JP4458326B2 - 情報処理装置、情報処理方法、制御プログラム - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置から、ソフトウェアを用いて周辺装置を管理又は制御する技術に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
特開２０００−１６３２２５に記載のように、多くの周辺装置の一例である、セントロニクス、ＩＥＥＥ１２８４．４，Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ ＳｅｒｉａｌＢｕｓ，ＲＳ２３２−Ｃなどを含むローカルインタフェースに対応したプリンタには、従来からプリンタ本体の各種メンテナンスを行うための機能が備えられている。
【０００３】
一方、ネットワーク対応プリンタにおいては、特開平１０−１６４１８１（ＵＳＰ６００３０７８）に記載のようにＷｅｂブラウザを用いることにより、ネットワークインタフェースを介してプリンタの状態を把握することが出来る技術が開発されている。
【０００４】
【特許文献１】
特開２０００−１６３２２５号公報
【特許文献２】
特開平１０−１６４１８１号公報
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のドライバに組み込む形で設計されたプログラムはオペレーティングシステム（以下ＯＳ）によって異なった環境となるため、ＯＳごとに個別のプログラムを作成する必要がある。ユーザーインターフェースの設計はプログラムの行う処理内容と比較して設計には手間がかかる。このため、ユーザインタフェースを新しく開発されるプリンタの機種ごとに、さらにはＯＳごとに、一から設計していく開発方法では、ドライバ及びユーティリティプログラムの開発に多大な時間が必要とされる。
【０００６】
一方、新しいネットワーク対応の複写機においては、複写機内にＷｅｂサーバ構築し、クライアントから複写機にネットワークに接続することでユーザインタフェースを提供することが考えられる。しかし、この方法では、旧式のプリンタに対しては対応できない。さらに、ローコストが求められるインクジェットプリンタやホストベースプリンタ等の廉価なプリンタ等には、Ｗｅｂサーバを載せるだけのメモリやＨＤＤの領域を確保することは困難である。
【０００７】
上述の課題の少なくとも一つを解決することが本願発明の目的である。まず第一に、Ｗｅｂサーバを搭載していない周辺装置の状態を把握することが出来るユーザインタフェースをホスト側で提供することが本発明の一つの側面である。
【０００８】
第二に、上述のユーザインタフェースを、周辺装置の状態に応答して変化する動的なものにすることが本発明の第二の側面である。
【０００９】
第三に、汎用ブラウザをＵＩとして使用し、なおかつユーザによるインストール作業なしで情報端末にローカルに接続されたプリンタメンテナンス機能を情報端末に提供することが本願発明の第三の側面である。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
上述の課題の少なくとも一つを解決すべく、本願実施形態においては、以下の手段を提供する。
【００１１】
周辺装置にローカルインタフェースに接続された情報処理装置において、前記ローカルインタフェースに対応した前記周辺装置の動作を制御するためのコマンドを入力又は指示可能な指示入力部を、Ｗｅｂブラウザを介して表示画面に表示する表示手段と、前記表示手段が表示した前記指示入力部において指示又は入力された操作に応答して、前記周辺装置が解釈可能なローカルインタフェースに対応したコマンドを発行する発行手段と、前記発行手段が発行したコマンドを前記周辺装置に転送する転送手段と、を備えた情報処理装置。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明に係る発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。本実施形態におけるシステムの概略の一例を図１２に示す。図１２は、実施形態のハード及びソフト構成を示す図である。ホストコンピュータ１２００には、例えばインクジェットプリンタなどのプリンタ１２０５（もちろん、レーザプリンタなどでもよい。）とモニタ１２０６が接続されている。ホストコンピュータ１２００は、ワープロ、表計算、インターネットブラウザ等のアプリケーションソフトウエア１２０１と、該アプリケーションによってＯＳ１２０２に発行される出力画像を示す各種描画命令群（イメージ描画命令、テキスト描画命令、グラフィックス描画命令）を処理して印刷データを作成するプリンタドライバ１２０３、アプリケーションが発行する各種描画命令群を処理してモニタ１２０６に表示を行なうモニタドライバ１２０４をソフトウエアとして持つ。
【００１３】
本発明の情報処理装置の一例であるホストコンピュータ１２００は、これらソフトウエアが動作可能な各種ハードウエアとして中央演算処理装置ＣＰＵ１２０８、ハードディスクドライバＨＤ１２０７、ランダムアクセスメモリＲＡＭ１２０９、リードオンリーメモリＲＯＭ１２１０等を備える。図１２で示される実施形態として、例えば一般的に普及しているパーソナルコンピュータに一般的なＯＳを使用し、任意の印刷可能なアプリケーションをインストールし、モニタとプリンタを接続した形態が１つの実施形態として考えられる。
【００１４】
ホストコンピュータ１２００では、モニタに表示された表示画像にもとづき、アプリケーション１２０１で、文字などのテキストに分類されるテキストデータ、図形などのグラフィックスに分類されるグラフィックスデータ、自然画などに分類されるイメージ画像データなどを用いて出力画像データを作成する。そして、出力画像データを印刷出力するときには、アプリケーション１２０１からＯＳ１２０２に印刷出力要求を行ない、グラフィックスデータ部分はグラフィックス描画命令、イメージ画像データ部分はイメージ描画命令で構成される出力画像を示す描画命令群をＯＳ１２０２に発行する。ＯＳ１２０２はアプリケーションの出力要求を受け、出力プリンタに対応するプリンタドライバ１２０３に描画命令群を発行する。プリンタドライバ１２０３はＯＳ１２０２から入力した印刷要求と描画命令群を処理しプリンタ１２０５で印刷可能な印刷データを作成してプリンタ１２０５に転送する。プリンタ１２０５がラスタープリンタである場合は、プリンタドライバ１２０３では、ＯＳからの描画命令を順次ＲＧＢ２４ビットページメモリにラスタライズし、全ての描画命令をラスタライズした後にＲＧＢ２４ビットページメモリの内容をプリンタ１２０５が印刷可能なデータ形式、例えばＣＭＹＫデータに変換を行ないプリンタに転送する。１２１３は、ローカルインタフェースであり、例えば、ＵｎｉｖｅｒｓａｌＳｅｒｉａｌＢｕｓ（ＵＳＢ）、ＲＳ−２３２Ｃ、ＩＥＥＥ１２８４．４、ＩＥＥＥ１３９４，セントロニクスなどのインタフェースを含む。本実施例では、セントロニクスインタフェースを適用している。１２１２は、例えばインクジェットのプリントエンジンを含む印字機構で、プリンタドライバ１２０３から送られてくる例えばるＣＭＹＫデータに従って、記録紙に画像や文字を印字出力するものである。また、１２１４は、後述するメンテナンスユーティリティと呼ばれるプログラムであり、ブラウザによってユーザインタフェースが形成される。１２０１乃至１２０４、及び、１２１４のメンテナンスユーティリティなどの制御プログラムは、ＨＤ１２０７（ＲＯＭ１２１０でもよい。）に記憶され、ＣＰＵ１２０８が発する命令に応じて呼び出される。そして、これらのプログラムは、必要に応じてＲＡＭ１２０９に展開されて実行され、プリンタ１２０５の動作を制御することができる。モニタドライバ１２０４は、表示部の一例であるモニタ１２０６に表示画面を表示する表示処理を制御する。
【００１５】
図１は，本実施形態におけるプリンタメンテナンスユーティリティ使用例を示す図である。図１のホストコンピュータ１０１に、図１２のプリンタ１２０５は、プリンタ１０２に対応する。なお、情報処理装置の一例としてホストコンピュータ１０１を提示しているが、ＰＤＡなどの情報端末１０１であってもよい。
【００１６】
メンテナンスの例としては、ヘッドのクリーニング、ヘッドのアライメント調整、テストプリントなどが挙げられる。ここでは、これらのメンテナンスを行うためのユーティリティプログラムをプリンタが接続されているホストコンピュータ内にインストールし、ホストコンピュータ側で操作を行うことが考えらている。同図において、１０１は情報端末であり、各種情報端末用ＯＳまたはハードウェア独自のＯＳが搭載されている。１０２はインクジェット方式のカラープリンタであり、１０３はネットワーク上に存在するサーバーコンピュータである。１０４は情報端末１０１上で動作するＷｅｂブラウザであり、１０１内に存在するｈｔｍｌファイルやＵＲＬによって指定したＷＷＷ上のコンテンツをブラウズすることが可能である。情報端末１０１とプリンタ１０２はＵＳＢケーブル１０５で接続されており、これらの装置間で双方向通信が可能である。この接続はシリアルポートやＬＡＮや赤外線通信など無線接続でもよい。１０６は電話回線、専用線、光ケーブルなどであり、これにより情報端末１０１はサーバーコンピュータ１０３にアクセスすることができる。
【００１７】
図２はプリンタ１０２を制御するメンテナンスユーティリティの構成モジュールの一例を示す図である。２０１は本発明の全体構成を示す。２０２と２０３を含むモジュールが２０２はＵＩ表示部であり、例えば、Ｊａｖａ（Ｒ）Ｓｃｒｉｐｔを含んだＨＴＭＬ形式で作成され、ダイアログボックスに代わるＵＩ、たとえばクリーニング実行コマンドボタンやヘッド位置調整値入力ボックスを設け、ＯＳ非依存のモジュールとする。２０３はＵＩ制御部であり、ＤＬＬとして作成され、ユーザが選択した処理をプリントコマンドに変換したり、ユーザからの入力やプリンタからの情報に応じてＵＩ表示部２０２を制御する役割を受けもつ。２０４は通信部であり、ＤＬＬとして作成され、ＵＩ制御部２０３から通知されたプリントコマンドをプリンタ１０２へ送信したり、プリンタ１０２のエラー情報等を検知する役割をもつ。ＵＩ制御部２０３はＣＯＭインタフェースを用いて作成することによりＵＩ表示部２０２からアクセスを可能とする。また、ＵＩ制御部２０３と通信部２０４はＯＳ依存のモジュールであるため、ＵＩ表示部２０２は情報端末１０１に搭載されているＯＳを認識し、ＯＳにあったモジュール２０３、２０４を情報端末１０１ダウンロードする。図１２のメンテナンスユーティリティ１２１４は、図２のＵＩ表示部２０１及び、ＵＩ制御部２０３に相当する。図１２の通信部２０４は、図１の通信部１２１５に相当する。図１と図２の同じ番号の各装置は、それぞれ同じものを示すものである。情報端末も、メモリ及びＣＰＵ資源等が貧弱であることを除くほか、基本的には図１２のホストコンピュータと同様のハード構成をとる。
【００１８】
図３は本実施形態における初期モジュール構成を示す図である。情報端末１０１内のローカル環境には汎用Ｗｅｂブラウザ１０４が存在し、サーバーコンピュータ１０３内にＵＩ表示部２０２、ＵＩ制御部２０３、通信部２０４が存在する構成である。
【００１９】
図４は本実施形態における動作時の構成図である。図１３は、図４において、ＵＩ制御部が情報端末において実行する処理を示す図であり、サーバコンピュータ１０３からＵＩ制御部を取得する処理を示す図である。図１４は、情報端末１０１又はホストコンピュータのディスプレイに表示されるメンテナンス初期画面である。以下、図４と図１３、図１４を用いて説明する。
【００２０】
図１４には示すように、プリンタＡがポートＵＳＢ１に、プリンタＢが、ポートＵＳＢ２に、スキャナＣが、セントロニクスによりＬＰＴ１に接続されている様子が表示されている。この画面は、ＨＴＭＬで形成され、ホストコンピュータ１００内のブラウザによって解釈されてモニタ１２０６に表示されるものである。この図１４の１４０１乃至１４０２の文字列には予め各機種に対応させてＵＲＬにてリンクが埋め込まれており、ユーザが所望のデバイスに対応する文字列をマウスを用いてカーソルを合わせてクリックすることにより、選択されたデバイスに対応するＵＲＬを取得する。ＵＲＬには、ホストコンピュータ内のＨＤ１２０７に保持されたメンテナンス画面用のファイルが対応付けられている。
【００２１】
まず、図１４の画面がブラウザのユーザインタフェースに表示された状態で、情報端末１０１内の汎用Ｗｅｂブラウザ１０４を介してプリンタＡの文字列１４０１がクリックされたとする。サーバーコンピュータ１０３内のＵＩ表示部２０２をＣＰＵがユーザのクリックに応答して制御する。ＣＰＵが予めプリンタＡに対応して記憶されているＵＲＬにアクセスを認識すると、プリンタＡの操作が行われていることをＣＰＵが検知する。そして、Ｓ１３０１へ進む。Ｓ１３０１では、クライアントに接続された操作対象となったプリンタの機種（ここではプリンタＡである。）を判別する。この判別処理は、予め所定のＵＲＬの操作と、所定の機種の操作を対応付けておくことにより、所定のＵＲＬの操作が行われるのに応答して、捜査対象となったプリンタを判別するようにすれば、複数のプリンタ（他のプリンタは図示省略）が接続されている場合にも対応できる。
【００２２】
そして、Ｓ１３０２では、ＵＩ表示部２０２は、Ｓ１３０１で判別された機種から当該機種が対応するメンテナンスコマンドの種類を認識し、メンテナンスコマンドの種類や当該機種に一致又は適切に対応したＵＩ制御部２０３と通信部２０４が通信端末１０１内に存在するかどうかを検索する。Ｓ１３０２で、クライアントに接続されたプリンタ機種及びコマンド種類と、ＵＩ制御部及び通信部の対応機種が一致する場合はＳ１３０３に進み、一致していない又は適切に対応していない場合は、Ｓ１３０４へ進む。
【００２３】
Ｓ１３０３では、ＵＩ制御部及び通信部のバージョンが適切かどうかを判断する。適切かいなかの判断は、例えば、操作対象のプリンタに対応した最新のプログラムであるか同課で判断すればよい。Ｓ１３０３で、ＵＩ表示部が、ＵＩ制御部及び／又は通信制御部のバージョンが適切でないと判断した場合は、Ｓ１３０４に進む。
【００２４】
Ｓ１３０４では、ＵＩ制御部及び／又は通信部の制御プログラムを情報処理端末１０１が取得する。逆にＳ１３０３で、ＵＩ表示部が適切でないと判断した場合は、処理を衆力する。
【００２５】
情報端末１０１内にＵＩ制御部２０３と通信部２０４が存在しない場合、または存在するがバージョンが古い場合は、サーバーコンピュータ１０３内からＵＩ制御部および通信部を情報端末１０１へダウンロードする。その後、ユーザはＷｅｂブラウザ１０４からＵＲＬを指定することによりサーバコンピュータ１０３上のＵＩ表示部２０２を操作し、ＵＩ表示部２０２はＣＯＭインタフェースを通じて情報端末１０１上のＵＩ制御部２０３へアクセスし、プリントコマンド等を通知する。プリントコマンドは通信部２０４よりプリンタ１０２に送信され、プリンタメンテナンスが実行される。このように、ユーザが、従来のローカルプリンタを操作する場合であっても、何ら意識することなく、バックグラウンドで通信部及びＵＩ制御部が最適な状態に構成される。
【００２６】
この一つ目の実施形態によると、情報端末１０１には汎用Ｗｅｂブラウザさえあれば、メンテナンスユーティリティに関するプログラムファイルをあらかじめインストールしておく必要がなく、またＵＩデザインを含め常に最新のプログラムモジュールを使用したメンテナンスユーティリティを提供できる。
【００２７】
図５は、本実施形態における初期モジュール構成図である。情報端末１０１内のローカル環境には、汎用Ｗｅｂブラウザ１０４とＵＩ表示部２０２が存在し、サーバーコンピュータ１０３内にはＵＩ表示部２０２および通信部２０４が存在する構成である。
【００２８】
図６は図５に示す実施形態における動作時の構成の一例を示す図である。汎用Ｗｅｂブラウザ１０４を使ってＵＩ表示部２０２を表示すると、ＵＩ表示部２０２は必要なＵＩ制御部２０３および通信部２０４が情報端末１０１内に存在しない場合、または存在するがバージョンが古い場合は、サーバーコンピュータ１０３から情報端末１０１へダウンロードする。
【００２９】
この二つ目の実施例の特徴は、情報端末１０１に合ったデザインのＵＩ表示部をあらかじめ情報端末１０１にインストールしておくことができる点である。また、既に必要なモジュール全てがすでに情報端末１０１に揃っている場合は、情報端末１０１がネットワークに接続していない状態でもメンテナンスユーティリティを実行することができる。
【００３０】
図７は別の実施例における初期モジュール構成図および動作時の構成図を示す図である。情報端末１０１内に必要なモジュール全て（汎用Ｗｅｂブラウザ１０４、ＵＩ表示部２０２、ＵＩ制御部２０３、通信部２０４）がインストールされている構成である。この三つ目の実施例の特徴は、情報端末１０１がネットワークに接続できない仕様のものでも実施可能である点である。ＵＩ表示部２０２はＯＳに依存しないモジュールであり、ＨＴＭＬ形式のファイルであるため、ＵＩデザインの変更時も開発工数が大幅に短縮される利点がある。
【００３１】
これら３つの実施例で使用するモジュールはいずれも同様のものであり、運営するシステムや情報端末に応じて、任意の形態をとることができる。
【００３２】
図８はＵＩ表示部２０２を汎用Ｗｅｂブラウザ１０４で表示したときの様子を表す図である。図８は、例えば、図１４のプリンタＡの文字列１４０１をマウスを用いてクリックした場合に、ブラウザが、ＯＳを介して所定のＵＲＬに記憶されたＨＴＭＬファイルを読み出し、それをブラウザが解釈することにより表示される。
【００３３】
図８のクリーニングボタン８０１はプリントヘッドのノズル詰まりを改善するヘッドクリーニングを実行する際に押下するボタンであり、このボタンを押下することによりＵＩ制御部２０３へ処理が移る。ヘッド位置調整パターン印刷ボタン８０２はプリントヘッドの取り付け位置調整を行うためのテストパターンを印刷するためのボタンであり、このボタンを押下することによりＵＩ制御部２０３へ処理が移る。ここではＡ〜Ｆの６種類のパターンが印刷されるものとする。印刷されたテストパターンを見てユーザはパターン毎に最も干渉縞が目立たない調整値をヘッド位置調整値入力欄８０３〜８０８にそれぞれ入力し、ヘッド位置調整値のセット８０９を押下する。このボタンを押下することによりＵＩ制御部２０３へ処理が移る。
【００３４】
なお、図８のボタンを押すだけで単純に各種コマンドが発行されるわけではない。汎用ブラウザ経由で入力される指示を解釈し、プリンタに対応するネイティブのコマンドに変換する変換モジュールとこれを呼び出すための仕組みが必要となる。これを図９を用いて説明する。
【００３５】
図９はスクリプトで記述されたＵＩ表示部２０２の例を示す図である。９０１で示したＵＩＣｔｌはＣＯＭオブジェクトの名前であり、ＵＩ制御部２０３内の関数をコールするために使用される。ＣＯＭオブジェクトを識別するためにユニークなＩＤ９０２が使用される。図８のクリーニングボタンが押下されるとＣｌｅａｎｉｎｇという名の関数（プロシージャ）が実行され、ＵＩ制御部２０３内の関数Ｃｌｅａｎｉｎｇがコールされる（９０３）。
【００３６】
図１０はＵＩ制御部２０３内のＣＯＭオブジェクトを介してコールされる関数の例である。図９の９０３からコールされる関数を記述しておく。このようにＣＯＭオブジェクトを利用することにより、異なる開発言語を用いた他のモジュールへネットワークを通じてアクセスすることが可能となる。以下、上記のＵＩ表示部２０２とＵＩ制御部２０３と通信部２０４によるメンテナンスユーティリティの処理の流れを図１１を使って説明する。図１１は、ＵＩ表示部２０２の処理を示す図である。
【００３７】
ＳＴＥＰ０１で、プリンタメンテナンスユーティリティは、ブラウザに解釈されたＨＴＭＬデータ（図８）を表示させる。ユーザは、ＵＩ表示部２０２が表示する図８の設定画面のＧＵＩから、マウスを用いてボタンを押すなどの操作により、メンテナンスや設定の内容を指示する。ＵＩ表示部２０２０では、図８のうち、どのボタンが押されたのかを判断する（ＳＴＥＰ０２）。ＵＩ表示部２０２は、プリンタが接続されている情報端末１０１に搭載されているＯＳを検知する（ＳＴＥＰ０３）。さらに情報端末１０１内に、操作対象となるプリンタの機種に対応しており、かつ、最新のバージョンのＵＩ制御部２０３および通信部２０４のプログラムが存在するか否かを判定する（ＳＴＥＰ０４）。プリンタの機種に対応する通信部及びＵＩ制御部のプログラム存在しないと判定した場合、または、必要とするモジュールより古いバージョンのものが存在すると判定した場合は、所定のサーバーコンピュータ１０３から情報端末１０１へダウンロードを行う（ＳＴＥＰ０５）。
【００３８】
図４を前提とする場合は、ＳＴＥＰ０５の処理は、図１３の処理に変形してもよい。
【００３９】
その後ＵＩ表示部２０２は、押されたボタンを判定する（ＳＴＥＰ０６）。ボタンの押下に応答して、ＣＯＭインタフェースを用いてＵＩ制御部２０３内の関数を呼び出す。クリーニングボタンが押された場合には、ＵＩＣｔｌ．Ｃｌｅａｎｉｎｇ関数を呼び出す（ＳＴＥＰ０７）。ヘッド位置調整パターンボタンが押された場合には、ＵＩＣｔｌ．ＰｔａｔｔｅｒｎＰｒｉｎｔ関数を呼び出す（ＳＴＥＰ０８）。ヘッド位置調査位置のセットボタンが押された場合には、ＨＩＣｔｌ．ＳｅｔＲｅｇｉｓｔｒａｔｉｏｎ関数を呼び出す（ＳＴＥＰ０９）。それぞれの関数の実行後、ＵＩ制御部２０３はプリンタ１０２の状態を通信部２０４に問い合わせ、用紙やインク切れの場合はその旨をＵＩ表示部２０２に表示させる（ＳＴＥＰ１０）。通信部２０４はＵＩ制御部２０３からプリンタコマンドを受け取ると、所定のインタフェース１０５を通じてプリンタ１０２へ送る。以上のようにしてプリンタ１０２にコマンドが届き、ユーザの指定した処理が実行される。その後必要に応じて、プリンタ１０２から通信部２０４へ実行結果のメッセージ等を送って返却し、ＵＩ制御部２０３経由でＵＩ表示部２０２へ伝え、ユーザはＷｅｂブラウザ１０４上で実行結果を確認することができる。
【００４０】
例えば、ＳＴＥＰ０７、及び、ＳＴＥＰ１０の処理においては、クリーニングボタンが押される、クリーニング関数はステータスを待ち受ける待ち受けプロセスを子プロセスとして呼び出し、プリンタでクリーニングのコマンドが実行されるのを待つ。そして、コマンドの実行が終了すると、正常終了の通知がプリンタは、インタフェースを介して当該待ち受けプロセスにせ以上終了した旨を通知する。ステータスの通知を受けた待ち受けプロセスは、サスペンドされているクリーニング関数の親プロセスを励起し、クリーニングコマンドの実行結果、プリンタステータスを示す情報を通知する。クリーニング関数から直接起動された親プロセスは、通知されたプリンタステータス、及び、クリーニングコマンドの実行結果を示すＨＴＭＬを生成する。そして、ブラウザに対し、自動的に生成した当該ＨＴＭＬファイルを読み出してモニタに表示処理を行うよう指示するようにすると好適である。もちろん、図８において他のメンテナンスボタンが押されても同様に処理されるようにすればよい。
【００４１】
なお、本実施例においてはＵＩ表示部２０２の開発にＪＳｃｒｉｐｔを、ＵＩ制御部２０３および通信部２０４の開発にはＣ言語を用いたが、それぞれ求められる条件を満たすことのできる開発ツールであれば、上記に限定されるものではない。同様に、ＵＩ表示部２０２とＵＩ制御部２０３の間の通信方法もＯＳに依存せずに他開発言語間で通信可能であるという条件を満たすものであれば、ＣＯＭインタフェースに限定されるものではない。
【００４２】
以上説明したことをまとめると、下記のようになる。本発明の周辺装置一例であるプリンタにローカルインタフェース１０５を用いて接続されたホストコンピュータ１０１において、ローカルインタフェース１０５に対応した前記周辺装置の動作を制御するためのコマンドを入力又は指示可能な指示入力部、例えば、図８のクリーニングボタンを、Ｗｅｂブラウザ１０４を介してモニタ１２０６に表示すべく、モニタドライバを制御するべくＨＴＭＬを読み込み表示するよう制御するメンテナンスユーティリティが開示される。また、メンテナンスユーティリティは、モニタ１２０６が表示したクリーニングボタン８０１を、ユーザが押下して指示又は入力した操作を認識する。また、メンテナンスユーティリティ１２１４は、自身が認識した当該操作に対応する汎用プログラム（ＣＯＭ）を呼び出す。
【００４３】
また、ＣＯＭインタフェースを介してユーティリティプログラムが呼び出したＣＯＭの実行に応答して、通信部は、前記周辺装置が解釈可能なローカルインタフェースに対応したプリンタ制御コマンドを発行する。また、通信部は、自身が発行したコマンドを前記周辺装置に不図示のローカルインタフェース制御部を介して、ローカルインタフェース１２１３を経由して転送する。
【００４４】
本実施形態によれば、プリンタのメンテナンス機能（クリーニング機能、ヘッドアライメント調整機能等）を行うユーティリティプログラムがあらかじめインストールされていない情報端末でも、Ｗｅｂにアクセスしブラウザ上で操作を行うことにより、プリンタのメンテナンスを行うことができる。このときブラウザには特殊な処理を施すことなく、汎用ブラウザを使用することができ、情報端末に搭載されているＯＳに依存することなくＵＩ設計を行うことが可能となる。
【００４５】
さらに、ユーティリティのＵＩとなるｈｔｍｌファイルを情報端末のローカルにもたせることにより、情報端末に応じたフレキシブルなデザインのＵＩを短時間で作成し、提供することが可能である。
【００４６】
また、ＰＣにおいても本発明によれば、ユーザによるプリンタ機種に応じたメンテナンスユーティリティのインストール作業やバージョンアップによる再インストールの作業が不要となり、ユーティリティを供給する側としても常に最新ユーティリティをサーバにおくことでユーザへの頒布が可能となる。
【００４７】
次に、他の実施形態について説明を行う。本実施形態ではユーティリティプログラムのユーザインタフェース部をｈｔｍｌ形式で記述し、Ｗｅｂブラウザを用いて表示する。図１５を用いて説明する。そしてＷｅｂブラウザ上のユーティリティ画面上で指定された要求をサーバープログラムへ送り、サーバープログラムがメンテナンスや設定などの処理を行う。ここではサーバープログラムとしてｈｔｔｐサーバを使用し、ｈｔｔｐサーバがＣＧＩプログラムを起動することで要求された命令を実行するコマンドをプリンタへと送る。システムの構成例を図１５に示す。１５０１はプリンタ、１５０２はプリンタ１５０１の接続されたパソコン、１５０３はＷｅｂブラウザ、１５０４はｈｔｔｐサーバープログラム、１５０５はＣＧＩプログラム、１５０８はプリンタ１５０１をパソコン１５０２に接続するためのインターフェースである。
【００４８】
プリンタユーティリティプログラムをＷｅｂブラウザ１５０３上に起動する。そして、ブラウザ１５０３上のユーティリティ画面６で、ヘッドクリーニング、テストプリント、ヘッド位置の調整などの処理を指示されると、どのボタンが押されたのかなど、どのような処理がユーティリティ画面６上でなされたのかに関する情報がｈｔｔｐサーバ１５０４へと伝えられる。ｈｔｔｐサーバ１５０４は、ブラウザからの要求を処理するためのＣＧＩプログラム１５０５を起動する。起動されたＣＧＩプログラム１５０５は、ブラウザ１５０３からｈｔｔｐサーバ１５０４を経由して渡された情報から、必要な処理をプリンタ１５０１に行わせるための命令コマンドを作成し、又はパソコン１５０２内記憶領域に蓄えてあった該当する命令コマンドを呼び出し、そのコマンドをプリンタ１５０１へと送ることで、ユーティリティの処理を実行する。ＣＧＩプログラム１５０５の実行の結果をユーティリティ画面６上に表示させる場合は、ＣＧＩプログラム１５０５の実行結果はｈｔｔｐサーバ１５０４を経由してブラウザ１５０３へと送られ、ブラウザ３のユーティリティ画面１５０６上にこれを表示する。
【００４９】
これらのプログラムの動作を図１６に示す。以上のように、プリンタのユーティリティプログラムをドライバから切り離し、処理を指示するためのユーザインタフェースをｈｔｍｌを用いて記述し、処理命令を受けてコマンドをプリンタに送るサーバ機能と分けた構成することにより、ユーザインタフェース部分をＯＳに依存しない記述とすることができる。それにより、新たな機種を開発する際には共通のユーティリティユーザーインターフェースを唯一つだけ作成することで、ＯＳごとに個別に作成する必要がなくなる。また、上記ユーザインタフェースをｈｔｍｌという比較的平易な記述方式で作成するため、開発にかかる手間も軽減することができる。
【００５０】
また、情報処理装置の他の一例としてのＰＤＡなどの情報端末がある。例えば、組み込みオペレーティングシステム（以下ＯＳ）を搭載しているために、カスタマイズ可能なデスクトップを持つことを特徴としている情報端末も多く存在している。このような情報端末においても、メンテナンスユーティリティのＵＩもフレキシブルにデザイン可能であることが求められている。
【００５１】
前述の実施形態においては、プリンタの接続されているパソコンからユーティリティプログラムを起動し、ブラウザ上からの要求をプリンタに送るサーバおよびサーバにより起動されるＣＧＩプログラムも同一のパソコン内に設置されるというように、同一のパソコンがクライアントとサーバの両方を兼ねる構成となっていた。第２の実施例においてはＷｅｂブラウザ１５０３を使用してユーティリティプログラムを起動するクライアント側にあたるパソコン７と、ｈｔｔｐサーバ１５０４およびＣＧＩプログラム５をもつサーバ側にあたるパソコン１５０２とを分けてネットワークに設置する。図１７に他の実施例の構成図を示す。
【００５２】
本実施例では、パソコン７においてユーティリティプログラムをＷｅｂブラウザ１５０３上に起動する。そして、ブラウザ１５０３のユーティリティ画面１５０６上で処理を指定すると、その要求がネットワーク越しにパソコン２内のｈｔｔｐサーバ４へ送られる。以降は先ほどの実施形態と同様に、ｈｔｔｐサーバ１５０４は受けた要求に対応するＣＧＩプログラム１５０５を起動し、ＣＧＩプログラム１５０５が要求されたユーティリティ命令をプリンタ１へ送ることで実行する。
【００５３】
以上のように、ユーティリティプログラムを起動するブラウザと、ブラウザから送られる指示を実行し、接続されているプリンタへ送るサーバープログラムとをネットワーク上に接続された別々のパソコンに設置することにより、ネットワーク上のパソコンに接続されたプリンタに対して遠隔地からメンテナンス、設定変更などの作業を行うことができる。また、本実施例においても前述の実施形態と同様の効果を得ることができる。
【００５４】
なお、実施例においてはサーバとしてｈｔｔｐサーバを使用したが、別のサーバプログラムを作成し、それを使用してもよい。
【００５５】
以上説明したように、本実施形態により、ＯＳに依存しないで使用することのできるユーザインタフェースをもったプリンタユーティリティプログラムを開発することができる。それにより、新たな機種を開発する際には共通のユーティリティユーザーインターフェースを唯一つだけ作成することで、ＯＳごとに個別に作成する必要がなくなり、開発の効率化を図ることができる。
【００５６】
（他の実施形態）
本実施形態における図１１及び図１３に示す処理や命令やデータの送信処理等が、例えば、ＨＤ１２０７に記憶されたプログラム群によって、ホストコンピュータ１２００の中央処理演算装置によって実行される。そして、その場合、ＣＤ−ＲＯＭやフラッシュメモリやＦＤ等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群をホストコンピュータに供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【００５７】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、又は、外部サーバ（図示省略）からダウンロードすることで、そのシステムあるいは装置のコンピュータ（またはＣＰＵやＭＰＵ）が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【００５８】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、たとえば、フロッピィーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、ＤＶＤ、ＣＤ−ＲＯＭ、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ等を用いることができる。
【００５９】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているＯＳ（オペレーティングシステム）等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるＣＰＵ等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【００６０】
【発明の効果】
以上述べた様に，本願発明の第一の側面によれば、Ｗｅｂサーバを搭載していない周辺装置の状態を把握することが出来るユーザインタフェースをホスト側で提供することができる。
【００６１】
第二の側面によれば、ユーザインタフェースを、周辺装置の状態に応答して変化する動的なものにすることができる。
【００６２】
第三の側面によれば、汎用ブラウザをＵＩとして使用し、なおかつユーザによるインストール作業なしで情報端末にローカルに接続されたプリンタメンテナンス機能を情報端末に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本実施形態におけるプリンタメンテナンスユーティリティ使用例を示す図
【図２】プリンタ１０２を制御するメンテナンスユーティリティの構成モジュールの一例を示す図
【図３】実施形態における初期構成を示す図
【図４】実施形態における動作時の構成を示す図
【図５】実施形態における別の初期構成を示す図
【図６】図５と同様の実施形態における動作時の構成図
【図７】実施形態における別の初期構成および動作時の構成を示す図
【図８】ＵＩ表示部２０２を汎用Ｗｅｂブラウザ１０４で表示したときの様子を表す図である。
【図９】スクリプトによるＵＩ表示部２０２の例を示す図
【図１０】ＵＩ制御部２０３内のＣＯＭオブジェクトを介してコールされる関数の例を示す図である。
【図１１】ＵＩ表示部２０２の処理を示す図
【図１２】実施形態のハード及びソフト構成を示す図
【図１３】図４において、情報端末においてＵＩ制御部が実行する処理を示す図
【図１４】ホストコンピュータ等のディスプレイに表示されるメンテナンスを示す図
【図１５】他の実施形態の構成を示す図
【図１６】他の実施形態におけるユーティリティ命令の実行の流れを示す図
【図１７】他の実施形態におけるシステムの一例を示す図
【符号の説明】
１０１ 情報端末
１０２ プリンタ
１０３ サーバーコンピュータ
１０４ Ｗｅｂブラウザ
２０２ ＵＩ表示部
２０３ ＵＩ制御部
２０４ 通信部

Claims (11)

1. 印刷装置にローカルインタフェースを用いて接続された情報処理装置において、
   前記ローカルインタフェースを用いて接続された前記印刷装置の動作を制御するためのコマンドを入力可能な入力部を、Ｗｅｂブラウザの表示画面に表示する表示手段と、前記表示手段によりＷｅｂブラウザの表示画面に表示された入力部において入力された操作を認識する認識手段と、
   前記情報処理装置においてインストールされているオペレーティングシステムに対応する制御プログラムであって、印刷装置のメンテナンスを行うユーティリティ機能を実現す制御プログラムを、ネットワークを介して受信する受信手段と、
   前記認識手段が認識した操作に応答して、前記操作に対応する印刷装置のメンテナンスを行うユーティリティ機能を実現する制御プログラムであって、前記情報処理装置内に存在する印刷装置のメンテナンスを行うユーティリティ機能を実現する制御プログラム又は前記受信手段が受信した前記印刷装置のメンテナンスを行うユーティリティ機能を実現する別の制御プログラムを呼び出す呼出手段と、
   前記呼出手段が呼び出した印刷装置のメンテナンスを行うユーティリティ機能を実現する制御プログラムの実行に応答して、前記印刷装置が解釈可能な、ローカルインタフェースに対応したコマンドを発行する発行手段と、
   前記発行手段が発行したコマンドを前記印刷装置に対して転送する転送手段と、を備えたことを特徴とする情報処理装置。
2. 前記情報処理装置には、複数の印刷装置が接続可能であって、前記情報処理装置は、複数の印刷装置から操作対象となる印刷装置を選択する選択手段をさらに備え、
   前記表示手段は、前記選択手段における印刷装置の選択に応答して、前記印刷装置に対応する前記表示画面を表示することを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
3. 前記発行手段は、所定のプリンタ制御コマンドを発行するプログラムによって制御されており、
   前記選択手段における操作対象となる印刷装置の選択に応答して、前記印刷装置の種類を認識し、所定のプリンタ制御コマンドを発行するプログラムが、認識された印刷装置の種類に対応したコマンドを発行できるものであるか否かを判定する判定手段をさらに備え、
   前記所定のプリンタ制御コマンドを発行するプログラムが、認識された印刷装置の種類に対応したコマンドを発行できるものでないと前記判定手段が判定した場合には、外部から新しいプリンタ制御コマンドを発行するプログラムをダウンロードすることを特徴とする請求項２に記載の情報処理装置。
4. 前記発行手段が発行したコマンドの前記印刷装置における実行結果を待ち受けて取得する取得手段をさらに備え
   前記発行手段が発行したコマンドの実行結果を前記取得手段が取得するのに応答して、前記コマンドの実行結果を前記表示手段が前記表示部に動的に表示すること特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
5. 前記コマンドは、印刷装置であるプリンタが備える印字機能のノズルをクリーニングするクリーニングコマンドであって、前記表示手段は、前記プリンタのクリーニングコマンドの実行が正常に終了した場合には正常終了した旨を表示部に表示することを特徴とする請求項４に記載の情報処理装置。
6. 印刷装置にローカルインタフェースを用いて接続された情報処理装置における情報処理方法において、
   前記ローカルインタフェースを用いて接続された前記印刷装置の動作を制御するためのコマンドを入力可能な入力部を、Ｗｅｂブラウザの表示画面に表示する表示工程と、前記表示手段によりＷｅｂブラウザの表示画面に表示された入力部において入力された操作を認識する認識工程と、
   前記情報処理装置においてインストールされているオペレーティングシステムに対応する制御プログラムであって、印刷装置のメンテナンスを行うユーティリティ機能を実現す制御プログラムを、ネットワークを介して受信する受信工程と、
   前記認識工程が認識した操作に応答して、前記操作に対応する印刷装置のメンテナンスを行うユーティリティ機能を実現する制御プログラムであって、前記情報処理装置内に存在する印刷装置のメンテナンスを行うユーティリティ機能を実現する制御プログラム又は前記受信工程が受信した前記印刷装置のメンテナンスを行うユーティリティ機能を実現する別の制御プログラムを呼び出す呼出工程と、
   前記呼び出し工程が呼び出した印刷装置のメンテナンスを行うユーティリティ機能を実現する制御プログラムの実行に応答して、前記印刷装置が解釈可能な、ローカルインタフェースに対応したコマンドを発行する発行工程と、
   前記発行工程が発行したコマンドを前記印刷装置に対して転送する転送工程と、を備えたことを特徴とする情報処理方法。
7. 前記情報処理装置には、複数の印刷装置が接続可能であって、前記情報処理装置は、複数の印刷装置から操作対象となる印刷装置を選択する選択工程をさらに備え、
   前記表示制御工程が制御する表示処理においては、前記選択工程における印刷装置の選択に応答して、前記印刷装置に対応する前記表示画面を表示されることを特徴とする請求項６に記載の情報処理方法。
8. 前記発行工程は、所定のプリンタ制御コマンドを発行するプログラムによって制御されており、
   前記選択工程における操作対象となる印刷装置の選択に応答して、前記印刷装置の種類を認識し、所定のプリンタ制御コマンドを発行するプログラムが、認識された印刷装置の種類に対応したコマンドを発行できるものであるか否かを判定する判定工程をさらに備え、
   前記所定のプリンタ制御コマンドを発行するプログラムが、認識された印刷装置の種類に対応したコマンドを発行できるものでないと前記判定工程が判定した場合には、外部から新しいプリンタ制御コマンドを発行するプログラムをダウンロードすることを特徴とする請求項７に記載の情報処理方法。
9. 前記発行工程が発行したコマンドの前記印刷装置における実行結果を待ち受けて取得する取得工程をさらに備え
   前記発行工程が発行したコマンドの実行結果を前記取得工程が取得するのに応答して、前記コマンドの実行結果を前記表示制御工程が制御する表示処理において前記表示部に動的に表示されること特徴とする請求項６に記載の情報処理方法。
10. 前記コマンドは、印刷装置であるプリンタが備える印字機能のノズルをクリーニングするクリーニングコマンドであって、前記表示工程では、前記プリンタのクリーニングコマンドの実行が正常に終了した場合には正常終了した旨を表示部に表示することを特徴とする請求項９に記載の情報処理方法。
11. 請求項６乃至１０のいずれか１項に記載の情報処理方法をコンピュータに実行させる制御プログラムを記憶した記憶媒体。

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