JP4467623B2 - アップデート管理プログラム、管理ノード、アップデート管理方法、およびクラスタシステム - Google Patents

アップデート管理プログラム、管理ノード、アップデート管理方法、およびクラスタシステム Download PDF

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Description

本発明はアップデート管理プログラム、管理ノード、アップデート管理方法、およびクラスタシステムに関し、特に遠隔操作によりプログラムのアップデートを行うアップデート管理プログラム、管理ノード、アップデート管理方法、およびクラスタシステムに関する。
複数のコンピュータを接続したクラスタシステムは、運用を停止せずにクラスタを構成するコンピュータ(以下、ノードと呼ぶ)のメンテナンスが行われる。ノードのメンテナンスの1つとして、プログラムのアップデートがある。
コンピュータに実装されるソフトウェアのプログラムは、様々な理由で適宜アップデートされる。例えば、バグ(プログラムの誤りや不具合)を修正するためのアップデート、機能を拡張するためのアップデート、セキュリティーホールを塞ぐ(システムの安全性に関する弱点を取り除くこと)ためのアップデートなどである。
クラスタシステムのような複数のノードが連携して動作するシステムに実装されるプログラムの中には、すべてのノードでバージョン(版数)が揃っているべきものがある。そのようなプログラムをアップデートする場合、アップデートのタイミングを同期させる必要がある。そこで、すべてのエージェントに対して構成変更に必要な構成情報を配信完了後に、構成変更開始の指示情報を各エージェントに配信する技術が考えられている(例えば、特許文献1参照)。この技術を用いれば、構成変更のタイミングを同期させることができる。
特開平10−334020号公報
しかし、アップデートの対象となるプログラムやアップデートの内容によっては、すべてのノードで完全に同期してアップデート処理を行うことが不適切な場合もある。例えば、アップデートの内容によっては、プログラムの再起動やOSのリブートが必要な場合がある。このようなアップデート処理をクラスタシステム内のすべてのノードで同時に実行すると、サービスが一時的に停止する。その結果、多重障害が発生した場合と同様の事態を招くこととなる。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、すべての管理対象ノードが同時にプログラムのアップデートを開始することによる多重障害の発生を防止できるアップデート管理プログラム、管理ノード、アップデート管理方法、およびクラスタシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、クラスタシステムを構成し、最新のプログラムのコピーおよびコピーした最新のプログラムの有効化によりプログラムのアップデートを行う複数の管理対象ノードに実装されているプログラムのアップデートの時期を、管理対象ノードとネットワークを介して接続されたコンピュータに管理させるアップデート管理プログラムが提供される。このアップデート管理プログラムを実行するコンピュータは、複写元プログラム記憶手段、アップデート管理情報記憶手段、プログラム取得状態管理手段、グループ選択手段、アップデート指示手段および完了通知取得手段として機能する。複写元プログラム記憶手段は、最新のプログラムを記憶する。アップデート管理情報記憶手段は、複数の管理対象ノードが複数のグループに分かれて登録されており、各グループに対してアップデート順が定義されており、かつ、複写元プログラム記憶手段に記憶された最新のプログラムが未取得であることが初期状態として設定されたプログラム取得状態情報が各管理対象ノードに対応付けて設定されたアップデート管理テーブルを記憶する。プログラム取得状態管理手段は、管理対象ノードから複写元プログラム記憶手段に記憶された最新のプログラムを取得したことを示すプログラム取得通知を受け付け、アップデート管理テーブルにおけるプログラム取得通知を送信した管理対象ノードに対応するプログラム取得状態情報を、取得済に変更する。グループ選択手段は、プログラムのアップデート指示に応答して、アップデート管理情報記憶手段を参照し、すべての管理対象ノードのプログラム取得状態情報が取得済になった場合に、最もアップデート順が早いグループを最初に選択し、その後、直前に選択したグループに属するすべての管理対象ノードのアップデート処理が完了するごとに、アップデート順に従って各グループを順番に選択する。アップデート指示手段は、アップデート管理テーブルを参照し、グループ選択手段で選択したグループに属する管理対象ノードに対して、その管理対象ノードが記憶するプログラムに対するその管理対象ノードが記憶する最新のプログラムの有効化を指示するアップデート要求を送信する。完了通知取得手段は、アップデート要求を送信した各管理対象ノードからアップデート完了通知を受け付け、アップデート完了通知を送信した管理対象ノードのアップデート処理が完了したことをグループ選択手段に通知する。
また、上記課題を解決するために、上記アップデート管理プログラムを実行するコンピュータと同様の機能を有する管理ノードが提供される。
また、上記課題を解決するために、上記アップデート管理プログラムを実行するコンピュータと同様の処理を行うアップデート管理方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、最新のプログラムのコピーおよびコピーした最新のプログラムの有効化によりプログラムのアップデートを行う複数の管理対象ノードと管理ノードとがネットワークを介して接続されたクラスタシステムが提供される。複数の管理対象ノードは、プログラム記憶手段およびアップデート手段を具備する。プログラム記憶手段は、アップデート対象のプログラムと最新のプログラムとを記憶する。アップデート手段は、管理ノードからアップデート要求を受信すると、プログラム記憶手段に記憶されたアップデート対象のプログラムに対して、プログラム記憶手段に記憶された最新のプログラムを有効化し、アップデートが完了したことを示すアップデート完了通知を管理ノードに送信する。管理ノードは、複写元プログラム記憶手段、アップデート管理情報記憶手段、プログラム取得状態管理手段、グループ選択手段、アップデート指示手段および完了通知取得手段を具備する。複写元プログラム記憶手段は、最新のプログラムを記憶する。アップデート管理情報記憶手段は、複数の管理対象ノードが複数のグループに分かれて登録されており、各グループに対してアップデート順が定義されており、かつ、複写元プログラム記憶手段に記憶された最新のプログラムが未取得であることが初期状態として設定されたプログラム取得状態情報が各管理対象ノードに対応付けて設定されたアップデート管理テーブルを記憶する。プログラム取得状態管理手段は、管理対象ノードから複写元プログラム記憶手段に記憶された最新のプログラムを取得したことを示すプログラム取得通知を受け付け、アップデート管理テーブルにおけるプログラム取得通知を送信した管理対象ノードに対応するプログラム取得状態情報を、取得済に変更する。グループ選択手段は、プログラムのアップデート指示に応答して、アップデート管理情報記憶手段を参照し、すべての管理対象ノードのプログラム取得状態情報が取得済になった場合に、最もアップデート順が早いグループを最初に選択し、その後、直前に選択したグループに属するすべての管理対象ノードのアップデート処理が完了するごとに、アップデート順に従って各グループを順番に選択する。アップデート指示手段は、アップデート管理テーブルを参照し、グループ選択手段で選択したグループに属する管理対象ノードに対して、プログラムのアップデート要求を送信する。完了通知取得手段は、アップデート要求を送信した各管理対象ノードからアップデート完了通知を受け付け、アップデート完了通知を送信した管理対象ノードのアップデート処理が完了したことをグループ選択手段に通知する。
上記管理ノードにより、直前のグループのアップデートの完了を待って、次の順番のグループの管理対象ノードにおいてプログラムのアップデートが実行され、すべての管理対象ノードが同時にアップデートを開始することによる多重障害の発生を防止できる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、実施の形態の概要を示す図である。クラスタシステムは、管理ノード1と複数の管理対象ノード2〜7で構成される。管理ノード1は、クラスタシステムを構成する複数の管理対象ノードに実装されているプログラムのアップデートの時期を管理するために、アップデート管理情報記憶手段1a、グループ選択手段1b、アップデート指示手段1c、および完了通知取得手段1dを有する。
アップデート管理情報記憶手段1aは、複数の管理対象ノード2〜7が複数のグループに分かれて登録されており、各グループに対してアップデート順が定義されたアップデート管理テーブル1aaを記憶する。図1の例では、管理対象ノード2〜4で構成されるグループのアップデート順が最も早い。その後、管理対象ノード5〜7で構成されるグループのアップデート順となる。なお、アップデート管理テーブル1aaには、図1に示すように、グループごとのアップデート順に加え、各グループに属するノードがアップデートを完了したか否かを示すアップデート状況を設定することができる。
グループ選択手段1bは、プログラムのアップデート指示に応答して、アップデート管理情報記憶手段1aを参照し、最初に最もアップデート順が早いグループを選択する。その後、グループ選択手段1bは、直前に選択したグループに属するすべての管理対象ノードのアップデート処理が完了するごとに、アップデート順に従って各グループを順番に選択する。なお、プログラムのアップデート指示は、例えば、管理者による操作入力によってグループ選択手段1bに入力される。また、管理者からの操作入力に基づいて、最新のプログラム(複写元プログラム)を所定の場所に登録したときに、プログラムの登録機能(複写元プログラム更新機能)からグループ選択手段1bに対してプログラムのアップデート指示を入力することもできる。
アップデート指示手段1cは、アップデート管理テーブル1aaを参照し、グループ選択手段1bで選択したグループに属する管理対象ノードに対して、プログラムのアップデート要求を送信する。例えば、グループ選択手段1bにおいて管理対象ノード2〜4が選択された場合、アップデート指示手段1cは、選択された管理対象ノード2〜4に対してアップデート要求を送信する。
完了通知取得手段1dは、アップデート指示手段1cがアップデート要求を送信した各管理対象ノードからアップデート完了通知を受け付け、アップデート完了通知を送信した管理対象ノードのアップデート処理が完了したことをグループ選択手段1bに通知する。なお、グループ選択手段1bへの通知処理は、アップデート管理テーブル1aaを介して行うことができる。すなわち、完了通知取得手段1dは、アップデート管理テーブル1aaにおけるアップデート完了通知を送信した管理対象ノードに対応するアップデート状況情報を、アップデート済に変更する。これにより、グループ選択手段1bは、アップデート管理情報記憶手段1aを参照した際に、アップデート完了通知を送信した管理対象ノードのアップデート処理が完了したことを認識できる(管理対象ノードのアップデート完了を示す通知を受け取ることができる)。
このような管理ノード1によれば、最初に最もアップデート順が早いグループに属する管理対象ノード2〜4に対してアップデート要求が送信される。その後、直前に選択したグループに属するすべての管理対象ノード2〜4のアップデート処理が完了するごとに、アップデート順に従って次の順番のグループに属する管理対象ノード5〜7に対してアップデート要求が送信される。その結果、すべての管理対象ノード2〜7に対して同時にアップデートが行われるということがなくなる。その結果、プログラムのアップデートに起因する多重障害の発生を防止できる。
また、本実施の形態によるアップデート処理の対象となるのは、主として、プログラムのアップデートの際にOS(Operating System)のリブートが必要となるプログラムや、プログラムのアップデートの際にそのプログラム自身のリスタートが必要となるプログラムである。このような、OSのリブートやプログラムのリスタートは、プログラムの動作環境の変更や、メモリに常駐させるプログラムの処理内容の変更のために必要な処理である。
アップデートの際にOSのリブートやプログラム自身のリスタートが必要となるプログラムとしては、各管理対象ノードにおける動作環境を制御するための制御プログラムがある。例えば、管理対象ノード間の負荷分散を行うとき、負荷情報を収集し、必要に応じて単位時間当たりの処理量を変更するための制御プログラムが使用される。また、データの冗長化のために、格納したデータのコピーを他の管理対象ノードに転送する場合、転送相手や転送場所を管理する制御プログラムが使用される。管理対象ノードにおいてこれらの制御プログラムが停止すると、その間、動作の信頼性が保てなくなるため、その管理対象ノードでの全体のサービスを停止する必要に迫られることがある。
そこで、制御プログラムをアップデートする場合を例にとって、実施の形態を具体的に説明する。なお、制御プログラムのアップデート処理は、大別して、プログラムのコピー段階(予備領域のプログラムの更新も含む)と、コピーした制御プログラムの有効化(予備領域のプログラムを運用状態とすること)段階とに分けることができる。プログラムのアップデートでは、有効化の際にOSのリブートやプログラムのリスタートが発生する。そのため、以下の実施の形態では、アップデート処理中の有効化の順番を制御することで、多重障害の発生を防止する。
図2は、本実施の形態のクラスタシステム構成例を示す図である。クラスタシステムでは、ネットワーク10を介して、クライアント端末21,22からの処理要求に応答して処理を実行する複数の管理対象ノード210,220,230,240,250,260が接続されている。これらの管理対象ノード210,220,230,240,250,260は、ネットワーク10を介して接続された管理ノード100によって制御プログラムのアップデート処理が制御される。
管理ノード100では、管理対象ノードIDによって各管理対象ノード210,220,230,240,250,260が識別される。管理対象ノード210のノードIDは「ノード#1」である。管理対象ノード220のノードIDは「ノード#2」である。管理対象ノード230のノードIDは「ノード#3」である。管理対象ノード240のノードIDは「ノード#4」である。管理対象ノード250のノードIDは「ノード#5」である。管理対象ノード260のノードIDは「ノード#6」である。
また、ネットワーク10には、複数のクライアント端末21,22が接続されている。クライアント端末21,22は、ユーザからの操作入力になどに応答して、いずれかの管理対象ノード210,220,230,240,250,260に対して処理要求を送信する。
クラスタシステムを構成する管理対象ノード210,220,230,240,250,260は、複数のグループに分けられている。図2の例では、3台の管理対象ノード210,220,230で1つのグループを構成している。このグループには、「グループ#1」というグループIDが付与されている。また、残る3台の管理対象ノード240,250,260で1つのグループを構成している。このグループには、「グループ#2」というグループIDが付与されている。グループ分けは、予め管理者によって管理ノード100に定義されている。
各グループには、同時に停止してもクラスタシステム全体としてのサービスが停止しない(多重障害とはならない)複数の管理対象ノードが属する。例えば、クラスタシステムにおいて複数のサービスが提供されており、各サービスが複数の管理対象ノードで提供されている場合がある。この場合、同一のサービスを提供する管理対象ノードが、すべてのグループに少なくとも1台ずつ含まれるようにグループ分けを行う。なお、すべての管理対象ノード210,220,230,240,250,260が同じサービスを提供するクラスタシステムの場合もある。このような場合であれば、グループ分けに際してサービスの内容を考慮する必要はない。
図3は、本実施の形態に用いる管理ノードのハードウェア構成例を示す図である。管理ノード100は、CPU(Central Processing Unit)101によって装置全体が制御されている。CPU101には、バス107を介してRAM(Random Access Memory)102、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)103、グラフィック処理装置104、入力インタフェース105、および通信インタフェース106が接続されている。
RAM102には、CPU101に実行させるOSのプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM102には、CPU101による処理に必要な各種データが格納される。HDD103には、OSやアプリケーションプログラムが格納される。
グラフィック処理装置104には、モニタ11が接続されている。グラフィック処理装置104は、CPU101からの命令に従って、画像をモニタ11の画面に表示させる。入力インタフェース105には、キーボード12とマウス13とが接続されている。入力インタフェース105は、キーボード12やマウス13から送られてくる信号を、バス107を介してCPU101に送信する。
通信インタフェース106は、ネットワーク10に接続されている。通信インタフェース106は、ネットワーク10を介して、他のコンピュータとの間でデータの送受信を行う。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。なお、図3には、管理ノード100のハードウェア構成を示しているが、他の管理対象ノード210,220,230,240,250,260やクライアント端末21,22も同様のハードウェア構成で実現することができる。
次に、管理ノード100と各管理対象ノード210,220,230,240,250,260が有する機能について説明する。
図4は、管理ノードと管理対象ノードとの機能を示すブロック図である。なお、図4には、複数の管理対象ノード210,220,230,240,250,260のうち、管理対象ノード210の機能を代表で示している。他の管理対象ノード220,230,240,250,260の機能も、管理対象ノード210と同様である。
管理ノード100は、複写元プログラム記憶部110、アップデート管理情報記憶部120、複写元プログラム更新部130、および有効化制御部140を有している。
複写元プログラム記憶部110は、クラスタシステム内の各管理対象ノード220,230,240,250,260に導入すべき最新の制御プログラム111を記憶するための記憶機能である。例えば、HDD103の記憶領域の一部が、複写元プログラム記憶部110として使用される。
アップデート管理情報記憶部120は、各管理対象ノード210,220,230,240,250,260で実行される制御プログラムのアップデート処理の実行順や処理状況などに関する情報を記憶するための記憶機能である。例えば、HDD103の記憶領域の一部が、アップデート管理情報記憶部120として使用される。なお、アップデート管理情報記憶部120には、各管理対象ノードが属するグループが設定されており、グループごとにアップデート処理の実行順が設定されている。
複写元プログラム更新部130は、管理者からの操作入力に応答して、制御プログラム111を複写元プログラム記憶部110に格納する。制御プログラム111は、例えば、ネットワーク10を介して複写元プログラム記憶部110に転送される。また、複写元プログラム更新部130は、管理ノード100内に設けられたエディタやコンパイラ(図示せず)などにより作成された制御プログラム111を、複写元プログラム記憶部110に格納することもできる。複写元プログラム更新部130は、最新の制御プログラム111を複写元プログラム記憶部110に格納した場合、その旨を有効化制御部140に通知する。
有効化制御部140は、各管理対象ノード210,220,230,240,250,260は、複写元プログラム記憶部110に格納された制御プログラム111の有効化を指示する(有効化要求を送信する)。すなわち、有効化制御部140は、図1に示したグループ選択手段1b、アップデート指示手段1c、および完了通知取得手段1dの機能を備えている。なお、図4に示すシステムでは、予め最新の制御プログラムを管理対象ノード210,220,230,240,250,260にコピーしている。これにより、管理ノード100では、有効化の時期を制御すればよい。そのため、有効化制御部140では、図1の説明で説明したアップデート要求に代えて、有効化要求を管理対象ノード210,220,230,240,250,260に送信する。アップデート要求と有効化要求とは、共に最新の制御プログラムで運用を開始するタイミングを指示する情報である。
具体的には、有効化制御部140は、複写元プログラム更新部130から最新の制御プログラム111を複写元プログラム記憶部110に格納した旨の通知を受け取ると、アップデート管理情報記憶部120に格納されているアップデート管理情報を初期化する。その後、有効化制御部140は、各管理対象ノード210,220,230,240,250,260から複写元プログラムのコピー完了通知を受け取る。コピー完了通知を受け取った有効化制御部140は、どの管理対象ノードからコピー完了通知を受け取ったのかを示す情報を、アップデート管理情報記憶部120に格納する。
すべての管理対象ノード210,220,230,240,250,260からコピー完了通知を受け取ると、有効化制御部140は、アップデート管理情報記憶部120に設定されている順番で、各管理対象ノードに対して制御プログラム111の有効化を指示する。この際、先の順番のグループ内のすべての管理対象ノードで有効化処理が完了したことを確認後、次の順番のグループに属する各管理対象ノードに対して有効化を指示する。各管理対象ノードの有効化が完了したか否かは、有効化を指示した管理対象ノードから返される有効化完了通知によって認識できる。
なお、有効化制御部140は、各管理対象ノードの有効化の完了の有無を、アップデート管理情報記憶部120を用いて管理する。すなわち、有効化制御部140は、管理対象ノードから有効化完了通知を受け取ると、どの管理対象ノードから有効化完了通知を受け取ったのかを示す情報を、アップデート管理情報記憶部120に格納する。
管理対象ノード210は、2つのプログラム記憶部211,212、複写元プログラム取得部213、および有効化部214を有している。
プログラム記憶部211は、運用中の制御プログラム211aを記憶するための記憶機能である。例えば、管理対象ノード210内のHDDの記憶領域の一部がプログラム記憶部211として使用される。図4の例では、運用中の制御プログラム211aの版数は「Ver.1」である。
プログラム記憶部212は、予備の制御プログラム212aを記憶するための記憶機能である。例えば、管理対象ノード210内のHDDの記憶領域の一部がプログラム記憶部212として使用される。管理ノード100から取得した制御プログラム111のコピーは、予備領域であるプログラム記憶部212に格納される。
複写元プログラム取得部213は、定期的に管理ノード100の複写元プログラム記憶部110内を参照する。そして、複写元プログラム記憶部110内に最新の制御プログラム111が格納されていた場合、複写元プログラム取得部213は、その制御プログラム111のプログラム記憶部212に格納する。
有効化部214は、管理ノード100からの有効化の指示に応答して、予備領域であるプログラム記憶部212に格納されている予備の制御プログラムの有効化を行う。予備の制御プログラムの有効化処理では、運用中の制御プログラム211aの機能停止、予備の制御プログラムの起動などが行われる。また、必要に応じて、管理対象ノード210のOSのリブートが行われる場合もある。なお、OSがリブートされた場合、有効化部214や複写元プログラム取得部213は、OSのリブート完了後に自動的に起動される。
なお、管理ノード100の複写元プログラム記憶部110に格納される最新の制御プログラム111は、必要なプログラムがすべて含まれている場合と、差分のみの場合とがある。差分のみの制御プログラム111とは、欠陥の修正などのためのパッチファイルや、機能を拡張するためのアドオンプログラムなどである。パッチファイルやアドオンプログラムが複写元プログラム記憶部110に格納されていた場合、管理対象ノード210の複写元プログラム取得部213は、取得したパッチファイルやアドオンプログラムを用いて、予備領域であるプログラム記憶部212内の制御プログラム212aを更新する。この更新処理により、プログラム記憶部212内の制御プログラムの版数が最新となる。
また、図4では、1つの制御プログラム111のみが示されているが、複数のプログラムを格納しておき、複数のプログラムのアップデートをまとめて実行することもできる。その場合、例えば、各プログラムの版数を示す版数管理テーブルを複写元プログラム記憶部110内に設けておく。版数管理テーブルには、格納されているプログラムの識別情報(例えば、ソフトウェア名)、プログラムが格納されたファイルの識別情報(例えば、ファイル名と格納場所)、およびプログラムの版数が対応づけて登録される。この場合、管理対象ノード210のプログラム記憶部211,212内にも、該当する記憶領域に格納されているプログラムを管理するための同様の版数管理テーブルを格納しておく。そして、複写元プログラム取得部213は、複写元プログラム記憶部110内の版数管理テーブルと予備領域であるプログラム記憶部212内の版数管理テーブルとを比較することで、最新のプログラムが複写元プログラム記憶部110に格納されているか否かを判断する。
次に、アップデート管理情報記憶部120内のデータ構造について説明する。
図5は、アップデート管理情報記憶部のデータ構造例を示す図である。アップデート管理情報記憶部120には、アップデート管理テーブル121が格納されている。アップデート管理テーブル121は、制御プログラムのアップデート処理に関する情報が登録されたデータテーブルである。アップデート管理テーブル121には、グループID、有効化順、ノードID、コピー状況、および有効化状況の欄が設けられている。
グループIDの欄には、クラスタシステム内の複数の管理対象ノードで構成される各グループの識別情報(グループID)が設定される。
有効化順の欄には、各グループに対して制御プログラムのアップデート処理を実行する順番が設定される。
ノードIDの欄には、各管理対象ノードの識別情報(ノードID)が設定される。
コピー状況の欄には、管理対象ノードごとに、複写元となる制御プログラムのコピーが完了したか否かを示す情報が設定される。コピーが完了した管理対象ノードに対して「済」と設定され、コピーが未完了の管理対象ノードに対して「未」と設定される。
有効化状況の欄には、管理対象ノードごとに、最新の制御プログラムの有効化が完了したか否かを示す情報が設定される。有効化が完了した管理対象ノードに対して「済」と設定され、有効化が未完了の管理対象ノードに対して「未」と設定される。
なお、アップデート管理テーブル121において、グループID、有効化順、およびノードIDの欄の値は、システムの管理者によって予め設定され、初期化処理においても値は維持される。コピー状況、有効化状況の値は、初期化によってすべての「未」に変更され、有効化制御部140によって適宜「済」に変更される。
以上のような構成のシステムによって、制御プログラムのアップデートが行われる。制御プログラムをアップデートする場合、管理者は、最新の制御プログラム111を管理ノード100に対して入力する。すると、複写元プログラム更新部130は、制御プログラム111を複写元プログラム記憶部110に格納する。
各管理対象ノード210,220,230,240,250,260は、管理ノード100の複写元プログラム記憶部110を参照して、制御プログラム111のコピーを自己のプログラム記憶領域に格納する。
図6は、各管理対象ノードにおける制御プログラムコピー処理手順を示すフローチャートである。以下、図6に示す処理をステップ番号に沿って説明する。なお、この処理は、予め設定された所定の間隔で実行される。
[ステップS11]管理対象ノード210の複写元プログラム取得部213は、管理ノード100の制御プログラム版数を調べる。具体的には、複写元プログラム取得部213は、管理ノード100内の複写元プログラム記憶部110にアクセスし、複写元プログラム記憶部110に格納されている制御プログラム111の版数を取得する。なお、制御プログラム111の版数は、例えば、制御プログラム111が格納されたファイルのプロパティ(ファイルの属性を示す情報)に設定しておくことができる。この場合、複写元プログラム取得部213は、制御プログラム111のプロパティを参照し、版数情報を取得する。また、制御プログラム111が格納されたファイルの名称に版数を示す文字列を含めておくこともできる。その場合、複写元プログラム取得部213は、ファイルの名称から版数を示す文字列を抽出する。
[ステップS12]複写元プログラム取得部213は、複写元プログラム取得部213内の制御プログラム111が、最新のものに更新されているか否かを判断する。具体的には、複写元プログラム取得部213は、運用中の制御プログラム211aの版数を調べ、ステップS11で取得した制御プログラム111の版数を比較する。そして、制御プログラム111の版数の方が後の版数であれば、複写元プログラム取得部213は、最新のものに更新されていると判断する。一方、比較の結果、版数が同じであるか、あるいは制御プログラム111の版数の方が前の版数であれば、複写元プログラム取得部213は、最新のものに更新されていないと判断する。制御プログラム111が更新されている場合、処理がステップS13に進められる。制御プログラム111が更新されていない場合、処理が終了する。
[ステップS13]複写元プログラム取得部213は、予備領域(プログラム記憶部212)の制御プログラムを更新する。具体的には、複写元プログラム取得部213は、管理ノード100の複写元プログラム記憶部110に格納された制御プログラム111のコピーを取得し、コピーされた制御プログラムをプログラム記憶部212に格納する。その際、複写元プログラム取得部213は、プログラム記憶部212に格納されていた古い版数の制御プログラム212aを削除する。
[ステップS14]複写元プログラム取得部213は、コピー完了通知を管理ノード100に対して送信する。
このようにして、管理対象ノード210において最新の制御プログラム111を取得し、予備領域であるプログラム記憶部212内の制御プログラムを更新することができる。なお、図6の説明では、管理対象ノード210が実行するものとして説明しているが、他の管理対象ノード220,230,240,250,260でも同様の処理が実行される。
次に、各管理対象ノード210,220,230,240,250,260において行われる制御プログラムの有効化処理について説明する。
図7は、各管理対象ノードにおける有効化処理の手順を示すフローチャートである。以下、図7に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS21]管理対象ノード210の有効化部214は、管理ノード100から有効化要求を受け取ると、予備領域であるプログラム記憶部212内の制御プログラムの有効化処理を行う。具体的には、有効化部214は、まず運用中のプログラム記憶部211内の制御プログラム211の動作を停止させる。次に有効化部214は、予備領域であるプログラム記憶部212に格納されている制御プログラム212aを起動する。この際、OSのリブートが必要であればOSのリブート後に、制御プログラム212aが起動される。これにより、予備領域として使用していたプログラム記憶部212は、運用領域となる。
[ステップS22]有効化部214は、新たに予備領域として使用するプログラム記憶領域を作成し、新たなプログラム記憶領域に運用中の制御プログラムをコピーする。この際、プログラム記憶部211に格納されている旧版の制御プログラム211aを削除し、プログラム記憶部211を新たな予備領域とすることもできる。
[ステップS23]有効化部214は、有効化完了通知を管理ノード100に送信する。
このようにして、有効化要求に応じて、予備領域に記憶されていた制御プログラムを有効化することができる。
次に、管理ノード100における制御プログラムのアップデート制御処理について説明する。
図8は、管理ノードにおける制御プログラムのアップデート制御処理の手順を示すフローチャートである。以下、図8に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS31]管理ノード100の複写元プログラム更新部130は、複写元となる制御プログラムを更新する。具体的には、複写元プログラム更新部130は、管理者からの操作入力に応答して、最新の制御プログラム111を複写元プログラム記憶部110内に格納する。そして、複写元プログラム更新部130は、有効化制御部140に対して、制御プログラムの更新を行った旨を通知する。
[ステップS32]有効化制御部140は、アップデート管理情報記憶部120内のアップデート管理テーブル121を初期化する。初期化によって、アップデート管理テーブル121のコピー状況と有効化状況との欄のすべての値が「未」となる。
[ステップS33]有効化制御部140は、各管理対象ノード210,220,230,240,250,260からコピー完了通知を取得したか否かを判断する。コピー完了通知を取得した場合、処理がステップS34に進められる。コピー完了通知を取得していない場合、ステップS33の処理が繰り返され、コピー完了通知が送られるのを待つ。
[ステップS34]有効化制御部140は、コピー完了通知を送信した管理対象ノードのコピー状況を更新する。具体的には、有効化制御部140は、アップデート管理テーブル121において、コピー完了通知の送信元である管理対象ノードのコピー状況の値を「済」に変更する。
[ステップS35]有効化制御部140は、すべての管理対象ノードでコピーが完了したか否かを判断する。具体的には、有効化制御部140は、アップデート管理テーブル121を参照し、コピー状況の欄のすべての値が「済」になっていれば、すべての管理対象ノードでコピーが完了したと判断する。また、有効化制御部140は、コピー状況の欄に「未」の値が残っている場合、コピー未完了の管理対象ノードがあると判断する。すべての管理対象ノードでコピーが完了した場合、処理がステップS36に進められる。コピー未完了の管理対象ノードがある場合、処理がステップS33に進められる。
[ステップS36]有効化制御部140は、すべての管理対象ノードにおいて最新の制御プログラムのコピーが完了した場合、コピーした制御プログラムを有効化していないグループがあるか否かを判断する。具体的には、有効化制御部140は、アップデート管理テーブル121を参照し、有効化状況の欄のすべての値が「済」になっていれば、すべての管理対象ノードで有効化が完了していると判断する。また、有効化制御部140は、有効化状況の欄に「未」の値が残っている場合、有効化状況が「未」の管理対象ノードが属するグループに対して有効化を行っていないと判断する。有効化していないグループがある場合、処理がステップS37に進められる。すべてのグループの有効化が完了していれば、処理が終了する。
[ステップS37]有効化制御部140は、有効化順に従って、有効化していないグループのうち最も優先順位の高いグループを選択する。具体的には、有効化制御部140は、アップデート管理テーブル121を参照し、有効化状況が「未」のままの管理対象ノードを有しているグループのうち、有効化順の値が最も小さいグループを選択する。
[ステップS38]有効化制御部140は、ステップS37で選択したグループ内のすべての管理対象ノードに対して、有効化要求を送信する。
[ステップS39]有効化制御部140は、有効化要求を送信した管理対象ノードから有効化完了通知を受け取ったか否かを判断する。有効化完了通知を受け取った場合、処理がステップS40に進められる。有効化完了通知を受け取っていなければ、ステップS39の処理を繰り返し、有効化完了通知が管理対象ノードから送られるのを待つ。
[ステップS40]有効化制御部140は、有効化状況を更新する。具体的には、有効化制御部140は、アップデート管理テーブル121内の有効化完了通知の送信元の管理対象ノードに対応する有効化状況を、「済」に変更する。
[ステップS41]有効化制御部140は、ステップS37で選択したグループ内のすべての管理対象ノードで有効化が完了したか否かを判断する。具体的には、有効化制御部140は、アップデート管理テーブル121を参照し、ステップS37で選択したグループに属するすべての管理対象ノードの有効化状況が「済」になっている場合、すべての管理対象ノードで有効化が完了したと判断する。少なくとも1つの管理対象ノードの有効化状況が「未」であれば、有効化未完了の管理対象ノードがあると判断する。すべての管理対象ノードの有効化が完了していれば、処理がステップS36に進められる。有効化が未完了の管理対象ノードがあれば、処理がステップS39に進められる。
このようにして、グループごとに順番に制御プログラムのアップデートが可能となる。以下、図9、図10を参照して、制御プログラムをアップデート例について説明する。
図9は、制御プログラムのアップデート状況を示す第1の図である。第1の状態(ST1]は、制御プログラムのアップデート前の状態を示している。アップデート前は、管理ノード100には、版数が「Ver.1」の制御プログラム112が格納されている。
グループID「グループ#1」の管理対象ノード210の運用領域であるプログラム記憶部211には、版数が「Ver.1」の制御プログラム211aが格納されている。管理対象ノード210の予備領域であるプログラム記憶部212には版数が「Ver.1」の制御プログラム212aが格納されている。グループID「グループ#1」に属する他の管理対象ノード220,230の運用領域と予備領域とにも、管理対象ノード210と同じ版数の制御プログラムが格納されている。
グループID「グループ#2」の管理対象ノード240の運用領域であるプログラム記憶部241には、版数が「Ver.1」の制御プログラム241aが格納されている。管理対象ノード240の予備領域であるプログラム記憶部242には版数が「Ver.1」の制御プログラム242aが格納されている。グループID「グループ#2」に属する他の管理対象ノード250,260の運用領域と予備領域とにも、管理対象ノード240と同じ版数の制御プログラムが格納されている。
このような状態から、制御プログラムの版数を、「Ver.2」にアップデートするものとする。その場合、管理者が、管理ノード100の制御プログラム112を更新する。
第2の状態(ST2)は、管理ノード100の制御プログラム更新後の状態を示している。管理ノード100では、複写元プログラム記憶部110内に版数「Ver.2」の制御プログラム111が格納されている。
管理ノード100の制御プログラム111が更新されると、各管理対象ノード210,220,230,240,250,260が独自に、管理ノード100内の制御プログラム111の版数と、自己の予備領域の制御プログラムの版数とを比較する。そして、各管理対象ノード210,220,230,240,250,260は、管理ノード100の制御プログラム111の版数が高いことを認識する。そして、各管理対象ノード210,220,230,240,250,260は、最新の版数の制御プログラム111のコピーを取得し、自己の予備領域の制御プログラムを更新する。
第3の状態(ST3)は、各管理対象ノード210,220,230,240,250,260の予備領域の制御プログラム更新後の状態を示す図である。グループID「グループ#1」の管理対象ノード210の予備領域であるプログラム記憶部212は、版数が「Ver.2」の制御プログラム212bに更新されている。グループID「グループ#1」に属する他の管理対象ノード220,230の予備領域の制御プログラムも、管理対象ノード210と同じ版数に更新されている。
グループID「グループ#2」の管理対象ノード240の予備領域であるプログラム記憶部242は、版数が「Ver.2」の制御プログラム242bに更新されている。グループID「グループ#2」に属する他の管理対象ノード250,260の予備領域の制御プログラムも、管理対象ノード240と同じ版数に更新されている。
すべての管理対象ノード210,220,230,240,250,260の予備領域に最新の制御プログラムが格納されると、管理ノード100からの制御に基づいて、各グループの優先順に従って、グループごとに最新の制御プログラムが有効化される。
図10は、制御プログラムのアップデート状況を示す第2の図である。第4の状態(ST4)では、グループID「グループ#1」の管理対象ノード210において、第3の状態(ST3)では予備領域であったプログラム記憶部212が運用領域に変更され、第3の状態(ST3)では運用領域であったプログラム記憶部211が予備領域に変更されている。予備領域となったプログラム記憶部211の制御プログラムは、最新の版数「Ver.2」の制御プログラム211bに更新されている。グループID「グループ#1」のグループに属する他の管理対象ノード220,230においても、同様に最新の制御プログラムの有効化処理が行われる。
優先順位が高いグループID「グループ#1」のすべての管理対象ノード210,220,230における有効化処理が完了すると、管理ノード100からの指示に基づいて、別のグループの各管理対象ノード240,250,260においても有効化処理が行われる。
第5の状態(ST5)では、グループID「グループ#2」の管理対象ノード240において、第4の状態(ST4)では予備領域であったプログラム記憶部242が運用領域に変更され、第4の状態(ST4)では運用領域であったプログラム記憶部241が予備領域に変更されている。予備領域となったプログラム記憶部241の制御プログラムは、最新の版数「Ver.2」の制御プログラム241bに更新されている。グループID「グループ#2」のグループに属する他の管理対象ノード250,260においても、同様に最新の制御プログラムの有効化処理が行われる。
以上説明したように、本実施の形態では、クラスタシステムを構成する複数の管理対象ノードを複数のグループに分け、グループごとに順番に制御プログラムのアップデートを行うようにした。この際、先にアップデートを実行するグループのすべての管理対象ノードでアップデート処理が完了したことを確認した後、次のグループに属する管理対象ノードのアップデート処理を行う。これにより、同一サービスを提供するすべての管理対象ノードが同時にリブートされることを防止できる。その結果、サービスを停止させずに制御プログラムのアップデートが可能となる。
しかも、予め制御プログラムを管理対象ノードにコピーしておくことにより、管理ノードからのアップデートの指示(有効化要求)を受けた管理対象ノードでの処理時間を短縮できる。その結果、異なるグループ間で制御プログラムの版数が不一致となる期間を最小限に抑えることができる。
なお、一般のプログラムのアップデートでは、運用中のプログラムを停止し、そのプログラムを削除した後、新しいプログラムを有効化する。すると、運用中のプログラムの削除の時間だけ、プログラムアップデート処理に時間が余分にかかることとなる。本実施の形態では、予備領域の制御プログラムを有効化(図7のステップS21)した後、以前運用していた制御プログラムの削除などの処理(ステップS22)を行う。これにより、制御プログラムのアップデートのために制御プログラムの動作が停止する時間が短縮される。
また、上記の実施の形態では、各管理対象ノード210,220,230,240,250,260が、定期的に制御プログラムの更新の有無をチェックしているが、更新の有無を管理ノード100から通知してもよい。例えば、管理ノード100の有効化制御部140は、複写元プログラム更新部130から最新の制御プログラムを更新した旨の通知を受けると、各管理対象ノード210,220,230,240,250,260に対して、制御プログラムのコピー要求を送信する。管理対象ノード210の複写元プログラム取得部213は、コピー要求に応答して、管理ノード100の複写元プログラム記憶部110内の制御プログラム111のコピーを、予備領域であるプログラム記憶部212に格納する。他の管理対象ノード220,230,240,250,260も同様に、コピー要求に応答して制御プログラムのコピーを取得する。
また、すべての管理対象ノード210,220,230,240,250,260において最新の制御プログラムのコピーが完了したことを管理ノード100が確認せずに、管理ノード100から有効化要求を送信することもできる。すなわち、図8の処理では、ステップS33〜S35の処理で、すべての管理対象ノード210,220,230,240,250,260で制御プログラムのコピーが完了したことを確認しているが、この確認処理を省略することができる。その場合、図8の処理は、ステップS32が終了すると、ステップS36に処理が移行する。一方、各管理対象ノード210,220,230,240,250,260では、有効化要求を受信した際に、最新の制御プログラムのコピーが完了しているか否かを確認する。そして、各管理対象ノード210,220,230,240,250,260は、コピーが未完了であれば、管理ノード100から最新の制御プログラムを取得後、有効化処理を実行する。
図11は、有効化時に制御プログラムを取得する有効化処理の手順を示すフローチャートである。以下、図11に示す処理をステップ番号に沿って説明する。この処理は、管理ノード100から送信された有効化要求を受信した管理対象ノード(以下の説明では管理対象ノード210)において実行される。なお、管理ノード100から送信される有効化要求には、最新の制御プログラムの版数情報が含まれているものとする。
[ステップS51]管理対象ノード210の有効化部214は、有効化要求で指定された版数の制御プログラムが、予備領域であるプログラム記憶部212に格納されているか否かを判断する。格納されていれば、処理がステップS55に進められる。格納されていなければ、処理がステップS52に進められる。
[ステップS52]有効化部214は、複写元プログラム取得部213に対して、最新の制御プログラムの取得を依頼する。複写元プログラム取得部213は、管理ノード100内の制御プログラム111の版数を調べる。
[ステップS53]複写元プログラム取得部213は、管理ノード100において制御プログラムが更新されているか否かを判断する。具体的には、複写元プログラム取得部213は、管理ノード100の複写元プログラム記憶部110内の制御プログラムの版数が、有効化要求で指定された版数と一致するか否かにより、更新の有無を判断する。制御プログラムが更新されている場合、処理がステップS54に進められる。更新されていない場合、処理が終了する。
[ステップS54]複写元プログラム取得部213は、予備領域(予備用のプログラム記憶部212)の制御プログラムを更新する。具体的には、複写元プログラム取得部213は、管理ノード100の複写元プログラム記憶部110に格納された制御プログラム111のコピーを取得し、コピーされた制御プログラムをプログラム記憶部212に格納する。その際、複写元プログラム取得部213は、プログラム記憶部212に格納されていた古い版数の制御プログラム212aを削除する。
[ステップS55]有効化部214は、予備用のプログラム記憶部212内の制御プログラムの有効化処理を行う。具体的には、有効化部214は、まず運用中のプログラム記憶部211内の制御プログラム211の動作を停止させる。次に有効化部214は、予備のプログラム記憶部212に格納されている制御プログラム212aを起動する。この際、OSのリブートが必要であればOSのリブート後に、制御プログラム212aが起動される。これにより、予備領域として使用していたプログラム記憶部212は、運用領域となる。
[ステップS56]有効化部214は、新たに予備領域として使用するプログラム記憶領域を作成し、新たなプログラム記憶領域に運用中の制御プログラムをコピーする。
[ステップS57]有効化部214は、有効化完了通知を管理ノード100に送信する。
このようにして、有効化要求に応じて、最新の制御プログラムを取得し、取得した制御プログラムを有効化することができる。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、管理ノード100や各管理対象ノード210,220,230,240,250,260が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、HDD、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disc)などがある。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
なお、本発明は、上述の実施の形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることができる。
以上説明した実施の形態の主な技術的特徴は、以下の付記の通りである。
(付記1) クラスタシステムを構成する複数の管理対象ノードに実装されているプログラムのアップデートの時期をコンピュータに管理させるアップデート管理プログラムであって、
コンピュータを、
前記プログラムのアップデート指示に応答して、前記複数の管理対象ノードが複数のグループに分かれて登録されており、各グループに対してアップデート順が定義されたアップデート管理テーブルを記憶するアップデート管理情報記憶手段を参照し、最もアップデート順が早いグループを最初に選択し、その後、直前に選択したグループに属するすべての管理対象ノードのアップデート処理が完了するごとに、アップデート順に従って各グループを順番に選択するグループ選択手段、
前記アップデート管理テーブルを参照し、前記グループ選択手段で選択したグループに属する管理対象ノードに対して、プログラムのアップデート要求を送信するアップデート指示手段、
前記アップデート要求を送信した各管理対象ノードからアップデート完了通知を受け付け、前記アップデート完了通知を送信した管理対象ノードのアップデート処理が完了したことを前記グループ選択手段に通知する完了通知取得手段、
として機能させるアップデート管理プログラム。
(付記2) 前記アップデート管理テーブルには、アップデートが未完了であることが初期状態として設定されたアップデート状況情報が、各管理対象ノードに対応付けて設定されており、
前記グループ選択手段は、前記アップデート管理テーブルを参照し、直前に選択したグループに属するすべての管理対象ノードのアップデート状態がアップデート済になった場合、直前に選択したグループに属するすべての管理対象ノードのアップデート処理が完了したと判断し、
前記完了通知取得手段は、前記アップデート管理テーブルにおける前記アップデート完了通知を送信した管理対象ノードに対応するアップデート状況情報を、アップデート済に変更することで、前記アップデート完了通知を送信した管理対象ノードのアップデート処理が完了したことを前記グループ選択手段に通知することを特徴とする付記1記載のアップデート管理プログラム。
(付記3) 前記グループ選択手段は、前記複数の管理対象ノードのすべてが最新のプログラムを取得したことを確認した後、グループの選択処理を開始することを特徴とする付記1記載のアップデート管理プログラム。
(付記4) 前記アップデート管理テーブルには、最新のプログラムが未取得であることが初期状態として設定されたプログラム取得状態情報が、各管理対象ノードに対応付けて設定されており、
前記グループ選択手段は、前記アップデート管理テーブルを参照し、すべての管理対象ノードのプログラム取得状態情報が取得済になった場合に、前記複数の管理対象ノードのすべてが最新のプログラムを取得したと判断し、
前記コンピュータを、さらに、
管理対象ノードから最新のプログラムを取得したことを示すプログラム取得通知を受け付け、前記アップデート管理テーブルにおける前記プログラム取得通知を送信した管理対象ノードに対応するプログラム取得状態情報を、取得済に変更するプログラム取得状態管理手段、
として機能させることを特徴とする付記3記載のアップデート管理プログラム。
(付記5) 前記コンピュータをさらに、
操作入力に応答して、前記管理対象ノードに配布される前記プログラムを記憶するプログラム記憶手段に対して最新のプログラムを格納し、前記グループ選択手段に対して前記プログラムのアップデート指示を出力するプログラム更新手段として機能させることを特徴とする付記1記載のアップデート管理プログラム。
(付記6) 前記アップデート管理テーブルでは、同一のサービスを提供する管理対象ノードが各グループに少なくとも1台ずつ含まれるようにグループ分けがされていることを特徴とする付記1記載のアップデート管理プログラム。
(付記7) クラスタシステムを構成する複数の管理対象ノードに実装されているプログラムのアップデートの時期を管理するための管理ノードにおいて、
前記プログラムのアップデート指示に応答して、前記複数の管理対象ノードが複数のグループに分かれて登録されており、各グループに対してアップデート順が定義されたアップデート管理テーブルを記憶するアップデート管理情報記憶手段を参照し、最もアップデート順が早いグループを最初に選択し、その後、直前に選択したグループに属するすべての管理対象ノードのアップデート処理が完了するごとに、アップデート順に従って各グループを順番に選択するグループ選択手段と、
前記アップデート管理テーブルを参照し、前記グループ選択手段で選択したグループに属する管理対象ノードに対して、プログラムのアップデート要求を送信するアップデート指示手段と、
前記アップデート要求を送信した各管理対象ノードからアップデート完了通知を受け付け、前記アップデート完了通知を送信した管理対象ノードのアップデート処理が完了したことを前記グループ選択手段に通知する完了通知取得手段と、
を有する管理ノード。
(付記8) クラスタシステムを構成する複数の管理対象ノードに実装されているプログラムのアップデートの時期をコンピュータで管理するためのアップデート管理方法であって、
前記コンピュータが、
前記プログラムのアップデート指示に応答して、前記複数の管理対象ノードが複数のグループに分かれて登録されており、各グループに対してアップデート順が定義されたアップデート管理テーブルを記憶するアップデート管理情報記憶手段を参照し、最もアップデート順が早いグループを最初に選択し、その後、直前に選択したグループに属するすべての管理対象ノードのアップデート処理が完了するごとに、アップデート順に従って各グループを順番に選択し、
前記アップデート管理テーブルを参照し、選択したグループに属する管理対象ノードに対して、プログラムのアップデート要求を送信し、
前記アップデート要求を送信した各管理対象ノードからアップデート完了通知を受け付け、前記アップデート完了通知を送信した管理対象ノードのアップデート処理が完了したことを前記アップデート管理情報記憶手段に設定する、
アップデート管理方法。
(付記9) クラスタシステムであって、
管理ノードからアップデート要求を受信すると、アップデート対象のプログラムを、プログラム記憶手段に記憶されている最新のプログラムを用いてアップデートし、アップデートが完了したことを示すアップデート完了通知を前記管理ノードに送信するアップデート手段を具備する複数の管理対象ノードと、
前記プログラムのアップデート指示に応答して、前記複数の管理対象ノードが複数のグループに分かれて登録されており、各グループに対してアップデート順が定義されたアップデート管理テーブルを記憶するアップデート管理情報記憶手段を参照し、最もアップデート順が早いグループを最初に選択し、その後、直前に選択したグループに属するすべての管理対象ノードのアップデート処理が完了するごとに、アップデート順に従って各グループを順番に選択するグループ選択手段と、前記アップデート管理テーブルを参照し、前記グループ選択手段で選択したグループに属する管理対象ノードに対して、プログラムのアップデート要求を送信するアップデート指示手段と、前記アップデート要求を送信した各管理対象ノードからアップデート完了通知を受け付け、前記アップデート完了通知を送信した管理対象ノードのアップデート処理が完了したことを前記グループ選択手段に通知する完了通知取得手段とを具備する前記管理ノードと、
を有するクラスタシステム。
(付記10) 前記管理対象ノードは、前記管理ノード内に設けられた複写元プログラム手段に格納された複写元プログラムの更新の有無を定期的に確認し、更新されていた場合、前記複写元プログラムのコピーを前記プログラム記憶手段に格納するプログラム取得手段をさらに有し、
前記管理ノードは、操作入力に応答して、前記管理対象ノードに配布される前記複写元プログラムを記憶する複写元プログラム記憶手段に対して最新の複写元プログラムを格納し、前記グループ選択手段に対して前記複写元プログラムからコピーされた前記プログラムのアップデート指示を出力するプログラム更新手段をさらに有することを特徴とする付記9記載のクラスタシステム。
実施の形態の概要を示す図である。 本実施の形態のクラスタシステム構成例を示す図である。 本実施の形態に用いる管理ノードのハードウェア構成例を示す図である。 管理ノードと管理対象ノードとの機能を示すブロック図である。 アップデート管理情報記憶部のデータ構造例を示す図である。 各管理対象ノードにおける制御プログラムコピー処理手順を示すフローチャートである。 各管理対象ノードにおける有効化処理の手順を示すフローチャートである。 管理ノードにおける制御プログラムのアップデート制御処理の手順を示すフローチャートである。 制御プログラムのアップデート状況を示す第1の図である。 制御プログラムのアップデート状況を示す第2の図である。 有効化時に制御プログラムを取得する有効化処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 管理ノード
1a アップデート管理情報記憶手段
1aa アップデート管理テーブル
1b グループ選択手段
1c アップデート指示手段
1d 完了通知取得手段
2〜7 管理対象ノード

Claims (7)

  1. クラスタシステムを構成し、最新のプログラムのコピーおよびコピーした前記最新のプログラムの有効化によりプログラムのアップデートを行う複数の管理対象ノードに実装されている前記プログラムのアップデートの時期を、前記管理対象ノードとネットワークを介して接続されたコンピュータに管理させるアップデート管理プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記最新のプログラムを記憶する複写元プログラム記憶手段、
    前記複数の管理対象ノードが複数のグループに分かれて登録されており、各グループに対してアップデート順が定義されており、かつ、前記複写元プログラム記憶手段に記憶された前記最新のプログラムが未取得であることが初期状態として設定されたプログラム取得状態情報が各管理対象ノードに対応付けて設定されたアップデート管理テーブルを記憶するアップデート管理情報記憶手段、
    前記管理対象ノードから前記複写元プログラム記憶手段に記憶された前記最新のプログラムを取得したことを示すプログラム取得通知を受け付け、前記アップデート管理テーブルにおける前記プログラム取得通知を送信した管理対象ノードに対応するプログラム取得状態情報を、取得済に変更するプログラム取得状態管理手段、
    前記プログラムのアップデート指示に応答して、前記アップデート管理情報記憶手段を参照し、すべての管理対象ノードのプログラム取得状態情報が取得済になった場合に、最もアップデート順が早いグループを最初に選択し、その後、直前に選択したグループに属するすべての管理対象ノードのアップデート処理が完了するごとに、アップデート順に従って各グループを順番に選択するグループ選択手段、
    前記アップデート管理テーブルを参照し、前記グループ選択手段で選択したグループに属する管理対象ノードに対して、当該管理対象ノードが記憶するプログラムに対する当該管理対象ノードが記憶する最新のプログラムの有効化を指示するアップデート要求を送信するアップデート指示手段、
    前記アップデート要求を送信した各管理対象ノードからアップデート完了通知を受け付け、前記アップデート完了通知を送信した管理対象ノードのアップデート処理が完了したことを前記グループ選択手段に通知する完了通知取得手段、
    として機能させることを特徴とするアップデート管理プログラム。
  2. 前記アップデート管理テーブルには、アップデートが未完了であることが初期状態として設定されたアップデート状況情報が、各管理対象ノードに対応付けて設定されており、
    前記グループ選択手段は、前記アップデート管理テーブルを参照し、直前に選択したグループに属するすべての管理対象ノードのアップデート状態がアップデート済になった場合、直前に選択したグループに属するすべての管理対象ノードのアップデート処理が完了したと判断し、
    前記完了通知取得手段は、前記アップデート管理テーブルにおける前記アップデート完了通知を送信した管理対象ノードに対応するアップデート状況情報を、アップデート済に変更することで、前記アップデート完了通知を送信した管理対象ノードのアップデート処理が完了したことを前記グループ選択手段に通知することを特徴とする請求項1記載のアップデート管理プログラム。
  3. クラスタシステムを構成し、最新のプログラムのコピーおよびコピーした前記最新のプログラムの有効化によりプログラムのアップデートを行う複数の管理対象ノードにネットワークを介して接続され、前記複数の管理対象ノードに実装されている前記プログラムのアップデートの時期を管理するための管理ノードにおいて、
    前記最新のプログラムを記憶する複写元プログラム記憶手段と、
    前記複数の管理対象ノードが複数のグループに分かれて登録されており、各グループに対してアップデート順が定義されており、かつ、前記複写元プログラム記憶手段に記憶された前記最新のプログラムが未取得であることが初期状態として設定されたプログラム取得状態情報が各管理対象ノードに対応付けて設定されたアップデート管理テーブルを記憶するアップデート管理情報記憶手段と、
    管理対象ノードから前記複写元プログラム記憶手段に記憶された前記最新のプログラムを取得したことを示すプログラム取得通知を受け付け、前記アップデート管理テーブルにおける前記プログラム取得通知を送信した管理対象ノードに対応するプログラム取得状態情報を、取得済に変更するプログラム取得状態管理手段と、
    前記プログラムのアップデート指示に応答して、前記アップデート管理情報記憶手段を参照し、すべての管理対象ノードのプログラム取得状態情報が取得済になった場合に、最もアップデート順が早いグループを最初に選択し、その後、直前に選択したグループに属するすべての管理対象ノードのアップデート処理が完了するごとに、アップデート順に従って各グループを順番に選択するグループ選択手段と、
    前記アップデート管理テーブルを参照し、前記グループ選択手段で選択したグループに属する管理対象ノードに対して、当該管理対象ノードが記憶するプログラムに対する当該管理対象ノードが記憶する最新のプログラムの有効化を指示するアップデート要求を送信するアップデート指示手段と、
    前記アップデート要求を送信した各管理対象ノードからアップデート完了通知を受け付け、前記アップデート完了通知を送信した管理対象ノードのアップデート処理が完了したことを前記グループ選択手段に通知する完了通知取得手段と、
    を有することを特徴とする管理ノード。
  4. クラスタシステムを構成し、最新のプログラムのコピーおよびコピーした前記最新のプログラムの有効化によりプログラムのアップデートを行う複数の管理対象ノードに実装されている前記プログラムのアップデートの時期を、前記管理対象ノードとネットワークを介して接続されたコンピュータで管理するためのアップデート管理方法であって、
    前記コンピュータが、
    前記管理対象ノードから前記コンピュータが備える複写元プログラム記憶手段に記憶された前記最新のプログラムを取得したことを示すプログラム取得通知を受け付け、前記コンピュータが備えるアップデート管理情報記憶手段が記憶するアップデート管理テーブルであって、前記複数の管理対象ノードが複数のグループに分かれて登録されており、各グループに対してアップデート順が定義されており、かつ、前記複写元プログラム記憶手段に記憶された前記最新のプログラムが未取得であることが初期状態として設定されたプログラム取得状態情報が各管理対象ノードに対応付けて設定されたアップデート管理テーブルにおける前記プログラム取得通知を送信した管理対象ノードに対応するプログラム取得状態情報を、取得済に変更し、
    前記プログラムのアップデート指示に応答して、前記アップデート管理情報記憶手段を参照し、すべての管理対象ノードのプログラム取得状態情報が取得済になった場合に、最もアップデート順が早いグループを最初に選択し、その後、直前に選択したグループに属するすべての管理対象ノードのアップデート処理が完了するごとに、アップデート順に従って各グループを順番に選択し、
    前記アップデート管理テーブルを参照し、選択したグループに属する管理対象ノードに対して、当該管理対象ノードが記憶するプログラムに対する当該管理対象ノードが記憶する最新のプログラムの有効化を指示するアップデート要求を送信し、
    前記アップデート要求を送信した各管理対象ノードからアップデート完了通知を受け付け、前記アップデート完了通知を送信した管理対象ノードのアップデート処理が完了したことを前記アップデート管理情報記憶手段に設定する、
    ことを特徴とするアップデート管理方法。
  5. 最新のプログラムのコピーおよびコピーした前記最新のプログラムの有効化によりプログラムのアップデートを行う複数の管理対象ノードと管理ノードとがネットワークを介して接続されたクラスタシステムであって、
    プログラム記憶手段と、前記管理ノードからアップデート要求を受信すると、前記プログラム記憶手段に記憶されたアップデート対象のプログラムに対して、前記プログラム記憶手段に記憶された最新のプログラムを有効化し、アップデートが完了したことを示すアップデート完了通知を前記管理ノードに送信するアップデート手段と、を具備する前記複数の管理対象ノードと、
    前記最新のプログラムを記憶する複写元プログラム記憶手段と、前記複数の管理対象ノードが複数のグループに分かれて登録されており、各グループに対してアップデート順が定義されており、かつ、前記複写元プログラム記憶手段に記憶された前記最新のプログラムが未取得であることが初期状態として設定されたプログラム取得状態情報が各管理対象ノードに対応付けて設定されたアップデート管理テーブルを記憶するアップデート管理情報記憶手段と、管理対象ノードから前記複写元プログラム記憶手段に記憶された前記最新のプログラムを取得したことを示すプログラム取得通知を受け付け、前記アップデート管理テーブルにおける前記プログラム取得通知を送信した管理対象ノードに対応するプログラム取得状態情報を、取得済に変更するプログラム取得状態管理手段と、前記プログラムのアップデート指示に応答して、前記アップデート管理情報記憶手段を参照し、すべての管理対象ノードのプログラム取得状態情報が取得済になった場合に、最もアップデート順が早いグループを最初に選択し、その後、直前に選択したグループに属するすべての管理対象ノードのアップデート処理が完了するごとに、アップデート順に従って各グループを順番に選択するグループ選択手段と、前記アップデート管理テーブルを参照し、前記グループ選択手段で選択したグループに属する管理対象ノードに対して、プログラムのアップデート要求を送信するアップデート指示手段と、前記アップデート要求を送信した各管理対象ノードからアップデート完了通知を受け付け、前記アップデート完了通知を送信した管理対象ノードのアップデート処理が完了したことを前記グループ選択手段に通知する完了通知取得手段と、を具備する前記管理ノードと、
    を有することを特徴とするクラスタシステム。
  6. 前記管理対象ノードは、前記複写元プログラム記憶手段に前記最新のプログラムとして格納された複写元プログラムの更新の有無を定期的に確認し、更新されていた場合、前記複写元プログラムのコピーを前記プログラム記憶手段に格納するプログラム取得手段をさらに有し、
    前記管理ノードは、前記管理ノードと接続された入力装置から受け付けた操作入力に応答して、前記管理対象ノードに配布される前記複写元プログラムを記憶する前記複写元プログラム記憶手段に対して最新の複写元プログラムを格納し、前記グループ選択手段に対して前記複写元プログラムからコピーされた前記プログラムの前記アップデート指示を出力するプログラム更新手段をさらに有することを特徴とする請求項5記載のクラスタシステム。
  7. 前記管理対象ノードは、前記複写元プログラム記憶手段から前記最新のプログラムを取得し、前記プログラム記憶手段に設けられた第1の領域に格納するプログラム取得手段をさらに有し、
    前記プログラム記憶手段に設けられた第2の領域には、前記アップデート対象のプログラムが格納されており、
    前記アップデート手段は、前記有効化の際に、前記第2の領域に格納されたプログラムの動作を停止させた後、前記第1の領域に格納された前記最新のプログラムを起動し、その後、前記プログラム記憶手段に設けられた第3の領域に前記第1の領域に格納された前記最新のプログラムをコピーする、
    ことを特徴とする請求項5記載のクラスタシステム。
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