JP4450215B2 - ブレーキ振動検知装置 - Google Patents
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Description
本発明の一実施形態が適用されたブレーキ振動検知装置について説明する。図1は、本実施形態のブレーキ振動検知装置1のブロック構成を示したものである。以下、図1を参照して、本実施形態のブレーキ振動検知装置1について説明する。
本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態のブレーキ振動検知装置1は、上記第1実施形態と同様の構成であり、ブレーキ振動検知装置1におけるブレーキ振動検知用のECU30で実行される処理についてのみ異なるものであるため、異なる部分についてのみ説明する。
本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態のブレーキ振動検知装置1も、上記第1実施形態と同様の構成であり、ブレーキ振動検知装置1におけるブレーキ振動検知用のECU30で実行される処理についてのみ異なるものであるため、異なる部分についてのみ説明する。
上記第1実施形態では、所定車速範囲として例えば100km/h±40km/h程度もしくは50km/h±40km/h程度の範囲を例に挙げて説明したが、これは一次共振周波数(回転一次の共振周波数)が100km/h程度の車速、二次共振周波数(回転二次の共振周波数)が50km/h程度の車速となることから、これらを例に挙げたが、それ以上の高次共振周波数に対しても、同様のことが言える。ただし、その場合には、共振する車速がかなり低い値となってしまい、振動センサ5のゲインが小さくなってしまうため、一次共振周波数もしくは二次共振周波数に相当する車速を基準として所定車速範囲を設定するのが好ましい。
Claims (12)
- 車両が制動中であるか否かを検出する制動検出手段(10)にて制動中であることが検出されている場合に、前記車両に備えられた複数の車輪(FL、FR、RL、RR)それぞれにおけるブレーキ振動成分を含む検出信号を発生させる信号発生手段(5)と、該信号発生手段が発生した前記検出信号をバンドパスフィルタに通すフィルタ処理手段(110)と、該フィルタ処理手段での処理後における前記検出信号のゲインを平均化処理した前記振動ゲインの平均値(S)を求めるゲイン演算手段(130)と、
前記ゲイン演算手段によって求められた前記振動ゲインの平均値の変動要因となるパラメータの値を求めると共に、該パラメータの値に基づいて、前記振動ゲインの平均値に対して補正を行う補正手段(140)と、
前記補正手段によって補正された後の前記振動ゲインの平均値が所定のブレーキ振動判定しきい値以上であるか否かによってブレーキ振動の発生を検知するブレーキ振動検知手段(150)と、を有していることを特徴とするブレーキ振動検知装置。 - 車両が制動中であるか否かを検出する制動検出手段(10)にて制動中であることが検出されている場合に、前記車両に備えられた複数の車輪(FL、FR、RL、RR)それぞれにおけるブレーキ振動成分を含む検出信号を発生させる信号発生手段(5)が発生した前記検出信号に基づいて振動ゲインを演算するゲイン演算手段(130)と、
前記ゲイン演算手段によって求められた前記振動ゲインの変動要因となるパラメータの値を求めると共に、該パラメータの値に基づいて、前記振動ゲインを補正する補正手段(140)と、
前記補正手段によって補正された後の前記振動ゲインが所定のブレーキ振動判定しきい値以上であるか否かによってブレーキ振動の発生を検知するブレーキ振動検知手段(150)とを有すると共に、
前記車両の車速を求める車速検出手段を有し、
前記振動ゲインの変動要因となるパラメータは車速であり、前記補正手段は、前記車速検出手段によって求められた前記車速に基づいて前記振動ゲインを補正するようになっていることを特徴とするブレーキ振動検知装置。 - 前記振動ゲインが所定車速となるときにピークとなる場合において、前記振動ゲインのピークに対する任意の車速のときの前記振動ゲインの低下率もしくは低下量の関係に基づいて求めた任意の車速のときの補正値の関係を記憶する記憶手段を有し、
前記補正手段は、前記車速検出手段で得られた車速から、前記ゲイン演算手段によって前記振動ゲインが求められたときの車速を求めると共に、当該車速のときの補正値を前記任意の車速のときの前記補正値の関係から求め、求めた補正値を用いて前記補正を行うことを特徴とする請求項2に記載のブレーキ振動検知装置。 - 前記補正手段は、前記振動ゲインがピークとなる前記所定車速を含む所定の速度範囲を補正適用範囲として設定しており、前記ゲイン演算手段によって前記振動ゲインが求められたときの車速が前記補正適用範囲内の場合にのみ、前記補正を行うことを特徴とする請求項3に記載のブレーキ振動検知装置。
- 車両が制動中であるか否かを検出する制動検出手段(10)にて制動中であることが検出されている場合に、前記車両に備えられた複数の車輪(FL、FR、RL、RR)それぞれにおけるブレーキ振動成分を含む検出信号を発生させる信号発生手段(5)が発生した前記検出信号に基づいて振動ゲインを演算するゲイン演算手段(130)と、
前記ゲイン演算手段によって求められた前記振動ゲインの変動要因となるパラメータの値を求めると共に、該パラメータの値に基づいて、前記振動ゲインを補正する補正手段(140)と、
前記補正手段によって補正された後の前記振動ゲインが所定のブレーキ振動判定しきい値以上であるか否かによってブレーキ振動の発生を検知するブレーキ振動検知手段(150)とを有すると共に、
前記車両の制動トルクを求める制動トルク検出手段を有し、
前記振動ゲインの変動要因となるパラメータは制動トルクであり、前記補正手段は、前記制動トルク検出手段によって求められた前記制動トルクに基づいて前記振動ゲインを補正するようになっていることを特徴とするブレーキ振動検知装置。 - 前記振動ゲインが所定の制動トルクとなるときにピークとなる場合において、前記振動ゲインのピークに対する任意の制動トルクのときの前記振動ゲインの低下率もしくは低下量の関係に基づいて求めておいた任意の制動トルクのときの補正値の関係を記憶する記憶手段を有し、
前記補正手段は、前記制動トルク検出手段で得られた制動トルクから、前記ゲイン演算手段によって前記振動ゲインが求められたときの制動トルクを求めると共に、当該制動トルクのときの補正値を前記任意の制動トルクのときの前記補正値の関係から求め、求めた補正値を用いて前記補正を行うことを特徴とする請求項5に記載のブレーキ振動検知装置。 - 前記補正手段は、前記振動ゲインがピークとなる前記所定制動トルクを含む所定の制動トルク範囲を補正適用範囲として設定しており、前記ゲイン演算手段によって前記振動ゲインが求められたときの制動トルクが前記補正適用範囲内の場合にのみ、前記補正を行うことを特徴とする請求項6に記載のブレーキ振動検知装置。
- 前記制動トルク検出手段は、前記制動トルクを類推する減速度もしくはホイールシリンダ圧を検出することを特徴とする請求項5ないし7のいずれか1つ記載のブレーキ振動検知装置。
- 車両が制動中であるか否かを検出する制動検出手段(10)にて制動中であることが検出されている場合に、前記車両に備えられた複数の車輪(FL、FR、RL、RR)それぞれにおけるブレーキ振動成分を含む検出信号を発生させる信号発生手段(5)が発生した前記検出信号に基づいて振動ゲインを演算するゲイン演算手段(130)と、
前記ゲイン演算手段によって求められた前記振動ゲインの変動要因となるパラメータの値を求めると共に、該パラメータの値に基づいて、前記振動ゲインを補正する補正手段(140)と、
前記補正手段によって補正された後の前記振動ゲインが所定のブレーキ振動判定しきい値以上であるか否かによってブレーキ振動の発生を検知するブレーキ振動検知手段(150)とを有すると共に、
前記各車輪ごとに搭載されたディスクロータの温度を求める温度検出手段を有し、
前記振動ゲインの変動要因となるパラメータは前記ディスクロータの温度であり、前記補正手段は、前記温度検出手段によって求められた前記ディスクロータの温度に基づいて前記振動ゲインを補正するようになっていることを特徴とするブレーキ振動検知装置。 - 前記ディスクロータが所定温度以上であるときに前記振動ゲインがピークとなる場合において、前記振動ゲインのピークに対する任意の温度のときの前記振動ゲインの低下率もしくは低下量の関係に基づいて求めておいた任意の温度のときの補正値の関係を記憶する記憶手段を有し、
前記補正手段は、前記温度検出手段で得られた前記ディスクロータの温度から、前記ゲイン演算手段によって前記振動ゲインが求められたときの前記ディスクロータの温度を求めると共に、当該温度のときの補正値を前記任意の温度のときの前記補正値の関係から求め、求めた補正値を用いて前記補正を行うことを特徴とする請求項9に記載のブレーキ振動検知装置。 - 前記補正手段は、前記振動ゲインがピークとなる前記所定温度を含む所定の温度範囲を補正適用範囲として設定しており、前記ゲイン演算手段によって前記振動ゲインが求められたときの前記ディスクロータの温度が前記補正適用範囲内の場合にのみ、前記補正を行うことを特徴とする請求項10に記載のブレーキ振動検知装置。
- 前記温度検出手段は、前記ディスクロータの温度を類推する制動頻度もしくは減速量を検出することを特徴とする請求項9ないし11のいずれか1つに記載のブレーキ振動検知装置。
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