JP4460716B2 - 空気調和機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の空気調和機がグループ毎に一体管理され制御される空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気調和機(以下、単に空調機と称する)は、各空調機や、あらかじめ設定してある複数の空調機からなるグループに対して、空調監視盤から一方的に運転指令や運転モードの変更、室温設定などを行うものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この方法でグループ制御を行うには、空調監視盤から操作を行うしか方法がなく、実際に部屋に居る人がグループ内の他の空調機の設定をすることができなかった。
また、どうしても部屋に居る人が操作をしたい場合には、グループ内に属する全ての空調機のリモコンを操作しなければならず、操作が煩雑となっていた。
【0004】
さらに、従来の空気調和機の電力ピーク時におけるデマンド制御方法は、デマンド信号を受信した空調監視盤からデマンドの対象となる空調機またはグループに対して能力をゼロにさせる指令を伝えるものであるため、デマンドの対象となる空調機またはグループを空調監視盤の方であらかじめ決定しておく必要があった。
【0005】
このため、デマンド要求があった場合には、常にあらかじめ設定してあった空調機の能力だけがゼロになり、かかる空調機の近くに居る特定の人だけが体感を悪くするという不都合が生じていたことから、これを改善するための何らかの対策が講じることが要望されていた。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、以下の目的を達成しようとするものである。
▲1▼部屋に居ながらにして、1台のリモコンを操作するだけで同じグループ内に属する他のエアコンの設定を同時に変更可能とすること。
▲2▼デマンド要求に対し、特定の人だけが体感を悪くするといった不都合を解消すること。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。
請求項1記載の空調機は、複数の室内機と、これら室内機に信号線を介して接続される室外機とから一体管理されるべき空調機のグループが形成されるとともに、前記信号線を介して前記室内機と相互通信可能に接続された空調監視盤とを備え、前記空調監視盤は、外部からのデマンド要求に応じて空調機の消費電流を下げる必要が生じた際、複数の前記室内機のうち、前記室内機の機種容量で決まる最大要求能力に対する、設定温度と室温との偏差に基づく要求の割合が最も小さい室内機から順に、空調能力を低下させる第1指令を送信し、該第1指令を受信した室内機は、自身の空調能力を低下させることを特徴とするものである。
【0008】
このような構成では、デマンド要求がなされた際、デマンドの対象となる室内機が複数の前記室内機のうち、前記室内機の機種容量で決まる最大要求能力に対する、設定温度と室温との偏差に基づく要求の割合が最も小さい室内機から順に特定されることとなるため、従来のように、あらかじめデマンド対象として設定された空調機の能力だけが常にゼロにされることがないことはもちろんのこと、空調能力低下による特定人への影響を最小限に抑えることができる。
【0011】
請求項2記載の空調機は、複数の室内機と、これら室内機に信号線を介して接続される室外機とから一体管理されるべき空調機のグループが形成されるとともに、前記信号線を介して前記室内機と相互通信可能に接続された空調監視盤とを備え、前記空調監視盤は、あらかじめ前記グループ毎に、室内機の配置に応じた屋外等からの空調負荷に対する外乱に基づいて決定される優先順位に基づき、室内機に対し空調能力を低下させる指令を送信することを特徴とするものである。
【0012】
このような構成では、室内機から発信される信号を空調監視盤が常時監視していなくても、室内機の配置に応じた屋外等からの空調負荷に対する外乱に基づいて決定される優先順位に基づいて空調能力を低下させる室内機を特定するため、特定の空調機の能力だけが常にゼロになるといったことが防止される。
【0015】
請求項3記載の空調機は、請求項1又は2に記載の空調機において、前記空調監視盤は、選択した特定の室内機又は全ての室内機に対し設定温度を暖房時は低く、冷房時は高くさせる指令を送信することを特徴とするものである。
【0016】
このような構成では、全ての空調機をデマンド対象とした場合はもちろんのこと、特定の空調機をデマンド対象として選択した場合であっても各空調機間で生じる設定のアンバランスが抑制される。
【0017】
請求項4記載の前記空調監視盤は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の空気調和機において、各前記室内機のリモコン及び前記空調監視盤が直接操作されることにより入力される前記室内機の設定情報に応じて、前記室内機の設定の必要が生じた際、前記設定の必要がある室内機と前記設定の必要がある室内機と同じグループ内の他の室内機とに対し、共通の設定を行う第2指令を送信することを特徴とするものである。
【0018】
このような構成では、各室内機に対応するリモコンのいずれか一つから設定変更を行うと、設定変更の対象となった室内機と同一のグループに属する他の全ての室内機に対しても同じ設定変更である第2指令の送信が行われる。
また、空調監視盤から設定変更を行った場合についても同様に、設定変更の対象となった室内機と同一のグループに属する他の全ての室内機に対して同じ設定変更である第2指令の送信が行われる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係わる空調機のグループ管理システムの第一の実施形態について、図1を参照しながら説明する。
【0020】
同図中、符号1〜6は空調制御用信号線(信号線)、7,8は信号線1〜6に接続して空調監視・制御を行う信号線、11〜16は室内機、21〜26はリモコン、31,32は室外機、41は空調監視盤、42は電力ピーク時における電力制限用のデマンド信号発生器、51,52はひとつの部屋に設置されて同じ温度設定や運転モードで運転される空調機のグループを示している。
【0021】
室内機11,12と室外機31は、信号線1,3で接続され一体となって空調運転を行い、室内機13〜16と室外機32についても同様に、信号線2〜6で接続され一体となって空調運転を行っている。
室内機11,12は、それぞれ設定温度に対する室温の偏差を基に必要な空調能力を演算し、室外機31に対して必要な空調能力を常時要求している。
【0022】
この際、要求信号は信号線1,3を伝わって室外機31に送られている。
また、室内機13〜16についても同様に、室外機32に対し信号線2〜6を介して必要な空調能力を常時要求している。
【0023】
空調監視盤41は、信号線7,8を介して室内外機間の信号線1〜6につながっているため、上記室内機11〜16から室外機31,32に送られる要求空調能力をこれら室外機31,32と同じように受信でき、室内機11〜16の要求空調能力を常に把握することが可能となっている。
【0024】
そして、空調監視盤41は、デマンド信号発生器42からのデマンド信号を受信すると、同じ部屋に設置してあり同一グループ設定がされている室内機11〜13(グループ51)のうち、最も要求空調能力が小さく負荷が小さいと推定された室内機に対し、以下の(1)〜(3)のいずれかの方法により信号線1〜8を経由して指令信号を送り、空調能力を低下させる。
ここで、「最も要求空調能力が小さい」とは、室内機の機種容量で決まる最大要求能力に対して要求が最も小さい場合をさしている。
【0025】
(1)最も要求空調能力が小さい室内機に対して、要求空調能力を強制的にゼロにさせる指令を出す。
(2)最も要求空調能力が小さい室内機の運転モードを、冷房あるいは暖房モードから送風モードに強制的に切り換え、要求空調能力をゼロにさせる。
(3)最も要求空調能力が小さい室内機の運転を停止させる。
【0026】
そして、最も要求空調能力が小さい室内機のみを能力ダウンさせても、なお消費電流を下げる必要がある場合には、能力ダウンさせられた室内機と同一グループに属する他の室内機を対象に、要求空調能力の最も小さい室内機から順に上記(1)〜(3)のいずれかの方法により空調能力を低下させていく。
【0027】
このように、本実施形態によれば、デマンド要求がなされた際、室外機31,32に対する要求空調能力の小さい室内機が順にデマンド対象として選択されるため、従来のように、あらかじめデマンド対象として設定された空調機の能力だけが常にゼロにされることはなく、特定の人だけが体感を悪くするといった不都合が解消される。
【0028】
次に、本発明に係わる空調機のグループ管理システムの第二の実施形態について、図1を参照しながら説明する。
本実施形態では、各室内機11〜16が、それぞれの設定温度に対する室温の偏差を常に把握している。
そして、空調監視盤41は、信号線7,8を介して室内外機間の信号線1〜6につながっているため、上記室内機11〜16が持っている偏差値を得ることが可能とされている。
【0029】
この偏差値を得る方法には、空調監視盤41からの要求に対して、室内機11〜16が応答する値を流用する次の2つがある。
▲1▼設定温度と室温の値から空調監視盤41が偏差を求める。
▲2▼設定温度に対する室温の偏差をそのまま利用する。
【0030】
そして、空調監視盤41は、デマンド信号発生器42からのデマンド信号を受信すると、同じ部屋に設置してあり同一グループ設定がされている室内機11〜13(グループ51)のうち、最も偏差が小さく負荷が小さいと推定される室内機に対し、以下の(4)〜(6)のいずれかの方法により信号線1〜8を経由して指令信号を室内機11〜16に送り、空調能力を低下させる。
【0031】
(4)最も偏差が小さい室内機に対して、要求空調能力を強制的にゼロにさせる指令を送信する。
(5)最も偏差が小さい室内機の運転モードを、冷房モードあるいは暖房モードから送風モードに強制的に切り換え、要求空調能力をゼロにさせる。
(6)最も偏差が小さい室内機の運転を停止させる。
【0032】
本実施形態によれば、デマンド要求がなされた際、設定温度と室温の偏差の小さい室内機が順にデマンド対象として選択されるので、上述と同様、あらかじめデマンド対象として設定された空調機の能力だけが常にゼロにされることがなく、特定の人だけの体感が悪くなるといった不都合が解消される。
【0033】
なお、最も要求空調能力が小さい室内機のみを能力ダウンさせても、なお消費電流を下げる必要がある場合は、前述と同様、能力ダウンさせられた室内機と同一グループに属する他の室内機を対象に、要求空調能力の最も小さい室内機から順に上記(4)〜(6)のいずれかの方法により空調能力を低下させていく。
【0034】
次に、本発明に係わる空調機のグループ管理システムの第三の実施形態について、図1を参照しながら説明する。
本実施形態は、空調監視盤41がデマンド信号発生器42からのデマンド信号を受信すると、あらかじめ設定された優先順位に従い同一グループ51の室内機に対し、以下の(7)〜(9)のいずれかの方法により信号線1〜8を経由して指令信号を送信し、空調能力を低下させるものである。
【0035】
(7)最も優先順位が低い室内機に対して、要求空調能力を強制的にゼロとさせる指令を送信する。
(8)最も優先順位が低い室内機の運転モードを、冷房あるいは暖房モードから送風モードに強制的に切換え、要求空調能力をゼロにさせる。
(9)最も優先順位が低い室内機の運転を停止させる。
【0036】
この優先順位は、例えば、同じ部屋の中でも窓側に近い部分に配される室内機と廊下側に近い部分に配される室内機と比較すると、冷房時にあっては廊下側の室内機の空調負荷が相対的に小さくなる傾向にあり、また、暖房時であって晴天の場合にあっては逆に窓側の室内機の空調負荷が相対的に小さくなる傾向にあることから、かかる屋外等からの外乱を考慮して設定される。
【0037】
このように、本実施形態によれば、デマンド要求がなされた際、優先順位の低い室内機から順にデマンドの対象として選択されるので、上述と同様、あらかじめデマンド対象として設定された空調機の能力だけが常にゼロにされることがなく、特定の人だけが体感を悪くするといった不都合が解消される。
また、上述の第一および第二の実施形態のように、室内機11〜16から発信される信号を空調監視盤41が監視しておく必要もない。
【0038】
次に、本発明に係わる空調機のグループ管理システムの第四の実施形態について、図1を参照しながら説明する。
本実施形態は、空調監視盤41がデマンド信号発生器42からのデマンド信号を受信すると、同じ部屋に設置してあり同一グループ設定がされている室内機11〜13(グループ51)内の一台をローテーションさせながら、以下の(10)〜(12)のいずれかの方法により信号線1〜8を経由して指令信号を送信し、空調能力を低下させるものである。
【0039】
(10)選択された室内機の要求空調能力を強制的にゼロとさせる指令を送信する。
(11)選択された室内機の運転モードを、冷房あるいは暖房モードから送風モードに強制的に切換え、要求空調能力をゼロにさせる。
(12)選択された室内機の運転を停止させる。
【0040】
本実施形態によれば、デマンド要求がなされた際、グループ51,52内の室内機11〜13,14〜16が一台づつローテーションしながらデマンドの対象として選択されるので、上述と同様、あらかじめデマンド対象として設定された空調機の能力だけが常にゼロにされることがなく、特定の人だけの体感が悪くなるといった不都合が解消される。
また、上述の第一および第二の実施形態のように、室内機11〜16から発信される信号を空調監視盤41が監視しておく必要もない。
【0041】
このローテンションの順番は、例えば、室内機11,12,13・・・等の順番に設定してもよいし、1台置きの順番に設定してもよいし、あるいは部屋内における空調機の設置形態を考慮して離れた位置の空調機が順次選択されるように設定する等、種々の形態に設定することができる。
【0042】
次に、本発明に係わる空調機のグループ管理システムの第五の実施形態について、図1を参照しながら説明する。
本実施形態は、空調監視盤41がデマンド信号発生器42からのデマンド信号を受信すると、全ての室内機11〜16の空調能力を強制的に少なくさせる指令を送信し、空調能力を低下させるものである。
【0043】
従来はデマンドの対象となった室内機を停止させていたため、停止した室内機の近くに居る人だけの体感が悪くなるという不都合が生じていたが、本実施形態によれば、デマンド要求がなされた際、室内機を完全に停止させるのではなく、全ての空調機の能力を低下させるようにしているため、特定の人だけが極端に体感を悪くするといったことが防ぐことができるだけでなく、各空調機間で生じる設定のアンバランスも抑制することができる。
【0044】
次に、本発明に係わる空調機のグループ管理システムの第六の実施形態について、図1を参照しながら説明する。
本実施形態は、空調監視盤41がデマンド信号発生器42からのデマンド信号を受信すると、デマンド対象とする室内機の運転を停止させるのではなく、特定あるいは全ての室内機に対して設定温度を暖房時は低く、冷房時は高くするような指令信号を送信し、空調能力を低下させるものである。
【0045】
すなわち、本実施形態によれば、デマンド要求がなされた際、デマンド対象として選択された空調機の空調能力をゼロにしたり運転を停止させるのではなく、デマンド対象として選択された特定の空調機または全ての空調機の設定温度を変更させるようにしているため、特定の人だけが極端に体感を悪くするといったことを防ぐことができるだけでなく、各空調機間で生じる設定のアンバランスをも緩和することができる。
【0046】
ここで、特定の室内機をデマンド対象として選択して空調能力を低下させる場合には、例えば、上述の第一の実施形態から第四の実施形態で説明したデマンド対象の選択方法を採用することができる。
【0047】
次に、本発明に係わる空調機のグループ管理システムの第七の実施形態について、図2を参照しながら説明する。
本実施形態では、リモコン21で室内機11の設定温度を25℃に設定すると、その指令が信号線1,8を介して空調監視盤41に送られる。
【0048】
空調監視盤41では、設定変更された室内機11の属するグループ51の室内機11〜13を全て同じ設定にすべく、グループ51内の他の室内機12,13に対して信号線7,8および信号線1〜3を経由して設定温度を25℃にする指令を送信する。
【0049】
この結果、グループ51内の室内機11〜13は全て同じ設定温度25℃に統一される。
同様に、冷房から暖房に運転モードを変更した場合にも、同一グループ51,52内の室内機11〜13,14〜16はそれぞれ同じモード(この場合は暖房)に統一される。
【0050】
本実施形態によれば、リモコン21〜26のいずれか一つから設定変更を行うと、同一グループ51,52内に属する室内機11〜13,14〜16に対しても全て同じ設定に変更される。
また、空調監視盤41から設定変更を行った場合についても同様に、グループ内の1つ以上の室内機の設定を変更すれば、同一グループ内の他の室内機も全て同じ設定に変更される。
【0051】
これにより、ひとつの部屋に室内機11〜13,14〜16が複数設置されて一つの空間を空調している時に、グループ51,52内の全てのリモコン21〜23,24〜26を操作しなくても設定のアンバランスを生じさせることなく、良好な空間を実現することができる。
【0052】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
(a)請求項1記載の空調機においては、デマンドの対象となる室内機が選択的に特定されることとなるため、従来のように、あらかじめデマンド対象として設定された空調機の能力だけが常にゼロにされることがなく、特定の人だけが極端に体感を悪くするといったことを防ぐことができる。
【0053】
(b)請求項2記載の空調機においては、空調負荷の小さい室内機が順にデマンド対象として選択されるため、空調能力低下による特定人への影響を最小限に抑えることができる。
【0054】
(c)請求項3記載の空調機においては、室内機から発信される信号を空調監視盤が常時監視していなくても、特定の空調機の能力だけが常にゼロになるといったことを防ぐことができる。
【0055】
(d)請求項4記載の空調機においては、デマンド対象として選択した空調機の空調能力をゼロにしたり運転を停止させるのではなく、全ての空調機の空調能力を低下させるようにしているため、各空調機間で生じる設定のアンバランスが抑制され、デマンド要求時であってもより快適な空間を維持することができる。
【0056】
(e)請求項5記載の空調機においては、全ての空調機をデマンド対象とした場合はもちろんのこと、特定の空調機をデマンド対象として選択した場合であっても各空調機間で生じる設定のアンバランスが抑制されるため、デマンド要求時における快適空間の維持をより確実なものにすることができる。
【0057】
(f)請求項6記載の空調機においては、各室内機に対応するリモコンのいずれか一つから設定変更が行われると、設定変更の対象となった室内機と同一のグループに属する他の全ての室内機に対しても同じ設定変更が行われ、また、空調監視盤から設定変更を行った場合についても同様に、設定変更の対象となった室内機と同一のグループに属する他の全ての室内機に対し同じ設定変更が行われるので、ひとつの部屋に室内機が複数設置されて一つの空間を空調している時に、同一グループ内の全てのリモコンを操作しなくても設定のアンバランスを生じさせることなく、良好な空間を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる空気調和機の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】 本発明に係わる空気調和機の他の実施形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
1〜6 空調用信号線
7、8 監視用信号線
11〜16 室内機
21〜26 リモコン
31、32 室外機
41 空調監視盤
Claims (4)
- 複数の室内機と、
これら室内機に信号線を介して接続される室外機とから一体管理されるべき空調機のグループが形成されるとともに、前記信号線を介して前記室内機と相互通信可能に接続された空調監視盤とを備え、
前記空調監視盤は、
外部からのデマンド要求に応じて空調機の消費電流を下げる必要が生じた際、複数の前記室内機のうち、前記室内機の機種容量で決まる最大要求能力に対する、設定温度と室温との偏差に基づく要求の割合が最も小さい室内機から順に、空調能力を低下させる第1指令を送信し、
該第1指令を受信した室内機は、自身の空調能力を低下させることを特徴とする空気調和機。 - 複数の室内機と、
これら室内機に信号線を介して接続される室外機とから一体管理されるべき空調機のグループが形成されるとともに、前記信号線を介して前記室内機と相互通信可能に接続された空調監視盤とを備え、
前記空調監視盤は、あらかじめ前記グループ毎に、室内機の配置に応じた屋外等からの空調負荷に対する外乱に基づいて決定される優先順位に基づき、室内機に対し空調能力を低下させる指令を送信することを特徴とする空気調和機。 - 前記空調監視盤は、選択した特定の室内機又は全ての室内機に対し設定温度を暖房時は低く、冷房時は高くさせる指令を送信することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の空気調和機。
- 前記空調監視盤は、各前記室内機のリモコン及び前記空調監視盤が直接操作されることにより受信した前記室内機に対する設定情報に応じて、前記室内機の設定の必要が生じた際、前記設定の必要がある室内機と前記設定の必要がある室内機と同じグループ内の他の室内機とに対し、共通の設定を行う第2指令を送信することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の空気調和機。
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