JP4466770B2 - 撮像装置、撮像方法および撮像プログラム - Google Patents

撮像装置、撮像方法および撮像プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像を撮像する撮像装置、撮像方法および撮像プログラムに関する。
撮像された画像から人物の顔を検出して顔の数をカウントし、顔の数が予め設定された撮像予定人数と一致している場合に、その画像をメモリカード等の記録媒体に記録するカメラが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、複数の顔を顔登録メモリに登録して、撮像された画像に含まれる顔の中から登録されている顔であると認識された顔の数をカウントし、認識された顔の数が予め設定された撮像予定人数と一致している場合に、その画像をメモリカード等の記録媒体に記録するカメラが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−329602号公報
特許文献1に記載のカメラを用いると、セルフタイマーを使用して集合写真を撮像する場合に、カメラの操作者が撮像範囲に入り、撮像範囲に含まれる被撮像者の数が撮像予定人数になったことを契機としてカウントダウンを開始するようにセルフタイマーを設定することができる。セルフタイマーがこのように設定されていると、操作者は急いで撮像範囲に入らなくても良く、操作者がポーズを決める時間的余裕が生じる。
しかし、特許文献1に記載のカメラは、操作者が被撮像者の数をカウントし、撮像予定人数を予め設定しなければならない。
本発明は、撮像予定人数の設定を不要とし、撮像範囲に含まれる被撮像者の数が変化したことを契機として撮像された画像を記録する撮像装置、撮像方法および撮像プログラムを提供することを目的とする。
本願の請求項1記載の発明は、連続的に画像を撮像する撮像手段と、この撮像手段によって撮像される画像から顔を検出する顔検出手段と、この顔検出手段に対し第1の検出条件を設定することにより、前記撮像手段によって連続的に撮像される画像から多方向の顔を検出するよう制御する第1の顔検出制御手段と、この第1の顔検出制御手段による制御により顔が検出されると、この顔に合わせて撮影条件を決定する撮影条件決定手段と、この撮影条件決定手段による決定の後、記録指示を検出する記録指示検出手段と、この記録指示検出手段による記録指示の検出の後、前記顔検出手段に対し前記第1の検出条件よりも厳しい第2の検出条件を設定することにより、前記連続的に撮像される画像から正面方向のみの顔を検出するよう制御する第2の顔検出制御手段と、前記連続的に撮像される画像毎に、前記第2の顔検出制御手段による制御により検出された正面方向のみの顔の数を求める顔数取得手段と、前記連続的に撮像される画像において前記顔数取得手段が求めた前記正面方向のみの顔の数が、その前に撮像された画像において求めた前記正面方向のみの顔の数から変化したか否かを判定する変化判定手段と、前記記録指示検出手段による記録指示の検出に応答し、且つ、前記変化判定手段によって前記正面方向のみの顔の数が変化したと判定されると、この変化の判定の後に撮像される正面方向のみの顔を含む画像を記録媒体に記録する記録手段と、を備えることを特徴とする。
また、本願の請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明に加え、前記変化判定手段は、前記撮像された画像において前記顔数取得手段が求めた前記正面方向のみの顔の数が、その前に撮像された画像において求めた前記正面方向のみの顔の数より増加することにより変化したか否かを判定し、前記記録手段は、前記記録指示検出手段による記録指示の検出に応答し、且つ、前記変化判定手段によって前記正面方向のみの顔の数が増加することにより変化したと判定されるのを待って、この変化の判定の後に撮像される正面方向のみの顔を含む画像を前記記録媒体に記録する、ことを特徴とする。
また、本願の請求項3記載の発明は、上記請求項1記載の発明に加え、前記記録指示検出手段による記録指示の検出に応答して、前記顔数取得手段によって求められた前記正面方向のみの顔の数を記憶する顔数記憶手段を更に備え、前記変化判定手段は、前記撮像された画像において前記顔数取得手段が求めた前記正面方向のみの顔の数が前記顔数記憶手段に記憶されている前記正面方向のみの顔の数より多くなることにより変化したか否かを判定し、前記記録手段は、前記変化判定手段によって前記正面方向のみの顔の数が多くなることにより変化したと判定されるのを待って、この変化の判定の後に撮像される正面方向のみの顔を含む画像を前記記録媒体に記録する、ことを特徴とする。
また、本願の請求項4記載の発明は、上記請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明に加え、予め設定された所定時間を計時する計時手段を更に備え、前記記録手段は更に、前記計時手段によって前記所定時間が計時されたことに応答して、前記変化の判定の後に撮像される正面方向のみの顔を含む画像を記録する、ことを特徴とする。
本願の請求項記載の発明は、撮像部に対し連続的に画像を撮像させる撮像ステップと、顔検出部に対し第1の検出条件を設定することにより、前記撮像ステップにて連続的に撮像される画像から多方向の顔を検出するよう制御する第1の顔検出制御ステップと、この第1の顔検出制御ステップでの制御により顔が検出されると、この顔に合わせて撮影条件を決定する撮影条件決定ステップと、この撮影条件決定ステップでの決定の後、記録指示を検出する記録指示検出ステップと、この記録指示検出ステップでの記録指示の検出の後、前記顔検出部に対し前記第1の検出条件よりも厳しい第2の検出条件を設定することにより、前記連続的に撮像される画像から正面方向のみの顔を検出するよう制御する第2の顔検出制御ステップと、前記連続的に撮像される画像毎に、前記第2の顔検出制御ステップでの制御により検出された正面方向のみの顔の数を求める顔数取得ステップと、前記連続的に撮像される画像において前記顔数取得ステップが求めた前記正面方向のみの顔の数が、その前に撮像された画像において求めた前記正面方向のみの顔の数から変化したか否かを判定する変化判定ステップと、前記記録指示検出ステップでの記録指示の検出に応答し、且つ、前記変化判定ステップにて前記正面方向のみの顔の数が変化したと判定されると、この変化の判定の後に撮像される正面方向のみの顔を含む画像を記録媒体に記録させる記録ステップと、を含むことを特徴とする。
本願の請求項記載の発明は、顔検出部を有する撮像装置が具備するコンピュータを、連続的に画像を撮像させる撮像手段、前記顔検出部に対し第1の検出条件を設定することにより、前記撮像手段によって連続的に撮像される画像から多方向の顔を検出するよう制御する第1の顔検出制御手段、この第1の顔検出制御手段による制御により顔が検出されると、この顔に合わせて撮影条件を決定する撮影条件決定手段、この撮影条件決定手段による決定の後、記録指示を検出する記録指示検出手段、この記録指示検出手段による記録指示の検出の後、前記顔検出部に対し前記第1の検出条件よりも厳しい第2の検出条件を設定することにより、前記連続的に撮像される画像から正面方向のみの顔を検出するよう制御する第2の顔検出制御手段、前記連続的に撮像される画像毎に、前記第2の顔検出制御手段による制御により検出された正面方向のみの顔の数を求める顔数取得手段、前記連続的に撮像される画像において前記顔数取得手段が求めた前記正面方向のみの顔の数が、その前に撮像された画像において求めた前記正面方向のみの顔の数から変化したか否かを判定する変化判定手段、前記記録指示検出手段による記録指示の検出に応答し、且つ、前記変化判定手段によって前記正面方向のみの顔の数が変化したと判定されると、この変化の判定の後に撮像される正面方向のみの顔を含む画像を記録媒体に記録させる記録手段、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、撮像予定人数の設定が不要であり、撮像範囲に含まれる被撮像者の数が変化したことを契機として撮像された画像を記録する撮像装置、撮像方法および撮像プログラムを提供することができる。
(第1の実施形態)
本発明の実施形態に係るカメラ10は、図1に示すように、撮像部1と、CPU(Central Processing Unit)2と、メモリ部3と、記録メディア制御部4と、記録メディア5と、操作部6と、表示部7と、タイマー8とを有している。
撮像部1は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどの撮像素子を含む。撮像部1は、連続して画像を撮像する。撮像部1は、撮像された画像をA/D(Analog−to−Digital)変換し、デジタル信号である画像データをCPU2に出力する。
CPU2は、プログラマブルなプロセサである。CPU2は、カメラ10全体を制御する。CPU2は、撮像部1によって出力された画像データを受け取り、表示部7で表示可能な形式に変換して、スルー画像として表示部7に出力する。また、CPU2は、画像データの記録時には、この画像データに各種の画像処理や圧縮等を施し、記録メディア制御部4に出力する。CPU2は、画像データを記録メディア5へ記録するように記録メディア制御部4に指示する。
メモリ部3は、RAM(Randam Access Memory)、ROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリ等のメモリを含む。メモリ部3は、CPU2のプログラムや各種の設定等を記憶する。また、メモリ部3は、撮像された画像データを一時的に記憶する。
記録メディア制御部4は、CPU2の指示に従って、画像データを記録メディア5に記録する。
記録メディア5は、撮像された画像データを記録する。記録メディア5は、例えば、SD(Secure Digital)メモリカード、ハードディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)である。
操作部6は、シャッターボタンや上下左右カーソルキーのような各種の操作キーやスイッチを含む。
CPU2は、例えば、シャッターボタンの半押し操作が検出されたとき、オートフォーカス処理と自動露出処理を行う。
CPU2は、シャッターボタンの全押し操作が検出されると、直ちに画像データを記録メディア5へ記録するように記録メディア制御部4に指示する。また、CPU2は、シャッターボタンの全押し操作が検出されると、後述するように、撮像された画像ごとに人物の顔(詳細には顔の画像領域)を検出し、検出された顔の数を求める。CPU2は、顔の数が増加すると、所定時間経過の後、画像データを記録メディア5へ記録するように記録メディア制御部4に指示する。
表示部7は、ディスプレイを含む。CPU2は、ディスプレイに各種のメッセージや撮像部1で撮像された画像が縮小されたスルー画像を表示する。スルー画像のサイズは、例えば320画素×240画素(QVGA)である。ユーザは、ディスプレイのスルー画像を見ながらシャッターボタンを押下する等の操作を行う。
タイマー8は、例えばダウンカウンタである。タイマー8は、予め設定された所定時間の経過をカウントダウンすることにより計時し、0になると、CPU2に割り込みをかけて値が0になったことを通知する。
なお、撮像部1は本発明の撮像手段の一例であり、タイマー8は本発明の計時手段の一例である。
次に第1の実施形態の処理の概要を説明する。先ず、スタートの状態においてCPU2は、シャッターボタンの全押し操作が検出された後、連続的に撮像される画像に含まれる人物の顔が増加すると、その後、所定時間が経過した後に撮像された画像に基づく画像データを記録メディア5へ記録する。
CPU2は、シャッターボタンが半押し操作されたことを検出すると、撮像された画像に含まれる人物の顔を検出し、検出された顔の数を求める。CPU2は、図2に示すように、表示部7のディスプレイに表示されているスルー画像に重畳させて顔枠71(71A〜71C)を表示する。
そして、CPU2は、シャッターボタンが全押しされると、連続的に撮像される画像毎に人物の顔を再度検出し、更に検出された顔の数を求める。図3に示すように、例えば顔の数が3人分から4人分に増え、顔枠71が71A〜71Cの3つから71A〜71Dの4つに増えると、所定時間を計時すべくタイマー8がカウントダウンを開始する。CPU2は、タイマー8の値が0になった時点に撮像された画像データを記録メディア5へ記録する。
具体的な処理について図4のメインフローチャートを用いて詳述する。先ず、CPU2は、タイマー8に所定時間を設定する等の初期設定を行い(ステップS101)、シャッターボタンの半押し操作が検出されるまで待つ(ステップS102;No)。
CPU2は、シャッターボタンの半押し操作を検出すると(ステップS102;Yes)、後述する顔検出処理を行い、検出された顔の数をカウントする(ステップS103)。そして、検出された顔に合わせてオートフォーカス処理と自動露出処理を行う(ステップS104)。
このとき、CPU2は、図2に示すように、表示部7のディスプレイに表示されているスルー画像に重ねて、検出された顔に重畳させて顔枠71(71A〜71C)を表示する。この状態でCPU2は、シャッターボタンの全押し操作が検出されるまで待つ(ステップS105;No)。
CPU2は、シャッターボタンの全押し操作を検出すると(ステップS105;Yes)、再度顔検出処理を行い、検出された顔の数をカウントする(ステップS106)。そして、CPU2は、顔検出処理によってカウントした顔の数をメモリ部3の所定の領域に記憶する(ステップS107)。なお、ステップS106を省略し、ステップS107では、CPU2は、ステップS103でカウントした顔の数をメモリ部3の所定の領域に記憶することとしても良い。
その後、CPU2は、連続的に撮像されることにより新しい画像が入力される毎にその画像について顔検出処理を行ってその検出された顔の数をカウントする(ステップS108)。
CPU2は、ステップS108でカウントした顔の数がステップS107で記憶された顔の数以下である場合には(ステップS109;No)、ステップS107に戻ってステップS108でカウントした顔の数を記憶し、再度ステップS108を実行して顔検出処理を行い、検出された顔の数をカウントする。
CPU2は、ステップS108でカウントした顔の数がステップS107で記憶された顔の数と比較して増加したと判断すると(ステップS109;Yes)、タイマー8に所定時間のカウントダウンを開始させる。すなわち、CPU2は、連続的に撮像される画像において、直前に撮像された画像に含まれる顔の数と今回撮像された画像に含まれる顔の数とを比較し、顔の数が増加したことに応答して、タイマー8にカウントダウンを開始させる。
タイマー8は、その値が0になると、所定時間が経過したことを割り込みによってCPU2に通知する(ステップS110;Yes)。
所定時間が経過すると(ステップS110;Yes)、CPU2は、その時点で撮像された画像を記録メディア5へ記録するように記録メディア制御部4に指示する(ステップS111)。記録メディア制御部4は、撮像された画像を記録メディア5へ記録する。
尚、ステップS103、S106およびS108における顔検出処理は、詳細には顔の画像領域と顔ではない画像領域とを識別する機能を備える顔検出器を用いることにより顔を検出する。
この顔検出器は、例えば320画素×240画素(QVGA)程度の解像度でも、本実施形態における顔検出のために十分な精度で顔を検出することができる。そこで、本実施形態では、CPU2は、スルー画像を対象として顔検出処理を行う。
図5は、上記顔検出処理のサブフローチャートの一例を示す図である。CPU2は、図5に示すように、スルー画像から小領域を切出し(ステップS201)、顔検出器によりこの小領域が顔を含むか否かを判定する(ステップS202)。CPU2は、大きく写っている顔や小さく写っている顔を検出するためにスルー画像から異なる大きさの小領域を切り出し、小領域の縮小や拡大を行って顔検出器に入力する。
顔検出器は、例えば、スルー画像から切り出された小領域から求められた特徴量とROM等に格納されている顔識別データベースから読み出された特徴量とに基づいて顔らしさを表すポイントを計算する。顔検出器は、このポイントが予め設定された閾値より大きい場合は、スルー画像から切り出された小領域は顔を含むと判定する。
なお、本実施形態では、顔検出器はCPU2で実行されるソフトウエアとして実現される。
CPU2は、顔検出器により小領域が顔を含むと判定しなかった場合(ステップS202;No)、ステップS201に戻り、次の小領域を切り出す。一方、CPU2は、顔検出器により小領域が顔を含むと判定した場合(ステップS202;Yes)、検出された顔の数をカウントする(ステップS203)。
CPU2は、カウントした顔の数が1枚の画像内で検出できる顔の最大数を超えたと判断した場合は(ステップS204;Yes)、例えば、「人数が多すぎます。」というメッセージを表示部7のディスプレイに表示して(ステップS205)、図4のステップS111の後にジャンプし、本処理を終了する。
一方、CPU2は、カウントした顔の数が1枚の画像内で検出できる顔の最大数を超えていないと判断した場合(ステップS204;No)、その画像中の最後の小領域であるか否かを判定する(ステップS206)。その画像中の最後の小領域でないと判定した場合には(ステップS206;No)、ステップS201に戻り、次の小領域を切り出す。CPU2は、その画像中の最後の小領域の顔検出器による判定を終了すると(ステップS206;Yes)、メインフローチャートに戻る。
なお、CPU2におけるステップS105は本発明の記録指示検出手段と記録指示検出ステップの一例であり、CPU2におけるステップS201とS202は本発明の特徴領域検出手段と特徴領域検出ステップの一例であり、CPU2におけるステップS203は本発明の特徴領域数取得手段と特徴領域数取得ステップの一例であり、CPU2におけるステップS107〜S109は本発明の特徴領域数変化判定手段と特徴領域数変化判定ステップの一例であり、CPU2におけるステップS109〜S111は本発明の記録手段、記録ステップ、記録制御手段の一例である。
(第1の実施形態の変形例)
図6は、図4のメインフローチャートの変形例を示す図である。ステップS101〜S106およびステップS110とS111は図4と図6で同一である。
CPU2は、シャッターボタンの全押し操作を検出すると(ステップS105;Yes)、顔検出処理を行い、検出された顔の数をカウントする(ステップS106)。CPU2は、顔検出処理によってカウントした顔の数をメモリ部3の所定の領域に記憶する(ステップS307)。その後CPU2は、画像ごとに顔検出処理を再度行い、カウントした顔の数を求める(ステップS308)。CPU2は、ステップS308でカウントした顔の数がステップS307で記憶された顔の数以下である場合には(ステップS309;No)、ステップS308に戻って再度顔検出処理を行い、検出された顔の数をカウントする。
CPU2は、ステップS308でカウントした顔の数がステップS307で記憶された顔の数より多いことに応答して(ステップS309;Yes)、所定時間が経過するのを待って(ステップS110)、その時点で撮像された画像データを記録メディア5に記録する(ステップS111)。
すなわち、図4においてCPU2は、連続的に撮像される画像において、直前に撮像された画像に含まれる顔の数と今回撮像された画像に含まれる顔の数とを比較し、顔の数が増加したことに応答して、画像データを記録メディア5に記録したのに対し、図6では、CPU2は、連続的に撮像される画像において、シャッターボタンの全押し操作が検出された時点で撮像された画像に含まれる顔の数と、シャッターボタンの全押し操作検出後に撮像された画像に含まれる顔の数とを比較し、顔の数が増加したことに応答して、画像データを記録メディア5に記録する。
なお、CPU2におけるステップS307は本発明の特徴領域数記憶手段の一例であり、CPU2におけるステップS307〜S309は本発明の特徴領域数変化判定手段と特徴領域数変化判定ステップの一例である。
(第2の実施形態)
集合写真を撮像する場合、被撮像者は正面を向いている場合が多い。第3の実施形態では、セルフタイマーをセットして集合写真を撮像する場合、正面を向いている正面方向の顔を他の方向を向いている顔と識別する正面顔検出器を用いて正面顔を検出する。
第2の実施形態も、第1の実施形態と同様にカメラ10を用いる。
図7は、本発明の第2の実施形態に係るメインフローチャートの一例を示す図である。図7は、顔検出処理(ステップS403、S406、S408)のみが図4と異なる。ステップS403、S406およびS408以外のステップは図4と同一である。
CPU2は、シャッターボタンの半押し操作を検出したことに応答して(ステップS102;Yes)、顔検出処理を行い(ステップS403)、続いてオートフォーカス処理と自動露出処理を行う(ステップS104)。その際、顔検出処理によって検出された顔に合わせてピントや露出・露光等の撮像条件を決定する。
このとき、被撮像者は正面を向いているとは限らず、横を向いたり、斜めを向いたり、顔を傾けたりしている場合が多い。そこで、ステップS403では、後述する第1の顔検出器を用いて多方向の顔検出処理を行う。第1の顔検出器は、正面顔だけでなく、横を向いている顔や、斜めを向いている顔、及び、傾いた顔等も検出する。
一方、集合写真を撮像する場合には、被撮像者は正面を向いている場合が多い。そこで、CPU2は、シャッターボタンの全押し操作を検出すると(ステップS105;Yes)、上記の第1の顔検出器を用いることなく、正面を向いた顔を識別するための第2の顔検出器を用いて正面方向の顔検出処理を行い、検出された顔の数をカウントする(ステップS406)。なお、第2の顔検出器については後述する。
CPU2は、正面方向の顔検出処理によってカウントした顔の数をメモリ部3の所定の領域に記憶する(ステップS107)。
更にCPU2は、連続的に撮像されることにより、新しい画像が入力される毎にその画像について正面方向の顔検出処理を行い、検出された顔の数をカウントする(ステップS408)。
その後、CPU2は、ステップS408でカウントされた顔の数がステップS107で記憶された顔の数以下であると判断した場合には(ステップS109;No)、カウントした顔の数をメモリ部3の所定の領域に記憶し(ステップS107)。再度ステップS408を実行して正面方向の顔検出処理を行い、検出された顔の数をカウントする。
一方、CPU2は、ステップS408でカウントされた顔の数がステップS107で記憶された顔の数より増加していると判断すると(ステップS109;Yes)、所定時間が経過するのを待って(ステップS110)、その時点で撮像された画像データを記録メディア5に記録する(ステップS111)。すなわち、CPU2は、連続的に撮像される画像において、連続的に撮像される画像において、直前に撮像された画像に含まれる正面方向の顔の数と今回撮像された画像に含まれる正面方向の顔の数とを比較し、正面方向の顔の数が増加したことに応答して、画像データを記録メディア5に記録する。
次に、第1の顔検出器と第2の顔検出器について説明する。
上述の図5のステップS202で用いられる顔検出器は、スルー画像から切り出された小領域から求められた特徴量とROM等に格納されている顔識別データベースから読み出された特徴量に基づいて顔らしさを表すポイントを計算する。顔検出器は、このポイントが予め設定された閾値より大きい場合に、スルー画像から切り出された小領域は顔であると判定する。
この閾値を高く設定することは、顔検出の条件を厳しくすることを意味する。このため、この閾値を高く設定することによって、顔らしい対象が選択されやすくなり、正面方向の顔が検出される確率を高めることができる。従って、この閾値を高く設定することによって、図5のステップS202で用いられる顔検出器を第2の顔検出器とすることができる。一方、この閾値を低く設定することによって、図5のステップS202で用いられる顔検出器を第1の顔検出器とすることができる。
また、第1の顔検出器と第2の顔検出器を下記の技術を用いて別々に作成することもできる。
この技術について詳述すると、例えば、人物の顔を検出する方法の一つに、統計的パターン認識による方法が存在する。この方法では、多数の顔の画像と、多数の顔ではない画像を用いて顔検出器に顔の識別ルールを学習させる。例えば、アダブースト(Adaboost)学習により識別能力の比較的低い検出器を組み合わせることで識別能力の高い顔検出器が構成される。
そこで、多数の正面方向の顔の画像と、多数の多方向の顔の画像(横を向いた横顔の画像、斜めを向いた斜め顔の画像、傾いた顔の画像、顔ではない画像等)を用いて識別ルールを学習させることによって、正面方向の顔の検出に向いた第2の顔検出器を作成することができる。また、多方向の顔からなる多数の画像と、この多数の顔以外の多数の画像とを用いて識別ルールを学習させることによって、多方向の顔の検出に向いた第1の顔検出器を作成することができる。
また、図5のステップS202で用いられる顔検出器として第1の顔検出器を用いることでステップS403の他方向の顔検出処理を行うことができる。一方、図5のステップS202で用いられる顔検出器として第2の顔検出器を用いることでステップS406とS408の正面方向の顔検出処理を行うことができる。
なお、CPU2におけるステップS107とS408とS109は本発明の特徴領域数変化判定手段と特徴領域数変化判定ステップの一例である。
(第2の実施形態の変形例)
図8は、上記第2の実施の形態の変形例を示す図である。
図8は、顔検出処理(ステップS403、S506、S508)が図6と異なる。ステップS403、S506およびS508以外のステップは図6と同一である。
CPU2は、図7と同様に、シャッターボタンの半押し操作を検出したことに応答して(ステップS102;Yes)、多方向の顔検出処理を行い(ステップS403)、検出された顔に合わせてオートフォーカス処理と自動露出処理を行う(ステップS104)。
しかしながら、シャッターボタンの全押し操作を検出した後も、被撮像者は横を向いたり、上を向いたり、下を向いたりしている場合がある。そこで、CPU2は、図7と異なり、シャッターボタンの全押し操作を検出すると(ステップS105;Yes)、多方向の顔検出処理を行い、検出された顔の数をカウントする(ステップS506)。そして、CPU2は、多方向の顔検出処理によってカウントした顔の数をメモリ部3の所定の領域に記憶する(ステップS307)。なお、ステップS506を省略し、ステップS307では、CPU2は、ステップS403でカウントした顔の数をメモリ部3の所定の領域に記憶することとしても良い。
CPU2は、連続的に撮像される画像毎に正面方向の顔検出処理を行い、検出された正面方向の顔の数をカウントする(ステップS508)。CPU2は、ステップS508で求められた正面方向の顔の数がステップS307で記憶された顔の数以下であると判断した場合には(ステップS309;No)、ステップS508に戻って再度正面方向の顔検出処理を行い、検出された正面顔の数をカウントする。
CPU2は、ステップS508でカウントされた正面方向の顔の数がステップS307で記憶された顔の数より多いことに応答して(ステップS309;Yes)、所定時間が経過するのを待って(ステップS110)、その時点で撮像された画像データを記録メディア5に記録する(ステップS111)。
すなわち、図8では、CPU2は、シャッターボタンの全押し操作を検出した時に多方向の顔を検出し、それらの数をカウントしてメモリ部3の所定の領域に記憶する。そして、記憶されている顔の数よりも今回撮像された画像に含まれる正面方向の顔の数が多いことに応答して、撮像された画像データを記録メディア5に記録する。
第1の顔検出器は正面方向の顔だけではなく、横顔や斜め顔等も顔として検出するのに対し、第2の顔検出器は正面方向の顔のみを検出する。このため、第1の顔検出器を用いて顔の数を検出した後、第2の顔検出器に切り換えて正面方向顔の数を検出すると、検出される顔の数が減少する場合がある。
CPU2は、シャッターボタンの全押し操作を検出した時に撮像された画像に含まれる顔の数と、その後連続的に撮像される画像ごとに求められた正面方向の顔の数とを比較する。このため、例えば、シャッターボタンの全押し操作を検出した時(ステップS105)に撮像された画像では横を向いていた人物が正面を向いたことに応答して、画像データが記録される(ステップS111)ことを防ぐことができる。
尚、ピントや露出・露光等の撮像条件を決定する際には、顔の向きや表情の変化に影響されずに顔検出できることが必要とされる。一方、撮像条件を決定した後、集合写真を撮像する際には、正面を向いている被撮像者を撮像することが望まれる。
第2の実施形態によれば、撮像条件を決定する場合には顔が正面方向に向いているか否かに関わらず顔検出を行う一方、撮像する場合には顔が正面方向を向いているか否かを判断することにより相反する要求を満足させることができる。
なお、CPU2におけるステップS104は本発明の撮像条件決定手段の一例であり、CPU2におけるステップS307とS508とS309は本発明の特徴領域数変化判定手段と特徴領域数変化判定ステップの一例である。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、顔検出に変えて、特定の人物の顔を認識する顔認識を用いる。CPU2は、撮像された画像に含まれる特定の人物の顔の数が増加した場合に、撮像された画像を記録する。
第3の実施形態も、第1の実施形態と同様にカメラ10を用いる。
CPU2は、予め、認識対象の人物の顔を撮像してその顔の特徴を抽出する。CPU2は、抽出された認識対象の人物の顔の特徴をメモリ部3の所定の登録領域に登録する。なお、登録領域には複数の人物の顔の特徴を登録することができる。
CPU2は、図9のメインフローチャートに示すように、シャッターボタンの半押し操作を検出することに応答して(ステップS102;Yes)、連続的に撮像される画像に含まれる認識対象の人物の顔を認識し、認識された顔の数をカウントする(ステップS603)。そして、認識された顔に合わせてオートフォーカス処理と自動露出処理を行う(ステップS104)。
次に、CPU2は、シャッターボタンの全押し操作を検出したことに応答して(ステップS105;Yes)、連続的に撮像される画像に含まれる認識対象の人物の顔を認識し、認識された顔の数をカウントし(ステップS606)、メモリ部3の所定の領域にカウントした顔の数を記憶する(ステップS607)。なお、ステップS606を省略し、ステップS607では、CPU2は、ステップS603でカウントした顔の数をメモリ部3の所定の領域に記憶することとしても良い。
そして、連続的に撮像される画像毎に更に認識対象の人物の顔を認識し、認識された顔の数をカウントする(ステップS608)。CPU2は、カウントした顔の数がステップS607で記憶された顔の数以下である場合(ステップS609;No)、ステップS607に戻り、メモリ部3の所定の領域にカウントした顔の数を記憶し、再度連続的に撮像される画像について認識対象の人物の顔を認識し、認識された顔の数をカウントする(ステップS608)。
CPU2は、ステップS607で記憶された顔の数と比較して今回カウントされた顔の数が増加したことに応答して(ステップS609;Yes)、タイマー8に所定時間のカウントダウンを開始させる(ステップS110)。
なお、ステップS603とS606とS608の顔認識処理は、図5において、ステップS202を、小領域がメモリ部3に登録されている認識対象の人物の顔を含むか否かを判定する処理に置き換えることによって実現することができる。
図9の処理は、認識対象の人物の顔を認識し、認識された顔の数をカウントする点(ステップS603、S606、S608)以外、図4の処理と同一である。
また、認識対象の人物の顔を認識し、認識された顔の数を求める点以外、図6の処理の変形例と同一であっても良いことは言うまでもない。
第3の実施形態では、CPU2は、顔の特徴が登録されている人物が撮像範囲内に入ってきた場合に撮像された画像を記録する。このため、例えば、観光地や遊園地等の人ごみの中で撮像する場合であっても、顔の特徴が登録されていない不特定の人物が撮像範囲内に入ったことにより画像が記録されることを防止することができる。
なお、CPU2におけるステップS607〜S609は本発明の特徴領域数変化判定手段と特徴領域数変化判定ステップの一例である。
上記第1の実施形態では、撮像された画像ごとに人物の顔を検出し、顔の数が増えたことを契機として画像を記録したが、顔が無くなったことを契機として画像を記録することもできる。
この場合、CPU2は、人物の顔が含まれていない画像を記録メディア5に記録する。このため、例えば、風景や建造物を撮像する場合に偶然第三者が撮像されることを防ぐことができる。
以上説明したように、本発明によれば、撮像予定人数の設定が不要であり、撮像範囲に含まれる被撮像者の数が変化したことを契機として撮像された画像を記録することができる。
すなわち、本発明によれば、カメラの操作者を含む集合写真を撮像する場合に、撮像予定人数を予め設定しなくても、カメラの操作者が撮像範囲に入ったことを契機として記録する。このため、撮像に際し、時間を気にすることなく、余裕を持ってカメラ操作者を含む集合写真を撮像することができる。
また、第2の実施形態では正面方向の顔の検出に適した第2の顔検出器を用いて正面方向の顔を検出するので、横顔や斜め顔等も検出する第2の顔検出器を用いた場合よりも確実に被撮像者全員が正面を向いた集合写真を撮影することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、設計上の都合やその他の要因によって必要となる様々な修正や組み合わせは、請求項に記載されている発明や発明の実施形態に記載されている具体例に対応する発明の範囲に含まれると理解されるべきである。
本発明の実施の形態に係るカメラのブロック図である。 表示部のディスプレイに表示されている画像の一例を示す図である。 図2の画像に較べて顔の数が1人分増えた画像の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るメインフローチャートの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るサブフローチャートの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態の変形例に係るメインフローチャートを示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るメインフローチャートの一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態の変形例に係るメインフローチャートの一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係るメインフローチャートの一例を示す図である。
符号の説明
1…撮像部、2…CPU、3…メモリ部、4…記録メディア制御部、5…記録メディア、6…操作部、8…タイマー、10…カメラ

Claims (6)

  1. 連続的に画像を撮像する撮像手段と、
    この撮像手段によって撮像される画像から顔を検出する顔検出手段と、
    この顔検出手段に対し第1の検出条件を設定することにより、前記撮像手段によって連続的に撮像される画像から多方向の顔を検出するよう制御する第1の顔検出制御手段と、
    この第1の顔検出制御手段による制御により顔が検出されると、この顔に合わせて撮影条件を決定する撮影条件決定手段と、
    この撮影条件決定手段による決定の後、記録指示を検出する記録指示検出手段と、
    この記録指示検出手段による記録指示の検出の後、前記顔検出手段に対し前記第1の検出条件よりも厳しい第2の検出条件を設定することにより、前記連続的に撮像される画像から正面方向のみの顔を検出するよう制御する第2の顔検出制御手段と、
    前記連続的に撮像される画像毎に、前記第2の顔検出制御手段による制御により検出された正面方向のみの顔の数を求める顔数取得手段と、
    前記連続的に撮像される画像において前記顔数取得手段が求めた前記正面方向のみの顔の数が、その前に撮像された画像において求めた前記正面方向のみの顔の数から変化したか否かを判定する変化判定手段と、
    前記記録指示検出手段による記録指示の検出に応答し、且つ、前記変化判定手段によって前記正面方向のみの顔の数が変化したと判定されると、この変化の判定の後に撮像される正面方向のみの顔を含む画像を記録媒体に記録する記録手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記変化判定手段は、前記撮像された画像において前記顔数取得手段が求めた前記正面方向のみの顔の数が、その前に撮像された画像において求めた前記正面方向のみの顔の数より増加することにより変化したか否かを判定し、
    前記記録手段は、前記記録指示検出手段による記録指示の検出に応答し、且つ、前記変化判定手段によって前記正面方向のみの顔の数が増加することにより変化したと判定されるのを待って、この変化の判定の後に撮像される正面方向のみの顔を含む画像を前記記録媒体に記録する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記記録指示検出手段による記録指示の検出に応答して、前記顔数取得手段によって求められた前記正面方向のみの顔の数を記憶する顔数記憶手段を更に備え、
    前記変化判定手段は、前記撮像された画像において前記顔数取得手段が求めた前記正面方向のみの顔の数が前記顔数記憶手段に記憶されている前記正面方向のみの顔の数より多くなることにより変化したか否かを判定し、
    前記記録手段は、前記変化判定手段によって前記正面方向のみの顔の数が多くなることにより変化したと判定されるのを待って、この変化の判定の後に撮像される正面方向のみの顔を含む画像を前記記録媒体に記録する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 予め設定された所定時間を計時する計時手段を更に備え、
    前記記録手段は更に、前記計時手段によって前記所定時間が計時されたことに応答して、前記変化の判定の後に撮像される正面方向のみの顔を含む画像を記録する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 撮像部に対し連続的に画像を撮像させる撮像ステップと、
    顔検出部に対し第1の検出条件を設定することにより、前記撮像ステップにて連続的に撮像される画像から多方向の顔を検出するよう制御する第1の顔検出制御ステップと、
    この第1の顔検出制御ステップでの制御により顔が検出されると、この顔に合わせて撮影条件を決定する撮影条件決定ステップと、
    この撮影条件決定ステップでの決定の後、記録指示を検出する記録指示検出ステップと、
    この記録指示検出ステップでの記録指示の検出の後、前記顔検出部に対し前記第1の検出条件よりも厳しい第2の検出条件を設定することにより、前記連続的に撮像される画像から正面方向のみの顔を検出するよう制御する第2の顔検出制御ステップと、
    前記連続的に撮像される画像毎に、前記第2の顔検出制御ステップでの制御により検出された正面方向のみの顔の数を求める顔数取得ステップと、
    前記連続的に撮像される画像において前記顔数取得ステップが求めた前記正面方向のみの顔の数が、その前に撮像された画像において求めた前記正面方向のみの顔の数から変化したか否かを判定する変化判定ステップと、
    前記記録指示検出ステップでの記録指示の検出に応答し、且つ、前記変化判定ステップにて前記正面方向のみの顔の数が変化したと判定されると、この変化の判定の後に撮像される正面方向のみの顔を含む画像を記録媒体に記録させる記録ステップと、
    を含むことを特徴とする撮像方法。
  6. 顔検出部を有する撮像装置が具備するコンピュータを、
    連続的に画像を撮像させる撮像手段、
    前記顔検出部に対し第1の検出条件を設定することにより、前記撮像手段によって連続的に撮像される画像から多方向の顔を検出するよう制御する第1の顔検出制御手段、
    この第1の顔検出制御手段による制御により顔が検出されると、この顔に合わせて撮影条件を決定する撮影条件決定手段、
    この撮影条件決定手段による決定の後、記録指示を検出する記録指示検出手段、
    この記録指示検出手段による記録指示の検出の後、前記顔検出部に対し前記第1の検出条件よりも厳しい第2の検出条件を設定することにより、前記連続的に撮像される画像から正面方向のみの顔を検出するよう制御する第2の顔検出制御手段、
    前記連続的に撮像される画像毎に、前記第2の顔検出制御手段による制御により検出された正面方向のみの顔の数を求める顔数取得手段、
    前記連続的に撮像される画像において前記顔数取得手段が求めた前記正面方向のみの顔の数が、その前に撮像された画像において求めた前記正面方向のみの顔の数から変化したか否かを判定する変化判定手段、
    前記記録指示検出手段による記録指示の検出に応答し、且つ、前記変化判定手段によって前記正面方向のみの顔の数が変化したと判定されると、この変化の判定の後に撮像される正面方向のみの顔を含む画像を記録媒体に記録させる記録手段、
    として機能させることを特徴とする撮像プログラム。
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