JP4472687B2 - パケット中継方法およびパケット中継装置 - Google Patents

パケット中継方法およびパケット中継装置 Download PDF

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Description

本発明は、パケットを中継するパケット中継方法およびパケット中継装置に関し、詳しくは、中継するパケットの伝送量を制限するパケット中継方法およびパケット中継装置に関するものである。
従来、中継するパケットの伝送量を制限するパケット中継装置としては、例えば、受信パケットをフロー毎に到着順にキューイングし、パケット転送レートが最低保証帯域未満であるフローが属するグループ1と、パケット転送レートが最低保証帯域以上であり、かつ最大制限帯域未満であるフローが属するグループ2と、パケット転送レートが最大制限帯域を超過したフローが属するグループ3とに分類し、グループ1が属するフローに関して受信したパケットをグループ2に属するフローに関して受信したパケットに優先して転送し、かつグループ2が属するフローに関して受信したパケットをグループ3に属するフローに関して受信したパケットに優先して転送し、フロー毎に到着順にキューイングするものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に記載されたパケット中継装置は、受信パケットをキューイングするためのバッファやこのバッファを制御するための制御部を要するため、装置の構成が複雑になるといった問題があった。
この問題を解決するものとして、例えば、複数のフローをグループに割り当て、フロー毎に定められた最低保証帯域以下の転送レートで受信したパケットに第1のラベルを付加し、最低保証帯域を超えた転送レートで受信したパケットに第2のラベルを付加し、中継するパケットの転送レートが送信側の制限帯域を超える場合や、グループ毎に定められた制限帯域を超える場合には、中継するパケットの転送レートがこれら制限帯域を超えないよう、第2のラベルを付加した何れかのパケットを廃棄するものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−237841号公報 特開2006−229432号公報
しかしながら、特許文献2に記載された従来のパケット中継装置は、中継するパケットの転送レートが、あるグループにおいて制限帯域で制限される一方、他のグループにおいて0に近くなるといったような状態が生じ、送信帯域を有効に活用できなくなることがあるといった課題があった。
このような課題は、特許文献1に記載されているように、フロー毎又はグループ毎に最低保証帯域と最大制限帯域との2種類の帯域制御条件が設定できるパケット中継装置に対して、最低保証帯域の合計が送信側の制限帯域に等しくなるように個々の帯域制御条件を設定すれば解決することができる。
しかしながら1つのパケット中継装置によって中継されるフローの数又はグループの数が多い場合、個々の最低保証帯域の合計が送信側の制限帯域に等しくなるように設定することや、これを確認することは装置の管理者にとって負担であった。
更にまた、動作中のパケット中継装置に対して、送信側の制限帯域を変更する場合や、新しいフロー又はグループを追加する場合は、既存のフロー又はグループ間の相対的な帯域制御条件を維持するためには、既存の全てのフロー又はグループの最低保証帯域を変更しなければならず、装置の管理者にとって更なる負担であった。
本発明は、従来のものと比較して、送信側の制限帯域が有効に活用され、管理者による帯域制御条件の設定や変更の作業を軽減することができるパケット中継方法およびパケット中継装置を提供することを目的とする。
本発明のパケット中継方法は、受信したパケットをフローとして識別し、該フローの集合であるフロー群の帯域を制御して前記パケットを中継するパケット中継方法であって、1つ以上のフローの集合である第1のフロー群に対応する第1の最大許容帯域と、1つ以上の前記第1のフロー群の集合である第2のフロー群に対応する第2の最大許容帯域とが設定されており、前記第2のフロー群に属する各前記第1のフロー群に対応する各前記第1の最大許容帯域の総和が前記第2の最大許容帯域を超える場合に、前記第2のフロー群に属する前記第1のフロー群の数又は前記第1の最大許容帯域若しくは前記第2の最大許容帯域の設定値が変更される都度、前記第2の最大許容帯域を各前記第1の最大許容帯域の比に基づいて配分することによって各前記第1のフロー群に対応する最低保証帯域を算出し、前記最低保証帯域と前記第1の最大許容帯域と前記第2の最大許容帯域とに基づいて帯域制御を行うことを特徴としている。
この方法により、第1のフロー群の数又は第1若しくは第2の最大許容帯域の設定値が変更される都度、最低保証帯域が算出されるので、従来の方法を用いた場合と比較して、送信側の制限帯域が有効に活用され、管理者による帯域制御条件の設定や変更の作業が軽減される。
なお、本発明のパケット中継方法は、前記第1のフロー群に属するフローの数を動的に検出するとともに、前記フロー毎に最低限使用可能な帯域である最低割当帯域と、該フローの属する前記第1のフロー群が使用可能な帯域が前記第1の最大許容帯域まであったときに前記フロー毎に割り当てられる帯域である最大割当帯域とを、前記第1のフロー群に対応する前記最低保証帯域と前記第1の最大許容帯域と前記フローの数とに基づいて動的に算出し、前記フロー毎の最低割当帯域と最大割当帯域と前記第1の最大許容帯域と前記第2の最大許容帯域とに基づいて帯域制御を行うようにしてもよい。
この方法により、フローの数によって最低割当帯域と最大割当帯域とが動的に変更されるため、従来の方法を用いた場合と比較して送信帯域が有効に活用される。
なお、本発明のパケット中継方法は、前記最低割当帯域及び前記最大割当帯域はそれぞれ、前記最低保証帯域及び前記第1の最大許容帯域を各フローの契約帯域の比率に応じて配分することによって動的に算出するようにしてもよい。
この方法により、帯域がフロー毎に公平に配分される。
また、本発明のパケット中継装置(1)は、受信したパケットをフローとして識別し、該フローの集合であるフロー群の帯域を制御して前記パケットを中継するパケット中継装置であって、1つ以上のフローの集合である第1のフロー群に対応する第1の最大許容帯域と、1つ以上の前記第1のフロー群の集合である第2のフロー群に対応する第2の最大許容帯域とが設定される帯域設定手段(4)と、前記第2のフロー群に属する各前記第1のフロー群に対応する各前記第1の最大許容帯域の総和が前記第2の最大許容帯域を超える場合に、前記第2のフロー群に属する前記第1のフロー群の数又は前記第1の最大許容帯域若しくは前記第2の最大許容帯域の設定値が変更される都度、前記第2の最大許容帯域を各前記第1の最大許容帯域の比に基づいて配分することによって各前記第1のフロー群に対応する最低保証帯域を算出する帯域算出手段(5)と、前記最低保証帯域と前記第1の最大許容帯域と前記第2の最大許容帯域とに基づいて帯域制御を行う帯域制御手段(6a乃至6f、7aおよび7b)とを備えている。
この構成により、本発明のパケット中継装置は、第1のフロー群の数又は第1若しくは第2の最大許容帯域の設定値が変更される都度、最低保証帯域を算出するので、従来のものと比較して、送信側の制限帯域を有効に活用し、管理者による帯域制御条件の設定や変更の作業を軽減することができる。
また、本発明のパケット中継装置は、前記第1のフロー群に属するフローの数を動的に検出するフロー検出手段(3)を備え、前記帯域算出手段は、前記フロー毎に最低限使用可能な帯域である最低割当帯域と、該フローの属する前記第1のフロー群が使用可能な帯域が前記第1の最大許容帯域まであったときに前記フロー毎に割り当てられる帯域である最大割当帯域とを、前記第1のフロー群に対応する前記最低保証帯域と前記第1の最大許容帯域と前記フローの数とに基づいて動的に算出し、前記帯域制御手段は、前記フロー毎の最低割当帯域と最大割当帯域と前記第1の最大許容帯域と前記第2の最大許容帯域とに基づいて帯域制御を行うようにしてもよい。
この構成により、本発明のパケット中継装置は、フローの数によって最低割当帯域と最大割当帯域とを動的に変更するため、従来のものと比較して送信帯域を有効に活用することができる。
また、前記帯域算出手段は、前記最低割当帯域及び前記最大割当帯域をそれぞれ、前記最低保証帯域及び前記第1の最大許容帯域を各フローの契約帯域の比率に応じて配分することによって動的に算出するようにしてもよい。
この構成により、本発明のパケット中継装置は、帯域をフロー毎に公平に配分することができる。
本発明は、従来のものと比較して、送信側の制限帯域が有効に活用され、管理者による帯域制御条件の設定や変更の作業を軽減することができるパケット中継方法およびパケット中継装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るパケット中継装置のブロック図である。
パケット中継装置1は、パケットを受信する受信インターフェイス(以下、単に「IF」という。)2と、受信されたパケットのフローを識別するフロー識別部3と、フロー識別部3がフローを識別する際に参照する設定テーブルや中継するパケットの転送レート等の情報がパケット中継装置1の管理者等によって設定され、設定された情報を記憶する設定部4と、各フローの最低割当帯域等の帯域を定める帯域設定部5と、ラベル付与部6a乃至6fと、転送レートを制限する第1のポリサー7a、7bおよび第2のポリサー8と、ラベル付与部6a乃至6fから第1のポリサー7a、7bに送信されるパケットをスイッチングするスイッチ9と、送信するパケットをスケジューリングするパケット送信スケジューラ10と、パケットを中継先に送信する送信IF11とを備えている。
なお、図1においては、パケット中継装置1が6つのラベル付与部6a乃至6fを備えているが、本発明に係るパケット中継装置に設けられるラベル付与部の数を限定するものではない。また、ラベル付与部6a乃至6fの何れか1つを「ラベル付与部6」と以下に記載する。
また、図1においては、パケット中継装置1が2つの第1のポリサー7a、7bを備えているが、本発明に係るパケット中継装置は、各フローが割り当てられる第1のフロー群にそれぞれ対応した第1のポリサーを備える。また、第1のポリサー7a、7bの何れか1つを「第1のポリサー7」と以下に記載する。
ここで、第1のフロー群とは、フローの集まりのことをいい、例えば、ISP(Internet Service Provider)が複数のユーザや会社に対してインターネット接続サービスを提供する場合には、集合住宅や会社等から送受信されるパケットのフローの集まりがそれぞれ1つの第1のフロー群を構成する。
また、第2のフロー群とは、パケット中継装置1を経由するフロー全体のことをいう。例えば、ISPが1本の回線を用いてインターネット接続サービスを提供する場合には、この回線経由のフローの集まりが第2のフロー群を構成する。
設定部4には、図2に示すような設定テーブルが予め格納されている。設定テーブルの各エントリは、宛先のIPアドレスおよび送信元のIPアドレスの組に対する、フローの有無と、契約帯域と、経由するラベル付与部6の識別子と、経由する第1のポリサー7の識別子とを表している。
ここで、設定テーブルの各エントリの項目のうち、「宛先のIPアドレス」と、「送信元のIPアドレス」と、「契約帯域」と、「第1のポリサー」とは、加入者の契約状況等に応じて予め設定される。
フロー識別部3は、本発明におけるフロー検出手段を構成し、設定部4に格納された設定テーブルに基づいて、受信IF2に受信されたパケットのフローを識別すると共に、設定テーブルの各エントリの「フロー有無」と「ラベル付与部」との項目を設定するようになっている。
具体的には、フロー識別部3は、受信IF2に受信されたパケットの宛先のIPアドレスおよび送信元のIPアドレスの組が設定テーブルに登録され、設定テーブルの該当するエントリの「フロー有無」の項目が「0」に設定されている場合には、設定テーブルの該当するエントリの「フロー有無」の項目を「1」に設定すると共に、フローが割り当てられていないラベル付与部6を検出し、検出したラベル付与部6の識別子を「ラベル付与部」の項目に設定するようになっている。また、フロー識別部3は、予め定められた時間内にパケットが受信されなかったIPアドレスの組に対するエントリの「フロー有無」の項目を「0」に設定するようになっている。
なお、図2に示した設定テーブルは、宛先および送信元の各IPアドレスに基づいてフロー識別部3にパケットを識別させるようになっているが、例えば、「10.0.0.*」や「*.*.*.*」のように宛先や送信元のIPアドレスを範囲で指定し、指定した範囲に宛先や送信元のIPアドレスが入っているか否かに基づいてフロー識別部3にパケットを識別させるようにしてもよい。
更に、設定テーブルは、宛先や送信元のIPアドレスに加えて、送信元のポート番号や宛先のポート番号等に基づいてフロー識別部3にパケットを識別させるようにしてもよい。
このように、本実施の形態において、フロー識別部3は、送信側の端末と受信側の端末との組み合わせでフローを識別するようになっているが、複数の送信側の端末と複数の受信側の端末との組み合わせでフローを識別するようにしてもよく、送信側や受信側のアプリケーション毎にフロー識別するようにしてもよい。
また、フロー識別部3は、フローを識別したパケットにヘッダ情報を付加するようになっている。ここで、ヘッダ情報は、図3に示すように、フロー群識別番号30と、設定テーブルに登録されたフローのパケットであるか否かを表すフロー識別フラグ31と、当該パケットが優先して中継するパケット(以下、単に「優先パケット」という。)であるか否かを表す優先フラグ32と、フロー毎に定められた最大割当帯域を超えた転送レートで受信したパケットであるか否かを表す最大割当帯域判別フラグ33と、フロー毎に定められた最低割当帯域を超えた転送レートで受信したパケットであるか否かを表す最低割当帯域判別フラグ34とを含む。
具体的には、フロー識別部3は、受信IF2に受信されたパケットのフローが識別できた場合には、フロー識別フラグ31を「1」に設定すると共に、設定テーブルにおいて該当するエントリの「第1のポリサー」の項目をフロー群識別番号30に設定するようになっている。一方、受信IF2に受信されたパケットのフローが識別できなかった場合には、フロー識別部3は、フロー識別フラグ31を「0」に設定するようになっている。
また、フロー識別部3は、設定部4に予め設定された優先パケット情報に基づいて当該パケットが優先パケットであるか否かを判断し、当該パケットが優先パケットであると判断した場合には、優先フラグ32を「1」に設定し、当該パケットが優先パケットでないと判断した場合には、優先フラグ32を「0」に設定するようになっている。
ここで、優先パケット情報は、IPヘッダのプロトコル番号がUDP(User Datagram Protocol)を表す等の優先パケットの特徴を表している。なお、優先パケット情報は、複数の特徴を表すものでよい。また、優先パケット情報は、第1のフロー群毎に定められていてもよく、フロー毎に定められていてもよい。
図1において、フロー識別部3は、ヘッダ情報を付加したパケットを設定テーブルに基づいてラベル付与部6a乃至6fおよびパケット送信スケジューラ10の何れかに出力するようになっている。
例えば、図2に示した設定テーブルが設定部4に格納されている場合には、フロー識別部3は、宛先のIPアドレスが「10.0.0.1」で送信元のIPアドレスが「20.0.0.1」のパケットを識別子6aで識別されるラベル付与部6aに出力し、宛先のIPアドレスが「60.0.0.1」で送信元のIPアドレスが「70.0.0.1」のパケットを識別子6dで識別されるラベル付与部6dに出力する。
また、フロー識別部3は、宛先のIPアドレスおよび送信元のIPアドレスが設定テーブルの何れのエントリにも該当しないパケット(以下、単に「非識別パケット」という。)をパケット送信スケジューラ10に出力するようになっている。
図1において、帯域設定部5は、本発明における帯域算出手段を構成し、第2のフロー群の第2の最大許容帯域、各第1のフロー群の第1の最大許容帯域および最低保証帯域、ならびに、各フローの最大割当帯域および最低割当帯域を定めるようになっている。
ここで、第1の最大許容帯域は、例えば、ISPが集合住宅や会社等とかわした契約に応じて設定される最大限に使用可能な帯域である。また、第2の最大許容帯域は、例えば、ISPがインターネット接続サービスを提供するのに用いる1本の回線の物理的または論理的に最大限に使用可能な帯域である。なお、各第1の最大許容帯域および第2の最大許容帯域は、本発明における帯域設定手段を構成する設定部4を介して予め固定的に設定される。
また、最大割当帯域は、第1のフロー群の転送レートが第1の最大許容帯域を超えたときに、フロー識別部3によって識別されたフロー(以下、単に「識別フロー」という。)が当該第1のフロー群のなかで制限を受け始める帯域である。また、最低割当帯域は、識別フローが保証される最低限の帯域である。
帯域設定部5は、第1の最大許容帯域の総和が第2の最大許容帯域以下の場合には、各第1の最大許容帯域を最低保証帯域として定めるようになっている。例えば、第2の最大許容帯域が100Mbpsで、第1の最大許容帯域がそれぞれ10Mbps、30Mbps、30Mbpsである場合には、帯域設定部5は、第1のフロー群の最低保証帯域をそれぞれ10Mbps、30Mbps、30Mbpsに定める。
また、帯域設定部5は、第1の最大許容帯域の総和が第2の最大許容帯域を超える場合には、第2の最大許容帯域を第1の最大許容帯域の比率で配分したものを各第1のフロー群の最低保証帯域として定めるようになっている。例えば、第2の最大許容帯域が56Mbpsで、第1の最大許容帯域がそれぞれ10Mbps、30Mbps、30Mbpsである場合には、帯域設定部5は、第1のフロー群の最低保証帯域をそれぞれ8Mbps、24Mbps、24Mbpsに定める。
更に、帯域設定部5は、第2のフロー群に属する第1のフロー群の数、又は第1の最大許容帯域若しくは第2の最大許容帯域の設定値に変更があると、その都度各第1のフロー群の最低保証帯域を定め直す。
また、帯域設定部5は、第1のフロー群の第1の最大許容帯域を第1のフロー群の識別フローの契約帯域の比率で配分したものを各識別フローの最大割当帯域として定めるようになっている。なお、識別フローは、設定部4に格納された設定テーブルにおいて「フロー有無」の項目を参照することによって特定することができ、契約帯域は、設定テーブルにおいて「契約帯域」の項目を参照することによって特定することができる。
例えば、第1のフロー群の第1の最大許容帯域が30Mbpsで、識別フローの契約帯域がそれぞれ30Mbps、20Mbps、10Mbpsである場合には、帯域設定部5は、識別フローの最大割当帯域をそれぞれ15Mbps、10Mbps、5Mbpsに定める。
また、帯域設定部5は、第1のフロー群の最低保証帯域を第1のフロー群の識別フローの契約帯域の比率で配分したものを各識別フローの最低割当帯域として定めるようになっている。例えば、第1のフロー群の最低保証帯域が18Mbpsで、識別フローの契約帯域がそれぞれ30Mbps、20Mbps、10Mbpsである場合には、帯域設定部5は、識別フローの最低割当帯域をそれぞれ9Mbps、6Mbps、3Mbpsに定める。更に、帯域設定部5は、設定テーブルの「フローの有無」の項目の値がフロー識別部3によって変更される都度、各識別フローの最大割当帯域と最低割当帯域を定め直す。
ラベル付与部6は、図4に示すように、入力されたパケットが優先パケットであるか否かを判別する優先パケット判別部40と、当該パケットが該当フローの最大割当帯域を超えて入力されたものか否かを判別する最大割当帯域判別部41と、当該パケットが該当フローの最低割当帯域を超えて入力されたものか否かを判別する最低割当帯域判別部42と、最大割当帯域判別部41および最低割当帯域判別部42による判別結果を当該パケットに付加されたヘッダ情報に設定するヘッダ情報設定部43とを備えている。
優先パケット判別部40は、入力されたパケットに付加されたヘッダ情報に含まれる優先フラグ32に基づいて当該パケットが優先パケットであるか否かを判別するようになっている。
最大割当帯域判別部41は、転送レートを表すクレジットを記憶する第1のクレジット記憶部45および第2のクレジット記憶部46と、帯域設定部5によって定められた該当フローの最大割当帯域に応じたクレジットを第1のクレジット記憶部45および第2のクレジット記憶部46に記憶されたクレジットに加算していくクレジット加算部47と、第1のクレジット記憶部45および第2のクレジット記憶部46に記憶されたクレジットから当該パケットの長さ分のクレジットを減算するクレジット減算部48とを有している。
クレジット加算部47は、優先パケットのために確保しておく帯域に応じた閾値に第1のクレジット記憶部45に記憶されたクレジットが達するまでは、第1のクレジット記憶部45に記憶されたクレジットに該当フローの最大割当帯域に応じたクレジットを加算していき、第1のクレジット記憶部45に記憶されたクレジットが閾値に達した場合には、閾値を超える余剰分のクレジットを第2のクレジット記憶部46に記憶されたクレジットに加算していくようになっている。
入力されたパケットが優先パケット判別部40によって優先パケットであると判別された場合において、クレジット減算部48は、第1のクレジット記憶部45に記憶されたクレジットと第2のクレジット記憶部46に記憶されたクレジットとの和が当該パケットの長さ分のクレジット以上である場合には、第1のクレジット記憶部45に記憶されたクレジットおよび第2のクレジット記憶部46に記憶されたクレジットの順で当該パケットの長さ分のクレジットを減算していくと共に、クレジットが減算できた旨の判別結果をヘッダ情報設定部43に出力するようになっている。
また、入力されたパケットが優先パケット判別部40によって優先パケットであると判別された場合において、クレジット減算部48は、第1のクレジット記憶部45に記憶されたクレジットと第2のクレジット記憶部46に記憶されたクレジットとの和が当該パケットの長さ分のクレジット未満である場合には、クレジットが減算できなかった旨の判別結果をヘッダ情報設定部43に出力するようになっている。
一方、入力されたパケットが優先パケット判別部40によって優先パケットでないと判別された場合において、クレジット減算部48は、第2のクレジット記憶部46に記憶されたクレジットが当該パケットの長さ分のクレジット以上である場合には、第2のクレジット記憶部46に記憶されたクレジットから当該パケットの長さ分のクレジットを減算すると共に、クレジットが減算できた旨の判別結果をヘッダ情報設定部43に出力するようになっている。
また、入力されたパケットが優先パケット判別部40によって優先パケットではないと判別された場合において、クレジット減算部48は、第2のクレジット記憶部46に記憶されたクレジットが当該パケットの長さ分のクレジット未満である場合には、クレジットが減算できなかった旨の判別結果をヘッダ情報設定部43に出力するようになっている。
最低割当帯域判別部42は、最大割当帯域判別部41のクレジット加算部47を帯域設定部5によって定められた該当フローの最低割当帯域に応じたクレジットを加算していくようにすることによって構成することができる。このため、最低割当帯域判別部42についての詳細な説明は、省略する。
ヘッダ情報設定部43は、最大割当帯域判別部41からクレジットが減算できた旨の判別結果が得られた場合には、当該パケットに付加されたヘッダ情報に含まれる最大割当帯域判別フラグ33を「0」に設定し、最大割当帯域判別部41からクレジットが減算できなかった旨の判別結果が得られた場合には、最大割当帯域判別フラグ33を本発明における第1のラベルにあたる「1」に設定するようになっている。
また、ヘッダ情報設定部43は、最低割当帯域判別部42からクレジットが減算できた旨の判別結果が得られた場合には、当該パケットに付加されたヘッダ情報に含まれる最低割当帯域判別フラグ34を「0」に設定し、最低割当帯域判別部42からクレジットが減算できなかった旨の判別結果が得られた場合には、最低割当帯域判別フラグ34を本発明における第2のラベルにあたる「1」に設定するようになっている。
図1において、スイッチ9は、ラベル付与部6a乃至6fからそれぞれ出力されたパケットに付加されたヘッダ情報のフロー群識別番号30によって識別される第1のポリサー7aまたは7bに当該パケットを出力するようになっている。
第1のポリサー7は、第2のポリサー8と共に本発明における帯域制御手段を構成し、図5に示すように、スイッチ9から入力されたパケットの転送レートを計測するレート計測部70と、レート計測部70によって計測された転送レートが帯域設定部5によって定められた当該第1のフロー群の第1の最大許容帯域を超えるか否かを判定する帯域超過判定部71と、転送レートが当該第1のフロー群の第1の最大許容帯域を超えないよう、ヘッダ情報の最大割当帯域判別フラグ33に「1」が設定された何れかのパケットを廃棄するパケット廃棄部72とを有している。
レート計測部70は、スイッチ9から入力されたパケットと、この直前にスイッチ9から入力されたパケットとの入力時間差、および、各パケットのサイズに基づいて転送レートを計測するようになっている。
第2のポリサー8は、図6に示すように、第1のポリサー7から入力されたパケットの転送レートを計測するレート計測部80と、レート計測部80によって計測された転送レートが帯域設定部5によって定められた第2の最大許容帯域を超えるか否かを判定する帯域超過判定部81と、転送レートが第2の最大許容帯域を超えないよう、ヘッダ情報の最低割当帯域判別フラグ34に「1」が設定された何れかのパケットを廃棄するパケット廃棄部82とを有している。
レート計測部80は、第1のポリサー7から入力されたパケットと、この直前に第1のポリサー7から入力されたパケットとの入力時間差、および、各パケットのサイズに基づいて転送レートを計測するようになっている。
図1において、パケット送信スケジューラ10は、第2のポリサー8から出力されたパケットの送信を許可すると共に、非識別パケットの送信を制限するようになっている。
具体的には、パケット送信スケジューラ10は、第2のフロー群の転送レートが帯域設定部5によって定められた第2の最大許容帯域未満の場合には、第2のフロー群の転送レートが第2の最大許容帯域を超えない範囲で非識別パケットの送信を許可し、第2のフロー群の転送レートが第2の最大許容帯域を超える範囲の非識別パケットを廃棄するようになっている。
また、パケット送信スケジューラ10は、送信を許可したパケットからヘッダ情報を除去するようになっている。
以上のように構成されたパケット中継装置1において、図7および図8を用いてその動作を説明する。
まず、パケットが受信IF2に受信されると、受信されたパケットのフローがフロー識別部3によって設定テーブルに基づいて識別される(S1)。
ここで、フローが識別されなかった場合には、フロー識別フラグ31が「0」に設定されたヘッダ情報がフロー識別部3によってパケットに付加される(S2)。次いで、第2のフロー群の転送レートが第2の最大許容帯域を超えているか否かがパケット送信スケジューラ10によって判断される(S3)。
第2のフロー群の転送レートが第2の最大許容帯域を超えていると判断された場合には、図8に示すように、当該パケットがパケット送信スケジューラ10によって廃棄される(S4)。一方、第2のフロー群の転送レートが第2の最大許容帯域を超えていないと判断された場合には、パケット送信スケジューラ10によって当該パケットからヘッダ情報が除去され(S5)、当該パケットが送信IF11によって中継先に送信される(S6)。
図7に戻り、ステップS1において、フローが識別された場合には、当該パケットの出力先となるラベル付与部6がフロー識別部3によって決定されると共に、フロー群識別番号30が第1のポリサー7の識別子に設定され、フロー識別フラグ31が「1」に設定されたヘッダ情報がフロー識別部3によってパケットに付加される(S7)。
次に、当該パケットが優先パケットであるか否かがフロー識別部3によって判断される(S8)。当該パケットが優先パケットであると判断された場合には、当該パケットに付加されたヘッダ情報の優先フラグ32がフロー識別部3によって「1」に設定され(S9)、当該パケットが優先パケットでないと判断された場合には、当該パケットに付加されたヘッダ情報の優先フラグ32がフロー識別部3によって「0」に設定される(S10)。
次に、フロー識別部3によって出力先として決定されたラベル付与部6において、当該パケットがフローの最大割当帯域を超えて入力されたものか否かが判別される(S11)。
ここで、当該パケットがフローの最大割当帯域を超えて入力されたものであると判別された場合には、当該パケットに付加されたヘッダ情報の最大割当帯域判別フラグ33がラベル付与部6によって「1」に設定される(S12)。
一方、当該パケットがフローの最大割当帯域を超えて入力されたものではないと判別された場合には、当該パケットに付加されたヘッダ情報の最大割当帯域判別フラグ33がラベル付与部6によって「0」に設定される(S13)。
また、当該パケットがフローの最低割当帯域を超えて入力されたものか否かがラベル付与部6によって判別される(S14)。
ここで、当該パケットがフローの最低割当帯域を超えて入力されたものであると判別された場合には、当該パケットに付加されたヘッダ情報の最低割当帯域判別フラグ34がラベル付与部6によって「1」に設定される(S15)。
一方、当該パケットがフローの最低割当帯域を超えて入力されたものではないと判別された場合には、当該パケットに付加されたヘッダ情報の最低割当帯域判別フラグ34がラベル付与部6によって「0」に設定される(S16)。
次に、図8に示すように、当該パケットに付加されたヘッダ情報のフロー群識別番号30で識別される第1のポリサー7において、当該パケットに付加されたヘッダ情報の最大割当帯域判別フラグ33に「1」が設定されているか否か、および、第1のポリサー7に入力されたパケットの転送レート、すなわち該当する第1のフロー群の転送レートが第1の最大許容帯域を超えるか否かが判断される(S17)。
ここで、当該パケットに付加されたヘッダ情報の最大割当帯域判別フラグ33に「1」が設定されている、かつ、第1のフロー群の転送レートが第1の最大許容帯域を超えると判断された場合には、当該パケットが第1のポリサー7によって廃棄される(S4)。
一方、当該パケットに付加されたヘッダ情報の最大割当帯域判別フラグ33に「1」が設定されていない、または、第1のフロー群の転送レートが第1の最大許容帯域を超えないと判断された場合には、第2のポリサー8において、当該パケットに付加されたヘッダ情報の最低割当帯域判別フラグ34に「1」が設定されているか否か、および、第2のポリサー8に入力されたパケットの転送レート、すなわち第2のフロー群の転送レートが第2の最大許容帯域を超えるか否かが判断される(S18)。
ここで、当該パケットに付加されたヘッダ情報の最低割当帯域判別フラグ34に「1」が設定されている、かつ、第2のフロー群の転送レートが第2の最大許容帯域を超えると判断された場合には、当該パケットが第2のポリサー8によって廃棄される(S4)。
一方、当該パケットに付加されたヘッダ情報の最低割当帯域判別フラグ34に「1」が設定されていない、または、第2のフロー群の転送レートが第2の最大許容帯域を超えないと判断された場合には、パケット送信スケジューラ10によって当該パケットからヘッダ情報が除去され(S5)、当該パケットが送信IF11によって中継先に送信される(S6)。
このように、本実施形態に係るパケット中継装置1は、第1のフロー群の数又は第1若しくは第2の最大許容帯域の設定値が変更される都度、最低保証帯域を算出するので、従来のものと比較して、送信側の制限帯域を有効に活用し、管理者による帯域制御条件の設定や変更の作業を軽減することができる。
なお、本実施の形態においては、ラベル付与部6がヘッダ情報をパケットに付加し、第1のポリサー7、第2のポリサー8、スイッチ9およびパケット送信スケジューラ10がパケットに付加されたヘッダ情報を参照して各処理を行う例について説明したが、ラベル付与部6がヘッダ情報を図示しないフローDBに登録し、第1のポリサー7、第2のポリサー8、スイッチ9およびパケット送信スケジューラ10が、フローDBに登録されたヘッダ情報を参照して各処理を行うようにしてもよい。
また、本実施の形態における第1のポリサー7及び第2のポリサー8の代わりに、パケットをキューイングし、パケットの転送レートが第1及び第2の最大許容帯域を超えないようにパケットを転送する第1及び第2のシェーパを用いてパケット中継装置を構成してもよい。この場合、第1及び第2のシェーパは、フロー毎に定められた最大割当帯域及び最低割当帯域に基づいて、転送するべきパケットを選択する。
本発明の一実施の形態に係るパケット中継装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態に係るパケット中継装置を構成する設定部に設定された設定テーブルの例を示す表である。 本発明の一実施の形態に係るパケット中継装置を構成するラベル付与部によってヘッダ情報が付加されたパケットを示す概念図である。 本発明の一実施の形態に係るパケット中継装置を構成するラベル付与部の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態に係るパケット中継装置を構成する第1のポリサーの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態に係るパケット中継装置を構成する第2のポリサーの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態に係るパケット中継装置の動作を示すフローチャートである。 図7に続くフローチャートである。
符号の説明
1 パケット中継装置
2 受信IF
3 フロー識別部
4 設定部
5 帯域設定部
6 ラベル付与部
7 第1のポリサー
8 第2のポリサー
9 スイッチ
10 パケット送信スケジューラ
11 送信IF
40 優先パケット判別部
41 最大割当帯域判別部
42 最低割当帯域判別部
43 ヘッダ情報設定部
45 第1のクレジット記憶部
46 第2のクレジット記憶部
47 クレジット加算部
48 クレジット減算部
70、80 レート計測部
71、81 帯域超過判定部
72、82 パケット廃棄部

Claims (4)

  1. 受信したパケットをフローとして識別し、該フローの集合であるフロー群の帯域を制御して前記パケットを中継するパケット中継方法であって、
    1つ以上のフローの集合である第1のフロー群に対応する第1の最大許容帯域と、1つ以上の前記第1のフロー群の集合である第2のフロー群に対応する第2の最大許容帯域とが設定されており、
    前記第2のフロー群に属する各前記第1のフロー群に対応する各前記第1の最大許容帯域の総和が前記第2の最大許容帯域を超える場合に、前記第2のフロー群に属する前記第1のフロー群の数又は前記第1の最大許容帯域若しくは前記第2の最大許容帯域の設定値が変更される都度、前記第2の最大許容帯域を各前記第1の最大許容帯域の比に基づいて配分することによって各前記第1のフロー群に対応する最低保証帯域を算出し、
    前記第1のフロー群に属するフローの数を動的に検出するとともに、
    前記フロー毎に最低限使用可能な帯域である最低割当帯域と、該フローの属する前記第1のフロー群が使用可能な帯域が前記第1の最大許容帯域まであったときに前記フロー毎に割り当てられる帯域である最大割当帯域とを、前記第1のフロー群に対応する前記最低保証帯域と前記第1の最大許容帯域と前記フローの数とに基づいて動的に算出し、
    前記フロー毎の最低割当帯域と最大割当帯域と前記第1の最大許容帯域と前記第2の最大許容帯域とに基づいて帯域制御を行うことを特徴とするパケット中継方法。
  2. 前記最低割当帯域及び前記最大割当帯域はそれぞれ、前記最低保証帯域及び前記第1の最大許容帯域を各フローの契約帯域の比率に応じて配分することによって動的に算出することを特徴とする請求項記載のパケット中継方法。
  3. 受信したパケットをフローとして識別し、該フローの集合であるフロー群の帯域を制御して前記パケットを中継するパケット中継装置であって、
    1つ以上のフローの集合である第1のフロー群に対応する第1の最大許容帯域と、1つ以上の前記第1のフロー群の集合である第2のフロー群に対応する第2の最大許容帯域とが設定される帯域設定手段(4)と、
    前記第1のフロー群に属するフローの数を動的に検出するフロー検出手段(3)と、
    前記第2のフロー群に属する各前記第1のフロー群に対応する各前記第1の最大許容帯域の総和が前記第2の最大許容帯域を超える場合に、前記第2のフロー群に属する前記第1のフロー群の数又は前記第1の最大許容帯域若しくは前記第2の最大許容帯域の設定値が変更される都度、前記第2の最大許容帯域を各前記第1の最大許容帯域の比に基づいて配分することによって各前記第1のフロー群に対応する最低保証帯域を算出するとともに、前記フロー毎に最低限使用可能な帯域である最低割当帯域と、該フローの属する前記第1のフロー群が使用可能な帯域が前記第1の最大許容帯域まであったときに前記フロー毎に割り当てられる帯域である最大割当帯域とを、前記第1のフロー群に対応する前記最低保証帯域と前記第1の最大許容帯域と前記フローの数とに基づいて動的に算出する帯域算出手段(5)と、
    前記フロー毎の最低割当帯域と最大割当帯域と前記第1の最大許容帯域と前記第2の最大許容帯域とに基づいて帯域制御を行う帯域制御手段(6a乃至6f、7aおよび7b)とを備えたことを特徴とするパケット中継装置。
  4. 前記帯域算出手段は、前記最低割当帯域及び前記最大割当帯域をそれぞれ、前記最低保証帯域及び前記第1の最大許容帯域を各フローの契約帯域の比率に応じて配分することによって動的に算出することを特徴とする請求項記載のパケット中継装置。
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