JP4462906B2 - パレット及び住宅部材の配送方法 - Google Patents

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Description

本発明は、戸建て住宅の新築工事やリフォーム工事を行う際に、部材製造元で製造された部材を各邸別に分類して住宅メーカーの物流センターに納品し且つ物流センターから邸毎の現場に配送するのに用いて有利なパレットと、このパレットを用いて部材製造元から邸毎の現場への部材の配送を行う住宅部材の配送方法とに関するものである。
パレットは一般的に利用されており、搬送すべき物品の寸法や形状に対応させて最適のものが用いられている。例えば搬送すべき物品が建具の材料となる木材や、サッシの材料となる型材のように長尺の材料である場合、パレットは長尺物品を積載し得る長さを持った積載面を設けると共に該積載面の両側に夫々2本、全体で4本の支柱を立設して構成されている。このようなパレットは標準的な断面寸法を持った材料を複数段積載し得るように構成されるのが一般的であり、支柱の高さは、使用頻度の高い材料を積載したときの高さ方向の寸法に対応して設定され、一定の長さ(定尺)寸法の材料を目的の製品に対応させた長さの部材に切断する工程までの間に利用される。
特許文献1に記載された運搬用ラック(パレット)は、住宅の外壁に利用する壁パネルを運搬することを目的としたものであり、格子状の平面を持ち上下面ともに面一とされたラック本体を有し、このラック本体の四隅に柱挿入部を立設し、この柱挿入部に夫々柱を挿入し得るように構成されている。またラック本体には柱挿入部から取り外された柱を収納する柱収納部が形成されている。
従って、壁パネルを運搬する際には柱挿入部に柱を挿入して起立させることで高さを確保して所定数の壁パネルを収容し、運搬先で壁パネルを降ろした後は、柱挿入部から柱を取り外して柱収納部に収納することで、高さを低くすることが可能であり、この状態で複数の空のラックを段積みしてトラックにより運搬することが可能となる。
一方、戸建て住宅では、現場で組み建てされる木造建具やアルミ建具、天井を構成するための軽鉄部品等の長尺部材及び段ボール箱やビニール袋に収納した金具類を含む部材、石膏ボード等の内装壁材等の板状の部材、ロール状に巻き付けられた電線や情報配線を含む不定形の部材、等多くの部材が必要となる。これらの部材は夫々異なる部材製造元から物流センターに搬入され、物流センターに搬入された部材は、邸毎の工事の進捗状況に応じて必要なものがトラック等に積載されて現場に搬入されることがある。
特開平07−205988号公報
特許文献1に記載された運搬用ラック(パレット)では、柱挿入部から取り外した柱をラック本体に設けた柱収納部に収納し得るように構成されているため、使用時と非使用時に於ける高さを変えることが可能となり有利である。しかし、運搬すべき物品が壁パネルのみであることから柱の高さは単一であり、多品種の部材を搬送しようとした場合、必ずしも全ての部材に適応し得る保証はなく、汎用性に劣るという問題がある。
即ち、複数個重ねることが可能なパレットを用いて、住宅を構成するための多品種の部材を、複数の製造元から物流センターを経て邸毎の工事現場に搬送するような場合には、高さ寸法を複数の値に変化させるように構成しておくことが好ましい。このため、1台のパレット毎に長さの異なる複数種の柱を用意しておくことになるが、これら複数種の長さを持った柱を収容するための収容部を荷扱いの際に邪魔にならない位置に設けておくことが必要となる。しかし、特許文献1に記載されたラックでは、一個の収納部が用意されるのみである。
上記の如く、1台のパレットに寸法の異なる多品種の部材を積載した場合、トラックによる搬送過程で荷が踊ってしまう虞があるため、積載物をネットやシート等で覆っておくことが好ましい。同様に、トラックによる搬送過程で加速,減速する際の慣性によって積載物が前後に移動することがあるため、積載物を前後方向に移動しないように固定しておくことが好ましい。しかし、特許文献1に記載されたラックには積載された壁パネルをネットやシート等で覆うような思想はない。
またパレットは物品を積載して搬送する機能を有するものであるが、積載された物品が工事現場に納品されたときの検収を行う機能を有するものではない。しかし、少なくとも邸毎の工事現場に納品すべき部材の荷下ろしを終了したとき、機械的に検収を行えるようにしておくことが好ましい。
本発明の目的は、複数の部材の製造元から物流センターを経て邸毎の工事現場まで搬送するのに有利なパレットを提供すると共に、このパレットを用いた配送方法を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係るパレットは、邸別に受注した住宅の部材を予め邸別に対応させたパレットに収容し、邸別の住宅の工事現場に配送するためのパレットであり、該パレットに設けた被読取部材を読取手段で読み取って部材の邸別の納品検収を行う住宅部材の配送方法に使用されるパレットであって、該パレットは、予め部材の積載用に設定された寸法を持った積載面と、積載面の両側部に配置される柱部材と、を有し、該部材が積載される積載面は、フレームまたは該フレームの上部に張り付けた板状部材で構成され、読取手段によって読取可能な一又は複数の被読取部材を該積載面の上面又は下面であって、積載された部材で隠される配置に設けたものである。
上記パレットに於いて、前記板状部材が一対のシートと中芯からなるプラスチック段ボールであることが好ましい。
また上記パレットに於いて、前記被読取部材が複数であり、これらの被読取部材が積載面に略均等に分散配置されていることが好ましい。
また本発明に係る住宅部材の配送方法は、住宅部材を積載する積載面と、該積載面の両側部に配置される柱部材と、を有し、該積載面は、フレームまたは該フレームの上部に張り付けた板状部材で構成され、読取手段によって読取可能な一又は複数の被読取部材を積載面に設けたパレットを複数の部材製造元に配布しておき、各部材製造元では邸別に受注した住宅の部材を予め邸に対応させたパレットに収容して物流センターに納品し、物流センターでは複数の部材製造元から納品されたパレットを住宅の別に出荷し、邸の工事現場に於いてパレットに収容された部材を荷下ろしした後、パレットの積載面に設けた被読取部材を読取手段によって読み取ることで納品検収を行うことを特徴とするものである。
本発明に係るパレットでは、積載面の両側に設けた柱装着部に異なる長さの柱を着脱し得るように構成したので、積載面に積載した物品の高さに応じて適宜調整することが出来る。このため、パレットの汎用性を向上することが出来る。特に、異なる長さの柱を柱装着部の間に設けた第一収容部、積載面の可能に設けた第二収容部に収容し得るように構成したので、使用することのない柱を対応する収容部に収容することが可能となり、常に異なる長さの柱を一体的に搬送することが出来る。
また積載面の両側に積載物を覆う覆部材を係止するための係止部を設けたので、積載面に積載された物品の間に隙間が生じているような場合であっても、トラックによる搬送中に落下するようなことがない。同様に前後方向の移動を防止する防止部材を取り付けるようにすることで、トラックによる搬送中に積載面に積載された物品が前後方向に移動することがない。
更に、積載面に被読取部材を設けられているので、被読取部材を読み取る作業(読取手段の信号を認識して検収する作業)はパレットに積載された物品を荷下ろしした後に行うことができ、この被読取部材を読み取ることが、パレットに積載された物品を降ろしたことを確認することになる。従って、確実な検収を行うことが出来る。
本発明に係るパレットは、住宅を構成する部材(基礎や躯体を除く他の部位、例えば内壁や天井或いは設備配管や配線等を含む内装部位を構成する部材)を、該部材の長さや形状の如何に関わらず積載して部材の製造元から住宅メーカーの物流センターを経て邸毎の工事現場に搬送するためのものであり、予め設定された平面寸法を持った積載面の両側に異なる長さの柱を選択的に装着することで積載面からの有効高さ寸法を変化させることを可能とし、且つ使用しない柱を積載面の両側及び積載面の下方に収容し得るようにしたものである。
パレットを構成する積載面の平面寸法は、想定した積載物の中で最も長い部材を積載することが可能な寸法、或いはトラックの荷台の長さに対応させた寸法であることが好ましい。しかし、積載物が長尺の木材や鋼材である場合、両端部分がパレットからはみ出しても差し支えはない。戸建て住宅の場合、2トントラックが入り込むのがやっとというような狭い道路に面した現場も想定する必要があり、パレットの積載面の平面寸法は2トントラックの荷台に1台のパレットを積載し得る程度の長さと幅であることが好ましい。
しかし、部材の製造元と物流センターの間では2トントラックよりも大きい荷台を持った4トントラック,10トントラックを利用することもある。このため、パレットを4トントラックの荷台に平面上で4台、10トントラックの荷台に平面上で6台〜8台程度積載し得るような積載面の寸法に設定することが好ましい。
積載面は積載物を積載するための面であり、該積載面は荷扱いのためのフォークリフトやハンドリフトの爪を挿入し得る高さだけ床面から離隔し得るように構成される。積載面を床面から離隔させるための構造は特に限定するものではなく、通常のパレットに於ける構造と同じであって良い。一般的には、積載面を格子状のフレームによって構成し、該フレームの下方に4本〜6本或いは8本の脚を設けることで、床面からの高さを確保し得るように構成されている。
特に、柱を装着する柱装着部の下方に連続させた脚と設けると共に該脚の下端にカップ状の部材を取り付けておくことで、一のパレットのカップ部材を他のパレットの柱装着部の上端に積み重ねることによって、複数のパレットを段積みすることが可能となる。
積載面の構成は、格子状のフレームそのものであって良いが、該フレームの上部に板を張り付けておくことが好ましい。この板としては特に限定するものではなく、木材や鋼板等を用いることが可能である。しかし、プラスチック段ボールのような薄く且つ軽量で丈夫なものであることが好ましい。
柱の高さは特に限定するものではないが、想定した積載物の高さに対応させた長さを有する複数種のものを選択的に用いることが好ましい。中でも一種類の柱は、パレットの幅方向の寸法と略等しい長さであることが必要であり、このような長さを持った柱を利用することで、積載面の下方に柱の収容部を形成することが可能となる。従って、他の柱の長さは特に限定することはなく、柱装着部の間に設けた収容部に収容し得るような長さであれば良い。
このように、柱の長さは少なくとも二種類あることが好ましいが、必ずしも二種類である必要はなく、より多くの種類の長さを有しても良い。この場合、積載面の両側に沿って該積載面の下方に収容部を設けることが好ましい。
柱の断面形状は特に限定するものではなく、鋼製の矩形,長方形或いは円形のパイプを用いることが可能である。そして、柱の外形形状に合わせたパイプを用いて柱装着部を構成することが好ましい。即ち、柱を断面が長方形の角パイプとし、柱装着部を内形が柱を挿入し得る断面形状と寸法を持った角パイプによって構成することで、柱装着部に対する柱の着脱を容易に行うことが可能となる。
上記の如く、本発明に係るパレットに積載される積載物は必ずしも長尺物品に限らず、小さい箱や袋等の容器であることもあり、これらは単に積載面に載置されるのみであるため、パレットの搬送に伴って積載物が積載面上で跳ねて移動することがある。このため、パレットの積載面を覆部材で覆うと共に該覆部材を積載面の両側に係止することで、積載物が積載面上で動くことを防止し得るように構成されたものである。覆部材を係止する係止部の位置は特に限定するものではなく、積載面を構成するフレームの両側にフック状に形成しておくことが好ましい。また覆部材としても特に限定するものではなく、ネットやシート或いはゴムバンド,ロープ等を用いることが可能である。
またトラックの加速,減速に伴って積載物が前後方向に移動する虞があるため、積載物の移動を防止する防止部材を積載面の両側に取り付けておくことが可能なように構成されている。防止部材を取り付ける部材の構成は特に限定するものではなく、覆部材を係止する係止部と同様のフック状の部材を利用することが可能である。特に、積載物の前後方向の移動を防止するためには、防止部材の取付部は柱を装着する柱装着部に設けておくことが好ましい。防止部材としては特に限定するものではなく、ナイロンスリングのような幅広の紐類やロープ等を用いることが可能である。
また本発明に係るパレットは、積載面に読取手段によって読み取られる一又は複数の被読取部材を設けたものである。積載面に設けられた被読取部材は、該被読取部材を読取手段によって読み取ることで、少なくとも被読取部材の上部には積載物が積載されていないことを判断し、これにより、パレットが空であるか否かを判定し得るようにするものである。
このため、積載面に1つの被読取手段を設ける場合、該積載面の略中央に配置しておくことが好ましく、複数の被読取手段を設ける場合、これらの被読取手段を略均等に分散させて配置しておくことが好ましい。
特に、被読取部材を積載面の上面に配置する場合、積載物との擦れによって破損したり、劣化する虞が生じるため、破損や劣化に対し充分な耐久性を持った被読取部材であることが好ましい。また積載面を透明或いは半透明の部材(例えばプラスチック段ボール)のような板材によって構成した場合、この積載面の下面(裏面)に被読取部材を設けることで、積載物による破損や劣化に対抗することが可能となる。
被読取部材を読取手段によって読み取る場合、両者が接触して読み取るものであって良く、非接触状態で読み取るものであっても良い。しかし、パレットに積載されている物品の有無を確実に把握するためには、読取手段を被読取部材にある程度接近させて且つ非接触で読み取ることが可能であることが好ましい。このような被読取部材としては、バーコードを記載したタグやICタグ等を用いることが可能である。そして、被読取部材を読み取った読取手段から電気信号を発生し、この電気信号を認識してパレットに対する積載物の有無を判定し得るようにすることが好ましい。
また本発明に係る配送方法は、予めパレットを住宅の内装を構成する複数の内装部材製造元(内装部材メーカー)に配布しておき、各内装部材メーカーでは、予め配布されたパレットを目的の邸別に対応させると共に目的の邸毎に製造した内装部材を対応するパレットに収容し、このパレットをトラックに載置して住宅メーカーの物流センターに納品する。物流センターでは、複数の内装部材メーカーから納品されたパレットを邸毎に集合させ、目的の邸の工事の進捗状況に応じて出荷する。
上記の如く、寸法や形状の異なる内装部材をパレットに積載することによって、これらの寸法や形状の如何にかかわらず画一化された寸法とし、容易で機能的な配送を実現することが可能となる。特に、従来は内装部材メーカーから物流センターに部材が搬入されたとき、この部材を手作業でトラックから所定のフロアに荷下ろしし、且つ物流センターから出荷する際には再度手作業でトラックに積み込む作業を行っていたが、パレット単位で荷扱いを行うことによって物流に要する時間の大幅な短縮化を実現することが可能である。
また他の配送方法は、予め積載面に一又は複数の被読取部材を配置したパレットを複数の内装部材メーカーに配布しておき、各内装部材メーカーから物流センターに納品され、且つ目的の邸の工事の進捗状況に応じて出荷したとき、目的の邸の工事現場に於いてパレットに収容された全ての内装部材を荷下ろしした後、被読取部材を読取手段によって読み取り、この読み取りに応じて発生する電気信号に基づいて納品検収を行うことが可能となる。
以下、本発明に係るパレットの好ましい実施例について図を用いて説明する。図1は本実施例に係るパレットの三面図である。図2はパレットの要部の構成を説明する図である。図3はパレットを段積みした状態を説明する図である。
図に於いて、パレットAは、予め設定された長さと幅を持った積載面Bを構成するフレーム1と、フレーム1の長手方向に沿った両側所定位置に夫々2個所づつ配置され且つ該フレーム1の上方に起立して設けられた柱装着部2と、フレームの下方であって柱装着部2の直下に設けた脚部4と、フレーム1の長手方向に沿った両側であって柱装着部2の間に設けられた第1収容部5と、フレーム1の下方であって幅方向に横断して設けられた第2収容部6と、フレーム1の側面に配置された複数のフックからなる係止部材7と、柱装着部2の側面に設けられた取付部8とを有し、柱装着部2には異なる長さを持った複数種の柱部材となる柱9を着脱し得るように構成されている。
フレーム1は、複数(4本)の縦部材1aと複数(7本)の横部材1bを格子状に組み合わせると共に交叉部を溶接等の手段で固定して構成されており、該フレーム1の平面寸法である長さと幅はパレットAの長さと幅に一致した値を有している。本実施例では、2トントラックに1台のパレットAを平積みし、10トントラックに8台のパレットAを平積みし得るような寸法(例えば、長さが2200mm、幅が1000mm)に設定されている。
フレーム1の長手方向に沿った両側に夫々2本の縦部材1aが配置されており、該2本の縦部材1aの間に2つの柱装着部2が設けられている。また長手方向の両側に配置された夫々2本の縦部材1aは互いに横部材1bによって接続されて板状のフレームとして構成されている。
従って、2本の縦部材1aは柱装着部2を挟んで配置されると共に該柱装着部2の外周面にも溶接され、これにより、2本の縦部材1aの間の寸法は柱装着部2の外寸法と等しい寸法となる。即ち、2つの柱装着部2の間には2本の縦部材1aによって区画された空間が形成されることとなる。そして、フレーム1の下方側であって脚部4と並行させて複数の起立部材10を配置し、該起立部材10をフレーム1の長手方向に配置された2本の縦部材の下側に溶接することで前記空間の下面を規制し、これにより、該空間を柱9を収容する第1収容部としての機能を発揮し得るように構成されている。
上記起立部材10は、上端がフレーム1の下面に溶接されると共に下端には、フレーム1の長手方向に沿って平板11が溶接されている。このように、起立部材10の上下両端が夫々溶接されると共にフレーム1の下方に長手方向に沿って平板11が溶接されることによって、フレーム1の下方に起立部材10の高さに一致した空間が形成され、この空間を利用してフォークリフトトラックの爪やハンドリフトの爪を挿入することが可能となる。
フレーム1の上面であって柱装着部2の内側には板状の部材が敷き込まれており、該板状の部材によって積載面Bが構成されている。板状の部材としてはコンパネを含む合板や鋼板或いはアルミ板等を用いることが可能であるが、本実施例ではプラスチック段ボール3(プラ段)を用いている。このプラ段3は一対のプラスチックシートとこれらのプラスチックシートの間に配置されたプラスチック中芯を一体化させて構成されており、高い耐圧縮性と耐候性,耐薬品性等を有する板状の部材であり、表裏面に配置されたプラスチックシートは半透明な性状を有する。
特に本実施例では、積載面Bを構成するプラ段3には3個所に被読取部材12が配置されると共に該プラ段3に固定されている。前述したように、被読取部材12のプラ段3に対する固定方法は限定するものではなく、読取手段を接近させて読み取ることが可能であれば良い。従って、本実施例では、被読取部材12としてICチップを用い、該ICチップをプラ段3の表面側のシートの裏面、即ち、一対のシートと中芯の間に形成された空間に配置すると共に表面側のシートの裏面に接着している。
柱装着部2は柱9を装着する機能を有するものであり、柱9を差し込んで装着し、差し込まれている柱9を引き抜いて離脱させる機能を有するものである。このため、柱装着部2は、柱9の外形形状と同様な形状を有し且つ柱9の外形寸法よりも大きい内形寸法を有する筒状の部材によって構成されている。
本実施例では、柱9は角筒状に形成されており、このため、柱装着部2も予め設定された長さと柱9の外形寸法よりも大きい内形寸法を持った角筒状に形成されており、該角筒をフレーム1を構成する2本の縦部材1aで挟み付けて溶接することで、フレーム1の上面に起立している。
柱装着部2を構成する角筒状の部材は所謂角パイプを用いてもよいが、本実施例では、予めコ字状に形成した部材と該部材よりも短い平板を溶接することで、先端部分に切欠部2aを形成し、この切欠部2aを利用して柱9の着脱を容易に行えるように構成されている。前記柱装着部2に差し込んだ柱9を固定するか否かは限定するものではなく、柱装着2が充分に長く、従って、差し込んだ柱9の重なり部分が大きくなるような場合、特別な固定構造は必要としない。
脚部4は柱装着部2と直列に配置されており、筒部4aと、該筒部4aの下端に設けたカップ状の案内部4bとによって構成されている。特に、筒部4aは柱装着部2を構成する角筒部材を共用することが可能であり、両者を共用することが一体的な部材として利用することで、部品点数の増加を防ぐことが可能となって好ましい。
脚部4を構成する案内部4bは、パレットAを段積みする際に、下方にあるパレットAの柱装着部2の上端に載置されるものであり、柱装着部2の外形寸法よりも大きい内形寸法を持ったカップ状に形成されている。
フレーム1の下面側には複数個所(本実施例では2個所)に第2収容部6が構成されている。この第2収容部6は、パレットAの幅方向の寸法と略等しい柱9を収容するものであり、フレーム1を幅方向に横断して配置された窓枠状の部材によって構成されている。
即ち、フレーム1の両側に配置された縦部材1aの下面にコ字状に形成されると共に外側に係止片6bを設けた支持部材6aが配置されると共にフレーム1の下側の面に溶接されている。またフレーム1の略中央部分に配置された補助部材1cの下側の面にもコ字状に形成された支持部材6cが配置されると共に溶接されている。このため、支持部材6a,6cはフレーム1を横断する方向に連続し、且つ両側が係止片6bによって閉鎖された第2収容部を構成することが可能である。
上記の如く構成された第2収容部6では、作業員が柱9を持ってフレーム1の縦部材1aの下面側から差し込み、そのまま柱9をフレーム1を横断する方向に押し込んで支持部材6a,6c,6aに順次挿通し、該柱9の両端部が支持部材6aに対応したときに落とし込むことで収容することが可能である。そして第2収容部6に差し込まれた柱9は、フレーム1の幅方向に移動しても、端部が係止片6bに当接することで動きが阻止され落下することがない。
フレーム1を構成する縦部材1aの外側面には、覆部材を係止するためのフックからなる複数の係止部材7が配置されると共に縦部材1aに溶接されている。係止部材7のフックの形状や数量は特に限定するものではなく、パレットAの積載面Bに積載した積載物Cの落下や移動を防止するために該積載物Cに被せた覆部材(図示せず)を張ることが可能であれば良い。
フレーム1の長手方向に沿って設けた各柱装着部2の所定の外周面に図示しない防止部材を取り付けるための取付部8が形成されている。この取付部8は、例えばナイロンスリングやロープ等の紐状の防止部材を、パレットAに積載した積載物Cの前後方向への移動を阻止するために取り付けるものであり、この機能を有するものであれば、構造を限定するものではない。本実施例では、丸棒等の鋼材を凸字状に形成した部材を柱装着部2の外周面に溶接することで取付部8を構成している。
柱9は、柱装着部2に差し込まれて積載面Bの高さ方向の寸法を設定するものであり、この機能を有するものであれば利用することが可能である。本実施例では、規格化されている角パイプ(□40)を用いており、約1000mmの長さと、約450mmの長さで各4本つ切断して端部にキャップを溶接することで、長さの異なる柱9を構成している。そして、長さが約450mmの柱9は柱装着部2の間に形成した第1収容部5に収容し、また長さが約1000mmの柱9は第2収容部6に収容し得るように構成されている。
上記の如く構成されたパレットAでは、図3(a)に示すように、積載物Cがバラ物であっても、該パレットAに積載することで形状の規格化が可能であり、且つ積載物Cを積載した状態で段積みすることが可能である。そして取付部8に図示しない防止部材を取り付けて該防止部材をパレットAに積載された積載物Cの前後両端に巻き付けておくことで、トラックによる搬送中に積載物Cが移動することがない。
このため、予め必要数のパレットAを内装部材メーカーに配布しておき、内装部材メーカーは住宅メーカーから受注した邸毎の内装部材を1又は複数のパレットAに積載しておくことで、内装部材の寸法や形状の如何に関わらず、パレットAの寸法(容積)に換算して配送することが可能となる。従って、トラックに積載する際に、物流センターで保管する際に、段積みして空間を効率良く利用することが可能となる。
特に、内装部材メーカーによって製造された内装部材をパレットAを利用して邸毎に仕分けし、この状態を維持して物流センターに保管し且つ物流センターから邸毎の工事現場に配送することで、物流センターに於ける荷扱いの効率を向上させることが可能となり、配送時の取り扱いを容易に行うことが可能となる。
また積載物Cが図示するようなパネル状の物品ではなく、小箱や袋詰めされた複数の物体からなるような場合、図示しない覆部材によって積載物の上部を覆い、該覆部材を係止部7に係止しておくことで、フォークリフトトラックによる荷扱いや、トラックによる搬送時に、積載物CがパレットAから落下することがない。
また同図(b)に示すように、積載物Cを積載していない状態では柱9を柱装着部2から離脱させて第1収容部5,第2収容部6に収容することで、容積を小さくして段積みすることが可能である。
積載面Bに積載物Cを積載することによって、積載面Bを構成するプラ段3に配置した被読取部材12の何れかが隠れることになる。即ち、積載面Bに積載物Cを積載したときには全ての被読取部材12を読み取ることが不可能となる。従って、積載面Bに設けた被読取部材12の全てを読み取ることが可能なとき、パレットAには積載物Cが積載されていない、と判断して差し支えない。特に、図示しない読取手段を把持した作業員が積載面Bを確認しつつ、全ての被読取部材12を読み取ることによって、パレットAには積載物Cが存在しないとして判断することが可能である。
従って、パレットAを工事現場に搬入して積載物Cを荷下ろしした後、作業員が読取手段を把持して積載面Bに設けた被読取部材12の全てを読み取って発生した信号によって、全ての積載物Cを工事現場に納品したとして検収することが可能である。このように、被読取部材12を読み取った読取手段からの信号によって部品の納品を検収し得るように構成することで、現場に於ける勘違い等のミスに起因した納品の未確認を防止することが可能となり、工事現場に対する部品の納品管理を確実に行うことが可能となる。
本実施例は前述したパレットに緩衝材を取り付けたものである。図4は緩衝材の形状を説明する図である。図5は緩衝材を取り付けたパレットを説明する図である。図に於いて、緩衝材DはパレットAの柱装着部2及び該柱装着部2に差し込まれた柱9の内側に配置されると共に積載面Bに積載され、図示しない例えば長尺状で且つ表面に傷がつき易い部材であっても、損傷を防止して安全に積載して搬送することが可能である。特に、本実施例に係る緩衝材Dは高さ方向に積み重ねて一体化させることで、複数段の棚を形成し得るように構成されている。
このため、緩衝材Dは、積載物を積載する積載片21と、積載片21の長手方向の両端部分から起立した起立片22と、起立片22の先端に形成された突起片23と、積載片21の底面で且つ両端部分に前記突起片23と対向する位置に形成された嵌合溝24と、を有する正面視がコ字状の部材として形成されている。
緩衝材Dを構成する積載片21、起立片22、突起片23は適度な弾性を持った合成樹脂によって形成されており、積載片21に積載物を積載したとき、積載物に損傷を与えることがない。緩衝材Dを形成する合成樹脂としては特に限定するものではないが、発泡ポリエチレンの発泡倍率を適宜設定して弾性を調整したものであることが好ましい。
例えば緩衝材Dの発泡倍率が小さく硬度が高い場合、高い強度を確保することが可能であり、積載重量を大きくすることが可能であるが、積載物が滑り易くなる。また発泡倍率を大きくすると、強度が低くなるものの、積載物が滑らなくなる。このため、積載片21を発泡倍率が小さく硬度の高い層21aと、発泡倍率が大きく硬度の低い層21bと、の二層によって構成することで、滑り難く且つ積載物に損傷を与えることのないように構成することが好ましい。
積載片21に積載物を積載したとき、該積載片21には下向きの撓みが生じ、これに伴って起立片22の先端が互いに内側に倒れるような変形を生じる。このため、嵌合溝24は、突起片23を嵌合したときに起立片22の内側への倒れを拘束し得るように、積載片21の外側から内側にかけての溝として形成されている。
嵌合溝24を上記の如く形成することで、2個の緩衝材Dを上下方向に組み上げたとき、上方の緩衝材Dの嵌合溝24に下方の緩衝材Dの突起片23を嵌合させると、該突起片23の内側の23a面が嵌合溝24の内側の面24aに接触する。このため、下方の緩衝材Dの積載片21に積載物を積載して生じた撓みに伴って発生する起立片22の内側への倒れは、上方の緩衝材Dの嵌合溝24によって阻止されることとなり、大きい積載荷重に耐えることが可能となる。
緩衝材Dに於ける積載片21の幅寸法は特に限定するものではなく、積載すべき積載物の形状や寸法及び重量等の条件に応じて適宜設定することが可能であり、本実施例では約200mmに設定されている。また起立片22の高さ(積載片21の底面から突起片23の先端までの長さ)は特に限定するものではないが、柱装着部2の高さと同等か僅かに低くなる程度の寸法であることが好ましく、複数の緩衝材Aを組み合わせたとき、柱装着部2に差し込まれた柱9よりも僅かに低くなる程度であることが好ましい。
図5に示すように、パレットAを構成する長手方向に配置された柱9の内側で積載面Bの上部に夫々緩衝材Dを配置すると共に上方に複数の緩衝材Dを組み合わせておくことで、これらの緩衝材Dの積載片21からなる複数段の棚を形成することが可能となる。このため、夫々の棚に長尺状の部材、特に表面に傷が付く可能性のある部材を積載してもこの部材に損傷を与えることがなく好ましい。
本発明に係るパレットAは、住宅の物流過程に於ける内装部材メーカー、住宅メーカーの物流センター、邸毎の工事現場にわたる流通過程で有利に利用することが可能である。
本実施例に係るパレットの三面図である。 パレットの要部の構成を説明する図である。 パレットを段積みした状態を説明する図である。 緩衝材の形状を説明する図である。 緩衝材を取り付けたパレットを説明する図である。
A パレット
B 積載面
C 積載物
D 緩衝材
1 フレーム
1a 縦部材
1b 横部材
1c 補助部材
2 柱装着部
2a 切欠部
3 プラ段
4 脚部
4a 筒部
4b 案内部
5 第1収容部
6 第2収容部
6a,6c 支持部材
6b 係止片
7 フック
8 取付部
9 柱
10 起立部材
11 平板
12 被読取部材
21 積載片
21a 硬度の高い層
21b 硬度の低い層
22 起立片
23 突起片
24 嵌合溝

Claims (4)

  1. 邸別に受注した住宅の部材を予め邸別に対応させたパレットに収容し、邸別の住宅の工事現場に配送するためのパレットであり、
    該パレットに設けた被読取部材を読取手段で読み取って部材の邸別の納品検収を行う住宅部材の配送方法に使用されるパレットであって、
    該パレットは、予め部材の積載用に設定された寸法を持った積載面と、積載面の両側部に配置される柱部材と、を有し、
    部材が積載される積載面は、フレームまたは該フレームの上部に張り付けた板状部材で構成され、
    読取手段によって読取可能な一又は複数の被読取部材を該積載面の上面又は下面であって、積載された部材で隠される配置に設けたことを特徴とするパレット。
  2. 前記板状部材が一対のシートと中芯からなるプラスチック段ボールであることを特徴と
    する請求項1に記載したパレット。
  3. 前記被読取部材が複数であり、これらの被読取部材が積載面に略均等に分散配置されて
    いることを特徴とする請求項1または2に記載したパレット。
  4. 住宅部材を積載する積載面と、該積載面の両側部に配置される柱部材と、を有し、
    該積載面は、フレームまたは該フレームの上部に張り付けた板状部材で構成され、
    読取手段によって読取可能な一又は複数の被読取部材を積載面に設けたパレットを複数の部材製造元に配布しておき、
    各部材製造元では邸別に受注した住宅の部材を予め邸に対応させたパレットに収容して物流センターに納品し、
    物流センターでは複数の部材製造元から納品されたパレットを住宅の別に出荷し、
    の工事現場に於いてパレットに収容された部材を荷下ろしした後、パレットの積載面に設けた被読取部材を読取手段によって読み取ることで納品検収を行うことを特徴とする住宅部材の配送方法。
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