JP4465974B2 - 石英ガラスの成形装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、石英ガラスをモールド内に収容して加熱加圧することにより、石英ガラスを広い面積の面を有する所定形状に成形するための石英ガラスの成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
【従来の技術】
i線より長波長の光源を用いた投影露光装置の照明光学系あるいは投影光学系のレンズ、ミラー、レチクル等の光学部材では、材料として石英ガラスが多用されている。この石英ガラスは、例えば、火炎加水分解により透明石英ガラスを製造する直接法などの方法で合成されている。
【0003】
直接法では、石英ガラス製バーナにて支燃性ガス(酸素含有ガス、例えば酸素ガス)及び可燃性ガス(水素含有ガス、例えば水素ガスあるいは天然ガス)を混合・燃焼させ、前記バーナの中心部から原料ガスとして高純度のケイ素化合物(例えば四塩化ケイ素ガス)をキャリアガス(通常酸素ガス)で希釈して噴出させ、前記原料ガスを周囲の前記酸素ガス及び水素ガスの燃焼により反応(加水分解反応)させて石英ガラス微粒子を発生させ、その前記石英ガラス微粒子を、前記バーナ下方に配置され、回転および揺動および引き下げ運動を行う不透明石英ガラス板からなるターゲット上に堆積させ、同時に前記酸素ガス及び水素ガスの燃焼熱により溶融・ガラス化して石英ガラスインゴットを得ている。
【0004】
この方法によると、比較的大きな径の石英ガラスインゴットを得易いため、インゴットからブロックを切り出して所望の形状,大きさの光学部材を製造することができる。
【0005】
また、近年、大型のレンズやレチクル、或いは大型の液晶ディスプレイ等、広い面積の面を有する光学部材を得るため、予め形成されたインゴット等の石英ガラス塊を加熱加圧成形することにより扁平形状にして面積を拡大する成形方法が利用されている。
【0006】
この成形方法では、石英ガラス塊をモールド内に収容して加熱した状態で、加圧板により加圧することにより広い面積の面を成形する。
【0007】
このような加熱加圧成形を行うものとして、例えば、グラファイト製のモールド内で、絶対圧が 0.1Torr以上大気圧以下へのヘリウムガス雰囲気下に、1700℃以上の温度に加熱加圧成形し、ついで1100〜1300℃まで急冷する方法が知られている。また、石英ガラスとモールドの型材との熱膨張率差に起因する応力を緩和する構造を有するグラファイト製のモールドを用いて1600℃〜1700℃で加圧成形する方法(下記、特許文献1参照。)や、そのグラファイト製のモールドが2分割以上の縦型構造である成型装置が提案されている(下記、特許文献2及び3参照。)。更には、黒鉛製のモールド内面に石英粉末からなる被覆層を設けて、1550℃〜1700℃で加圧成形する方法(下記、特許文献4参照。)も知られている。
【0008】
【特許文献1】
特公平4−54626号公報。
【0009】
【特許文献2】
特開昭56−129621号公報。
【0010】
【特許文献3】
特開昭57−67031号公報。
【0011】
【特許文献4】
特開2002−22020号公報。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年、著しく広い面積の面を有する光学部材の要求が高まっているが、このような光学部材を加熱加圧成形する場合、広い面積の面全体にわたり均質な石英ガラス部材を得ることが容易でないという問題点が明らかになった。
【0013】
そこで、この発明は、石英ガラスの加熱加圧成形により、広い面積の面を均質に成形することが可能な石英ガラスの成形装置を提供することを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
石英ガラスの加熱加圧成形で広い面積を均質に成形できない原因を調べたところ、グラファイトからなる加圧板が、高温条件下で石英ガラスを高圧で加圧すると変形を生じ、広い面積を均一な圧力で加圧できないことに起因していることが明らかになった。
【0015】
即ち、広い面積を加圧板により加圧すると、加圧板の加圧面の面積に応じた高い圧力が負荷されることになる。ところが、加圧面の面積が大きい程、その圧力が加圧板の一部に負荷され易くなる。その結果、広い面積の場合には加圧板が変形し易くなるのである。
【0016】
このような変形を防止するために、加圧板を厚くすることも考えられるが、高圧であるため、加圧板を著しく厚く形成しなければならず、装置全体の高さが著しく高くなるため好ましくない。
【0017】
そこで、上記のような課題を解決する請求項1に記載の発明は、石英ガラスを収容可能な中空部を有するモールドと、前記中空部の内部に移動可能に配置された加圧板と、前記中空部に収容された前記石英ガラスを加熱する加熱手段と、該加圧板の一部を加圧方向に押圧可能な成形手段とを備え、前記中空部内の石英ガラスを前記加熱手段で加熱しつつ、前記加圧板で加圧して所定形状に成形する装置であって、前記成形手段を複数設け、該複数の成形手段の押圧部位がそれぞれ独立に前記加圧板を加圧可能であることを特徴とする。
【0018】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記複数の成形手段の前記加圧板の押圧部位の加圧方向の位置を検出する検出手段と、該検出手段の検出値に基づいて前記押圧部位の位置を制御する制御手段とを設けたことを特徴とする。
【0019】
更に、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記複数の成形手段の前記加圧板の傾斜を検出する検出手段と、該検出手段の検出値に基づいて前記押圧部位の加圧方向の位置を制御する制御手段とを設けたことを特徴とする。
【0020】
また、請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の構成に加え、前記制御手段が、前記加圧板により前記石英ガラスを加圧する圧力を調整することにより、前記押圧部位の加圧方向の位置を制御するものであることを特徴とする。
【0021】
更に、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の構成に加え、前記複数の成形手段は、前記加圧板の一部を押圧するシリンダロッドを有する流体圧シリンダからなり、前記制御手段は、該流体圧シリンダに供給される流体圧力を調整するものであることを特徴とする。
【0022】
また、請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れか一つに記載の構成に加え、大きさの異なる複数の前記加圧板と、該複数の加圧板のそれぞれに対応する大きさの複数の前記モールドとを有し、該複数の加圧板及び複数のモールドの中の少なくとも一つを選択して装着することにより、該選択された前記加圧板の大きさに応じた数の前記成形手段で該加圧板が加圧可能に構成されていることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]
以下、この発明の実施の形態について説明する。
【0024】
図1乃至図3はこの実施の形態の成形装置を示す。
【0025】
この成形装置10は、四塩化ケイ素、シラン、有機ケイ素等のケイ素化合物を原料して製造される合成石英ガラスのインゴットやその一部、または、Ge、Ti、B、F、Al等の屈折率を変化させる成分を添加した合成石英ガラスのインゴットやその一部等の石英ガラス塊から、例えば、大型の液晶用マスク、半導体用マスク等のレチクル(フォトマスク)用基板、結像光学系の大型のレンズ材料のように、広い面積の面を有する板状体やその他の大型ガラスブロックを成形するための装置である。特に、この実施の形態では700cm以上、即ち、26.5cm×26.5cm以上の角形、φ300mm以上の丸形等の広い面を成形するのに好適な装置となっている。
【0026】
この成形装置10では、金属製の真空チャンバー11の内壁に、全面にわたって設けられた断熱材12と、断熱材12の縦壁内に設けられた加熱手段としてのカーボンヒータ13とが設けられ、更に、真空チャンバー11内部の略中央部に中空部21を有するモールド15が収容されている。
【0027】
モールド15は、底板16及び受板17を備えた底部18と、底部18の上部に複数の側板19を組み合わせて筒状に形成された側壁部20とを備え、この筒状の側壁部20と底部18とにより中空部21が形成されている。
【0028】
中空部21には、加圧板としての天板23が移動可能に配置され、中空部21内に収容された塊状の石英ガラス25を天板23の加圧面23aで加圧可能に構成されている。
【0029】
これらのモールド15及び天板23は、石英ガラス25の成形時の温度及び圧力に対する耐熱性及び強度を有し、且つ、成形時に石英ガラス25と接触しても不純物を混入し難い材料から形成されており、ここでは全てグラファイトにより形成されている。
【0030】
また、図3に示すように、側壁部20の内壁面には、加圧方向に延長する溝27が設けられ、天板23には該溝27に対応した凸部28が設けられ、この凸部28が溝27内を移動することにより天板23の加圧方向のガイド部となるように構成されている。
【0031】
この天板23の押圧面23b(上面)が、真空チャンバ11の外部に配設された成形手段としての油圧シリンダのシリンダロッド26で押圧されるようになっている。このシリンダロッド26は、先端部分(下端部)が天板23の押圧部位26aであり、5本のシリンダロッド26の押圧部位26aが天板23の押圧面23bに略均等に分散配置されて、当接した状態となっている。ここでは、シリンダロッド26が、四角形の天板23の中央位置と、この中央位置を囲む周辺4箇所に配置されている。
【0032】
また、シリンダロッド26の押圧部位26aの面積は、著しく小さ過ぎると天板23の変形が生じやすいため、天板23の押圧面23bの面積に応じて適宜設定するのが好ましい。
【0033】
なお、これらのシリンダロッド26を備えた油圧シリンダは、外部から供給する油圧を調整することにより、それぞれ独立にシリンダロッド26が加圧されて移動するように構成されているが、詳細な図示は省略されている。
【0034】
また、この成形装置10では、各シリンダロッド26の押圧部位26aの加圧方向の位置を検出するためのエンコーダが配設されている。このエンコーダは、シリンダロッド26の中段の基準となる位置に取付けられたワイヤー26bと、このワイヤー26bの変位量を検出する図示しないワイヤースケールエンコーダ本体とを備えている。このエンコーダで検出される各押圧部位26aの位置は天板23の加圧面23aの位置に対応する値であり、この検出値により天板23の各部位の位置(高さ)が検出可能となっている。
【0035】
更に、この成形装置10には、図4に示すように、天板23の複数の位置の加圧方向の傾斜を検出するための傾斜計29が、シリンダロッド26の上部に接続された基準板31に配設されている。この傾斜計29は、各シリンダロッド26間に配置され、天板23の加圧面23aの複数箇所で傾斜を検出可能となっている。なお、基準板31は、各シリンダロッド26に取外し可能に接続されている。
【0036】
そして、このエンコーダ及び傾斜計29により測定された天板23の加圧面23aの複数箇所の加圧方向の位置及び傾斜は、シリンダロッド26の押圧動作を制御するために利用可能となっている。例えば、これらの検出値が図示しない演算処理装置に入力され、その演算結果に基づいて各シリンダロッド26の油圧シリンダに供給する油圧が、独立に調整されるように制御手段が構成されている。
【0037】
次に、以上のような構成の成形装置10により、塊状の石英ガラス25を加熱加圧成形する場合について説明する。まず、真空チャンバ11内に底板16、受板17、及び側板19を組合わせてモールド15を形成する。そして、モールド15の中空部21内に塊状の石英ガラス25を配置し、その上部に天板23を配置し、更に、天板23の押圧面23bに油圧シリンダのシリンダロッド26の押圧部位26aを当接させてセットする。この実施の形態では、塊状の石英ガラス25として合成石英ガラスインゴットを用い、モールド15の中空部21の中央部分に配置している。
【0038】
そして、真空チャンバー11内を不活性ガスで置換し、カーボンヒータ13により中空部21内の塊状の石英ガラス25を加熱して、結晶化温度以上軟化点以下、具体的には1570℃〜1670℃に昇温して成形を行う。
【0039】
成形時には、各油圧シリンダの油圧を独立に調整することにより、シリンダロッド26を下方へ移動させて、各シリンダロッド26の押圧部位26aで天板23の押圧面23bを押圧する。これにより、天板23が底部側の加圧方向に移動し、天板23の加圧面23aにより塊状の石英ガラス25が加圧される。
【0040】
成形の初期段階では、天板23の加圧面23aの一部(ここでは中央部)が塊状の石英ガラス25に接触した状態となるため、その部分に対応したシリンダロッド26に他のシリンダロッド26より高い圧力を負荷する。特に、石英ガラス25の粘度が高い場合には、中央部のシリンダロッド26と周辺位置のシリンダロッド26との圧力差が大きくなる。この実施の形態では、天板23の加圧面23aが塊状の石英ガラス25と中央部分で接触し、周辺部分では接触しないため、中央位置に対応するシリンダロッド26に他の周辺位置のシリンダロッド26より高い圧力を負荷している。
【0041】
その後、成形が進行した段階で、各シリンダロッド26の圧力を増加するとともに、周辺位置のシリンダロッド26に中央位置のシリンダロッド26と同等の圧力を負荷し、成形の最終段階で全ての圧力が最も高くなるようにしている。
【0042】
ここでは、成形初期の段階では天板23の圧力を小さくし、最終段階で最大加圧力となるようにしている。例えば、初期の段階では天板23の加圧面23aの単位面積当りに換算した圧力を0.3〜1.5Kg/cmとし、成形の最終段階では1.0〜5.0Kg/cmとする。
【0043】
この成形時には、天板23の加圧面23aの加圧方向の位置と傾斜とに相当する各シリンダロッド26の押圧部位26aの位置と天板23の傾斜が検出され、これらの検出値に基づいて各シリンダロッド26の押圧部位26aの位置が制御されている。そのため、天板23の加圧面23aが加圧方向に対して垂直となるように制御されている。
【0044】
この制御においては、各押圧部位26aの位置が同じで傾斜が検出されない場合には、各シリンダロッド26を駆動する油圧シリンダへの供給圧力を維持又は均等に増加して、所定の天板23の下降速度で成形を続ける。この天板23の下降速度としては、例えば5〜20cm/minとすることができる。
【0045】
天板23全体が傾斜したり、一部が変形することにより一部が傾斜し、押圧部位26a間の加圧方向の位置ずれと傾斜とが検出された場合には、この位置ずれ及び傾斜を修正して全てのシリンダロッド26の押圧部位26aの位置が一致するように、各油圧シリンダへの供給圧力を調整する。
【0046】
また、全ての押圧部位26a間のずれが検出されないで傾斜が検出された場合には、各シリンダロッド26の油圧シリンダへの供給圧力を減少させる等により天板23の変形を修正する。
【0047】
そして、このような制御を行いつつ、成形の最終段階の圧力をシリンダロッド26に負荷し、塊状の石英ガラス25が所定形状の板状体に成形された段階で、天板23による加圧を終了する。その後、冷却して真空チャンバ11のモールド15から成形品の板状体を取り出すことにより成形が完了する。
【0048】
以上のような石英ガラス25の成形装置10によれば、天板23を押圧するシリンダロッド26が複数設けられ、その押圧部位26aがそれぞれ独立に天板23を加圧できるので、天板23の異なる位置をそれぞれ別のシリンダロッド26で、別の圧力で押圧することができる。そのため、天板23を押圧する圧力を各部位毎に調整することができ、成形の際に天板23の変形を防止して、広い面積を均一に加圧することが可能となる。そのため、広い面積の面を有する所定の板状の石英ガラス25を均質に、例えば、板状の石英ガラス25の厚さのばらつきをできるだけ小さく抑えて成形することが容易になる。
【0049】
しかも、成形時に天板23に負荷される力を複数のシリンダロッド26の押圧部位26aに分散するとともに、部分毎に圧力を調整するため、天板23が変形しにくく、天板23の厚さを十分に薄くすることができる。そのため、成形装置全体の装置高さを低くすることが可能となり、成形装置10の小型化が図り易い。
【0050】
また、複数のシリンダロッド26の押圧部位26aの位置を検出したり、天板23の傾斜を検出し、その検出値に基づいて各シリンダロッド26の押圧部位26aの位置を制御するようにしたので、天板23の加圧面23aに傾斜や変形が生じた場合に、その量に応じて正確にシリンダロッド26の押圧部位26aの位置を制御することができる。
【0051】
更に、天板23で石英ガラス25を加圧する圧力を制御して調整しているので、天板23から塊状の石英ガラス25に過剰な圧力が負荷されにくく、天板23の変形を防止して、バランスよく天板23を押圧し易い。
【0052】
なお、上記の実施の形態1では、板状の石英ガラス25を成形する例について説明したが、板状体以外の広い面積の面を有する成形体であっても、この発明は適宜適用可能である。
【0053】
また、上記では、加圧時に天板23の加圧方向の位置と傾斜との両方を検出して、各シリンダロッド26の圧力を制御するように制御装置を構成したが、位置だけを検出して制御してもよく、傾斜だけを検出して制御を行うことも可能である。
【0054】
更に、上記では、天板23の位置の制御を油圧シリンダに供給する油圧の調整により行ったが、成形手段として機械的に位置を調整可能なエンコーダを用いた装置により、精度良く位置を制御するようにしてもよい。
【0055】
また、上記では、成形時に結晶化温度以上軟化点温度以下の温度にした例について説明したが、石英ガラス25の結晶化温度以上であればよく、例えば軟化点より高い温度で成形することも可能である。
【0056】
[実施の形態2]
次に、図5に示す実施の形態2の成形装置10について説明する。
【0057】
この実施の形態2の成形装置10では、実施の形態1の天板23と大きさの異なる交換用天板31と、この交換用天板31に対応する交換用モールド32とを、天板23及びモールド15の代わりに任意に選択して装着可能に構成し、基準板31を取外した他は、実施の形態1の成形装置10と同一である。ここでは、大きさの異なる交換用天板31と、それに対応する大きさの交換用モールド32とを複数有していてもよく、更に、複数の交換用天板31及び交換用モールド32が同一の大きさであっても、互いに異なる大きさであってもよい。
【0058】
この交換用天板31及び交換用モールド32は、モールド15及び天板23を真空チャンバ11から取り外して装着されており、交換用天板31の押圧面31bには、押圧面31bの大きさに対応した数の1本のシリンダロッド26の押圧部位26aが当接した状態で配置されている。
【0059】
この成形装置10では、交換用モールド32の中空部33内に配置された塊状の石英ガラス25を加熱し、交換用天板31により加圧すれば、実施の形態1により得られる板状体より小さい所定形状の板状体を成形することができる。
【0060】
このような成形装置10によれば、実施の形態1の効果に加え、1つの成形装置10で異なる大きさの所定形状に石英ガラス25を成形することが可能となり、しかも、何れの大きさであっても交換用天板31の変形を防止して均質な面を成形することが可能である。
【0061】
【実施例】
以下、この発明の実施例について説明する。
【0062】
実施例1
図1乃至2に示すような成形装置10を用い、直径50cmで高さが70cmの合成石英ガラスインゴットからなる石英ガラス25から、一辺が100cmの正方形形状で厚さが14cmの板状の石英ガラス25を成形した。
【0063】
この成形においては、最大荷重5tonで、押圧部位の面積が78cmの油圧シリンダを5本用いるとともに、厚さ3cmのグラファイトからなる天板23を用いた。また、この天板23及びモールド15には、図3に示すような凸部28及び溝27からなるガイド部を設けた。
【0064】
成形時には、塊状の石英ガラス25の温度を1630℃に保持した。また、初期段階で、中央位置のシリンダロッド26の荷重を700Kg、周辺位置のシリンダロッド26の荷重をそれぞれ300Kgとし、成形の最終段階で、全てのシリンダロッド26の圧力を3tonとした。
【0065】
更に、成形時には、油圧シリンダに供給する油圧を調整することにより、シリンダロッド26の押圧部位26aの位置を制御した。
【0066】
成形により得られた板状体を周辺10mm、深さ10mmでテストプレートを採取し、二面研削、研磨し、歪の測定を周辺から3mmの位置で行った。その結果、最大値は2nm/mmであった。
【0067】
実施例2
シリンダロッド26の押圧部位26aの位置を、シリンダロッド26の押圧部位26aの絶対位置を調整するように制御した他は、実施例1と同一にして、板状体を得た。
【0068】
成形により得られた板状体を周辺10mm、深さ10mmでテストプレートを採取し、二面研削、研磨し、歪の測定を周辺から3mmの位置で行った。その結果、最大値は4nm/mmであった。
【0069】
実施例3
天板23及びモールド15に凸部28及び溝27からなるガイド部を設けない他は、実施例1と同一にして成形品を成形した。
【0070】
成形により得られた板状体を周辺10mm、深さ10mmでテストプレートを採取し、二面研削、研磨し、歪の測定を周辺から3mmの位置で行った。その結果、最大値は7nm/mmであった。
【0071】
実施例4
2本のシリンダロッド26により加圧する交換用天板31と、この交換用天板31に対応する交換用モールド32とを、真空チャンバ11内に2組配置し、50cm×50cmの正方形で厚さが15cmの板状体を2枚成形した。交換用天板31及び交換用モールド32には、実施例1の凸部28及び溝27と同一のガイド部を設けた。
【0072】
各モールドの成形条件は、2本のシリンダロッド26の荷重を実施例1の中央位置の荷重と同じにした他は、実施例1と同様にした。
【0073】
成形により得られた板状体を周辺10mm、深さ10mmでテストプレートを採取し、二面研削、研磨し、歪の測定を周辺から3mmの位置で行った。その結果、最大値は5nm/mmであった。
【0074】
実施例5
交換用天板31及びモールド32の内壁にガイド部を設けない他は、実施例4と同一にして2枚の成形品を成形した。
【0075】
成形により得られた板状体を周辺10mm、深さ10mmでテストプレートを採取し、二面研削、研磨し、歪の測定を周辺から3mmの位置で行った。その結果、最大値は9nm/mmであった。
【0076】
比較例1
1本のシリンダロッド26を用いて、成形の最終段階に5tonの荷重で加圧する他は、実施例1と同一にして成形を行った。
【0077】
成形により得られた板状体を周辺10mm、深さ10mmでテストプレートを採取し、二面研削、研磨し、歪の測定を周辺から3mmの位置で行った。その結果、最大値は20nm/mmであり、実施例1〜5に比べて、歪量が大きかった。
【0078】
比較例2
天板23及びモールド15に凸部28及び溝27を設けない他は、比較例1と同一にして成形を行った。
【0079】
成形により得られた板状体を周辺10mm、深さ10mmでテストプレートを採取し、二面研削、研磨し、歪の測定を周辺から3mmの位置で行った。その結果、最大値は25nm/mmであり、実施例に比べて、更に、歪量が大きくなった。
【0080】
【発明の効果】
以上詳述の通り、請求項1に記載の発明によれば、加圧板を押圧する成形手段が複数設けられ、その押圧部位がそれぞれ独立に加圧板を加圧可能であるので、加圧板の異なる位置をそれぞれ別々の成形手段の押圧部位により、別々の圧力で押圧することが可能となる。そのため、加圧板の圧力を部分毎に調整することができ、石英ガラスの成形時に加圧板の変形を防止して、広い面積を均一に加圧し易い。その結果、広い面積の面を有する所定形状の石英ガラスを均質に成形し易くなる。
【0081】
また、請求項2又は3に記載の発明によれば、複数の成形手段の加圧板の押圧部位の位置を検出したり、加圧板の傾斜を検出し、その検出値に基づいて押圧部位の位置を制御するように構成したので、加圧板に傾斜や変形が生じた場合にその量に応じて正確に押圧部位の位置を制御することができ、広い面積をより均一に加圧し易。
【0082】
更に、請求項4に記載の発明によれば、制御手段が加圧板により石英ガラスを加圧する圧力を調整するものであるので、加圧板から石英ガラスに過剰な圧力が負荷されにくく、加圧板の変形を防止してバランス良く加圧板を押圧し易い。
【0083】
更に、請求項5に記載の発明によれば、成形手段が加圧板の一部を加圧するシリンダロッドを有する流体圧シリンダからなり、制御手段が流体圧シリンダの流体圧力を制御するものであるので、流体圧シリンダの流体圧力を調整することで石英ガラスを加圧する圧力を調整できるため、圧力の制御が容易である。
【0084】
また、請求項6に記載の発明によれば、大きさの異なる複数の加圧板と、それに対応する大きさの複数のモールドとの中から少なくとも一つの組を選択して装着することにより、加圧板の大きさに応じた数の成形手段で加圧板を加圧可能に構成されているので、1つの成形装置で異なる大きさに石英ガラスを成形することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1の成形装置の一部を示す概略縦断面図である。
【図2】同実施の形態1の成形装置の一部を示す概略横断面図である。
【図3】同実施の形態1の成形装置のモールド及び天板のガイド部を示す図である。
【図4】同実施の形態1の成形装置の傾斜計の配置を示す配置図である。
【図5】この発明の実施の形態2の成形装置の一部を示す概略縦断面図である。
【符号の説明】
10 成形装置
11 真空チャンバ
13 カーボンヒータ
15 モールド
18 底部
20 側壁部
21 中空部
23 天板(加圧板)
25 石英ガラス塊
26 シリンダロッド(成形手段)

Claims (6)

  1. 石英ガラスを収容可能な中空部を有するモールドと、前記中空部の内部に移動可能に配置された加圧板と、前記中空部に収容された前記石英ガラスを加熱する加熱手段と、該加圧板の一部を加圧方向に押圧可能な成形手段とを備え、前記中空部内の石英ガラスを前記加熱手段で加熱しつつ、前記加圧板で加圧して所定形状に成形する装置であって、
    前記成形手段を複数設け、該複数の成形手段の押圧部位がそれぞれ独立に前記加圧板を加圧可能であることを特徴とする石英ガラスの成形装置。
  2. 前記複数の成形手段の前記加圧板の押圧部位の位置を検出する検出手段と、該検出手段の検出値に基づいて前記押圧部位の加圧方向の位置を制御する制御手段とを設けたことを特徴とする請求項1に記載の石英ガラスの成形装置。
  3. 前記複数の成形手段の前記加圧板の傾斜を検出する検出手段と、該検出手段の検出値に基づいて前記押圧部位の加圧方向の位置を制御する制御手段とを設けたことを特徴とする請求項1に記載の石英ガラスの成形装置。
  4. 前記制御手段が、前記加圧板により前記石英ガラスを加圧する圧力を調整することにより、前記押圧部位の加圧方向の位置を制御するものであることを特徴とする請求項2又は3に記載の石英ガラスの成形装置。
  5. 前記複数の成形手段は、前記加圧板の一部を押圧するシリンダロッドを有する流体圧シリンダからなり、前記制御手段は、該流体圧シリンダに供給される流体圧力を調整するものであることを特徴とする請求項4に記載の石英ガラスの成形装置。
  6. 大きさの異なる複数の前記加圧板と、該複数の加圧板のそれぞれに対応する大きさの複数の前記モールドとを有し、該複数の加圧板及び複数のモールドの中の少なくとも一つを選択して装着することにより、該選択された前記加圧板の大きさに応じた数の前記成形手段で該加圧板が加圧可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一つに記載の石英ガラスの成形装置。
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