JP4474632B2 - 泡沫吐水口 - Google Patents

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Description

〔技術分野〕
本発明は、手洗装置、水栓等に用いられる泡沫吐水口に関するものである。
〔背景技術〕
洗浄水流入口と、気泡流吐出口と、洗浄水流入口と気泡流吐出口の間で延在する洗浄水流路の途上に配設された空気混入機構とを備え、空気混入機構は、複数の小孔が形成され洗浄水流路を塞いで配設された減圧板と、減圧板の下流の洗浄水流路囲壁に形成された空気孔と、空気孔の下流に配設された整流網とを有する泡沫吐水口が、米国特許公報第5,114,072号に開示されている。
米国特許公報第5,114,072号の泡沫吐水口においては、減圧板の複数の小孔から洗浄水シャワーが吐出する。洗浄水シャワーは、空気孔を介して洗浄水流路内へ流入した空気を摩擦により連行しつつ整流網に衝突する。洗浄水シャワーが破砕されつつ整流網を通過する際に、連行された空気が多数の気泡となって洗浄水中に分散混入し、洗浄水の気泡流を形成する。気泡流は気泡流吐出口から吐出する。
〔発明の開示〕
米国特許公報第5,114,072号の泡沫吐水口には、流動抵抗が大きな整流網を洗浄水が高速で通過することができないので、空気孔への洗浄水の逆流を回避しようとすれば、減圧板の小孔から洗浄水シャワーを高速で吐出することができず、高速シャワーによる空気の多量吸引を実現できず、高速シャワーを整流網に衝突させて破砕することによる空気の多量混入を実現できないという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、減圧板の小孔から洗浄水シャワーを高速で吐出することができ、多量の空気を吸引することができ、多量の空気を洗浄水に混入することができる泡沫吐水口を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明においては、洗浄水流入口と、気泡流吐出口と、洗浄水流入口と気泡流吐出口の間で延在する洗浄水流路の途上に配設された空気混入機構と、空気混入機構の下流に配設された整流機構とを備え、空気混入機構は、周方向に互いに間隔を隔てた複数の小孔が外縁部に形成されると共に洗浄水流路を塞いで配設された減圧板と、減圧板の下流の洗浄水流路囲壁に形成された空気孔と、減圧板の下流で下流へ向けて環状段部を形成することなく漏斗状に縮径する洗浄水流路のテーパ部とを有し、整流機構は、テーパ部に接続しテーパ部の下流端と気泡流吐出口との間で延在する洗浄水流路の整流部と、整流部に配設された整流格子とを有し、減圧板の小孔はテーパ部周壁へ差し向けられており、減圧板の複数の小孔を通った洗浄水は円筒簾状流を形成し、円筒簾状流は洗浄水流路のテーパ部の周壁に沿って流れることにより縮径し、簾を形成する線状流が合流して円錐台状の膜状流を形成することを特徴とする泡沫吐水口を提供する。
本発明に係る泡沫吐水口においては、減圧板の複数の小孔から吐出した洗浄水シャワーが、空気孔を介して洗浄水流路へ流入した空気を摩擦により連行しつつテーパ部に衝突し、破砕される。洗浄水シャワーがテーパ部に衝突して破砕される際に、連行された空気が多数の気泡となって洗浄水中に分散混入し、気泡流を形成する。気泡流は、テーパ部から整流部へ流入し、整流部を流れることと整流格子を通過することとにより整流され、気泡流吐出口から吐出する。
整流格子の流動抵抗は整流網に比べて小さいので、気泡流は整流格子を高速で通過することができる。従って、本発明に係る泡沫吐水口は、減圧板の小孔から洗浄水シャワーを高速で吐出することができ、多量の空気を吸引することができ、多量の空気を洗浄水に混入することができる。
本発明の好ましい態様においては、整流部周壁はテーパ部周壁に連続して接続している。
整流部周壁がテーパ部周壁に連続して接続していると、整流部へ流入した気泡流の一部はテーパ部の下流端から飛び出し整流部の径方向中央へ集まって束流を形成し、残余部はテーパ部の下流端から飛び出すことなく整流部周壁沿いに流れて円筒状の水膜を形成する。気泡流の束流は整流格子の中央部を通過する。気泡流の円筒状水膜は、整流格子を通過する際に周方向と径方向とに分散する多数の細束流に分岐する。気泡流吐出口の中央から気泡流の束流が吐出し、気泡流吐出口の中央部を除く部位の全体から、周方向と径方向とに均一に分散して多数の気泡流の細束流が吐出する。気泡流の中央束流と、中央束流の周囲に均一に分散する多数の気泡流の細束流とが纏まり、気泡流の安定した太束流を形成する。気泡流の安定した太束流は、手洗装置の利用者に視覚的な充足感を与えることができる。
本発明の好ましい態様においては、減圧板の小孔は、テーパ部の下流端よりも大径の円周上に等間隔で配設されている。
減圧板の小孔をテーパ部の下流端よりも大径の円周上に配設すれば、小孔を減圧板の端面に鉛直に穿設することができ、減圧板の端面に鉛直に差し向けられた洗浄水の流線を曲げることなく、洗浄水を小孔から吐出させることができる。流線が屈曲することによる圧力損失が発生しないので、高速の洗浄水シャワーが小孔から吐出する。
本発明の好ましい態様においては、減圧板の小孔の入口が円弧状に面取り加工されている。
小孔の入口を円弧状に面取り加工することにより、小孔を通過する洗浄流の縮流を防止することができ、洗浄水シャワーの流速低下を防止することができる。
本発明の好ましい態様においては、空気孔はテーパ部よりも上流に配設されている。
テーパ部に衝突する前の高速洗浄水シャワーの近傍に空気孔を配設することにより、吸引空気量が増加し、混入空気量が増加する。
本発明の好ましい態様においては、テーパ部周壁と整流部周壁との接続部が円弧状に面取り加工されている。
テーパ部周壁と整流部周壁との接続部を円弧状に面取り加工することにより、接続部の流動抵抗を低減させ、接続部を通過する際の気泡流の流速低下を防止することができる。
本発明の好ましい態様においては、整流部が下流へ向けて拡径している。
整流部を下流へ向けて拡径することにより、気泡流吐出口を拡径し、気泡流吐出口から吐出する気泡流を拡径し、手洗装置の利用者に与える視覚的な充足感を増加させることができる。
本発明の好ましい態様においては、整流格子は中央孔と中央孔の周囲に放射状に配設された複数の周辺孔とを有する。
整流部の中央を流れる気泡流の束流は、中央孔を通ることにより、桟と干渉することなく、ひいては桟との干渉による乱れを生ずることなく、整流格子を通過することができる。整流部の周壁沿いに流れる気泡流の円筒状の水膜は、中央孔の周囲に放射状に配設された複数の周辺孔を通ることにより、中央孔を通過した束流の周囲に周方向と径方向とに均一に分散した多数の細束流を形成することができる。乱れの無い中央束流と、中央の流の周囲に均一に分散する多数の細束流が纏まることにより、安定した気泡流の太束流が形成される。安定した気泡流の太束流は、手洗装置の利用者に与える視覚的な充足感を与えることができる。
本発明の好ましい態様においては、整流格子の孔が下流へ向けて拡径している。
整流格子の孔が下流へ向けて拡径していれば、整流格子の孔から吐出する気泡流の束流が互いに接近し、纏まり易くなる。
本発明の好ましい態様においては、整流部は整流格子の下流まで延在している。
整流部を整流格子の下流まで延在させることにより、中心束流と多数の細束流の纏まりを促進することができる。
本発明の好ましい態様においては、泡沫吐水口は、空気孔への洗浄水の逆流を防止する逆流防止機構を備える。
逆流防止機構により、洗浄水による空気孔の閉塞と、空気孔の閉塞による空気吸引停止が防止される。
本発明の好ましい態様においては、泡沫吐水口は、空気孔とテーパ部と整流部と整流格子とを有し減圧板を収容する内筒と、内筒を収容し内筒との間に空気孔に連通する空気通路を形成する外筒とを備える。
空気孔とテーパ部と整流部と整流格子とを有し減圧板を収容する内筒と、内筒を収容し内筒との間に空気孔に連通する空気通路を形成する外筒とにより、部品点数が少なく、組立性が良い泡沫吐水口を構成することができる。
本発明の好ましい態様においては、泡沫吐水口は、空気孔とテーパ部と整流部と整流格子とを有し、逆流防止機構と一体化した減圧板を収容する内筒と、内筒を収容し内筒との間に空気孔に連通する空気通路を形成する外筒とを備える。
空気孔とテーパ部と整流部と整流格子とを有し、逆流防止機構と一体化した減圧板を収容する内筒と、内筒を収容し内筒との間に空気孔に連通する空気通路を形成する外筒とにより、部品点数が少なく、組立性が良く、空気孔への洗浄水の逆流が抑制された泡沫吐水口を構成することができる。
本発明の好ましい態様においては、泡沫吐水口は、減圧板の上流に配設された定流量弁を備える。
定流量弁の配設により、洗浄水の供給圧変動に伴う吐水流量の変動が抑制され、吐水が安定する。
本発明の好ましい態様においては、泡沫吐水口は、流量が2L/分の洗浄水に100体積%の空気が混入された気泡流を吐出する。
流量が4L/分の気泡流は、洗浄水流量に対する掌の触覚に基づく充足感と、視覚に基づく充足感とを、手洗装置利用者に与えることができる。
本発明においては、上記何れかの泡沫吐水口を備える手洗装置を提供する。
本発明においては、上記何れかの泡沫吐水口を備える水栓装置を提供する。
本発明に係る泡沫吐水口は、手洗装置、水栓装置等に適用可能である。
〔発明を実施するための最良の形態〕
手洗装置に適用された本発明の実施例に係る泡沫吐水口を以下に説明する。
図1〜3に示すように、手洗装置用泡沫吐水口1は、洗浄水流に関して上流から下流へ向けて順次配設された減圧円板2と、内円筒3と、整流円板4とを備え、更に上記諸部材を収容する外円筒5を備えている。減圧円板2、内円筒3、整流円板4、外円筒5は、同軸に配設されている。外円筒5の上流端が洗浄水流入口6を形成し、内円筒3の下流端が気泡流吐出口7を形成している。外円筒5の減圧円板2よりも上流域の内部空間が洗浄水流路8を形成し、内円筒3の内部空間が洗浄水流路9を形成している。
減圧円板2の外縁部に、複数の小孔2aが形成されている。小孔2aは、減圧円板2と同心の直径D1の円周上に等間隔に配設されている。小孔2aは、減圧円板2の端面に鉛直に延在している。小孔2aの入口は円弧状に面取り加工されている。減圧円板2は、洗浄水流路9の上流端を塞いで配設されている。
洗浄水流に関して減圧円板2の直近下流に、D1よりも大きな内直径を有する逆流防止円環板2bが、減圧円板2と同心に配設されている。逆流防止円環板2bの下流端外縁部に段部2cが形成されている。円周方向に互いに所定の間隔を隔てて配設された円弧断面の複数の連結柱2dにより、減圧円板2と逆流防止円環板2bとが連結されている。減圧円板2、逆流防止円環板2b、連結柱2dは一体形成されている。
洗浄水流に関して内円筒3の上流端に、外フランジ3aが形成されている。内円筒3の上流部内周面に、段部3bが形成されている。外フランジ3aと段部3bとの間の内円筒3周壁に、周方向に互いに間隔を隔てて複数の空気孔3cが形成されている。
内円筒3は、段部3bの下流で漏斗状に縮径して気泡流吐出口7を形成する下流端と同径に絞られた後、下流端へ向けて真直に延在している。従って、洗浄水流路9は、空気孔3cの下流で漏斗状に縮径するテーパ部9aと、テーパ部9aの下流端と気泡流吐出口7との間で真直に延在する、気泡流吐出口7と同軸同径の整流部9bとを有している。テーパ部9a下流端の直径D2は、小孔2aの配設円の直径D1よりも小さな値に設定されている。従って、小孔2aは、テーパ部9aの周壁に差し向けられている。
テーパ部9a周壁と整流部9b周壁とは連続して接続しており、当該接続部は、円弧状に面取り加工されている。
整流格子4は、大径中央孔4aと、大径中央孔4aの周囲に放射状に配設された多数の小径周辺孔4bとを有している。大径中央孔4a、小径周辺孔4bは、上流端から下流端へ向けて拡径している。内円筒3と整流格子4とは一体形成されている。洗浄水流路9の整流部9bは整流格子4よりも下流まで延在している。
外円筒5の上流部に内フランジ5aが形成されている。
減圧円板2は内円筒3の上流端部に内嵌合している。逆流防止円環板2bの段部2cが内円筒3の段部3bに係合し、減圧円板2の外周面と連結柱2dの外周面とが内円筒3上流部内周面に押圧されることにより、減圧円板2は内円筒3に係止されている。
内円筒3は外円筒5に内嵌合している。内円筒3の外フランジ3aが外円筒5の内フランジ5aに係合し、外フランジ3aに図示しないパッキンが載置された状態で、外円筒5が図示しない水栓の継ぎ手にねじ込まれることにより、内円筒3は外円筒5に係止される。内円筒3外周面と外円筒5内周面の間の円筒状隙間が、空気孔3cに連通する空気通路10を形成している。
減圧円板2、内円筒3、外円筒5が一体に組み付けられて、泡沫吐水口1を構成している。
減圧円板2、空気孔3c、空気通路10、洗浄水流路テーパ部9aの周壁により空気混入機構が形成され、洗浄水流路整流部9b、整流格子4により整流機構が形成されている。
上記構成を有する泡沫吐水口1は、水栓の吐出口に取り付けられて手洗装置を構成する。
本実施例に係る泡沫吐水口1においては、図1、2で白抜矢印で示すように、洗浄水流入口6から洗浄水流路8へ流入した洗浄水が、減圧円板2の複数の小孔2aを通り、図1で二重矢印で示すように、高速の洗浄水シャワーとなって洗浄水流路9へ吐出する。
洗浄水シャワーは円筒簾状高速流を形成する。空気との接触面積の広い円筒簾状高速流は、空気通路10と空気孔3cとを介して洗浄水流路9へ流入した空気を摩擦により連行しつつ、洗浄水流路テーパ部9aの周壁に衝突して破砕される。円筒簾状高速流が空気を連行することにより、空気孔3cを介して洗浄水流9へ空気が吸引される。円筒簾状高速流が洗浄水流路テーパ部9aの周壁に衝突して破砕される際に、円筒簾状高速流に連行された空気が多数の微細気泡となって洗浄水中に分散混入し、洗浄水の気泡流を形成する。
洗浄水流路テーパ部9aの周壁に衝突した洗浄水の一部は、反射して、テーパ部9a周壁に沿って上流へ逆流するが、テーパ部9aの径方向内方へ突出する逆流防止円環板2bに衝突して、下流へ差し向けられる。
円筒簾状の気泡流は、洗浄水流路テーパ部9aの周壁に沿って流れることにより縮径し、簾を形成する線状流が合流して円錐台状の膜状流れを形成しつつ、洗浄水流路整流部9bヘ流入する。膜状気泡流の一部は、図1で一点鎖線の3重矢印で示すように、テーパ部9a下端周壁から離れ、整流部9bの径方向中央に集まって束流を形成する。膜状気泡流の残余部は、図1で実線の3重矢印で示すように、テーパ部9a下端周壁から整流部9b周壁へ乗り移り、円筒膜状気泡流となって整流部9b周壁沿いに流れる。整流部9b囲壁に沿いに流れる間に、洗浄水シャワーがテーパ部9a周壁に衝突する際に発生した洗浄水流の乱れが緩和される。
整流部9bの径方向中央を流れる気泡流の束流は、整流格子4の大径中央孔4aを通過する。整流部9bの周壁沿いに流れる円筒膜状気泡流は、大径中央孔4aの周囲に放射状に配設された多数の小径周辺孔4bを通過する。この結果、整流格子4の下流に、中央束流と、中央束流を取り囲む、周方向と径方向とに均一に分散した多数の細束流とが形成される。整流格子4を通過する際に、気泡流が若干減速することにより、気泡流に残存する乱れが更に緩和される。気泡流吐出口7の中央から気泡流の乱れの無い束流が吐出し、気泡流吐出口7の中央部を除く部位の全体から、周方向と径方向とに均一に分散して気泡流の乱れの無い多数の細束流が吐出する。気泡流の中央束流と、中央束流の周囲に均一に分散する多数の気泡流の細束流とは、吐出直後に纏まり、気泡流の乱れの無い太束流を形成する。
整流格子4の孔径は整流網の網目径に比べて遥かに大きいので、整流格子4の流動抵抗は整流網に比べて遥かに小さい。従って、気泡流は整流格子4を高速で通過することができる。従って、本実施例に係る泡沫吐水口1は、減圧円板2の小孔2aから洗浄水シャワーを高速で吐出することができ、多量の空気を洗浄水流路9内へ吸引することができ、多量の空気を洗浄水に混入することができる。
洗浄水流路テーパ部9aの周壁に衝突した洗浄水の一部は上流方向へ反射する。上流方向へ反射した洗浄水は、テーパ部9aの径方向内方へ突出する逆流防止円環板2bの下流側端面に衝突して、下流へ差し向けられる。逆流防止円環板2bにより、洗浄水が空気孔3cへ逆流することによる空気孔3c閉塞と、空気孔3cの閉塞による空気吸引停止が防止される。
整流部9b周壁がテーパ部9a周壁に連続して接続しているので、整流部9bへ流入した気泡流の一部は、テーパ部9aの下流端から飛び出すことなく整流部9b周壁沿いに流れて円筒状の水膜を形成することができる。気泡流の円筒状水膜が整流格子4の周縁部を通過することにより、周方向と径方向とに均一に分散する多数の細束流が形成される。整流格子4の中央部を通過した気泡流の中央束流と、中央束流の周囲に均一に分散する多数の気泡流の細束流とが、纏まることにより、気泡流の安定した太束流が形成される。気泡流の安定した太束流は、手洗装置の利用者に視覚的な充足感を与えることができる。
減圧円板2の小孔2aをテーパ部9aの下流端よりも大径の円周上に配設したので、小孔2aを減圧円板2の端面に鉛直に穿設しても、小孔2aをテーパ部9aの周壁に差し向けることができる。従って、洗浄水流入口6から洗浄水流路8へ流入した、減圧円板2の端面に鉛直に差し向けられた洗浄水の流線を曲げることなく、洗浄水を小孔2aから吐出させることができる。流線が屈曲することによる圧力損失が発生しないので、高速の洗浄水シャワーを小孔2aから吐出することができる。
小孔2aの入口を円弧状に面取り加工したので、小孔2aを通過する洗浄流は縮流しない。縮流による圧力損失が無いので、高速の洗浄水シャワーを小孔2aから吐出することができる。
テーパ部9aの周壁に衝突する前の高速洗浄水シャワーの近傍に空気孔3cを配設したので、洗浄水シャワーと空気との間の摩擦力が大きく、多量の空気を洗浄水流路9吸引することができ、多量の空気を洗浄水に混入することができる。
テーパ部9a周壁と整流部9b周壁との接続部を円弧状に面取り加工したので、接続部の流動抵抗が小さい。この結果、接続部を通過する際の気泡流の流速低下が抑制される。
整流部9bの周壁沿いに気泡流が流れる間に、気泡流中の乱れが緩和される。気泡流が安定することにより、気泡の合体が防止され、気泡の大径化が防止され、気液分離が防止される。
整流部9bの径方向中央を流れる気泡流の束流は、整流格子4の大径中央孔4aを通ることにより、桟と干渉することなく、ひいては桟との干渉による乱れを生ずることなく、整流格子4を通過することができる。整流部9bの周壁沿いに流れる気泡流の円筒状の水膜は、大径中央孔4aの周囲に放射状に配設された複数の小径周辺孔4bを通ることにより、大径中央孔4aを通過した束流の周囲に周方向と径方向とに均一に分散した多数の細束流を形成することができる。乱れの無い中央束流と、中央の流の周囲に均一に分散する多数の細束流が纏まることにより、気泡流の安定した太束流が形成される。気泡流の安定した太束流は、手洗装置の利用者に与える視覚的な充足感を与えることができる。
整流格子4の大径中央孔4a、小径周辺孔4bが下流へ向けて拡径しているので、大径中央孔4a、小径周辺孔4bから吐出する気泡流の束流が互いに接近し、纏まり易くなる。流路面積が下流へ向けて拡大するので、流速が低減し、気泡流中の乱れが緩和される。
整流部9bが整流格子4の下流まで延在しているので、中央束流と多数の細束流の纏まりが促進される。
空気孔3cと、テーパ部9aと整流部9bとを形成する内部空間と、整流格子4とを有し、逆流防止円環板2bと一体化した減圧円板2を収容する内円筒3と、内円筒3を収容し内円筒3との間に空気孔3cに連通する空気通路10を形成する外円筒5とにより、部品点数が少なく、組立性が良く、空気孔への洗浄水の逆流が抑制された泡沫吐水口1が構成される。
図4(a)に示すように整流部9bを下流へ向けて拡径し、或いは図4(b)に示すように整流格子4より下流の整流部9bを拡径しても良い。気泡流吐出口7が拡径し、気泡流吐出口7から吐出する気泡流が拡径し、手洗装置の利用者に与える視覚的な充足感が増加する。
減圧円板2より上流の洗浄水流路8内に、図1で一点鎖線で示すように、定流量弁11を配設しても良い。
定流量弁11の配設により、洗浄水の供給圧変動に伴う吐水流量の変動が抑制され、吐水が安定する。
気泡混入により洗浄水の見掛け流量が増加する。気泡流吐出口7から吐出する気泡流の流量を従来の手洗装置の洗浄水吐出流量と同等の4〜6L/分にすれば、気泡流に含まれる洗浄水の流量は従来の手洗装置の洗浄水吐出流量よりも低減する。気泡流の吐出流量を従来の手洗装置の洗浄水吐出流量と同等にすることにより、掌で受ける洗浄水のボリュームに対する触覚的な充足感と、吐出洗浄水の流線の太さに対する視覚的な充足感とを、従来の手洗装置と同等に維持することができる。従って、本実施例に係る手洗装置用泡沫吐水口1は、手洗装置利用者の充足感を減退させることなく、節水を実現することができる。
洗浄水流入口6ヘ流入する流量が2.0〜3.0L/分の洗浄水に、100体積%以上の空気を混入するための条件を検討する。
(1)減圧円板2厚み、小孔2a入口形状
小孔2aの管摩擦損失を勘案すると、減圧円板2の厚みは1mm程度が望ましい。
小孔2a入口の円弧状面取加工の半径は、減圧円板の板厚を勘案すると、0.5mm程度が望ましい。
(2)小孔2aの総開口面積
洗浄水に100体積%以上の空気を混入させるために、小孔2aから吐出する洗浄水シャワーの流速を、8〜10m/秒にする必要がある。上記流速を実現する小孔2aの総開口面積は、洗浄水流量が2L/分の場合には3.3〜4.2mmであり、洗浄水流量が3L/分の場合には5〜6.3mmである。
(3)小孔2aの直径、数
加工の容易性、加工精度、異物による目詰まり等を勘案すると、小孔2aの直径は0.5〜0.75mmが望ましい。
洗浄水シャワーの空気との接触面積を増加させるために、小孔2aの数は多いのが望ましい。14〜20個が好適と考えられる。
(4)小孔2aの配設円の直径D1
泡沫吐水口1が接続される水栓のネジ径は一般に22mmである。従って、洗浄水流入口6の直径は一般に22mmである。小孔2aの配設円の直径D1は、洗浄水流入口6よりも小径の逆流防止円環板2bの内直径よりも小さくする必要がある。小孔2aの配設円の直径D1は、整流部9bの直径よりも大きくする必要がある。従って、D1は15〜16mmとするのが望ましい。
(5)空気孔3cの総開口面積、巾
流量が2.0〜3.0L/分の洗浄水に、100体積%以上の空気を混入するために、空気孔3cの総開口面積は36〜90mmが望ましい。空気孔3cの巾は1.0〜1.5mmが望ましい。
(6)テーパ部9aの傾斜角度、長さ等
傾斜角度θが大きすぎるとテーパ部9a周壁に衝突した洗浄水が空気孔3cへ逆流して空気混入量が減少する。傾斜角度θが小さすぎると洗浄水がテーパ部9a周壁に衝突する際の衝撃が減少して空気混入量が減少する。従って、テーパ部の傾斜角度θは35〜45度が望ましい。
小孔2a出口からテーパ部9a周壁までの距離は、摩擦による空気連行作用を発現させさるために、4〜5mmとするのが望ましい。
整流部9bに至るまでに気泡流の助走が必要であることを勘案すると、テーパ部の長さL1は3mm程度が望ましい。
)逆流防止円環板2bの内直径
小孔2aから吐出する洗浄水シャワーとの干渉を防止するために、逆流防止円環板2bの内直径は17mm程度が望ましい。逆流防止円環板2bの直下に形成される円環状凹部の外直径は、十分な逆流防止作用を奏するために、18〜20mmが望ましい。
(8)整流部9bの長さ等
テーパ部9a周壁と整流部9b周壁の接続部の円弧状面取り加工の半径が小さすぎると整流部9bへ流入した気泡流は全て整流部9bの径方向中央部へ集まって束流となる。この結果、気泡流吐出口7から吐出する気泡流の径が小さくなり、気泡流に対する視覚的な充足感が減少する。前記半径が大きすぎると、テーパ部9aが形成できなくなる。従って、テーパ部9a周壁と整流部9b周壁の接続部の円弧状面取り加工の半径は、3〜7mmが望ましい。
整流格子4よりも上流側の整流部9bが短すぎると、気泡流が整流されず、安定した吐出気泡流が得られない。整流格子4よりも上流側の整流部9bが長すぎると、泡沫吐水口1の長さが過大になる。従って、整流格子4よりも上流側の整流部9bの長さL2は、4mm程度が望ましい。
(9)整流格子の厚み、孔形状等
整流格子4の厚みが小さすぎると、流動抵抗が小さすぎて整流効果が得られない。整流格子4の厚みが大きすぎると、流動抵抗が過大になり、減圧円板の***2aからの洗浄水の高速吐出が困難となり、空気混入量が減少する。従って、整流格子4の厚みは3〜4mmが望ましい。
大径中央孔4a、小径周辺孔4bの広がり角は、0.5度程度が望ましい。
大径中央孔4aの周囲に、2〜3列の小径周辺孔4bの列を同心に配設するのが望ましい。
気泡流吐出口7に対する整流格子4の開口率は、小径周辺孔4bの列を2列とする場合には53〜63%が望ましく、小径周辺孔4bの列を3列とする場合には45〜55%が望ましい。小径周辺孔4bの開口面積は、小径周辺孔4bの列を2列とする場合には1.5〜2.5mmが望ましく、小径周辺孔4bの列を3列とする場合には0.5〜2.0mmが望まし。最外列には20個、他の列には10個の小径周辺孔4bを等間隔で配設するのが望ましい。
(10)気泡流吐出口の直径等
整流格子4よりも下流側の整流路9bの長さL3は、整流格子4から吐出する中央束流と多数の細束流の纏まりを促進するために、1.5mm以上とするのが望ましい。
手洗装置使用者に視覚的な充足感を与えられる径を有する気泡流の吐出を可能とするために、気泡流吐出口7の直径は12mm程度が望ましい。整流部9bを気泡流吐出口7と同径とする場合には、整流部9bの直径D2は12mm程度になる。
(11)洗浄水流量と空気混入量との関係
上記数値を採用することにより、流量が2〜3L/分の洗浄水に、100体積%の空気を分散混入させ、視覚的に十分な充足感を与えられる径の気泡流を吐出することができる。
泡沫吐水口1を装着した手動手洗装置を図5に示す。手動手洗装置20は、泡沫吐水口1を備えている。手動手洗装置20は、気泡流を吐出するので、手洗装置使用者が手動で洗浄水流量を調節し、2〜3L/分の少ない洗浄水流量で使用しても、手洗装置利用者に触覚的に且つ視覚的に十分な充足感を与えることができる。
泡沫吐水口1を装着した自動手洗装置を図6、7に示す。自動手洗装置30は、泡沫吐水口1を装着した自動水栓31と、電磁弁32と、止水栓33と、自動水栓31と電磁弁32とを接続する通水ホース34と、人体検知用センサー35とを備えている。電磁弁32と止水栓33との間に図示しない定流量弁が配設されている。自動水栓31は、陶器製の洗面ボウル36に載置固定されている。
手洗装置使用者が、洗面ボウル36の中央部に手を差し出すと、人体検知センサー35が手を検知する。電磁弁32が開き、定流量弁によって2〜3L/分に流量調節された洗浄水が、通水ホース34を通って泡沫吐水口1へ供給され、泡沫吐水口1から気泡流が吐出する。人体検知用センサー35が手を検知しなくなると、電磁弁32が閉じ、気泡流の吐出が停止する。自動手洗装置30は、気泡流を吐出するので、2〜3L/分の少ない洗浄水流量でも、手洗装置利用者に触覚的に且つ視覚的に十分な充足感を与えることができる。吐水の視覚的充足感を高めるために、吐水の角度αを15〜70度とすることが望ましい。
人体検知用センサー35と電磁弁32とに代えて、使用者の押圧により開弁し、所定総流量の洗浄水が通過すると閉弁する自閉弁を有する自閉水栓によって自動手洗装置30を構成しても良い。気泡流が吐出するので、定流量弁によって自閉水栓に供給される洗浄水が2〜3L/分の少ない流量であっても、手洗装置利用者に触覚的に且つ視覚的に十分な充足感を与えることができる。
〔産業上の利用可能性〕
本発明に係る泡沫吐水口は、手洗装置、水栓等に利用可能である。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明の実施例に係る手洗装置用泡沫吐水口の縦断面図である。
図2は本発明の実施例に係る手洗装置用泡沫吐水口の半部分の斜視図である。図3は本発明の実施例に係る手洗装置用泡沫吐水口の分解斜視図である。
図4は、図1の泡沫吐水口の変形例の縦断面図である。
図5は、本発明の実施例に係る泡沫吐水口を備える手動手洗装置の斜視図である。
図6は、本発明の実施例に係る泡沫吐水口を備える自動手洗装置の斜視図である。
図7は、本発明の実施例に係る泡沫吐水口を備える自動手洗装置の自動水栓の断面図である。

Claims (17)

  1. 洗浄水流入口と、気泡流吐出口と、洗浄水流入口と気泡流吐出口の間で延在する洗浄水流路の途上に配設された空気混入機構と、空気混入機構の下流に配設された整流機構とを備え、空気混入機構は、周方向に互いに間隔を隔てた複数の小孔が外縁部に形成されると共に洗浄水流路を塞いで配設された減圧板と、減圧板の下流の洗浄水流路囲壁に形成された空気孔と、減圧板の下流で下流へ向けて環状段部を形成することなく漏斗状に縮径する洗浄水流路のテーパ部とを有し、整流機構は、テーパ部に接続しテーパ部の下流端と気泡流吐出口との間で延在する洗浄水流路の整流部と、整流部に配設された整流格子とを有し、減圧板の小孔はテーパ部周壁へ差し向けられており、減圧板の複数の小孔を通った洗浄水は円筒簾状流を形成し、円筒簾状流は洗浄水流路のテーパ部の周壁に沿って流れることにより縮径し、簾を形成する線状流が合流して円錐台状の膜状流を形成することを特徴とする泡沫吐水口。
  2. 整流部周壁は、テーパ部周壁に連続して接続することを特徴とする請求項1に記載の泡沫吐水口。
  3. 減圧板の小孔は、テーパ部下流端よりも大径の円周上に等間隔で配設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の泡沫吐水口。
  4. 減圧板の小孔の入口が円弧状に面取り加工されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の泡沫吐水口。
  5. 空気孔はテーパ部よりも上流に配設されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の泡沫吐水口。
  6. テーパ部周壁と整流部周壁との接続部が、円弧状に面取り加工されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の泡沫吐水口。
  7. 整流部が下流へ向けて拡径していることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の泡沫吐水口。
  8. 整流格子は中央孔と中央孔の周囲に放射状に配設された多数の周辺孔とを有することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の泡沫吐水口。
  9. 整流格子の孔が下流へ向けて拡径していることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の泡沫吐水口。
  10. 整流部は整流格子の下流まで延在していることを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の泡沫吐水口。
  11. 空気孔への洗浄水の逆流を防止する逆流防止機構を備えることを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載の泡沫吐水口。
  12. 空気孔とテーパ部と整流部と整流格子とを有し減圧板を収容する内筒と、内筒を収容し内筒との間に空気孔に連通する空気通路を形成する外筒とを備えることを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載の泡沫吐水口。
  13. 空気孔とテーパ部と整流部と整流格子とを有し、逆流防止機構と一体化した減圧板を収容する内筒と、内筒を収容し内筒との間に空気孔に連通する空気通路を形成する外筒とを備えることを特徴とする請求項11に記載の泡沫吐水口。
  14. 減圧板の上流に配設された定流量弁を備えることを特徴とする請求項1乃至13の何れか1項に記載の泡沫吐水口。
  15. 流量が2L/分の洗浄水に100体積%の空気が混入された気泡流を吐出することを特徴とする請求項1乃至14の何れか1項に記載の泡沫吐水口。
  16. 請求項1乃至15の何れか1項に記載の泡沫吐水口を備えることを特徴とする水栓装置。
  17. 請求項1乃至15の何れか1項に記載の泡沫吐水口を備えることを特徴とする手洗装置。
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