JP4456284B2 - プラズマトーチを用いた溶鋼の加熱装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラズマトーチを用いてタンディッシュ内の溶鋼を加熱する際に、簡単な構造を用い、プラズマアークを安定して形成し、加熱効率を高めることができるプラズマトーチを用いた溶鋼の加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、鋳片は、溶鋼をタンディッシュから鋳型に注湯し、鋳型による冷却と、支持セグメントからの散水による冷却を行って、この溶鋼を完全に凝固させてからピンチロールで引き抜く連続鋳造によって製造される。
この連続鋳造では、取鍋内の溶鋼の半量程度を注湯した後(中期以降)の鋳造において、鋳造時間の経過と共に、溶鋼の温度が取鍋からの放熱によって0.1〜0.5℃低下し、タンディッシュに注湯した溶鋼の温度が目標温度よりも低くなり、鋳造途中で浸漬ノズルの詰まりを生じ、鋳造作業の中断や鋳型内の湯面変動による鋳片の品質低下等の問題が発生している。
この対策として、特開昭61−229451号公報に記載されているように、タンディッシュの内部に溶鋼の流路を形成し、この流路を囲むように誘導加熱装置を配置して、この誘導加熱装置に通電することにより、ジュール熱によって溶鋼を加熱し、放熱による温度低下を保障している。
更に、特公平4−52599号公報に記載されているように、タンディッシュの蓋の一部に、一本のプラズマトーチを取付けた加熱室を設け、この加熱室の下側を溶鋼中に浸漬して周囲から区画しておき、更に、加熱室の外側に設けた電極を溶鋼中に浸漬しておき、この加熱室のプラズマトーチと電極に通電して、プラズマトーチから溶鋼の表面にプラズマアークを形成させ、溶鋼の加熱を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開昭61−229451号公報に記載された溶鋼の加熱方法では、タンディッシュの内部に溶鋼の流路を形成するため、タンディッシュの構造が複雑になり、タンディッシュの内張り耐火物の施工が難しく、施工コストが高くなる。しかも、溶鋼の流路を囲むように、誘導加熱装置のコイルを配置するため、流路を構成する耐火物に割れや溶損等が生じ、コイルへの地金の差し込みが発生し、電気的な短絡事故等を招き、加熱装置として安定した使用を行うことに支障がある。
更に、特公平4−52599号公報に記載された方法では、加熱室の雰囲気を安定して維持することができ、プラズマトーチから溶鋼の表面に形成されるプラズマアークを安定させることができるが、プラズマアークの形成された溶鋼の表面が長く加熱され、この部位の溶鋼の温度が極端に高くなって、溶鋼の全体の加熱効率が低下する。
しかも、溶鋼の加熱は、主に加熱室からの輻射熱を利用して行い、耐火物からなる加熱室の下側を溶鋼中に浸漬してタンディッシュの上流側と下流側を完全に区画するため、加熱室の温度が急激に上昇し、内張り耐火物が輻射熱やプラズマアーク熱によって急速に溶損し、加熱室の寿命が低下する。
しかも、加熱室の寿命が低下すると、溶鋼の加熱装置としての寿命も低下するという問題がある。
【0004】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、簡単な構造を用いて耐火物コストを低減し、加熱効率を高め、プラズマアークの着火を良好にしてプラズマアークを安定させることができるプラズマトーチを用いた溶鋼の加熱装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う本発明のプラズマトーチを用いた溶鋼の加熱装置は、タンディッシュを覆い、溶鋼を加熱するプラズマトーチを挿入するための複数の挿入口を設けた加熱室と前記溶鋼の注湯口とを備えた蓋を有し、前記挿入口から挿入され、前記タンディッシュ内に貯湯された溶鋼の上方に配置される前記プラズマトーチを前記挿入口の上方に昇降自在に保持した溶鋼の加熱装置において、
前記プラズマトーチは、アノード側トーチとカソード側トーチを有し、しかも該アノード側トーチとカソード側トーチは、昇降手段によって昇降する昇降台車に取付けられ、該昇降手段により、前記プラズマトーチの先端を、前記溶鋼の表面から上方へ100〜500mmの位置に保持し、
前記タンディッシュ内で、しかも前記溶鋼の注湯口と前記プラズマトーチの挿入口の間に、長手方向側端が前記タンディッシュに隙間の無い状態で取付けられ、かつ前記蓋の下端に上端が密接する上堰を設け、該上堰の下側を前記溶鋼に浸漬させ、前記注湯口から侵入する外気を遮断して、前記加熱室内の酸素濃度を1.0質量%以下にし、
前記プラズマトーチと前記上堰の間隔を250〜800mmにし、
更に、前記上堰の下流側に下堰を設けて、前記上堰の下端の位置に対し、前記下堰の上端の位置を同じ、又は該下堰の上端の位置を高くしている。
これにより、注湯口に挿入したロングノズルから溶鋼を注湯する際、溶鋼に随伴したスラグの加熱室への流入と、注湯口から侵入した空気の加熱室への侵入を抑制して、スラグ及び雰囲気中の酸素濃度に起因する着火不良やプラズマアークの不安定化を防止することができる。
【0006】
ここで、前記プラズマトーチは、アノード側トーチとカソード側トーチを有するので、低電流を用いて電気抵抗を大きくでき、ジュール熱による溶鋼の加熱効率を向上することができる。
【0007】
更に、前記上堰の下流側に下堰を設けるので、上堰により下方に向かう溶鋼の流れを、下堰を用いて上昇する溶鋼の流れにすることができ、この上昇する溶鋼の流れによって、プラズマアークの近傍の溶鋼の表面に溶鋼の流れを形成し、プラズマアークの集中による溶鋼の過剰加熱を抑制し、溶鋼の加熱効率を高めることができる。しかも、加熱室を構成する耐火物への過剰な輻射熱を抑制して耐火物の損耗を少なくし、加熱装置の長寿命化を図ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
ここに、図1は本発明の一実施の形態に係るプラズマトーチを用いた溶鋼の加熱装置の全体図である。
図1に示すように、本発明の一実施の形態に係るプラズマトーチを用いた溶鋼の加熱装置10は、溶鋼11を貯湯するタンディッシュ12と、このタンディッシュ12を覆って溶鋼11の表面上方に加熱室13を形成する蓋14と、加熱室13に形成した挿入口15、16と、タンディッシュ12内の溶鋼11を加熱するプラズマ装置17とを有している。
更に、タンディッシュ12を覆う蓋14には、注湯口18を設けており、この注湯口18からタンディッシュ12内に溶鋼11を供給するロングノズル19が装着されている。
蓋11を被せたタンディッシュ12の内側には、ロングノズル19と加熱室13の間に、溶鋼11の流れ方向に直交して配置されタンディッシュ12の両側部に接する耐火物からなる上堰20を設けている。
上堰20の上端は蓋14の下端に接しており、上堰20の下側は貯湯された溶鋼11内に浸漬するように配置されているので、溶鋼11と共に上流側から流れてくるスラグ21は上側で遮断され、溶鋼11は上堰20の下方を通過できる。
この上堰20の下流側(加熱室側)には、耐火物からなる下堰20aが、溶鋼11の流れ方向に直交して配置されている。下堰20aはその側端部及び下端部がタンディッシュ12の下側両側部及びタンディッシュ12の底面に接して配置され、更に下堰20aの下側中央部には溶鋼11が通過できるトンネル孔20bが形成されている。
タンディッシュ12の底部12aの下流側には、孔22aが設けられ、この孔22aには、図示しない鋳型に溶鋼11を注湯するスライディングノズル(以後SNという)22と浸漬ノズル23が取付けられている。
また、プラズマ装置17は、図示しない電極の周囲からプラズマガスを形成するアルゴンガスの吹き出し孔を備えたアノード側トーチ24とカソード側トーチ25を有し、アノード側トーチ24とカソード側トーチ25は、コード(電線)27、28を介して電源26によって電気的に導通している。
このアノード側トーチ24及びカソード側トーチ25と電源26は、昇降台車29に載置されている。
この昇降台車29には、電動シリンダー等の一般に用いられている図示しない昇降手段が取付けられており、昇降手段の作動によって昇降台車29が下降し、加熱室13の挿入口16、15からアノード側トーチ24とカソード側トーチ25がタンディッシュ12内に挿入される。
【0009】
次に、本発明の一実施の形態に係るプラズマトーチを用いた溶鋼の加熱装置10の動作について説明する。
ロングノズル19を介して注湯口18から溶鋼11をタンディッシュ12に供給し、40トンの溶鋼11が貯湯された時点で、SN22を作動させ浸漬ノズル23から鋳型への注湯を連続して行うと共に、タンディッシュ12内の溶鋼11が常に40トン(一定量)になるように、ロングノズル19から溶鋼11を供給する。
タンディッシュ12内の溶鋼11の量が15トンを超えた際、上堰20の下端が溶鋼11中に浸漬し始めるため、ロングノズル19から溶鋼11に混入したスラグ21は、上堰20で遮断され、加熱室13側への流入が防止される。
【0010】
ロングノズル19からの溶鋼11の供給量が、全供給量(約200トン)の半分を過ぎると、取鍋での放熱によってタンディッシュ12内に注湯された溶鋼11の温度が目標温度よりも低下する。
従って、昇降台車29の昇降手段を作動し、昇降台車29に載置したアノード側トーチ24とカソード側トーチ25を下降させ、アノード側トーチ24とカソード側トーチ25を蓋14に設けた挿入口16、15から、タンディッシュ12内に挿入し、溶鋼11の表面から上方へ100〜500mmの位置にアノード側トーチ24とカソード側トーチ25の先端がくるように保持する。
そして、アノード側トーチ24とカソード側トーチ25の吹き出し孔から溶鋼11の表面に向かうアルゴンガスの流れを形成し、同時に、電源26からアノード側トーチ24とカソード側トーチ25に、1000〜5000アンペアの電流を流してアルゴンガスをイオン化し、プラズマアークを発生させる。
プラズマアークは、アノード側トーチ24と溶鋼11の表面間に発生し、溶鋼11の表面とカソード側トーチ25間にも形成され、このプラズマアークの熱及び輻射熱によって、溶鋼11が加熱される。
【0011】
本実施の形態では、上堰20によって加熱室13に流入するスラグ21の量を抑制しているので、加熱室13内のスラグ厚みを10mm以内に薄くでき、溶鋼11とアノード側トーチ24及びカソード側トーチ25間の電気抵抗を小さくでき、しかも、スラグ厚みを薄くしているため、プラズマアークの溶鋼11への着火が良好になり、プラズマアークを安定して形成することができる。しかも、加熱室13内からの輻射熱を溶鋼11に直に伝熱することができるため、加熱効率を大幅に向上することができる。
更に、上堰20は、長手方向側端がタンディッシュ12の内張り耐火物に隙間の無い状態で取付けられ、しかも、蓋14の下端に上堰20の上端が密接しているので、注湯口18から侵入する外気(酸素)を遮断して酸素濃度を1.0質量%以下にすることができる。
【0012】
その結果、二原子分子である酸素の存在による電気抵抗の増加を抑制できるので、プラズマアークをより安定して形成することができる。
更に、上堰20のタンディッシュ12への取付け条件として、溶鋼11内に浸漬される深さ(浸漬深さ)Hを450mm以上とし、この上堰20の下方を溶鋼11が通過できるようにすることにより、タンディッシュ12内の溶鋼11のレベルが複数取鍋を連続して鋳造するいわゆる連々鋳造による取鍋交換等によって低下した場合でも、加熱室13側へのスラグ21の流れ込みを防止できる。
上堰20とアノード側トーチ24の間隔Lは、250〜800mmにすると良く、間隔Lが250mm未満では、上堰20がプラズマアークの熱影響を受け、亀裂の発生や溶損によって損耗する。一方、間隔Lが800mmを超えると、加熱室13の容量が大きくなり過ぎて、加熱室13の内側の輻射熱による溶鋼11の加熱効率が低下する。
また、通常でのタンディッシュ12内の溶鋼11の流れをみると、下方部は、ロングノズル19から浸漬ノズル23の方向に向かう流れが形成されている。しかし、上方部では、ロングノズル19から浸漬ノズル23の方向に向かう流れが弱くなり、特に、プラズマアークによって加熱する溶鋼11で滞留が発生する。
この滞留が存在する状態で加熱を行なった場合、火点近傍の溶鋼11が過剰に加熱されて気化し、プラズマアーク熱や輻射熱による溶鋼11全体の加熱効率が低下する。
【0013】
本実施の形態では、トンネル孔20bを有する下堰20aによって、図中矢印で示す溶鋼11の流れを形成するので、プラズマアークの火点近傍での滞留を防止し、火点近傍に新しい溶鋼11を供給することにより、火点近傍の溶鋼11の過剰な加熱を防止し、プラズマアーク熱及び輻射熱による溶鋼11の加熱が促進され、加熱の熱効率をより向上させることができる。
しかも、上堰20と下堰20aについて、上堰20の下端の位置に対し、下堰20aの上端を同じにするか、あるいは下堰20aの上端を高くすることにより、スラグ21を遮断する効果を高めることができる。
【0014】
このように加熱された溶鋼11は、SN22から浸漬ノズル23を経て、鋳型に注湯され、鋳型による冷却と支持セグメントからの散水によって凝固し、鋳片として後工程に搬送される。
【0015】
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、上記した形態に限定されるものでなく、要旨を逸脱しない条件の変更等は全て本発明の適用範囲である。
例えば、加熱室にアルゴンガスの吹き込み孔を設け、この吹き込み孔から加熱室内にアルゴンガスを吹き込んで雰囲気置換を行うことができる。
【0016】
【発明の効果】
請求項1記載のプラズマトーチを用いた溶鋼の加熱装置は、タンディッシュを覆い、溶鋼を加熱するプラズマトーチを挿入するための複数の挿入口を設けた加熱室と溶鋼の注湯口とを備えた蓋を有し、挿入口から挿入されタンディッシュ内に貯湯された溶鋼の上方に配置されるプラズマトーチを挿入口の上方に昇降自在に保持した溶鋼の加熱装置において、タンディッシュ内で、しかも溶鋼の注湯口とプラズマトーチの挿入口の間に上堰を設け、上堰の下側を溶鋼に浸漬しているので、簡単な構造を用いてプラズマアークの形成を安定させることができ、輻射熱やプラズマアーク熱等による耐火物の損耗を少なくして加熱装置の長寿命化を図ることができる。しかも、溶鋼を鋳造した鋳片の品質を向上させることができる。
【0017】
特に、プラズマトーチは、アノード側トーチとカソード側トーチを有するので、溶鋼の加熱効率をより高め、加熱処理コストを低減することができる。
【0018】
上堰の下流側に下堰を設けているので、プラズマアーク熱及び輻射熱による溶鋼の偏熱を抑制し、溶鋼の加熱効率を高めることができ、浸漬ノズルの詰まりを解消して鋳造作業を安定して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るプラズマトーチを用いた溶鋼の加熱装置の全体図である。
【符号の説明】
10:加熱装置、11:溶鋼、12:タンディッシュ、12a:底部、13:加熱室、14:蓋、15:挿入口、16:挿入口、17:プラズマ装置、18:注湯口、19:ロングノズル、20:上堰、20a:下堰、20b:トンネル孔、21:スラグ、22:スライディングノズル、22a:孔、23:浸漬ノズル、24:アノード側トーチ、25:カソード側トーチ、26:電源、27:コード、28:コード、29:昇降台車
Claims (1)
- タンディッシュを覆い、溶鋼を加熱するプラズマトーチを挿入するための複数の挿入口を設けた加熱室と前記溶鋼の注湯口とを備えた蓋を有し、前記挿入口から挿入され、前記タンディッシュ内に貯湯された溶鋼の上方に配置される前記プラズマトーチを前記挿入口の上方に昇降自在に保持した溶鋼の加熱装置において、
前記プラズマトーチは、アノード側トーチとカソード側トーチを有し、しかも該アノード側トーチとカソード側トーチは、昇降手段によって昇降する昇降台車に取付けられ、該昇降手段により、前記プラズマトーチの先端を、前記溶鋼の表面から上方へ100〜500mmの位置に保持し、
前記タンディッシュ内で、しかも前記溶鋼の注湯口と前記プラズマトーチの挿入口の間に、長手方向側端が前記タンディッシュに隙間の無い状態で取付けられ、かつ前記蓋の下端に上端が密接する上堰を設け、該上堰の下側を前記溶鋼に浸漬させ、前記注湯口から侵入する外気を遮断して、前記加熱室内の酸素濃度を1.0質量%以下にし、
前記プラズマトーチと前記上堰の間隔を250〜800mmにし、
更に、前記上堰の下流側に下堰を設けて、前記上堰の下端の位置に対し、前記下堰の上端の位置を同じ、又は該下堰の上端の位置を高くしたことを特徴とするプラズマトーチを用いた溶鋼の加熱装置。
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