JP4457775B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

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Description

本発明は、送風ダクト内に設けられた送風機の回転によりリヤベント吹出口等に強制送風を行う車両用空調装置に関する。
従来より、車両前部に設けられた空調ユニットからの空調風をリヤベントダクトを介して車両後席側のリヤベント吹出口へ導くようにした空調装置が知られている。この種の空調装置には、リヤベントダクト内に送風機を配置し、送風機によってリヤベントダクト内の空気をリヤベント吹出口に向けて強制送風するようにしたものがある。ここで、リヤベントダクトおよびフロントベントダクトは空調ユニットのベントドアの下流に接続され、空調モードに応じてベントドアが開放するとリヤベント吹出口とフロントベント吹出口からそれぞれ空調風が送風される。なお、この種の車両用空調装置に関する先行技術文献としては以下のものがある。
特開平5−139148号公報
上述した従来の車両用空調装置では、フロントベント吹出口のみから空調風を送風する場合はリヤベントダクト内の送風機の運転を停止する。しかしながら、リヤベントダクトはベントドアの下流に接続されているため、送風機を停止したにも拘わらずベントドアを通過した空調風はリヤベント吹出口に導かれ、乗員の要求に反してリヤベント吹出口から流出する。これを回避するためリヤベントダクト内にダクト通路を開閉可能なドアを設けると、コストが高くつく。
本発明による車両空調装置は、空調ユニット側に位置する第1の送風ダクトと、第1の送風ダクトに連通孔を介して鉛直方向に連通する第2の送風ダクトを含み、空調ユニットで生成された空調風を車室内に設けられた所定の吹出口に導く送風ダクトと、第2の送風ダクト内における第1の送風ダクトとの連通部分に配設され、送風ダクト内に導かれた空調風を吹出口に送風する送風機と、送風機の上流側で第1の送風ダクトの内部空間と外部空間とを連通する連通通路と、送風機の停止時に、空調ユニットで生成された空調風が導かれて第1の送風ダクトの内部が外部空間より高い圧力となることにより、連通通路を開放し、送風機の回転時に、送風機の回転により第1の送風ダクト内が負圧となることにより連通通路を閉鎖する開閉ドアとを備えることを特徴とする。
また、本発明による車両空調装置は、空調ユニットで生成された空調風を車室内に設けられた所定の吹出口に導く送風ダクトと、送風ダクト内に配設され、送風ダクト内に導かれた空調風を前記吹出口に送風する送風機と、送風機の上流側で送風ダクトの内部空間と外部空間とを連通する連通通路と、送風ダクトの内部空間と外部空間との差圧により駆動され、送風機の停止時に連通通路を開放し、送風機の回転時に閉鎖する開閉ドアと、送風機と連通通路の間の送風ダクト内の空気通路に設けられ、送風機の回転時に空気通路を開放し、送風機の停止時に前記空気通路を閉鎖する通路ドアと、を備えることを特徴とする。
さらに、本発明による車両空調装置は、空調ユニットで生成された空調風を車室内に設けられた所定の吹出口に導く送風ダクトと、略鉛直方向に設けられた回転軸を中心に送風ダクト内に回転可能に配設され、送風ダクト内に導かれた空調風を上方から吸い込み、吹出口に送風する送風機と、送風機の上方において送風ダクトの内方に略水平方向に突出する突出部と、突出部よりも上方において回転軸の全周にわたってそれぞれ連結され、送風機の回転停止時に自重により突出部に当接し、送風機の回転時に遠心力により突出部との間に隙間を生じるように設けられる複数枚のプレート部材とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、送風ダクト内の送風機の上流側で送風ダクトの内部空間と外部空間とを連通する連通通路を形成し、この内部空間と外部空間との差圧によって開閉する開閉ドアにより送風機の停止時に連通通路を開放し、送風機の回転時に閉鎖するようにした。これにより送風機の停止時に送風ダクト内の空気は連通通路から排出されるので、乗員の要求に反して吹出口から送風されることがなく、また、開閉ドア駆動用のアクチュエータを設ける必要がないため、安価に構成できる。
また、本発明によれば、送風機の回転軸を鉛直方向に設けて送風機の上方に送風ダクトの内方に略水平方向に突出する突出部を形成するとともに、この突出部よりも上方において回転軸に複数枚のプレート部材を連結し、送風機の回転停止時に自重によってプレート部材が突出部に当接し、送風機の回転時に遠心力により突出部との間に隙間を生じるようにした。これにより送風機の停止時にプレート部材により通路が閉ざされるため、乗員の要求に反して吹出口から送風されることがなく、また、プレート部材駆動用のアクチュエータを別途設ける必要がないため、安価に構成できる。
−第1の実施の形態−
以下、図1〜図4を参照して本発明の第1の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係わる車両用空調装置の全体構成を示す斜視図である。本実施の形態に係わる車両用空調装置は、空調風を生成する空調ユニット100と、空調ユニット100からの空調風をリヤシートに面した左右一対のリヤベント吹出口20に導くリヤベントダクト21〜24と、リヤベントダクト22内に収容され、空調ユニット100からの空調風をリヤベント吹出口20に強制送風するリヤファン25とを有する。空調ユニット100は車室内前方のインストルメントパネルの内側に配置され、リヤベントダクト21〜24はフロアカーペットの下方に車両前後方向にわたって延設される。なお、図示は省略するが車両用空調装置は、リヤシートの足下に面したリヤフット吹出口と、空調ユニット100からの空調風をリヤフット吹出口に導くリヤフットダクト(図2の13)をさらに有する。
空調ユニット100の概略構成を図2に示す。空調ユニット100は、主に空気を吸い込み、冷却するブロアクーリングユニット101と、空気を加熱するヒータユニット102からなる。
空調ユニット100のダクト3の入口にはブロアファン4が配設され、ブロアファン4はブロアモータ5の駆動により回転する。ブロアファン4が回転すると、内外気切換ドア6を介して内気吸込用ダクト61または外気吸込用ダクト62からダクト3内に内気または外気が吸い込まれ、エバポレータ1を通過して冷却される。この冷却空気はエアミックスドア7の開度に応じた割合でヒータコア2を通過して加熱され、または冷却空気のままヒータコア2をバイパスする。ヒータコア2を通過およびバイパスした空気は、ヒータコア2の下流のエアミックスチャンバ8で混合され、所定温度の空調風とされる。
エアミックスチャンバ8には開閉可能なベントドア91、フットドア92、デフドア93を介してそれぞれベントダクト94、フットダクト95、デフダクト96が接続されている。ベントダクト94はフロントベントダクト11とリヤベントダクト21に分岐し、フットダクト95はフロントフットダクト12とリヤフットダクト13に分岐する。これによりベントドア91を通過した空調風はインストルメントパネルに設けられたフロントベント吹出口と上述したリヤベント吹出口20に導かれ、フットドア95を通過した空調風はフロントシートの足下に面して設けられたフロントフット吹出口と上述したリヤフット吹出口に導かれ、デフロストドア92を通過した空調風はフロントウインド近傍のデフロスト吹出口に導かれる。
吹出口ドア91〜93は空調モードに応じて例えば次のように開閉する。ベントモード時にはベントドア91が開放するとともにフットドア92とデフドア93が閉鎖し、バイレベルモード時にはベントドア91とフットドア92が開放するとともにデフドア93が閉鎖し、フットモード時にフットドア92が開放するとともにベントドア91とデフドア93が閉鎖し、デフロストモード時にはデフドア93が開放するとともにベントドア91とフットドア92が閉鎖する。
空調モードは周知の空調コントローラによって制御される。すなわち設定温度、日射量、車室内温度、外気温を用い、周知の演算式により目標吹出温度を演算し、この目標吹出温度と現在の吸込温度との偏差等によりエアミックスドア7の目標開度を演算する。そして、目標エアミックスドア開度に応じて吹出口ドア91〜93の開閉を自動制御する。なお、ブロアモータ5、内外気切換ドア6、エアミックスドア7の各駆動も目標エアミックスドア開度に応じて制御する。これらを乗員のスイッチ操作に応じてマニュアル制御することもできる。
リヤファン25は乗員のスイッチ操作に応じて駆動する。すなわちリヤベントスイッチがオンされるとリヤファン25が回転し、オフされると停止する。なお、リヤファン25の回転はベントドア91の開放時(ベントモード時あるいはバイレベルモード時)にのみ許容され、ベントドア91の閉鎖時には禁止される。
次に、第1の実施の形態に係わる車両用空調装置の特徴的な構成について説明する。図3は図1のIII-III線断面図、すなわちリヤベントダクト21の鉛直断面図である。リヤベントダクト22はリヤベントダクト21端部の下端面に装着され、リヤベントダクト21と22は連通孔26を介して鉛直方向に連通している。リヤベントダクト22の側面にリヤベントダクト23,24が装着され、リヤベントダクト22と23およびリヤベントダクト22と24はそれぞれ連通孔27を介して水平方向に連通している。リヤダクト21〜24はそれぞれフロアカーペット28と車体フレーム29の間に格納されている。
リヤファン25はリヤベントダクト22を介して車体フレーム29から支持されている。リヤファン25はブロアファンであり、その回転軸方向の吸込面は連通孔26に面し、遠心方向の吐出面は連通孔27に面している。リヤファン25が回転するとリヤファン25の上方の圧力が負圧になってリヤベントダクト21内から空気が吸い込まれ、リヤベントダクト23,24に吐き出される。
リヤベントダクト21内には、リヤファン24よりも上流側にダクト通路を開閉するための開閉ドア31が設けられている。開閉ドア31の先には排出口32が開口され、リヤベントダクト21とフロアカーペット28の下方空間SPとは排出口32を介して連通している。開閉ドア31は上端部に設けられた回動軸33を支点に回動自在に支持され、リヤベントダクト21と空間SPとの圧力差に応じて後述するように開閉する。なお、開閉ドア31は小さな圧力差でも開閉するように軽量化して形成されている。リヤベントダクト21の先端部は図1に示すように車両後方および左右側方の三方に分岐し、そのそれぞれに開閉ドア31が設けられ、排出口32が開口されている。
第1の実施の形態に係わる車両用空調装置の主要な動作を説明する。
例えばフットモード時にはベントドア91が閉鎖される。このときリヤベントダクト21に空調風は送風されず、開閉ドア31は自重によって閉鎖する。一方、ベントモード時にはベントドア91が開放され、リヤベントダクト21に空調風が送風される。この状態でリヤベントスイッチをオンするとリヤファン25が回転し、リヤベントダクト21内の空気はリヤベント吹出口20に向けて強制送風され、リヤベント吹出口20から後席乗員に向けて吹き出される。これによりリヤベントダクト21〜24内の送風がアシストされ、リヤベントダクト21〜24が長く通気抵抗が大きい場合であっても所望の送風を得ることができる。
リヤファン25の回転時には、リヤファン25の上流側が負圧となり、空間SPの圧力がリヤベントダクト21内の圧力よりも大きくなる。これにより図3に示すように開閉ドア31にはドアを閉鎖するような差圧が作用し、開閉ドア31によって排出口32が密閉される。したがって、リヤベントダクト21内の空調風が空間SPに流出しないので、風量の低下を抑制できる。また、空間SP内の空気がリヤベントダクト21に流入しないので、リヤベント吹出口20からは空調ユニット100で温度調整された空調風をそのまま送風できる。
ベントモード時にリヤベントスイッチをオフすると、リヤファン25の回転が停止する。このときリヤベントダクト21にはベントドア91を通過した空気が導かれるため、リヤベントダクト21内の圧力は空間SPの圧力よりも高い。これにより図4に示すように開閉ドア31にはドアを開放するような差圧が作用し、3カ所の開閉ドア31がそれぞれ開放される。この場合、3カ所の開閉ドア31のうち、リヤベントダクト21の延長上に位置する開閉ドア31の表面は、ドア31の閉鎖時にリヤベントダクト21内の空気の流れに対して略垂直である。そのため、この開閉ドア31にはより大きな風圧が作用し、ドア31の開放がとくに容易である。
開閉ドア31が開放されるとリヤベントダクト21内の空気は各排出口32からそれぞれ排出され、排出された空気はフロアカーペット28の下方空間SPで拡散する。これによりリヤベントダクト21〜24とフロアカーペット28との間が空気層により断熱され、リヤベントダクト21〜24およびリヤファン25からフロアカーペット28への入熱を緩和できる。この場合、リヤベントダクト21内の空気が三方から排出されることで、広範囲にわたって空気が拡散され、効率的な断熱効果を得ることができる。また、排出口32の面積が増大し、空気排出時の騒音を低減できる。ベントドア91が閉鎖され、リヤベントダクト21内と空間SPとの圧力差がなくなると、開閉ドア31は自重により閉鎖する。
以上の第1の実施の形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)リヤファン25の上流のリヤベントダクト21に排出口32を開口するとともに、この排出口32に面して開閉ドア31を設け、リヤベントダクト21内とフロアカーペット28の下方空間SPとの差圧によって開閉ドア31を開閉するようにした。すなわちリヤファン25の回転によりダクト21内の圧力が空間SPの圧力より小さくなると開閉ドア31が閉鎖し、リヤファン25の停止によりダクト21内の圧力の方が大きくなると開閉ドア31が開放するようにした。これによりリヤファン25を停止した場合に、リヤベント吹出口20からの空気の吹き出しを防止することができ、乗員の不快感を解消できる。また、開閉ドア31は差圧により開閉するので、開閉ドア駆動用のアクチュエータを設ける必要がなく、安価に構成できる。
(2)一部の開閉ドア31を、ドア31の閉鎖時にリヤベントダクト21内の空気の流れに対して略垂直となるように設けたので、リヤファン25の停止時にベントドア91が開放されると、開閉ドア31の表面により大きな風圧が作用し、差圧によるドア31の開放が容易である。したがって、開閉ドア31が大きく開放されるので、排出口32の面積を確保するために開閉ドア31の数を増やす必要がなく、空調装置の小型化が可能である。
(3)排出口32を介してリヤベントダクト21内とフロアカーペット28の下方空間SPとを連通するようにしたので、排出口32から排出された空気は空間SP内で拡散され、この拡散された空気層により断熱効果を得ることができる。
(4)排出口32を三方向に設けるので、排出口32から排出された空気を広範囲にわたって空気を効率よく拡散することができるとともに、空気排出時の騒音も低減できる。
(5)開閉ドア31を上端部の回動軸33を支点に回動可能に設けたので、自然状態において開閉ドア31は自重により閉鎖する。したがって、リヤファン25の回転時にリヤベントダクト21内と空間SPとの差圧、すなわちリヤファン25の吸い込み力が小さい場合であっても、開閉ドア31の閉鎖状態を維持できる。
−第2の実施の形態−
図5〜図10を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態では、リヤベントダクト21に排出口32を開口するとともに排出口32に開閉ドア31を設け、リヤファン25の回転/停止に伴うダクト内外の差圧の変化により開閉ドア31を開閉するようにしたが、第2の実施の形態では、排出口32や開閉ドア31を設けることなくリヤファン25の回転/停止に応じて連通孔26を開閉するように構成する。
図5は、第2の実施の形態に係わる車両用空調装置の要部斜視図であり、図6は図5のVI-VI線断面図、図7は図5のリヤベントダクト22の斜視図である。なお、図1〜4と同一の箇所には同一の符号を付し、以下では第1の実施の形態との相違点を主に説明する。図6に示すようにリヤファン25の回転軸25aは連通孔26よりも上方に突出し、回転軸25aの上端部に薄板状の開閉プレート36がピン36aを介して上下方向に回動可能に連結されている。
図7に示すように開閉プレート36は略扇状形状をなし、回転軸25aの周囲に全周にわたって複数枚取り付けられている。開閉プレート36は遠心方向にわたって表面がねじられ、断面が翼形状をなしている。各開閉プレート36の周方向縁部は隣接する回転プレート36の縁部と交互に重なり合い、開閉プレート36の遠心方向端部はこれよりも水平方向内方に突出したリヤベントダクト22の上面22aに当接している。なお、開閉プレート36の板厚は遠心方向に一定ではなく、回転軸25aとの連結部が薄肉化されている。
以上の図6,7はリヤファン25の停止状態に相当する。すなわちリヤファン25の停止状態では、開閉プレート36がそれぞれ自重により下方に回動し、リヤベントダクト22の上面22aに当接する。これにより開閉プレート36によって連通孔26が閉塞される。したがって、ベントドア91が開放した場合であってもリヤベントダクト21内の空気はリヤベントダクト22へはほとんど流れず、リヤベント吹出口20からの送風を抑制することができる。
一方、リヤファン25が回転すると開閉プレート36も一体に回転し、図9に示すように開閉プレート36は遠心力により浮き上がる。これによりリヤベントダクト22の上面22aと開閉プレート36との間、および互いに隣接する開閉プレート36の間にそれぞれ隙間が生じ、これらの隙間を介してリヤベントダクト21内の空気が図8に示すようにリヤベントダクト22に吸い込まれる。これによりリヤファン25の回転時にリヤベント吹出口20から空調風を吹き出すことができる。この場合、開閉プレート36は翼形状であるため軸流ファンとして機能し、ファンの吸込効率を高めることができる。
このように第2の実施の形態では、リヤファン25の回転軸25aの上端部に複数枚の開閉プレート36を上下方向に回動可能に連結したので、開閉プレート36はリヤファン25の停止時に自重によって下方に回動し、リヤファン25の回転時に遠心力により上方に回動する。これによりリヤファン25の回転/停止に伴い開閉プレート36によって連通孔26を開閉することができ、リヤファン25の停止時におけるリヤベント吹出口20からの送風を抑制することができる。また、開閉プレート36をファン25の回転軸25aに連結するので、開閉プレート36を回動するためのアクチュエータを別途設ける必要がなく、安価に構成できる。開閉プレート36を翼形状としたので、開閉プレート36が軸流ファンとして機能し、効率よく空気を吸い込むことができる。
以上では、開閉プレート36を上下方向に回動するようにしたが、上下方向にスライドさせるようにしてもよい。その一例を図10に示す。図10では回転軸25aの上端部がテーパ状に形成されている。回転軸の周面には上下方向にスリット溝25bが設けられ、このスリット溝25bに開閉プレート36が上下動可能に連結されている。リヤファン25の停止時には図示のように開閉プレート36が下方に移動し、開閉プレート36により連通孔26が閉鎖される。リヤファン25の回転時には開閉プレート36に遠心力が作用するため開閉プレート36は溝25bに沿って上方に移動する。これにより連通孔26が開放される。
−第3の実施の形態−
図11〜図14を参照して本発明の第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態が第1の実施の形態と異なるのは、リヤファン25と排出口の間の通路を開閉可能なドアを設けた点である。さらに第1の実施の形態では、リヤファン25の上方のリヤベントダクト21の後端部に開閉ドア31を設けたが、第3の実施の形態では、リヤファン25の前方に開閉ドアを設ける。
図11は、第3の実施の形態に係る車両用空調装置の要部を示す前後方向の鉛直断面図である。なお、図3と同一の箇所には同一の符号を付し、以下では第1の実施の形態との相違点を主に説明する。リヤベントダクト21はリヤファン25の前部において車両前方から後方にかけて迫り上がり部21Aを有し、この迫り上がり部21Aの左右側面にダクト21内とフロアカーペット28の下方空間SPとを連通する排出口52がそれぞれ開口されている。迫り上がり部21Aの左右側面には排出口52を塞ぐように略三角形状の開閉ドア51が取り付けられ、開閉ドア51はその上端部の前後水平方向に延在した回動軸51aを支点に左右方向に回動可能となっている。なお、リヤベントダクト21の後端部は閉塞されている。このため、リヤベントダクト21の後端部にドアの回動スペースは不要であり、フロアカーペット28の段部28aは図3のものより前方に位置している。
迫り上がり部21Aの排出口52の上方には、左右水平方向の回動軸53aを支点に上下方向に回動可能にバタフライドア53が設けられ、バタフライドア53の回動によりダクト21内の通路54が開閉される。すなわち図11に示すようにバタフライドア53の後端部が上方に回動すると通路54が開放され、図12に示すようにバタフライドア53の後端部が下方に回動すると通路54が閉鎖される。通路54の閉鎖時にはバタフライドア53の後端部はリヤベントダクト21の内壁に当接し、ドア53は略水平状態となる。
バタフライドア53の構成を詳しく説明する。図13に示すようにバタフライドア53の回動軸53aはドアの中央よりも前方に設けられ、回動軸53aの後方にドアの重心が位置する。すなわち、バタフライドア53の後部には回動軸53aの前側と後側の長さの差分のアンバランス部53Aが存在する。バタフライドア53にはリヤダクト21内の空気の流れによりドア53を開放する力(開放力F1)が作用するとともに、アンバランス部53Uの自重によりドア53を閉鎖する力(閉鎖力F2)が作用する。
ここで、アンバランス部53Aの面積をS,バタフライドア53の上流側おn圧力をP2,下流側の圧力をP1,アンバランス部53Aの自重をmg(mは質量,gは重力加速度),バタフライドア53と水平線とのなす角をθとすると、開放力F1はS×(P2−P1)、閉鎖力F2はmgcosθとなる。したがって、開放力F1による回転モーメントが閉鎖力F2による回転モーメントより大きくなるとドア53はR1方向に回転して通路54が開放され、開放力F1による回転モーメントが閉鎖力F2による回転モーメントより小さくなるとドア53はR2方向に回転して通路54が閉鎖される。なお、リヤファン53の回転時に、F1による回転モーメントがF2による回転モーメントより大きくなるように各部が設定されている。
第3の実施の形態に係る車両用空調装置の主要な動作を説明する。
ベントモード時にリヤベントスイッチのオンによりリヤファン25を作動すると、リヤファン25上流の圧力は負圧となり、バタフライドア53の上流側圧力P2が下流側圧力P1よりも大きくなる。これによりバタフライドア53には閉鎖力F2よりも大きな開放力F1が作用し、図11に示すように通路54が開放される。その結果、リヤベントダクト21からの空気はリヤベントダクト22およびリヤベントダクト23,24を介し、リヤベント吹出口20から送風される。この場合、閉鎖力F2はcosθに比例するため、バタフライドア53の開度θが大きくなるに従い閉鎖力F2は小さくなり、ドア53の開放が容易である。
このときフロアカーペット28の下方空間SP内の圧力P0はバタフライドア53の上流側圧力P2よりも大きい。この差圧によって開閉ドア51は閉鎖され、排出口52からの空気の流出を阻止できる。リヤファン回転時における迫り上がり部21Aの流速分布fを図14に示す。図示のように迫り上がり部21Aにおいては空気の流れが偏流し、後方(下方)の流速が前方(上方)の流速よりも速い。このためバタフライドア53の後部(アンバランス部53A)には前部よりも大きな動圧が作用し、通路54内の空気の流れによるバタフライドア53の回動が容易である。
一方、ベントモード時にリヤベントスイッチのオフによりリヤファン25の作動を停止すると、通路54内の圧力P2は空間SPの圧力P0よりも大きくなる。この差圧により図12に示すように開閉ドア51が開放され、通路54内の空気が空間SPに排出される。この場合、開閉ドア51はダクト側面の下側、つまり流速が速い箇所(図14参照)を開放するように設けられているため、開閉ドア51の開度を大きくすることなくダクト21の外側に多くの空気を排出することができる。
開閉ドア51が開放されると通路54内の圧力P2が低下し、開放力F1が閉鎖力F2よりも小さくなる。これによりバタフライドア53のアンバランス部53Aが下方に回動し、通路54が閉鎖される。その結果、リヤベントダクト22〜24への空気の流れが遮断され、リヤベント吹出口20からの空気の吹き出しを防止することができる。この場合、バタフライドア53の水平時にcosθが最大となり、閉鎖力F2が最大となるため、アンバランス部53Aの重量を増加させることなく安定した閉鎖状態を維持できる。
第3の実施の形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)リヤファン25の上流のリヤベントダクト21内に通路54を開閉可能にバタフライドア53を設けるとともに、バタフライドア53の上流の排出口52を開閉する開閉ドア51を設け、リヤファン25の回転時にバタフライドア53が開放かつ開閉ドア51が閉鎖し、リヤファン25の回転停止時にバタフライドア53が閉鎖かつ開閉ドア51が開放するようにした。これによりリヤファン25の回転停止時にリヤベント吹出口20からの空気の吹き出しを確実に防止することができ、後席乗員の空調快適性を一層向上することができる。
(2)リヤファン前方のリヤベントダクト21の側面に開閉ドア51を設けるので、後席乗員の足下のフロアカーペット28の段部28aを、第1の実施の形態のものよりも前側にずらすことができ、乗員の足下スペースが広がる。また、開閉ドア51の位置が乗員から遠ざかるので、乗員に対する騒音を低減できる。
(3)リヤファン25の回転および停止に伴う通路54内の圧力変化によりバタフライドア53を開閉するので、ドア駆動用のアクチュエータが不要であり、安価に構成できる。
(4)バタフライドア53が水平状態で通路54を閉じるようにしたので、ドア53の閉鎖時にアンバランス部53Aの自重による閉鎖力F2が最大となり、アンバランス量を大きくしなくても安定した閉鎖力F2を確保できる。また、バタフライドア53の開度θが大きくなるほど閉鎖力F2は小さくなり、通路54内の空気の流れによるドア53の開放が容易である。
(5)リヤベントダクト21の迫り上がり部21Aにバタフライドア53を設けるので、リヤファン25の作動時にアンバランス部53Aに大きな動圧がかかり、ドア開度θを大きくすることができる。その結果、通路54内の通気抵抗が減少する。
(6)リヤベントダクト21の迫り上がり部21Aの流速が速い箇所に開閉ドア51を設けるので、リヤファン25の停止時に通路54内から空間SPへ多くの空気を排出することができる。その結果、開閉ドア51の開度を大きする必要がなく、レイアウトの自由度が向上する。
なお、上記実施の形態では、リヤベント吹出用の送風機としてブロアファン25を用いたが、軸流ファンとすることもできる。上記実施の形態は、リヤベントダクト21〜24内の送風を例にして説明したが、他の送風ダクト(例えばリヤフットダクトなど)にも本発明を適用できる。したがって、本発明の吹出口もリヤベント吹出口20に限らない。
上記第1の実施の形態では、リヤベントダクト22の端部に排出口32を設けたが、ファンの上流側でダクトの内部空間と外部空間が連通するのであれば、連通通路の位置、形状は上述したものに限らない。開閉ドア31を上下方向に回動可能に設けたが、ファンの回転/停止に伴うダクトの内部と外部との差圧の変化によって回動するのでれば、回動方向はこれに限らない。排出口32を3カ所に設けたが、排出口32の数はこれに限らない。
上記第2の実施の形態では、開閉プレート36を翼形状としたが、プレート部材の形状はこれに限らない。ファン25の停止時に開閉プレート36がリヤベントダクト22の上端面に当接するようにしたが、突出部の形状はこれに限らない。
上記第3の実施の形態では、リヤベントダクト21の迫り上がり部21Aにバタフライドア53を設けたが、リヤファン25の回転時に通路54を開放し、リヤファン25の停止時に排出口52の下流側の通路54を閉鎖するのであれば、通路ドアの形状、配置は上述したものに限らない。また、連通通路としての排出口52の位置、形状も上述したものに限らない。すなわち、本発明の特徴、機能を実現できる限り、本発明は実施の形態の車両用空調装置に限定されない。
本発明の第1の実施の形態に係わる車両用空調装置の全体構成を示す図。 本発明を構成する空調ユニットの概略構成を示す図。 図1のIII-III線断面図であり、リヤファンの回転時における動作を示す図。 図1のIII-III線断面図であり、リヤファンの停止時における動作を示す図。 本発明の第2の実施の形態に係わる車両用空調装置の要部斜視図。 図5のV-VI線断面図であり、リヤファンの停止時における動作を示す図。 図6のリヤベントダクトの斜視図。 図5のV-VI線断面図であり、リヤファンの回転時における動作を示す図。 図8のリヤベントダクトの斜視図。 第2の実施の形態の変形を示す図。 本発明の第3の実施の形態に係る車両用空調装置の前後方向鉛直断面図であり、リヤファンの回転時における動作を示す図。 本発明の第3の実施の形態に係る車両用空調装置の前後方向鉛直断面図であり、リヤファンの停止時における動作を示す図。 第3の実施の形態に係る車両用空調装置を構成するバタフライドアの構成を示す図。 迫り上がり部における空気の流れを示す図。
符号の説明
20 リヤベント吹出口
21〜24 リヤベントダクト
21A 迫り上がり部
22a 上面
25 リヤファン
25a 回転軸
28 フロアカーペット
31 開閉ドア
32 排出口
33 回動軸
36 開閉プレート
51 開閉ドア
52 排出口
53 バタフライドア
53A アンバランス部
54 通路
100 空調ユニット

Claims (11)

  1. 空調ユニット側に位置する第1の送風ダクトと、前記第1の送風ダクトに連通孔を介して鉛直方向に連通する第2の送風ダクトを含み、前記空調ユニットで生成された空調風を車室内に設けられた所定の吹出口に導く送風ダクトと、
    前記第2の送風ダクト内における前記第1の送風ダクトとの連通部分に配設され、前記送風ダクト内に導かれた空調風を前記吹出口に送風する送風機と、
    前記送風機の上流側で前記第1の送風ダクトの内部空間と外部空間とを連通する連通通路と、
    前記送風機の停止時に、前記空調ユニットで生成された空調風が導かれて前記第1の送風ダクトの内部が外部空間より高い圧力となることにより、前記連通通路を開放し、前記送風機の回転時に、前記送風機の回転により前記第1の送風ダクト内が負圧となることにより前記連通通路を閉鎖する開閉ドアとを備えることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 請求項1に記載の車両用空調装置において、
    前記開閉ドアは、前記連通通路の閉鎖時にドア表面が前記送風ダクト内の空気の流れに対向するように設けられることを特徴とする車両用空調装置。
  3. 請求項1または2に記載の車両用空調装置において、
    前記送風ダクトはフロアカーペットの下方に車両前後方向にわたって延設されたリヤダクトであり、前記連通通路は前記リヤベントダクトの内部空間と、前記フロアカーペットと前記リヤダクトの間の外部空間とを連通するように設けられることを特徴とする車両用空調装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載の車両用空調装置において、
    前記連通通路は異なる方向に複数設けられ、これら連通通路にそれぞれ前記開閉ドアが設けられることを特徴とする車両用空調装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用空調装置において、
    前記開閉ドアは、上端部の回動軸を支点に上下方向に回動自在に設けられることを特徴とする車両用空調装置。
  6. 空調ユニットで生成された空調風を車室内に設けられた所定の吹出口に導く送風ダクトと、
    前記送風ダクト内に配設され、送風ダクト内に導かれた空調風を前記吹出口に送風する送風機と、
    前記送風機の上流側で前記送風ダクトの内部空間と外部空間とを連通する連通通路と、
    前記送風ダクトの内部空間と外部空間との差圧により駆動され、前記送風機の停止時に前記連通通路を開放し、前記送風機の回転時に閉鎖する開閉ドアと、
    前記送風機と前記連通通路の間の前記送風ダクト内の空気通路に設けられ、前記送風機の回転時に前記空気通路を開放し、前記送風機の停止時に前記空気通路を閉鎖する通路ドアと、備えることを特徴とする車両用空調装置。
  7. 請求項6に記載の車両用空調装置において、
    前記送風ダクトはフロアカーペットの下方に車両前後方向にわたって延設されたリヤダクトであり、前記開閉ドアは前記送風機の前方に配設され、前記連通通路は前記リヤベントダクトの内部空間と、前記フロアカーペットと前記リヤダクトの間の外部空間とを連通するように設けられることを特徴とする車両用空調装置。
  8. 請求項6または7に記載の車両用空調装置において、
    前記通路ドアは、前記送風機の回転および停止に伴う前記空気通路内の圧力変化により開閉するバタフライドアであることを特徴とする車両用空調装置。
  9. 請求項8に記載の車両用空調装置において、
    前記送風ダクトは、前記空気通路が迫り上がる迫り上がり部を有し、前記バタフライドアおよび前記開閉ドアはこの迫り上がり部に設けられることを特徴とする車両用空調装置。
  10. 空調ユニットで生成された空調風を車室内に設けられた所定の吹出口に導く送風ダクトと、
    略鉛直方向に設けられた回転軸を中心に前記送風ダクト内に回転可能に配設され、送風ダクト内に導かれた空調風を上方から吸い込み、前記吹出口に送風する送風機と、
    前記送風機の上方において前記送風ダクトの内方に略水平方向に突出する突出部と、
    前記突出部よりも上方において前記回転軸の全周にわたってそれぞれ連結され、前記送風機の回転停止時に自重により前記突出部に当接し、前記送風機の回転時に遠心力により前記突出部との間に隙間を生じるように設けられる複数枚のプレート部材とを備えることを特徴とする車両用空調装置。
  11. 請求項10に記載の車両用空調装置において、
    前記プレート部材は、翼形状を有することを特徴とする車両用空調装置。
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