JP4468216B2 - 同期制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、位置同期機能を有する工作機械などにおいて、1つの動作軸の位置に別の少なくとも1つの動作軸の位置が追従するように駆動制御する同期制御装置に関するものである。
図5は、従来の同期制御装置の構成例を示すブロック図である。図5において、1は主動作軸である主軸を駆動する主軸モータ、2は主軸モータ1の位置を検出する主軸位置検出器、3eは主軸モータ1を駆動制御する主軸駆動制御装置、4は従動作軸である従軸を駆動する従軸モータ、5は従軸モータ4の位置を検出する従軸位置検出器、6eは従軸モータ4を駆動制御する従軸駆動制御装置、7は主軸駆動制御装置3eに位置指令を与える上位コントローラである。
次に、動作について説明する。主軸駆動制御装置3eは、上位コントローラ7から位置指令が与えられると、主軸モータ1を駆動制御する。このとき、主軸位置検出器2にて検出される主軸モータ1の位置が主軸駆動制御装置3eにフィードバックされると同時に、従軸駆動制御装置6eに位置指令として入力される。つまり、主軸駆動制御装置3eは、主軸位置検出器2からフィードバックされる位置情報を用いて上位コントローラ7から与えられる位置指令に追従するように主軸モータ1を駆動制御する。
また、従軸駆動制御装置6eでは、駆動する従軸モータ4の位置情報が従軸位置検出器5にて検出されフィードバックされるので、主軸位置検出器5からフィードバックされる位置情報を用いて主軸位置検出器2から与えられる位置指令に追従するように従軸モータ4を駆動制御する。このように、主軸モータ1の位置を従軸モータ4の位置指令とすることにより、従軸モータ4が主軸モータ1に追従するように制御される。
ところが、一般に、駆動制御装置においては応答遅れが生じるので、従軸駆動制御装置6eでは、従軸モータ4の位置を位置指令である主軸モータ位置と完全に一致させて駆動制御することは困難である。したがって、従軸モータ4の位置は位置指令である主軸モータ1の位置に遅れて追従することになり、主軸モータ1の位置と従軸モータ4の位置には追従遅れが生じるという問題があった。
そして、近年では、省配線化のため、上位コントローラ7と主軸駆動制御装置3eとの間、及び2つの駆動制御装置間をシリアルネットワークで接続することが多くなってきている。この場合に、主軸位置検出器2にて検出された主軸モータ1の位置を主軸駆動制御装置3eから従軸駆動制御装置6eにシリアルネットワークを介して転送することになるが、このデータ転送によって時間遅れが生じるので、さらに追従遅れが大きくなってしまう。
このような追従遅れを解消するために、例えば特許文献1では、位置指令を微分した指令速度と主軸モータ1の速度とを従軸駆動制御装置にフィードフォワードする制御方法が提案されている。また、特許文献2では、前記指令速度をさらに微分した指令加速度を従軸駆動制御装置にフィードフォワードする制御方法が提案されている。このような制御方法によれば、定常状態における追従遅れを解消することができ、従軸モータの位置を主軸モータの位置に定常状態では誤差なく追従させることができるようになる。
特開昭63−268011号公報 特開平3−278108号公報
しかしながら、特許文献1,2による制御方法では、追従遅れが解消できるのは、特許文献1では、上位コントローラから主軸駆動制御装置に与えられる位置指令の速度パターンが台形波状の場合だけであり、また特許文献2では、上位コントローラから主軸駆動制御装置に与えられる位置指令が主軸モータに供給されるパワーが一定となるような指令の場合だけであり、上位コントローラから与えられる任意の位置指令に対して追従遅れを解消できるわけではない。
この発明は、上記に鑑みてなされたものであり、上位コントローラから与えられる任意の位置指令に対して追従遅れを解消し、高精度の同期制御を実現することを可能にする同期制御装置を得ることを目的とする。
上述した目的を達成するために、この発明は、1つの主動作軸の位置に同期するように従動作軸をモータで駆動する同期制御装置であって、前記主動作軸の位置である主軸位置を検出する主軸位置検出手段と、前記主動作軸の速度である主軸速度を検出する主軸速度検出手段と、前記主動作軸の加速度である主軸加速度を検出する主軸加速度検出手段と、前記従動作軸を駆動する前記モータである従軸モータを駆動制御する従軸駆動制御装置と、前記主軸位置あるいは補正主軸位置のどちらか一方を少なくとも含む主軸データを前記従軸駆動制御装置に転送するシリアルネットワークであるデータ転送手段と、前記データ転送手段を介して前記主軸データを転送するのに要する転送時間と前記主軸加速度との積を前記主軸速度に加算して補正主軸速度を生成する主軸速度補正手段と、前記補正主軸速度と前記転送時間との積を前記主軸位置に加算して前記補正主軸位置を生成する主軸位置補正手段とを備え、前記従軸駆動制御装置は、前記補正主軸位置を前記従動作軸の位置指令とし、該位置指令と前記従動作軸の位置とに基づいて速度指令を生成する位置制御手段と、該速度指令と前記補正主軸速度との和と前記従動作軸の速度とに基づいて電流指令を生成する速度制御手段と、該電流指令と前記主軸加速度に所定の係数を乗じた値との和に基づいて前記従軸モータへの供給電流を制御する電流制御手段とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、追従遅れが生ずる2つの原因のうち、データ転送手段における転送時間遅れに対しては、主軸速度補正手段及び主軸位置補正手段によって補正して転送時間遅れによる追従遅れをなくし、従軸駆動制御装置での応答遅れに対しては、補正主軸位置を位置指令とするとともに、補正主軸速度と加速度とをフィードフォワードして電流指令を生成することで、従軸駆動制御装置の応答遅れを解消することができる。
この発明によれば、データ転送手段における転送時間遅れと従軸駆動制御装置での応答遅れとの双方の問題を同時にクリアすることができるので、従軸モータを、任意の位置指令に対して、追従遅れを生ずることなく、主軸に同期して駆動できる高精度な同期制御装置を得ることができるという効果を奏する。
以下に図面を参照して、この発明にかかる同期制御装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による同期制御装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、この実施の形態1による同期制御装置では、図5(従来例)に示した構成において、主軸駆動制御装置3eに代えて主軸駆動制御装置3aが設けられ、従軸駆動制御装置6eに代えて従軸駆動制御装置6aが設けられている。そして、主軸駆動制御装置3aと従軸駆動制御装置6aとの間に、データ転送手段8が設けられている。このデータ転送手段8は、シリアルネットワークで構成されている。なお、主軸駆動制御装置3aに外部から入力される位置指令は、図5(従来例)に示した上位コントローラ7が発行するものである。
主軸駆動制御装置3aは、主軸位置偏差検出器9,位置制御部10,速度検出器11,速度差検出器12,速度制御部13及び電流制御部14を備えている。主軸位置検出器2が検出した主軸モータ1の位置情報は、主軸位置偏差検出器9と速度検出器11とに入力されるとともに、データ転送手段8を介して従軸駆動制御装置6aに転送される。このデータ転送手段8では、転送時間Tdを要するとする。
従軸駆動制御装置6aは、主軸速度検出器15,主軸加速度検出器16,乗算器17,加算器18,乗算器19,加算器20,位置偏差検出器21,位置制御部22,速度検出器23,従軸制御値演算部24,速度制御部25,及び電流制御部28を備えている。
次に、動作について説明する。まず、主軸駆動制御装置3aでは、主軸位置偏差検出器9は、図示しない上位コントローラが発行する位置指令から主軸位置検出器2が検出した主軸モータ1の位置情報を減じて位置偏差を検出する。位置制御部10は、主軸位置偏差検出器9が検出した主軸位置偏差から主軸モータ1に対する速度指令を生成する。速度検出器11は、主軸位置検出器2が検出した主軸モータ1の位置情報を微分して主軸モータ1の速度を検出する。速度差検出器12は、位置制御部10が生成した速度指令から速度検出器11が検出した主軸モータ1の速度を減じて主軸の速度差を検出する。速度制御部13は、速度差検出器12が検出した主軸の速度差に基づいて電流指令を生成する。電流制御部14は、速度制御部13が生成した電流指令に基づいて主軸モータ1を駆動する。
このように駆動される主軸モータ1の位置が主軸位置検出器2にて検出され、主軸位置偏差検出器9と速度検出器11にフィードバックされ、主軸モータ1が図示しない上位コントローラの発行する位置指令に追従して動作するように新たな指令が生成されることが繰り返される。同時に、主軸モータ1の駆動制御過程での位置情報が主軸位置検出器2にて検出され、データ転送手段8にて転送時間Tdを要して従軸駆動制御装置6aの主軸速度検出器15と加算器20とに入力される。
次に、従軸駆動制御装置6aでは、主軸速度検出器15は、データ転送手段8から受け取った主軸モータ1の位置情報を微分して主軸モータ1の速度を検出する。主軸加速度検出器16は、主軸速度検出器15が検出した主軸速度を微分して主軸モータ1の加速度を検出する。乗算器17は、主軸加速度検出器16が検出した主軸加速度に転送時間Tdを乗算してデータ転送手段8における転送時間遅れを補正する速度補正値を生成する。加算器18は、主軸速度検出器15が検出した主軸速度と乗算器17の乗算結果とを加算してデータ転送手段8で生ずる転送時間遅れを補正した補正主軸速度を出力する。つまり、乗算器17と加算器18は、全体として主軸速度補正手段を構成している。
また、乗算器19は、加算器18が出力する補正主軸速度に転送時間Tdを乗算してデータ転送手段8における転送時間遅れを補正する位置補正値を生成する。加算器20は、データ転送手段8から受け取った主軸モータ1の位置情報と乗算器19の乗算結果とを加算してデータ転送手段8で生ずる転送時間遅れを補正した補正主軸位置を出力する。つまり、乗算器19と加算器20は、全体として主軸位置補正手段を構成している。
そして、位置偏差検出器21は、主軸位置補正手段(乗算器19と加算器20)が出力する補正主軸位置を位置指令とし、それと従軸位置検出器5が検出した従軸モータ4の位置情報との減算を行って位置偏差を検出する。位置制御部22は、位置偏差検出器21が検出した補正主軸位置との偏差に基づいて従軸モータ4に対する速度指令を生成する。速度検出器23は、従軸位置検出器5が検出した従軸モータ4の位置情報を微分して従軸モータ4の速度を検出する。
従軸制御値演算部24は、主軸速度補正手段(乗算器17と加算器18)が出力する補正主軸速度と位置制御部22が生成した従軸モータ4に対する速度指令との加算値から、速度検出器23が検出した従軸モータ4の速度を減算し、従軸モータ4に対する制御値を算出する。速度制御部25は、従軸制御値演算部24が算出した従軸モータ4に対する制御値に基づいて電流指令を生成する。
また、係数乗算器26は、主軸加速度検出器16が検出した主軸加速度に、従軸モータ4及び従軸モータ4に駆動される図示しない負荷の慣性モーメントJを従軸モータ4のトルク定数Ktで除した値「J/Kt」を乗算する。加算器27は、速度制御部25が生成した電流指令と係数乗算器26の乗算結果とを加算する。電流制御部28は、加算器27の出力に基づき従軸モータ4を駆動する。
このように駆動される従軸モータ4の位置が従軸位置検出器5にて検出され、位置偏差検出器21と速度検出器23とにフィードバックされる。そして、位置偏差検出器21と位置制御部22にて、主軸位置補正手段(乗算器19と加算器20)が出力する補正主軸位置を位置指令としフィードバック位置情報との位置偏差から新たな速度指令が生成され、従軸制御値演算部24と速度制御部25にて、その新たな速度指令と主軸速度補正手段(乗算器17と加算器18)が出力する補正主軸速度との和からフィードバック速度情報を減算して新たな電流指令が生成され、さらに、その新たな電流指令に主軸加速度検出器16が検出した主軸加速度に係数「J/Kt」を乗算した値を加算して従軸モータ4の駆動電流とする動作が繰り返される。これによって、従軸モータ4は、主軸モータ1の位置に追従して動作するように駆動されることになる。
ここで、従来の同期制御装置において従軸モータの位置と主軸モータの位置との間に生じる追従遅れの主たる原因は、前述したように、データ転送手段におけるデータ転送時間遅れと、従軸駆動制御装置での応答遅れであった。この問題に対してこの実施の形態1による従軸駆動制御装置6aでは、この2つの問題に対して次のように対処している。
すなわち、データ転送手段8におけるデータ転送時間遅れに対しては、乗算器17と加算器18とで構成される主軸速度補正手段、及び乗算器19と加算器20とで構成される主軸位置補正手段によって補正しているので、データ転送時間遅れによる追従遅れをなくすことができる。
また、従軸駆動制御装置での応答遅れに対しては、前記補正主軸位置を位置指令とするとともに、補正主軸速度と加速度とをフィードフォワードして電流指令を生成しているので従軸駆動制御装置の応答遅れを解消することができる。
このように、この実施の形態1によれば、データ転送手段におけるデータ転送時間遅れと従軸駆動制御装置での応答遅れとの双方の問題を同時にクリアすることができるので、従軸モータを、任意の位置指令に対して、追従遅れを生ずることなく、主軸モータに同期して駆動できる同期制御装置を得ることができる。
なお、この実施の形態1では、従軸駆動制御装置6aに主軸速度検出器15と主軸加速度検出器16とを設けた場合を示したが、これらは主軸駆動制御装置3aに配置し、従軸駆動制御装置6aに対してデータ転送手段8を介して転送する主軸データを、主軸位置に加えて主軸速度と主軸加速度とを含めるようにしてもよい。これによっても同様の効果が得られる。
同様に、上記に加えて、従軸駆動制御装置6aに設けてある主軸速度補正手段(乗算器17と加算手器18)と主軸位置補正手段(乗算器19と加算器20)とを主軸駆動制御装置3aに配置し、従軸駆動制御装置6aに対してデータ転送手段8を介して転送する主軸データを、補正主軸位置と補正主軸速度と主軸加速度とで構成するようにしてもよい。これによっても同様の効果が得られる。
また、この実施の形態1では、主動作軸である主軸がモータによって駆動される場合を示したが、この発明はこれに限定されるものではなく、主軸が手動で動かされるような場合でも適用できる。このように主軸が手動操作されるような場合は、図1において、主軸モータ1と主軸駆動制御装置3aとが無くなり、主軸位置検出器2で検出された主軸位置が直接データ転送手段8を介して従軸駆動制御手段6aに転送されるように構成される。この場合でも同様に、従軸モータ4を、追従遅れなく、手動操作される主軸の位置に追従させることができることは明らかである。
実施の形態2.
図2は、この発明の実施の形態2による同期制御装置の構成を示すブロック図である。図2に示すように、この実施の形態2による同期制御装置では、図1(実施の形態1)に示した構成において、従軸駆動制御装置6aに代えて従軸駆動制御装置6bが設けられている。従軸駆動制御装置6bでは、データ転送手段8とのインタフェース部分に、比率乗算器29が挿入されている。
すなわち、実施の形態1では、主軸と従軸が1:1の比率で同期動作する場合の構成例を示したが、この実施の形態2では、主軸と従軸とを所定の比率Kで動作させる場合の構成例が示されている。比率乗算器29にて、主軸位置に比率Kを乗じることにより、従軸駆動制御装置6b内の主軸位置、主軸速度、主軸加速度はすべてK倍された値となり、従軸は主軸に対してK倍の比率で動作するようになる。比率乗算器29以外の構成と作用は実施の形態1と同じであり、実施の形態1と同様に、データ転送手段8におけるデータ転送時間遅れと従軸駆動制御装置の応答遅れの両方を同時に解消することができ、追従遅れのない同期制御装置を得ることができる。
実施の形態3.
図3は、この発明の実施の形態3による同期制御装置の構成を示すブロック図である。図3に示すように、この実施の形態3による同期制御装置では、図1(実施の形態1)に示した構成において、主軸駆動制御装置3aに代えて主軸駆動制御装置3bが設けられ、従軸駆動制御装置6aに代えて従軸駆動制御装置6cが設けられている。また、データ転送手段8に代えてデータ転送手段30が設けられている。
図3において、主軸駆動制御装置3bでは、主軸位置検出器2が検出した主軸モータ1の位置情報を従軸駆動制御装置6cに転送する主軸データとするのではなく、主軸位置偏差検出器9が検出する主軸位置偏差と、速度検出器11が検出した主軸モータ1の速度情報とを従軸駆動制御装置6cに転送する主軸データとするようになっている。
したがって、理解を容易にするためデータ転送手段30は、主軸位置偏差検出器9が検出する主軸位置偏差と速度検出器11が検出した主軸モータ1の速度情報とを区別して従軸駆動制御装置6cに転送するようになっている。
そして、従軸駆動制御装置6cでは、主軸加速度検出器16と加算器18とがデータ転送手段30から入力する主軸モータ1の速度情報を受けるように構成され、加えて主軸速度検出器15,乗算器19及び加算器20に代えて、データ転送手段30から入力する主軸位置偏差検出器9が検出する主軸位置偏差を微分して偏差速度を検出する速度検出器31と、速度検出器31の出力に転送時間Tdを乗算する乗算器32と、データ転送手段30から入力する主軸位置偏差検出器9が検出する主軸位置偏差と乗算器32の出力とを加算する加算器33と、図示しない上位コントローラが発行する位置指令から加算器33の出力(補正主軸位置偏差)を減算し、それを実施の形態1で言う位置指令として位置偏差検出器21に与える減算器34とが追加されている。
次に、動作について説明する。主軸加速度検出器16と加算器18とは、データ転送手段30から入力する主軸モータ1の速度情報を受けるように構成されているので、実施の形態1と同様の動作が行われる。また、図示しない上位コントローラが発行する位置指令から補正主軸位置偏差を減算した値を実施の形態1で言う位置指令とする追加構成部分では、次のように、実施の形態1と等価な動作が行われる。
すなわち、図示しない上位コントローラから与えられる位置指令をXr、主軸位置をX1とする。そして、仮にデータ転送手段30における転送時間遅れがない、つまり、Td=0とする。そうすると、補正主軸位置偏差は主軸位置偏差と等しくなり、Xr−X1となる。これを上位コントローラから与えられる位置指令Xrから減じると、Xr−(Xr−X1)=X1となる。これは、実施の形態1と同様に、主軸位置X1を従軸の位置指令としているのと同じである。実際にはデータ転送手段30では転送時間遅れが生じるが、転送時間遅れの影響は主軸位置偏差補正手段(速度検出器31,乗算器32,加算器33)にて補正されるので、若干の補正誤差は存在するが、近似的には、実施の形態3でも、実施の形態1と同様に、主軸位置を従軸の位置指令としていることになっている。
つまり、実施の形態3では、近似的に実施の形態1と等価な制御を行っていることになるので、実施の形態1と同様に、データ転送手段におけるデータ転送時間遅れと従軸駆動制御装置の応答遅れの両方を同時に解消することができ、追従遅れのない同期制御装置を得ることができる。
なお、実施の形態3では、従軸駆動制御装置6aに、主軸位置偏差補正手段(速度検出器31,乗算器32,加算器33)、主軸速度補正手段(乗算器17と加算手器18)、及び主軸加速度検出器16を配置しているが、これらの一部を主軸駆動制御装置3bに配置することも可能であり、同じ効果が得られる。
実施の形態4.
図4は、この発明の実施の形態4による同期制御装置の構成を示すブロック図である。図4に示すように、この実施の形態4による同期制御装置では、図3(実施の形態3)に示した構成において、従軸駆動制御装置6cに代えて従軸駆動制御装置6dが設けられている。従軸駆動制御装置6dでは、図示しない上位コントローラとのインタフェース部分及びデータ転送手段30との2つインタフェース部分に、それぞれ比率乗算器35,36,37が挿入されている。
すなわち、実施の形態3では、主軸と従軸が1:1の比率で同期動作する場合の構成例を示したが、この実施の形態4では、主軸と従軸とを所定の比率Kで動作させる場合の構成例が示されている。比率乗算器35,36,37にて、主軸と従軸との動作比率を変更すること以外の構成と作用は実施の形態3と同じであり、実施の形態3と同様に、追従遅れのない同期制御装置を得ることができる。
なお、実施の形態1〜4では、従軸の数がひとつの場合の構成例を示したが、この発明はこれに限定されるものではなく、従軸の数が複数個であっても同様に構成することができ、同様の効果を得ることができる。
また、実施の形態1〜4では、主軸速度を微分して主軸加速度を計算しているが、微分演算では高周波数のノイズ成分を増幅する特性があるので、得られた主軸加速度に大きなノイズ成分が混入することがある。これを防止するためには、主軸加速度検出器の直前、あるいは、直後にローパスフィルタを挿入することが有効である。このようにすれば、主軸加速度に混入される高周波数のノイズ成分を除去することができるので、ノイズ成分によって従軸モータの動きが乱されるのを防止することができ、一層高精度の同期制御装置が得られるようになる。
以上のように、この発明にかかる同期制御装置は、1つの主動作軸の位置に1以上の従動作軸の位置を追従させる駆動制御を、任意の位置指令に対して追従遅れなく、高精度に実現するのに有用であり、特に、位置同期機能を有する工作機械などでの制御装置に適している。
この発明の実施の形態1による同期制御装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2による同期制御装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3による同期制御装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態4による同期制御装置の構成を示すブロック図である。 従来の同期制御装置の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 主軸モータ
2 主軸位置検出器
3a,3b 主軸駆動制御装置
4 従軸モータ
5 従軸位置検出器
6a,6b,6c,6d 主軸駆動制御装置
8,30 データ転送手段
9 主軸位置偏差検出器
10 位置制御部
11 速度検出器
12 速度差検出器
13 速度制御部
14 電流制御部
15 主軸速度検出器
16 主軸加速度検出器
17,19 乗算器
18,20 加算器
21 位置偏差検出器
22 位置制御部
23 速度検出器
24 従軸制御値演算部
25 速度制御部
26 係数乗算器
27 加算器
28 電流制御部
29,35,36,37 比率乗算器
31 速度検出器
32 乗算器
33 加算器
34 減算器

Claims (10)

  1. 1つの主動作軸の位置に同期するように従動作軸をモータで駆動する同期制御装置であって、
    前記主動作軸の位置である主軸位置を検出する主軸位置検出手段と、
    前記主動作軸の速度である主軸速度を検出する主軸速度検出手段と、
    前記主動作軸の加速度である主軸加速度を検出する主軸加速度検出手段と、
    前記従動作軸を駆動する前記モータである従軸モータを駆動制御する従軸駆動制御装置と、
    前記主軸位置あるいは補正主軸位置のどちらか一方を少なくとも含む主軸データを前記従軸駆動制御装置に転送するシリアルネットワークであるデータ転送手段と、
    前記データ転送手段を介して前記主軸データを転送するのに要する転送時間と前記主軸加速度との積を前記主軸速度に加算して補正主軸速度を生成する主軸速度補正手段と、
    前記補正主軸速度と前記転送時間との積を前記主軸位置に加算して前記補正主軸位置を生成する主軸位置補正手段とを備え、
    前記従軸駆動制御装置は、前記補正主軸位置を前記従動作軸の位置指令とし、該位置指令と前記従動作軸の位置とに基づいて速度指令を生成する位置制御手段と、該速度指令と前記補正主軸速度との和と前記従動作軸の速度とに基づいて電流指令を生成する速度制御手段と、該電流指令と前記主軸加速度に所定の係数を乗じた値との和に基づいて前記従軸モータへの供給電流を制御する電流制御手段とを備える
    ことを特徴とする同期制御装置。
  2. 1つの主動作軸の位置に同期するように従動作軸をモータで駆動する同期制御装置であって、
    前記主動作軸の位置である主軸位置を検出する主軸位置検出手段と、
    前記主動作軸に与えられる位置指令と前記主軸位置との差である主軸位置偏差を求める主軸位置偏差検出手段と、
    前記主動作軸の速度である主軸速度を検出する主軸速度検出手段と、
    前記主動作軸の加速度である主軸加速度を検出する主軸加速度検出手段と、
    前記従動作軸を駆動する前記モータである従軸モータを駆動制御する従軸駆動制御装置と、
    前記主軸位置偏差あるいは補正主軸位置偏差のどちらか一方と、前記主軸速度あるいは補正主軸速度のどちらか一方とを少なくとも含む主軸データを前記従軸駆動制御装置に転送するシリアルネットワークであるデータ転送手段と、
    前記データ転送手段を介して前記主軸データを転送するのに要する転送時間と前記主軸加速度との積を前記主軸速度に加算して前記補正主軸速度を生成する主軸速度補正手段と、
    前記主軸位置偏差の微分値と前記転送時間との積を前記主軸位置偏差に加算して前記補正主軸位置偏差を生成する主軸位置偏差補正手段とを備え、
    前記従軸駆動制御装置は、前記主動作軸に与えられる前記位置指令から前記補正主軸位置偏差を減じた値を従動作軸の位置指令とし、該位置指令と従動作軸の位置に基づいて速度指令を生成する位置制御手段と、該速度指令と前記補正主軸速度との和と前記従動作軸の速度とに基づいて電流指令を生成する速度制御手段と、該電流指令と前記主軸加速度に所定の係数を乗じた値との和に基づいて前記従軸モータへの供給電流を制御する電流制御手段を備える
    ことを特徴とする同期制御装置。
  3. 1つの主動作軸側に配置される主軸側装置と、従動作軸側に配置され当該従動作軸を駆動する従軸モータを前記主動作軸の位置である主軸位置に同期するように制御する従軸駆動制御装置と、前記主軸側装置と前記従軸駆動制御装置との間を接続するシリアルネットワークであるデータ転送手段とを備える同期制御装置であって、
    前記主軸側装置は、
    前記主動作軸の位置である主軸位置を検出する主軸位置検出手段と、検出された前記主軸位置の情報を含む主軸データを前記データ転送手段に与える手段とを備え、
    前記従軸駆動制御装置は、
    前記データ転送手段から受け取った前記主軸位置の情報に基づき前記主動作軸の速度である主軸速度を検出する主軸速度検出手段と、検出された前記主軸速度に基づき当該主動作軸の加速度である主軸加速度を検出する主軸加速度検出手段と、検出された前記主軸加速度と前記データ転送手段を介して前記主軸データを転送するのに要する転送時間との積を検出された前記主軸速度に加算して補正主軸速度を生成する主軸速度補正手段と、前記補正主軸速度と前記転送時間との積に前記データ転送手段から受け取った前記主軸位置の情報を加算して補正主軸位置を生成する主軸位置補正手段と、前記補正主軸位置を前記従動作軸の位置指令とし当該位置指令と前記従動作軸の検出位置とに基づいて速度指令を生成する位置制御手段と、前記従動作軸の検出位置に基づき当該従動作軸の速度である従軸速度を検出する従軸速度検出手段と、前記速度指令と前記補正主軸速度との和から前記従軸速度を減じて電流指令を生成する速度制御手段と、前記電流指令と前記主軸加速度に所定の係数を乗じた値との和に基づき前記従軸モータへの供給電流を制御する電流制御手段とを備える
    ことを特徴とする同期制御装置。
  4. 1つの主動作軸側に配置される主軸側装置と、従動作軸側に配置され当該従動作軸を駆動する従軸モータを前記主動作軸の位置である主軸位置に同期するように制御する従軸駆動制御装置と、前記主軸側装置と前記従軸駆動制御装置との間を接続するシリアルネットワークであるデータ転送手段とを備える同期制御装置であって、
    前記主軸側装置は、
    前記主動作軸の位置である主軸位置を検出する主軸位置検出手段と、検出された前記主軸位置に基づき当該主動作軸の速度である主軸速度を検出する主軸速度検出手段と、検出された前記主軸速度に基づき当該主動作軸の加速度である主軸加速度を検出する主軸加速度検出手段と、検出された前記主軸位置、前記主軸速度及び前記主軸加速度を含む主軸データを前記データ転送手段に与える手段とを備え、
    前記従軸駆動制御装置は、
    前記データ転送手段から受け取った前記主軸加速度と前記データ転送手段を介して前記主軸データを転送するのに要する転送時間との積を前記データ転送手段から受け取った前記主軸速度に加算して補正主軸速度を生成する主軸速度補正手段と、前記補正主軸速度と前記転送時間との積に前記データ転送手段から受け取った前記主軸位置の情報を加算して補正主軸位置を生成する主軸位置補正手段と、前記補正主軸位置を前記従動作軸の位置指令とし当該位置指令と前記従動作軸の検出位置とに基づいて速度指令を生成する位置制御手段と、前記従動作軸の検出位置に基づき当該従動作軸の速度である従軸速度を検出する従軸速度検出手段と、前記速度指令と前記補正主軸速度との和から前記従軸速度を減じて電流指令を生成する速度制御手段と、前記電流指令と前記主軸加速度に所定の係数を乗じた値との和に基づき前記従軸モータへの供給電流を制御する電流制御手段とを備える
    ことを特徴とする同期制御装置。
  5. 1つの主動作軸側に配置される主軸側装置と、従動作軸側に配置され当該従動作軸を駆動する従軸モータを前記主動作軸の位置である主軸位置に同期するように制御する従軸駆動制御装置と、前記主軸側装置と前記従軸駆動制御装置との間を接続するシリアルネットワークであるデータ転送手段とを備える同期制御装置であって、
    前記主軸側装置は、
    前記主動作軸の位置である主軸位置を検出する主軸位置検出手段と、検出された前記主軸位置に基づき当該主動作軸の速度である主軸速度を検出する主軸速度検出手段と、検出された前記主軸速度に基づき当該主動作軸の加速度である主軸加速度を検出する主軸加速度検出手段と、検出された前記主軸加速度と前記データ転送手段を介して前記主軸データを転送するのに要する転送時間との積を前記主軸速度に加算して補正主軸速度を生成する主軸速度補正手段と、前記補正主軸速度と前記転送時間との積に検出された前記主軸位置の情報を加算して補正主軸位置を生成する主軸位置補正手段と、前記主軸速度と前記主軸加速度と前記補正主軸速度と前記補正主軸位置とを含む主軸データを前記データ転送手段に与える手段とを備え、
    前記従軸駆動制御装置は、
    前記データ転送手段から受け取った前記補正主軸位置を前記従動作軸の位置指令とし当該位置指令と前記従動作軸の検出位置とに基づいて速度指令を生成する位置制御手段と、前記従動作軸の検出位置に基づき当該従動作軸の速度である従軸速度を検出する従軸速度検出手段と、前記速度指令と前記データ転送手段から受け取った前記補正主軸速度との和から前記従軸速度を減じて電流指令を生成する速度制御手段と、前記電流指令と前記データ転送手段から受け取った前記主軸加速度に所定の係数を乗じた値との和に基づき前記従軸モータへの供給電流を制御する電流制御手段とを備える
    ことを特徴とする同期制御装置。
  6. 前記従軸駆動制御装置は、前記データ転送手段とのインタフェース部分に、動作比率を乗算する手段を備えることを特徴とする請求項3〜5のいずれか一つに記載の同期制御装置。
  7. 1つの主動作軸側に配置される主軸側装置と、従動作軸側に配置され当該従動作軸を駆動する従軸モータを前記主動作軸の位置である主軸位置に同期するように制御する従軸駆動制御装置と、前記主軸側装置と前記従軸駆動制御装置との間を接続するシリアルネットワークであるデータ転送手段とを備える同期制御装置であって、
    前記主軸側装置は、
    前記主動作軸の位置である主軸位置を検出する主軸位置検出手段と、前記主動作軸に与えられる位置指令と検出された前記主軸位置との差である主軸位置偏差を求める主軸位置偏差検出手段と、前記主動作軸の速度である主軸速度を検出する主軸速度検出手段と、検出された前記主軸位置偏差及び前記主軸速度を含む主軸データを前記データ転送手段に与える手段とを備え、
    前記従軸駆動制御装置は、
    前記データ転送手段から受け取った前記主軸速度に基づき前記主動作軸の加速度である主軸加速度を検出する主軸加速度検出手段と、検出された前記主軸加速度と前記データ転送手段を介して前記主軸データを転送するのに要する転送時間との積を前記主軸速度に加算して補正主軸速度を生成する主軸速度補正手段と、前記データ転送手段から受け取った前記主軸位置偏差の微分値と前記転送時間との積を前記主軸位置偏差に加算して補正主軸位置偏差を生成する主軸位置偏差補正手段と、前記主動作軸に与えられる前記位置指令から前記補正主軸位置偏差を減じた値を前記従動作軸の位置指令とし当該位置指令と前記従動作軸の検出位置とに基づいて速度指令を生成する位置制御手段と、前記速度指令と前記前記補正主軸速度との和から前記従軸速度を減じて電流指令を生成する速度制御手段と、前記電流指令と前記主軸加速度に所定の係数を乗じた値との和に基づき前記従軸モータへの供給電流を制御する電流制御手段とを備える
    ことを特徴とする同期制御装置。
  8. 1つの主動作軸側に配置される主軸側装置と、従動作軸側に配置され当該従動作軸を駆動する従軸モータを前記主動作軸の位置である主軸位置に同期するように制御する従軸駆動制御装置と、前記主軸側装置と前記従軸駆動制御装置との間を接続するシリアルネットワークであるデータ転送手段とを備える同期制御装置であって、
    前記主軸側装置は、
    前記主動作軸の位置である主軸位置を検出する主軸位置検出手段と、前記主動作軸に与えられる位置指令と検出された前記主軸位置との差である主軸位置偏差を求める主軸位置偏差検出手段と、前記主動作軸の速度である主軸速度を検出する主軸速度検出手段と、検出された前記主軸速度に基づき前記主動作軸の加速度である主軸加速度を検出する主軸加速度検出手段と、検出された前記主軸加速度と前記データ転送手段を介して前記主軸データを転送するのに要する転送時間との積を前記主軸速度に加算して補正主軸速度を生成する主軸速度補正手段と、検出された前記主軸位置偏差の微分値と前記転送時間との積を前記主軸位置偏差に加算して補正主軸位置偏差を生成する主軸位置偏差補正手段と、検出された前記主軸加速度、前記補正主軸位置偏差及び前記補正主軸速度を含む主軸データを前記データ転送手段に与える手段とを備え、
    前記従軸駆動制御装置は、
    前記主動作軸に与えられる前記位置指令から前記データ転送手段から受け取った前記補正主軸位置偏差を減じた値を前記従動作軸の位置指令とし当該位置指令と前記従動作軸の検出位置とに基づいて速度指令を生成する位置制御手段と、前記速度指令と前記データ転送手段から受け取った前記前記補正主軸速度との和から前記従軸速度を減じて電流指令を生成する速度制御手段と、前記電流指令と前記データ転送手段から受け取った前記主軸加速度に所定の係数を乗じた値との和に基づき前記従軸モータへの供給電流を制御する電流制御手段とを備える
    ことを特徴とする同期制御装置。
  9. 前記従軸駆動制御装置は、前記データ転送手段とのインタフェース部分及び前記主動作軸に与えられる位置指令を受け取るインタフェース部分に、動作比率を乗算する手段を備えることを特徴とする請求項7または8に記載の同期制御装置。
  10. 前記主軸加速度検出手段は、前記主軸速度を微分する微分器と、前記微分器の出力信号から高域成分を除去するローパスフィルタとを備えていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の同期制御装置。
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