JP2002344596A - 携帯端末装置 - Google Patents

携帯端末装置

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JP2002344596A
JP2002344596A JP2001150948A JP2001150948A JP2002344596A JP 2002344596 A JP2002344596 A JP 2002344596A JP 2001150948 A JP2001150948 A JP 2001150948A JP 2001150948 A JP2001150948 A JP 2001150948A JP 2002344596 A JP2002344596 A JP 2002344596A
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housings
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terminal device
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JP2001150948A
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Takashi Nikaido
隆 二階堂
Yoshihiro Komuda
啓博 小牟田
Yosuke Kanda
洋介 神田
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KDDI Corp
Original Assignee
KDDI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第一の筐体と第二の筐体とが折り畳み自在に
連結された形式の携帯端末装置において、第一の筐体と
第二の筐体との位置関係の自由度を拡大して多様な使用
形態を実現可能とし、各筐体を閉じた状態においても装
置の使用が可能であり、かつまた装置全体について高い
強度が実現できるようにする。 【解決手段】 第一の筐体2と第二の筐体3とが折り畳
み自在に連結された携帯端末装置において、前記第二の
筐体3が、前記第一の筐体2に対して該第一の筐体2の
厚み方向に向く第一の回動軸線11を中心として回動自
在に支持され、かつ該第一の回動軸線11に直交する第
二の回動軸線12に対して回動自在に支持されているこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話機等の
携帯端末装置に関し、特に二つの筐体を折り畳み自在に
連結した形式の携帯端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機等の携帯端末装置において
は、機能上、意匠上等の観点を考慮して各種のものが提
供されているが、近年液晶表示部の大型化の要請等から
装置を二つの筐体で構成し、これら二つの筐体を折り畳
み自在に連結したいわゆる折り畳み形式の携帯端末装置
が広く普及している。
【0003】この形式の携帯端末装置の一般的な構成
は、例えば携帯電話機の場合は、偏平で平面視輪郭形状
が長方形である一対の筐体をそれぞれの長さ方向の一端
部で互いに回動自在に連結し、一方の筐体の折り畳む側
の内面に各種の操作キー等の操作部を設け、他方の筐体
の折り畳む側の内面に液晶表示部を設け、さらに各筐体
を開いたときにマイク部、スピーカ部が現れる構成とな
っている。この場合、各筐体の連結部は、各筐体が一つ
のヒンジにより回動自在に連結されており、各筐体が一
つの回動軸線を中心に回動する構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成の
携帯端末装置においては、各筐体を一つの回動軸線を中
心として開閉する構成であるため、一方の筐体と他方の
筐体との位置関係が一つの回動軸線回りに限定され、両
筐体の位置関係が限定されることによって装置の使用形
態が狭い範囲に制限されるという問題があった。
【0005】また、上記の携帯端末装置によれば、各筐
体を開いたときにマイク部、スピーカ部が現れる構成で
あるため、各筐体を閉じた状態においてはマイク部、ス
ピーカ部が対向する筐体によって塞がれてしまい、この
状態で携帯電話機として使用できないという問題があっ
た。また、この問題と同様に、各筐体を閉じた状態にお
いては、他方の筐体の内面に設けられた液晶表示部が対
向する筐体に覆われてしまうので、受信表示があった場
合にもこれを確認することができず、携帯電話機として
使用態様が制限されるという問題があった。
【0006】また、上記の携帯電話機のような携帯端末
装置には、送受信用アンテナ、GPS(Global posit
ioning system)用アンテナ等のアンテナが設けられる
が、このアンテナは通常いずれかの筐体に形成されたア
ンテナ取付部に設けられており、アンテナおよびアンテ
ナ取付部が筐体の一部から突出して装置の外観を損ねる
という問題があった。この場合、アンテナを筐体の内方
に設けることも考えられるが、各筐体を閉じた場合に装
置の構成部材によってアンテナの一部がシールドされ、
アンテナの性能が劣化するという問題がある。
【0007】また、上記の携帯端末装置においては、軽
量化等の要請から筐体各部の強度を通常使用に耐える範
囲に抑えてあり、特に装置の厚み方向の強度が十分でな
い場合が多く、同方向の押圧力により筐体が変形するこ
とがあるという問題があった。この発明は、このような
事情を考慮してなされたもので、その目的は、第一の筐
体と第二の筐体とが折り畳み自在に連結された形式の携
帯端末装置において、第一の筐体と第二の筐体との位置
関係の自由度を拡大して多様な使用形態を実現可能と
し、各筐体を閉じた状態においても装置の使用が可能で
あり、かつまた装置全体について高い強度が実現できる
携帯端末装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は以下の手段を提案している。請求項1に
係る発明は、第一の筐体と第二の筐体とが折り畳み自在
に連結された携帯端末装置において、前記第二の筐体
が、前記第一の筐体に対して該第一の筐体の厚み方向に
向く第一の回動軸線を中心として回動自在に支持され、
かつ該第一の回動軸線に直交する第二の回動軸線に対し
て回動自在に支持されていることを特徴とする。この発
明に係る携帯端末装置によれば、前記第二の筐体が、前
記第一の筐体に対して前記第一、第二の双方の回動軸線
を中心として回動可能である。よって、前記第二の筐体
は、前記第一の筐体に対して、多様な位置に置くことが
可能となる。
【0009】請求項2に係る発明は、請求項1記載の携
帯端末装置において、前記第一、第二の筐体を開いたと
きにその開いて現れる内面側に音を発する第一の音発生
手段と、前記第一、第二の筐体を閉じたときにその閉じ
た外面側に音を発する第二の音発生手段と、前記第一、
第二の筐体の開いた状態、閉じた状態を検出する開閉検
出手段と、前記第一または第二の音発生手段への音信号
の供給を前記開閉検出手段の検出結果に基づいて切り換
える切換駆動手段とを備えてなることを特徴とする。こ
の発明に係る携帯端末装置によれば、第一、第二の筐体
を開閉したときに、その開閉を開閉検出手段が検出し、
この検出結果に基づいて切換駆動手段が音信号を第一ま
たは第二の音発生手段へ供給する。したがって、第一、
第二の筐体を開いた状態において、第一の音発生手段を
機能させることができ、第一、第二の筐体を閉じた状態
において第二の音発生手段を機能させることができる。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項1又は2記
載の携帯端末装置において、前記第一、第二の筐体のい
ずれか一方には、該第一、第二筐体を開いたときに現れ
る内面側に第一の表示部が設けられ、該第一、第二の筐
体を閉じたときの外面側に第二の表示部が設けられてい
ることを特徴とする。この発明に係る携帯端末装置によ
れば、第一第二の筐体を閉じた場合にも、第二の表示部
が目視できる。
【0011】請求項4に係る発明は、請求項1から3の
いずれかに記載の携帯端末装置において、前記第一の筐
体には、前記第一の回動軸線上に位置させるとともにそ
の頭部を前記第一の筐体から突出させて第一の軸体が回
動自在に設けられ、該第一の軸体の頭部には前記第二の
回動軸線上に位置して第二の軸体が設けられ、前記第二
の筐体の一端部が前記第二の軸体を介して前記第一の軸
体に回動自在に設けられ、前記第二の筐体の一端部に、
前記第一、第二の筐体を開閉したときに前記第一の軸体
の頭部を相対的に逃がし、該頭部を常時外部に露出させ
る切欠部が形成され、前記第一の頭部内にアンテナが配
設されていることを特徴とする。この発明に係る携帯端
末装置によれば、第一の筐体に対して第二の筐体を開閉
させても、第一の軸部の頭部が常に外部に露出してい
る。よって、第一、第二の筐体の開閉状態によってアン
テナの性能が劣化することがない。
【0012】請求項5に係る発明は、請求項1から4の
いずれかに記載の携帯端末装置において、前記第一、第
二の筐体は、これら第一、第二筐体を閉じたときの該第
一、第二の筐体の連結側端部とその反対側の自由端部側
との間の側面視輪郭が、前記連結側端部と自由端部側と
の間の中間部が外方へ向けて膨出し、該中間部から前記
連結端部および自由端部方向へ向けて漸次窄む形状とさ
れていることを特徴とする。この発明に係る携帯端末装
置によれば、装置全体が外部からの押圧力に対しシェル
構造として機能し、高い機械的強度が実現できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、この発明の
一実施の形態について説明する。ここで説明する実施の
形態は、この発明を携帯電話機に適用した場合のもので
ある。図1〜図4に示すように、携帯電話機1(携帯端
末装置)は、第一の筐体2と、第二の筐体3とを備え、
これら第一、第二の筐体2、3がそれぞれの端部におい
て互いに回動自在に連結され、第一、第二の筐体2、3
が互いに折り畳みできるように構成されたものである。
【0014】第一の筐体2は、図5、図6に示すように
全体として偏平な形状に形成されており、そのケース4
内には各種の電子部品が配設されている。この筐体2に
は、筐体2、筐体3を開いたときに現れる内面2A、即
ちケース4の内面に通話キー、終話キー、テンキー等か
らなる操作部5が設けられ、さらにケース4の上端部お
よび下端部にマイク部6A、6Bが設けられている。マ
イク部6A、6Bは、それぞれケース4に形成された開
口部の背面側にマイク(図示せず)を設けた構成であ
る。ケース4には、その内面側の上端部に第一の軸体7
が設けられており、この軸体7には第二の筐体3が取り
付けられている。
【0015】第一の軸体7は、大径の頭部8と小径の取
付軸部9とからなるもので、その頭部8を外部に露出さ
せた状態で、取付軸部9がケース4形成された凹部10
内に筐体2の厚み方向に向く第一の回動軸線11を中心
として回動自在に取り付けられている。頭部8には、第
一の回動軸線11と直交する第二の回動軸線12上に位
置させて第二の軸体13が回動自在に取り付けられてい
る。第二の軸体13には、第二の筐体3が取り付けられ
ている。
【0016】第二の筐体3は、全体として偏平に形成さ
れており、平面視形状が矩形に形成されたものである。
この筐体3には、図1および図5に示すように、そのケ
ース14の下端部に切欠部15が形成されており、切欠
部15の両側部が取付壁部16となっている。第二の筐
体3は、切欠部15内に軸体7の頭部8を位置させ、取
付壁部16が軸体13に取り付けられている。切欠部1
5は、第二の筐体3を軸線12を中心として回動させた
ときに、第一の軸体7の頭部8を相対的に逃がす形状に
形成されており、頭部8が常時露出するようになってい
る。この構成のもとに、第二の筐体3は、第一の筐体2
に対して、第一の回動軸線11および第二の回動軸線1
2を中心として回動自在である。
【0017】ここで、携帯電話機1はGPS機能を有す
るように構成されており、頭部8内にはGPS用のアン
テナが内蔵されている。即ち、第一の軸体7はその外面
側が合成樹脂により構成されているが、その内部にGP
S用のアンテナが配設されている。第二の筐体3には、
図1に示すように、第一、第二の筐体2、3を開いたと
きに現れる内面3A側に大型の液晶表示部21(第一の
表示部)が設けられている。また、この筐体3には、そ
の下端部の内面3A側に第一の音発生手段を構成する第
一のスピーカ部22が設けられている。スピーカ部22
は、筐体3のケース23に複数の開口部24を形成し、
この開口部24が形成された部分のケース23の背面側
にスピーカ(図示せず)を設けたものである。
【0018】また、筐体3には、図3に示すように、筐
体2、筐体3を閉じたときの外面3B側の先端部25寄
りに前記液晶表示部21より小型の液晶表示部26(第
二の表示部)が形成されており、先端部26に第二の音
発生手段を構成する第二のスピーカ部27が設けられて
いる。スピーカ部27は、ケース23に開口部28を形
成し、この開口部28の形成された部分のケース23の
背面側にスピーカ(図示せず)を設けたものである。
【0019】第一、第二の筐体2、3は、図4に示すよ
うに、これら第一、第二筐体2、3を閉じたときの連結
側端部30とその反対側の自由端部31側との間の側面
視輪郭が、連結側端部30と自由端部31側との間の中
間部32が外方へ向けて膨出し、該中間部32から連結
端部30および自由端部31方向へ向けて漸次窄む形状
とされている。即ち、第一の筐体2は、全体としては偏
平に形成されたものであるが、外筐部33と内筐部34
とからなる構成において外筐部33が外方へ膨出する湾
曲した形状に形成されている。また、第二の筐体3は、
全体として偏平に形成されたものであるが、全体が外方
へ膨出する湾曲した形状に形成されている。
【0020】また、第一の筐体2は、図3に示すよう
に、第一、第二の筐体2、3を閉じた状態において、そ
の上端部35が第二の筐体3の上端部36から上方に突
出して位置するようになっており、マイク部6Aが外部
に露出するようになっている。また、第二の筐体3は、
図2に示すように、第一、第二筐体2,3を閉じた状態
において、その先端部37が第一の筐体2の下端部38
より下方に位置するようになっている。
【0021】携帯電話機1は、マイク部6A、6Bによ
り送信音声を捕捉し、スピーカ部22、27により受信
音声を発生させて使用されるものであるが、これらのマ
イク部、スピーカ部のうち、特にスピーカ部22、27
の駆動は、第一、第二の筐体2、3の開閉によって切り
換えられるようになっている。即ち、この携帯電話機1
は、図7に示すように、第一の筐体2に対して第二の筐
体3が一定角度以上開いた状態、及び第一、第二の筐体
2、3が閉じられた状態を検出する開閉検出手段40
と、スピーカ部22、27への音信号の供給を開閉検出
手段40の検出結果に基づいて切り換える切換駆動手段
41とが設けられている。この構成により、第一、第二
の筐体2、3が開いている場合にはスピーカ部22が駆
動され、閉じているときにはスピーカ部27が駆動され
るようになっている。
【0022】上記の構成からなる携帯電話機1は、通常
の使用方法として、第一、第二の筐体2、3を開いて使
用する。この場合、第二の筐体3は、第一の筐体2に対
して図5、図6に示すように第一の回動軸線11および
第二の回動軸線12を中心として回動自在であるから、
例えば図1に二点鎖線で示すように第二の筐体3を目一
杯拡開して第一の筐体2の上方に延在させるように位置
させること、同図に実線で示すように第二の筐体3の先
端部を第一の筐体2の側方に向けて位置させること、図
6に示すように第二の筐体3を拡開する角度を第一の筐
体2が延在する面に対して180度未満とすること等各
種多様な位置に置くことが可能である。したがって、携
帯電話機1の使用に際して、各種多様な使用形態が採用
できるという利点がある。
【0023】また、第一、第二の筐体2、3を開いた状
態においては、開閉検出手段40が筐体2、3の開いた
状態を検出し、切換駆動手段41が開閉検出手段40の
検出結果に基づいて受信した音信号をスピーカ部22に
供給する。したがって、この場合携帯電話機1の使用者
は、自己の送話音をマイク部6Bに向けて発するように
し、受信音をスピーカ部22から捕捉してこの電話機1
を使用する。また、この携帯電話機1においては、第
一、第二の筐体2、3を閉じた場合も通信が可能であ
る。即ち、この場合、図7に示す切換駆動手段41は、
開閉検出手段40の検出結果に基づいて受信した音信号
をスピーカ部27に供給する。したがって、この場合は
図3に示す電話機1の上下を逆にし、使用者はマイク部
6Aに向けて送話音を発し、スピーカ部27から受信音
を捕捉して使用する。
【0024】上記の各使用状態において、筐体2、3を
開いた状態においては大型の液晶表示部21を目視する
ことができ、閉じた状態においては小型の液晶表示部2
6を目視することができる。したがって、表示データの
種類により表示部を選択するようにしておけば、各表示
部21、26に適合したデータを見ることができる。ま
た、この携帯電話機1においては、第一、第二の筐体
2、3を開閉した場合にも、GPSアンテナの内蔵され
た軸体7の頭部8が常時外部に露出しているので、アン
テナ性能を劣化させることなく常にGPS機能を確保す
ることができる。
【0025】また、この携帯電話機1においては、図4
に示すように、第一、第二筐体2、3を閉じたときの連
結側端部30とその反対側の自由端部31側との間の側
面視輪郭が、連結側端部30と自由端部31側との間の
中間部32が外方へ向けて膨出し、該中間部32から連
結端部30および自由端部31方向へ向けて漸次窄む形
状とされているので、いわゆるシェル構造として機能
し、高い機械的強度が実現できる。この種機器は、携行
時に各種環境の下で押圧される場合が多く、この場合シ
ェル構造は単純な平板構造に比較して押圧力に対抗し、
その変形を防ぐように機能する。
【0026】なお、上記の実施の形態は、この発明を携
帯電話機に適用した場合のものであるが、この発明は携
帯電話機に限られることなく、その他の各種の携帯端末
装置に適用できるものである。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、第一、第二の筐体が互いに折り畳み自在に
連結された携帯端末装置において、第二の筐体が、第一
の筐体に対して第一、第二の二つの回動軸線を中心に開
動自在とされているので、第二の筐体を多様な位置に置
くことが可能であり、装置を使用するに際して、各種多
様な使用形態を採用できるという効果が得られる。
【0028】また、請求項2に係る発明は、請求項1記
載の携帯端末装置において、第一、第二の筐体を開いた
ときの内面側に第一の音発生手段を設けるとともに、第
一、第二の筐体を閉じたときの外面側に第二の音発生手
段を設け、各筐体の開閉に応じて各音発生手段を切り換
えるようにしたので、各筐体を開いた場合と閉じた場合
の双方において音を発生させることができ、装置を多様
な使用形態で使用できるという効果が得られる。
【0029】また、請求項3に係る発明は、請求項1又
は2記載の携帯端末装置において、第一、第二の筐体の
いずれか一方に、これら筐体を開いたときに現れる内面
側に第一の表示部を設け、各筐体を閉じたときの外面側
に第二の表示部を設けたから、各筐体を開いた場合と閉
じた場合の双方で表示部を機能させることができ、装置
を多様な使用形態で使用できるという効果が得られる。
【0030】また、請求項4に係る発明は、請求項1か
ら3のいずれかに記載の携帯端末装置において、第一の
筐体に、前記第一の回動軸線上において第二の筐体を支
持する軸体の頭部にアンテナを設け、該頭部を各筐体の
開閉状態に関わらず常時外部に露出させるようにしたの
で、常にアンテナの性能が劣化させることがないという
効果が得られる。
【0031】また、請求項5に係る発明は、請求項1か
ら4のいずれかに記載の携帯端末装置において、前記第
一、第二の筐体は、これら第一、第二筐体を閉じたとき
の該第一、第二の筐体の連結側端部とその反対側の自由
端部側との間の側面視輪郭が、前記連結側端部と自由端
部側との間の中間部が外方へ向けて膨出し、該中間部か
ら前記連結端部および自由端部方向へ向けて漸次窄む形
状とされているので、装置全体が外部からの押圧力に対
しシェル構造として機能し、高い機械的強度が実現でき
るという効果が得られる。。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態に係る携帯端末装置を
示す図であって、各筐体を開いた状態の正面図である。
【図2】 この発明の一実施形態に係る携帯端末装置を
示す図であって、各筐体を閉じた状態の背面図である。
【図3】 この発明の一実施形態に係る携帯端末装置を
示す図であって、各筐体を閉じた状態の正面図である。
【図4】 図3のA矢視図である。
【図5】 図1から図3に示す携帯端末装置の第一の筐
体の正面図である。
【図6】 図1から図3に示す携帯端末装置の第一の筐
体の側面図である。
【図7】 図1から図3に示す携帯端末装置の制御系の
ブロック図である。
【符号の説明】
2 第一の筐体 2A 内面 3 第二の筐体 3B 外面 7 第一の軸体 8 頭部 11 第一の回動軸線 12 第二の回動軸線 13 第二の軸体 15 切欠部 22 第一の音発生手段(スピーカ部) 27 第二の音発生手段(スピーカ部) 30 連結側端部 31 自由端部 32 中間部 40 開閉検出手段 41 切換駆動手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K011 AA04 AA06 AA07 JA01 KA12 5K023 AA07 BB11 DD08 KK10 LL05 PP01 PP16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の筐体と第二の筐体とが折り畳み自
    在に連結された携帯端末装置において、 前記第二の筐体が、前記第一の筐体に対して該第一の筐
    体の厚み方向に向く第一の回動軸線を中心として回動自
    在に支持され、かつ該第一の回動軸線に直交する第二の
    回動軸線に対して回動自在に支持されていることを特徴
    とする携帯端末装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の携帯端末装置において、 前記第一、第二の筐体を開いたときにその開いて現れる
    内面側に音を発する第一の音発生手段と、前記第一、第
    二の筐体を閉じたときにその閉じた外面側に音を発する
    第二の音発生手段と、前記第一、第二の筐体の開いた状
    態、閉じた状態を検出する開閉検出手段と、前記第一ま
    たは第二の音発生手段への音信号の供給を前記開閉検出
    手段の検出結果に基づいて切り換える切換駆動手段とを
    備えてなることを特徴とする携帯端末装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の携帯端末装置にお
    いて、 前記第一、第二の筐体のいずれか一方には、該第一、第
    二筐体を開いたときに現れる内面側に第一の表示部が設
    けられ、該第一、第二の筐体を閉じたときの外面側に第
    二の表示部が設けられていることを特徴とする携帯端末
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載の携帯
    端末装置において、 前記第一の筐体には、前記第一の回動軸線上に位置させ
    るとともにその頭部を前記第一の筐体から突出させて第
    一の軸体が回動自在に設けられ、該第一の軸体の頭部に
    は前記第二の回動軸線上に位置して第二の軸体が設けら
    れ、前記第二の筐体の一端部が前記第二の軸体を介して
    前記第一の軸体に回動自在に設けられ、前記第二の筐体
    の一端部に、前記第一、第二の筐体を開閉したときに前
    記第一の軸体の頭部を相対的に逃がし、該頭部を常時外
    部に露出させる切欠部が形成され、前記第一の頭部内に
    アンテナが配設されていることを特徴とする携帯端末装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載の携
    帯端末装置において、前記第一、第二の筐体は、これら
    第一、第二筐体を閉じたときの該第一、第二の筐体の連
    結側端部とその反対側の自由端部側との間の側面視輪郭
    が、前記連結側端部と自由端部側との間の中間部が外方
    へ向けて膨出し、該中間部から前記連結端部および自由
    端部方向へ向けて漸次窄む形状とされていることを特徴
    とする携帯端末装置。
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