JP2002224803A - プラズマトーチを用いた溶鋼の加熱装置 - Google Patents

プラズマトーチを用いた溶鋼の加熱装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造を用いて耐火物コストを低減し、
加熱効率を高め、プラズマアークの着火を良好にしてプ
ラズマアークを安定させることができるプラズマトーチ
を用いた溶鋼の加熱装置を提供する。 【解決手段】 タンディッシュ12を覆い、溶鋼11を
加熱するプラズマトーチ24、25を挿入するための複
数の挿入口16、15を設けた加熱室13と溶鋼11の
注湯口18とを備えた蓋14を有し、挿入口16、15
から挿入され、タンディッシュ12内に貯湯された溶鋼
11の上方に配置されるプラズマトーチ24、25を挿
入口16、15の上方に昇降自在に保持した溶鋼の加熱
装置10において、タンディッシュ12内で、しかも溶
鋼11の注湯口18とプラズマトーチ24、25の挿入
口16、15の間に上堰20を設け、上堰20の下側を
溶鋼11に浸漬している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマトーチを
用いてタンディッシュ内の溶鋼を加熱する際に、簡単な
構造を用い、プラズマアークを安定して形成し、加熱効
率を高めることができるプラズマトーチを用いた溶鋼の
加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鋳片は、溶鋼をタンディッシュか
ら鋳型に注湯し、鋳型による冷却と、支持セグメントか
らの散水による冷却を行って、この溶鋼を完全に凝固さ
せてからピンチロールで引き抜く連続鋳造によって製造
される。この連続鋳造では、取鍋内の溶鋼の半量程度を
注湯した後(中期以降)の鋳造において、鋳造時間の経
過と共に、溶鋼の温度が取鍋からの放熱によって0.1
〜0.5℃低下し、タンディッシュに注湯した溶鋼の温
度が目標温度よりも低くなり、鋳造途中で浸漬ノズルの
詰まりを生じ、鋳造作業の中断や鋳型内の湯面変動によ
る鋳片の品質低下等の問題が発生している。この対策と
して、特開昭61−229451号公報に記載されてい
るように、タンディッシュの内部に溶鋼の流路を形成
し、この流路を囲むように誘導加熱装置を配置して、こ
の誘導加熱装置に通電することにより、ジュール熱によ
って溶鋼を加熱し、放熱による温度低下を保障してい
る。更に、特公平4−52599号公報に記載されてい
るように、タンディッシュの蓋の一部に、一本のプラズ
マトーチを取付けた加熱室を設け、この加熱室の下側を
溶鋼中に浸漬して周囲から区画しておき、更に、加熱室
の外側に設けた電極を溶鋼中に浸漬しておき、この加熱
室のプラズマトーチと電極に通電して、プラズマトーチ
から溶鋼の表面にプラズマアークを形成させ、溶鋼の加
熱を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
61−229451号公報に記載された溶鋼の加熱方法
では、タンディッシュの内部に溶鋼の流路を形成するた
め、タンディッシュの構造が複雑になり、タンディッシ
ュの内張り耐火物の施工が難しく、施工コストが高くな
る。しかも、溶鋼の流路を囲むように、誘導加熱装置の
コイルを配置するため、流路を構成する耐火物に割れや
溶損等が生じ、コイルへの地金の差し込みが発生し、電
気的な短絡事故等を招き、加熱装置として安定した使用
を行うことに支障がある。更に、特公平4−52599
号公報に記載された方法では、加熱室の雰囲気を安定し
て維持することができ、プラズマトーチから溶鋼の表面
に形成されるプラズマアークを安定させることができる
が、プラズマアークの形成された溶鋼の表面が長く加熱
され、この部位の溶鋼の温度が極端に高くなって、溶鋼
の全体の加熱効率が低下する。しかも、溶鋼の加熱は、
主に加熱室からの輻射熱を利用して行い、耐火物からな
る加熱室の下側を溶鋼中に浸漬してタンディッシュの上
流側と下流側を完全に区画するため、加熱室の温度が急
激に上昇し、内張り耐火物が輻射熱やプラズマアーク熱
によって急速に溶損し、加熱室の寿命が低下する。しか
も、加熱室の寿命が低下すると、溶鋼の加熱装置として
の寿命も低下するという問題がある。
【0004】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、簡単な構造を用いて耐火物コストを低減し、加熱効
率を高め、プラズマアークの着火を良好にしてプラズマ
アークを安定させることができるプラズマトーチを用い
た溶鋼の加熱装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う本発明の
プラズマトーチを用いた溶鋼の加熱装置は、タンディッ
シュを覆い、溶鋼を加熱するプラズマトーチを挿入する
ための複数の挿入口を設けた加熱室と前記溶鋼の注湯口
とを備えた蓋を有し、前記挿入口から挿入され、前記タ
ンディッシュ内に貯湯された溶鋼の上方に配置される前
記プラズマトーチを前記挿入口の上方に昇降自在に保持
した溶鋼の加熱装置において、前記タンディッシュ内
で、しかも前記溶鋼の注湯口と前記プラズマトーチの挿
入口の間に上堰を設け、該上堰の下側を前記溶鋼に浸漬
している。これにより、注湯口に挿入したロングノズル
から溶鋼を注湯する際、溶鋼に随伴したスラグの加熱室
への流入と、注湯口から侵入した空気の加熱室への侵入
を抑制して、スラグ及び雰囲気中の酸素濃度に起因する
着火不良やプラズマアークの不安定化を防止することが
できる。
【0006】ここで、前記プラズマトーチは、アノード
側トーチとカソード側トーチを有するのがよい。これに
より、低電流を用いて電気抵抗を大きくでき、ジュール
熱による溶鋼の加熱効率を向上することができる。
【0007】更に、前記上堰の下流側に下堰を設けるの
が好ましい。上堰により下方に向かう溶鋼の流れを、下
堰を用いて上昇する溶鋼の流れにすることができ、この
上昇する溶鋼の流れによって、プラズマアークの近傍の
溶鋼の表面に溶鋼の流れを形成し、プラズマアークの集
中による溶鋼の過剰加熱を抑制し、溶鋼の加熱効率を高
めることができる。しかも、加熱室を構成する耐火物へ
の過剰な輻射熱を抑制して耐火物の損耗を少なくし、加
熱装置の長寿命化を図ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の一実施の形
態に係るプラズマトーチを用いた溶鋼の加熱装置の全体
図である。図1に示すように、本発明の一実施の形態に
係るプラズマトーチを用いた溶鋼の加熱装置10は、溶
鋼11を貯湯するタンディッシュ12と、このタンディ
ッシュ12を覆って溶鋼11の表面上方に加熱室13を
形成する蓋14と、加熱室13に形成した挿入口15、
16と、タンディッシュ12内の溶鋼11を加熱するプ
ラズマ装置17とを有している。更に、タンディッシュ
12を覆う蓋14には、注湯口18を設けており、この
注湯口18からタンディッシュ12内に溶鋼11を供給
するロングノズル19が装着されている。蓋11を被せ
たタンディッシュ12の内側には、ロングノズル19と
加熱室13の間に、溶鋼11の流れ方向に直交して配置
されタンディッシュ12の両側部に接する耐火物からな
る上堰20を設けている。上堰20の上端は蓋14の下
端に接しており、上堰20の下側は貯湯された溶鋼11
内に浸漬するように配置されているので、溶鋼11と共
に上流側から流れてくるスラグ21は上側で遮断され、
溶鋼11は上堰20の下方を通過できる。この上堰20
の下流側(加熱室側)には、耐火物からなる下堰20a
が、溶鋼11の流れ方向に直交して配置されている。下
堰20aはその側端部及び下端部がタンディッシュ12
の下側両側部及びタンディッシュ12の底面に接して配
置され、更に下堰20aの下側中央部には溶鋼11が通
過できるトンネル孔20bが形成されている。タンディ
ッシュ12の底部12aの下流側には、孔22aが設け
られ、この孔22aには、図示しない鋳型に溶鋼11を
注湯するスライディングノズル(以後SNという)22
と浸漬ノズル23が取付けられている。また、プラズマ
装置17は、図示しない電極の周囲からプラズマガスを
形成するアルゴンガスの吹き出し孔を備えたアノード側
トーチ24とカソード側トーチ25を有し、アノード側
トーチ24とカソード側トーチ25は、コード(電線)
27、28を介して電源26によって電気的に導通して
いる。このアノード側トーチ24及びカソード側トーチ
25と電源26は、昇降台車29に載置されている。こ
の昇降台車29には、電動シリンダー等の一般に用いら
れている図示しない昇降手段が取付けられており、昇降
手段の作動によって昇降台車29が下降し、加熱室13
の挿入口16、15からアノード側トーチ24とカソー
ド側トーチ25がタンディッシュ12内に挿入される。
【0009】次に、本発明の一実施の形態に係るプラズ
マトーチを用いた溶鋼の加熱装置10の動作について説
明する。ロングノズル19を介して注湯口18から溶鋼
11をタンディッシュ12に供給し、40トンの溶鋼1
1が貯湯された時点で、SN21を作動させ浸漬ノズル
23から鋳型への注湯を連続して行うと共に、タンディ
ッシュ12内の溶鋼11が常に40トン(一定量)にな
るように、ロングノズル19から溶鋼11を供給する。
タンディッシュ12内の溶鋼11の量が15トンを超え
た際、上堰20の下端が溶鋼11中に浸漬し始めるた
め、ロングノズル19から溶鋼11に混入したスラグ2
1は、上堰20で遮断され、加熱室13側への流入が防
止される。
【0010】ロングノズル19からの溶鋼11の供給量
が、全供給量(約200トン)の半分を過ぎると、取鍋
での放熱によってタンディッシュ12内に注湯された溶
鋼11の温度が目標温度よりも低下する。従って、昇降
台車29の昇降手段を作動し、昇降台車29に載置した
アノード側トーチ24とカソード側トーチ25を下降さ
せ、アノード側トーチ24とカソード側トーチ25を蓋
14に設けた挿入口16、15から、タンディッシュ1
2内に挿入し、溶鋼11の表面から上方へ100〜50
0mmの位置にアノード側トーチ24とカソード側トー
チ25の先端がくるように保持する。そして、アノード
側トーチ24とカソード側トーチ25の吹き出し孔から
溶鋼11の表面に向かうアルゴンガスの流れを形成し、
同時に、電源26からアノード側トーチ24とカソード
側トーチ25に、1000〜5000アンペアの電流を
流してアルゴンガスをイオン化し、プラズマアークを発
生させる。プラズマアークは、アノード側トーチ24と
溶鋼11の表面間に発生し、溶鋼11の表面とカソード
側トーチ25間にも形成され、このプラズマアークの熱
及び輻射熱によって、溶鋼11が加熱される。
【0011】本実施の形態では、上堰20によって加熱
室13に流入するスラグ21の量を抑制しているので、
加熱室13内のスラグ厚みを10mm以内に薄くでき、
溶鋼11とアノード側トーチ24及びカソード側トーチ
25間の電気抵抗を小さくでき、しかも、スラグ厚みを
薄くしているため、プラズマアークの溶鋼11への着火
が良好になり、プラズマアークを安定して形成すること
ができる。しかも、加熱室13内からの輻射熱を溶鋼1
1に直に伝熱することができるため、加熱効率を大幅に
向上することができる。更に、上堰20は、長手方向側
端がタンディッシュ12の内張り耐火物に隙間の無い状
態で取付けられ、しかも、蓋14の下端に上堰20の上
端が密接しているので、注湯口18から侵入する外気
(酸素)を遮断して酸素濃度を1.0重量%以下にする
ことができる。
【0012】その結果、二原子分子である酸素の存在に
よる電気抵抗の増加を抑制できるので、プラズマアーク
をより安定して形成することができる。更に、上堰20
のタンディッシュ12への取付け条件として、溶鋼11
内に浸漬される深さ(浸漬深さ)Hを450mm以上と
し、この上堰20の下方を溶鋼11が通過できるように
することにより、タンディッシュ12内の溶鋼11のレ
ベルが複数取鍋を連続して鋳造するいわゆる連々鋳造に
よる取鍋交換等によって低下した場合でも、加熱室13
側へのスラグ21の流れ込みを防止できる。上堰20と
アノード側トーチ24の間隔Lは、250〜800mm
にすると良く、間隔Lが250mm未満では、上堰20
がプラズマアークの熱影響を受け、亀裂の発生や溶損に
よって損耗する。一方、間隔Lが800mmを超える
と、加熱室13の容量が大きくなり過ぎて、加熱室13
の内側の輻射熱による溶鋼11の加熱効率が低下する。
また、通常でのタンディッシュ12内の溶鋼11の流れ
をみると、下方部は、ロングノズル19から浸漬ノズル
23の方向に向かう流れが形成されている。しかし、上
方部では、ロングノズル19から浸漬ノズル23の方向
に向かう流れが弱くなり、特に、プラズマアークによっ
て加熱する溶鋼11で滞留が発生する。この滞留が存在
する状態で加熱を行なった場合、火点近傍の溶鋼11が
過剰に加熱されて気化し、プラズマアーク熱や輻射熱に
よる溶鋼11全体の加熱効率が低下する。
【0013】本実施の形態では、トンネル孔20bを有
する下堰20aによって、図中矢印で示す溶鋼11の流
れを形成するので、プラズマアークの火点近傍での滞留
を防止し、火点近傍に新しい溶鋼11を供給することに
より、火点近傍の溶鋼11の過剰な加熱を防止し、プラ
ズマアーク熱及び輻射熱による溶鋼11の加熱が促進さ
れ、加熱の熱効率をより向上させることができる。しか
も、上堰20と下堰20aについて、上堰20の下端の
位置に対し、下堰20aの上端を同じにするか、あるい
は下堰20aの上端を高くすることにより、スラグ21
を遮断する効果を高めることができる。
【0014】このように加熱された溶鋼11は、SN2
2から浸漬ノズル23を経て、鋳型に注湯され、鋳型に
よる冷却と支持セグメントからの散水によって凝固し、
鋳片として後工程に搬送される。
【0015】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明は、上記した形態に限定されるものでなく、要旨
を逸脱しない条件の変更等は全て本発明の適用範囲であ
る。例えば、加熱室にアルゴンガスの吹き込み孔を設
け、この吹き込み孔から加熱室内にアルゴンガスを吹き
込んで雰囲気置換を行うことができる。更に、上堰の構
造について、ロングノズルから加熱室側に流れる溶鋼を
完全に遮断する堰にし、この堰にトンネル孔を設け、ト
ンネル孔から溶鋼を加熱室に供給するようにすることが
できる。
【0016】
【発明の効果】請求項1〜3記載のプラズマトーチを用
いた溶鋼の加熱装置は、タンディッシュを覆い、溶鋼を
加熱するプラズマトーチを挿入するための複数の挿入口
を設けた加熱室と溶鋼の注湯口とを備えた蓋を有し、挿
入口から挿入されタンディッシュ内に貯湯された溶鋼の
上方に配置されるプラズマトーチを挿入口の上方に昇降
自在に保持した溶鋼の加熱装置において、タンディッシ
ュ内で、しかも溶鋼の注湯口とプラズマトーチの挿入口
の間に上堰を設け、上堰の下側を溶鋼に浸漬しているの
で、簡単な構造を用いてプラズマアークの形成を安定さ
せることができ、輻射熱やプラズマアーク熱等による耐
火物の損耗を少なくして加熱装置の長寿命化を図ること
ができる。しかも、溶鋼を鋳造した鋳片の品質を向上さ
せることができる。
【0017】特に、請求項2記載のプラズマトーチを用
いた溶鋼の加熱装置は、プラズマトーチは、アノード側
トーチとカソード側トーチを有するので、溶鋼の加熱効
率をより高め、加熱処理コストを低減することができ
る。
【0018】請求項3記載のプラズマトーチを用いた溶
鋼の加熱装置は、上堰の下流側に下堰を設けているの
で、プラズマアーク熱及び輻射熱による溶鋼の偏熱を抑
制し、溶鋼の加熱効率を高めることができ、浸漬ノズル
の詰まりを解消して鋳造作業を安定して行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るプラズマトーチを
用いた溶鋼の加熱装置の全体図である。
【符号の説明】
10:加熱装置、11:溶鋼、12:タンディッシュ、
12a:底部、13:加熱室、14:蓋、15:挿入
口、16:挿入口、17:プラズマ装置、18:注湯
口、19:ロングノズル、20:上堰、20a:下堰、
20b:トンネル孔、21:スラグ、22:スライディ
ングノズル、22a:孔、23:浸漬ノズル、24:ア
ノード側トーチ、25:カソード側トーチ、26:電
源、27:コード、28:コード、29:昇降台車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西原 良治 福岡県北九州市戸畑区飛幡町1番1号 新 日本製鐵株式会社八幡製鐵所内 (72)発明者 繁永 泰男 福岡県北九州市戸畑区飛幡町1番1号 新 日本製鐵株式会社八幡製鐵所内 (72)発明者 朝野 三司 福岡県北九州市戸畑区飛幡町1番1号 新 日本製鐵株式会社八幡製鐵所内 Fターム(参考) 4E014 AA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンディッシュを覆い、溶鋼を加熱する
    プラズマトーチを挿入するための複数の挿入口を設けた
    加熱室と前記溶鋼の注湯口とを備えた蓋を有し、前記挿
    入口から挿入され、前記タンディッシュ内に貯湯された
    溶鋼の上方に配置される前記プラズマトーチを前記挿入
    口の上方に昇降自在に保持した溶鋼の加熱装置におい
    て、前記タンディッシュ内で、しかも前記溶鋼の注湯口
    と前記プラズマトーチの挿入口の間に上堰を設け、該上
    堰の下側を前記溶鋼に浸漬していることを特徴とするプ
    ラズマトーチを用いた溶鋼の加熱装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプラズマトーチを用いた
    溶鋼の加熱装置において、前記プラズマトーチはアノー
    ド側トーチとカソード側トーチを有することを特徴とす
    るプラズマトーチを用いた溶鋼の加熱装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のプラズマトーチを
    用いた溶鋼の加熱装置において、前記上堰の下流側に下
    堰を設けたことを特徴とするプラズマトーチを用いた溶
    鋼の加熱装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002283016A (ja) * 2001-03-23 2002-10-02 Nippon Steel Corp プラズマトーチを用いたタンディッシュ内溶鋼の加熱装置
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JP2005170746A (ja) * 2003-12-11 2005-06-30 Nippon Steel Corp シリコン精錬におけるスラグ分離方法
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CN101774014B (zh) * 2008-12-16 2012-07-04 中国第一重型机械股份公司 一种带有挡渣堰的真空铸锭用中间包

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