JP4471938B2 - 自動溶接システム - Google Patents
自動溶接システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4471938B2 JP4471938B2 JP2006025973A JP2006025973A JP4471938B2 JP 4471938 B2 JP4471938 B2 JP 4471938B2 JP 2006025973 A JP2006025973 A JP 2006025973A JP 2006025973 A JP2006025973 A JP 2006025973A JP 4471938 B2 JP4471938 B2 JP 4471938B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- body frame
- gripping
- workpiece
- head pipe
- transfer robot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Automatic Assembly (AREA)
- Manipulator (AREA)
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Description
また、前記特許文献2のような溶接ラインシステムの場合、ある箇所の溶接部にワークを搬送する際、当該箇所に既に存在するワークを払出さないと新たなワークを投入できないため、一台の搬送ロボットでは、ロボットの移動軌跡に無駄が多くなるという問題がある。また、この技術では、ワークの種類が変更になったときに簡単に対応できないという問題もある。
そして、多機種対応機構として、ヘッドパイプを固定した後、傾動角がフリーとなるヘッドパイプ固定部と、リヤフレームの所定部位をクランプするフレームクランプ部を設ける。
なお、バイク型車両としては、オートバイ等の二輪車のほか、四輪バイクや三輪バイク等も含まれるものとする。
そして、多機種対応機構として、ヘッドパイプを固定した後、傾動角がフリーとなるヘッドパイプ固定部と、リヤフレームの所定部位をクランプするフレームクランプ部を設ければ、フレームクランプ部を一軸方向にスライドさせるだけでいかなる機種の車体フレームでもリヤフレームをクランプできるようになり、すべての機種のバイク型車両の車体フレームにも簡易に対応でき、しかも、多機種対応機構の軽量化が図れる。
ここで図1は本自動溶接システムの構成概要の一例を示す全体図、図2は搬送ロボットの説明図、図3は二輪バイク型車両の車体フレームの一例を示す斜視図、図4は二輪バイク型車両の車体フレームの機種による形態の違いの一例を示す説明図、図5は搬送ロボットによるワーク把持要領の一例を示す説明図、図6は増打ステーションに配置されるワークセット・姿勢制御治具の説明図、図7はワークセット・姿勢制御治具によるワーク保持要領の一例を示す説明図、図8はワークセット・姿勢制御治具によるワーク姿勢制御の一例を示す説明図である。
このため、本発明では、搬送ロボット5の移動軌跡の無駄をなくすと同時に、ワークWの機種が変更された場合でも簡易に対応できるようにされ、本実施例では、バイク型車両のすべての車体フレームの溶接に適用できるようにされている。
二輪バイク型車両の車体フレームのヘッドパイプaとリヤフレームのクランプ位置c(ハッチングで示す。)とピボットbの水平、垂直距離の関係や、ヘッドパイプaの傾斜角は、ワークWの機種によってすべて異なっている。
しかしながら、フレームクランプ部14a、14bを二軸方向に移動させようとすると、装置が複雑化して重量増加を招くようになり、この場合は、ロボットアーム先端の重量増加を招くため好ましくない。
このような把持方法を採用することで、図5に示すように、機種によってヘッドパイプaの傾斜角や、リヤフレームの所望のクランプ位置cまでの位置関係が異なる場合であっても、フレームクランプ部14a、14bを一軸方向にスライドさせるだけでの所望のクランプ位置cを把持できるようになり、装置の簡素化、軽量化が図られる。
このワークセット・姿勢制御治具7は、基台20に対して枢支軸21周りに回動自在な回転体22と、この回転体22の基台20寄り側に設けられるヘッドパイプ固定部23と、このヘッドパイプ固定部23の挿入バーjの傾斜角を変化させるためのエアシリンダ24と、回転体22のスライド台25にスライド自在に設けられる左右一対のピボット支持台26と、スライド台25の基台20寄り側に設けられるフロント固定部30を備えており、前記ピボット支持台26は、駆動モータ28の作動によって、図6の矢印方向にスライド自在にされるとともに、各ピボット支持台26の上部には、車体フレームの左右のピボットbを支持することのできる基準ピン部27が設けられている。また、ヘッドパイプ固定部23の挿入バーjは、ヘッドパイプa内に挿入された後、例えば拡縮自在な爪チャック機構によりヘッドパイプa内に固定できるような構造にされている。
このため、本ワークセット・姿勢制御治具7では、ヘッドパイプ固定部23の挿入バーjの傾斜角を、エアシリンダ24の作動により、取扱う機種のヘッドパイプaの傾斜角に合わせた後、ヘッドパイプa内に挿入して固定し、その後、エアシリンダ24の圧力を抜いて挿入バーjの傾斜角がフリーになるようにし、その後、ピボット支持台26を一軸方向にだけスライドさせてピボットbを保持できるようにしている。
なお、ワークセット・姿勢制御治具7により車体フレームの両側のピボットbを保持するのは、溶接段階では正確に位置決め保持する必要があるからであり、前記搬送ロボット5が車体フレームのリヤフレームのクランプ位置cを把持するのは、搬送段階ではさほど正確な位置決めは必要とされないからである。
図1の部品セット部3において仮付け治具2上に作業者が組付部品をセットし、その後、仮付け治具2を仮付けステーション4に搬送する。すると、仮付けステーション4では不図示の溶接ロボットにより部品の仮付け溶接が行われる。
そこで、搬送ロボット5は、アーム10が中心軸x周りに180度回転して、他方側の把持部8aが下方向きとなり、この把持部8aで払出し用のワークWを把持した後、再び反転して仮付けしたワークWをワークセット・姿勢制御治具7に受渡す。
Claims (1)
- ワーク投入部とワーク払出部との間に搬送ロボットを配設し、この搬送ロボットの可動範囲内に複数の溶接ステーションを配設するとともに、前記搬送ロボットに、複数のバイク型車両の車体フレームを同時に把持することのできる複数の把持部を設け、これらの把持部は、多機種のバイク型車両の車体フレームを把持するために多機種対応機構とし、ヘッドパイプを固定した後、傾動角がフリーとなるヘッドパイプ固定部と、リヤフレームの所定部位をクランプするフレームクランプ部を備え、特定の溶接ステーションに新たなバイク型車両の車体フレームを投入する際、前記搬送ロボットのいずれか一ヶ所の把持部で投入するバイク型車両の車体フレームを把持し、他の一ヶ所の把持部で当該溶接ステーションに既に存在し払出されるバイク型車両の車体フレームを把持して、バイク型車両の車体フレームの投入、払出し作業を連続的に行うことを特徴とする自動溶接システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006025973A JP4471938B2 (ja) | 2006-02-02 | 2006-02-02 | 自動溶接システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006025973A JP4471938B2 (ja) | 2006-02-02 | 2006-02-02 | 自動溶接システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007203340A JP2007203340A (ja) | 2007-08-16 |
JP4471938B2 true JP4471938B2 (ja) | 2010-06-02 |
Family
ID=38483257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006025973A Active JP4471938B2 (ja) | 2006-02-02 | 2006-02-02 | 自動溶接システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4471938B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103223564B (zh) * | 2013-05-06 | 2015-04-01 | 力帆实业(集团)股份有限公司 | 摩托车车架中体总成焊接工装 |
US9452500B2 (en) | 2014-03-24 | 2016-09-27 | The Boeing Company | System and method for assembly manufacturing |
CN105880856B (zh) * | 2016-06-08 | 2018-06-05 | 台州市黄岩昱通塑业有限公司 | 一种电动车轮毂自动焊接装置 |
CN110064826B (zh) * | 2019-04-26 | 2023-11-14 | 西安航天自动化股份有限公司 | 一种九折型材机柜柔性焊接***及其焊接方法 |
CN111112866B (zh) * | 2020-01-09 | 2021-12-14 | 江苏长沐智能装备有限公司 | 锥筒焊接机器人自动化生产工作站 |
CN114799661B (zh) * | 2022-04-22 | 2023-11-17 | 江苏航运职业技术学院 | 一种用于管缝焊接的焊接机器人 |
-
2006
- 2006-02-02 JP JP2006025973A patent/JP4471938B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007203340A (ja) | 2007-08-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4471939B2 (ja) | 姿勢制御治具 | |
JP3663984B2 (ja) | 車体組立方法および車体組立装置 | |
JP4471938B2 (ja) | 自動溶接システム | |
WO2016167301A1 (ja) | 曲げ加工装置 | |
JP2008188675A (ja) | 曲げ加工機 | |
JP3351753B2 (ja) | 自動二輪車等の車体フレームの自動溶接システム | |
JP2018039082A (ja) | ロボットシステム | |
WO2019039592A1 (ja) | 曲げ加工装置 | |
JPH1190641A (ja) | 組立ラインにおけるワークハンドリング方法及び溶接方法 | |
JP3945550B2 (ja) | 溶接装置 | |
JPH0947880A (ja) | 溶接装置 | |
JPH10249536A (ja) | 車体部品の溶接方法及び同溶接装置 | |
JP3308625B2 (ja) | 溶接ライン | |
JP4726945B2 (ja) | ワーク位置決めシステムおよびワーク位置決め方法 | |
JPH10315090A (ja) | 加工装置および加工方法 | |
JPH10249764A (ja) | ワーク位置決め装置及び同位置決め方法 | |
JPH11221726A (ja) | 板状ワークの加工装置 | |
JP2011147865A (ja) | 加工システム及び加工方法 | |
JP2005289326A (ja) | サイドパネル組立ライン | |
JP2002205247A (ja) | ワーク搬送システム | |
WO2022244683A1 (ja) | 溶接する溶接ヘッドを複数の異なる方向に配置する溶接装置およびその溶接方法 | |
JP2851586B2 (ja) | 自動二輪車用フレームの製造装置とフレーム保持装置 | |
JP4839850B2 (ja) | ワーク位置決め装置およびワーク位置決め方法 | |
JP2005288666A (ja) | ワーク搬送装置 | |
JPH03254373A (ja) | 自動溶接ロボットによる溶接方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090305 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090407 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090427 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100302 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100302 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4471938 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140312 Year of fee payment: 4 |