JP4461817B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents

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Description

本発明は、負荷に対し所定の電圧または電流を供給する電源用の半導体集積回路装置に関する。
マイクロコンピュータシステムにおいては、基板上に搭載される何れかのICが電源回路を内蔵し、その電源を他のICやセンサなどの外部回路にも供給するものがある。図10は、IC1、4がそれぞれ電源回路2、5を内蔵し、IC1が電源線3を通して外部回路7a、7b、7cに電源を供給し、IC4が電源線6を通して外部回路7d、7e、7fに電源を供給する構成を概略的に示している。
一方、特許文献1には、ICに内蔵された電源回路の機能を停止させるための停止用端子と、この停止用端子をグランドに接続することによって電源回路の機能を停止させる機能停止回路とを備えたICが開示されている。図11(a)は、その具体的なシステム構成を示したもので、IC8は電源回路9を内蔵し、電源線10を通して外部回路7a、7b、7c、…に電源を供給するようになっている。
そして、外部回路7a、7b、7c、…が必要とする電流容量や電圧精度に変更が生じた場合、停止信号を用いて電源回路9の機能を停止させ、これに替えてIC11に内蔵された電源回路12から電源を供給するようになっている。図11(b)は、上記電源回路9の具体的な回路構成を示している。停止信号をLレベルにすると、スイッチ13がオフとなり、オペアンプ14への電流供給が停止して、トランジスタQ1、Q2がオフ状態になる。
図10に示したシステムでは、IC1の電源回路2とIC4の電源回路5とは互いに独立して制御されているため、システム全体としてみると電源回路の制御回路に重複が生じており、全体として回路規模および基板面積が増大し、コスト面で不利となる。また、外部回路7a〜7fの電流容量に変更が生じた場合、電源回路2と5が負担する外部回路7a〜7fを変更する必要があり、基板パターンの変更やIC1、4の設計変更が必要となる。
一方、図11に示したシステムでも、IC8の電源回路9とIC11の電源回路12とは互いに独立して制御されており、しかも同時に電源供給を行うことがないため、やはり電源回路の制御回路に重複が生じており、全体として回路規模および基板面積が増大し、コスト面で不利となる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、負荷の増減に対する拡張性に優れ、電源回路の駆動制御回路の回路規模を極力小さくすることができる電源用の半導体集積回路装置を提供することにある。
請求項1に記載した手段によれば、電源用の半導体集積回路装置には、負荷に対し電圧、電流を出力する出力トランジスタとその駆動制御回路が内蔵されている。例えば定電圧電源用の場合、駆動制御回路は、出力電圧を検出して電圧フィードバック制御を行うことにより、負荷に対する出力電圧が目標電圧に一致するように出力トランジスタを駆動制御する。また、定電流電源用の場合、駆動制御回路は、出力電流を検出して電流フィードバック制御を行うことにより、負荷に対する出力電流が目標電流に一致するように出力トランジスタを駆動制御する。
負荷への供給電流が内蔵された出力トランジスタの定格電流以下であって、出力トランジスタの損失が半導体集積回路装置の許容値以下である場合には、当該半導体集積回路装置は負荷に対し単独で電源を供給できる。これに対し、負荷が大きくなり上記制限を超える場合には、当該半導体集積回路装置に出力トランジスタを外付けすることにより、内蔵された出力トランジスタと外付けされた出力トランジスタとを並列的に動作させて、負荷に対してより大きな電力を供給することができる。
この場合、駆動制御回路は、外付けされた出力トランジスタを駆動制御して、内蔵された出力トランジスタに流れる電流と外付けされた出力トランジスタに流れる電流との電流比を所定比に制御するので、内蔵された出力トランジスタに対してのみ上記電圧フィードバック制御または電流フィードバック制御を行えば、目標電圧または目標電流への追従制御が可能となる。その結果、1つの駆動制御回路により、両出力トランジスタを相互干渉なく安定して駆動制御できるので、電源を分散せざるを得なかった従来構成に比べて、システム全体として電源(特には駆動制御回路)の回路規模を小さくすることができる。
また、内蔵された出力トランジスタに流れる電流が第1の電流検出回路により検出され、外付けされた出力トランジスタに流れる電流が第2の電流検出回路により検出される。これら電流検出回路には、例えば抵抗回路が用いられる。誤差増幅回路は、これら検出電流の比が所定比となるように、外付けされた出力トランジスタの制御端子(ベース、ゲート)に駆動信号を出力する。
請求項に記載した手段によれば、内蔵された出力トランジスタの出力電流と外付けされた出力トランジスタの出力電流との加算電流に基づいて過電流保護信号が生成される。内蔵された出力トランジスタに流れる電流と外付けされた出力トランジスタに流れる電流との電流比は所定比に制御されているので、何れか一方の出力トランジスタに電流が集中して流れることはなく、両電流をまとめて検出しても、両出力トランジスタの過電流を確実に検出することができる。また、個々の出力トランジスタごとに過電流検出回路を設ける必要がないので、回路規模を小さくすることができる。なお、過電流検出回路にヒステリシス特性を持たせてもよい。
請求項に記載した手段によれば、内蔵された出力トランジスタに流れる電流および外付けされた出力トランジスタに流れる電流の少なくとも一方の電流に基づいて過電流保護信号が生成される。内蔵された出力トランジスタに流れる電流と外付けされた出力トランジスタに流れる電流との電流比は所定比に制御されているので、少なくとも一方の出力トランジスタについて過電流検出を行えば、他方の出力トランジスタについても過電流保護がなされる。従って、個々の出力トランジスタごとに過電流検出回路を設ける必要がなく、回路規模を小さくすることができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図1を参照しながら説明する。
図1は、リニアレギュレータの回路構成を示している。このリニアレギュレータ21は、シリーズレギュレータ方式の定電圧電源であって、電源用のIC22(半導体集積回路装置)と、必要に応じて当該IC22に外付けされるNPN形トランジスタQ22(外付けされた出力トランジスタに相当)とから構成されている。
IC22の端子22aは、バッテリなど外部の直流電源23の高電位側端子が接続される電源入力端子であり、端子22bは、外部の負荷24に対し一定電圧Voを出力する電源出力端子である。また、IC22の端子22cはグランド端子であり、端子22d、22e、22fは、それぞれトランジスタQ22のコレクタ、ベース、エミッタの各接続端子である。このリニアレギュレータ21は、例えばマイクロコンピュータシステムを構成する基板上に搭載されて用いられ、この場合、負荷24は当該基板上に搭載された他のIC等となる。
続いて、IC22の内部構成について説明する。
IC22は、NPN形トランジスタQ21(内蔵された出力トランジスタに相当)と、トランジスタQ21、Q22を駆動制御する制御回路25(駆動制御回路に相当)とを備えて構成されている。その他の機能回路を備えていてもよい。端子22a、22cは、それぞれIC22内部の電源線26、27に接続されている。トランジスタQ21のエミッタは、過電流検出用の抵抗R21を介して端子22bに接続されており、トランジスタQ21のコレクタは、当該トランジスタQ21に流れる電流を検出するための抵抗R24(第1の電流検出回路に相当)を介して電源線26に接続されている。端子22bと電源線27との間には、分圧回路を構成する抵抗R22、R23が直列に接続されている。
オペアンプ28は、トランジスタQ21を駆動制御する誤差増幅器であって、その出力端子はトランジスタQ21のベース(制御端子に相当)に接続されている。また、オペアンプ28の非反転入力端子には、バンドギャップ基準電圧発生回路29から基準電圧Vrが入力されるようになっており、反転入力端子には、抵抗R22とR23との共通接続点(分圧点)から検出電圧が入力されるようになっている。
電源線26と端子22dとの間には、外付けのトランジスタQ22に流れる電流を検出するための抵抗R25(第2の電流検出回路に相当)が接続されている。また、トランジスタQ21のエミッタ(電流出力端子に相当)と端子22f(トランジスタQ22のエミッタ(電流出力端子に相当))とは、抵抗R21が設けられている共通の出力線30に接続されている。
オペアンプ31(誤差増幅回路に相当)は、上記トランジスタQ22を駆動制御する誤差増幅器であって、その出力端子は端子22e(トランジスタQ22のベース)に接続されている。オペアンプ31の非反転入力端子は端子22dに接続されており、反転入力端子はトランジスタQ21のコレクタに接続されている。なお、オペアンプ28、31は、電源線26、27から電圧VBの供給を受けて動作するようになっている。
過電流検出回路32は、出力線30に流れる電流を監視するもので、上述の抵抗R21と過電流判定回路33とから構成されている。過電流判定回路33は、抵抗R21の両端電圧が所定の判定電圧以上となった時に、オペアンプ28の出力端子からトランジスタQ21に流れるベース電流を引き抜き、トランジスタQ21を強制的にオフ状態にする回路である。
次に、本実施形態の作用について説明する。
負荷24が要求する電流がトランジスタQ21の定格電流を超える場合、またはトランジスタQ21のコレクタ損失がIC22の許容値を超える場合には、IC22にトランジスタQ22を外付けし、内蔵されたトランジスタQ21と外付けされたトランジスタQ22とを同時に並列的に動作させて、リニアレギュレータ21の電流出力能力を高めることができる。
この場合、制御回路25は、IC22に内蔵されたトランジスタQ21を制御することにより定電圧制御を行い、IC22に外付けされたトランジスタQ22を制御することにより、トランジスタQ21に流れる電流I1とトランジスタQ22に流れる電流I2との電流比を制御する。
この場合の定電圧制御は、シリーズレギュレータ方式として周知のフィードバック制御である。すなわち、出力電圧Voが目標電圧よりも低下した場合、オペアンプ28の出力電圧が上がってトランジスタQ21のベース電流が増加し、トランジスタQ21のコレクタ・エミッタ間電圧が下がった分だけ出力電圧Voが上昇する。逆に、出力電圧Voが目標電圧よりも上昇した場合、オペアンプ28の出力電圧が下がってトランジスタQ21のベース電流が減少し、トランジスタQ21のコレクタ・エミッタ間電圧が上がった分だけ出力電圧Voが低下する。
一方、オペアンプ31は、抵抗R24の両端電圧と抵抗R25の両端電圧とが等しくなるように、トランジスタQ22のベースに対し駆動信号を出力する。抵抗R24、R25の抵抗値を符号と等しくR24、R25で表せば、トランジスタQ21に流れる電流I1とトランジスタQ22に流れる電流I2との比I1/I2は、R25/R24に等しく制御される。これにより、トランジスタQ21とQ22は一体的に動作することになり、制御回路25がトランジスタQ21を定電圧制御すれば、結果的にトランジスタQ22も併せて定電圧制御することになる。
トランジスタQ22が外付けされていない場合には、端子22fから出力線30に流れ込む電流がないため、出力トランジスタとしてトランジスタQ21のみが設けられた従来構成のシリーズレギュレータと同様の動作となる。従って、リニアレギュレータ21は、トランジスタQ22が外付けされているか否かにかかわらず、基準電圧Vrと抵抗R22、R23の値(分圧比)とに基づいて定まる目標電圧に等しい電圧を出力することができる。
トランジスタQ21、Q22のコレクタ電流I1、I2は、ともに共通の出力線30を通して出力される。そこで、過電流検出回路32は、出力線30に設けられた抵抗R21の両端電圧に基づいてコレクタ電流I1とI2とをまとめて検出し、その検出値に基づいて過電流保護制御を行う。トランジスタQ21、Q22のコレクタ電流I1、I2は一定比に制御されているので、何れか一方のトランジスタQ21またはQ22に電流が集中して流れることはなく、両電流I1、I2をまとめて検出しても、両トランジスタQ21、Q22の過電流を確実に検出することができる。
以上説明したように、負荷24への出力電流がIC22に内蔵されたトランジスタQ21の定格電流以下であって、且つトランジスタQ21のコレクタ損失がIC22の許容値以下である場合には、IC22は負荷24に対し単独で電源を供給できる。そして、上記制限を超える場合には、IC22にトランジスタQ22を外付けすることにより、内蔵されたトランジスタQ21と外付けされたトランジスタQ22とを並列的に動作させて、負荷24に対してより大きな電力を供給することができるので、拡張性の高い電源を構成できる。
この場合、制御回路25は、外付けされたトランジスタQ22を駆動制御して、トランジスタQ21に流れる電流I1とトランジスタQ22に流れる電流I2との電流比を所定比に制御するので、内蔵されたトランジスタQ21に対してのみ定電圧制御を行えば、目標電圧に等しい電圧を出力できる。つまり、1つの制御回路25により、トランジスタQ21、Q22を相互干渉なく安定して制御できるので、マイクロコンピュータシステム全体として、電源に要する回路規模を小さくすることができる。
また、上記電流比制御を行う結果、トランジスタQ21に流れる電流I1とトランジスタQ22に流れる電流I2をまとめて検出しても、トランジスタQ21、Q22に流れる過電流を確実に検出することができる。そして、個々のトランジスタQ21、Q22ごとに過電流検出回路を設ける必要がないので、制御回路25の回路規模を一層小さくすることができる。
(第2ないし第8の実施形態)
次に、本発明の第2ないし第8の実施形態について、それぞれ図2ないし図8を参照しながら説明する。これらの図において、図1と同一構成部分には同一符号を付して示している。
第2の実施形態を示す図2に示すリニアレギュレータ34は、シリーズレギュレータ方式の電源用IC35と、必要に応じて当該IC35に外付けされるPNP形トランジスタQ23とから構成されている。外付けのトランジスタQ23がPNP形であるため、IC35の制御回路36において、オペアンプ31の反転入力端子は端子35dに接続されており、非反転入力端子はトランジスタQ21のコレクタに接続されている。
第3の実施形態を示す図3に示すリニアレギュレータ37は、シリーズレギュレータ方式の電源用IC38と、必要に応じて当該IC38に外付けされるPNP形トランジスタQ23とから構成されている。IC38に内蔵された出力トランジスタQ24はPNP形であるため、制御回路39において、オペアンプ28の反転入力端子はバンドギャップ基準電圧発生回路29に接続され、非反転入力端子は、抵抗R22とR23との共通接続点に接続されている。オペアンプ31の接続形態は、図2と同様である。
第4の実施形態を示す図4に示すリニアレギュレータ40は、シリーズレギュレータ方式の電源用IC41と、必要に応じて当該IC41に外付けされるNPN形トランジスタQ22とから構成されている。IC41に内蔵されたトランジスタQ24はPNP形であり、オペアンプ28、31の接続形態は、それぞれ図3、図1と同様である。
これら図2ないし図4に示すリニアレギュレータ34、37、40は、内蔵または外付けの出力トランジスタQ21ないしQ24にバイポーラトランジスタを用いており、第1の実施形態で説明したリニアレギュレータ21と同様の作用、効果を奏する。
第5の実施形態を示すリニアレギュレータ43は、シリーズレギュレータ方式の電源用IC44と、必要に応じて当該IC44に外付けされるNチャネル型MOSトランジスタQ26とから構成されている。IC44には、出力トランジスタとしてNチャネル型のMOSトランジスタQ25が内蔵されている。IC44の制御回路は、設計上の差異を除けば図1に示す制御回路25と同じである。
第6の実施形態を示すリニアレギュレータ45は、シリーズレギュレータ方式の電源用IC46と、必要に応じて当該IC46に外付けされるPチャネル型MOSトランジスタQ27とから構成されている。IC46は、MOSトランジスタQ25と制御回路36とを備えている。
第7の実施形態を示すリニアレギュレータ47は、シリーズレギュレータ方式の電源用IC48と、必要に応じて当該IC48に外付けされるNチャネル型MOSトランジスタQ26とから構成されている。IC48には、出力トランジスタとしてPチャネル型のMOSトランジスタQ28が内蔵されており、これは制御回路39により制御されるようになっている。
第8の実施形態を示すリニアレギュレータ49は、シリーズレギュレータ方式の電源用IC50と、必要に応じて当該IC50に外付けされるPチャネル型MOSトランジスタQ27とから構成されている。IC50には、出力トランジスタとしてPチャネル型のMOSトランジスタQ28が内蔵されており、これは制御回路42により制御されるようになっている。
これら図5ないし図8に示すリニアレギュレータ43、45、47、49は、内蔵または外付けの出力トランジスタQ25ないしQ28にMOSトランジスタを用いており、第1の実施形態で説明したリニアレギュレータ21と同様の作用、効果を奏する。
(第9の実施形態)
次に、本発明の第9の実施形態について図9を参照しながら説明する。
図9は、リニアレギュレータの電気的構成を示しており、図1と同一構成部分には同一符号を付している。このリニアレギュレータ51は、シリーズレギュレータ方式の電源用IC52と、必要に応じて当該IC52に外付けされるトランジスタQ22とから構成されている。トランジスタQ22のエミッタは、出力端子である端子52bに接続されており、IC52の制御回路53に設けられた過電流検出回路54は、トランジスタQ21に流れる電流I1のみを検出して過電流判定をするようになっている。
内蔵されたトランジスタQ21に流れる電流I1と外付けされたトランジスタQ22に流れる電流との電流比は所定比に制御されているので、トランジスタQ21について過電流検出を行えば、他方のトランジスタQ22についても過電流保護がなされることになる。従って、個々のトランジスタQ21、Q22ごとに過電流検出回路を設ける必要がなく、第1の実施形態と同様に回路規模を小さくすることができる。
(その他の実施形態)
なお、本発明は上記し且つ図面に示す各実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように変形または拡張が可能である。
各実施形態において、外付けする出力トランジスタは1つのみとしたが、複数のトランジスタを外付けするように構成してもよい。この場合には、外付けする各出力トランジスタごとに、オペアンプ(オペアンプ31に相当)と抵抗(抵抗R25に相当)を設け、外付けトランジスタのそれぞれに対して上記電流比制御を行えばよい。
定電流電源、可変電圧電源および可変電流電源についても適用できる。定電流電源および可変電流電源の場合には、内蔵される出力トランジスタに対し電流フィードバック制御を行うことにより、負荷24に対する出力電流を目標電流に一致させることができる。また、シャントレギュレータ方式のリニアレギュレータに対しても適用できる。
電流ソース形の電源のみならず電流シンク形の電源にも適用できる。
過電流検出回路32、54は必要に応じて設ければよい。また、過電流検出回路32、54にヒステリシス特性を持たせてもよい。
内蔵された出力トランジスタに流れる電流ではなく、外付けされた出力トランジスタに流れる電流を検出して過電流検出をするように構成してもよい。
本発明の第1の実施形態を示すリニアレギュレータの電気的構成図 本発明の第2の実施形態を示す図1相当図 本発明の第3の実施形態を示す図1相当図 本発明の第4の実施形態を示す図1相当図 本発明の第5の実施形態を示す図1相当図 本発明の第6の実施形態を示す図1相当図 本発明の第7の実施形態を示す図1相当図 本発明の第8の実施形態を示す図1相当図 本発明の第9の実施形態を示す図1相当図 従来技術に係る電源供給の電気的構成を示す図 (a)は図10相当図、(b)は電源回路の電気的構成図
符号の説明
21、34、37、40、43、45、47、49、51はリニアレギュレータ(電源)、22、35、38、41、44、46、48、50、52はIC(半導体集積回路装置)、24は負荷、25、36、39、42、53は制御回路(駆動制御回路)、30は出力線、31はオペアンプ(誤差増幅回路)、32、54は過電流検出回路、Q21、Q24はトランジスタ(内蔵された出力トランジスタ)、Q22、Q23はトランジスタ(外付けされた出力トランジスタ)、Q25、Q28はMOSトランジスタ(内蔵された出力トランジスタ)、Q26、Q27はMOSトランジスタ(外付けされた出力トランジスタ)、R24は抵抗(第1の電流検出回路)、R25は抵抗(第2の電流検出回路)である。

Claims (3)

  1. 出力トランジスタとその駆動制御回路とを備え、負荷に対し前記内蔵された出力トランジスタを通して電力を供給する電源用の半導体集積回路装置において、
    前記駆動制御回路は、
    前記内蔵された出力トランジスタに流れる電流を検出する第1の電流検出回路と、
    前記負荷に対する他の出力トランジスタが外付けされた状態で、前記外付けされた出力トランジスタに流れる電流を検出する第2の電流検出回路と、
    これら第1、第2の電流検出回路によりそれぞれ検出された電流に基づいて、前記外付けされた出力トランジスタの制御端子に駆動信号を出力する誤差増幅回路とを備え、
    前記負荷に対する出力電圧が目標電圧に一致するようにまたは出力電流が目標電流に一致するように前記内蔵された出力トランジスタを駆動制御するとともに、前記負荷に対する他の出力トランジスタが外付けされた状態で、前記内蔵された出力トランジスタに流れる電流と前記外付けされた出力トランジスタに流れる電流が所定比となるように、前記外付けされた出力トランジスタを駆動制御することを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 前記内蔵された出力トランジスタの電流出力端子と前記外付けされた出力トランジスタの電流出力端子とが共通の出力線に接続されており、
    前記共通の出力線に流れる電流を検出し、その検出電流が所定の上限値を超えた場合に過電流保護信号を出力する過電流検出回路を備えていることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  3. 前記内蔵された出力トランジスタに流れる電流および前記外付けされた出力トランジスタに流れる電流の少なくとも一方の電流を検出し、その検出電流が所定の上限値を超えた場合に過電流保護信号を出力する過電流検出回路を備えていることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
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