JP4455537B2 - 無線通信を介して測定データを収集するためのネットワークシステム - Google Patents

無線通信を介して測定データを収集するためのネットワークシステム Download PDF

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Description

本発明は、物対物の通信を効率的に行うm2mネットワークの技術に係わり、具体的には無線端末から送信されるセンサ等による測定データを、管理サーバが管理データベースにて管理するネットワークシステム及びその通信方法。
通信手段を人対人についてだけでなく、物対物についても適用する試みがある。これをmachine-to-machine、略して、m2m通信とよび、そのネットワークをm2mネットワークと呼ぶ。
m2m通信の具体例としては、(1)無線内蔵センサが、自身の管理する消耗品の残量(使用量)をメーカの残量管理装置にレポートする、(2)ヘルスケア機器が、測定した数値を健康管理センター等の健康管理装置にレポートする、などがある。
ここで、ヘルスケア機器とは、歩数計,血圧計,体温計, 体重計,体脂肪計,血糖測定器,心電計,ダイエット機器,エクササイズ用品(エアロバイク等)等の健康を計るバイタルデータを数値的に取得する機器全般を指す。
m2m通信で主に使用されるネットワークとしては、携帯電話やPHS(登録商標)がある。対象物(例えば、無線内蔵センサ)に、携帯電話送受信装置やPHS(登録商標)送受信装置をつけ、同送受信装置が通信相手先に電話して通信を行う。(携帯電話では、回線交換モードでなく、パケット交換モードの場合もある。)
m2m通信で主に使用される既存のネットワークとして、PDC(第2世代携帯電話)のネットワーク(回線交換モード)の基本構成を図7に示す(非特許文献1参照)。
同ネットワークは、移動関門中継階梯と移動加入者階梯の2つの階梯で構成され、位置登録データベースとしてホームロケーションレジスタ(HLR : Home Location Register))が設けられている。基本構成要素として、他ネットワークとの相互接続機能、着信時の自動追跡接続機能および中継機能を有する関門中継系移動通信制御局(MGC : Mobile Gateway Center)、在圈管理および加入者接続機能を有する加入者系移動通信制御局(MCC : Mobile Control Center)、移動端末番号や在圏エリア等の加入者情報が登録されているHLR、基地局(BS : Base Station)および移動端末(移動機)(MS : Mobile Station)で構成されている。ここで、基地局制御の機能(無線チャンネルの移動端末への割り当てや切り替え制御の実行等)は、MCCに内蔵されている。
以下に移動体通信ネットワークの基本動作である(1)位置登録、(2)発信処理、(3)着信処理の手順の概要について述べる。
(1)位置登録
セル方式による移動体通信システムでは、移動端末そのものが空間的に移動するため、その存在場所をネットワーク側で常に把握しておく必要がある。このために必須なものが位置登録である。
移動端末の位置は、ページングエリア(PA : Paging Area)単位で端末ごとにHLRにPAが保持されている。ページングというのは無線呼出しという意味で、移動端末への着信があったとき、エリア内に一斉に呼び出すことからページングエリアと呼ばれる。位置登録の基本処理は以下である。
(i)移動体通信ネットワークでは、すべての移動端末が受信できる報知チャネルで、基地局からその場所のPAの番号を送信する。移動端末はPA番号を受信し内部に記憶する。
(ii)移動して移動端末が受信するPA番号の変化を検出すると、位置登録を行う。移動端末は位置登録要求をHLRに送信し、HLRは位置情報を書き換える。
(iii)位置登録が完了すると、HLRから移動端末に位置登録完了信号を送信する。
(2)発信処理
移動端末から発信する場合の基本的な接続手順の概要を以下に示す。
(i)発信端末からBSに対して呼設定の信号を転送するための信号チャネルの設定を要求し、BSでは信号チャネルを設定する。
(ii)発信端末から着信先の電話番号をダイヤルし、電話番号を含む呼設定要求をBS経由でMCCに送信する。MCC はHLRに格納されている加入者情報をもとに端末の認証を行う。
(iii)MCCはBSに通話用の音声チャネルを発信端末に割り当てるよう指示を出す。
(iv)MCCはMGCに呼設定の要求を出す。MGCは着信先が固定ネットワークあるいは他の事業者の移動端末であれば、呼をそちらヘルーティングする。一方、着信先が自分のネットワークの加入者の移動端末であれば、HLRにその位置情報を問い合わせる。
(V)接続先が移動端末の場合は、その位置情報を基に呼設定信号がルーティングされ、着信端末の所属するページングエリアのBSから一斉呼び出しが行われる。接続対象である着信先が応答すると、コネクションが設定され通話が可能となる。
(3)着信処理
移動端末が着信するときの接続手順の概要を示す。
(i)固定ネットワークあるいは他のセルラーネットワークからの着信要求(呼設定要求)は、着信先の電話番号を含めて、まずMGCに届けられる。
(ii)MGCは呼を着信端末の所属するMCCヘルーティングする。このため、HLRは保持されている端末位置情報から、どのMCCのカバー範囲に着信先の移動端末が位置するかを調べる。 MCCはHLRからの情報を基に該当するページングエリアのBSを介して一斉呼出しを行う。
(iii)呼出し信号を受信した移動端末は、BSに対して呼設定の信号を転送するための信号チャネル設定を要求し、BSでは信号チャネルを設定する。
(iv)MCCはHLRに格納されている加入者情報をもとに着信端末の認証を行い、呼設定要求信号を着信端末に送付するとともにBSに通話用の音声チャネルを端末に付与するよう指示を出す。
(V)着信端末が呼出し音を鳴らし、着信先が応答すると、コネクションが設定され通話が可能となる。
回線交換方式では、実際に情報が流れていないときにもワイヤレス回線を独占してしまうため、全体の通信時間に比べて実際のデータ伝送時間が短いデータ通信の場合は、ワイヤレス回線の使用効率は極端に悪化する。
一方、パケット交換方式では、パケット単位に待ち合わせが可能となるため、複数の通信でワイヤレス回線を共用することができ、データ通信においてもその使用効率を高くすることができる。
ワイヤレスパケットシステムとして代表的なPDC-P(Packet)のネットワーク構成を図9に示す。パケット関門中継処理装置(PGW : Packet Gateway Module)は、インターネットや企業内ネットワークなど他ネットワークと相互接続するための装置であり、他ネットワークからのユーザパケット着信時に、移動通信サービス制御装置(M-SCP :Mobile-Service Control Point)の位置情報ヘアクセスし、移動端末の存在するエリアを管理しているパケット加入者系処理装置(PPM : Packet Processing Module)ヘルーティングする機能を持つ。
PPMは基地局を介して移動端末と対向し、ユーザパケットを送受信し、ワイヤレス区間のパケットヘの組立・分解、認証、秘匿、課金などの機能を具備する。
また、iモード通信を可能とするために、移動端末およびサーバとの通信プロトコルをそれぞれ終端し、それらを相互に接続するための機能を持つ移動メッセージ用パケット関門装置(M-PGW : Mobile Message- PGW)が配置されている。
一方、iモードサーバはPDC-Pネットワークとインターネットを結ぶ関門機能を担っている。具体的には、情報配信やメールの送受信機能および蓄積機能および情報提供者管理機能、さらに情報料課金機能を具備している。
ユーザIPパケットのIPアドレスはゲートウェイ機能を持つPGWで移動端末の電話番号と対応付けられ、M-SCPヘアクセスして移動端末の位置情報等を取得し、それを用いて接続処理が行われる。移動により移動端末の位置が変われば、その経路にトンネリングを張りなおすことにより移動制御される構成である。
移動体電話によるm2m通信が広域、屋外を主対象とするのに対して、近距離無線で低機能な端末によるm2m通信の例として、Auto-IDにより提唱されている無線タグ(RFID)ネットワークの構成例を図8に示す。
Auto-IDセンタ構想では、RFIDの機能を限定して、タグの著しい低コスト化を図り(目標は一個5セント)、あらゆる商品にRFIDを付与することを狙っている。RFID 自体は読み取り専用として、個体の識別を可能にするシリアル番号をも含んだ96bitのID (Electronic Product Code : ePC)だけを格納する。例えば、商品納入先に設置されたRFIDリーダを通じて、各個体に貼られたRFIDからID(ePC)を読み取り、そのIDを持つ各個体に関するデータを格納したデータベースのアドレス解決を共通的に行うリゾルブ機能(共通リゾルバ)により、アプリケーションプログラムは目的とするデータベースを特定する。
そして、RFIDリーダにより読み取ったIDを付与された各商品の各個体についてのデータをそのデータベースから得たり、あるいはそのデータベースに読み取ったIDを持つ個体についての新たなデータの書き込み(例えば、納入日、納入場所)を行うことができるようになる。
三宅功、斎藤洋著「ユビキタスサービスネットワーク技術」社団法人 電気通信協会 平成15年9月1日初版、p76〜80
しかしながら、m2m通信の対象が、電化製品などから、一般の物にも拡大するためには、1)商用電源が利用できないため、低消費電力化が必要である、2)m2m通信の対象が多く、低消費電力の点からも、周波数の有効利用が必要である、3)移動する物へも適用できることが必要である、4)制御指示などのメッセージ受信ができることが必要である、5)データ負荷として重いプロトコルや、重いネットワークアドレスなども極力削除することが必要である、という問題が有った。
すなわち、携帯電話などの高度な無線端末により、m2m通信は実用可能であるが、家庭の消耗品の残量管理や、ヘルスケアに必要な測定値の管理において、送受信するデータ量が小さいことと、管理の即時性が求められず、無線機能を付加するセンサやヘルスケア機器が多種多様であり膨大な数となる。
このため、従来技術のように即時性があり、エリア間ハンドオーバーを実装した高度な無線端末を利用することはオーバースペックであり、ヘルスケア機器やセンサの価格が増大して、利用者に余計なコスト負担を強いる問題がある。
また、従来のタグリーダを用いた方法においては、リーダとRFIDタグとの通信距離が短い(特殊省電力の場合、通信距離が約100m)という欠点がある。
このため、従来のタグリーダモデルにおいては、利用者がリーダを設置するか、または、利用者自体がリーダの近傍に意識的に移動するか、利用者が必ず通過する場所に管理者がタグリーダを設置する必要があった。
例えば、ヘルスケアシステムの場合、コンビニエンスストアや駅の改札口などにリーダを設け、歩数計に無線タグ機能を付加し、同様に体重計及び血圧計などにも無線タグ機能を設ける構成とする。そして、体重計及び血圧計の測定値を、一端、歩数計へ送信して、歩数計に各測定値を記憶させ、利用者がこの歩数計を付けて散歩の際にコンビニエンスストアに立ち寄り、リーダに歩数計に記憶させた測定値のデータを読ませ、あるいは、通勤時に改札口に設けられたリーダにて測定値のデータを読ませることとなる。
したがって、利用者に何らかの位置的な負担を強いたり、タグリーダを設置する管理者が利用者の行動を熟知して、タグのリーダを設置する必要がある。
さらに、受信機能のないタグにおいては、タイムスタンプを付加して、データを送信する際に、時刻を正確にあわせるため、利用者が手動にて時刻を合わせるか、電波時計の機能を付加する必要がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、低消費電力化が図れ、周波数の有効利用が可能であるとともに、タグのようにリーダ近傍に近づかなくともデータ送信が可能であり、移動する物品にもハンドオーバの必要がなく適用でき、無線端末側で時刻調整を含めた制御指示などのメッセージ受信が可能であり、データ負荷の重いプロトコルやネットワークアドレスが不要な、ネットワークシステム及びその通信方法を提供することを目的とする。
本発明のネットワークシステムは、無線端末と無線通信を行う無線基地局を管理する通信サーバと、無線端末から発信されたデータを、無線端末に予め設定された送信先サーバへ送信するネットワークシステムであり、データを発信する無線端末と、無線基地局を介し、該無線端末とデータの送受信を行う通信サーバと、前記無線端末の端末IDと、該無線端末のデータの送信先のアドレスとを対応付けた経路テーブルが格納されたデータベースと、該通信サーバから送信されるデータから端末IDを抽出し、この端末IDに対応するアドレスに対し、前記データを送信するゲートウェイとを有することを特徴とする。
本発明のネットワークシステムは、通信エリアが各々連続する位置に、前記無線基地局が設けられていることを特徴とする。
本発明のネットワークシステムは、前記無線基地局が無線端末からのアクセスを受けた場合、受信タイムスロットにより該無線端末のスケジューリングを行うことを特徴とする。
本発明のネットワークシステムは、前記無線端末が無線基地局からの電波強度を検出し、最も高い強度の周波数を用いて通信を行うことを特徴とする。
本発明のネットワークシステムは、前記通信サーバが、自身の管理する前記無線基地局に対し、無線端末がアクセスした際、前記データベースに、端末IDまたはページングエリアIDに対応させ、通信サーバのサーバID及び無線基地局の基地局IDを記録することを特徴とする。
本発明のネットワークシステムは、前記データが利用者を識別する個人データが含まれていることを特徴とする。
本発明のネットワークシステムは、一つの無線端末IDに対して、複数の前記個人データが対応していることを特徴とする。
本発明のネットワークシステムは、前記データが測定機器の検出した測定データを含み、該測定データを入力した時刻を付加し、端末ID毎に管理データベースに時系列に記録し、使用量の時系列的な変化を算出する管理サーバをさらに有することを特徴とする。
本発明のネットワークシステムは、前記管理サーバが前記測定データと予め設定した規定値との比較を行い、比較結果を無線端末に対して通知することを特徴とする。
本発明のネットワークシステムは、前記無線端末が、前記測定機器から、該測定機器固有のデータフォーマットにて測定データを受信すると、前記データとして(無線端末はデータ送信を行うのみで、測定データに対する処理はなにも行わない)前記管理サーバへ送信し(例えば、実施形態においては、無線,有線及び赤外線等を用いて、無線端末と測定機器との間におけるデータの送受信を行う)、前記管理サーバが、前記データフォーマット各々に対応したアプリケーションプログラムを有しており、受信した前記データにおける測定データの前記データフォーマットに対応したアプリケーションプログラムにより、該測定データの判定処理を行うことを特徴とする。
本発明のネットワークシステムは、前記測定データが測定機器固有のデータフォーマットであり、前記無線端末が測定機器から該測定データを無線,有線及び赤外線のいずれかにより受信し、無線基地局を介して、前記管理サーバに対して測定データを送信し、管理サーバが、前記測定データを、前記データフォーマットに対応した解析プログラムにより解析し、端末ID毎に管理データベースに時系列に記録することを特徴とする。
本発明のネットワークシステムの通信方法は、無線端末と無線通信を行う無線基地局を管理する通信サーバと、無線端末から発信されたデータを、無線端末に予め設定された送信先サーバへ送信する通信方法であり、無線端末が自身の端末IDを含むデータを発信する発信過程と、通信サーバが無線基地局を介し、前記無線端末とデータの送受信を行う通信課程と、ゲートウェイが該通信サーバから送信されるデータから端末IDを抽出し、この端末IDに対応するアドレスに対し、前記データを送信する送信過程とを有することを特徴とする。
本発明のネットワークシステムの通信方法は、無線端末と無線通信を行う無線基地局を管理する通信サーバと、無線端末から発信されたデータを、無線端末に予め設定された送信先サーバへ送信する通信方法であり、無線端末が自身の端末IDを含むデータを発信する発信過程と、通信サーバが無線基地局を介し、前記無線端末とデータの送受信を行う通信課程と、前記通信サーバが前記無線端末の端末IDと、該無線端末のデータの送信先のアドレスとを対応付けた経路テーブルをデータベースに格納する格納過程と、ゲートウェイが該通信サーバから送信されるデータから端末IDを抽出し、この端末IDに対応するアドレスに対し、前記データを送信する送信過程とを有することを特徴とする。
本発明の無線端末は、無線端末から発信されたデータを、無線端末に予め設定された送信先サーバへ、通信サーバにより管理された無線基地局を介して送信するネットワークシステムにおいて用いられる無線端末であり、測定機器から入力される、測定機器固有のデータフォーマットの測定データに対し、自身を識別する端末IDを付加し、前記データとして前記送信先サーバへ、前記無線基地局を介して送信することを特徴とする。
本発明の通信サーバは、無線端末から発信されたデータを、データベースに登録されている無線端末毎に予め無線端末に予め設定された送信先サーバへ、通信サーバにより管理された無線基地局を介して送信するネットワークシステムにおいて用いられる通信サーバであり、前記無線端末及び送信先サーバ間にて無線基地局を介してデータの送受信を行う際、自身の管理する前記無線基地局へ前記無線端末がアクセスする場合、前記データベースに対し、無線端末の端末IDに対応させ、通信サーバのサーバID,及び無線基地局の基地局IDまたはページングエリアIDを記録することを特徴とする。
本発明のデータベースは、無線端末から発信されたデータを、無線端末に予め設定された送信先サーバへ、通信サーバにより管理された無線基地局を介して送信するネットワークシステムにおいて用いられるデータベースであり、前記無線端末の端末IDと、該無線端末のデータの送信先のアドレスとを対応付けた経路テーブルが格納されたことを特徴とする。
本発明のゲートウェイは、無線端末から発信されたデータを、無線端末に予め設定された送信先サーバへ、通信サーバにより管理された無線基地局を介して送信するネットワークシステムにおいて用いられるゲートウェイであり、前記通信サーバを介して、前記無線端末より送信されるデータから、前記無線端末の端末IDを抽出し、前記無線端末の端末IDと、該無線端末のデータの送信先のアドレスとを対応付けた経路テーブルが格納されたデータベースから、抽出した端末IDに対応するアドレスに対し、前記データを送信することを特徴とする。
以上説明したように、本発明のネットワークシステムによれば、データの送受信を行う際、データを無線端末に送信する場合、無線区間において送信先の無線端末を指定する必要はあるが、一方、データを無線端末からネットワーク(NW)上の通信相手(管理サーバ)に送信する場合、上記通信相手を無線端末のIDでデータベースを検索すれば良いため、通信相手の送信先アドレス相手先アドレスなどの情報を無線区間で送信する必要がなく、無線端末の低消費電力化及び周波数の有効利用が図れる。すなわち、無線端末の送信先は、特定の管理サーバに対して一意に対応して、データベースに登録されている。
また、本発明のネットワークシステムによれば、無線強度がRFIDタグより高い強度を利用し、かつ無線基地局に対応した無線端末の位置登録が行えるため、タグのようにリーダ近傍に近づかなくともデータ送信が可能であり、移動する物品にもハンドオーバの必要がなく適用できる。
また、本発明のネットワークシステムによれば、上述した構成において受信機能を有するため、無線端末側で時刻調整を含めた制御指示などのメッセージ受信を可能とする。
また、本発明のネットワークシステムによれば、無線端末が端末IDしか持たないため、従来の携帯電話機能を利用したネットワークに対して、データ負荷の重いプロトコルやネットワークアドレスが不要な、ネットワークシステムを構成することができる。
以下、本発明の一実施形態によるネットワークシステムを図面を参照して説明する。図1は同実施形態によるネットワークシステムの構成例を示すブロック図である。
この図において、無線基地局1は、無線端末2との無線通信(データの送受信)を行う無線送受信部と、通信サーバ3とのデータ通信(送受信)を行うデータ送受信部とから構成されている。
無線端末2は通信要求(自身の端末ID含む)を無線基地局1へ送信する。上記無線送受信部が、無線端末2からの無線通信によるアクセスとして通信要求データを受信すると、上記データ送受信部が無線送受信部が受信した通信要求データを通信サーバ3へ送信する。
通信サーバ3は、入力した通信要求データに含まれる端末IDにより端末を識別し、通信要求を受け付けるか否かの判定(サービス状態か、料金が払われているかなどにより判定)する。そして、通信サーバ3は、受け付けないと判定した場合、通信を切断し、一方受け付けると判定した場合、通信許可を無線端末2へ無線基地局1を介して送信する。また、無線基地局1は、通信のスケジューリングを行い、上記無線端末2に対するタイムスロットを決定し、端末IDとスロット番号号を無線端末2に対して報知する。
無線端末2は、無線基地局1において割り振られたスロット番号のスロットにより、データを無線基地局1に対して送信する。
そして、無線基地局1は、端末IDと送信してきたタイムスロットの番号とから、送信データと端末IDとを対応付けて、通信サーバ3に対して、無線端末1からの通信要求を送信する。
また、通信サーバ3は、無線基地局1を介して、無線端末2が発信する送信データ(図2(a)に示すパケット)を受信すると、データベース4に端末IDが登録(記憶)されているか否かの検出を行う。
上記データ送信において、無線端末2は送信データのパケットに、予めネットワークの管理者から提供された認証鍵を送信データとともに、無線端末毎に設定された暗号鍵により暗号化データ(メッセージ認証コード)とする。また、認証鍵,送信データ及び無線端末に設定された暗号鍵をハッシュした結果を暗号化データ(メッセージ認証コード)とする。そして、無線端末2は上記暗号化データを、送信データに含めて無線基地局1を介して通信サーバ3へ送信する。
データベース4には無線基地局1の基地局ID(または無線基地局のページングエリアを識別するページングエリアID)と、無線基地局3を管理する通信サーバ3のサーバIDとの対応を示す、図3(a)の基地局テーブルが記憶されている。また、データベース4には、無線端末2の端末IDと、無線端末2が通信対象とする(距離範囲に存在する)無線基地局1の基地局ID(またはページングエリアID)と、無線端末2毎に設定された暗号鍵データと、無線端末2毎に設定された送信先の送信先アドレス(例えば、URL等)との対応関係を示す図3(b)の端末テーブルが登録されている。
また、通信サーバ3は、無線端末2からの送信データに含まれる暗号化データを、上記端末テーブルから、無線端末2の端末IDに対応させて抽出した暗号鍵及び認証鍵を利用し、上記暗号化データ(メッセージ認証コード)を暗号鍵により復号し、認証鍵と送信データと一致するか否かの検証を行う。
あるいは、通信サーバ3は、認証鍵と送信データ,無線端末に設定された暗号鍵をハッシュし、無線端末2から送信された暗号化データ(メッセージ認証コード)と一致するか否かの検証を行う。
そして、通信サーバ3は、上記検証により一致して送信データが正当に送信されたものであると確認されると、この無線端末2が認証されたとし、送信データをゲートウェイ(GW)5へ送信する。
ゲートウェイ(GW)5は、送信データに含まれる端末IDを抽出し、データベース4の端末テーブルを参照して、この端末IDに対応する送信先アドレスを抽出して、この送信データをこの送信先アドレスに、情報通信網Iを介して送信する。
情報通信網Iは、公衆データ通信網,専用データ通信網及びインターネットから構成されている。
上記送信先アドレスの指す管理会社6の管理サーバA,及び管理会社7の管理サーバ7A各々は、無線端末2が送信する送信データに含まれる測定データを、無線端末2毎に管理データベース6Bまたは管理データベース7Bに登録して管理し、この測定データにより種々のデータ処理を行う。
上記管理データベース6B及び7Bは、図4に示すように、個人ID毎に対応させて、端末IDと、GWアドレスと、測定データと、時刻データと、判定データと、判定結果とを記憶している。
無線端末2が付加された製品、すなわち上記管理会社が管理する製品を購入した場合、無線端末2の端末IDを、購入した利用者を特定する個人IDに対応して、管理データベース6B(または管理データベース7B)に登録する。このとき、GW5に対応したデータベース5の端末テーブルに上記IDを登録する。上述した登録処理については、各データベースのメンテナンス等を行う管理者が行う。無線端末2は、特定の家庭及び個人が複数所有、または複数の利用者が使用することがあるため、個人IDで測定データを特定する必要がある。
次に、図1及び図5を用いて、本願発明の一実施形態によるネットワークシステムの動作を説明する。図5は、上記実施形態のネットワークシステムの動作例を示すフローチャートである。
以下の説明において、例えば、管理会社6は利用者の健康管理を行う健康管理センターであり、無線端末2はヘルスケア機器に搭載されている。ここで、ヘルスケア機器とは、歩いた歩数を検出する歩数計,血圧を測定する血圧計,体温を測定する体温計,体重を測定する体重計,体脂肪率を測定する体脂肪計,身長を測定する身長計,血液中の血糖値を測定する血糖測定器,心電図用データを測定する心電計,ダイエット機器やエクササイズ用品(エアロバイク等)で消費されたカロリー量等の健康を計るバイタルデータを数値的に取得する機器全般を指す。このとき、無線端末2は、付加された機器の使用用途に対応して、内部に設定された周期または測定時に、測定された測定データを、すでに述べた各種データを付加した送信データとして発信する。
また、例えば、管理会社7は利用者の使用している消耗品の残量を管理する消耗品販売会社であり、無線端末2は各消耗品の容器に設置された、各消耗品の残量を測定する構成の検出センサに接続されている。
ここで、消耗品の残量を測定する検出センサとしては、石油タンクにおけるタンクの頂部から石油の液面までの距離を測定する検出センサ,醤油ビンの所定の位置に装着され、醤油の液面がセンサの検出位置より下部になるか否かを検出する検出センサ,砂糖・塩・胡椒等の粉面がセンサの検出位置より下部になるか否かを検出する検出センサなどがある。このとき、無線端末2は、付加された機器の使用用途に対応して、内部に設定された周期に、測定された残量の測定データを、すでに述べた各種データを付加した送信データとして発信する。
以下の説明においては、無線端末2の送信データの送信先を管理会社6の管理サーバ6Bとする。管理データベース6Bにおいて、端末IDがA101,A102及びA103が同一の個人IDに対応しているとする(例えば、全て個人IDがP101に対応)。図4において、端末ID・A101の無線端末2が体重計に、端末ID・A102の無線端末2が体脂肪計に、端末ID・A103の無線端末が血糖測定器に、各々接続されている。また、個人ID・156が端末ID・A115に、個人ID・106が端末ID・A116に、個人ID・107が端末ID・A117にと、端末IDと個人IDとが一対一にて対応している構成もある。さらに、端末ID・111に対して、個人ID・P112,P113及び114が対応、すなわち1つの端末IDに対して複数の個人IDが対応する構成もある。
また、通信サーバ3は、一定の周期毎に、ブロードキャストのデータとして、時刻データ(年/月/日/時/分/秒)を、無線端末2に対して、無線基地局1を介して送信する。これにより、各無線端末2は、内部のタイマの時刻合わせを行い、通信サーバ3に対して時刻同期を取る。
ステップS1において、端末ID・A101の無線端末2は、予め設定された周期(例えば、午後11時、一日に一回)の時刻になったことを検出すると、送信データを管理サーバ6Bに送信するため、無線基地局1に対して、送信要求データを発信する。
無線通信局1において、無線送受信部が上記送信要求データを受信し、データ送受信部がこの送信要求データを通信サーバ3へ送信する。
ステップS2において、無線基地局1は、送信要求データを入力すると、この送信要求データから端末ID抽出し、この抽出した端末IDに基づいて、他の無線端末2との通信のタイミングが一致して送信データが衝突しないように、無線端末2と通信している無線基地局1のタイムスロットにおいて、空いているスロット番号を抽出する(スケジューリング)。そして、無線基地局1は、この抽出したスロット番号を、無線端末2へ送信する。これにより、通信サーバ3と無線端末2とにおけるネゴシエーションは終了する。このとき、無線端末2は、予め設定されているタイムスロット内におけるネゴシエーション用スロットに、送信要求データを発信する。このとき、他の無線端末2の送信要求データと衝突したり、空きスロットが無い場合、通信サーバ3からの通知はなく、設定された待ち時間(例えば、500ms)後に返答のデータが送信されない場合、再度、送信要求データを発信する。
次に、ステップS3において、端末ID・A101の無線端末2は、図2(b)に示すパケット構成、すなわち内部の記憶部に記憶した体重の測定データ、測定した時刻を示す時刻データ,認証処理に用いる暗号化データを、送信データとして、指定されたスロット番号のスロットにて発信する。ここで、時刻データが必要なければ、図2(a)に示すパケットの構成を送信データとしてもよい。
また、体重計を家族で共用し、それぞれが健康管理センターにて健康管理のサービスを受けている場合、使用している家族の各々が個人IDを有して、管理サーバ6Bに登録されているため、図2(b)に示すように、測定データを個人IDによって識別できるパケット構成とする。
例えば、上述したように、体重計を家族(複数の利用者)で共有している場合、体重を測定する際に、体重計に付加されている利用者を選択するボタンを押し、利用者自身を選択した後、体重計に乗り体重の測定を行う。このとき、体重計に個人ID(上記ボタンに対応して設定される)とともに利用者の体重が記憶される。あるいは、利用者自身を認識できるUSBキーやRFID等を、利用者が携帯し、体重計にUSBキーを挿入したり、体重計に内蔵されるRFIDのリーダによりRFIDを読み取ることにより、個人IDを認識させるようにしても良い。
次に、ステップS4において、通信サーバ3は、無線基地局1を介して、上記送信データを入力すると、この送信データから端末IDを抽出し、データベース4の端末テーブルに同一の端末IDが登録されているか否かの検出を行い、登録されていなければ、ステップS8へ処理を進める。
次に、ステップS8において、通信サーバ3は、送信データを破棄し、無線端末2との通信を停止する。
一方、ステップS4において、通信サーバ3は、端末テーブルに、送信データを発信した無線端末2の端末IDが登録されていることが検出された場合、送信データから暗号データを抽出する。そして、通信サーバ3は、端末テーブルから、この無線端末2の端末IDに対応して記憶されている暗号鍵データを読み出し、この暗号鍵により上記暗号データを復号し、この復号されたデータと、予め無線端末2に提供した設定データとを比較し、一致するか否かの検出を行う。
この検出処理の結果、通信サーバ3は、一致しないことを検出した場合、認証が失敗したとして処理をステップS8へ進める。一方、通信サーバ3は、一致したことを検出すると、端末テーブルの基地局IDの欄に記載されているデータと、無線端末2の通信相手である無線基地局1の基地局IDが一致しているか否かを判定し、一致していればそのまま端末テーブルに対する処理を行わず、処理をステップS5へ進める。一方、通信サーバ3は、端末テーブルの基地局IDの欄に何のデータも記載されていないか、また、端末テーブルの基地局IDの欄に記載されているデータと、無線端末2の通信相手である無線基地局1の基地局IDが一致していないことを検出した場合、現在無線端末2が無線通信している無線基地局1の基地局IDを、端末テーブルの基地局IDの欄に書き込み、処理をステップS5へ進める。
次に、ステップS5において、通信サーバ3は、端末ID・A101の無線端末2から受信した送信データをGW5へ送信する。
これにより、ステップS6において、GW5は、端末テーブルから端末ID・A101に対応する送信先アドレスを読み出し、端末ID・A101の無線端末2から受信した送信データを、この読み出した送信先アドレスへ、すなわち管理サーバ6Aに対して情報通信網Iを介して送信する。
次に、ステップS7において、管理サーバ6Aは、受信した送信データが図2(b)の構成である場合、個人IDと端末IDとが一対一で対応しているため、この送信データから端末IDを抽出し、管理データベース6Bにおいて、抽出した端末IDに対応させて、測定データ及び時刻データを書き込む。一方、管理サーバ6Aは、受信した送信データが図2(c)の構成である場合、個人ID及び端末IDの双方に対応させて、測定データ及び時刻データを書き込む(記録する)。
そして、管理サーバ6Aは、管理データベース6Bの端末ID(及び個人ID)に対応する判定データを読み出し、測定データが予め設定されている判定データを超えているか否か、例えば、体重が判定体重を超えているか否かの判定を行い、判定データとの比較結果を判定結果の欄に書き込む。また、管理サーバ6Aは、同一の測定データがある場合、これらの測定データをマージして、一つの測定データとする。このとき、時刻はマージした測定データが全て含まれる時刻範囲として変更する。
また、管理サーバ6Aは、時系列に測定データの変化を履歴として、管理データベース6Bに、端末ID(及び個人ID)に対応させ、時刻データ単位にて記録し、設定された期間内の変化が、予め設定された変化率を超えることを検出した場合も判定結果の欄にこの結果を書き込む。
さらに、体重だけでなく、体脂肪計,血圧計,体温計,心電図データなどのヘルスケア機器における他のバイタルデータの測定器の測定データも同様に、管理サーバ6Aは測定データを時系列に履歴を、管理データベース6Bに記録する。
そして、管理サーバ6Aは、所定の周期(例えば、一ヶ月に一度)にて、データ評価の専門家あるいは過去の統計的な健康データとの比較を行うデータ処理の結果を、標準値と比較したグラフにて、測定データの時系列の変化を、健康管理のアドバイスとともに、利用者に対して、携帯電話やPCに対する電子メールにて通知する。この利用者の電子メールのアドレスは、端末ID(及び個人ID)に対応して管理データベース6Bに予め登録されている。これにより、利用者は、病気になった際、現在までの生活習慣及び健康状態を振り返ることができ、医師による診察に利用することができる。
また、管理データベース6Aは、ヘルスケア機器における歩数計,ダイエット機器やエクササイズ機器で測定された歩数やカロリー量の履歴を取り、各利用者の運動量の履歴を取り、他の利用者との比較結果のランキングを求め、これを各利用者に通知し、運動を行う利用者の意志を向上させるためのデータ処理も行う。
また、無線端末2の送信データの送信先が管理サーバ7Aの場合、化粧品会社や石油会社などの消耗品販売会社であるため、管理サーバ7Aは測定データを、管理データベース7Bに、各端末ID毎に対応して書き込むとともに、前回との測定データとの差を求め、時系列なデータとして、管理データベース7Bに端末ID毎に履歴を残す。これにより、化粧品や石油の時系列な使用量の変化(消費傾向の調査)、あるいは季節毎の消費量の変化(季節による消費量の統計データの取得)を、販売会社(または製造会社)のマーケッティング調査として非常に重要なデータを得ることができる。従来は、利用者(消費者)自身がアンケート用紙に消費量を記録する必要があり、アンケート調査にかかるコストが高く、十分な統計をとるためのデータ取得が難しかった。しかしながら、上述した実施携帯の構成により、易いコストで、大量に、かつ正確な消耗品の消費量を得ることができ、マーケッティング調査に大いに寄与することができる。
また、無線端末2の送信データの送信先の管理会社が、消耗品を供給する消耗品販売会社である場合、管理サーバAは、送信データにおける残量を示す測定データと、予め設定されている判定データとの比較を行い、判定データより測定データが小さいことを検出した場合、管理データベース7Bの端末IDに対応した判定結果の欄に「要補給」が書き込まれ、一方、判定データより消耗品の残量が、大きいことを検出した場合、判定結果の欄に「補給の必要なし」を書き込む。このとき、無線端末2は例えば、1日に一度の周期にて測定データを発信する。そして、管理サーバ7Aは、予め設定された周期、1週間に一度、管理データベース7Bの判定結果の欄に「要補給」が記録されているか否かの検出を行う。
次に、管理サーバ7Aは、管理データベース7Bにおいて、「要補給」が記録されている判定結果の欄を検出すると、対応する個人IDを抽出して、管理データベース7Bに記録された顧客テーブルから、個人IDに対応したPCまたは携帯電話の電子メールのアドレスを読み出し、注文が必要か否かの質問を通知する電子メールを、利用者に送信する。利用者は消耗品販売会社からの電子メールを見て、消耗品の残量を確認して注文を行うか否かを判定する。これにより、注文を利用者に促すことができ、消耗品販売会社は効率的な消耗品の受注を可能とする。
上述したように、管理サーバ7Aは、測定データと予め設定した規定値との比較を行い、比較結果を無線端末2に対して通知する。
また、上記無線端末2は、タイマを内蔵していない場合、測定時に測定データを送信データに付加して、図2(a)のパケット構成により発信し、通信サーバ3が受信した時刻を時刻データとして付加した後、図2(b)のパケット構成として管理サーバへ送信するようにしてもよい。
さらに、各無線端末2は、送信データを発信するタイミングを、通信サーバ3から指定されるようにしても良い。
すなわち、各無線端末2は、移動しない限り、データベース4の端末テーブルに位置登録(いずれの無線基地局1の通信範囲に存在しているかを示すデータによる)がされている。このため、通信サーバ3は、時刻をスケジューリングすることにより、規定した時刻に開始されるタイムスロットのスロット番号を、予め各無線端末2も通知することにより、各無線端末2からの送信要求データの衝突なしに、効率的に、各無線端末2とのデータの送受信が可能となる。
各無線基地局1は、電波の届く無線通信可能範囲がオーバーラップして、無線通信可能範囲が連続するよう配置されている。このとき、隣接する無線基地局1においては通信を干渉させないために、データの送受信に異なった周波数チャンネルを用いている。このため、例えば、無線端末2が歩数計に設けられていたとすると、利用者が歩行して移動する移動体であり、ある無線基地局1の通信範囲から、この無線基地局1に隣接する他の無線基地局1の通信範囲に移動した際、無線通信に用いる周波数を変更する必要がある。
このため、無線端末2は、複数の周波数チャンネルに対応しており、通信を行う際または行っている際に、各周波数において、無線基地局1からのパイロット信号等を受信して、最も受信強度(電波の受信強度)の強い周波数を検出し、検出結果に基づいて、データの送受信を行う周波数チャンネルを選択した後、無線基地局1とのデータの送受信を行う。
これにより、上述した実施形態によれば、携帯電話のように、ハンドオーバ処理を行わないため、データ通信中に無線基地局を変更する際、データ通信をやり直す必要があるが、m2m(machine to machine;マシン間)のシステムであり、かつ、一回のデータ通信のデータ量が最大数百バイトと非常に小さいため、通信のやり直しが容易に行うことができる。
また、上述した実施形態は、送受信のデータ量が少なく、かつ通信頻度も高くないことから、データ通信中に無線基地局を変更する可能性が低いため、データ量が大きく、利用者が直接操作する携帯電話のように、通信が途切れないために行うハンドオーバー処理を行う必要性がない。
また、上述した図1に示す一実施形態において、無線端末2がそれぞれ測定機器や測定対象に対して付加されているとして説明した。しかしながら、無線端末2が測定機器に付加されておらず、例えば測定対象の家電機器各々が無線端末2と無線,有線及び赤外線を用いて通信し、無線端末2が受信した測定データを送信データとして、管理サーバ6Aや7Aに対して送信する他の実施形態による構成としてもよい。また、この他の実施形態において、測定機器から無線端末2が測定データを受信した後、この無線端末2と管理サーバ6Aや7A(以下管理サーバ)との通信に関しては、すでに述べた一実施形態と同様の処理にて行われる。このため、無線端末2と管理サーバとのデータの送受信については再度の説明を省略する。また、測定機器からの赤外線を用いた通信にについては、家庭電化製品(家電)のリモートコントロール(テレビやステレオ等の制御)に使用されている形式のデータフォーマットである。このとき、測定機器に送信データを送信する送信スイッチが設けられ、このスイッチをユーザが押すことにより、測定機器が送信スイッチを押したことを検出すると測定データを無線端末2へ送信する様にしてもよい。また、無線端末2から定期的、またはユーザの操作により、測定機器に対して送信データを送信することと指示する制御信号を送信し、測定機器がこの制御信号を受信し、自身に対する制御信号であることを制御信号に含まれる識別情報により検出して、測定データを送信するようにしてもよい。
すなわち、無線端末2は、家電製品から受信した家電データフォーマットの形式にて、すなわち財団法人家電製品協会の定める家電製品(体重計や身長計などの測定機器)固有のデータフォーマット(図6参照)にて、そのまま測定データを送信データに含めて、管理サーバに対して送信する。この図6において、上記家電のデータフォーマットのパケットは、リーダ部と、15ビットの製造会社の会社情報などを含むカスタムコード部と、4ビットのパリティ部と、4ビットのデータコード部と、データ部と、トレーラ部とから構成されており、パケット長が最大48ビットに可変長である。
図4に示す管理データベース(6Bや7B)のテーブルにおいて、端末IDまたは個人ID毎に、家電製品のデータフォーマットに対応した解析プログラム(アプリケーションプログラム)が一実施形態の構成に対して付け加えて設定されている。すなわち、端末IDまたは個人IDに対応して、解析プログラムが設定されている。
そして、管理サーバは送信データに付加された端末IDまたは個人IDに対応する解析プログラムを選択してロードした後に実行し、このアプリケーションがデータフォーマットを解釈し、送信データのデータ部にある測定データを読み出すとともに、アプリケーションに対応した上記測定データの処理を行う。例えば、測定データが体重計のものであれば、測定データとして体重及び体脂肪率などであり、これから予め設定されている身長を用いて、肥満度を算出する解析プログラムなどが設定されている(一例としては、肥満度が正常か否かなどの判定処理を行う)。
また、図4のテーブルにおいて、全ての端末IDや個人IDに対応して、必ずしも解析プログラムを設定しておく必要は無く、解析プログラムで処理する必要のあるものにのみ設定するようにしてもよい。この場合、管理サーバは、送信データが送信されてくると、端末IDや個人IDに対応して解析プログラムが設定されているか否かを検出する。
そして、管理サーバは、解析プログラムが設定されていることを検出すると、送信データから測定データを抽出して、解析プログラムにより演算処理を行い、演算処理結果を端末IDや個人IDに対応して記憶する。一方、管理サーバは、解析プログラムが設定されていないことを検出すると、送信データから測定データを抽出して、その測定データを端末IDや個人IDに対応して記憶する。
さらに、図4のテーブルにおいて、端末IDまたは個人IDに対応して、解析プログラムだけでなく、転送アドレスを設定する構成としてよい。
この場合、管理サーバは、管理データベースに、解析プログラムの演算結果を管理データベースに蓄積するだけでなく、対応する端末IDまたは個人IDに対して送信アドレスが設定されている場合、その転送アドレスに対して、解析プログラムによる演算処理結果または測定データをそのままを送信するようにしてもよい。例えば、その転送アドレスは、演算処理結果を別の解析プログラムにて解析したり、自身が受信した測定データのフォーマットを認識できない等の場合に、その測定データを解析する解析プログラムを有する別のサーバのアドレスを指している。すなわち、管理サーバが家電フォーマットを解析できない場合、その測定データをそのまま(データフォーマットのままの形式にて)、家電フォーマットを解析できる他の管理サーバへ転送することとなる。
上述した他の実施形態の構成により、既存の家電などのハードウェア的な改造が必要なく、無線端末2に対して測定データを送信するように、ソフトウェアを改良することにより、一実施形態のシステムを利用することができる。
また、上述した他の実施形態の構成により、無線端末2に対して、測定データのデータフォーマットを解釈する機能を持たせる必要が無く、一実施形態に記載したネットワークにより、管理サーバに設定した解析プログラムで測定データを解析して、管理データベースによって、演算処理結果や測定データを管理することができる。
さらに、上述した他の実施形態の構成により、無線端末が小型化、低消費電力化、接続する家電製品の種類によらず、機能の共通化が可能となる。
なお、図1における無線端末2,通信サーバ3,管理サーバ6A,7Aのそれぞれ機能を実現するためのプログラムを、各々コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、データの送受信の処理やデータ処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明の一実施形態によるネットワークシステムの構成例を示す概念図である。 本実施形態における無線端末2が発信する送信データのパケット構成を示す概念図である。 図1のデータベース4に記憶されている基地局テーブルと端末テーブルの構成を示す概念図である。 図1における管理データベース6B(または7B)に記録されたテーブルを示す概念図である。 図1に示すネットワークの動作例を示すフローチャートである。 家電データフォーマットのパケット構成を示す概念図である。 PDCネットワークの基本構成を示す概念図である。 PDC−Cネットワークの構成を示す概念図である。 無線タグネットワークの構成例を示す概念図である。
符号の説明
1…無線基地局
2…無線端末
3…通信サーバ
4…データベース
5…GW(ゲートウェイ)
6,7…管理会社
6A,7A…管理サーバ
6B,7B…管理データベース

Claims (16)

  1. 無線端末と無線通信を行う無線基地局を管理する通信サーバと、無線端末から発信されたデータを、無線端末に予め設定された送信先サーバへ送信するネットワークシステムであり、
    データを発信する無線端末と、
    無線基地局を介して、該無線端末とデータの送受信を行う通信サーバと、
    前記無線端末の端末IDと、該無線端末のデータの送信先のアドレスとを対応付けた経路テーブルが格納されたデータベースと、
    該通信サーバから送信されるデータから端末IDを抽出し、この端末IDに対応するアドレスに対し、前記データを送信するゲートウェイと
    を有することを特徴とするネットワークシステム。
  2. 通信エリアが各々連続する位置に、前記無線基地局が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。
  3. 前記無線基地局が無線端末からのアクセスを受けた場合、受信タイムスロットにより該無線端末のスケジューリングを行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のネットワークシステム。
  4. 前記無線端末が無線基地局からの電波強度を検出し、最も高い強度の周波数を用いて通信を行うことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のネットワークシステム。
  5. 前記通信サーバが、自身の管理する前記無線基地局に対し、無線端末がアクセスした際、前記データベースに、端末IDに対応させ、通信サーバのサーバID及び無線基地局の基地局IDまたはページングエリアIDを記録することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のネットワークシステム。
  6. 前記データが利用者を識別する個人データが含まれていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のネットワークシステム。
  7. 一つの無線端末IDに対して、複数の前記個人データが対応していることを特徴とする請求項6に記載のネットワークシステム。
  8. 前記データが測定機器の検出した測定データを含み、
    該測定データを入力した時刻を付加し、端末ID毎に管理データベースに時系列に記録し、時系列的な変化を算出する管理サーバをさらに有することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載のネットワークシステム。
  9. 前記管理サーバが前記測定データと予め設定した規定値との比較を行い、比較結果を無線端末に対して通知することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載のネットワークシステム。
  10. 前記無線端末が、前記測定機器から、該測定機器固有のデータフォーマットにて測定データを受信すると、前記データとして前記管理サーバへ送信し、
    前記管理サーバが、前記データフォーマット各々に対応したアプリケーションプログラムを有しており、受信した前記データにおける測定データの前記データフォーマットに対応したアプリケーションプログラムにより、該測定データの判定処理を行う、
    ことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載のネットワークシステム。
  11. 前記測定データが測定機器固有のデータフォーマットであり、
    前記無線端末が測定機器から該測定データを無線,有線及び赤外線のいずれかにより受信し、無線基地局を介して、前記管理サーバに対して測定データを送信し、
    管理サーバが、前記測定データを、前記データフォーマットに対応した解析プログラムにより解析し、端末ID毎に管理データベースに時系列に記録することを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載のネットワークシステム。
  12. 無線端末と無線通信を行う無線基地局を管理する通信サーバと、無線端末から発信されたデータを、無線端末に予め設定された送信先サーバへ送信するネットワークシステムにおける通信方法であり、
    無線端末が自身の端末IDを含むデータを発信する発信過程と、
    通信サーバが無線基地局を介し、前記無線端末とデータの送受信を行う通信課程と、
    ゲートウェイが該通信サーバから送信されるデータから端末IDを抽出し、この端末IDに対応するアドレスに対し、前記データを送信する送信過程と
    を有することを特徴とするネットワークシステムの通信方法。
  13. 無線端末から発信されたデータを、無線端末に予め設定された送信先サーバへ、通信サーバにより管理された無線基地局を介して送信するネットワークシステムにおいて用いられる無線端末であり、
    測定機器から入力される、測定機器固有のデータフォーマットの測定データに対し、自身を識別する端末IDを付加し、前記データとして前記送信先サーバへ、前記無線基地局を介して送信することを特徴とする無線端末。
  14. 無線端末から発信されたデータを、データベースに登録されている無線端末毎に予め無線端末に予め設定された送信先サーバへ、通信サーバにより管理された無線基地局を介して送信するネットワークシステムにおいて用いられる通信サーバであり、
    前記無線端末及び送信先サーバ間にて無線基地局を介してデータの送受信を行う際、自身の管理する前記無線基地局へ前記無線端末がアクセスする場合、前記データベースに対し、無線端末の端末IDに対応させ、通信サーバのサーバID,及び無線基地局の基地局IDまたはページングエリアIDを記録することを特徴とする通信サーバ。
  15. 無線端末から発信されたデータを、無線端末に予め設定された送信先サーバへ、通信サーバにより管理された無線基地局を介して送信するネットワークシステムにおいて用いられるデータベースであり、
    前記無線端末の端末IDと、該無線端末のデータの送信先のアドレスとを対応付けた経路テーブルが格納されたことを特徴とするデータベース。
  16. 無線端末から発信されたデータを、無線端末に予め設定された送信先サーバへ、通信サーバにより管理された無線基地局を介して送信するネットワークシステムにおいて用いられるゲートウェイであり、
    前記通信サーバを介して、前記無線端末より送信されるデータから、前記無線端末の端末IDを抽出し、前記無線端末の端末IDと、該無線端末のデータの送信先のアドレスとを対応付けた経路テーブルが格納されたデータベースから、抽出した端末IDに対応するアドレスに対し、前記データを送信することを特徴とするゲートウェイ。
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