JP4453033B2 - 車輪支持用ハブユニットの製造方法 - Google Patents

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Description

この発明に係る車輪支持用ハブユニットの製造方法は、自動車の車輪を懸架装置に対して回転自在に支持する為の車輪支持用ハブユニットを造るのに利用する。
自動車の車輪は、車輪支持用ハブユニットにより懸架装置に支持する。図8は、従来から広く実施されている車輪支持用ハブユニットの1例を示している。この車輪支持用ハブユニット1は、軸部材2と、内輪3と、外輪4と、複数個の転動体5、5とを備える。このうちの軸部材2の外周面の外端部(外とは、自動車への組み付け状態で幅方向外寄りとなる側を言い、図4を除く各図の左側となる。反対に幅方向中央寄りとなる側を内と言い、図4を除く各図の右側となる。)には、車輪を支持する為のフランジ(第一のフランジ)6を形成している。又、この軸部材2の中間部には第一の内輪軌道7を、同じく内端部には外径寸法が小さくなった段部8を、それぞれ形成している。尚、上記第一の内輪軌道7は、上記軸部材2の中間部外周面に直接形成する他、この軸部材2の中間部に外嵌した内輪の外周面に形成する場合もある(本発明の実施の形態を示す、図1、5、6、7の鎖線によるハッチング部分参照)。この場合に上記段部8は、上記軸部材2の端部でこの内輪3から外れた部分となる。
何れにしても上記段部8には、外周面に第二の内輪軌道9を形成した内輪3を外嵌している。上記軸部材2の内端部には雄ねじ部10を形成し、この雄ねじ部10の先端部を、上記内輪3の内端面よりも内方に突出させている。そして、この雄ねじ部10に螺合したナット11と上記段部8の段差面12との間で上記内輪3を挟持する事により、この内輪3を上記軸部材2の所定位置に結合固定している。尚、上記雄ねじ部10の先端部外周面には、係止凹部17を形成している。そして、上記ナット11を所定のトルクで緊締した後、このナット11の一部で上記凹部17に整合する部分を直径方向内方にかしめ付ける事により、このナット11の緩み止めを図っている。
又、上記外輪4の内周面には、上記第一の内輪軌道7と対向する第一の外輪軌道13及び上記第二の内輪軌道9に対向する第二の外輪軌道14を形成している。そして、これら第一、第二の内輪軌道7、9と第一、第二の外輪軌道13、14との間に上記転動体5、5を、それぞれ複数個ずつ設けている。尚、図示の例では、転動体5、5として玉を使用しているが、重量の嵩む自動車用のハブユニットの場合には、これら転動体としてテーパころを使用する場合もある。
上述の様な車輪支持用ハブユニット1を自動車に組み付けるには、上記外輪4の外周面に形成した外向フランジ状の取付部(第二のフランジ)15により、この外輪4を懸架装置に固定し、上記フランジ6に車輪を固定する。この結果、この車輪を懸架装置に対し回転自在に支持する事ができる。
又、特許文献1には、図9に示す様な構造の車輪支持用ハブユニット1が記載されている。この従来構造の第2例の場合には、軸部材2の内端部で内輪3の内端面よりも内方に突出した部分を直径方向外方に折り曲げる事によりかしめ部16を形成し、このかしめ部16と段部8の段差面12との間で、上記内輪3を挟持している。即ち、上記軸部材2の内端部で上記内輪3よりも内方に突出した部分に形成した円筒部を直径方向外方にかしめ広げる事で上記かしめ部16を形成し、このかしめ部16により上記内輪3を上記段部8の段差面12(外端面)に向け抑え付けている。
図8に示した従来構造の第1例の場合には、雄ねじ部10の先端部に係止凹部17を形成する作業、及びナット11の一部を直径方向内方にかしめ付ける作業が必要になる。この為、車輪支持用ハブユニット1の部品製造作業及び組立作業が面倒になり、コストが嵩む。
又、図9に示した第2例の構造の場合、軸部材2に対して内輪3を結合固定する為のかしめ部16の形成時に、このかしめ部16に亀裂等の損傷を発生し易いだけでなく、このかしめ部16が隣接する内輪3の内周面に、直径方向外方に向いた力が加わる。即ち、従来構造の場合には、かしめ部16を形成する為、軸部材2の内端部に形成した円筒部の内外両周面が、何れも互いに同心である単なる円筒面で、円筒部の肉厚を全長に亙り同一としていた。この為、この円筒部の内端部をかしめ広げて上記かしめ部16とする作業時に大きな力を要し、かしめ作業が面倒になるだけでなく、かしめ加工に伴いこのかしめ部16の先端縁部に大きな引っ張り応力が加わって、上記損傷が発生し易くなる。
又、かしめ付け作業時に大きな力が加わる分、上記内輪3の内周面に加わる力が大きくなり、この内輪3の直径が僅かとは言え変化する。そして、この変化量が大きくなると、この内輪3に亀裂等の損傷が発生する可能性が生じるだけでなく、内輪3の外周面に形成した第二の内輪軌道9の直径、形状精度(真円度、断面形状)が悪化する。そして、転動体5、5に付与した予圧を適正値に維持する作業が面倒になり、耐久性を確保する事が難しくなる可能性がある。
米国特許第5226738号明細書
本発明は、上述の様な事情に鑑みて、軸部材に対し内輪を固定するナットの緩み止めを図る為の係止凹部の形成作業やナットのかしめ付け作業を省略できる構造で、内輪3の固定作業時にかしめ部16に亀裂等の損傷が発生しにくくすると共に、かしめ付け作業に伴って上記内輪3の内径やこの内輪3の外周面に形成した第二の内輪軌道9の直径が実用上問題となる程変化する事がない車輪支持用ハブユニットを得られる製造方法を実現するものである。
本発明の製造方法の対象となる車輪支持用ハブユニットは、図9に示した従来の車輪支持用ハブユニットの第2例と同様に、一端部外周面に第一のフランジを形成した軸部材と、この軸部材の中間部外周面に、直接又はこの軸部材とは別体の内輪を介して形成した第一の内輪軌道と、上記軸部材の他端部に形成された、この第一の内輪軌道を形成した部分よりも外径寸法が小さくなった段部と、外周面に第二の内輪軌道を形成して上記段部に外嵌された内輪と、内周面に上記第一の内輪軌道に対向する第一の外輪軌道及び上記第二の内輪軌道に対向する第二の外輪軌道を、外周面に第二のフランジを、それぞれ形成した外輪と、上記第一、第二の内輪軌道と上記第一、第二の外輪軌道との間に、それぞれ複数個ずつ設けられた転動体とを備える。そして、上記軸部材の他端部で少なくとも上記段部に外嵌した内輪よりも突出した部分に形成した円筒部を直径方向外方にかしめ広げる事で形成したかしめ部により、上記段部に外嵌した内輪をこの段部の端面に向け抑え付けて、この段部に外嵌した内輪を上記軸部材に結合固定している。
特に、本発明の車輪支持用ハブユニットの製造方法では、上記軸部材の他端部に形成した、上記内輪を固定する為のかしめ部を構成する為の円筒部の肉厚を、この円筒部を直径方向外方にかしめ広げる以前の状態で、先端縁に向かう程小さくしておくと共に、上記円筒部の長さ寸法を8〜20mmの範囲に規制しておく。そして、上記軸部材の内端部に上記内輪を固定すべく上記円筒部の先端部をかしめ広げる作業を、この軸部材が軸方向にずれ動かない様に固定した状態で押型を上記円筒部の先端部に強く押し付ける、鍛造加工若しくは揺動プレス加工により行なう。又、この押型として、先端面のうちで中央部に上記円筒部の内側に押し込み自在な円錐台状の凸部を、この凸部の周囲に断面円弧状の凹部をこの凸部の全周を囲む状態で、それぞれ形成したものを使用する。且つ、この凹部の断面形状を、上記円筒部を塑性変形させて上記かしめ部を形成する際に、この円筒部を構成する金属に圧縮方向の力を付与しつつ、所定の形状及び大きさを有する上記かしめ部を形成すべく、外径側に向かう程曲率半径が小さくなる複合曲面とする。そして、上記凹部により上記円筒部の先端部を塑性変形させる事により得られるかしめ部の断面形状の厚さ寸法を、基端部から先端部に向かう程漸次小さくすると共に、先端部で急激に小さくする。更に、上記円筒部を塑性変形させて上記かしめ部を形成する最終段階で、このかしめ部の外径面に直径方向内方に向いた圧縮力を作用させる。
又、請求項2に記載した車輪支持用ハブユニットの製造方法の場合には、上記軸部材を中空筒状のハブとする。又、上記内輪の内周面で上記段部と反対側端部に、別の段部を設けておく。そして、この別の段部の段差面を上記かしめ部により、このかしめ部が上記内輪の端面よりも突出しない状態で抑え付ける事によりこの内輪の端面を、上記ハブと等速ジョイントとを結合する際に、この等速ジョイントの一部を突き当てて位置決めを図る為の突き当て面とする。
又、請求項3に記載した車輪支持用ハブユニットの製造方法の場合には、上記円筒部の先端部の厚さ寸法を1.5〜5mmの範囲に規制すると共に、この円筒部の基端部の厚さ寸法を5〜10mmの範囲に規制しておく。
更に、請求項4に記載した車輪支持用ハブユニットの製造方法の場合には、上記内輪の端部開口周縁部に断面円弧状の曲面部を形成しておく。又、この曲面部の始点寄りには傾斜面部分を設け、この傾斜面部分が上記内輪の中心軸に対し傾斜する角度を10〜45度とする。又、この内輪の内周面と上記傾斜面部分とを連続させる部分の曲率半径を2〜8mmの範囲に規制すると共に、この傾斜面部分と上記内輪の端面とを連続させる部分の曲率半径を3〜10mmの範囲に規制しておく。
上述の様に構成される本発明の製造方法により造られる車輪支持用ハブユニットにより、懸架装置に対して車輪を回転自在に支持する作用は、従来の車輪支持用ハブユニットと同様である。
特に、本発明の製造方法により造られる車輪支持用ハブユニットの場合には、かしめ部を形成する為の円筒部の肉厚を先端縁に向かう程小さくしている為、このかしめ部を形成する為に要する力が徒に大きくなる事がない。この為、かしめ作業に伴ってかしめ部に亀裂等の損傷が発生したり、或はかしめ部により固定する内輪に、この内輪の直径を予圧や転がり疲れ寿命等の耐久性に影響を及ぼす程大きく変える様な力が作用する事がない。
この様に、かしめ部に亀裂等の損傷が発生する事を防止すると共に、このかしめ部により軸部材に固定される内輪の直径が実用上問題になる程変化する事を防止できる。そして、この内輪がその固定作業に基づいて損傷する可能性を低くすると共に予圧を適正値に維持でき、しかも部品点数、部品加工、組立工数の減少により、コスト低減を図れる。
又、上記円筒部の長さ寸法を8〜20mmの範囲に規制している為、かしめ部を十分に形成できなかったり、或は形成時にかしめ部の一部に亀裂等の損傷が発生する事を防止できる。更に、軸部材の内端部に存在する中空部の長さ寸法が長くなり過ぎて、この軸部材の強度が低くなる事を防止できて、上記内輪に加わるラジアル荷重に基づいてこの軸部材の内端部が変形する事を防止できる。
[実施の形態の第1例]
図1〜4は、本発明の実施の形態の第1例を示している。尚、本発明の特徴は、軸部材2に対して内輪3を固定する部分の構造を造る方法にある。その他の部分の構造及び作用に就いては、前述の図9に示した従来構造と同様であるから、重複する説明を省略若しくは簡略にし、以下、本発明の特徴部分を中心に説明する。
上記軸部材2の内端部に形成した、上記内輪3を固定する為のかしめ部16を構成する為の円筒部18の肉厚は、図3に示した、この円筒部18を直径方向外方にかしめ広げる以前の状態で、先端縁に向かう程小さくなっている。この為に図示の例の場合には、上記軸部材2の内端面に、凹部に向かう程次第に内径が小さくなるテーパ孔19を形成している。
上記軸部材2の内端部に上記内輪3を固定すべく、上述の様な円筒部18の先端部をかしめ広げるには、上記軸部材2が軸方向にずれ動かない様に固定した状態で、図2に示す様に、押型20を上記円筒部18の先端部に強く押し付ける。この押型20の先端面(図2の左端面)中央部には、上記円筒部18の内側に押し込み自在な円錐台状の凸部21を形成し、この凸部21の周囲に断面円弧状の凹部22を、この凸部21の全周を囲む状態で形成している。
尚、この凹部22の断面形状、並びに外径R22及び深さD22は、上記円筒部18を塑性変形させて上記かしめ部16を形成する際に、この円筒部18を構成する金属(鋼)に圧縮方向の力を付与しつつ、所定の形状及び大きさを有する上記かしめ部16を形成する様に規制する。即ち、上記凹部22の断面形状は、この凹部22により上記円筒部18の先端部を塑性変形させる事により得られるかしめ部16の断面形状が、基端部から先端部に向かう程厚さ寸法が漸次小さくなる様に、特にこの厚さ寸法が先端部で急激に小さくなる様に、外径側に向かう程曲率半径が小さくなる複合曲面としている。又、外径R22は、形成すべきかしめ部16の外径R16と同じか、このかしめ部16の外径R16よりも僅かに小さい程度(R22≦R16)にしている。更に、深さD22は、上記内輪3の内端部内周面及び内端面との間で上記円筒部18の先端部を挟持して上記かしめ部16を形成した状態で、上記押型20の先端面と上記内輪3の内端面との間に隙間23が残留する様に規制する。
上述の様な形状並びに寸法の凸部21と凹部22とを有する押型20を上記円筒部18の先端部に押し付ければ、この円筒部18の先端部を直径方向外方にかしめ広げて、上記かしめ部16を形成する事ができる。そして、このかしめ部16と軸部材2の内端部に形成した段部8の段差面12との間で上記内輪3を挟持して、この内輪3を上記軸部材2に固定できる。図示の例の場合には、上記円筒部18の内端面を塑性変形させる事により上記かしめ部16を形成する最終段階で、上記凹部22の内面からこのかしめ部16の外径面に、直径方向内方に向く圧縮力が作用する。従って、このかしめ部16の外周縁に亀裂等の損傷が発生する事を、有効に防止できる。又、上記かしめ部16の基端部外径面が当接する、上記内輪3の内端開口周縁部には、断面円弧状の曲面部24を形成している。従って、上記かしめ部16の基端部の曲率半径が小さくなる事はなく、この基端部にも無理な応力が加わりにくくなる。
上述の様に本発明の製造方法により造られる車輪支持用ハブユニットの場合には、かしめ部16を形成する為の円筒部18の肉厚を先端縁に向かう程小さくしている為、この円筒部18の先端部を上述の様な押型20により塑性変形させて上記かしめ部16を形成する為に要する力が、徒に大きくなる事がない。この為、かしめ作業に伴ってかしめ部16に亀裂等の損傷が発生したり、或はかしめ部16により固定する内輪3に、この内輪3の直径を予圧や転がり疲れ寿命等の耐久性に影響を及ぼす程大きく変える様な力が作用する事がない。特に、図示の例では、かしめ部16の先端部に圧縮応力を作用させると共に、このかしめ部16の基端部の曲率半径を大きくしている為、このかしめ部16の損傷防止をより有効に図れる。尚、図1で25は、転動体5、5を設けた空間に塵芥が進入したり、或はこの空間から潤滑油等が漏出するのを防止する為のシールリング、26は外輪4の内端開口部を塞ぐ蓋体である。
次に、図1〜4に示す様な構造を実現する場合に於ける、各部の寸法の適正値に就いて説明する。尚、この値は、一般的な乗用車に組み込む車輪支持用ハブユニットの場合、即ち、軸部材2に固定すべき内輪3の内径r3 が20〜60mm程度、同じく長さ寸法L3 が15〜40mm程度の場合で、軸部材2の材質をS53C程度の構造用炭素鋼とし、内輪3の材質をSUJ2等の軸受鋼とした場合に関するものである。
先ず、上記かしめ部16を加工する以前に於ける上記円筒部18の先端部の厚さ寸法t18は、1.5〜5mmの範囲が好ましい。又、この円筒部18の基端部の厚さ寸法T18は、5〜10mmの範囲が好ましい。これら先端部及び基端部の厚さ寸法t18及びT18をこの範囲に規制すれば、かしめ部16に亀裂等の損傷が発生する事を防止し、且つ、このかしめ部16による上記内輪3の支持剛性を確保できる。
即ち、変形量が多くなる円筒部18の先端部を薄肉にし、この先端部を容易に塑性変形できる様にして、上記損傷の発生防止を有効に図れる。又、上記内輪3を前記段差面12に向け抑え付ける為に利用する、上記円筒部18の基端部を厚肉にして、上記内輪3の支持強度を十分に確保できる。
又、上記円筒部18の長さ寸法L18は、8〜20mm程度とする事が好ましい。この長さ寸法L18が小さ過ぎる(L18<8mm)と、上記かしめ部16を十分に形成できなかったり、或は形成時にかしめ部16の一部に亀裂等の損傷が発生し易くなる。これに対して、上記長さ寸法L18が大き過ぎる(L18>20mm)と、軸部材2の内端部に存在する中空部の長さ寸法が長くなり過ぎて、この軸部材2の強度が低くなり、上記内輪3に加わるラジアル荷重に基づいて上記軸部材2の内端部が変形し易くなる。尚、上述の様な寸法に規制した円筒部18を塑性変形させて上記かしめ部16とする作業は、鍛造加工、揺動プレス加工により行なう事が好ましい。
又、複数の転動体5から上記内輪3に加わる荷重の作用線(転動体5の接触角を表す図2の鎖線αに一致する)は、この内輪3の内周面と前記段部8との嵌合面を通過し、上記かしめ部16を通過する事がない様にする。この様に規制する理由は、上記荷重が、かしめ部16を直径方向内方に直接変形させる力として働かない様にして、このかしめ部16の破損を防止する為である。
次に、上記内輪3のうち、第二の内輪軌道9よりも外側寄り部分(図3のA−A線部分)の断面積S3 と、当該部分に於ける軸部材2の断面積S 2との関係に就いては、S3 <S2 とし、更に好ましくはS3 ≦0.94S2 とする。これら各部の断面積をこの様に規制する理由は、上記軸部材2に対する上記内輪3の支持強度を確保する為である。
即ち、上記かしめ部16と前記段差面12との間で上記内輪3を挟持した状態で、この内輪3を軸方向に押圧してこの内輪3の回転を防止する力(軸力)は、上記軸部材2及び内輪3の軸方向に亙る歪み量の差で定まる。即ち、かしめ加工中は、内輪3の弾性変形量が軸部材2の弾性変形量よりも大きい。そして、かしめ加工終了後は、これら内輪3及び軸部材2が弾性復帰して、この内輪3に軸方向の力(軸力)が付与される。内輪3を構成する材料と軸部材2を構成する材料とは、弾性係数がほぼ同じである為、上述の様にS3 <S2 とすれば、かしめ工程中の弾性変形量は軸部材2よりも内輪3の方が大きい。従って、各部の断面積をこの様に規制すれば、上記内輪3に十分な圧縮荷重を付与し続けて、上記内輪3が軸部材2に対して回転する、所謂クリープの発生を有効に防止できる。
次に、内輪3の周囲に配置した複数の転動体5が玉である場合、この転動体5の中心Oから上記内輪3の内端面までの距離LO3は、転動体5の直径D5 の0.75倍以上(LO3≧0.75D5 )とする事が好ましい。この距離LO3を或る程度以上確保する理由は、上記かしめ部16の形成作業に伴って、上記転動体5の転動面が当接する、前記第二の内輪軌道9部分の直径が大きくなったり、精度(真円度、断面形状)が悪化する事を防止する為である。即ち、この距離LO3が小さ過ぎると、上記かしめ部16の基端部が上記第二の内輪軌道9の内径側部分に存在する様になって、上記かしめ部16の形成作業に伴い、上記第二の内輪軌道9部分の直径が無視できない程度に大きくなったり上記精度が悪化する可能性が生じる。
次に、前述したかしめ部16の外径R16は、内輪3の内径r3 と、この内輪3の外端部で上記第二の内輪軌道9から外れた部分の外径R3 との関係で、次の範囲に規制する事が好ましい。
3 +0.7(R3 −r3 )≦R16≦r3 +1.3(R3 −r3
上記かしめ部16の外径R16をこの範囲に規制する事により、このかしめ部16に割れ等の損傷が発生する事を防止し、且つ、上記軸部材2に対する上記内輪3の支持強度を確保できる。
上記外径R16が上記範囲よりも大きい方向にずれると、上記損傷が発生し易くなる。反対に、上記外径R16が上記範囲よりも小さい方向にずれると、上記支持強度を確保する事が難しくなる。
更に、前記曲面部24の断面形状は、次の様に規制する事が好ましい。先ず、この曲面部24の始点寄りに傾斜面部分を設け、この傾斜面部分が上記内輪3の中心軸に対し傾斜する角度θ24を、10〜45度とする。又、上記内輪3の内周面と上記傾斜面部分とを連続させる部分の曲率半径r24を、2〜8mmとする。更に、上記傾斜面部分と上記内輪3の端面とを連続させる部分の曲率半径R24を、3〜10mmとする。
上記曲面部24の断面形状をこの様に規制する事により、前記円筒部18を塑性変形させて上記かしめ部16を形成する際に、このかしめ部16の基端部分に過大な応力が発生する事がなくなり、この基端部分の破損防止を図れる。
[実施の形態の第2例]
次に、図5は、本発明の製造方法により造る車輪支持用転がり軸受ユニットの構造の第2例を示している。本例は、車輪の回転速度を検出する為の回転速度検出装置付の車輪支持用ハブユニットを造る為に、本発明の製造方法を適用したものである。この為に本例の場合には、内輪3の内端部に、この内輪3の肩部27よりも小径で、この肩部27よりも内方に突出する段部31を形成している。そして、この肩部27に、回転速度検出装置を構成するトーンホイール28の基端部(図5の左端部)を外嵌固定している。このトーンホイール28の一部は、上記肩部27の外端面で上記段部31の基端部周囲部分に突き当てて、軸方向(図5の左右方向)に亙る位置決めを図っている。又、外輪4の内端開口部には合成樹脂製のカバー29を嵌合固定し、このカバー29に包埋したセンサ30を、上記トーンホイール28に対向させて、回転速度検出装置を構成している。
本例の場合、上述の様に内輪3の内端部に段部31を形成し、軸部材2の内端部に形成したかしめ部16により、この段部31を抑え付けている。この様な段部31を形成した分、上記かしめ部16と、上記内輪3の外周面に形成した第二の内輪軌道9との軸方向距離が離れる。この結果、上記かしめ部16の形成に伴う上記第二の内輪軌道9の寸法変化をより小さく抑える事ができる。更には、この第二の内輪軌道9部分だけでなく、上記肩部27の外径が大きくなる事も防止できる。従って、この肩部27にシールリングやトーンホイールを外嵌したり、この肩部27の外周面にシールリップを摺接させたりする場合に、シールリングやトーンホイールの機能が損なわれる事を防止できる。尚、本例の場合も、内輪3の周囲に配置した複数の転動体5が玉である場合、この転動体5の中心Oから上記内輪3の内端面までの距離LO3は、転動体5の直径D5 の0.75倍以上(LO3≧0.75D5 )とする事が好ましい。その他の部分の構成及び作用は、上述した第1例の場合と同様であるから、同等部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
[実施の形態の第3例]
次に、図6は、本発明の製造方法により造る車輪支持用転がり軸受ユニットの構造の第3例を示している。前述した第1例及び上述した第2例が、何れも、回転しない外輪4の内側に軸部材2を回転自在に設けていたのに対して、本例の場合には、外輪4の側が回転する様にしている。即ち、本例の場合には、この外輪4が、車輪と共に回転するハブとなる。回転側と静止側とが、直径方向で内外逆になり、それに伴って軸方向の内外が一部逆になった以外の構成及び作用は、前述した第1例の場合と同様であるから、同等部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
[実施の形態の第4例]
次に、図7は、本発明の製造方法により造る車輪支持用転がり軸受ユニットの構造の第4例を示している。前述した第1〜2例及び上述した第3例が、何れも、回転駆動しない従動輪(FR車の前輪、FF車の後輪)を回転自在に支持する為の車輪支持用ハブユニットに本発明を適用していたのに対して、本例の場合には、駆動輪(FR車の後輪、FF車の前輪、4WD車の全輪)を回転自在に支持する為の車輪支持用ハブユニットを造るのに本発明を適用したものである。
この為に本例の場合には、軸部材に相当するハブ32を円筒状に形成すると共に、このハブ32の内周面に雌スプライン部33を形成している。そして、この雌スプライン部33に、等速ジョイント34に付属で、外周面に雄スプライン部を形成した駆動軸35を挿入している。一方、上記ハブ32の内端部外周面に形成した段部8には内輪3を外嵌しており、この内輪3の内端面内径寄り部分に段部36を形成している。そして、上記ハブ32の内端部に形成したかしめ部16を、上記段部36に向けかしめ付けている。この状態でこのかしめ部16は、上記内輪3の内端面よりも内方に突出する事はない。従って、上記等速ジョイント34の本体部分37の外端面は、上記内輪3の内端面に当接している。この様に、本体部分37の外端面を内輪3の内端面に当接させた状態で、上記駆動軸35の先端部で上記ハブ32の外端面よりも突出した部分にナット38を螺合し、更に緊締する事により、上記内輪3とハブ32とを、軸方向に亙り強く挟持している。
尚、本例の場合には、内輪3の周囲に配置した複数の転動体5が玉である場合、好ましくは、この転動体5の中心Oから上記段部36の段差面までの距離L36を、転動体5の直径D5 (図3参照)の0.75倍以上(L36≧0.75D5 )とする。その他の部分の構成及び作用は、上述した第1例の場合と同様であるから、同等部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
尚、本例の場合には、ハブ32として中空円筒状のものを使用している為、このハブ32の断面積を内輪3の断面積よりも大きくする事が難しい場合も考えられる。但し、本例の構造は、使用状態では上記ナット38の緊締に基づく軸力により、上記内輪3をハブ32の段差面12に強く押し付けるので、この内輪3から上記かしめ部16に、このかしめ部16を緩める方向に作用する力は限られたものとなる。従って、上記断面積の関係を満たせなくても、上記かしめ部16の耐久性が損なわれる事はない。
本発明の実施の形態の第1例を示す半部断面図。 第1例の構造の製造時に内輪を固定する為、軸部材の内端部をかしめ広げる状態を示す部分拡大断面図。 同じく軸部材の内端部をかしめ広げる以前の状態で示す部分拡大断面図。 図3のA−A断面図。 本発明の製造方法により造る車輪支持用転がり軸受ユニットの構造第2例を示す半部断面図。 同第3例を示す半部断面図。 同第4例を示す半部断面図。 従来構造の第1例を示す半部断面図。 同第2例を示す半部断面図。
符号の説明
1 車輪支持用ハブユニット
2 軸部材
3 内輪
4 外輪
5 転動体
6 フランジ
7 第一の内輪軌道
8 段部
9 第二の内輪軌道
10 雄ねじ部
11 ナット
12 段差面
13 第一の外輪軌道
14 第二の外輪軌道
15 取付部
16 かしめ部
17 係止凹部
18 円筒部
19 テーパ孔
20 押型
21 凸部
22 凹部
23 隙間
24 曲面部
25 シールリング
26 蓋体
27 肩部
28 トーンホイール
29 カバー
30 センサ
31 段部
32 ハブ
33 雌スプライン部
34 等速ジョイント
35 駆動軸
36 段部
37 本体部分
38 ナット

Claims (4)

  1. 一端部外周面に第一のフランジを形成した軸部材と、この軸部材の中間部外周面に、直接又はこの軸部材とは別体の内輪を介して形成した第一の内輪軌道と、上記軸部材の他端部に形成された、この第一の内輪軌道を形成した部分よりも外径寸法が小さくなった段部と、外周面に第二の内輪軌道を形成して上記段部に外嵌された内輪と、内周面に上記第一の内輪軌道に対向する第一の外輪軌道及び上記第二の内輪軌道に対向する第二の外輪軌道を、外周面に第二のフランジを、それぞれ形成した外輪と、上記第一、第二の内輪軌道と上記第一、第二の外輪軌道との間に、それぞれ複数個ずつ設けられた転動体とを備え、上記軸部材の他端部で少なくとも上記段部に外嵌した内輪よりも突出した部分に形成した円筒部を直径方向外方にかしめ広げる事で形成したかしめ部により、上記段部に外嵌した内輪をこの段部の端面に向け抑え付けて、この段部に外嵌した内輪を上記軸部材に結合固定した車輪支持用ハブユニットの製造方法であって、上記軸部材の他端部に形成した、上記内輪を固定する為のかしめ部を構成する為の円筒部の肉厚を、この円筒部を直径方向外方にかしめ広げる以前の状態で、先端縁に向かう程小さくしておくと共に、上記円筒部の長さ寸法を8〜20mmの範囲に規制しておき、上記軸部材の内端部に上記内輪を固定すべく上記円筒部の先端部をかしめ広げる作業を、この軸部材が軸方向にずれ動かない様に固定した状態で押型を上記円筒部の先端部に強く押し付ける、鍛造加工若しくは揺動プレス加工により行ない、この押型として、先端面のうちで中央部に上記円筒部の内側に押し込み自在な円錐台状の凸部を、この凸部の周囲に断面円弧状の凹部をこの凸部の全周を囲む状態で、それぞれ形成したものを使用し、且つ、この凹部の内面形状を、上記円筒部を塑性変形させて上記かしめ部を形成する際に、この円筒部を構成する金属に圧縮方向の力を付与しつつ、所定の形状及び大きさを有する上記かしめ部を形成すべく、外径側に向かう程曲率半径が小さくなる複合曲面とし、上記凹部により上記円筒部の先端部を塑性変形させる事により得られるかしめ部の断面形状の厚さ寸法を、基端部から先端部に向かう程漸次小さくすると共に、先端部で急激に小さくし、上記円筒部を塑性変形させて上記かしめ部を形成する最終段階で、このかしめ部の外径面に直径方向内方に向いた圧縮力を作用させる車輪支持用ハブユニットの製造方法。
  2. 軸部材が中空筒状のハブであり、内輪の内周面で段部と反対側端部に別の段部が設けられており、この別の段部の段差面をかしめ部により、このかしめ部が上記内輪の端面よりも突出しない状態で抑え付ける事によりこの内輪の端面を、上記ハブと等速ジョイントとを結合する際に、この等速ジョイントの一部を突き当てて位置決めを図る為の突き当て面とする、請求項1に記載した車輪支持用ハブユニットの製造方法。
  3. 円筒部の先端部の厚さ寸法を1.5〜5mmの範囲に規制し、この円筒部の基端部の厚さ寸法を5〜10mmの範囲に規制する、請求項1〜2のうちの何れか1項に記載した車輪支持用ハブユニットの製造方法。
  4. 内輪の端部開口周縁部に断面円弧状の曲面部を形成し、この曲面部の始点寄りに傾斜面部分を設け、この傾斜面部分が上記内輪の中心軸に対し傾斜する角度を10〜45度とし、この内輪の内周面と上記傾斜面部分とを連続させる部分の曲率半径を2〜8mmの範囲に規制し、この傾斜面部分と上記内輪の端面とを連続させる部分の曲率半径を3〜10mmの範囲に規制する、請求項1〜3のうちの何れか1項に記載した車輪支持用ハブユニットの製造方法。
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