JP4471105B2 - 衛生材用柔軟剤組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、テッシュペーパー、トイレットペーパーや、紙おむつ、女性用生理用品等の皮膚に接触して使用する衛生用紙、衛生用不織布、紙おむつ用パルプ充填剤などの衛生材の柔軟性、滑り性を改良し、特に衛生材の吸水性を損なうことなく、より優れた柔軟性、滑り性を付与する衛生材用柔軟剤組成物に関するものである。
テッシュペーパーやトイレットペーパーなどの皮膚に接触して使用する衛生用紙或いは衛生用不織布は、柔らかいものが一般に好ましい。衛生用紙は紙を薄く加工して柔軟にしたものであり、紙全体としては柔軟になるが表面部分の繊維は処理ができないので柔らかさが劣る。
これらの問題を改善する方法として、紙表面にカレンダー処理する方法(特開平5−76464号公報:特許文献1)が知られているが、嵩が低下してボリューム感が損なわれる。また、紙に吸湿剤を加えて柔軟にする方法(特開平5−156596号公報:特許文献2)が提案されているが、吸湿性が季節的に大きく変化する欠点がある。更に、アミノ基含有オルガノポリシロキサンと界面活性剤と水からなるエマルジョン組成物で処理することによる柔軟性や平滑性の改良法(特開平2−224626号公報:特許文献3、特開平3−900号公報:特許文献4)が提案されているが、この組成物は保存安定性に劣る欠点があり、テッシュペーパーやトイレットペーパー等への柔軟性付与は十分ではない。
この改良として、アミノ基含有オルガノポリシロキサンと多価アルコールからなる組成物が提案されている(特開平7−145596号公報:特許文献5)。また、架橋シリコーン粒子を含有しているシリコーンオイルエマルジョン(平均粒径:0.05〜100μm)が提案されている(特開2000−328486号公報:特許文献6)。更に、架橋シリコーン粒子含有エマルジョンとアミノ基含有オルガノポリシロキサンのエマルジョンからなる処理剤が提案されている(特開2000−154495号公報:特許文献7)。しかし、これらの処理剤は、何れもテッシュペーパーやトイレットペーパー等の衛生用紙への柔軟性、滑り性の改良が不十分であるという問題点があった。
特開平5−76464号公報 特開平5−156596号公報 特開平2−224626号公報 特開平3−900号公報 特開平7−145596号公報 特開2000−328486号公報 特開2000−154495号公報
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、テッシュペーパー、トイレットペーパーや、紙おむつ、女性用生理用品等の皮膚に接触して使用する衛生用紙、衛生用不織布、紙おむつ用パルプ充填剤などの衛生材に、優れた柔軟性、滑り性を付与することができる柔軟剤組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、(A)アミノ・ポリオキシアルキレン基含有オルガノポリシロキサン、(B)ポリオキシアルキレン基含有オルガノポリシロキサン、(C)界面活性剤及び(D)水を含有したエマルジョンからなる柔軟剤組成物で、テッシュペーパー、トイレットペーパーや、紙おむつ、女性用生理用品等の皮膚に接触して使用する衛生用紙、衛生用不織布、紙おむつ用パルプ充填剤などの衛生材を処理することにより、これらの吸水性を損なうことなく、優れた柔軟性、滑り性を付与し得ることを見出し、本発明をなすに至った。
従って、本発明は、下記に示す衛生材用柔軟剤組成物を提供する。
〔1〕(A)下記一般式(1)で示されるアミノ・ポリオキシアルキレン基含有オルガノポリシロキサン、
Figure 0004471105
{式中、Rは炭素数1〜20の1価炭化水素基であり、Aは下記一般式(2)
−R 1 −(NR 2 −R 3 a −NR 4 5 (2)
[式中、R 1 は炭素数1〜8の2価炭化水素基であり、R 2 ,R 4 ,R 5 は水素原子又は下記一般式(3)
−CH 2 CH(OH)CH 2 O(C 2 4 O) b (C 3 6 O) c 6 (3)
(式中、R 6 は水素原子、炭素数1〜8の1価炭化水素基又は炭素数2〜8のアシル基であり、bは2〜20の整数、cは0〜10の整数である。)
で示される1価の基で、式(3)で示される基をR 2 ,R 4 及びR 5 の全体の30mol%以上含有するものであり、R 3 は炭素数1〜4の2価炭化水素基であり、aは0〜4の整数である。]
で示される1価の基である。XはR,A又は−OR 7 (但し、R 7 は水素原子又は炭素数1〜8の1価炭化水素基である。)であり、mは5〜500の整数、nは0〜100の整数であるが、n=0の場合、Xの少なくとも1個はAである。}
(B)ポリオキシアルキレン基含有オルガノポリシロキサン、
(C)界面活性剤、
(D)水
を含有することを特徴とする衛生材用柔軟剤組成物。
〔2〕(A)成分のアミノ・ポリオキシアルキレン基含有オルガノポリシロキサンが、下記一般式(4)で示されるオルガノポリシロキサンと、下記一般式(5)で示されるポリオキシアルキレングリシジルエーテルとの反応により得られるものである〔1〕記載の衛生材用柔軟剤組成物。
Figure 0004471105
[式中、Rは前記と同じであり、Bは下記一般式(6)
−R 1 −(NH−R 3 a NH 2 (6)
(式中、R 1 ,R 3 ,aは前記と同じである。)で示される基であり、ZはR,B又は−OR 7 (但し、R 7 は前記と同じである。)であり、m,nは前記と同じであるが、n=0の場合、Zの少なくとも1個はBである。]
Figure 0004471105
(式中、R 6 ,b,cは前記と同じである。)
〔3〕(B)成分のポリオキシアルキレン基含有オルガノポリシロキサンが、下記一般式(7)で示されるオルガノポリシロキサンである〔1〕又は〔2〕記載の衛生材用柔軟剤組成物。
8 2XSiO−(R8 2SiO)r−(R8YSiO)s−SiR8 2X (7)
[但し、R8は炭素数1〜6の1価炭化水素基であり、Yは下記式(8)
−R9O−(Cp2pO)q−R10 (8)
(式中、R9は炭素数3〜6の2価炭化水素基であり、R10は水素原子、炭素数1〜4の1価炭化水素基又は炭素数2〜4のアシル基であり、pは2〜4の整数、qは5〜50の整数である。)
で表わされるポリオキシアルキレン含有基であり、Xは炭素数1〜4のアルコキシ基、水酸基、R8又はYであり、rは10〜200の整数、sは0〜50の整数であるが、s=0の場合、Xの少なくとも1個はYである。]
〔4〕処理される基材が、紙又は不織布である〔1〕,〔2〕又は〔3〕記載の衛生材用柔軟剤組成物。

本発明の衛生材用柔軟剤組成物は、衛生材の吸水性を損なうことなく、該衛生材に優れた柔軟性、滑り性を付与することができる。
(A)成分
(A)成分のアミノ・ポリオキシアルキレン基含有オルガノポリシロキサンは、衛生材に優れた柔軟性と吸水性を付与する効果を有するものであり、好ましくは下記一般式(1)で示されるオルガノポリシロキサンである。
Figure 0004471105
{式中、Rは炭素数1〜20の1価炭化水素基であり、Aは下記一般式(2)
−R1−(NR2−R3a−NR45 (2)
[式中、R1は炭素数1〜8の2価炭化水素基であり、R2,R4,R5は水素原子又は下記一般式(3)
−CH2CH(OH)CH2O(C24O)b(C36O)c6 (3)
(式中、R6は水素原子、炭素数1〜8の1価炭化水素基又は炭素数2〜8のアシル基であり、bは2〜20の整数、cは0〜10の整数である。)
で示される1価の基で、式(3)で示される基をR2,R4及びR5の全体の30mol%以上含有するものであり、R3は炭素数1〜4の2価炭化水素基であり、aは0〜4の整数である。]
で示される1価の基である。XはR,A又は−OR7(但し、R7は水素原子又は炭素数1〜8の1価炭化水素基である。)であり、mは5〜500の整数、nは0〜100の整数であるが、n=0の場合、Xの少なくとも1個はAである。}
上記式(1)中、Rは炭素数1〜20、好ましくは1〜10の1価炭化水素基であり、Rの具体例としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、デシル基等のアルキル基、ビニル基、アリル基等のアルケニル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル基、フェニル基、トリル基、ナフチル基等のアリール基、又はこれらの基の炭素原子に結合した水素原子が部分的にハロゲン原子などで置換された基を挙げることができる。これらの中でも特にメチル基が好ましい。
また、Xは上記R,A又は−OR7(但し、R7は水素原子又は炭素数1〜8の1価炭化水素基である。)である。ここで、R7の1価炭化水素基の具体例としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基等のアルキル基、フェニル基等のアリール基などの炭素数1〜8、好ましくは1〜3のものが挙げられる。
更に、mは5より小さいと柔軟性が不十分となるし、500より大きいと吸水性が低下するため、5〜500の整数であり、好ましくは10〜100の整数である。nは100より大きいと粘度が高くなり、取り扱いにくくなるため、0〜100の整数であり、好ましくは1〜50の整数である。但し、本発明においては、一般式(2)で示される1価の基(A)を少なくとも1個有するものであり、n=0の場合、Xの少なくとも1個はAである。
また、Aは一般式(2)で示される1価の基であり、上記式(2)において、R1は炭素数1〜8、好ましくは2〜4の2価炭化水素基であり、具体的には、メチレン基、ジメチレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基などのアルキレン基が好ましく、中でもトリメチレン基が好ましい。また、R3は炭素数1〜4の2価炭化水素基であり、具体的には、メチレン基、ジメチレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基などのアルキレン基が好ましく、中でもジメチレン基が好ましい。
2,R4,R5は、水素原子又は一般式(3)で示される1価の基であるが、吸水性を向上させるため、一般式(3)で示される基をR2,R4及びR5の合計の30mol%以上、好ましくは50〜100mol%、より好ましくは70〜100mol%、更に好ましくは100mol%含有するものである。
ここで、一般式(3)において、R6は水素原子、炭素数1〜8、特に1〜5の1価炭化水素基、又は炭素数2〜8、特に2〜4のアシル基であり、具体的には、水素原子、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基等のアルキル基、アセチル基、ブチリル基、ベンゾイル基等のアシル基が好ましい。また、bは2より小さいと吸水性が不十分となり、20より大きいと柔軟性が不十分となるため、2〜20の整数であり、好ましくは3〜10の整数である。cは10より大きいと吸水性が不十分となるため、0〜10の整数であり、好ましくは0〜5の整数である。
また、前記一般式(2)において、aは5以上であると製造が困難であるため、aは0〜4の整数、特に0〜2の整数である。
上記一般式(1)で示されるアミノ・ポリオキシアルキレン基含有オルガノポリシロキサンは、下記一般式(4)で示されるオルガノポリシロキサンと、下記一般式(5)で示されるポリオキシアルキレングリシジルエーテルとの反応により容易に得ることができる。
Figure 0004471105
[式中、Rは前記と同じであり、Bは下記一般式(6)
−R1−(NH−R3aNH2 (6)
(式中、R1,R3,aは前記と同じである。)で示される基であり、ZはR,B又は−OR7(但し、R7は前記と同じである。)であり、m,nは前記と同じであるが、n=0の場合、Zの少なくとも1個はBである。]
Figure 0004471105
(式中、R6,b,cは前記と同じである。)
上記式(4)中のRとしては、上記一般式(1)中のRと同様のものが例示され、特にメチル基であることが好ましい。またm,nも前記m,nと同じであるが、n=0の場合、Zの少なくとも1個はBである。
また、Bは上記式(6)で示される基であり、式(6)中のR1,R3,a,R,R7は上記で例示したR1,R3,a,R,R7と同様のものが例示され、R1としては特にトリメチレン基、R3としては特にジメチレン基が好ましい。
上記式(5)中のR6,b,cもまた上記で例示したR6,b,cと同様のものを例示することができる。
本発明で使用する前記一般式(4)で示されるオルガノポリシロキサンとしては、下記のものが具体例として挙げられるが、これらに限定されるものではない。
Figure 0004471105
(式中、n,mは前記と同じである。)
また、本発明で使用する前記一般式(5)で示されるポリオキシアルキレングリシジルエーテルとしては、下記のものが具体例として挙げられるが、これらに限定されるものではない。
Figure 0004471105
(式中、b,cは前記と同じである。)
前記一般式(4)で示されるオルガノポリシロキサンと一般式(5)で示されるポリオキシアルキレングリシジルエーテルとは、下記反応式(1)に従って反応する。
Figure 0004471105
また、前述したように吸水性を向上させるために一般式(2)におけるR2,R4,R5中の一般式(3)で示されるポリオキシアルキレン含有有機基を30mol%以上とすることから、前記一般式(4)で示されるオルガノポリシロキサン中の全NH基に対して、前記一般式(5)で示されるポリオキシアルキレングリシジルエーテルを30〜100mol%、好ましくは50〜100mol%、より好ましくは70〜100mol%、更に好ましくは100mol%となるように反応させることが好ましい。前記NH基含有オルガノポリシロキサンとポリオキシアルキレングリシジルエーテルとの反応は、無溶剤下、或いは低級アルコール、トルエン、キシレンなどの溶剤中において50℃〜100℃で1〜5時間付加反応を行えば十分である。
(B)成分
(B)成分のポリオキシアルキレン基含有オルガノポリシロキサンは、衛生材に柔軟性や平滑性及び吸水性を付与するばかりでなく、(A)成分の乳化助剤としての効果も有するものである。本発明で使用されるポリオキシアルキレン基含有オルガノポリシロキサンとしては、下記一般式(7)で示されるものが好ましい。
8 2XSiO−(R8 2SiO)r−(R8YSiO)s−SiR8 2X (7)
[但し、R8は炭素数1〜6の1価炭化水素基であり、Yは下記式(8)
−R9O−(Cp2pO)q−R10 (8)
(式中、R9は炭素数3〜6の2価炭化水素基であり、R10は水素原子、炭素数1〜4の1価炭化水素基又は炭素数2〜4のアシル基であり、pは2〜4の整数、qは5〜50の整数である。)
で表わされるポリオキシアルキレン含有基であり、Xは炭素数1〜4のアルコキシ基、水酸基、R8又はYであり、rは10〜200の整数、sは0〜50の整数であるが、s=0の場合、Xの少なくとも1個はYである。]
上記式(7)中、R8は炭素数1〜6の1価炭化水素基であり、具体的には、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基等のアルキル基、フェニル基等のアリール基などが挙げられ、特に好ましくはメチル基である。
Yは式(8)で表わされるポリオキシアルキレン含有基である。ここで、式(8)中のR9は炭素数3〜6の2価炭化水素基であり、具体的には、トリメチレン基、テトラメチレン基、ペンタメチレン基、ヘキサメチレン基が挙げられ、これらの中でもトリメチレン基が好ましい。また、R10は水素原子、炭素数1〜4の1価炭化水素基又は炭素数2〜4のアシル基であり、炭素数1〜4の1価炭化水素基として、具体的には、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等のアルキル基、ビニル基、アリル基等のアルケニル基などが挙げられ、炭素数2〜4のアシル基として、具体的には、アセチル基、ブチリル基、プロピオニル基等が挙げられる。これらの中でもメチル基、ブチル基、アセチル基が好ましい。
pは2〜4の整数である。ここで、Cp2pOで示されるポリオキシアルキレン基としては、ポリオキシエチレン(p=2)、ポリオキシプロピレン(p=3)、ポリオキシブチレン(p=4)単位が例示され、各々のうち1種の重合体又は2種以上の共重合体でもよく、またブロック重合体でもランダム重合体でもよい。特にp=2のポリオキシエチレン含有有機基を含有するオルガノポリシロキサンが吸水性の向上に好ましい。
また、qは5〜50の整数である。qが5未満では滑り性、吸水性が乏しくなり、50を超えると高粘度のため作業性が低下する。特に吸水性、分散性面で、7〜40の整数であることが好適である。
上記式(7)において、Xは炭素数1〜4のアルコキシ基、水酸基、上記R1又はYである。ここで、炭素数1〜4のアルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基、イソブトキシ基、tert−ブトキシ基等が例示される。
また、rは10〜200の整数であり、10未満では低粘度のため滑り性に乏しく、200を超えると粘度が高くなり過ぎて作業性が悪くなる。特に好ましいrの範囲としては15〜150の整数である。更に、sは0〜50の整数が好ましく、より好ましくは0〜30の整数であるが、sが0の場合は末端に式(8)のポリオキシアルキレン含有基を存在させる(即ち、Xの少なくとも1つはYである)。またsが50を超えた場合は全体的にシロキサン部分が少なくなり、吸水性に乏しくなる。
上記式(7)で示されるポリオキシアルキレン基含有オルガノポリシロキサンとして、具体的には、下記式で示される化合物を挙げることができる。なお、下記式中、Meはメチル基を、EOはオキシエチレン基を、POはオキシプロピレン基を示す。
Figure 0004471105
(B)成分の配合量としては、吸水性改良或いはエマルジョンの安定性を高める上で、(A)成分100質量部に対して5〜200質量部であることが好ましく、より好ましくは5〜100質量部である。配合量が少なすぎると吸水性が乏しくなり、またエマルジョンの安定性が悪くなる場合があり、多すぎると風合いが悪くなる場合がある。
(C)成分
(C)成分の界面活性剤は、(A)成分,(B)成分を水中に均一分散させるためのものであり、(A),(B)成分を水中に均一分散させるものであれば特に制限はないが、具体的に、非イオン性界面活性剤としては、例えば、エトキシ化高級アルコール、多価アルコール脂肪酸エステル、エトキシ化多価アルコール脂肪酸エステル、エトキシ化脂肪酸、エトキシ化脂肪酸アミド、ソルビトール、ソルビタン脂肪酸エステル、エトキシ化ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル等が挙げられ、そのHLBは5〜20の範囲内にあることが好ましく、特に10〜16の範囲内であることが好ましい。また、アニオン性界面活性剤としては、例えば、高級アルコール硫酸エステル塩、アルキルフェニルエーテル硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、高級アルコールリン酸エステル塩、エトキシ化高級アルコール硫酸エステル塩、エトキシ化アルキルフェニルエーテル硫酸エステル塩、エトキシ化高級アルコールリン酸塩等が挙げられ、カチオン性界面活性剤としては、例えば、アルキルトリメチルアンモニウムクロライド、アルキルアミン塩酸塩、ココナットアミンアセテート、アルキルアミンアセテート、アルキルベンゼンジメチルアンモニウムクロライド等が挙げられる。両性界面活性剤としては、例えば、N−アシルアミドプロピル−N,N−ジメチルアンモニオベタイン類、N−アシルアミドプロピル−N,N′−ジメチル−N′−β−ヒドロキシプロピルアンモニオベタイン類等が例示される。
これらの中でも非イオン性界面活性剤のエトキシ化高級アルコール、多価アルコール脂肪酸エステル、エトキシ化多価アルコール脂肪酸エステル、エトキシ化脂肪酸、エトキシ化脂肪酸アミド、ソルビトール、ソルビタン脂肪酸エステル、エトキシ化ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル等が好ましい。
(C)成分の配合量としては、(A)成分と(B)成分の合計100質量部に対して1〜100質量部であることが好ましく、より好ましくは5〜50質量部であることが吸水性改良或いはエマルジョンの安定性を高める上で望ましい。配合量が少なすぎると乳化が困難になる場合があり、多すぎるとエマルジョンの性能を阻害する場合がある。
本発明の柔軟剤組成物は、例えば、上記アミノ・ポリオキシアルキレン基含有オルガノポリシロキサンとポリオキシアルキレン基含有オルガノポリシロキサンに界面活性剤を添加して混合した後、イオン交換水を組成物全体の20〜80質量%、特に40〜60質量%となるように添加して乳化機にて乳化することにより調製することができる。
この場合、イオン交換水が少なすぎると調製したエマルジョンの仕上がり粘度が高く、取り扱いにくい場合があり、多すぎると有効成分が低濃度となるため、コスト面で不利となる場合がある。
また、乳化方法としては従来公知の方法を用いることができ、例えば、ホモミキサー、ホモジナイザー、コロイドミル、ラインミキサー、万能混合機、ウルトラミキサー、プラネタリーミキサー、コンビミックスなどの乳化機を用いて乳化することができる。
本発明の柔軟剤組成物は、O/W型エマルジョンの形態に調製されているもので、基材に処理することにより、基材の吸水性を損なうことなく、該基材に優れた柔軟性、滑り性を付与することができる。
ここで、本発明の組成物にて処理される基材としては、紙或いは不織布を用いた衛生用基材であることが好ましく、具体的には、テッシュペーパー、トイレットペーパー等の衛生用紙、紙おむつ、女性用生理用品等に使用されるPP、PE、レーヨン、セルロース製等の衛生用不織布や紙おむつ用パルプ充填剤などの衛生用基材を例示することができる。
この場合、上記柔軟剤組成物を衛生用基材に処理する方法としては、例えば、柔軟剤組成物を有効成分が1〜5質量%程度になるようにイオン交換水にて希釈後、市販の簡易タイプの化粧用スプレー等を使用して基材に均一に塗布し、風乾する方法を用いることができる。
本発明の柔軟剤組成物の衛生用基材への付着量は、固形分の付着量として、衛生用基材の0.1〜5.0質量%であることが好ましく、より好ましくは0.3〜3.0質量%である。付着量が少なすぎると柔軟性、滑り性付与効果が小さい場合があり、多すぎると吸水性を損なう場合がある。
以下、製造例、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記の例において、%は質量%を示し、粘度はB形粘度計(形式BH、東京計器製)により測定した25℃における値を示し、平均粒径はN4plus サブミクロン粒子アナライザー(ベックマン・コールター製)により測定した値を示す。
[製造例1]
温度計、撹拌装置、還流冷却器及び窒素ガス導入管のついた容量500mlのセパラブルフラスコに、下記式(A)で示されるアミノアルキル基含有オルガノポリシロキサン(分子量3,326)100g、下記式(B)で示されるポリオキシアルキレングリシジルエーテル(分子量333)48g(アミノアルキル基含有オルガノポリシロキサン中の全NHに対して100mol%)及びイソプロピルアルコール14.8gを仕込み、窒素ガスを導入した後に密閉して、80℃で4時間反応を行なった。反応終了後、10mmHgの減圧下、80℃で1時間、低沸点留分の除去を行なったところ、粘度497mPa・s、アミン当量2,990g/mol(該生成物約1.5gをトルエンとイソプロピルアルコールの1:1混合液約50mlに溶解し、0.01N塩酸水溶液を用いた自動滴定装置にて測定した値。下記式(C)で示されるエポキシ基が全て消費された後の化合物でも本測定法ではアミン当量として検知される。以下のアミン当量測定値も同様である。)、揮発分2.5%の下記式(C)で示されるオイル状物(アミノ・ポリオキシアルキレン基含有オルガノポリシロキサン)135gが得られた。
Figure 0004471105
[製造例2]
下記式(D)で示されるアミノアルキル基含有オルガノポリシロキサン(分子量2,146)100g、下記式(E)で示されるポリオキシアルキレングリシジルエーテル(分子量570)79.7g(アミノアルキル基含有オルガノポリシロキサン中の全NHに対して100mol%)及びイソプロピルアルコール18.0gを仕込み、窒素ガスを導入した後に密閉して、80℃で4時間反応を行なった。反応終了後、10mmHgの減圧下、80℃で1時間、低沸点留分の除去を行なったところ、粘度680mPa・s、アミン当量3,050g/mol、揮発分1.3%の下記式(F)で示されるオイル状物(アミノ・ポリオキシアルキレン基含有オルガノポリシロキサン)181gが得られた。
Figure 0004471105
[製造例3]
下記式(G)で示されるアミノアルキル基含有オルガノポリシロキサン(分子量1,981)100g、上記式(E)で示されるポリオキシアルキレングリシジルエーテル57.5g(アミノアルキル基含有オルガノポリシロキサン中の全NHに対して100mol%)及びイソプロピルアルコール15.8gを仕込み、窒素ガスを導入した後に密閉して、80℃で4時間反応を行なった。反応終了後、10mmHgの減圧下、80℃で1時間、低沸点留分の除去を行なったところ、粘度345mPa・s、アミン当量5,550g/mol、揮発分1.3%の下記式(H)で示されるオイル状物(アミノ・ポリオキシアルキレン基含有オルガノポリシロキサン)181gが得られた。
Figure 0004471105
[実施例1]
製造例1で得られたアミノ・ポリオキシアルキレン基含有オルガノポリシロキサン(C)150g、ポリオキシアルキレン基含有オルガノポリシロキサン(式(7)において、R8はメチル基、Xはメチル基、YはC36O(C24O)10CH3、rは10、sは5)200g及びポリオキシエチレンデシルエーテル(C1021O(C24O)10H)50gをホモミキサーを用いて混合して、イオン交換水600gを加えてオルガノポリシロキサン濃度(有効成分)が35%のマイクロエマルジョンを調製した。得られたエマルジョンは無色透明、平均粒径が20nmであり、室温で1ヶ月放置後も全く変化は認められなかった。前記エマルジョンをイオン交換水にて1%に希釈して、簡易タイプの化粧用スプレーにて市販されている一組のテッシュペーパー(ネピアふんわりスリム:王子ネピア(株)製、たて197mm×よこ229mm、二枚重ね、質量:1.0g)の5箇所に15cm離れたところからスプレー塗布した。その後、室温にて6時間風乾した後に付着量、柔軟性、滑り性、吸水性、エマルジョンの保存安定性を評価した。これらの結果を表1に示した。
[実施例2]
実施例1において、製造例2で得られたアミノ・ポリオキシアルキレン基含有オルガノポリシロキサン(F)を用いた以外は、実施例1と同様にしてエマルジョンを調製した。このエマルジョンを用いて、実施例1と同様の方法で評価を行った。これらの評価結果を表1に示した。
[実施例3]
実施例1において、製造例3で得られたアミノ・ポリオキシアルキレン基含有オルガノポリシロキサン(H)を用いた以外は、実施例1と同様にしてエマルジョンを調製した。このエマルジョンを用いて、実施例1と同様の方法で評価を行った。これらの評価結果を表1に示した。
[実施例4]
製造例1で得られたアミノ・ポリオキシアルキレン基含有オルガノポリシロキサン(C)150g、実施例1で用いたポリオキシアルキレン基含有オルガノポリシロキサン50g及びポリオキシエチレンデシルエーテル(C1021O(C24O)10H)200gをホモミキサーを用いて混合して、イオン交換水600gを加えてオルガノポリシロキサン濃度(有効成分)が20%のマイクロエマルジョンを調製した。得られたエマルジョンを用いて実施例1と同様の方法で評価を行った。これらの評価結果を表1に示した。
[実施例5]
実施例1で得られたエマルジョンをイオン交換水にて1%に希釈して、実施例1と同様に簡易タイプの化粧用スプレーにて市販されている不織布である工業用ワイパー(クラフレックス「クリーンワイパー」:たて250mm×よこ250mm、(株)クラレ製、質量:2.1g、1枚を二つ折り)の5箇所に15cm離れたところからスプレー塗布した。その後、室温にて6時間風乾した後に付着量、柔軟性、滑り性、吸水性、エマルジョンの保存安定性を評価した。なお、試料数は2枚とした。これらの結果を表1に示した。
[比較例1]
実施例1において、製造例1で得られたアミノ・ポリオキシアルキレン基含有オルガノポリシロキサン(C)を配合しなかった以外は、実施例1と同様にしてエマルジョンを調製した。このエマルジョンを用いて、実施例1と同様の方法で評価を行った。これらの評価結果を表1に示した。
[比較例2]
実施例1において、ポリオキシアルキレン基含有オルガノポリシロキサンを配合しなかった以外は、実施例1と同様にしてエマルジョンを調製した。このエマルジョンを用いて、実施例1と同様の方法で評価を行った。これらの評価結果を表1に示した。
[比較例3]
実施例1において、ポリオキシエチレンデシルエーテル(C1021O(C24O)10H)を配合しなかった以外は、実施例1と同様にしてエマルジョンを調製した。このエマルジョンを用いて、実施例1と同様の方法で評価を行った。これらの評価結果を表1に示した。
[比較例4]
実施例1において、製造例1で得られたアミノ・ポリオキシアルキレン基含有オルガノポリシロキサン(C)をアミノ基含有オルガノポリシロキサン(粘度:1,200mPa・s、アミン当量:1,600g/mol)に変更した以外は、実施例1と同様にしてエマルジョンを調製した。このエマルジョンを用いて、実施例1と同様の方法で評価を行った。これらの評価結果を表1に示した。
[比較例5]
実施例で使用したテッシュペーパーの無処理品の評価を表1に示した。
[比較例6]
実施例で使用した不織布(工業ワイパー)の無処理品の評価を表1に示した。
Figure 0004471105
Figure 0004471105
〈評価方法〉
1.付着量:
Figure 0004471105
にて算出した。
2.柔軟性:
実施例及び比較例のテッシュペーパー及び工業用ワイパーについて、三人のパネラーが手触で下記基準により評価した。
◎:非常に良好
○:良好
△:やや不良
×:不良
3.滑り性:
実施例及び比較例のテッシュペーパー及び工業用ワイパーについて、三人のパネラーが手触で下記基準により評価した。
◎:非常に良好
○:良好
△:やや不良
×:不良
4.吸水性:
スポイトにて実施例及び比較例のテッシュペーパー及び工業用ワイパー表面の3ヶ所に水滴を滴下して、完全に吸収されるまでの時間を測定した(試料数は2枚)。
5.エマルジョン保存安定性:
実施例及び比較例で調製したエマルジョンを50℃で30日間保存し、30日後のエマルジョンを下記基準で評価した。
○:上層下層部での濃度差がなく安定
△:上層下層部で濃淡分離有り
×:二層に完全に分離

Claims (4)

  1. (A)下記一般式(1)で示されるアミノ・ポリオキシアルキレン基含有オルガノポリシロキサン、
    Figure 0004471105
    {式中、Rは炭素数1〜20の1価炭化水素基であり、Aは下記一般式(2)
    −R 1 −(NR 2 −R 3 a −NR 4 5 (2)
    [式中、R 1 は炭素数1〜8の2価炭化水素基であり、R 2 ,R 4 ,R 5 は水素原子又は下記一般式(3)
    −CH 2 CH(OH)CH 2 O(C 2 4 O) b (C 3 6 O) c 6 (3)
    (式中、R 6 は水素原子、炭素数1〜8の1価炭化水素基又は炭素数2〜8のアシル基であり、bは2〜20の整数、cは0〜10の整数である。)
    で示される1価の基で、式(3)で示される基をR 2 ,R 4 及びR 5 の全体の30mol%以上含有するものであり、R 3 は炭素数1〜4の2価炭化水素基であり、aは0〜4の整数である。]
    で示される1価の基である。XはR,A又は−OR 7 (但し、R 7 は水素原子又は炭素数1〜8の1価炭化水素基である。)であり、mは5〜500の整数、nは0〜100の整数であるが、n=0の場合、Xの少なくとも1個はAである。}
    (B)ポリオキシアルキレン基含有オルガノポリシロキサン、
    (C)界面活性剤、
    (D)水
    を含有することを特徴とする衛生材用柔軟剤組成物。
  2. (A)成分のアミノ・ポリオキシアルキレン基含有オルガノポリシロキサンが、下記一般式(4)で示されるオルガノポリシロキサンと、下記一般式(5)で示されるポリオキシアルキレングリシジルエーテルとの反応により得られるものである請求項1記載の衛生材用柔軟剤組成物。
    Figure 0004471105
    [式中、Rは前記と同じであり、Bは下記一般式(6)
    −R 1 −(NH−R 3 a NH 2 (6)
    (式中、R 1 ,R 3 ,aは前記と同じである。)で示される基であり、ZはR,B又は−OR 7 (但し、R 7 は前記と同じである。)であり、m,nは前記と同じであるが、n=0の場合、Zの少なくとも1個はBである。]
    Figure 0004471105
    (式中、R 6 ,b,cは前記と同じである。)
  3. (B)成分のポリオキシアルキレン基含有オルガノポリシロキサンが、下記一般式(7)で示されるオルガノポリシロキサンである請求項1又は2記載の衛生材用柔軟剤組成物。
    8 2XSiO−(R8 2SiO)r−(R8YSiO)s−SiR8 2X (7)
    [但し、R8は炭素数1〜6の1価炭化水素基であり、Yは下記式(8)
    −R9O−(Cp2pO)q−R10 (8)
    (式中、R9は炭素数3〜6の2価炭化水素基であり、R10は水素原子、炭素数1〜4の1価炭化水素基又は炭素数2〜4のアシル基であり、pは2〜4の整数、qは5〜50の整数である。)
    で表わされるポリオキシアルキレン含有基であり、Xは炭素数1〜4のアルコキシ基、水酸基、R8又はYであり、rは10〜200の整数、sは0〜50の整数であるが、s=0の場合、Xの少なくとも1個はYである。]
  4. 処理される基材が、紙又は不織布である請求項1,2又は3記載の衛生材用柔軟剤組成物。
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