JP4469061B2 - 通信システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は通信システム、特に、サーバコンピュータと、通信網を介してサーバコンピュータと通信可能な複数の第1のコンピュータと、通信網を介してサーバコンピュータと通信可能な少なくとも1つの第2のコンピュータとを備えた通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
バナー広告、メールマガジン広告などインターネットを用いた種々の広告システムが提案されている。バナー広告は、ウェブページに宣伝広告用のバナーを表示し、当該バナーをクリックすると広告主のウェブページが表示されるようにしておき、たとえば、クリックごとに従量広告料金を徴収する広告システムである。
【0003】
メールマガジン広告は、メールマガジンに数行の広告を掲載し、当該広告内の所定のテキスト等をクリックすると広告主のウェブページが表示されるようにしておき、たとえば、メールマガジンの購読数に応じて広告料金を徴収する広告システムである。
【0004】
このような広告システムを採用することにより、ウェブページに広告を掲載するとともにユーザーの意志で広告主のウェブページにアクセスできる、いわゆる双方向性の広告を実現することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のこのような広告システムには次のような問題点があった。これらの広告システムではいずれも広告掲載エリアが狭いので、ユーザーに十分広告内容を伝えることができない。
【0006】
このような問題を解決するために、電子メール(Eメール)を直接、ユーザーに送信する方法もある。この方法を用いると、ユーザーに十分広告内容を伝えることができる上、電子メール内の所定のテキスト等をクリックすると広告主のウェブページが表示されるようにしておくことで、双方向性の広告を実現することができる。
【0007】
しかし、従来の電子メールを用いた広告システムでは、電子メールを送信する対象を選択する際、広告業者に選択基準を伝え、広告業者がデータベースを検索して、その結果を広告主に連絡するという方法を採用するケースが多かった。このため、広告依頼から電子メールの発送までにかなりの時間を要していた。
【0008】
また、検索結果に不満がある場合には、再度、同様の手続きを踏まなければならないため、いっそう時間がかかる。したがって、商機を逃さないために、送信対象の絞り込みが不十分なまま、電子メールを発信せざるを得ないことも多かった。
【0009】
この発明は、このような従来の広告システム等の問題点を解決し、インターネットなど多数のコンピュータを接続しうる通信網を介して、広告など所望の情報を所望の対象のユーザーに迅速に伝えることができる通信システムを提供することを目的とする。
【0010】
【発明の作用および効果】
請求項1の通信システムは、第1のコンピュータのユーザーの属性を該ユーザーの通信網における通信アドレスと対応づけてユーザーデータベースに記憶し、ユーザーの属性の指定を含む検索命令を前記通信網を介して第2のコンピュータから受け、該検索命令にしたがってユーザーデータベースを検索し、検索命令に該当するユーザーを抽出する処理を、第2のコンピュータとの間で対話的に行い、抽出されたユーザーの通信アドレス宛に、第2のコンピュータから指定された広告を通信網を介して送信することを特徴とする。
【0011】
つまり、サーバコンピュータと第2のコンピュータとの間で、ユーザーの属性の指定を含む検索命令を受け、該検索命令にしたがってユーザーデータベースを検索し、検索命令に該当するユーザーを抽出する処理を、対話的に行なうようにしている。
【0012】
したがって、情報の配信を依頼する際、依頼主自身が第2のコンピュータを介してユーザーデータベースの検索を行うことができる。このため、ユーザーデータベースの検索をサーバコンピュータの管理者サイドで行う場合に比し、迅速に所望の検索結果を得ることができる。
【0013】
また、ユーザーの通信アドレス宛に、通信網を介して情報を送信するので、大量の情報をユーザーに伝えることができる。
【0014】
すなわち、インターネットなど多数のコンピュータを接続しうる通信網を介して、広告など所望の情報を所望の対象のユーザーに迅速に伝えることができる。
【0015】
また、請求項1の通信システムにおいては、検索手段は、第2のコンピュータに対し、検索命令にしたがって抽出されたユーザーを特定しうる情報を与えることなく、当該抽出されたユーザーの総数を第2のコンピュータの表示装置に表示することを特徴としている。
【0016】
したがって、第2のコンピュータを用いて情報を配信しようとする者は、第1のコンピュータのユーザーが誰であるかを知ることなく、抽出されたユーザーの総数を知ることができる。このため、ユーザーのプライバシーを保護しつつ、情報配信の依頼主に自由に検索を行なわせることができる。
【0017】
また、請求項1の通信システムにおいては、検索手段は、検索命令を入力するよう通信網を介して第2のコンピュータの表示装置に表示し第2のコンピュータの入力装置からの検索命令の入力を待つ検索入力慫慂処理と、検索入力慫慂処理に応じて第2のコンピュータの入力装置から入力された検索命令を通信網を介して取り込む検索入力取り込み処理と、検索入力取り込み処理により得られた検索命令にしたがってユーザーデータベースを検索し、検索命令に該当するユーザーを抽出するユーザー抽出処理と、ユーザー抽出処理により抽出されたユーザーの総数を得る統計処理と、統計処理により得られた抽出されたユーザーの総数を、通信網を介して第2のコンピュータの表示装置に表示する抽出結果表示処理と、を行うことを特徴としている。
【0018】
したがって、第2のコンピュータの表示装置に表示される指示にしたがって第2のコンピュータの入力装置から検索命令を入力するだけで、自動的に検索が行われ、抽出されたユーザーの総数が第2のコンピュータの表示装置に表示される。
【0019】
このため、データベースや検索に関する知識がほとんど無くても、第2のコンピュータを介して容易に検索を行うことができる。
【0020】
また、請求項1の通信システムにおいては、検索手段は、さらに、抽出されたユーザーの総数を通信網を介して第2のコンピュータの表示装置に表示させたあと、再度、検索命令を入力するよう通信網を介して第2のコンピュータの表示装置に表示し、第2のコンピュータの入力装置からの検索命令の入力を待つ再検索入力慫慂処理を行うことを特徴としている。
【0021】
したがって、検索結果が妥当でないと判断した場合には、妥当な検索結果が得られるまで何度でも検索を繰り返すことが、容易に行える。このため、情報を配信するユーザーの絞り込みを迅速かつ適正に行うことができる。
【0022】
請求項2の通信システムにおいては、検索手段において、検索命令に該当するユーザー数の上限設定が可能であり、当該上限設定が行われた場合は、検索命令において指定された属性に該当するユーザー数が設定された上限を越えたときには、指定された属性に該当するユーザーから当該上限設定された数のユーザーを無作為に抽出し、抽出されたユーザーを当該検索命令の出力とすることを特徴としている。
【0023】
したがって、仮に検索命令において指定された属性に該当するユーザー数がかなり多くなるような場合であっても、上限設定を行うことで予定数以上のユーザーに情報が配信されることを防止することができる。
【0024】
請求項3の通信システムにおいては、ユーザーデータベースは、登録されているユーザーを、ユーザーの属性に無関係な複数のユーザーグループに実質的に分割し得るよう構成されており、検索手段は、分割された任意のユーザーグループを指定して検索命令を実行可能に構成されていることを特徴としている。
【0025】
したがって、あるユーザーグループを指定して検索を行ない、その後、別のユーザーグループを指定して検索を行うような場合、1回目の検索と2回目の検索とで同じユーザーが重複して抽出されることはない。
【0026】
このため、たとえば、まず、比較的少人数のユーザーグループを指定して第1回目の検索を行い、抽出されたユーザーに情報を配信し、その反響を見た上で、残りの多数のユーザーに情報を配信するか否かを決定することができる。このようにすれば、効率よく情報を配信することができる。
【0027】
また、配信する情報に依頼主のウェブページのアドレス(URL)等を記載する場合には、配信した情報に起因して当該ウェブページに一度に多数のアクセスがなされるのを防止することを目的として、各ユーザーグループごとに配信日をずらせて配信することができる。
【0028】
請求項4の通信システムにおいては、ユーザーデータベースは、登録されているユーザーに付与されたユーザーの属性に無関係なユーザー識別番号に基づいてユーザーを複数のユーザーグループに実質的に分割し得るよう構成されていることを特徴としている。
【0029】
したがって、たとえば、ユーザー識別番号で区切るだけで、容易に、ユーザーを複数のユーザーグループに分割することができる。
【0030】
また、請求項1の通信システムにおいては、情報送信手段は、広告を含む配信依頼命令を入力するよう通信網を介して第2のコンピュータの表示装置に表示し第2のコンピュータの入力装置からの当該配信依頼命令の入力を待つ配信依頼入力慫慂処理と、配信依頼入力慫慂処理に応じて第2のコンピュータの入力装置から入力された配信依頼命令を前記通信網を介して取り込む配信依頼入力取り込み処理と、配信依頼入力取り込み処理により得られた配信依頼命令に基づいて、検索手段により抽出されたユーザーの通信アドレス宛に、通信網を介して広告を送信する情報配信処理と、を行うことを特徴としている。
【0031】
したがって、第2のコンピュータの表示装置に表示される指示にしたがって第2のコンピュータの入力装置から配信したい情報を含む配信依頼命令を入力するだけで、抽出されたユーザーの通信アドレス宛に、通信網を介して所定の情報を送信することができる。
【0032】
このため、さらに迅速かつ容易に所望の情報を所望の対象のユーザーに配信することができる。
【0033】
請求項5の通信システムにおいては、サーバコンピュータは、ユーザーの属性を通信網を介して第1のコンピュータから得、得られたユーザーの属性を通信網における当該ユーザーの通信アドレスと対応づけてユーザーデータベースに登録するユーザー属性登録手段を備えたことを特徴としている。
【0034】
したがって、第1のコンピュータから直接、ユーザーの属性を得ることができる。このため、ユーザーの属性を正確に把握することが可能となる。また、ユーザーの属性を得る際にユーザーとの間で所定の契約を締結することが可能となる。このため、ユーザーの了解の下に第2のコンピュータからの情報を受け取る責務があることを明確にすることができる。すなわち、情報の配信に際し、確度の高いターゲッティングが可能となる。
【0035】
請求項6の通信システムにおいては、ユーザー属性登録手段は、ユーザーの属性および通信網における当該ユーザーの通信アドレスを入力するよう通信網を介して第1のコンピュータの表示装置に表示し第1のコンピュータの入力装置からの当該属性および通信アドレスの入力を待つ属性入力慫慂処理と、属性入力慫慂処理に応じて第1のコンピュータの入力装置から入力されたユーザーの属性および通信アドレスを通信網を介して取り込む属性入力取り込み処理と、属性入力取り込み処理により得られたユーザーの属性を通信網における当該ユーザーの通信アドレスと対応づけてユーザーデータベースに登録するユーザー属性登録処理と、を行うことを特徴としている。
【0036】
したがって、第1のコンピュータの表示装置に表示される指示にしたがって第1のコンピュータの入力装置からユーザーの属性および通信網における当該ユーザーの通信アドレスを入力するだけで、容易に、ユーザーデータベースに登録することができる。このため、ユーザーデータベースへのユーザーの登録を促進することができる。
【0037】
この明細書に記載した発明は、次のように把握することもできる。サーバコンピュータと、通信網を介してサーバコンピュータと通信可能な複数の第1のコンピュータと、通信網を介してサーバコンピュータと通信可能な少なくとも1つの第2のコンピュータと、を用いた通信方法であって、第1のコンピュータのユーザーの属性を該ユーザーの前記通信網における通信アドレスと対応づけて記憶するユーザーデータベースを用意し、ユーザーの属性の指定を含む検索命令を前記通信網を介して第2のコンピュータから受け、該検索命令にしたがってユーザーデータベースを検索し、検索命令に該当するユーザーを抽出し、抽出されたユーザーの通信アドレス宛に、第2のコンピュータから指定された所定の情報を通信網を介して送信すること、を特徴とする通信方法。すなわち、この通信方法は、第1のコンピュータのユーザーの属性を該ユーザーの通信網における通信アドレスと対応づけて記憶するユーザーデータベースを用意し、ユーザーの属性の指定を含む検索命令を通信網を介して第2のコンピュータから受け、該検索命令にしたがってユーザーデータベースを検索し、検索命令に該当するユーザーを抽出し、抽出されたユーザーの通信アドレス宛に、第2のコンピュータから指定された所定の情報を通信網を介して送信することを特徴とする。
【0038】
したがって、情報の配信を依頼する際、第2のコンピュータを介して、ユーザーデータベースの検索命令および送信すべき所定の情報を与えることができる。このため、情報を送信すべきユーザーの絞り込みから情報の送信に至る一連の手続きを迅速かつ容易に行うことが可能となる。
【0039】
また、ユーザーの通信アドレス宛に、通信網を介して情報を送信するので、大量の情報をユーザーに伝えることができる。
【0040】
すなわち、インターネットなど多数のコンピュータを接続しうる通信網を介して、広告など所望の情報を所望の対象のユーザーに容易かつ迅速に伝えることができる。
【0041】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の一実施形態による通信システムである電子メール配信システム2の構成を説明するためのブロック図である。電子メール配信システム2は、サーバコンピュータ4と、通信網であるインターネット10を介してサーバコンピュータ4と通信可能な第1のコンピュータであるパーソナルコンピュータ6と、インターネット10を介してサーバコンピュータ4と通信可能な第2のコンピュータであるパーソナルコンピュータ8とを備えている。
【0042】
パーソナルコンピュータ6は、表示装置6a、入力装置6bを備えている。パーソナルコンピュータ8も、表示装置8a、入力装置8bを備えている。図1における電子メール配信システム2には、それぞれ複数のパーソナルコンピュータ6およびパーソナルコンピュータ8が接続できるよう構成されている。
【0043】
サーバコンピュータ4は、ユーザーデータベース12と、ユーザー属性登録手段14と、検索手段16と、情報送信手段18とを備えている。
【0044】
ユーザーデータベース12は、パーソナルコンピュータ6のユーザーの属性を該ユーザーのインターネット10における通信アドレスである電子メールアドレス(Eメールアドレス)と対応づけて記憶する。
【0045】
ユーザー属性登録手段14は、パーソナルコンピュータ6のユーザーの属性をインターネット10を介してパーソナルコンピュータ6から得、得られたユーザーの属性をインターネット10における当該ユーザーの電子メールアドレスと対応づけてユーザーデータベース12に登録する処理を、パーソナルコンピュータ6との間で対話的に行う。
【0046】
さらに詳しく説明すれば、ユーザー属性登録手段14は、属性入力慫慂処理、属性入力取り込み処理、ユーザー属性登録処理を行う。
【0047】
属性入力慫慂処理は、ユーザーの属性および当該ユーザーのインターネット10の電子メールアドレスを入力するようインターネット10を介してパーソナルコンピュータ6の表示装置6aに表示しパーソナルコンピュータ6の入力装置6bからの当該属性および電子メールアドレスの入力を待つ処理である。
【0048】
属性入力取り込み処理は、属性入力慫慂処理に応じてパーソナルコンピュータ6の入力装置6bから入力されたユーザーの属性および電子メールアドレスをインターネット10を介して取り込む処理である。
【0049】
ユーザー属性登録処理は、属性入力取り込み処理により得られたユーザーの属性をインターネット10における当該ユーザーの電子メールアドレスと対応づけてユーザーデータベース12に登録する処理である。
【0050】
図1の検索手段16は、ユーザーの属性の指定を含む検索命令をインターネット10を介してパーソナルコンピュータ8から受け、該検索命令にしたがってユーザーデータベース12を検索し、検索命令に該当するユーザーを抽出する処理を、パーソナルコンピュータ8との間で対話的に行う。
【0051】
この実施形態においては、検索手段16は、パーソナルコンピュータ8に対し、検索命令にしたがって抽出されたユーザーを特定しうる情報を与えることなく、当該抽出されたユーザーに関する統計的数値をパーソナルコンピュータ8の表示装置8aに表示する。
【0052】
さらに詳しく説明すれば、検索手段16は、検索入力慫慂処理、検索入力取り込み処理、ユーザー抽出処理、統計処理、抽出結果表示処理、再検索入力慫慂処理を行う。
【0053】
検索入力慫慂処理は、検索命令を入力するようインターネット10を介してパーソナルコンピュータ8の表示装置8aに表示しパーソナルコンピュータ8の入力装置8bからの検索命令の入力を待つ処理である。
【0054】
検索入力取り込み処理は、検索入力慫慂処理に応じてパーソナルコンピュータ8の入力装置8bから入力された検索命令をインターネット10を介して取り込む処理である。
【0055】
ユーザー抽出処理は、検索入力取り込み処理により得られた検索命令にしたがってユーザーデータベース12を検索し、検索命令に該当するユーザーを抽出する処理である。
【0056】
統計処理は、ユーザー抽出処理により抽出されたユーザーに関する統計的数値を得る処理である。
【0057】
抽出結果表示処理は、統計処理により得られた統計的数値を、インターネット10を介してパーソナルコンピュータ8の表示装置8aに表示する処理である。
【0058】
再検索入力慫慂処理は、上述の統計的数値をインターネット10を介してパーソナルコンピュータ8の表示装置8aに表示させたあと、再度、検索命令を入力するようインターネット10を介してパーソナルコンピュータ8の表示装置8aに表示し、パーソナルコンピュータ8の入力装置8bからの検索命令の入力を待つ処理である。
【0059】
また、この実施形態においては、検索手段16は、検索命令に該当するユーザー数の上限設定が可能であり、当該上限設定が行われた場合は、検索命令において指定された属性に該当するユーザー数が設定された上限を越えたときには、指定された属性に該当するユーザーから当該上限設定された数のユーザーを無作為に抽出し、抽出されたユーザーを当該検索命令の出力とするよう構成されている。
【0060】
さらに、この実施形態においては、ユーザーデータベース12は、登録されているユーザーを、ユーザーの属性に無関係な複数のユーザーグループに実質的に分割し得るよう構成されており、検索手段16は、分割された任意のユーザーグループを指定して検索命令を実行できるように構成されている。
【0061】
より具体的に説明すれば、ユーザーデータベース12は、登録されているユーザーに付与されたユーザーの属性に無関係なユーザー識別番号(ユーザーID)に基づいてユーザーを複数のユーザーグループに実質的に分割し得るよう構成されている。
【0062】
図1の情報送信手段18は、検索手段16により抽出されたパーソナルコンピュータ6のユーザーの電子メールアドレス宛に、パーソナルコンピュータ8から指定された内容の電子メールを、インターネット10を介して送信する。
【0063】
さらに詳しく説明すれば、情報送信手段18は、配信依頼入力慫慂処理、配信依頼入力取り込み処理、情報配信処理を行う。
【0064】
配信依頼入力慫慂処理は、電子メールの内容(所定の情報)を含む配信依頼命令を入力するようインターネット10を介してパーソナルコンピュータ8の表示装置8aに表示しパーソナルコンピュータ8の入力装置8bからの当該配信依頼命令の入力を待つ処理である。
【0065】
配信依頼入力取り込み処理は、配信依頼入力慫慂処理に応じてパーソナルコンピュータ8の入力装置8bから入力された配信依頼命令をインターネット10を介して取り込む処理である。
【0066】
情報配信処理は、配信依頼入力取り込み処理により得られた配信依頼命令に基づいて、検索手段16により抽出されたユーザーの電子メールアドレス宛に、インターネット10を介して指定された内容(所定の情報)の電子メールを送信する処理である。
【0067】
図2は、図1に示す電子メール配信システム2に用いられるサーバコンピュータ4,パーソナルコンピュータ6,パーソナルコンピュータ8のハードウェア構成の一例を示す図面である。
【0068】
サーバコンピュータ4は、記憶装置であり本システムのプログラムを記録した記録媒体であるハードディスク50、ハードディスク50に記録されたプログラムを実行する制御装置であるCPU42,表示装置であるCRT44,入力装置であるキーボード46およびマウス48,インターネット10を介してパーソナルコンピュータ6およびパーソナルコンピュータ8と通信するための通信インタフェース52を備えている。
【0069】
サーバコンピュータ4のハードディスク50には、上記プログラムの他、ユーザーデータベース12を構成するデータが記憶されている。すなわち、ハードディスク50が図1のユーザーデータベース12に対応する。
【0070】
また、サーバコンピュータ6のCPU42が、図1のユーザー属性登録手段14,検索手段16,情報送信手段18に対応する。
【0071】
図2のパーソナルコンピュータ6は、表示装置であるCRT64、入力装置であるキーボード66およびマウス68、インターネット10を介して通信される情報の閲覧プログラム等を記録した記録媒体であるハードディスク70、ハードディスク70に記録されたプログラム等を実行するCPU62,インターネット10を介してサーバコンピュータ4と通信するための通信インタフェース72を備えている。
【0072】
図2のパーソナルコンピュータ6のCRT64が図1の表示装置6aに対応する。図2のパーソナルコンピュータ6のキーボード66およびマウス68が、図1の入力装置6bに対応する。
【0073】
図2のパーソナルコンピュータ8は、表示装置であるCRT84、入力装置であるキーボード86およびマウス88、インターネット10を介して通信される情報の閲覧プログラム等を記録した記録媒体であるハードディスク90、ハードディスク90に記録されたプログラム等を実行するCPU82,インターネット10を介してサーバコンピュータ4と通信するための通信インタフェース92を備えている。
【0074】
図2のパーソナルコンピュータ8のCRT84が図1の表示装置8aに対応する。図2のパーソナルコンピュータ8のキーボード86およびマウス88が、図1の入力装置8bに対応する。
【0075】
図3は、本電子メール配信システム2においてパーソナルコンピュータ6のユーザーの属性を登録する処理(ユーザー情報登録処理)の流れの一例を示すフローチャートである。図6は、ユーザーの属性を登録する際、パーソナルコンピュータ6のCRT64に表示される表示画面の一例である。図10は、このようにして登録されたユーザーデータベース12のデータ構造を模式的に表した図面である。図2〜3、図6,図10を用いてユーザー情報登録処理について説明する。
【0076】
サーバコンピュータ4は、インターネット10を介してパーソナルコンピュータ6からユーザー情報の登録を希望する旨のアクセスを受けると、図6に示すような画面(ユーザー情報入力フォーム)を、インターネット10を介してパーソナルコンピュータ6のCRT64に表示させ、入力を待つ(図3,ステップS1)。
【0077】
パーソナルコンピュータ6のCRT64に表示されるユーザー情報入力フォームは、ユーザーの姓名、性別、居住都道府県、Mailアドレス(電子メールアドレス)、職業、生年月日、趣味趣向など、パーソナルコンピュータ6のユーザーの属性が容易に入力できるよう構成されている。
【0078】
パーソナルコンピュータ6のユーザーは、キーボード66やマウス68を用いて図6に示すフォームにこれらの属性を記入した後、該フォームに設けられた「登録する」ボタン102を、マウス68を用いてクリックする。
【0079】
「登録する」ボタン102がクリックされると、サーバコンピュータ4は、入力されたユーザーの属性を、インターネット10を介してサーバコンピュータ4に取り込む(図3、ステップS2)。
【0080】
取り込まれたユーザーの属性は、サーバコンピュータ4のハードディスク50に設けられたユーザーデータベース12(図1参照)に登録される。
【0081】
ユーザーデータベース12のデータ構造は、たとえば、図10のようになっている。各ユーザーに、それぞれユーザーID(ユーザー識別番号)が与えられる。ユーザーIDは、ユーザーの属性を登録する際、サーバコンピュータ4によって自動的に付与される。この実施形態においては、ユーザーIDは登録順に、0、1、2、...と昇順に付与するようにしている。
【0082】
図10に示すように、ユーザーデータベース12においては、ユーザーの属性が、ユーザーの電子メールアドレスと対応づけて記憶されるよう構成されている。たとえば、ユーザーIDが「0」のユーザーの姓名は「鈴木太郎」、性別は「男」、居住都道府県は「静岡」、職業は「管理職」、趣味趣向は「クラシック」......であることが、該ユーザーの電子メールアドレス「taro@momo......」と対応づけて記憶されている。
【0083】
なお、図示しないが、各ユーザーの属性の登録年月日も、当該ユーザーの電子メールアドレスと対応づけて記憶されている。また、当該ユーザーデータベース12には、後述するポイント欄が設けられており、このポイント欄も各ユーザーの電子メールアドレスと対応づけて記憶されている。
【0084】
なお、この実施形態においては、ユーザーによる属性の登録を奨励するために、ユーザーに対し、登録ユーザーにプレゼントを用意している旨のメッセージを与えるようにしている。
【0085】
すなわち、サーバコンピュータ4は、インターネット10を介して、パーソナルコンピュータ6のCRT64に、当該メッセージを表示するようにしている。当該メッセージは、たとえば、図6に示すユーザー情報入力フォームとともに、CRT64に表示される。
【0086】
当該メッセージにしたがって、たとえば所定期間ごとに抽選を行い、当選者となった登録ユーザーに当該プレゼントを与えるようにしている。
【0087】
また、この実施形態においては、ユーザー登録後は後述する情報発信者からの電子メールの受け取りを拒否できない旨の規約について、ユーザーから承諾を得るようにしている。ユーザーの了解の下に登録を行うことで、情報発信者からの電子メールの配信に関するトラブルの発生を未然に防止するためである。上記規約も、たとえば、図6に示すユーザー情報入力フォームとともに、CRT64に表示される。
【0088】
つぎに、上述のユーザーデータベース12を利用して広告などの情報を配信する際に行う検索・情報送信処理について説明する。
【0089】
図4は、本電子メール配信システム2においてパーソナルコンピュータ8を用いてユーザーの検索を行う処理(検索処理)の流れの一例を示すフローチャートである。図5は、検索処理に続いて行われる情報送信処理の流れの一例を示すフローチャートである。図7〜8は、検索処理に際しパーソナルコンピュータ8のCRT84に表示される表示画面の一例である。図9は、情報送信処理に際しパーソナルコンピュータ8のCRT84に表示される表示画面の一例である。図2、図4〜5,図7〜10を用いて検索・情報送信処理について説明する。
【0090】
この実施形態においては、情報配信を希望する者(クライアント)は、検索・情報送信処理に先立ち、予めクライアント登録をして認証番号を取得することが要求される。クライアント登録は、たとえば、クライアントのパーソナルコンピュータ8からインターネット10を介してサーバコンピュータ4にアクセスし、姓名、暗証番号等を入力することで行うことができる。
【0091】
なお、クライアントが実在することを確認するため、サーバコンピュータ4の運営者が電話などでクライアントに連絡をとった後、最終的なクライアント登録を行うようシステム化しておいてもよい。
【0092】
このようにして登録されたクライアントの情報は、サーバコンピュータ4のハードディスクに設けられたクライアントデータベース(図示せず)に記憶される。クライアントは、暗証番号、付与された認証番号などをパーソナルコンピュータ8から入力し、サーバコンピュータ4のクライアントデータベースに記憶された情報に基づいて認証を受けた後、検索・情報送信処理を行うことができる。
【0093】
なお、この実施形態においては、サーバコンピュータ4の運営者は、クライアント登録の際にクライアントから費用を徴収することなく、後述する電子メールを配信した場合に限り、配信された電子メールの数に応じてクライアントから手数料を徴収するようにしている。したがって、クライアントは、実際に電子メールを配信するまでは、種々の検索を自由に、かつ、無償で行うことができる。
【0094】
クライアント登録後に、サーバコンピュータ4がインターネット10を介してパーソナルコンピュータ8から検索および情報配信を希望する旨のアクセスを受けると、図7に示すような画面(検索入力フォーム)を、インターネット10を介してパーソナルコンピュータ8のCRT84に表示させ、入力を待つ(図4,ステップS11)。
【0095】
パーソナルコンピュータ8のCRT84に表示される検索入力フォームは、ユーザーの性別、年齢、居住都道府県、職業、趣味趣向など、ターゲットとすべきユーザーの属性が容易に入力できるよう構成されている。
【0096】
この実施形態においては、検索の対象となるユーザーの範囲をユーザーIDで規定できるようになっている。図7は、検索対象となるユーザーを、ユーザーID「0」〜「300000」に限定して検索するよう指示した入力例である。図7の例ではユーザーIDの最大値が「3847021」となっているから、登録ユーザー全体の1/10程度を対象に検索を行おうとしていることがわかる。
【0097】
すなわち、登録ユーザーをユーザーIDでグループ分けし、ユーザーID「0」〜「300000」で規定されるグループを検索対象としたことになる。ユーザーIDは登録順に付される管理番号にすぎないから、ユーザーの属性とは無関係である。したがって、このような方法でグループ分けすることで、全登録ユーザーを、ユーザーの属性と無関係にグループ分けできることになる。
【0098】
このような条件で検索を行い、抽出されたユーザーに対し、たとえば広告を目的とした電子メールを配信し、その反響を見ることで、全登録ユーザーからの反響の予測を行うことができる。当該グループに対する配信の反響がよければ、残りのグループ(ユーザーID「300001」以上のグループ)に対しても同様の電子メールを配信すればよい。
【0099】
また、配信する電子メールにクライアントのウェブページのアドレス(URL)を記載した場合には、電子メールを受け取ったユーザーから当該ウェブページへのアクセスが予想される。したがって、短時間に多量のアクセスが集中することを防止するために、上記グループ分けを利用することもできる。
【0100】
すなわち、ユーザーIDを利用して全登録ユーザーを、たとえば、3つのグループに等分し、各グループに対して同一条件で検索を行うとともに、各グループごとに配信日をずらせるようにすればよい。
【0101】
なお、ユーザーIDによる検索範囲の指定が不要の場合には、図7に示す当該項目を不記載とすればよい。このようにすれば、全登録ユーザーを対象にした検索が行われる。
【0102】
また、図7に示すように、この実施形態においては、配信すべきユーザーの最大値を規定できるようになっている。最大値を規定することで、所望の属性に該当するユーザーが多人数であっても、配信される電子メールの数を制限することができる。
【0103】
この実施形態においては、検索によって得られた所望の属性に該当するユーザーが当該最大値を超える場合には、該当するユーザーの中からサーバコンピュータ4が、ランダムに当該最大値に相当する数のユーザーを抽出するように構成されている。
【0104】
さらに、図示しないが、この実施形態においては、指定された人数を、ユーザーの属性とは無関係に登録ユーザーの中からランダムに抽出し、抽出されたユーザーに所望の電子メールを配信することも可能となっている。
【0105】
また、図示しないが、ユーザー登録の時期を指定して、所望の電子メールを配信することも可能となっている。たとえば、最近1ヶ月以内に登録された全ユーザーを対象に、所望の電子メールを配信することができる。
【0106】
図7に戻って、クライアントは、パーソナルコンピュータ8のキーボード86やマウス88を用いて図7に示すフォームにターゲットとすべきユーザーの属性を記入した後、該フォームに設けられた「検索」ボタン112を、マウス88を用いてクリックする。
【0107】
「検索」ボタン112がクリックされると、サーバコンピュータ4は、記入された検索入力を、インターネット10を介してサーバコンピュータ4に取り込む(図4,ステップS12)。
【0108】
取り込まれた検索入力に基づいてユーザーデータベース12が検索され、該当するユーザーが抽出される(図4,ステップS13)。
【0109】
すなわち、取り込まれた検索入力とユーザーデータベース12(図10参照)とのマッチングが行われ、ヒットしたユーザーが抽出される。
【0110】
サーバコンピュータ4は、抽出されたユーザーをカウントし、統計的数値として、抽出されたユーザーの総数を得る(図4,ステップS14)。
【0111】
つぎにサーバコンピュータ4は、インターネット10を介してパーソナルコンピュータ8のCRT84に、図8に示すような抽出結果を表示する(図4,ステップS15)。
【0112】
図8に示すように、CRT84には、前ステップで得られたユーザーの総数(図8においては「412人」)の他、入力された検索条件も表示される。なお、この例においては、配信すべきユーザーの最大値が「300人」と指定されているため、実際に電子メールが配信されるのは、「412人」のユーザーからサーバコンピュータ4がランダムに抽出する「300人」である。
【0113】
また、この実施形態においては、パーソナルコンピュータ8のCRT84に表示される抽出結果は、ステップS14で得られたユーザーの総数のみである。ただし、ユーザーの総数以外の統計的数値、たとえば、男性の数や女性の数、年齢別の分布が分かるような情報などを表示させるようにしてもよい。
【0114】
このように、クライアントのパーソナルコンピュータ8にユーザーを特定しうる情報を表示することなく、上述の統計的数値のみを表示するよう構成することで、ユーザーのプライバシーの漏洩を防止することができる。
【0115】
なお、本システムが使用される状況によっては、たとえば、一つの企業内で本システムを使用し、所定の条件を満たす社員に伝達事項を記載した電子メールを配信するような状況下では、ユーザーを特定しうる情報をパーソナルコンピュータ8に表示させるようにしてもよい。
【0116】
図8に示す表示画面を見て、クライアントが検索結果に不満な場合には、マウス88を用いて表示画面の「検索条件修正」ボタン122、「検索条件追加」ボタン124、「検索条件リセット」ボタン126、または、「検索終了」ボタン130をクリックする。
【0117】
「検索条件修正」ボタン122、「検索条件追加」ボタン124、または「検索条件リセット」ボタン126がクリックされると、サーバコンピュータ4の制御は図4のステップS11に戻り、検索入力フォーム(図7参照)が表示される(図4,ステップS16)。
【0118】
このうち、「検索条件修正」ボタン122がクリックされた場合は、直前の検索条件が入力された状態の検索入力フォーム(図7に示す状態の検索入力フォーム)が表示される。したがって、クライアントは、直前の検索条件をベースにして、これに修正を加えることができる。
【0119】
また、「検索条件追加」ボタン124がクリックされた場合は、直前の検索条件により抽出されたユーザーとこれから追加される検索条件に該当するユーザーのいずれか(OR条件)に該当するユーザーが電子メールの配信対象となる。したがって、クライアントは、直前の検索による配信対象を含む、より広範囲の配信対象を選択する事が可能となる。
【0120】
「検索条件リセット」ボタン126がクリックされた場合は、直前の検索条件がすべてリセットされた状態の検索入力フォームが表示される。したがって、クライアントは、検索入力を最初からやり直すことができる。
【0121】
このように、検索結果に満足でない場合には、リアルタイムで何度でも検索をやり直すことができる。
【0122】
なお、「検索終了」ボタン130がクリックされると、サーバコンピュータ4は、検索処理を終了して、検索処理以前の状態に戻る(図4,ステップS16)。
【0123】
検索結果が満足のゆくものであり、再検索が不要となった場合には、クライアントは、図8の表示画面に示される「メール配信」ボタン128をクリックする。「メール配信」ボタン128がクリックされると、サーバコンピュータ4は、図5に示すステップS21に制御を移す(図4、ステップS16)。
【0124】
すなわち、サーバコンピュータ4は、図9に示すような画面を、インターネット10を介してパーソナルコンピュータ8のCRT84に表示させ、電子メールの配信を希望する年月日、電子メールのタイトル、電子メールの内容(配信文)の入力を待つ(図5、ステップS21)。
【0125】
クライアントは、パーソナルコンピュータ8のキーボード86等を用いて要求される入力を行った後、図9の表示画面に設けられた「メール配信依頼」ボタン132を、マウス88を用いてクリックする。
【0126】
「メール配信依頼」ボタン132がクリックされると、サーバコンピュータ4は、入力された配信文等を、インターネット10を介してサーバコンピュータ4に取り込む(図5,ステップS22)。
【0127】
取り込まれた配信文等は、サーバコンピュータ4のハードディスク50に設けられた配信履歴データベース(図示せず)に登録される。
【0128】
また、この実施形態においては、配信履歴データベースに、ステップS12において取り込まれた検索条件であって確定した検索条件も、併せて記憶するようにしている。検索の結果として抽出されたユーザー自体を記憶しておくのではなく検索条件を記憶するようにしたのは、検索条件を記憶する方が記憶に要するデータ量が少なくてすむためである。
【0129】
したがって、サーバコンピュータ4のハードディスク50の記憶容量が十分大きい場合には、たとえば、検索の結果として抽出された全ユーザーのユーザーIDをハードディスク50に記憶するようにしてもよい。
【0130】
その後、ステップS22で取り込まれた配信希望年月日になると、サーバコンピュータ4は、配信履歴データベースに記憶されている上述の確定した検索条件に基づいて再度ユーザーデータベース12の検索を行い、検索の結果抽出されたユーザーの電子メールアドレス宛に、ステップS22で取り込まれた配信文に同ステップで取り込まれたタイトルを付した電子メールを配信する(図5,ステップS23)。
【0131】
この際、上述のように、検索条件に該当するユーザーの数が、ステップS13において取り込まれた配信すべきユーザーの最大値(この例では「300人」)を超えた場合には、実際に電子メールが配信されるのは、検索条件に該当するユーザーの中からサーバコンピュータ4がランダムに抽出する「300人」である。
【0132】
なお、この実施形態においては、ステップS22の後、ステップS23までの間に、配信文の内容が公序良俗に反するものでないか等のチェックが行われる。当該チェックはサーバコンピュータ4が行うようにしてもよいし、サーバコンピュータ4の運営者(人間)が行うようにしてもよい。
【0133】
また、この実施形態においては、上述(図10参照)のようにユーザーデータベース12にポイント欄を設けている。ユーザーがクライアントから電子メールを受け取った場合(たとえば、1ポイント)や、受け取った電子メールに記載されているURL(図9参照、URL134)をクリックした場合(たとえば、100ポイント)にポイントが加算されるよう構成されている。
【0134】
蓄積されたポイントに応じてユーザーにプレゼントなどの特典を与えることで、ユーザーが電子メールの配信を望むようになり、また、受け取った電子メールに目を通したり、当該電子メールに記載されているURLをクリックしたりする頻度が高くなるため、広告などの情報配信の効果を高めることができる。
【0135】
このように、この実施形態においては、サーバコンピュータ4とパーソナルコンピュータ8との間で、パーソナルコンピュータ6のユーザーの属性の指定を含む検索命令を受け、該検索命令にしたがってユーザーデータベース12を検索し、検索命令に該当するユーザーを抽出する処理を、対話的に行なうようにしている。
【0136】
したがって、電子メールによる情報の配信を依頼する際、クライアント自身がパーソナルコンピュータ8を介してユーザーデータベース12の検索を行うことができる。このため、ユーザーデータベース12の検索をサーバコンピュータ4の管理者サイドで行う場合に比し、迅速に所望の検索結果を得ることができる。
【0137】
また、ユーザーの電子メールアドレス宛に、インターネット10を介して電子メールで情報を送信するので、大量の情報をユーザーに伝えることができる。
【0138】
すなわち、インターネット10を介して、広告など所望の情報を所望の対象のユーザーに迅速に伝えることができる。
【0139】
なお、上述の実施形態においては、通信システムがユーザー属性登録手段を備えた場合を例に説明したが、この発明はこれに限定されるものではない。たとえば、他のシステム等によって作成されたユーザーデータベースを用いて検索・情報配信処理を行う場合にも本発明を適用することができる。
【0140】
また、上述の実施形態においては、ユーザー識別番号に基づいてユーザーを複数のユーザーグループに分割する例として、下限番号および上限番号の間にあるユーザー識別番号の集合として特定される集合を一つのグループとするようにしたが、たとえば、ユーザー識別番号が奇数であるような集合を一つのグループとしたり、ユーザー識別番号の下1桁の数字が同一であるような集合を一つのグループとしたりすることもできる。
【0141】
さらに、ユーザーをユーザーの属性に無関係に分割する方法は、ユーザー識別番号に基づいて分割する方法に限定されるものではない。たとえば、ユーザー登録の時間を記憶しておき、ユーザー登録の時間に基づいて、ユーザーを複数のグループに分割することもできる。
【0142】
また、上述のブロック図、フローチャート、テーブル等は例として挙げたものであり、本願発明は、上述のブロック図、フローチャート、テーブル等に限定されるものではない。
【0143】
なお、上述の実施形態においては、サーバコンピュータ4に本システムのプログラムおよびデータを記憶させておき、サーバコンピュータ4により、インターネット10を介してパーソナルコンピュータ6およびパーソナルコンピュータ8をコントロールするようにしたが、この発明はこれに限定されるものではない。
【0144】
たとえば、本システムのプログラムやデータの一部をパーソナルコンピュータ6やパーソナルコンピュータ8に持たせるようにしてもよい。もちろん、サーバコンピュータとして複数のコンピュータを用いてもよい。サーバコンピュータとして複数のコンピュータを用いる場合には、それら複数のコンピュータを通信回線(たとえばインターネット)を介して接続するようにしてもよい。
【0145】
また、上述の実施形態においては、通信網としてインターネットを例に説明したが、通信網はインターネットに限定されるものではない。たとえば、LAN(ローカルエリアネットワーク)を介してサーバコンピュータとパーソナルコンピュータ等の端末装置とを接続するようなネットワークにおいて本発明を実現するようにしてもよい。
【0146】
なお、この実施形態においては、ハードディスクにインストールされた本システムのプログラムを実行するようにしている。ただし、プログラムの保持形態はこれらに限定されるものではない。たとえば、本システムのプログラムを、CD−ROM、フロッピーディスク、磁気テープ等に記録するようにしてもよい。
【0147】
さらに、有線や無線の通信回線を介して本システムのプログラムを配信するようにしてもよい。また、本システムのプログラムをメインのサーバコンピュータにインストールしておき、たとえばインターネットなどの通信回線を介してローカルのサーバコンピュータに本システムのプログラムを実行させるようにしてもよい。
【0148】
また、プログラムやデータの記録態様は特に限定されるものではない。直接実行できる形で記録媒体に記録されている場合の他、たとえば、解凍して使用するように圧縮された形で記録媒体に記録されていてもよい。
【0149】
なお、上述の実施形態においては、コンピュータを用いて図1の各機能を実現する場合を例に説明したが、図1の機能の一部をハードウェアロジックを用いて構成するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態による通信システムである電子メール配信システム2の構成を説明するためのブロック図である。
【図2】図1に示す電子メール配信システム2に用いられるサーバコンピュータ4,パーソナルコンピュータ6,パーソナルコンピュータ8,のハードウェア構成の一例を示す図面である。
【図3】本電子メール配信システム2においてパーソナルコンピュータ6のユーザーの属性を登録する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【図4】本電子メール配信システム2においてパーソナルコンピュータ8を用いてユーザーの検索を行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【図5】検索処理に続いて行われる情報送信処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【図6】ユーザーの属性を登録する際、パーソナルコンピュータ6のCRT64に表示される表示画面の一例である。
【図7】検索処理に際しパーソナルコンピュータ8のCRT84に表示される表示画面の一例である。
【図8】検索処理に際しパーソナルコンピュータ8のCRT84に表示される表示画面の一例である。
【図9】情報送信処理に際しパーソナルコンピュータ8のCRT84に表示される表示画面の一例である。
【図10】ユーザーデータベース12のデータ構造を模式的に表した図面である。
【符号の説明】
2・・・・・・電子メール配信システム
4・・・・・・サーバコンピュータ
6,8・・・・パーソナルコンピュータ
10・・・・・インターネット
12・・・・・ユーザーデータベース
14・・・・・ユーザー属性登録手段
16・・・・・検索手段
18・・・・・情報送信手段
Claims (6)
- サーバコンピュータと、
通信網を介してサーバコンピュータと通信可能な複数の第1のコンピュータと、
通信網を介してサーバコンピュータと通信可能な少なくとも1つの第2のコンピュータと、
を備えた通信システムであって、
前記サーバコンピュータは、
第1のコンピュータのユーザーの属性を該ユーザーの前記通信網における通信アドレスと対応づけて記憶するユーザーデータベースと、
ユーザーの属性の指定を含む検索命令を前記通信網を介して第2のコンピュータから受け、該検索命令にしたがってユーザーデータベースを検索し、検索命令に該当するユーザーを抽出する処理を、第2のコンピュータとの間で対話的に行う検索手段と、
検索手段により抽出された第1のコンピュータのユーザーの通信アドレス宛に、第2のコンピュータから指定された広告を通信網を介して送信する情報送信手段と、
を備え、
前記情報送信手段は、
前記広告及び当該広告の配信希望年月日を含む配信依頼命令を入力するよう前記通信網を介して第2のコンピュータの表示装置に表示し第2のコンピュータの入力装置からの当該配信依頼命令の入力を待つ配信依頼入力慫慂処理と、
配信依頼入力慫慂処理に応じて第2のコンピュータの入力装置から入力された配信依頼命令を前記通信網を介して取り込む配信依頼入力取り込み処理と、
配信依頼入力取り込み処理により得られた配信依頼命令に基づいて、前記検索手段により抽出されたユーザーの通信アドレス宛に、通信網を介して前記広告を送信する情報配信処理と、
を行い、
前記サーバコンピュータは、前記配信依頼命令に含まれる前記広告及び当該広告の配信希望年月日並びに前記検索命令による確定した検索条件を記憶する配信履歴データベースをさらに備え、
前記情報配信処理は、配信履歴データベースに記憶された配信希望年月日になると、配信履歴データベースに記憶されている前記確定した検索条件に基づいて再度前記ユーザーデータベースの検索を行い、検索の結果抽出されたユーザーの通信アドレス宛に、配信履歴データベースに記憶された前記広告を配信し、
前記検索手段は、第2のコンピュータに対し、前記検索命令にしたがって抽出されたユーザーを特定しうる情報を与えることなく、当該抽出されたユーザーの総数を第2のコンピュータの表示装置に表示すること、
を特徴とするものであって、
前記検索手段は、
前記検索命令を入力するよう前記通信網を介して第2のコンピュータの表示装置に表示し第2のコンピュータの入力装置からの検索命令の入力を待つ検索入力慫慂処理と、
検索入力慫慂処理に応じて第2のコンピュータの入力装置から入力された検索命令を前記通信網を介して取り込む検索入力取り込み処理と、
検索入力取り込み処理により得られた検索命令にしたがってユーザーデータベースを検索し、検索命令に該当するユーザーを抽出するユーザー抽出処理と、
ユーザー抽出処理により抽出されたユーザーの総数を得る統計処理と、
統計処理により得られた抽出されたユーザーの総数を、通信網を介して第2のコンピュータの表示装置に表示する抽出結果表示処理と、
を行い、
前記検索手段は、さらに、前記抽出されたユーザーの総数を通信網を介して第2のコンピュータの表示装置に表示させたあと、再度、検索命令を入力するよう前記通信網を介して第2のコンピュータの表示装置に表示し、第2のコンピュータの入力装置からの検索命令の入力を待つ再検索入力慫慂処理を行うこと、
を特徴とする通信システム。 - 請求項1の通信システムにおいて、
前記検索手段は、検索命令に該当するユーザー数の上限設定が可能であり、当該上限設定が行われた場合は、検索命令において指定された属性に該当するユーザー数が設定された上限を越えたときには、指定された属性に該当するユーザーから当該上限設定された数のユーザーを無作為に抽出し、抽出されたユーザーを当該検索命令の出力とすること、
を特徴とするもの。 - 請求項1の通信システムにおいて、
前記ユーザーデータベースは、登録されているユーザーを、ユーザーの属性に無関係な複数のユーザーグループに実質的に分割し得るよう構成されており、
前記検索手段は、分割された任意のユーザーグループを指定して前記検索命令を実行可能に構成されていること、
を特徴とするもの。 - 請求項3の通信システムにおいて、
前記ユーザーデータベースは、登録されているユーザーに付与されたユーザーの属性に無関係なユーザー識別番号に基づいてユーザーを複数のユーザーグループに実質的に分割し得るよう構成されていること、
を特徴とするもの。 - 請求項1ないし4のいずれかの通信システムにおいて、
前記サーバコンピュータは、
前記ユーザーの属性を通信網を介して第1のコンピュータから得、得られたユーザーの属性を通信網における当該ユーザーの通信アドレスと対応づけて前記ユーザーデータベースに登録するユーザー属性登録手段を備えたこと、
を特徴とするもの。 - 請求項5の通信システムにおいて、
前記ユーザー属性登録手段は、
前記ユーザーの属性および前記通信網における当該ユーザーの通信アドレスを入力するよう前記通信網を介して第1のコンピュータの表示装置に表示し第1のコンピュータの入力装置からの当該属性および通信アドレスの入力を待つ属性入力慫慂処理と、
属性入力慫慂処理に応じて第1のコンピュータの入力装置から入力されたユーザーの属性および通信アドレスを前記通信網を介して取り込む属性入力取り込み処理と、
属性入力取り込み処理により得られたユーザーの属性を通信網における当該ユーザーの通信アドレスと対応づけて前記ユーザーデータベースに登録するユーザー属性登録処理と、
を行うこと、
を特徴とするもの。
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