JP4453288B2 - 移動体通信網、移動体端末及びそれらに用いるアウタループ電力制御方法 - Google Patents

移動体通信網、移動体端末及びそれらに用いるアウタループ電力制御方法 Download PDF

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本発明は移動体通信網、移動体端末及びそれらに用いるアウタループ電力制御方法に関し、特に第3世代の移動体通信手段としてのW−CDMA(Wideband−Code Division Multiple Access)の電力制御方式に関する。
近年、サービスが開始されはじめているW−CDMAの電力制御方式は、移動体端末が直接電波受けている基地局に対して短時間周期(666μS)で電力の増減を要求する「インナループ」と、ある程度の長時間平均における品質目標値(エラー率)を基に適切な電力制御基準値[ターゲットSIR(Signal−to−Interference Ratio)]を決定する「アウタループ」とから構成されている。
従来、移動体端末における「インナループ」の処理では、図5に示すように、ターゲットSIR22と、実際にSIR測定部21で測定したSIR(受信SIR)との間の差が比較測定部23で検出された時、受信SIRがターゲットSIR22より低くければ基地局(図示せず)に送信電力を上げる要求を出し、受信SIRがターゲットSIR22より高ければ基地局に送信電力を下げる要求を出している。
この場合、移動体端末では、図5に示すように、SIR測定部21が逆拡散部11及びRake受信部12を介して受信した受信信号から受信SIRを測定している。また、移動体端末では、TPC(Transmit Power Control)ビット発生部24で発生したTPCビットを送信側制御チャネルにマッピングすることで、基地局への送信電力を上げる要求、または送信電力を下げる要求を出している。
また、移動体端末における「アウタループ」の処理では、図6に示すように、ネットワーク(基地局)(図示せず)から目標とする品質(エラー率1%等)[ターゲットBLER(Block Error Rare)(所要品質)14]を得て、比較測定部15で目標品質よりエラーが多いことが検出された時にターゲットSIR22をある一定幅で上げ、エラーが目標品質より少ないことが検出された時にターゲットSIR22をある一定幅で下げる処理をしている。このターゲットSIR22は上記の「インナループ」の処理に渡される。
この場合、移動体端末では、図5に示すように、長時間品質測定部13が逆拡散部11及びRake受信部12を介して受信した受信信号から長時間の受信品質を測定している。また、この「アウタループ」の処理は移動体端末が1台であれば問題なく、適切な電力制御が可能となる。
特表2002−520983号公報
ところが、CDMA(Code Division Multiple Access)方式の通信では、図7に示すように、他ユーザの電力が干渉となり、伝送品質に影響を与えることがある。すなわち、移動体端末Aが「インナループ」の処理によって電力を上げる要求を出して基地局からの電力が増加すると、移動体端末Aのために使われる電波は移動体端末Bにとっての干渉になり、移動体端末Bの受信SIRが悪化することがある。
受信SIRが悪化すると、エラー率が上がるため、「アウタループ」の処理の働きによってターゲットSIRが上がる。すると、移動体端末Bが「インナループ」の処理にしたがって基地局の電力を上げる要求を出す。今度は、移動体端末Bのために使われる電波は移動体端末Aにとっての干渉になり、移動体端末Aの受信SIRが悪化するという悪循環に陥る場合がある。
また、基地局が最大電力で送出している時に、移動体端末が干渉を受けると、受信SIRが劣化するため、基地局に長時間電力を上げる要求を出しつづける状態に陥る。その結果、各移動体端末に対する基地局の送信電力は他の移動体端末に対する大きな干渉となり、移動体端末の受信SIRを回復することができなくなってしまう。
この悪循環によって最大電力に達した基地局は、それ以上、移動体端末を接続することができなくなり、接続可能な移動体端末の数が極端に少なくなってしまう。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、負荷を軽減することができ、1基地局に収容することができる移動体端末の数を増やすことができる移動体通信網、移動体端末及びそれらに用いるアウタループ電力制御方法を提供することにある。
本発明による移動体通信網は、移動体端末が、直接電波受けている基地局に対して短時間周期で電力の増減を要求するインナループ処理と、ある程度の長時間平均における品質目標値を基に適切なターゲットSIR(Signal−to−Interference Ratio)を決定する所定のアウタループ処理とを行う移動体通信網であって、
前記移動体端末は、受信SIRが前記ターゲットSIRに追随できない状態に陥ったかどうかを検出する手段と、前記追随できない状態に陥った時に前記ターゲットSIRを変化させるステップサイズを変更させる手段と、前記追随できない状態から脱したかどうかを検出する手段とを備え、
前記ステップサイズを変更させる手段は、前記ステップサイズを緩やかに下げることで、前記ターゲットSIRを徐々に前記受信SIRに近づけている。
本発明による移動体端末は、直接電波受けている基地局に対して短時間周期で電力の増減を要求するインナループ処理と、ある程度の長時間平均における品質目標値を基に適切なターゲットSIR(Signal−to−Interference Ratio)を決定する所定のアウタループ処理とを行う移動体端末であって、
受信SIRが前記ターゲットSIRに追随できない状態に陥ったかどうかを検出する手段と、前記追随できない状態に陥った時に前記ターゲットSIRを変化させるステップサイズを変更させる手段と、前記追随できない状態から脱したかどうかを検出する手段とを有し、
前記ステップサイズを変更させる手段は、前記ステップサイズを緩やかに下げることで、前記ターゲットSIRを徐々に前記受信SIRに近づけている。
本発明によるアウタループ電力制御方法は、移動体端末が、直接電波受けている基地局に対して短時間周期で電力の増減を要求するインナループ処理と、ある程度の長時間平均における品質目標値を基に適切なターゲットSIR(Signal−to−Interference Ratio)を決定する所定のアウタループ処理とを行う移動体通信網のアウタループ電力制御方法であって、
前記移動体端末側に、受信SIRが前記ターゲットSIRに追随できない状態に陥ったかどうかを検出するステップと、前記追随できない状態に陥った時に前記ターゲットSIRを変化させるステップサイズを変更させるステップと、前記追随できない状態から脱したかどうかを検出するステップとを備え、
前記ステップサイズを変更させるステップにおいて、前記ステップサイズを緩やかに下げることで、前記ターゲットSIRを徐々に前記受信SIRに近づけている。
すなわち、本発明のアウタループ電力制御方法は、移動体通信に用いられるアウタループ電力制御において、受信SIR(Signal−to−Interference Ratio)がターゲットSIRに追従することができなくなってしまった場合でも、基地局への過剰な電力要求をしないようにする方法を提供するものである。
また、本発明の移動体端末は、受信SIRがターゲットSIRに追随できない状態に陥ったかどうかを検出する手段と、追随できない状態に陥った時にターゲットSIRを変化させるステップサイズを変更させる(適切に上下させる)手段と、追随できない状態から脱したかどうかを検出する手段とを備えている。
受信SIRがターゲットSIRを下回ると、移動体端末は基地局の送信電力を上げるように要求するが、基地局の送信電力が最大に達してしまっている等の場合には、受信SIRを回復することができない。
すると、移動体端末は受信SIRをターゲットSIRに近づけようとアップ要求を長い時間繰り返すことになり、基地局の送信電力を下げることができなくなってしまう。
電力制御によって受信SIRをターゲットSIRに追従させることができない場合には、それ以上、基地局の送信電力を上げないように電力制御する必要がある。不要に基地局の送信電力を上げたままにすると、他の移動体端末にとっての干渉になるからである。
本発明のアウタループ電力制御方法では、ターゲットSIRと受信SIRとの差を検出し、その検出結果に応じて適切なターゲットSIRを設定している。すなわち、受信SIRがターゲットSIRに追従できない場合には、通常のアウタループ電力制御におけるターゲットSIR調整を中止し、ターゲットSIRを適切に下げる(または上げる)ように別のターゲットSIR調整方法を導入している。
本発明のアウタループ電力制御方法では、上記の方法によって、基地局の送信電力を安定させることが可能となり、他の移動体端末への干渉を減らし(受信品質を正常に保ち)、かつより多くの移動体端末を一つの基地局に収容することが可能になる。
本発明のアウタループ電力制御方法では、上記のような悪循環に陥った場合等、受信SIRをターゲットSIRまで回復する見込みがない時に、基地局への送信電力アップ要求を抑制する方法を提供している。
これによって、本発明のアウタループ電力制御方法では、上記の方法によって、基地局の送信電力を少数の移動体端末で消費することがなくなり、1基地局の収容台数を向上させることが可能となる。
本発明は、以下に述べるような構成及び動作とすることで、移動体通信網の負荷を軽減することができ、1基地局に収容することができる移動体端末の数を増やすことができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態による移動体端末のアウタループ処理部分の構成を示すブロック図である。図1において、本発明の実施の形態による移動体端末のアウタループ処理部分はターゲットSIR可変処理部16を設けた以外は図6に示す従来のアウタループ処理部分と同様の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付してある。また、同一構成要素の動作は上述した従来のアウタループ処理部分と同様である。
ターゲットSIR可変処理部16は予め設定された一定時間以上、受信SIRがターゲットSIR17に追従していないと判定すると、比較測定部15による通常のアウタループ電力制御をストップし、ターゲットSIR17のステップサイズを別のステップサイズに変更する。
また、ターゲットSIR可変処理部16はこの別のステップサイズの状態が予め設定された所定時間維持すると、比較測定部15による通常のアウタループ電力制御を再開させる。
図2は本発明の実施の形態を適用した場合のターゲットSIR、受信SIRの挙動を示す図である。これら図1及び図2を参照して本発明の実施の形態による移動体端末のアウタループ処理部分の動作について説明する。
なんらかの理由で受信SIRがターゲットSIRに追従することができなくなり、例えば2dBの差が出たままT1秒時間が経過すると、ターゲットSIR可変処理部16はターゲットSIR17のステップサイズを可変に設定する。例えば、次のターゲットSIR更新時にターゲットSIRを−1dBとし、その次のターゲットSIR更新時にではターゲットSIRを−0.5dBとするように設定する。
本発明の実施の形態を適用しなかった場合には、図7に示す従来の挙動と同様に、受信SIRがターゲットSIRに追従することができなくなってしまい、その間、移動体端末が基地局へ送信電力を上げるように要求し続けてしまう。
これに対し、本発明の実施の形態を適用した場合には、図2に示すように、受信SIRがターゲットSIRに追従することとなり、基地局へ過大な電力を要求することがなくなる。
よって、本発明の実施の形態では、ターゲットSIRを徐々に受信SIRに近づけていくことによって、インナループでの基地局への過剰な電力要求を抑制することができ、他の移動体端末への干渉になっている基地局からの過大な送信電力を抑制することができる。
図3は本発明の一実施例による移動体端末のアウタループ処理部分の動作を示すフローチャートである。本発明の一実施例による移動体端末のアウタループ処理部分の構成は、上記の図1に示す本発明の実施の形態による移動体端末のアウタループ処理部分と同様の構成となっているので、図1〜図3を参照して本発明の一実施例による移動体端末のアウタループ処理部分の動作について説明する。
比較測定部15によって通常のアウタループ電力制御(ターゲットSIRのステップサイズは予め決められた固定値)が行われている時(図3ステップA1)、ターゲットSIR可変処理部16はある一定時間(T1秒)以上、受信SIRがターゲットSIRに追従していないことを検出すると(図3ステップA2)、つまり、
|(受信SIR)−(ターゲットSIR)|>S0>0
となったことを検出すると、比較測定部15による通常のアウタループ電力制御をストップし、ターゲットSIRのステップサイズS1を、
S1={(受信SIR)−(ターゲットSIR)}/2
とする(図3ステップA3)。
その後に、ターゲットSIR可変処理部16はS1=0の状態をT2時間維持することができると(図3ステップA4)、比較測定部15による通常のアウタループ電力制御を再開する(図3ステップA1)。
上記の式において、「(受信SIR)−(ターゲットSIR)」を2で除算しているのは、急激なターゲットSIRの変化が好ましくないためである。特に、S0=1、S1=0と設定した場合には、受信SIRとターゲットSIR17との差が1dB以上になったらターゲットSIR17を変化させないという動作になる。この設定でも十分効果のあることが確認されている。
より具体的に説明すると、ターゲットSIR可変処理部16はなんらかの理由で受信SIRがターゲットSIRに追従することができなくなり、例えば2dBの差が出たままT1秒時間が経過すると、ターゲットSIRのステップサイズを上記の式のように可変に設定する。
この場合、ターゲットSIR可変処理部16は次のターゲットSIR更新時にターゲットSIRを−1dBとし、その次のターゲットSIR更新時にターゲットSIRを−0.5dBとする。
本発明の一実施例によるアウタループ処理を適用しなかった場合には、図7に示す従来の挙動と同様に、受信SIRがターゲットSIRに追従することができなくなってしまい、その間、移動体端末が基地局へ送信電力を上げるように要求し続けてしまう。
これに対し、本発明の一実施例によるアウタループ処理を適用した場合には、図2に示すように、受信SIRがターゲットSIRに追従することとなり、基地局へ過大な電力を要求することがなくなる。
このように、本実施例では、ターゲットSIR可変処理部16がターゲットSIRを徐々に受信SIRに近づけていくことによって、インナループでの基地局への過剰な電力要求を抑制することができ、他の移動体端末への干渉になっている基地局からの過大な送信電力を抑制することができる。
図4は本発明の他の実施例による移動体端末のアウタループ処理部分の動作を示すフローチャートである。本発明の他の実施例による移動体端末のアウタループ処理部分の構成は、上記の図1に示す本発明の実施の形態による移動体端末のアウタループ処理部分と同様の構成となっているので、図1と図2と図4とを参照して本発明の他の実施例による移動体端末のアウタループ処理部分の動作について説明する。
比較測定部15によって通常のアウタループ電力制御(ターゲットSIRのステップサイズは予め決められた固定値)が行われている時(図4ステップA11)、ターゲットSIR可変処理部16はある一定時間(T1秒)以上、受信SIRがターゲットSIRに追従していないことを検出すると(図4ステップA12)、つまり、
|(受信SIR)−(ターゲットSIR)|>S0>0
となったことを検出すると、比較測定部15による通常のアウタループ電力制御をストップし、ターゲットSIRのステップサイズS1を、
S1={(受信SIR)−(ターゲットSIR)}/2
とする(図4ステップA13)。
この後、ターゲットSIR可変処理部16は(受信SIR)−(ターゲットSIR)<S0となった場合(図4ステップA14)、ターゲットSIRをS1dB/秒で下げていく(図4ステップA15)。
また、ターゲットSIR可変処理部16は(受信SIR)−(ターゲットSIR)>S0となった場合(図4ステップA14)、ターゲットSIRをS1dB/秒で上げていく(図4ステップA16)。
ターゲットSIR可変処理部16は受信SIR=ターゲットSIRの状態をT2時間維持することができると(図4ステップA17)、比較測定部15による通常のアウタループ電力制御を再開する(図4ステップA11)。
このように、本発明では、基地局の送信電力を不必要に要求しなくなるので、移動体通信網の負荷を軽減することができ、1基地局に収容することができる移動体端末の数を増やすことができる。
尚、本発明では、ターゲットSIRのステップサイズをターゲットBLER(基地局から指定される所要品質)と実際に測定しているBLER(ブロック誤り率)との差によって決定することも可能である。
本発明の実施の形態による移動体端末のアウタループ処理部分の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態を適用した場合のターゲットSIR、受信SIRの挙動を示す図である。 本発明の一実施例による移動体端末のアウタループ処理部分の動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施例による移動体端末のアウタループ処理部分の動作を示すフローチャートである。 従来の移動体端末のインナループ処理部分の構成を示すブロック図である。 従来の移動体端末のアウタループ処理部分の構成を示すブロック図である。 従来のターゲットSIR、受信SIRの挙動を示す図である。
符号の説明
11 逆拡散部
12 Rake受信部
13 長時間品質測定部
14 ターゲットBLER
15 比較測定部
16 ターゲットSIR可変処理部
17 ターゲットSIR

Claims (6)

  1. 移動体端末が、直接電波受けている基地局に対して短時間周期で電力の増減を要求するインナループ処理と、ある程度の長時間平均における品質目標値を基に適切なターゲットSIR(Signal−to−Interference Ratio)を決定する所定のアウタループ処理とを行う移動体通信網であって、
    前記移動体端末は、受信SIRが前記ターゲットSIRに追随できない状態に陥ったかどうかを検出する手段と、前記追随できない状態に陥った時に前記ターゲットSIRを変化させるステップサイズを変更させる手段と、前記追随できない状態から脱したかどうかを検出する手段とを有し、
    前記ステップサイズを変更させる手段は、前記ステップサイズを緩やかに下げることで、前記ターゲットSIRを徐々に前記受信SIRに近づけていくことを特徴とする移動体通信網。
  2. 前記ステップサイズを変更させる手段は、前記所定のアウタループ処理を抑止して前記ステップサイズを変更させることを特徴とする請求項1記載の移動体通信網。
  3. 直接電波受けている基地局に対して短時間周期で電力の増減を要求するインナループ処理と、ある程度の長時間平均における品質目標値を基に適切なターゲットSIR(Signal−to−Interference Ratio)を決定する所定のアウタループ処理とを行う移動体端末であって、
    受信SIRが前記ターゲットSIRに追随できない状態に陥ったかどうかを検出する手段と、前記追随できない状態に陥った時に前記ターゲットSIRを変化させるステップサイズを変更させる手段と、前記追随できない状態から脱したかどうかを検出する手段とを有し、
    前記ステップサイズを変更させる手段は、前記ステップサイズを緩やかに下げることで、前記ターゲットSIRを徐々に前記受信SIRに近づけていくことを特徴とする移動体端末。
  4. 前記ステップサイズを変更させる手段は、前記所定のアウタループ処理を抑止して前記ステップサイズを変更させることを特徴とする請求項4記載の移動体端末。
  5. 移動体端末が、直接電波受けている基地局に対して短時間周期で電力の増減を要求するインナループ処理と、ある程度の長時間平均における品質目標値を基に適切なターゲットSIR(Signal−to−Interference Ratio)を決定する所定のアウタループ処理とを行う移動体通信網のアウタループ電力制御方法であって、
    前記移動体端末側に、受信SIRが前記ターゲットSIRに追随できない状態に陥ったかどうかを検出するステップと、前記追随できない状態に陥った時に前記ターゲットSIRを変化させるステップサイズを変更させるステップと、前記追随できない状態から脱したかどうかを検出するステップとを有し、
    前記ステップサイズを変更させるステップにおいて、前記ステップサイズを緩やかに下げることで、前記ターゲットSIRを徐々に前記受信SIRに近づけていくことを特徴とするアウタループ電力制御方法。
  6. 前記ステップサイズを変更させるステップにおいて、前記所定のアウタループ処理を抑止して前記ステップサイズを変更させることを特徴とする請求項7記載のアウタループ電力制御方法。
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