JP4455257B2 - 開閉器 - Google Patents

開閉器 Download PDF

Info

Publication number
JP4455257B2
JP4455257B2 JP2004291099A JP2004291099A JP4455257B2 JP 4455257 B2 JP4455257 B2 JP 4455257B2 JP 2004291099 A JP2004291099 A JP 2004291099A JP 2004291099 A JP2004291099 A JP 2004291099A JP 4455257 B2 JP4455257 B2 JP 4455257B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electromagnetic actuator
armature
operating
switch
closing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004291099A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006107860A (ja
Inventor
信孝 久保田
和秀 設楽
健二 加藤
冨夫 郷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2004291099A priority Critical patent/JP4455257B2/ja
Publication of JP2006107860A publication Critical patent/JP2006107860A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4455257B2 publication Critical patent/JP4455257B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

本発明は、真空遮断器、真空開閉器などの開閉器の開閉特性を改善し得る開閉器に関する。
従来の真空遮断器および真空断路器などの開閉器の操作機構においては、開路、閉路操作を行うために、必要な操作力を発生させる電磁アクチュエータを用いたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この種の開閉器は、図5に示すように、図示上段から電流を遮断する遮断部1a、遮断部1aの閉路時に接触荷重を加えるワイプバネ部1b、および図示最下段に遮断部1aを開閉する操作機構部1cが配置され構成されている。なお、図5において、図示右に閉路状態、図示左に開路状態を示している。
遮断部1aには、真空絶縁容器2内に接離自在の一対の電極3、4を有する三相分の真空バルブ5が設けられている。真空絶縁容器2外の固定側は、一方の電路となる上部導体6が支持碍子7を介して上部固定部材8にそれぞれ固定されている。また、真空絶縁容器2外の可動側には、軸方向に移動自在の可動通電軸9が他方の電路となる下部導体10を貫通して設けられている。この可動通電軸9の軸方向には、絶縁操作ロッド11の一方端が連結されている。
ワイプバネ部1bには、絶縁操作ロッド11の他方端に連結された第1の可動軸12とこの第1の可動軸12の軸方向に配置された第2の可動軸13とを連結するワイプバネフォルダ14が設けられている。ワイプバネフォルダ14内には、一対の電極3、4間に接触荷重を加えるワイプバネ15、および開閉時の衝撃力を吸収する緩衝部材16が設けられている。
操作機構部1cには、三相分の第2の可動軸13を連結する連絡梁17、および電磁アクチュエータ18が設けられている。電磁アクチュエータ18は、磁路を形成するヨーク19、ヨーク19内を移動するように設けられた磁性体のアーマチュア20、アーマチュア20を移動もしくは閉路保持をする永久磁石21、永久磁石21に固定されアーマチュア20と接離する磁性体のコア22、ヨーク19内の磁束を増減させる閉路、開路コイル23、24、およびアーマチュア20を図示上方と下方間で挟持した非磁性体の操作ロッド26から構成されている。また、この操作ロッド26は、永久磁石21、コア22、ヨーク19、ヨーク19を固定する架台25を貫き、連絡梁17に連結されている。
電磁アクチュエータ18の両側には、アーマチュア20を永久磁石21から離す方向に常時付勢する弾性部材の開路バネ27が、連絡梁17と下部固定部材28間に設けられている。
そして、閉路状態にする場合には、永久磁石21の磁束と同方向の磁束が生じる閉路コイル23を励磁して、アーマチュア20を永久磁石21の方向に吸引させる。この吸引力は閉路時の操作力となって、アーマチュア20とともに操作ロッド26、そして連絡梁17、ワイプバネフォルダ14、絶縁操作ロッド11が図示上方の閉路方向に移動し、電極3、4間を接触させる。閉路後には、閉路コイル23を無励磁にして、永久磁石21の吸引力によりアーマチュア20を常時吸引している。
また、開路状態にする場合には、永久磁石21の磁束と逆方向の磁束が生じる開路コイル24を励磁して、アーマチュア20と永久磁石21との吸引力を減少させる。それに伴って吸引状態は、開路バネ27のバネ力が勝ることでアーマチュア20とともに操作ロッド26を図示下方の開路方向に移動させる。更に、この開路バネ27により、電極3、4間を最終の位置まで開離する。
一方、操作機構となる電磁アクチュエータ18を二個直列に連結して、一方の電磁アクチュエータで閉路と開路との操作をし、他方の電磁アクチュエータで更に開路方向の操作をするものが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
即ち、一方の電磁アクチュエータで閉路位置と開路位置とを操作し、他方の電磁アクチュエータで開路位置となった電極3、4間を更に広げる操作をして、断路位置にするものとなっている。
特開2002−270423号公報(第4〜5ページ、図1) 特開2000−164084号公報(第14ページ、図13)
上記の従来の開閉器の操作機構においては、次のような問題がある。
開閉器を60kVクラスのような高電圧化しようとする場合、真空バルブ5の電極3、4間のキャップ長を数十mmと広くしなければならなかった。これに伴って、アーマチュア20が移動する距離も大きくなり、アーマチュア20とコア22とが対向するギャップ長が電極3、4間と同様に長ギャップとなっていた。なお、真空バルブ5のギャップ長は、定格電圧20kVクラス以下では一般的に十数mm以下の短ギャップとなっている。
このように高電圧化によってギャップ長が広くなると、ヨーク19、アーマチュア20、永久磁石21、コア22で形成される磁気回路の磁気抵抗が増加し、開閉器を操作する操作力が急激に小さくなる。そして、例えば1m/秒のような所定の開閉速度を必要とする開閉特性が得られ難くなる。このため、必要な操作力を得るため、アーマチュア20とコア22とが対向する面積を広くしたり、閉路コイル23を太径の素線として通電する電流を大きくしたりしなければならなかった。
これにより、アーマチュア20、閉路コイル23、開路コイル24などを大型化せざるを得なかった。更には、これらのコイル23、24を大型化すると、コイル抵抗の増加やインダクタンスの増加などが起こり、操作力に与える影響が大きくなり、更なる大型化をしなければならなかった。
一方、電磁アクチュエータ18を二個直列に連結したものでは、一方と他方の電磁アクチュエータを個別に操作して、閉路位置、開路位置そして断路位置としているので、それぞれが十数mm以下の短ギャップの操作となっていた。したがって、所定の操作力を有して数十mmのような長ギャップを操作することができなかった。
このため、アーマチュア20や閉路コイル23などを大型化しないで、所定の操作力を有して数十mmの長ギャップの開閉ができる開閉器の操作機構が望まれていた。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、所定の操作力を有し、長ギャップの開閉特性を改善し得る開閉器を得ることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の開閉器は、接離自在の一対の電極を有する遮断部と、前記遮断部を開閉する可動軸に連結された操作ロッド、この操作ロッドに狭持されたアーマチュア、および前記アーマチュアに働く電磁力を増減させるコイルを有する電磁アクチュエータと、前記一対の電極を離す方向に付勢する弾性部材とを備え、前記電磁アクチュエータを複数直列に配置するとともに、それぞれの前記操作ロッドを軸上に配置して接離自在とし、前記アーマチュアが移動する距離を、前記可動軸側から反可動軸側に向かって順次小さくしたことを特徴とする。
本発明によれば、開閉器の可動軸に、この可動軸に連結されたアーマチュア、永久磁石、ソレノイドコイルを有する電磁アクチュエータを複数連結し、これらを同時に操作しているので、開閉器の閉路時に大きな操作力が得られ、長ギャップの開閉特性を向上させることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
先ず、本発明の実施例1に係る開閉器の操作機構を図1を参照して説明する。図1は、本発明の実施例1に係る開閉器の操作機構を示す断面図である。なお、図1において、開路状態を示し、従来と同様の構成部分については、同一符号を付した。また、開閉器は、従来の図5と同様であるので、その説明を省略する。
図1に示すように、操作機構となる電磁アクチュエータ18は、図示上段の第1の電磁アクチュエータ18aと図示下段の第2の電磁アクチュエータ18bとを直列に連結して構成されている。
第1の電磁アクチュエータ18aは、磁路を形成するヨーク19a、ヨーク19a内を移動するように設けられた磁性体のアーマチュア20a、アーマチュア20aを移動もしくは閉路保持をする永久磁石21a、永久磁石21aに固定されアーマチュア20aと接離する磁性体のコア22a、ヨーク19a内の磁束を増減させる閉路、開路コイル23a、24a、およびアーマチュア20aを図示上方と下方間で挟持した非磁性体の第1の操作ロッド26aから構成されている。また、この操作ロッド26aは、永久磁石21a、コア22a、ヨーク19a、ヨーク19aを固定する架台25aを貫き、図示しない連絡梁に連結されている。
第2の電磁アクチュエータ18bは、第1の電磁アクチュエータ18aと同様に構成されている。即ち、ヨーク19b、アーマチュア20b、永久磁石21b、コア22b、閉路、開路コイル23b、24b、架台25b、および第2の操作ロッド26bから構成されている。
また、第1の操作ロッド26aと第2の操作ロッド26bとは、軸上に配置され、対向する端部にそれぞれ円板状のカップリング31a、31bが固定されている。カップリング31a、31b間は、ボルト32で連結されている。そして、開路状態における第1の電磁アクチュエータ18aのコア22aとアーマチュア20aとのギャップ長g1と、第2の電磁アクチュエータ18bのコア22bとアーマチュア20bとのギャップ長g2とは、同様となっている。
ここで、閉路コイル23a、23bと開路コイル24a、24bとを一体のソレノイドコイルとし、閉路時には永久磁石21a、21bの磁力と同方向の磁力が生じるように励磁し、また、開路時には永久磁石21a、21bの磁力と逆方向の磁力が生じるように励磁してもよい。
そして、閉路状態にする場合には、第1の電磁アクチュエータ18aと第2の電磁アクチュエータ18bとを同時に操作する。即ち、永久磁石21a、21bの磁束と同方向の磁束が生じる閉路コイル23a、23bを同時に励磁し、それぞれのアーマチュア20a、20bを永久磁石21a、21bの方向に同時に吸引させる。
この吸引力は、第1の電磁アクチュエータ18aのコア22aとアーマチュア20a間、および第2の電磁アクチュエータ18bのコア22bとアーマチュア20b間で生じ、閉路時の操作力となって、アーマチュア20a、20bとともに第1および第2の操作ロッド26a、および26bを図示上方の閉路方向に移動させる。閉路後には、閉路コイル23a、23bを無励磁にして、それぞれの永久磁石21a、21bの吸引力によりアーマチュア20a、20bを常時吸引している。
このように閉路時の操作力は、第1の電磁アクチュエータ18aと第2の電磁アクチュエータ18bとを同時に操作しているので、吸引力が同時に発生し、従来に比べて操作力が2倍の大きさとなる。このため、数十mmのような長ギャップにおいても、閉路時の速度を向上させることができる。
一方、開路状態にする場合には、永久磁石21a、21bの磁束と逆方向の磁束が生じる開路コイル24a、24bを同時に励磁して、アーマチュア20a、20bと永久磁石21a、21bとの吸引力を減少させる。それに伴って吸引状態は、図示しない開路バネのバネ力が勝ることでアーマチュア20a、20bとともに第1および第2の操作ロッド26aおよび26bを図示下方の開路方向に移動させる。そして、開路バネにより、最終の位置まで開離する。
上記実施例1の開閉器の操作装置によれば、第1の電磁アクチュエータ18aと第2の電磁アクチュエータ18bとを直列に連結して、コア22a、22bとアーマチュア20a、20bとが対向するギャップ長を同様にし、これらを同時に操作しているので、開閉時に大きな操作力が得られ、長ギャップにおける開閉特性を向上させることができる。
なお、上記実施例1では、第1の電磁アクチュエータ18aと第2の電磁アクチュエータ18bとを同様の構成で説明したが、コア22a、22bとアーマチュア20a、20bとが対向するギャップ長g1、g2が同様であれば、閉路コイル23a、23bや開路コイル24a、24bの形状や容量などが異なっていてもよい。
また、カップリング31a、31bを直接、ボルト32で固定して説明したが、カップリング31a、31b間に、ゴムのような弾性体からなる緩衝層を介して固定すれば、第1の電磁アクチュエータ18aのギャップ長g1と第2の電磁アクチュエータ18bのギャップ長g2が若干異なっていても、緩衝層によりこのギャップ長g1、g2の差異が吸収されるので好ましくなる。
また、永久磁石21a、21bにより、閉路を保持させることで説明したが、永久磁石21a、21bを取り除き、閉路時に第1の操作ロッド26aなどの可動部にラッチを掛けるラッチ式の機構で閉路の保持をさせてもよい。
また、第1の操作ロッド26aと第2の操作ロッド26bとをカップリング31a、31bで連結して説明したが、一体の操作ロッドとしてもよい。
更に、電磁アクチュエータは、二個以上を直列に連結してもよい。直列に連結した割合に比例して大きな操作力が得られ、長ギャップの開閉に適するようになる。
次に、本発明の実施例2に係る開閉器の操作機構を図2を参照して説明する。図2は、本発明の実施例2に係る開閉器の操作機構を示す断面図である。なお、この実施例2が実施例1と異なる点は、第1の電磁アクチュエータと第2の電磁アクチュエータとのヨークを一体化させたことである。図2において、開路状態を示し、実施例1と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図2に示すように、第1の電磁アクチュエータ18aと第2の電磁アクチュエータ18bとは、互いのヨーク19a、19bが接して構成されている。また、第3の操作ロッド26cが、第1の電磁アクチュエータ18aのヨーク19aから第2の電磁アクチュエータ18bのヨーク19bを固定する架台25bまで貫いて設けられている。なお、ヨーク19a、19bは、一体化されて構成されていてもよい。
上記実施例2の開閉器の操作装置によれば、実施例1による効果の他に、ヨーク19a、19bを小型化することができ、操作機構の全体構成を小型化することができる。
次に、本発明の実施例3に係る開閉器の操作機構を図3を参照して説明する。図3は、本発明の実施例3に係る開閉器の操作機構を示す断面図である。図3(a)は、開路状態、図3(b)は、閉路中の状態、図3(c)は、閉路状態を示す。なお、この実施例3が実施例1と異なる点は、第1の電磁アクチュエータと第2の電磁アクチュエータとを切り離し、それぞれのヨークとアーマチュアとが対向するギャップ長を異ならせたことである。図3(a)、(b)、(c)において、実施例1と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図3(a)に示すように、第1の電磁アクチュエータ18aの操作ロッド26aと第2の電磁アクチュエータ18bの操作ロッド26bとの端部に固定されているカップリング31a、31bは、軸方向に接離自在に設けられている。また、第1の電磁アクチュエータ18aのコア22aとアーマチュア20aとが対向するギャップ長g3は、第2の電磁アクチュエータ18bのコア22bとアーマチュア20bとが対向するギャップ長g4よりも広くなっている。
ここで、第1の電磁アクチュエータ18aが遮断部側、第2の電磁アクチュエータが下部固定部材側に配置されている。
そして、閉路状態にする場合には、第1の電磁アクチュエータ18aと第2の電磁アクチュエータ18bとを同時に操作して、永久磁石21a、21bの磁束と同方向の磁束が生じる閉路コイル23a、23bを同時に励磁し、それぞれのアーマチュア20a、20bを永久磁石21a、21bの方向に吸引させる。
ここで、吸引力は、ギャップ長g3もしくはg4により大きく左右され、ギャップ長が短い方が大きくなる。このため、先ず、図3(b)に示すように、第2の電磁アクチュエータ18bに大きな吸引力が生じて、コア22bとアーマチュア20bとが当接する。これにより、第2の操作ロッド26bが図示上方の閉路方向に移動し、それに伴って第1の操作ロッド26aとこの操作ロッド26aに挟持されているアーマチュア20aも移動する。
このように第2の電磁アクチュエータ18bのアーマチュア20bが移動すると、第1の電磁アクチュエータ18aのコア22aとアーマチュア20aとのギャップ長がg4−g3と短くなる。
すると、第1の電磁アクチュエータ18aはギャップ長g3のときよりも大きな吸引力が得られ、図3(c)に示すように、コア22aとアーマチュア20aとが当接する。同時に、第1の操作ロッド26aが図示上方の閉路方向に移動し、互いのカップリング31a、31bが開離して閉路状態となる。
これにより、閉路時においては、先ず、第2の電磁アクチュエータ18bで大きな操作力が得られ、次に、第1の電磁アクチュエータ18aでも引き続いて大きな操作力が得られて閉路状態にすることができる。
一方、開路状態にする場合には、永久磁石21a、21bの磁束と逆方向の磁束が生じる開路コイル24a、24bを励磁して、アーマチュア20a、20bと永久磁石21a、21bとの吸引力を減少させ、第1の操作ロッド26aと第2の操作ロッド26bとを図示下方の開路方向に移動させる。
上記実施例3の開閉器の操作装置によれば、コア22a、22bとアーマチュア20a、20bとが対向するギャップ長が異なる第1の電磁アクチュエータ18aと第2の電磁アクチュエータ18bとを軸上に直列に配置して、互いの操作ロッド26a、26bを接離するようにし、これらを同時に操作しているので、閉路時に、先ずギャップ長が短い方で大きな操作力が得られ、次いで長い方のギャップ長が短くなって引き続いて大きな操作力が得られ、長ギャップにおける開閉特性を向上させることができる。
なお、上記実施例3では、電磁アクチュエータを二個用いて説明したが、二個以上のものを直列に配置してもよい。直列に連結した割合に比例して順次大きな操作力が得られ、長ギャップの開閉に適するようになる。
次に、本発明の実施例4に係る開閉器の操作機構を図4を参照して説明する。図4は、本発明の実施例4に係る開閉器の操作機構を示す断面図である。なお、この実施例4が実施例1と異なる点は、第1の電磁アクチュエータと第2の電磁アクチュエータとを並列に連結したことである。図4において、開路状態を示し、実施例1と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図4に示すように、第1の電磁アクチュエータ18aと第2の電磁アクチュエータ18bとは、並列に配置され構成されている。そして、第1の電磁アクチュエータ18aの第4の操作ロッド26dと第2の電磁アクチュエータ18bの第5の操作ロッド26eとが、上部連絡梁33aと下部連絡梁33b間に固定されている。また、上部連絡梁33aには、遮断部に連結される第6の操作ロッド26fが固定されている。また、下部連絡梁33bには、下部固定部材側に伸びる第7の操作ロッド26gが固定されている。
ここで、開路状態における第1の電磁アクチュエータ18aのコア22aとアーマチュア20aとのギャップ長と、第2の電磁アクチュエータ18bのコア22bとアーマチュア20bとのギャップ長とは、同様となっている。
そして、閉路状態および閉路状態にする場合には、第1の電磁アクチュエータ18aと第2の電磁アクチュエータ18bとを同時に操作する。
上記実施例4の開閉器の操作装置によれば、第1の電磁アクチュエータ18aと第2の電磁アクチュエータ18bとを並列に連結し、コア22a、22bとアーマチュア20a、20bとが対向するギャップ長を同様にして、これらを同時に操作しているので、開閉時に大きな操作力が得られ、長ギャップにおける開閉特性を向上させることができる。
また、上記実施例4では、電磁アクチュエータを二個用いて説明したが、二個以上を並列に連結してもよい。並列に連結した割合に比例して大きな操作力が得られ、長ギャップの開閉に適するようになる。
本発明の実施例1に係る開閉器の操作機構を示す断面図。 本発明の実施例2に係る開閉器の操作機構を示す断面図。 本発明の実施例3に係る開閉器の操作機構を示す断面図。 本発明の実施例4に係る開閉器の操作機構を示す断面図。 開閉器の構成を示す断面図。
符号の説明
1a 遮断部
1b ワイプバネ部
1c 操作機構部
2 真空絶縁容器
3、4 電極
5 真空バルブ
6 上部導体
7 支持碍子
8 上部固定部材
9 可動通電軸
10 下部導体
11 絶縁操作ロッド
12 第1の可動軸
13 第2の可動軸
14 ワイプバネフォルダ
15 ワイプバネ
16 緩衝部材
17 連絡梁
18 電磁アクチュエータ
18a 第1の電磁アクチュエータ
18b 第2の電磁アクチュエータ
19、19a、19b ヨーク
20、20a、20b アーマチュア
21、21a、21b 永久磁石
22、22a、22b コア
23、23a、23b 閉路コイル
24、24a、24b 開路コイル
25、25a、25b 架台
26 操作ロッド
26a 第1の操作ロッド
26b 第2の操作ロッド
26c 第3の操作ロッド
26d 第4の操作ロッド
26e 第5の操作ロッド
26f 第6の操作ロッド
26g 第7の操作ロッド
27 開路バネ
28 下部固定部材
31a、31b カップリング
32 ボルト
33a 上部連絡梁
33b 下部連絡梁

Claims (1)

  1. 接離自在の一対の電極を有する遮断部と、
    前記遮断部を開閉する可動軸に連結された操作ロッド、この操作ロッドに狭持されたアーマチュア、および前記アーマチュアに働く電磁力を増減させるコイルを有する電磁アクチュエータと、
    前記一対の電極を離す方向に付勢する弾性部材と
    を備え、前記電磁アクチュエータを複数直列に配置するとともに、それぞれの前記操作ロッドを軸上に配置して接離自在とし、
    前記アーマチュアが移動する距離を、前記可動軸側から反可動軸側に向かって順次小さくしたことを特徴とする開閉器。
JP2004291099A 2004-10-04 2004-10-04 開閉器 Expired - Fee Related JP4455257B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004291099A JP4455257B2 (ja) 2004-10-04 2004-10-04 開閉器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004291099A JP4455257B2 (ja) 2004-10-04 2004-10-04 開閉器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006107860A JP2006107860A (ja) 2006-04-20
JP4455257B2 true JP4455257B2 (ja) 2010-04-21

Family

ID=36377322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004291099A Expired - Fee Related JP4455257B2 (ja) 2004-10-04 2004-10-04 開閉器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4455257B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102598179B (zh) * 2009-10-29 2014-12-17 三菱电机株式会社 电磁操作式开关装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006107860A (ja) 2006-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9190234B2 (en) Electromagnetic actuator, in particular for a medium voltage switch
KR101750137B1 (ko) 접점 기구 및 이것을 사용한 전자 접촉기
US20100060393A1 (en) Electromagnetic linear actuator
US20190304721A1 (en) Vacuum switching devices
EP1513176A2 (en) Linear switch actuator
JP4738106B2 (ja) 電磁アクチュエータ
US11152178B2 (en) Disconnect switches with combined actuators and related circuit breakers and methods
US10957505B2 (en) Disconnect switch assemblies with a shared actuator that concurrently applies motive forces in opposing directions and related circuit breakers and methods
JP4761913B2 (ja) 電磁アクチュエータ
EP0871192A2 (en) Magnetic actuator
US6674349B1 (en) Opening and/or closing control device, in particular for a switchgear apparatus such as a circuit breaker, and circuit breaker equipped with such a device
JP4667664B2 (ja) 電力用開閉装置
US7482902B2 (en) Linear magnetic drive
RU2322724C2 (ru) Электромагнитный привод
JP4975319B2 (ja) 真空遮断器
JP2002270423A (ja) 電磁アクチュエータ及び開閉器
JP2004342552A (ja) 開閉装置
JP2003308761A (ja) 電磁アクチュエータ
JP4455257B2 (ja) 開閉器
KR20060119681A (ko) 전자기력을 이용한 조작기 및 이를 이용한 차단기
JP4829097B2 (ja) 電磁アクチュエータ
JP4629271B2 (ja) 電力用開閉装置の操作装置
JP2005079009A (ja) 開閉器
JP2008204864A (ja) 開閉器
JP4515664B2 (ja) 電力用開閉装置の操作装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100105

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100203

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140212

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees