JP4459532B2 - モータ制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータと、モータに電源の電力を供給するためのインバータ回路とを備えたモータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、互いに分離独立したN個(Nは3以上の整数)の独立結線のコイルを備えるモータを駆動する場合、スイッチング素子をHブリッジ構成に接続したインバータ回路、及び該インバータ回路を制御する制御装置によって、N個のコイルの中から2個選択したコイルに独立して電流を流す。そして、対象となるコイルを一定順序で切り換えながら、N個のコイルのそれぞれに電流を流すことで、モータの回転子を回転させる(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平08−242596号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、EV(Electric Vehicles )やHEV(Hybrid Electric Vehicles)等、モータを利用して走行する自動車では、走行用モータを駆動するための高電位のバッテリと、ヘッドライトやワイパー等その他の車両用補機を駆動するための低電位バッテリを備えている。
このような自動車では、高電位バッテリを用いて低電位バッテリを充電したり、その逆に低電位バッテリを用いて高電位バッテリを充電したりすることで、例えば走行中等に外部から電力を供給されなくても、車両内の各バッテリに蓄えられた電力を利用して、車両用補機を動作させながら車両を走行させることができる。
【0005】
しかし、特許文献1に記載されているような従来のモータ及び制御装置を利用している場合、高電位バッテリと低電位バッテリとの間で電力を供給しあうためには、各バッテリ間の電圧を変換するためのDC−DCコンバータを別に設ける必要があり、自動車のシステム重量の増加や、容積の増加を招き、自動車の燃費の悪化を招くと共に自動車自体のコストを上昇させてしまうという問題があった。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、システム重量の増加や、容積の増加を最小限に抑えつつ、複数のバッテリ間の電力の交換が可能なモータ制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項の発明に係るモータ制御装置は、互いに分離独立した個のコイル(例えば実施の形態のコイル12u、12v、12w)を備えたモータ(例えば実施の形態のモータ12)と、前記モータを駆動するための第1の直流電源(例えば実施の形態の高電位バッテリ5)と、前記第1の直流電源とお互いの負極側端子を共通に接続された第2の直流電源(例えば実施の形態の低電位バッテリ10)と、前記第1の直流電源に接続されると共に、前記個のコイルに対して前記第1の直流電源から独立に電流を供給可能な、個を1組としてHブリッジ構成にてスイッチング素子(例えば実施の形態のスイッチング素子2a、2b、2c、2d、3a、3b、3c、3d、4a、4b、4c、4d)を接続した3組のインバータ回路(例えば実施の形態のインバータ2、3、4)と、前記組のインバータ回路と前記個のコイルとを1対1で接続する接続経路のいずれかに挿入されると共に、該コイルを該インバータ回路へ接続するか、該コイルを前記第2の直流電源の正極側端子へ接続するかの切り換えが可能な切換回路(例えば実施の形態のスイッチ13)とを備え該コイルが前記第2の直流電源の正極側端子へ接続している場合に、前記インバータ回路のスイッチング素子をオンオフ制御し、前記第1の直流電源の電力を、電圧を降圧して前記第2の直流電源へ供給することを特徴とする。
【0010】
以上の構成を備えた制御装置は、第1の直流電源に接続されたインバータ回路の組のスイッチング素子とモータを構成する個のコイルとを1対1で接続する接続経路に挿入された切換回路を介して、個のコイルの内のいずれかを第2の直流電源に接続する。これにより、この接続されたコイルをチョークコイルとし、変換制御回路が制御するインバータ回路のスイッチング動作によって、チョークコイルに発生した起電力として、第1の直流電源と第2の直流電源のいずれか一方の電力を、もう一方へ供給することができる。
【0011】
また、第1の直流電源の電圧より低電位の第2の直流電源を、第1の直流電源の電力によって充電することができる。
【0012】
請求項の発明に係るモータ制御装置は、前記変換制御回路が、前記インバータ回路のスイッチング動作を制御し、前記第2の直流電源の電力を、電圧を昇圧して前記第1の直流電源へ供給することを特徴とする。
以上の構成を備えたモータ制御装置は、第2の直流電源の電圧より高電位の第1の直流電源を、第2の直流電源の電力によって充電することができる。
請求項3の発明にかかるモータ制御装置は、請求項1に記載のモータ制御装置において、前記スイッチング素子のオンオフ制御において、第1の直流電源の電力を、電圧を降圧している間、モータを2相給電により駆動することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
参考例
図1は、参考例のモータ制御装置を示す回路図である。
図1において、モータ1は互いに分離独立した例えば3個のコイル(巻き線)1u、1v、1wを備えたモータであって、モータ1には、コイル1uに電流を流すために、スイッチング素子2a、2b、2c、2dをHブリッジ構成に接続したインバータ2と、コイル1vに電流を流すために、スイッチング素子3a、3b、3c、3dをHブリッジ構成に接続したインバータ3と、コイル1wに電流を流すために、スイッチング素子4a、4b、4c、4dをHブリッジ構成に接続したインバータ4とが接続されている。
また、モータ1が接続された端子の反対側のインバータ2、3、4の両端には、モータ1を駆動するための高電位バッテリ5と、高電位バッテリ5の電圧を平滑化する平滑化コンデンサ6とが接続されている。
【0014】
なお、Hブリッジ構成のインバータとは、接続されたコイルに流す電流の向きを、4個のスイッチング素子により制御する構造のインバータのことで、コイル1uとインバータ2とを例に挙げて説明すると、スイッチング素子2aとスイッチング素子2dをON、スイッチング素子2bとスイッチング素子2cをOFFした状態では、高電位バッテリ5の正極側端子により供給される電流は、スイッチング素子2aを通り、図1におけるコイル1uの上から下へ流れ、スイッチング素子2dを通って高電位バッテリ5の負極側端子へ戻る。同様に、スイッチング素子2aとスイッチング素子2dをOFF、スイッチング素子2bとスイッチング素子2cをONした状態では、電流は、図1におけるコイル1uの下から上へ流れる。
【0015】
インバータ3、4についても、コイル1v、1wに対して、インバータ2と同様に両方向の電流を流すことができる。
従って、インバータ2、3、4によりコイル1u、1v、1wに流れる電流の向きを制御することにより、正負両方向の磁界を発生させて、モータ1の回転子に回転力を与えることができる。
【0016】
一方、コイル1wには、コイル1wと共に電力変換用コイル7が巻き込まれており、電力変換用コイル7の両端には、電力変換用コイル7にアノード端子がそれぞれ接続された整流用ダイオード8a、8bが接続されている。
また、整流用ダイオード8a、8bのカソード端子には、共通に設けられた出力チョークコイル9の一方の端子が接続されており、出力チョークコイル9のもう一方の端子は低電位バッテリ10の正極側端子に接続されている。
【0017】
また、低電位バッテリ10の負極側端子は、電力変換用コイル7の中間タップに接続されており、低電位バッテリ10の正極側端子と負極側端子との間には、低電位バッテリ10に印加される電圧を平滑化する出力平滑化コンデンサ11が接続されている。
なお、低電位バッテリ10は、ヘッドライトやワイパー等その他の車両用補機を駆動するための低電位バッテリであって、低電位バッテリ10の正極側端子、及び負極側端子は、それぞれ車両に搭載された各車両用補機類に、車両用補機類を作動させるためのスイッチ等を介して接続されている。
【0018】
このように接続された本参考例のモータ制御装置は、インバータ2、3、4を完全に独立して動作させることが可能であって、例えばモータ1の回転子の駆動は、インバータ2、3から電流が供給されたコイル1u、1vにより駆動する2相給電とし、インバータ4は休止、またはモータ1の回転子の駆動には関係のない動作を行わせることができる。
【0019】
従って、インバータ4に接続されたコイル1wと、コイル1wと共に巻き込まれた電力変換用コイル7とをDC−DCコンバータのトランスとして用いると、それぞれの巻線比に従ってコイル1wにより電力変換用コイル7に誘起した電圧が発生する。これを、整流用ダイオード8a、8bにより整流し、出力チョークコイル9と出力平滑化コンデンサ11とにより平滑化して取り出すと、高電位バッテリ5の電力を降圧した、低電位バッテリ10を充電するための電力を得ることができる。
【0020】
なお、この時、スイッチング素子4a、4b、4c、4dをスイッチングするスイッチングキャリアは、2相給電により駆動及び回生しているモータ1にトルク変動が発生しないように、インバータ2、3を構成するスイッチング素子2a、2b、2c、2dやスイッチング素子3a、3b、3c、3dのスイッチングキャリアに対して十分速くする。
【0021】
以上説明したように、本参考例のモータ制御装置は、モータ1をスイッチング素子2a、2b、2c、2dやスイッチング素子3a、3b、3c、3dを備えたインバータ2、3により2相給電により駆動しながら、スイッチング素子4a、4b、4c、4dを備えたインバータ4と、モータ1のコイル1w、コイル1wと共に巻き込まれた電力変換用コイル7、更には整流用ダイオード8a、8bと、出力チョークコイル9と、出力平滑化コンデンサ11とにより絶縁型のDC−DCコンバータを構成することで、高電位バッテリ5の電力を降圧して低電位バッテリ10を充電することができる。
【0022】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
(実施の形態)
図2は、本発明の実施の形態のモータ制御装置を示す回路図である。なお、参考例と同一の符号を付与した構成要素は、参考例で説明した構成要素と同一のものとする。
図2において、モータ12は、参考例と同様に、互いに分離独立した例えば3個のコイル12u、12v、12wを備えたモータであって、モータ12には、コイル12uに電流を流すために、参考例で説明したスイッチング素子2a、2b、2c、2dをHブリッジ構成に接続したインバータ2と、コイル12vに電流を流すために、スイッチング素子3a、3b、3c、3dをHブリッジ構成に接続したインバータ3とが接続されている。
【0023】
また、モータ12には、コイル12wに電流を流すために、スイッチング素子4a、4b、4c、4dをHブリッジ構成に接続したインバータ4が、スイッチ13を介して接続されている。
更に、モータ12が接続された端子の反対側のインバータ2、3、4の両端には、参考例と同様に、モータ12を駆動するための高電位バッテリ5と、高電位バッテリ5の電圧を平滑化する平滑化コンデンサ6とが接続されている。
【0024】
一方、スイッチ13は、1個の共通端子13aと2個の切り換え端子13b、13cを持つ1回路2接点のスイッチであって、共通端子13aがコイル12wの一端に接続されると共に、一方の切り換え端子13bがスイッチング素子4c、4dの接点(インバータ4の出力)に接続されている。また、スイッチ13のもう一方の切り換え端子13cは、低電位バッテリ10の正極側端子に接続されている。
【0025】
従って、スイッチ13を切り換えて、コイル12wをスイッチング素子4c、4dの接点に接続することにより、インバータ4を構成するスイッチング素子4a、4bを、同様にインバータ4を構成するスイッチング素子4c、4dと共に、コイル12wに電流を流してモータ12を駆動するためのインバータとして利用することもできるし、スイッチ13を切り換えて、コイル12wを低電位バッテリ10の正極側端子に接続することにより、インバータ4を構成するスイッチング素子4a、4bを、コイル12wを介して低電位バッテリ10の正極側端子に接続することもできる。
【0026】
また、低電位バッテリ10の負極側端子は、高電位バッテリ5の負極側端子と共通に接続されており、低電位バッテリ10の正極側端子と負極側端子との間には、低電位バッテリ10に印加される電圧を平滑化する出力平滑化コンデンサ11が接続されている。
【0027】
このように接続された本実施の形態のモータ制御装置は、参考例と同様に、インバータ2、3、4を完全に独立して動作させることが可能であって、例えばモータ12の回転子の駆動は、インバータ2、3から電流が供給されたコイル12u、12vにより駆動する2相給電とし、インバータ4は休止、またはモータ12の回転子の駆動には関係のない動作を行わせることができる。
【0028】
従って、スイッチ13を切り換えて、コイル12wを低電位バッテリ10の正極側端子に接続することにより、インバータ4に含まれるスイッチング素子4a、4bと、モータ12のコイル12wと、更には出力平滑化コンデンサ11とによりDC−DCコンバータを構成し、コイル12wを、スイッチング素子4a、4bを介して供給された電力を蓄えるチョークコイルとして用いると、高電位バッテリ5から供給された電力によって、コイル12wを充放電することができる。そして、コイル12wに蓄えられた電力を、出力平滑化コンデンサ11により平滑化して取り出すと、高電位バッテリ5の電力を降圧した、低電位バッテリ10を充電するための電力を得ることができる。
【0029】
具体的には、変換制御回路(図示せず)が、スイッチング素子4aを所定の通電率Duty_Aでスイッチングしてオンオフ動作させることにより、下記(1)式に基づく電圧がコイル12wに発生し、低電位バッテリ10が充電される。Vout/Vin=Duty_A ・・・(1)
なお、ここで、Voutをコイル12wに発生する電圧、Vinを高電位バッテリ5の電圧とする。
【0030】
なお、この時、スイッチング素子4a、4b、4c、4dをスイッチングするスイッチングキャリアは、2相給電により駆動及び回生しているモータ12にトルク変動が発生しないように、インバータ2、3を構成するスイッチング素子2a、2b、2c、2dやスイッチング素子3a、3b、3c、3dのスイッチングキャリアに対して十分速くする。
【0031】
一方、このスイッチング素子4a、4bと、コイル12wと、出力平滑化コンデンサ11とにより構成されたDC−DCコンバータは双方向性を有しており、低電位バッテリ10の電力を昇圧して、高電位バッテリ5を充電したり、インバータ2、3へ電力を供給して、モータ12の駆動力を得ることもできる。また、インバータの平滑化コンデンサ6への充電(プリチャージ)も行うことができる。
【0032】
具体的には、変換制御回路(図示せず)が、スイッチング素子4bを所定の通電率Duty_Bでスイッチングしてオンオフ動作させることにより、下記(2)式に基づく電圧がコイル12wに発生し、高電位バッテリ5が充電される。なお、この時、インバータ2、3を利用してモータ12を駆動しても良い。
Vout/Vin=1/(1−Duty_B) ・・・(2)
なお、ここで、Voutをコイル12wに発生する電圧、Vinを低電位バッテリ10の電圧とする。
【0033】
以上説明したように、本実施の形態のモータ制御装置は、モータ12をスイッチング素子2a、2b、2c、2dやスイッチング素子3a、3b、3c、3dを備えたインバータ2、3により2相給電により駆動しながら、インバータ4に含まれるスイッチング素子4a、4bと、モータ12のコイル12wと、更には出力平滑化コンデンサ11とによりDC−DCコンバータを構成することで、高電位バッテリ5の電力を降圧して低電位バッテリ10を充電することができる。
【0034】
一方、高電位バッテリ5の電力が放電され、インバータ2、3を利用してモータ12を駆動することができない場合は、スイッチング素子4a、4bと、コイル12wと、出力平滑化コンデンサ11とにより構成されたDC−DCコンバータを上述の場合とは逆に用いて、低電位バッテリ10の電力を昇圧して高電位バッテリ5を充電することも、更には低電位バッテリ10の電力を昇圧すると共にインバータ2、3を利用してモータ12を駆動することもできる。また、インバータの平滑化コンデンサ6への充電(プリチャージ)も行うことができる。
【0035】
なお、上述の実施の形態におけるスイッチング素子2a、2b、2c、2d、3a、3b、3c、3d、4a、4b、4c、4dには、IGBT(絶縁ゲート型バイポーラ・トランジスタ)やMOSFET(MOS電界効果トランジスタ)等のスイッチング素子を用いれば良い。
【0036】
また、参考例において電力変換用コイル7を巻き込むコイルは、コイル1u、1v、1wのいずれでも良い。同様に、上述の実施の形態において、スイッチ13を介して低電位バッテリ10に接続するコイルは、コイル12u、12v、12wのいずれでも良い。このような場合、高電位バッテリ5による低電位バッテリ10の充電、あるいは低電位バッテリ10による高電位バッテリ5の充電には、電力変換用コイル7が巻き込まれたコイル、あるいは低電位バッテリ10に接続されたコイルに対応するインバータ2、3、4のいずれかを用いるものとする。
【0039】
【発明の効果】
請求項1,2に記載のモータ制御装置によれば、第1の直流電源に接続されたインバータ回路の組のスイッチング素子とモータを構成する個のコイルとを1対1で接続する接続経路に挿入された切換回路を介して、個のコイルの内のいずれかを第2の直流電源に接続することで、接続されたコイルをチョークコイルとし、変換制御回路が制御するインバータ回路のスイッチング動作によって、第1の直流電源の電圧より低電位の第2の直流電源を、第1の直流電源の電力によって充電したり、また、それとは逆に、第2の直流電源の電圧より高電位の第1の直流電源を、第2の直流電源の電力によって充電することができる。
【0040】
従って、車両内の各直流電源に蓄えられた電力を利用して、車両用補機を動作させながら車両を走行させるだけでなく、車両用補機を駆動するための第2の直流電源の電圧より高電位の車両駆動用の第1の直流電源を、第2の直流電源の電力によって充電することや、第2の直流電源からインバータ回路へ電力を供給して車両の駆動力を得ることもできるモータ制御装置を、各直流電源間の電圧を変換するためのDC−DCコンバータを別に設けることなく実現し、自動車のシステム重量の増加や、容積の増加による燃費の悪化やコストの上昇を抑えることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 参考例におけるモータ制御装置を示す回路図である。
【図2】 本発明の実施の形態のモータ制御装置を示す回路図である。
【符号の説明】
1、12・・・モータ
1u、1v、1w、12u、12v、12w・・・コイル
2、3、4・・・インバータ(インバータ回路)
2a、2b、2c、2d、3a、3b、3c、3d、4a、4b、4c、4d・・・スイッチング素子
5・・・高電位バッテリ(第1の直流電源)
6・・・平滑化コンデンサ
7・・・電力変換用コイル
8a、8b・・・整流用ダイオード(整流回路)
9・・・出力チョークコイル
10・・・低電位バッテリ(第2の直流電源)
11・・・出力平滑化コンデンサ
13・・・スイッチ(切換回路)

Claims (3)

  1. 互いに分離独立した個のコイルを備えたモータと、
    前記モータを駆動するための第1の直流電源と、
    前記第1の直流電源とお互いの負極側端子を共通に接続された第2の直流電源と、
    前記第1の直流電源に接続されると共に、前記個のコイルに対して前記第1の直流電源から独立に電流を供給可能な、個を1組としてHブリッジ構成にてスイッチング素子を接続した3組のインバータ回路と、
    前記組のインバータ回路と前記個のコイルとを1対1で接続する接続経路のいずれかに挿入されると共に、該コイルを該インバータ回路へ接続するか、該コイルを前記第2の直流電源の正極側端子へ接続するかの切り換えが可能な切換回路とを備え
    該コイルが前記第2の直流電源の正極側端子へ接続している場合に、前記インバータ回路のスイッチング素子をオンオフ制御し、前記第1の直流電源の電力を、電圧を降圧して前記第2の直流電源へ供給することを特徴とするモータ制御装置。
  2. 互いに分離独立した3個のコイルを備えたモータと、
    前記モータを駆動するための第1の直流電源と、
    前記第1の直流電源とお互いの負極側端子を共通に接続された第2の直流電源と、
    前記第1の直流電源に接続されると共に、前記3個のコイルに対して前記第1の直流電源から独立に電流を供給可能な、4個を1組としてHブリッジ構成にてスイッチング素子を接続した3組のインバータ回路と、
    前記3組のインバータ回路と前記3個のコイルとを1対1で接続する接続経路のいずれかに挿入されると共に、該コイルを該インバータ回路へ接続するか、該コイルを前記第2の直流電源の正極側端子へ接続するかの切り換えが可能な切換回路とを備え
    該コイルが前記第2の直流電源の正極側端子へ接続している場合であり、かつ、前記第1直流電源によりモータ駆動することができない場合に、前記インバータ回路のスイッチング素子をオンオフ制御し、前記第2の直流電源の電力を、電圧を昇圧して前記第1の直流電源へ供給することを特徴とするモータ制御装置。
  3. 前記スイッチング素子のオンオフ制御において、第1の直流電源の電力を、電圧を降圧している間、モータを2相給電により駆動することを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
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