JP4456415B2 - 荷重検出装置およびそれを用いた輸送機器 - Google Patents

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Description

この発明は荷重検出装置およびそれを用いた輸送機器に関し、より特定的には、磁性体に直接作用する荷重を電磁気的に検出する荷重検出装置およびそれを用いた輸送機器に関する。
この種の従来技術が特許文献1および2において開示されている。
特許文献1には、コイルと該コイルの軸心に配された中実ロッド状の磁性体を含んで構成される検出部を有し、前記コイルによって前記磁性体を磁化させ、該磁性体に直接荷重を作用させてインダクタンス変化を生じさせることによって荷重を検出する荷重検出装置が開示されている。
また、特許文献2には、過荷重防止機構を設けることによって、磁歪式荷重センサが過荷重を受けることなく荷重を正確に検出することができる荷重検出装置が開示されている。
特開平11−241955号公報 特開2001−281074号公報
しかし、これらの従来技術では、磁歪センサへ同軸ずれや傾きなく軸方向に荷重を伝達できない場合があり、この場合には入力荷重に対する出力電圧が不安定になってしまう。
それゆえに、この発明の主たる目的は、入力荷重に対する出力電圧を安定させることができる荷重検出装置およびそれを用いた輸送機器を提供することである。
上述の目的を達成するために、請求項1に記載の荷重検出装置は、ハウジングケースおよびフォースリミッタケースを含む荷重検出装置であって、中空状のケースと、ケース内に収納されるコイルと、コイルの軸心に配置されかつコイルに流れる電流によって磁化されるとともに端部に荷重を受ける棒状の磁性体とを含む磁歪センサ、磁性体の端部に荷重を加えるための接触面を有しかつ磁性体と同軸上に配置されるピン、磁歪センサおよびピンが同軸上に相互に対向するようにそれぞれ嵌入される磁歪センサ受容部およびピン受容部を有し、磁歪センサ受容部側の筒状部およびピン受容部側の筒状部がそれぞれハウジングケースおよびフォースリミッタケース内に嵌め込まれるベアリングカラー、ならびに外部からの荷重を受けるためにその一端面がフォースリミッタケースから露出するように配置されるボタンを含み、ピンのうち接触面とは反対側の面において軸方向に延びるように設けられかつフォースリミッタケースに嵌入されるユニットを備える。
請求項に記載の荷重検出装置は、請求項に記載の荷重検出装置において、ベアリングカラーは、磁歪センサ受容部の内側面およびピン受容部の内側面の少なくともいずれか一方において軸方向へ延びる1以上のリブと、各リブの近傍において軸方向に延びる断面略半円状の溝とを有し、磁歪センサ受容部に磁歪センサが嵌合されたときおよび/またはピン受容部にピンが嵌合されたとき、溝によってリブが拡径方向に変位可能となることを特徴とする。
請求項に記載の輸送機器は、請求項1または2に記載の荷重検出装置を含むことを特徴とする。
請求項に記載の滑走艇は、請求項1または2に記載の荷重検出装置を含むことを特徴とする。
請求項に記載の自転車は、請求項1または2に記載の荷重検出装置を含むことを特徴とする。
請求項1に記載の荷重検出装置では、ベアリングカラーによって磁性体に対するピンの同軸ずれや傾きを抑え、入力荷重に対する出力電圧を安定させることができる。また、1つのベアリングカラーに磁歪センサおよびピンを相互に対向するように隙間なく嵌め込むことによって磁歪センサとピンとの位置関係を固定できるので、簡単に磁性体に対するピンの同軸ずれや傾きを抑えることができ、磁性体に対して軸方向に荷重を伝達できる。
請求項に記載の荷重検出装置では、ベアリングカラーの内側面において軸方向へ延びる1以上のリブを形成することによって、ベアリングカラー内に磁歪センサやピンをがたつきなく安定して保持でき、簡単に磁性体に対するピンの同軸ずれや傾きを抑えることができる。特に、ベアリングカラーが樹脂製である場合に有効である。また、リブを拡径方向に変位可能に設けることによって、ベアリングカラーにピンが嵌入されリブとピンとが接触してもリブ自体が磨耗するのを抑制でき、ベアリングカラーに磁歪センサが嵌入されリブと磁歪センサとが接触しても磁歪センサ自体のインピーダンスに影響を与えることなく磁歪センサの特性を安定させることができる。
この発明は、請求項に記載するように輸送機器、特に、請求項に記載するように滑走艇や、請求項に記載するように自転車に好適に用いられる。
この発明によれば、磁性体に対するピンの同軸ずれや傾きを抑え、入力荷重に対する出力電圧を安定させることができる。
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態について説明する。
図1を参照して、この発明の一実施形態の荷重検出装置10は、ハウジングユニット12と当該ハウジングユニット12の両端部に取り付けられる2つのフォースリミッタ14とを含む。
ハウジングユニット12は、手前側に壁面がない箱形のハウジングケース16を含む。ハウジングケース16内の中央部にはねじ18によって固定される電子回路基板20が収容される。
ハウジングケース16内の両端部にはそれぞれ磁歪センサ22が収容される。各磁歪センサ22は、中空状のケース24と、ケース24内に収納されるボビン26と、ボビン26に巻装されるコイル28と、コイル28の軸心に配置されかつコイル28に流れる電流によって磁化されるとともに端部に荷重を受ける棒状の磁性体30と、ケース24とコイル28との間をシールするためのOリング32とを含む。磁歪センサ22のコイル28を構成するエナメル線等の導線34がケース24から引き出され収縮チューブ36で纏められて電子回路基板20の所定の端子に半田付けされる。
このようなハウジングユニット12の両端部において磁歪センサ22に対応する位置にフォースリミッタ14が配置される。
フォースリミッタ14は、外部から加えられた荷重が所定値以上になると荷重を抑えて磁歪センサ22に伝達し、磁歪センサ22の破損を防ぐものである。フォースリミッタ14は、軸方向に貫通した中空状のフォースリミッタケース38を含む。フォースリミッタケース38には、外周面にOリング40およびウェーブワッシャ42が装着されたユニット44が嵌入される。
ユニット44は外部からの荷重を受けるボタン46を含む。ボタン46はその一端面がフォースリミッタケース38から露出するように配置され、ボタン46の外周面にベアリング48が装着され、かつボタン46の他端面にはカラー50、9枚のワッシャーコニカル52およびワッシャープレーン54がボルト56によって一体的に組み付けられる。ユニット44のボルト56の頭部にはピン58が被せられる。
このように形成されるフォースリミッタ14では、ボタン46に荷重が加わるとボタン46が押され、カラー50の水平部、ワッシャーコニカル52、ワッシャープレーン54、ピン58の順に力が伝わり、ある程度(たとえば数百N(ニュートン))の力が加わると、ボルト56がワッシャープレーン54から離間し、衝撃力をワッシャーコニカル52で吸収するようになっている。さらに所定以上の力が加わったとき、ボタン46が降下するが、その降下距離がXとなりボタン46の上面とフォースリミッタケース38の上面とが面一になるとそれ以上降下しなくなり、荷重に制限がかかることになる。このように構成することで衝撃力や過荷重に対して磁歪センサ22を保護し、磁歪センサ22の破損を防いでいる。
荷重検出装置10はさらにベアリングカラー60を含む。ベアリングカラー60は、中空略円筒状に形成され、2つの受容部62および64を有する。磁歪センサ22とピン58とが相互に対向しかつ磁性体30とピン58とが同軸上に配置されるように、受容部62には磁歪センサ22が嵌入されかつ受容部64にはピン58が嵌入される。受容部62の内面と磁歪センサ22との間にはシール部材66が介挿される。このとき、ベアリングカラー60の受容部62側筒状部および受容部64側筒状部がそれぞれハウジングケース16およびフォースリミッタケース38内にがたつきなく嵌め込まれる。
このようにして磁性体30とユニット44とピン58とが同軸上にくるように位置決めされたハウジングユニット12とフォースリミッタ14とは、Oリング68およびプレート70を挟んで4本のボルト72で組み付けられ、ハウジングユニット12の両側にそれぞれ、磁歪センサ22、ピン58およびベアリングカラー60を含む荷重検出ユニット73が構成される。
また、電子回路基板20上には図2に示すような回路が構成される。すなわち、交流発信回路74が2つの磁歪センサ22に接続され、磁歪センサ22のコイル28に所定の交流電流が流される。一方の磁歪センサ22には可変抵抗器76が接続され、他方の磁歪センサ22にはブリッジ固定抵抗器78が接続される。2つの磁歪センサ22の出力電圧の差が交流差動増幅回路80によって増幅されたのち、全波整流回路82によって整流され、さらに、低域通過フィルタ84によって低周波成分が抽出され、直流増幅回路86で増幅された信号電圧が端子88から出力される。このようにして端子88から荷重検出装置10によって検出された荷重に対応する信号電圧が出力される。
荷重検出装置10によれば、磁歪センサ22とピン58とを筒状の1つのベアリングカラー60内に隙間なく嵌め込むことによって磁性体30とピン58との位置関係を安定させることができる。したがって、簡単に磁性体30に対するピン58の同軸ずれや傾きが抑制され、磁性体30に対してその軸方向に荷重を加えることができ、入力荷重に対する出力電圧を安定させることができる。また、荷重検出装置10の歩留まりを向上できる。
ついで、図3を参照して、この発明の他の実施形態の荷重検出装置10aについて説明する。
荷重検出装置10aは、ハウジングユニット12と当該ハウジングユニット12の両端部に取り付けられる2つのフォースリミッタ14aとを含むが、2つのフォースリミッタケース14aは同一構成を有するので、一方のみを図示して説明する。後述する荷重検出装置10b〜10dについても同様である。
荷重検出装置10aのフォースリミッタ14aでは、カラー50aにワッシャープレーン54および9枚のワッシャーコニカル52が嵌められ、その状態のカラー50aの先端部がピン58aに軸方向に嵌入される。このようにしてピン58aに対するカラー50aの同軸度・垂直度の精度を上げておき、さらに固定手段であるボルト56aによってカラー50aがピン58aに一体的に組み付けられ、ユニット44aが形成される。ピン58aの外周面にはベアリング48が予め取り付けられている。そして、ユニット44aを構成するボルト56aの頭部がボタン46aに嵌め込まれる。
荷重検出装置10aのベアリングカラー60aは、中空略円筒状に形成され、2つの受容部62aおよび64aを有し、さらに受容部64a内に一対のリブ65が形成される。一対のリブ65は、それぞれ略短冊状に形成され、相互に平行となるように設けられ、ピン58aの回り止め部材として機能する。そして、磁歪センサ22とピン58aとが相互に対向しかつ磁性体30とピン58aとが同軸上に配置されるように、受容部62aには磁歪センサ22が嵌入されかつ受容部64aにはピン58aが嵌入される。この実施形態では、一対のリブ65間にピン58aの外周面の一部が嵌合されピン58aの回動が阻止される。なお、ピン58a外周面のうちリブ65と接触する部分は平面状に形成される。受容部62aの内面と磁歪センサ22との間にはシール部材66が介挿される。このとき、ベアリングカラー60aの受容部62a側筒状部および受容部64a側筒状部がそれぞれハウジングケース16およびフォースリミッタケース38a内にがたつきなく嵌め込まれる。
その他の構成については図1に示す荷重検出装置10と同様であるので、荷重検出装置10と同一符号または類似符号(符号の末尾に「a」を付加)を付すことでその重複する説明は省略する。
このように、ワッシャープレーン54およびワッシャーコニカル52が装着されたカラー50aをピン58aに嵌入しボルト56aで締め付けて一体化されたユニット44aを形成することによって、磁性体30に荷重を加える部材をピン58a、カラー50aおよびボルト56aを含んで構成でき、ピンを実質的に軸方向に長くできる。そして、このようなユニット44aのボルト56aの頭部をボタン46aに嵌入することによって、ボルト46aとフォースリミッタケース38aとの接触部A1をピン58aがずれたり傾いたりするときの支点位置とすることができ、磁性体30とピン58aとの接触部B1から支点位置A1までの距離を、図9に示す比較例の場合(支点位置A2、接触部B2参照)より長くすることができる。
荷重検出装置10aによれば、接触部B1から支点位置A1までの距離を長くすることができるので、磁性体30に対するピン58aの同軸ずれや傾きが簡単に抑制され、磁性体30に対してその軸方向に荷重を加えることができ、入力荷重に対する出力電圧を安定させることができる。また、荷重検出装置10の歩留まりを向上できる。
さらに、図4を参照して、この発明の他の実施形態の荷重検出装置10bについて説明する。
荷重検出装置10bでは、磁歪センサ22bのケース24bをピン58b側において軸方向かつ筒状に延長させて延長部23が形成され、延長部23内にピン58bが嵌入される。その他の構成については図1に示す荷重検出装置10と同様であるので、荷重検出装置10と同一符号または類似符号(符号の末尾に「b」を付加)を付すことでその重複する説明は省略する。
荷重検出装置10bによれば、ケース24bの延長部23内にピン58bを隙間無く嵌め込むことによって、ベアリングカラーを用いることなく簡単に磁性体30に対するピン58bの同軸ずれや傾きが抑制され、磁性体30に対してその軸方向に荷重を加えることができ、入力荷重に対する出力電圧を安定させることができる。また、荷重検出装置10bの歩留まりを向上できる。
さらに、図5を参照して、この発明の他の実施形態の荷重検出装置10cについて説明する。
荷重検出装置10cでは、図6に示すように、磁性体30cのうちピン58cとの接触面に円錐状の凹部90が形成され、ピン58cのうち磁性体30cとの接触面に凹部90に嵌合可能な半球状の凸部92が形成される。また、フォースリミッタケース38cが軸方向に貫通した中空略筒状に形成され、この1つのフォースリミッタケース38c内に、ボタン46c、ピン58cおよび磁歪センサ22cが収容される。その他の構成については図1に示す荷重検出装置10を参照すれば容易に理解できるので、荷重検出装置10と同一符号または類似符号(符号の末尾に「c」を付加)を付すことによってその重複する説明は省略する。
荷重検出装置10cによれば、磁性体30cの円錐状の凹部90にピン58cの半球状の凸部92を嵌合するだけで、磁性体30cに対するピン58cの同軸ずれや傾きを簡単に抑制できる。また、1つのフォースリミッタケース38c内に、ボタン46c、ピン58cおよび磁歪センサ22cなどの力の伝達機構を収容することによって、同軸ずれおよび傾きを抑制できる。したがって、磁性体30に対してその軸方向に荷重を加えることができ、入力荷重に対する出力電圧を安定させることができる。また、荷重検出装置10cの歩留まりを向上できる。
また、図7を参照して、この発明の他の実施形態の荷重検出装置10dについて説明する。
荷重検出装置10dでは、図8に示すように、磁性体30のうちピン58dとの接触面94が平坦状に形成され、ピン58dのうち磁性体30との接触面96が球面状に形成される。その他の構成については図1に示す荷重検出装置10と同様であるので、荷重検出装置10と同一符号または類似符号(符号の末尾に「d」を付加)を付すことでその重複する説明は省略する。
荷重検出装置10dによれば、磁性体30に対して荷重が斜め方向から加えられたとしても、磁性体30の角部98に荷重が加わるのではなく平坦な接触面94に荷重が加わる。したがって、同軸ずれおよび傾きを抑制でき、磁性体30に対してその軸方向に荷重を加えることができ、入力荷重に対する出力電圧を安定させることができる。また、荷重検出装置10dの歩留まりを向上できる。
ついで、実験例について説明する。
この実験例では、上述した実施形態の荷重検出装置10,10a,10dと比較例としての図9に示す荷重検出装置1とについて、荷重に対する電圧値の再現性を求め、図10に示すような実験結果が得られた。
図9に示す荷重検出装置1は、図1に示す荷重検出装置10に含まれる筒状のベアリングカラーを用いず、磁性体30に荷重を加える部材(ピン2を含む)がずれたり傾いたりするときの支点位置A2が磁性体30とピン2との接触部B2に近く、磁性体30およびピン2の接触面はともに平坦状に形成される。
実験条件としては、室温25℃で500Nの荷重が加えられ、オートグラフ(圧縮・引張・曲げ試験機:島津製作所社製、型式 AG−1 5KN)によって荷重に対する電圧値が測定された。この処理が10回繰り返され、測定された電圧値に基づいて荷重検出装置10,10a,10dおよび1のそれぞれについて、不偏分散および不偏分散比(%)が求められた。
図10に示す実験結果からわかるように、荷重検出装置10,10aおよび10dの場合は、いずれも比較例である荷重検出装置1に比べて、不偏分散が小さく不偏分散比が大きく、電圧値の再現性が良いことがわかる。
また、図1に示す荷重検出装置10で用いられたベアリングカラー60に代えて、図11〜図13に示すベアリングカラー100が用いられてもよい。
ベアリングカラー100には、磁歪センサ22側の受容部102の内周面104に軸方向に延びる3つのリブ106が等間隔(この実施形態では120度間隔)で形成され、同様に、ピン58側の受容部108の内側面110において軸方向に延びる3つのリブ112が等間隔(この実施形態では120度間隔)に形成される。
リブ106の断面形状はたとえば図14に示すように形成され、各リブ106の近傍にはリブ106と同様に軸方向に延びる断面略半円状の溝114が形成される。受容部102に磁歪センサ22が嵌合されたときに、溝114によってリブ106が拡径する方向(径方向外側)に変位可能となる。
同様に、リブ112の断面形状もたとえば図15に示すように形成され、各リブ112の近傍にはリブ112と同様に軸方向に延びる断面略半円状の溝116が形成される。受容部108にピン58が嵌合されたときに、溝116によってリブ112が拡径する方向(径方向外側)に変位可能となる。
このようにベアリングカラー100の内側面において軸方向へ延びる複数のリブ106,112を形成することによって、ベアリングカラー100内に磁歪センサ22やピン58をがたつきなく安定して保持でき、簡単に磁性体30に対するピン58の同軸ずれや傾きを抑えることができる。
また、リブ106,112を拡径方向に変位可能に設けることによって、ベアリングカラー100にピン58が嵌入されリブ112とピン58とが接触してもリブ112自体が磨耗するのを抑制でき、ベアリングカラー100に磁歪センサ22が嵌入されリブ106と磁歪センサ22とが接触しても磁歪センサ22自体のインピーダンスに影響を与えることなく磁歪センサ22の特性を安定させることができる。
特に、リブ106および112はベアリングカラー100が樹脂製である場合に有効である。
また、荷重検出装置10は図16に示すような滑走艇に好適に用いられる。
図16および図17を参照して、滑走艇200は船体202を含む。船体202の上部のデッキ204には、操船者が跨って着座するシート206が設けられ、シート206の左右には操船者が足を乗せるためのステップ208が設けられる。シート206の前方には操船者が把持する操舵ハンドル210が設けられ、船体202内にはウォータージェット推進装置212が搭載される。
ウォータージェット推進装置212は、周知のように、エンジン214とジェットポンプ216とを含んで構成され、水をエンジン214の動力によって船体202の底から吸い上げ、ジェットポンプ216の後端部に設けられたノズルディフレクタ218から後方に噴出させることによって推力を得る。ノズルディフレクタ218は、ジェットポンプ216の後端部に左右方向に揺動自在に支持され、図示しないプッシュ・プルワイヤおよびステアリングアームを介して操舵ハンドル210の下端部に連結される。
エンジン214は、その軸方向が船体202の前後方向となるように配置されたクランク軸220に接続される多気筒エンジンであり、船体202の右側に吸気装置222が接続されるとともに、船体202の左側に図示しない排気装置が接続される。吸気装置222は、エンジン214の各気筒に対応して複数の気化器を含んでおり、各気化器から対応する気筒へ燃料が供給される。各気化器はスロットル弁224を含む。
各スロットル弁224は互いに連動するように連結されており、スロットル弁224のうち最も船体前側に位置するスロットル弁が、操舵ハンドル210のスロットルレバー226にスロットルワイヤ228を介して接続される。スロットルレバー226を操作することによって、すべてのスロットル弁224が連動して開閉される。なお、各スロットル弁224は、図示しない復帰用スプリングによって閉じる方向に付勢されている。
また、エンジン214には、クランク軸220の回転数を検出するためのエンジン回転数センサ230が設けられる。エンジン回転数センサ230は、コントローラ232にエンジン回転数を示すデータを送出する。
操舵ハンドル210は、操船者が把持するハンドルバー234と、ハンドルバー234の中央部に取り付けられるステアリング軸236と、ステアリング軸236を挿通させて回動自在に支持するステアリング軸受238と、ステアリング軸受238をデッキ204に固定するための取り付け用プレート240とを含む。取り付け用プレート240上には荷重検出装置10が装着され、ハンドルバー234およびステアリング軸236を覆うように設けられかつハンドルバー234とともに回動するハンドルカバー242の両側にそれぞれ、荷重検出装置10のボタン46を押すためのアーム244が取り付けられる。
ステアリング軸236の下端部には、図示しないステアリングアームを介して操舵用のプッシュ・プルワイヤが接続される。ハンドルバー234を左右に回動させることによって、ステアリングアームが同方向に回動し、プッシュ・プルワイヤを介してノズルディフレクター218が左方または右方に揺動する。
また、スロットルワイヤ228はアウターチューブ228aとインナーワイヤ228bとを含み、スロットルワイヤ228はステアリング軸236内に挿通され、アウターチューブ228aは、スロットル操作用サーボモータ246のアーム248に接続され、インナーワイヤー228bがスロットル弁224に接続される。サーボモータ246のアーム248を揺動させることによって、インナーワイヤ228bを介してスロットル弁224を開閉できる。
サーボモータ246は、モータ250の回転を減速機252によって減速してアーム248に伝達するように構成され、フィードバック制御によって駆動される。このフィードバック制御は、アーム248に設けられたフィードバックポテンショメータ254によってアーム248の実際の揺動角度を検出し、操舵補助装置によって別途設定されたアーム248の目標角度と、当該実際の揺動角度とが一致するまでモータ250を駆動することによって行われる。
操舵補助装置は、低速走行時の操舵性を向上させるためのものであり、荷重検出装置10およびエンジン回転数センサ230に接続されたコントローラ232と、コントローラ232が制御するスロットル操作用サーボモータ246などによって構成され、バッテリー256によって給電される。
コントローラ232には荷重検出装置10から荷重を示す信号電圧が与えられ、その信号電圧が示す荷重が所定の荷重より大きいときにサーボモータ246にアーム248を揺動させるべく信号を出力する。当該所定荷重は、ハンドルバー234を限度まで回した状態で(最大舵角時に)、さらにハンドルバー234を回すように通常の操舵時より大きな力をハンドルバー234に加えたときに荷重検出装置10で検出される荷重に設定されている。
この操舵補助装置によれば、滑走艇200が低速で航走している状態で操舵ハンドル210を限度まで回し、さらに通常より大きな力で回すことによって、コントローラ232によって操舵制御が行われる。
コントローラ232による操舵制御は、荷重検出装置10によって検出された荷重に対応させてサーボモータ246のアーム248の目標角度を設定し、アーム248の角度がこの目標角度に達するようにサーボモータ246をフィードバック制御することによって行われる。すなわち、この操舵制御によれば、荷重検出装置10からの出力(操船者が操舵ハンドル210に加えた力に相当)の大きさに対応する開度でスロットル弁224が開き、エンジン214の出力が制御される。なお、目標角度は、スロットルワイヤ228を介してスロットル弁224の開度が増大するようにアーム248が回る方向を正(+)とする。
このような滑走艇200では、図18に示すように、荷重検出装置10のボタン46にはアーム244が回動することによってハンドル荷重が加えられるので、厳密にはボタン46に対して軸方向に荷重を加えることは困難であるが、荷重検出装置10によれば、同軸ずれや傾きを抑制することができるので、滑走艇200においても正確に荷重を検出することができる。
さらに、この発明は自転車にも好適に用いられる。
図19を参照して、この発明の荷重検出装置を電動自転車300に適用した場合について説明する。
電動自転車300は、ハンドル302、前輪304、ダウンチューブ306、シートチューブ308、シート(サドル)310、後輪312およびホイールスプロケット314を含み、車体の略中央下部にはパワーユニット316が設けられる。
パワーユニット316は、人力による駆動系と電動モータ318による補助動力系とを併せ持ち、乗員の人力と補助動力とを合成して出力する。パワーユニット316には、クランク軸320が回転自在に接続され、クランク軸320の左右にはクランク322が取り付けられ、各クランク322の端部にはペダル324が回転自在に軸支されている。なお、パワーユニット316には、人力によってクランク軸320に入力されるトルクの大きさに応じて電動モータ318の出力(補助動力)を制御するためのコントローラ326が設けられる。
また、シート310の下方であって、シートチューブ308と後輪312とで囲まれる空間にはバッテリーボックス328が着脱可能に装着されており、バッテリーボックス328内にはシュリンクパックされた複数の単電池で構成される図示しないNi−Cdバッテリーが収納される。
乗員がペダル324を漕いでクランク軸320を回転駆動すると、クランク軸320に入力されるトルクが図20に示す荷重検出装置10eによって検出され、コントローラ326は検出されたトルクに応じて電動モータ318の出力(補助動力)を制御する。したがって、パワーユニット316から出力される人力とこれに比例する補助動力との合力が図示しないチェーンを介してホイールスプロケット314に伝達され、ホイールスプロケット314と後輪312とが回転駆動されるため電動自転車300は人力とこれに比例した補助動力とによって走行する。
図20を参照して、パワーユニット316はハウジング330を含み、ハウジング330内にはクランク軸320に接続されるアーム332および荷重検出装置10eが収納される。また、アーム332は遊星ギア機構の図示しないリングギアを介してローラ334に接続される。ローラ334が荷重検出装置10eのボタン46に当接する。荷重検出装置10eは図1に示す荷重検出装置10の片方の荷重検出ユニット73に相当する部分からなる。
このような電動自転車300では、遊星ギア機構のリングギアにはクランク軸320から伝達されるトルクに比例した反力が発生し、この反力がローラ334を介して荷重検出装置10eのボタン46に作用する。この圧縮荷重によって生じたコイル28の電圧変化が検出信号としてコントローラ326に与えられ、コントローラ326は入力された検出信号に基づいてトルクの大きさを算出し、そのトルクに応じて電動モータ318の出力(補助動力)を制御する。
このような電動自転車300では、アーム332が回動することによって荷重検出装置10eのボタン46に荷重が加えられるので、厳密にはボタン46に対して軸方向に荷重を加えることは困難であるが、荷重検出装置10eを用いることによって軸方向に荷重を加えることができ、トルクを正確に検出できる。
なお、滑走艇200には他の実施形態の荷重検出装置10a〜10dを適用でき、電動自転車300には荷重検出ユニット73a〜73dを適用できることはいうまでもない。
また、この発明は、滑走艇や電動自転車以外の任意の輸送機器に適用できる。
この発明の一実施形態の荷重検出装置を示す断面図解図である。 図1の荷重検出装置の電気的構成を示すブロック図である。 この発明の他の実施形態を示す断面図解図である。 この発明のその他の実施形態を示す断面図解図である。 この発明のさらにその他の実施形態を示す断面図解図である。 図6の実施形態の要部を示す図解図である。 この発明の他の実施形態を示す断面図解図である。 図7に示す実施形態の要部を示す図解図である。 比較例を示す断面図解図である。 実験結果を示すテーブルである。 ベアリングカラーの変形例を示す平面図である。 図11に示すベアリングカラーのC−C断面図である。 左半分は図11に示すベアリングカラーのD−D断面図であり、右半分はその正面図である。 図13に示すベアリングカラーのE−E断面図である。 図13に示すベアリングカラーのF−F断面図である。 この発明が適用された滑走艇を示す平面図解図である。 図16に示す滑走艇の電気的構成を示すブロック図である。 図16の滑走艇に適用される荷重検出装置近傍を示す図解図である。 この発明が適用される電動自転車を示す図解図である。 図19に示す電動自転車に用いられる荷重検出装置近傍を示す図解図である。
符号の説明
10,10a,10b,10c,10d,10e 荷重検出装置
12,12b,12c,12d ハウジングユニット
14,14a,14b,14c,14d フォースリミッタ
22,22b,22c,22d 磁歪センサ
23 延長部
24,24b,24d ケース
28 コイル
30,30c 磁性体
50,50a カラー
56,56a,72 ボルト
58,58a,58b,58c,58d ピン
60,60a、100 ベアリングカラー
62,62a,64,64a,102,108 受容部
73,73a,73b,73c,73d 荷重検出ユニット
90 凹部
92 凸部
96,94 接触面
104,110 内周面
106,112 リブ
200 滑走艇
300 電動自転車

Claims (5)

  1. ハウジングケースおよびフォースリミッタケースを含む荷重検出装置であって、
    中空状のケースと、前記ケース内に収納されるコイルと、前記コイルの軸心に配置されかつ前記コイルに流れる電流によって磁化されるとともに端部に荷重を受ける棒状の磁性体とを含む磁歪センサ、
    前記磁性体の端部に荷重を加えるための接触面を有しかつ前記磁性体と同軸上に配置されるピン
    前記磁歪センサおよび前記ピンが同軸上に相互に対向するようにそれぞれ嵌入される磁歪センサ受容部およびピン受容部を有し、前記磁歪センサ受容部側の筒状部および前記ピン受容部側の筒状部がそれぞれ前記ハウジングケースおよび前記フォースリミッタケース内に嵌め込まれるベアリングカラー、ならびに
    外部からの荷重を受けるためにその一端面が前記フォースリミッタケースから露出するように配置されるボタンを含み、前記ピンのうち前記接触面とは反対側の面において軸方向に延びるように設けられかつ前記フォースリミッタケースに嵌入されるユニットを備える、荷重検出装置。
  2. 前記ベアリングカラーは、前記磁歪センサ受容部の内側面および前記ピン受容部の内側面の少なくともいずれか一方において軸方向へ延びる1以上のリブと、前記各リブの近傍において軸方向に延びる断面略半円状の溝とを有し、
    前記磁歪センサ受容部に前記磁歪センサが嵌合されたときおよび/または前記ピン受容部に前記ピンが嵌合されたとき、前記溝によって前記リブが拡径方向に変位可能となる、請求項に記載の荷重検出装置。
  3. 請求項1または2に記載の荷重検出装置を含む、輸送機器。
  4. 請求項1または2に記載の荷重検出装置を含む、滑走艇。
  5. 請求項1または2に記載の荷重検出装置を含む、自転車。
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