水開口部41bが送水配管42の方向に開口するので、洗浄ポンプ11から分水弁40内に供給された洗浄水は第1の回転洗浄ノズル3に送給される。また、図5(b)に示す角度位置に回動させると、送水開口部41bが送水配管43の方向に開口し、送水開口部41aが送水配管42の方向に開口するので、洗浄ポンプ11から分水弁40内に供給された洗浄水は第1の回転ノズル3と第2の回転洗浄ノズル4とに送給される。また、図5(c)に示す角度位置に回動させると、送水開口部41aが送水配管43方向に開口するので、第2の回転洗浄ノズル4に洗浄水が送給される。また、図5(d)に示す角度位置に分水弁40を回動させると、送水開口部41bが送水配管44の方向に開口するので、固定洗浄ノズル5およびそれに連通した第3の回転洗浄ノズル7に洗浄水が送給される。
分水手段15を上記構成例のように構成することにより、前述した第1の回転洗浄ノズル3にのみ洗浄水が送給される状態、第1の回転洗浄ノズル3と第2の回転洗浄ノズル4に洗浄水が送給される状態、第2の回転洗浄ノズル4にのみ洗浄水が送給される状態、固定洗浄ノズル5とそれに連通した第3の回転洗浄ノズル7にのみ洗浄水が送給される状態、に順次切り替えることができる。
以上のように、本発明にかかる食器洗い機は回転洗浄ノズルと固定洗浄ノズルを効果的に組み合わせることにより、高い洗浄性能と被洗浄物収容性を得ることが可能となるので、洗浄水を噴射して被洗浄物の洗浄を行う食器洗い機等として有用である。
本発明の実施の形態1の食器洗い機の構成を示す正面図 同食器洗い機の構成を示す側面図 同食器洗い機に設けられた複数の噴射部の配置を示す正面図 固定洗浄ノズルと回転洗浄ノズル導水路との接続構成を示す斜視図 分水手段の構成例をその動作順に示す模式図 従来技術に係る食器洗い機の構成を示す正面図
1 食器洗い機本体
2 洗浄槽
3 第1の回転洗浄ノズル(噴射部)
4 第2の回転洗浄ノズル(噴射部)
5 固定洗浄ノズル(固定ノズル)
5a 垂直部位
5b 水平部位
6 回転洗浄ノズル導水路
7 第3の回転洗浄ノズル(回転ノズル)
8 下段食器かご(食器かご)
9 上段食器かご(食器かご)
10 被洗浄物
11 洗浄ポンプ(ポンプ装置)
15 分水手段

Claims (5)

  1. 前面に開口を有する洗浄槽と、前記洗浄槽内に配設された上段及び下段食器かごと、前記食器かごに収容された被洗浄物に洗浄水を噴射する複数の噴射部と、前記複数の噴射部に洗浄水を供給するポンプ装置とを備え、前記上段食器かごは、前記洗浄槽内に配設される際の高さが互いに異なる部分を有し、前記複数の噴射部は、互いに連通する回転ノズルと固定ノズルとを備え、前記回転ノズルは、前記上段食器かごのうち配設位置がより低い部分に向けて噴射を行い、前記固定ノズルは、前記洗浄槽の側壁に設けられ、前記上段食器かごのうち配設位置がより高い部分に向けて噴射を行うように構成された食器洗い機。
  2. 固定ノズルは、洗浄槽内の開口と相対する後面に設けた請求項に記載の食器洗い機。
  3. 回転ノズルは、固定ノズルから洗浄槽中央に向けて延設した請求項1又は2に記載の食器洗い機。
  4. 回転ノズルは、洗浄槽内で後方から前方に向かって延設した請求項に記載の食器洗い機。
  5. 回転ノズルは、固定ノズルに対し着脱可能かつ洗浄水が連通可能に接続された請求項1〜のいずれか1項に記載の食器洗い機。
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