JP4455749B2 - プローブ要素の固着装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プローブ要素をプローブユニットの配線に固着する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
集積回路や液晶表示パネル等の平板状被検査体の通電検査をする装置においては、被検査体の電極とテスタとをプローブカードやプローブブロック等の電気的接続装置を用いて電気的に接続している。
【0003】
この種の電気的接続装置の1つとして、電気絶縁性シート状部材の一方の面に複数の配線を形成し、各配線にプローブ要素としての接触子を半田のような導電性接着材により接着したシート状のプローブユニットを用いる技術が提案されている。
【0004】
この種のプローブユニットは、平板状被検査体の配置ピッチが小さく、プローブ要素の配置ピッチ及びプローブ要素自体の寸法が小さいことから、プローブ要素を他のシート状部材に配線と同じ配列に形成し、それらプローブ要素を配線に一括して固着することにより、製作することができる。
【0005】
しかし、平板状被検査体やプローブ要素等の配置ピッチ等が小さく、プローブ要素自体が小さいと、導電性接着材によるプローブ要素と配線との間の固着力が小さい。そのなプローブユニットでは、使用(通電検査)途中において、プローブ要素が配線から剥がれることがある。そのような場合、プローブ要素を配線に再度固着する修復作業が行われる。
【0006】
【解決しようとする課題】
しかし、平板状被検査体やプローブ要素等の配置ピッチが小さく、プローブ要素自体が小さいから、再固着作業を人手により行うことがきわめて難しい。また、そのように微少なプローブ要素を配線に再固着作業を実行する装置も、実用に供されていないし、提案されてもいない。
【0007】
本発明の目的は、微少なプローブ要素を配線に容易にかつ正確に固着することができるようにすることにある。
【0008】
【解決手段、作用及び効果】
本発明に係る、プローブ要素をプローブユニットの配線に固着する装置は、固着すべきプローブ要素を把持する把持手段であって、前記プローブ要素を一対の把持片のばね性を有する先端部の先端で挟む把持具及び前記把持片の先端を開閉させるべく前記把持具に結合された一対の開閉片を有する開閉具を備える把持手段と、前記プローブユニットを受けるステージと、前記把持手段に把持されたプローブ要素と前記ステージに受けられたプローブユニットとを三次元的に相対的に移動させる駆動手段と、前記プローブ要素を前記配線に固着させるべく、前記各把持片に配置されて各把持片の先端を加熱する加熱コイルを備える加熱手段とを含む。
【0009】
把持手段に把持されたプローブ要素は、プローブユニットがステージに受けられた状態で把持手段とプローブユニットとが相対的に移動されて、補修すべき配線上に置かれ、その後導電性接着材、前記プローブ要素又は前記配線が加熱手段により加熱されることにより、所定の配線に固着される。このため、微少なプローブ要素を配線に容易にかつ正確に固着することができる。
【0010】
前記把持手段が、前記プローブ要素を一対の把持片の先端で挟む把持具と、前記把持片の先端を開閉させるべく前記把持具に結合された一対の開閉片を有する開閉具とを備えるならば、微少なプローブ要素を把持具に確実に把持してその状態に維持することができる。
【0011】
前記把持片の先端部がばね性を有するならば、微少プローブ要素を把持片により確実に把持してその状態に確実に維持することができる。
【0012】
前記把持手段は、さらに、前記両把持片の先端を開閉させるべく前記両開閉片を相対的に変位させるねじを備えることができる。そのようにすれば、把持具による微少プローブ要素の把持及びその解放を容易にかつ確実に行うことができ、固着作業がより容易になる。
【0013】
前記駆動手段は把持手段を支持すると共に前記ステージに対し三次元的に移動させる移動機構を備えることができる。しかし、プローブユニットを把持手段に対して移動させるようにしてもよい。
【0014】
前記加熱手段が、前記各把持片に配置されて各把持片の先端を加熱する加熱コイルを備えるならば、プローブ要素を配線に半田のような導電性接着材により固着することができる。
【0015】
加熱手段は、さらに、前記プローブ要素に付着された導電性接着材を予め加熱する予備加熱部を備えることができる。そのようにすれば、導電性接着材が予熱されている分、固着作業時間が短縮する。
【0016】
固着装置は、さらに、前記プローブ要素を前記プローブユニットの配線に固着する作業を行う空間に不活性ガスを供給するガス供給ノズルを含むことができる。そのようにすれば、プローブ要素及び配線の加熱された部分の酸化を防止することができる。
【0017】
前記プローブ要素を前記プローブユニットの配線に固着する箇所を前記ステージの上方から観察可能の光学顕微鏡を含むことができる。そのようにすれば、把持具による微少なプローブ要素の把持及びその解放をより容易にかつより確実に行うことができ、固着作業がより容易になる。
【0018】
前記ステージは、受けたプローブユニットを少なくとも水平面内で一方向へ移動させる手動操作の駆動つまみを備えることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
固着装置10は、図6に示すようなシート状プローブユニット12の補修に用いられる。プローブユニット12は、複数の配線14をポリイミドフィルムのような電気絶縁性シート状部材16の一方の面に並列的に形成し、各配線14にプローブ要素としての接触子18を半田のような導電性接着材20により接着している。
【0020】
配線14は、シート状部材16に一端から他端部に向けて平行に伸びる帯状の形状を有しており、また検査すべき平板状被検査体の電極の配列ピッチと同じピッチに配列されている。配線14は、印刷配線技術のような公知の技術によりシート状部材16に形成される。
【0021】
各プローブ要素18は、導電性の座22と、座22の上面に形成された導電性の接触子24とを備えている。各座22は、配線14の幅寸法とほぼ同じ幅寸法と、座22の幅寸法より大きいが配線14より短い長さ寸法とを有する長い板の形を有しており、配線14の長手方向へ伸びる状態に下面において配線14の上面に固着されている。
【0022】
各接触子24は、座22から突出する突起電極であり、図示の例では角錐状の形状を有しており、角錐形の底面において座22に続いている。各接触子24は、円錐形、半球形等他の形状を有していてもよい。プローブ要素18は、電柱法のような公知の技術により製作することができる。
【0023】
図示の例では、プローブユニット12は、プローブ要素が配線14aから剥がれている。固着装置10は、プローブ要素が剥がれた配線14aにプローブ要素18aを再度固着する作業に用いられる。再度の固着に用いるプローブ要素18aは、剥がれたプローブ要素自体であってもよいし、新たなプローブ要素であってもよい。しかし、再固着に用いるプローブ要素18aは、座22の下面の導電性接着材20aを有している。
【0024】
図1〜図6を参照するに、固着装置10は、板状のベース30と、プローブユニット12を受けるようにベース30に組み付けられた作業ステージ32と、固着すべきプローブ要素18aを把持するマニピュレータ34と、プローブ要素18aに付けられた導電性接着材20を予備加熱する予備加熱ステージ36と、再固着箇所を観察する光学的な顕微鏡38と、固着作業を行う作業空間に不活性ガスを供給するガス供給ノズル40とを含む。
【0025】
ベース30は、図示の例では、作業テーブルに設置される形状を有している。しかし、ベース30自体が作業テーブルの台であってもよい。
【0026】
作業ステージ32は、ベース30の上に配置された基台42と、基台42に支持されたYステージ44と、Yステージ44に支持されたXステージ46とを備える手動操作のXYステージであり、プローブユニット12をXステージ46の上に受ける。
【0027】
作業ステージ32は、また、Yステージ44を基台42に対しY方向(前後方向)へ移動させるYつまみ48と、Xステージ46をYステージ44に対しX方向(左右方向)へ移動させるXつまみ50とを備えており、両つまみ48,50を回すことにより、Xステージ46に受けたプローブユニット12を水平面内で二次元的に移動させる。
【0028】
マニピュレータ34は、ベース30に設置されたハウジング52の上に組み付けられた駆動ステージ54を備えている。ハウジング52及び駆動ステージ54は、作業ステージ32の左隣に配置されている。
【0029】
駆動ステージ54は、ハウジング52に支持されたZステージ56と、Zステージ56に支持されたXステージ58と、Xステージ58に支持されたYステージ60とを備える手動操作のXYZステージであり、Yステージ60の上に逆L字状の支持具62を組み付けている。
【0030】
駆動ステージ54は、また、ステージ56,58及び60をそれぞれハウジング52、ステージ56及びステージ58に対しZ方向(上下方向)、X方向及びY方向へ移動させるZつまみ64、Xつまみ66及びYつまみ68を備えており、それらのつまみ64,66,68を回すことにより、支持具62を三次元的に移動させる。
【0031】
支持具62の一端部はYステージ60に組み付けられており、一端部から曲げられた他端部は駆動ステージ54の右側を上下方向へ伸びている。
【0032】
開閉具70は、逆L字状に曲げられた長尺の一対の開閉片を有する。各開閉片の一端部はガイド72に組み付けられてX方向へ伸びており、一端部から曲げられた他端部は支持具62の右側を上下方向へ伸びている。両開閉片の他端部は、下端側(先端側)において交差されて枢軸ピン74により鋏状に組み合わされている。枢軸ピン74は、支持具62の他端部に組み付けられている。
【0033】
ガイド72は、リニアレールと2つのリニアガイドとを用いたリニアガイド機構である。リニアレールは支持具62の上にY方向へ伸びる状態に組み付けられており、両リニアガイドはリニアレールの上側にリニアレールの長手方向へ移動可能に受けられている。
【0034】
開閉具70の各開閉片は、ガイド72のリニアガイドに組み付けられている。このため、両開閉片はY方向へ個々に移動可能である。しかし、両開閉片の移動は両開閉片に螺合された調整ねじ76により規制される。
【0035】
調整ねじ76は、つまみ部からY方向へ伸びる2つのねじ部を有しており、各ねじ部において開閉具70の開閉片に螺合されている。調整ねじ76の両ねじ部は互いに逆方向のいわゆる逆ねじに形成されており、したがって両開閉片は調整ねじ76の回転により相寄り相離れる方向へ同期して回転される。
【0036】
開閉具70の両開閉片は、引っ張りコイルばね78により相寄る方向へ付勢されている。これにより、開閉具70の遊びが吸収され、両開閉片の先端の相対的な移動が正確に行われる。これにより、開閉具70の先端部に組み付けられた把持具80の開閉片の先端(下端)の相対的な移動も正確に行われる。
【0037】
把持具80は、プローブ要素18aを一対の把持片の先端で共同して挟むように、ピンセット状に形成されている。各把持片は、図5に示すように、タングステンのような金属材料から湾曲した棒状に形成された加熱部82と、加熱部82の上部に断熱シート84を介して巻き掛けられたコイル状の発熱部86と、発熱部86の外側の領域を覆う断熱シート88と、発熱部86及び断熱シート88の周り覆う断熱性の保持パイプ90とを備えている。
【0038】
各把持片は、両把持片の先端が開閉可能に、保持パイプ90において開閉具70の開閉片に組み付けられている。発熱部86は、第1の温度制御器92から一対のリード線94を介して供給される加熱電力により昇温して発熱する電熱式のヒータであり、加熱部82を加熱する。
【0039】
把持具80の各把持片の先端は、プローブ要素18aを容易にかつ確実に把持しやすいように、上部よりも断面形状において小さくされていると共に、平坦な内側面80aとされてり、さらにばね性を有している。この内側面80aは、座22の幅寸法より小さく、プローブ要素18aの高さ寸法より大きい。
【0040】
把持具80の先端は、開閉具70の先端部が調整ねじ76により相寄る方向へ移動されることにより、プローブ要素18aを把持しかつその状態に維持するように閉じられ、開閉具70の開閉片が調整ねじ76により相離れる方向へ移動されることにより、把持しているプローブ要素18aを解放するように開かれる。このため、微少なプローブ要素18aを把持具80に容易にかつ確実に把持してその状態に維持することができるし、プローブ要素18aを把持具80から容易にかつ確実に解放することができる。
【0041】
予備加熱ステージ36は、厚い板状ブロックの形に形成されており、また作業ステージ32に対するプローブユニット12の配置及び除去作業と、配線14aへのプローブ要素18aの再固着作業とを妨げないように、作業ステージ32に配置されている。
【0042】
予備加熱ステージ36は、加熱電流が内部の発熱体に第2の温度制御器96から一対のリード線98を介して供給されることにより発熱して、少なくとも上面を加熱する。予備加熱ステージ36の発熱体も電熱式のヒータである。予備加熱ステージ36は、再固着に先だって、所定の温度に加熱されている。予備加熱ステージ36は、半田のような導電性接着材を溶融状態で貯留する貯留ステージであってもよい。
【0043】
顕微鏡38は、逆L字状に結合された一対の組み付け具100によりベース30に組み付けられている。顕微鏡38の対物レンズは、配線14aへのプローブ要素18aの再固着作業箇所及びその近傍を観察可能に下方に向けられている。ガス供給ノズル40は、不活性ガスの供給源102に連結されている。
【0044】
上記固着装置10による再固着作業について、以下に説明する。
【0045】
先ず、補修すべきプローブユニット12が配線14を上にした状態に作業ステージ32に配置されると共に、把持具80の発熱部86に通電されて加熱部82が所定の温度に維持される。
【0046】
次いで、プローブ要素18aがマニピュレータ34の把持具80により把持されて、予備加熱ステージ36に載せされる。これにより、プローブ要素18aの下面に付けられている導電性接着材20aが溶融される。このステップは、マニピュレータ34の駆動ステージ54により行われる。
【0047】
次いで、マニピュレータ34の把持具80が駆動ステージ54により所定の高さ位置に上昇された状態で、マニピュレータ34の把持具80と作業ステージ32上のプローブユニット12とが水平の面内で二次元的に移動されて、プローブ要素18aが配線14aの補修箇所の上方に移動される。このステップは、作業ステージ32又は駆動ステージ54により行われる。
【0048】
マニピュレータ34の把持具80によるプローブ要素18aの把持は、把持具80の先端を図6に示すように開閉具70により開いた状態で、プローブ要素18aが把持部80の先端の間に位置するように、把持具80を駆動ステージ54により移動させ、その後把持具80の先端を開閉具70により閉じることにより、行れる。
【0049】
次いで、把持具80が図6に示すように駆動ステージ54により下げられて、プローブ要素18aが配線14aの補修箇所に押圧される。
【0050】
次いで、把持具80の発熱部86への通電が断たれる。これにより、加熱部80の温度が自然に低下し、接着材20aの温度が低下するから、接着材20aが固化して、プローブ要素18aが配線14aに固着される。
【0051】
その後、把持具80の先端が開かれて、プローブ要素18aが把持具80から解放される。把持具80からのプローブ要素18aの解放は、把持具80の先端を開閉具70により開くことにより、行われる。
【0052】
プローブ要素18aを把持具80に把持している間、把持具80の先端は弾性変形されている。このため、プローブ要素18aは把持具80に確実に把持され、プローブ要素18aと把持具80の位置関係は一定の状態に維持される。このため、微少なプローブ要素18aを配線14aに容易にかつ正確に固着することができる。
【0053】
上記の再固着作業は、水平面内における配線14aの補修箇所と把持されたプローブ要素18aとの相対的位置を顕微鏡38により観察しつつ、行うことができる。このため、把持具80による微少なプローブ要素18aの把持及びその解放をより容易にかつより確実に行うことができ、固着作業がより容易になる。
【0054】
また、上記の再固着作業の間、不活性ガスがガス供給ノズル40から配線14aの補修箇所及びその近傍に供給されて、プローブ要素18a及び配線14aの補修箇所及びその近傍の酸化が防止される。
【0055】
上記のように、固着装置10においては、微少なプローブ要素18aを配線14aに容易にかつ正確に固着することができる。
【0056】
また、固着装置10においては、プローブ要素18aに付けられた導電性接着材20aが予備加熱ステージ36において予備加熱されるから、把持具80の発熱部86により接着材20aを加熱する場合に比べ、予備間熱の分だけ、固着作業に要する時間が短縮する。
【0057】
上記実施例では、引っ張りコイルばね78を用いているが、これの代わりに、圧縮コイルばねやゴムのような他の弾性体を用いてもよい。
【0058】
また、電熱式のヒータで導電性接着材20aを加熱する代わりに、レーザビーム加熱技術やスポット溶接技術により導電性接着材を加熱してもよいし、レーザビーム溶接技術、スポット溶接技術、圧接技術等により配線14aとプローブユニット18aとを直接溶接してもよい。
【0059】
本発明は、プローブ要素が剥がされた配線にプローブ要素を再度固着する装置のみならず、各配線にプローブ要素を新たに固着する装置にも適用することができる。
【0060】
本発明は、上記実施例に限定されない。本発明は、その趣旨を逸脱しない限り、種々変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る固着装置の一実施例を示す正面図である。
【図2】図1に示す固着装置の右側面図である。
【図3】図1に示す固着装置で用いるマニピュレータの一実施例を示す正面図である。
【図4】図3に示すマニピュレータの拡大した右側面図である。
【図5】図3に示すマニピュレータで用いる開閉具及び把持具の一実施例を示す図である。
【図6】図1に示す固着装置を用いて固着作業を説明するための図である。
【符号の説明】
10 固着装置
12 プローブユニット
14 配線
14a 補修すべき配線
16 シート状部材
18 プローブ要素
18a 固着すべきプローブ要素
20 導電性接着材
20a プローブ要素18aに付けられた導電性接着材。
22 座
24 接触子
30 ベース
32 作業ステージ
34 マニピュレータ
36 予備加熱ステージ
38 光学顕微鏡
40 ガス供給ノズル
48,50 作業ステージの駆動用つまみ
54 駆動ステージ
64,66,68 駆動ステージの駆動用つまみ
70 開閉具
76 調整ねじ
78 引っ張りコイルばね
80 把持具
82 加熱部
84,88 断熱シート
86 発熱部
90 断熱パイプ

Claims (7)

  1. プローブ要素をプローブユニットの配線に固着する装置であって、
    固着すべきプローブ要素を把持する把持手段であって、前記プローブ要素を一対の把持片のばね性を有する先端部の先端で挟む把持具、及び前記把持片の先端を開閉させるべく前記把持具に結合された一対の開閉片を有する開閉具を備える把持手段と、
    前記プローブユニットを受けるステージと、
    前記把持手段に把持されたプローブ要素と前記ステージに受けられたプローブユニットとを三次元的に相対的に移動させる駆動手段と、
    前記プローブ要素を前記配線に固着させるべく、前記各把持片に配置されて各把持片の先端を加熱する加熱コイルを備える加熱手段とを含む、プローブ要素の固着装置。
  2. 前記把持手段は、さらに、前記両把持片の先端を開閉させるべく前記両開閉片を相対的に変位させるねじを備える、請求項1に記載の固着装置。
  3. 前記駆動手段は把持手段を支持すると共に前記ステージに対し三次元的に移動させる移動機構を備える、請求項1及び2のいずれか1項に記載の固着装置。
  4. 加熱手段は、さらに、前記プローブ要素に付着された導電性接着材を予め加熱する予備加熱部を近傍に備える、請求項1から3のいずれか1項に記載の固着装置。
  5. さらに、前記プローブ要素を前記プローブユニットの配線に固着する作業を行う空間に不活性ガスを供給するガス供給ノズルを含む、請求項1から4のいずれか1項に記載の固着装置。
  6. 前記プローブ要素を前記プローブユニットの配線に固着する箇所を前記ステージの上方から観察可能の光学顕微鏡を含む、請求項1から5のいずれか1項に記載の固着装置。
  7. 前記ステージは、受けたプローブユニットを少なくとも水平面内で一方向へ移動させる手動操作の駆動つまみを備える、請求項1から6のいずれか1項に記載の固着装置。
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