JP4448659B2

JP4448659B2 - Improved knock-type mechanical pencil

Info

Publication number: JP4448659B2
Application number: JP2003012939A
Authority: JP
Inventors: 高橋末峰
Original assignee: 高橋末峰
Priority date: 2003-01-22
Filing date: 2003-01-22
Publication date: 2010-04-14
Anticipated expiration: 2023-01-22
Also published as: JP2004223820A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本願は所謂ノック式シャープペンシルに改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
図４に示すように、ノック式シャープペンシルにおいては、芯１を押圧把持し、かつ芯１と一体となって移動し、周囲の締めリング３による締め付けから解放された段階にて、芯１に対する前記押圧把持を解放する芯咬止チャック２を設け、ノック７を前方に押圧することによって、芯タンク２２、及び芯１の周囲に設けられている継ぎ手２１を介して、芯咬止チャック２を締めリング３によって前記の締め付けられた状態にて押圧を把持している芯１と共に、前進させると共に、締めリング３の先端が前側の部材と衝突した段階にて、締めリング３の芯咬止チャック２に対する締め付け、及び芯咬止チャック２の芯１に対する押圧把持を解放した後に、芯タンク２２又は継ぎ手２１と係合している芯咬止用バネ１２の弾発力によって芯タンク２２及び継ぎ手２１を介してノック７、芯咬止チャック２及び締めリング３を後退させ、締めリング３の後退が停止した段階にて、芯咬止チャック２に対する締め付け、更には芯咬止チャック２の芯１に対する押圧把持を再現することによって、芯１を前方に突出させている。
【０００３】
そして、芯１の先端における位置、即ちガイドパイプ９からの突出長さを適当に設定するためには、ノック７を前方向に押すことによって、締めリング３によって締め付けられた状態にある芯咬止チャック２及び芯１を前進させた後、締めリング３を前側の部材（大抵の場合には、図４に示すように、口金８の段差部分）と衝突させ、芯咬止チャック２を締めリング３の周囲からの押圧から解放し、更には、芯１に対する該チャックの締め付けを解放することによって、一方の指先による保持の位置に芯１の先端を留めることが行われている。
【０００４】
しかしながら、図４に示すような従来技術の構成では、締めリング３が芯咬止チャック２と共に前後方向に移動し得る先端及び後端はそれぞれ口金８の段差部分及び内側筒状部６１の先端部分によって確定しており、該前後方向間隔は固定された状態にある。
【０００５】
このように、締めリング３が移動し得る前後方向間隔が確定している場合にはノック７によって前進する芯１の距離も固定されており、ユーザーにおいては、前記のように指先によって芯１を留めなければ、先端のガイドパイプ９から突出し得る芯１の程度を微調整することができないという点において不都合である。
【０００６】
上記のような従来技術の不都合を克服するため、出願人は、既に先端側の口金の近傍において、口金又は外側筒状部と係合し、前後方向に移動自在な内側筒状部を設け、締めリングの先端の当接位置を調整する構成について、特願２００２−１０２０２８号において特許出願を行っている。
【０００７】
但し、上記構成では、口金の近傍において、手指によって操作を行う部位の幅が狭小とならざるを得ず、しかも、このような狭小な部位において手指を接触させながら、上記内側筒状部を移動させるための隙間などを設けることが、工作上煩雑とならざるを得ない。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記のような従来技術を克服し、比較的簡単な構成でありながら締めリングが移動し得る前後方向の間隔を調整自在とし、ひいては１ノック当たりの芯がガイドパイプの先端から突出し得る距離を調整自在とし得る構成を提供することを課題とするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明の基本構成は、芯を押圧把持し、かつ芯と一体となって移動し、周囲の締めリングによる締め付けから解放された段階にて、芯に対する前記押圧把持を解放する芯咬止チャックを設け、ノックを前方に押圧することによって、芯タンク、及び芯の周囲に設けられている継ぎ手を介して、芯咬止チャックを締めリングによって前記の締め付けられた状態にて押圧を把持している芯と共に、前進させると共に、締めリングの先端が前側の部材と衝突した段階にて、締めリングの芯咬止チャックに対する締め付け、及び芯咬止チャックの芯に対する押圧把持を解放した後に、芯タンク又は継ぎ手と係合している芯咬止用バネの弾発力によって芯タンク及び継ぎ手を介してノック、芯咬止チャック及び締めリングを後退させ、締めリングの後退が停止した段階にて、芯咬止チャックに対する締め付け、更には芯咬止チャックの芯に対する押圧把持を再現することによって、芯を前方に突出させているノック式シャープペンシルであって、締めリングの後方において、芯咬止チャック及び継ぎ手の周囲にスライドスリーブを設け、当該スライドスリーブの後端面と、継ぎ手又は芯タンクとの間に前記芯咬止用バネを介在させており、芯咬止用バネの弾発力によって、芯タンク及び継ぎ手を介してノック、芯咬止用チャック及び締めリングが後退した後に、締めリングがスライドスリーブの前側端に衝突することによって後退を停止し、かつ前記のように、芯咬止チャックに対する締め付け、更には芯咬止チャックの芯に対する押圧把持を再現する一方、当該停止の後、ノックを前方に押圧することによって、芯タンク、継ぎ手及び芯を押圧把持している芯咬止チャックを介して、締めリングが前進し、かつスライドスリーブの前側端から離脱しており、前記スライドスリーブは、外側筒状部に内側に螺合している内側筒状部に対し更に内側から螺合し、かつ後方のダイヤルスリーブと一体を成して回転することによって、前後方向移動自在であって、該ダイヤルスリーブの外側周囲において、外側筒状部の隙間を介して手指と接触し得るダイヤルを有している改良型ノック式シャープペンシルにおいて、内側筒状部を先端金具を介してガイドパイプと接続した状態とし、かつ内側筒状部と回転自在に螺合することによって、前後方向に移動自在である先軸を設け、該先軸を、口金の後部と接続した状態とし、かつ締めリングが前進した際、その先端が先端金具に衝突して停止することに基づく改良型ノック式シャープペンシルからなる。
【００１０】
【発明の実施の形態】
図１は、前記基本構成による実施形態による構成のうち、内側接合部６１、先端金具１６、及び先軸１４以外の構成を示しており（内側接合部６１、先端金具１６、及び先軸１４を含む構成は後述する図２によって図示されている。）、締めリング３の後方に設けたスライドスリーブ４を、後述するように、締めリング３に対し衝突及び離脱自在としたうえで、前後方向に移動自在とし、芯咬止用バネ１２の反発力によって、ノック７が後退した際、芯咬止チャック２と共に後方に移動する締めリング３の移動距離を調整自在としている点に基本的特徴を有している。
【００１１】
前記基本構成においては、図２に示すようにスライドスリーブ４は、その外側周囲の一部において外側筒状部６２の内側に螺合している内側筒状部６１に対し、更に内側から螺合しており、後方のダイヤルスリーブ５と一体形成されるか、又は固着されている（図１及び図２の場合には、ネジによって螺着されている場合を示す。）。
【００１２】
前記の基本構成において、ダイヤルスリーブ５は、外側筒状部６２に設けた単数又は複数の隙間１１を介して、ユーザーの手指によって接触可能であるダイヤル５１を外側周囲にて有しており、手指によって伝達されたダイヤルスリーブ５の回転を介して、スライドスリーブ４も回転し、前記前後方向の移動を実現している。
【００１３】
本発明においても、ノック７を前方（先端側）に押圧した場合には、当該押圧力が、ノック７と接続状態にある芯タンク２２（尚、ノック７との接続状態は図示されていない）→継ぎ手２１→芯咬止チャック２の順序にて、前方に伝達されることによって、ノック７、芯タンク２２、継ぎ手２１の前進を介して、芯咬止チャック２は締めリング３と共に前進し、締めリング３が所定の部材と衝突することによって（図１、図２においては、図４に示す従来技術の場合と同様に、口金８の段差部分と衝突する構成を示すが、衝突の対象物は、口金８に限定される訳ではない。因みに、後述する図２に示す前記基本構成の特徴点に基づく構成においては、先端金具１６が前記部材に該当する。）、前進を中止し、かつ締めリング３の芯咬止チャック２及び芯１に対する締め付けが解放されるに至るまで、芯咬止チャック２が、芯１と共にノックされた距離だけ前進することになる。
【００１４】
ノック７が、芯咬止用バネ１２の弾発力によって後退する場合には、芯タンク２２及び継ぎ手２１を介して芯咬止チャック２もまた締めリング３と共に後退し、締めリング３がスライドスリーブ４の前側端と衝突して後退を停止した段階にて、芯咬止チャック２を中心方向に締めることになり、芯１を芯咬止チャック２によって固着している。
そして、ノック７を前方に押圧することによって、前記のように芯１を押圧把持している芯咬止チャック２及び締めリング３が前進する際、締めリング３は、スライドスリーブ４から離脱することになる。
【００１５】
前記のようにスライドスリーブ４が前後方向に移動自在であるため、締めリング３の後端がスライドスリーブ４の前側端に衝突することによって、締めリング３の後退を停止する位置を順次調節することができ、かつ前後方向の移動距離を調整し得ることによって、１回のノックによって、先端における芯１の突出量を調整することになる（厳密には、ノックによって一旦突出する距離、及びその後締めリング３が後退して停止する直前に芯咬止チャック２を締め付け、かつ当該締め付けによって、芯咬止チャック２が芯１を押圧把持することによって、芯１が部分的に後退する距離との差に基づく最終的な芯の突出量を調整することになる。）。
【００１６】
本発明においても、必然的に芯咬止用バネ１２の存在は不可欠であり、図１では、芯咬止用バネ１２の先端はスライドスリーブ４の後方と当接し、その後端は、芯タンク２２から突設した突起２３と当接しているが、芯咬止用バネ１２の当接部位は、このような設計に限定される訳ではなく、要するに、先端が内側筒状部６１又はスライドスリーブ４のように、螺合による移動以外の場合に固定状態を実現し得る部材と当接し、後端が継ぎ手２１、芯タンク２２などの移動し得る部材と当接するように設計すれば良い。
【００１７】
前記基本構成においては、図２に示すように、内側筒状部６１を先端金具１６を介してガイドパイプ９と接続した状態とし、かつ内側筒状部６１と回転自在に螺合することによって、前後方向に移動自在である先軸１４を設け、当該先軸１４を口金８の後部と接続状態とし、かつ締めリング３が前進した際、その先端が先端金具１６に衝突して停止することを特徴とする構成を採用している。
【００１８】
前記特徴点に基づく構成において、先軸１４を回転した場合には、内側筒状部６１、及びこれと先端金具１６を介して接続されているガイドパイプ９は、前後方向に移動が可能となる(尚、スライドスリーブ４は内側筒状部６１に対し、移動自在の状態にて螺合しているために、上記回転に際し、前後方向に移動する訳ではない。)。
【００１９】
前記特徴点に基づく構成においては、ガイドパイプ９の先端位置を調整できるので、例えば、ガイドスリーブの前後方向位置調整によって、芯１のガイドパイプ９からの突出量が過大である場合、又は過小である場合の何れにおいても、先軸１４の回転によって、ガイドパイプ９の前後位置を微調整することによって、上記過大又は過小の突出量を、適切な突出量に調整することができる。
【実施例】
【００２０】
実施例においては、図３に示すように、図２に示す特徴点に基づく構成に立脚したうえで、口金８を前側と後側とに分割したうえで、後側の口金８又は先軸１４の内側面と螺合し、外側周囲において、前側の口金８と後側の口金８の隙間１１を介して手指と接触し得る先端ダイヤルを有している前後方向移動自在である先端ダイヤルスリーブ１５を設け、該先端ダイヤルスリーブ１５が、前側の口金８と一体形成するか、又は固着した状態にあることを特徴としている（尚、図３（ｂ）においては、先端ダイヤルスリーブ１５が先軸１４ではなく、後方の口金８に螺合している場合を示す。）。
【００２１】
このような図３に示す実施例では、先端ダイヤルスリーブ１５の回転によって、その後端が内側筒状部６１との距離を調節し、当該調節によって、内側筒状部６１及び先端金具１６と一体をなして前後移動を行うガイドパイプ９の突出する上限（限界）を調整することが可能となる。
【００２２】
このような調節によって、例えば芯１の突出を可能とするようなガイドパイプ９の過大な突出を防止することができる。
【００２３】
【発明の効果】
以上のような本発明においては、スライドスリーブを設けることによって、締めリングの後退量を調節し、ひいては芯のガイドパイプからの最終的な突出量をも調整することが可能であると共に、このようなスライドスリーブと一体を成して前後移動を行うダイヤルスリーブ及びダイヤルスリーブを介在させるダイヤルは、口金から相当距離だけ離れた部位に設定されているので、ユーザーは、操作がしやすく、しかも、ダイヤルスリーブ及びダイヤルスリーブを前後方向において適宜選択した部位において設けることができるので、製造に際し、口金、又はその近辺に設ける場合に比し、煩雑性を免れることができる。
【００２４】
更には、実施例のように、先軸を螺着している内側筒状部、及びこれと間接的に接続されているガイドパイプの前後方向位置を調整することによって、芯の突出量についても、更なる調整を行うことが可能となる。
【００２５】
このように、本発明は多面的な長所を有しており、その価値は絶大である。
【図面の簡単な説明】
【図１】前記基本構成において、内側筒状部、先端金具、及び先軸以外の構成要素の接続関係を示す実施形態の側断面図
【図２】図１に示す基本構成に立脚したうえで、内側筒状部、先端金具、及び先軸を設けたことによる前記基本構成の特徴点を含む実施形態の側断面図
【図３】本発明において先端ダイヤルスリーブを設けたことによる実施例を示す側断面図
【図４】従来技術による基本構成を示す側断面図
【符号の説明】
１芯
２芯咬止チャック
２１継ぎ手
２２芯タンク
２３突起
３締めリング
４スライドスリーブ
５ダイヤルスリーブ
５１ダイヤル
６１内側筒状部
６２外側筒状部
７ノック
８口金
９ガイドパイプ
１０ゴムパッキング
１１隙間
１２芯咬止用バネ
１３振動防止バネ
１４先軸
１５先端ダイヤルスリーブ
１６先端金具[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present application relates to an improvement to a so-called knock-type mechanical pencil.
[0002]
[Prior art]
As shown in FIG. 4, in the knock type mechanical pencil, the core 1 is pressed and held, moved together with the core 1, and released from the tightening by the surrounding tightening ring 3. The core biting chuck 2 for releasing the pressing and gripping is provided, and by pressing the knock 7 forward, the lead biting chuck 2 is moved via the core tank 22 and the joint 21 provided around the core 1. The core 1 that holds the pressure in the state of being tightened by the tightening ring 3 is advanced, and at the stage where the front end of the tightening ring 3 collides with the front member, the core biting chuck of the tightening ring 3 After releasing the clamping to the core 2 and the pressing grip on the core 1 of the core biting chuck 2, the core tongue is moved by the elastic force of the core biting spring 12 engaged with the core tank 22 or the joint 21. The knock 7, the core biting chuck 2 and the fastening ring 3 are retracted via the joint 22 and the joint 21, and when the backward movement of the fastening ring 3 is stopped, the core biting chuck 2 is tightened and further the core biting chuck 2. The core 1 is made to protrude forward by reproducing the pressing and gripping of the core 1.
[0003]
And in order to set appropriately the position in the front-end | tip of the core 1, ie, the protrusion length from the guide pipe 9, the core occlusion in the state fastened by the fastening ring 3 by pushing the knock 7 forward. After the chuck 2 and the lead 1 are moved forward, the fastening ring 3 is caused to collide with a front member (in most cases, a stepped portion of the base 8 as shown in FIG. 4), and the lead retaining chuck 2 is fastened. The tip of the lead 1 is fastened to a position held by one of the fingertips by releasing the press from the periphery of 3 and releasing the tightening of the chuck with respect to the lead 1.
[0004]
However, in the configuration of the prior art as shown in FIG. 4, the front end and the rear end where the fastening ring 3 can move in the front-rear direction together with the core biting chuck 2 are the step portion of the base 8 and the front end portion of the inner cylindrical portion 61, respectively. The distance in the front-rear direction is fixed.
[0005]
Thus, when the front-rear direction interval at which the fastening ring 3 can move is fixed, the distance of the lead 1 that is advanced by the knock 7 is also fixed, and the user moves the lead 1 with the fingertip as described above. If not fastened, it is disadvantageous in that the degree of the core 1 that can protrude from the guide pipe 9 at the tip cannot be finely adjusted.
[0006]
In order to overcome the disadvantages of the prior art as described above, the applicant has already provided an inner cylindrical portion that is movable in the front-rear direction and engages with the base or the outer cylindrical portion in the vicinity of the distal end side base. Japanese Patent Application No. 2002-102028 has filed a patent application regarding a configuration for adjusting the contact position of the tip of the fastening ring.
[0007]
However, in the above-described configuration, the width of the part to be operated by the finger must be narrow in the vicinity of the base, and the inner cylindrical part is moved while the finger is in contact with such a narrow part. Providing a gap or the like for making it unavoidable is complicated in terms of work.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention overcomes the prior art as described above and allows the distance in the front-rear direction in which the tightening ring can move to be adjustable while having a relatively simple configuration. As a result, the core per knock projects from the tip of the guide pipe. It is an object of the present invention to provide a configuration in which the distance to be obtained can be adjusted.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the basic configuration of the present invention is to press and hold the core against the core when the core is pressed and gripped and moved together with the core and released from tightening by the surrounding tightening ring. By providing a lead bite chuck to be released and pressing the knock forward, the lead bite chuck is brought into the tightened state by the fastening ring via the lead tank and the joint provided around the lead. When the tip of the fastening ring collides with the front member, the fastening ring is fastened to the core biting chuck and the gripping of the core of the lead biting chuck is pressed. After releasing, the knock, lead biting chuck and tightening ring are moved back through the lead tank and joint by the elastic force of the lead biting spring engaged with the lead tank or joint. Is at the step of retracting the clamping ring has stopped, the tightening against the core咬止chuck, even by reproducing the push grip on the core of the core咬止chuck, with knock-type mechanical pencil which protrudes a wick forward In addition , a slide sleeve is provided around the core biting chuck and the joint behind the fastening ring, and the core biting spring is interposed between the rear end surface of the slide sleeve and the joint or the core tank. The retraction is stopped by the collision of the clamping ring against the front end of the slide sleeve after the knock, the chuck for chucking the core, and the fastening ring are retracted through the lead tank and the joint by the elastic force of the spring for locking the core. In addition, as described above, the fastening to the core biting chuck and the pressing gripping to the core of the core biting chuck are reproduced while the stoppage is performed. After that, by pressing the knock forward, the tightening ring is advanced and detached from the front end of the slide sleeve via the lead tank, the joint, and the lead biting chuck that presses and holds the lead, The slide sleeve can be moved in the front-rear direction by being further screwed into the inner cylindrical portion that is screwed inwardly with the outer cylindrical portion, and rotating integrally with the rear dial sleeve. In the improved knock type mechanical pencil having a dial that can come into contact with a finger through the gap of the outer cylindrical portion around the outer periphery of the dial sleeve, the inner cylindrical portion is inserted through the tip fitting. A state in which the front shaft is connected to the guide pipe and is rotatably engaged with the inner cylindrical portion so as to be movable in the front-rear direction, and the front shaft is connected to the rear portion of the base. And an improved knock mechanical pencil based on the fact that when the fastening ring advances, the tip of the fastening ring collides with the tip fitting and stops.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 shows a configuration other than the inner joint portion 61, the tip fitting 16, and the tip shaft 14 among the configurations according to the embodiment of the basic configuration (the inner joint portion 61, the tip fitting 16, and the tip shaft 14 are arranged). 2 includes the slide sleeve 4 provided at the rear of the fastening ring 3 so as to be able to collide with and detach from the fastening ring 3 as described later. It has a basic feature in that it can be moved and the movement distance of the fastening ring 3 that moves rearward together with the core biting chuck 2 when the knock 7 is retracted by the repulsive force of the core biting spring 12 can be adjusted. is doing.
[0011]
In the basic configuration, as shown in FIG. 2, the slide sleeve 4 is further screwed from the inner side to the inner cylindrical part 61 that is screwed to the inner side of the outer cylindrical part 62 at a part of the outer periphery. It is formed integrally with the rear dial sleeve 5 or is fixed (in the case of FIGS . 1 and 2 , the case where it is screwed with a screw is shown).
[0012]
In the basic configuration described above, the dial sleeve 5 has a dial 51 that can be contacted by the user's fingers around the outer periphery through one or more gaps 11 provided in the outer cylindrical portion 62. The slide sleeve 4 is also rotated through the rotation of the dial sleeve 5 transmitted by the above-described movement, thereby realizing the movement in the front-rear direction.
[0013]
Also in the present invention, when the knock 7 is pressed forward (at the front end side), the pressing force is connected to the knock 7 and the lead tank 22 is connected (the connection state with the knock 7 is not shown). By transmitting forward in the order of the joint 21 → the core biting chuck 2, the core biting chuck 2 advances together with the fastening ring 3 through the advancement of the knock 7, the core tank 22, and the joint 21, When the fastening ring 3 collides with a predetermined member (in FIGS. 1 and 2, as in the case of the prior art shown in FIG. 4, a configuration in which it collides with a stepped portion of the base 8 is shown. Is not limited to the base 8. Incidentally, in the configuration based on the characteristic points of the basic configuration shown in Fig. 2 described later, the tip metal fitting 16 corresponds to the member. Tightening ring 3 core bite chuck Up to the tightening against 2 and the core 1 is released, the core 咬止 chuck 2, will be advanced by a distance which is knocked with the core 1.
[0014]
When the knock 7 is retracted by the elastic force of the core locking spring 12, the core biting chuck 2 is also retracted together with the tightening ring 3 via the core tank 22 and the joint 21, and the tightening ring 3 is slide sleeve. 4, the core biting chuck 2 is tightened in the center direction at the stage where it collides with the front end of 4 and stops retreating, and the core 1 is fixed by the core biting chuck 2.
Then, by pressing the knock 7 forward, the fastening ring 3 is detached from the slide sleeve 4 when the lead locking chuck 2 and the fastening ring 3 that press and hold the lead 1 as described above move forward. become.
[0015]
Since the slide sleeve 4 is movable in the front-rear direction as described above, the position at which the retraction of the tightening ring 3 is stopped is sequentially adjusted by the rear end of the tightening ring 3 colliding with the front end of the slide sleeve 4. The amount of protrusion of the core 1 at the tip can be adjusted by one knock (strictly speaking, the distance once protruded by the knock and the subsequent tightening). The difference between the distance at which the core 1 is partially retracted by tightening the core biting chuck 2 immediately before the ring 3 moves backward and stops, and the core biting chuck 2 presses and grips the core 1 by the tightening. Will adjust the final core protrusion amount based on.)
[0016]
In the present invention, the presence of the core locking spring 12 is indispensable . In FIG. 1 , the tip of the core locking spring 12 contacts the rear of the slide sleeve 4, and the rear end of the core locking spring 12 is the core tank 22. However, the contact portion of the core locking spring 12 is not limited to such a design. In short, the tip is the inner cylindrical portion 61 or the slide sleeve 4. As described above, it may be designed so as to come into contact with a member that can realize a fixed state in a case other than the movement by screwing and the rear end comes into contact with a movable member such as the joint 21 and the core tank 22.
[0017]
In the basic configuration, as shown in FIG. 2, the inner cylindrical portion 61 is connected to the guide pipe 9 via the tip fitting 16 and is rotatably engaged with the inner cylindrical portion 61. When a front shaft 14 that is movable in the front-rear direction is provided, the front shaft 14 is connected to the rear portion of the base 8, and when the fastening ring 3 moves forward, the front end of the front shaft 14 collides with the front end fitting 16 and stops. Adopted a characteristic configuration.
[0018]
In the configuration based on the feature point, when the front shaft 14 is rotated, the inner cylindrical portion 61 and the guide pipe 9 connected to the inner cylindrical portion 61 via the tip fitting 16 can be moved in the front-rear direction. (Since the slide sleeve 4 is screwed to the inner cylindrical portion 61 in a movable state, it does not move in the front-rear direction during the rotation.)
[0019]
In the configuration based on the feature point, the tip position of the guide pipe 9 can be adjusted. For example, when the amount of protrusion of the core 1 from the guide pipe 9 is excessive or small by adjusting the position of the guide sleeve in the front-rear direction. In any case, by adjusting the front and rear positions of the guide pipe 9 by the rotation of the front shaft 14, the excessive or excessive protrusion amount can be adjusted to an appropriate protrusion amount.
【Example】
[0020]
In the embodiment, as shown in FIG. 3, the base 8 is divided into a front side and a rear side after being based on the configuration based on the feature points shown in FIG. A front end dial sleeve 15 having a front end dial that can be brought into contact with a finger through a gap 11 between the front base 8 and the rear base 8 around the outer side. The tip dial sleeve 15 is formed integrally with the front base 8 or is in a fixed state (in FIG. 3B, the tip dial sleeve 15 is the leading shaft 14). Instead of screwing into the rear base 8).
[0021]
In the embodiment shown in FIG. 3, the distance between the rear end of the dial dial sleeve 15 and the inner cylindrical portion 61 is adjusted by the rotation of the tip dial sleeve 15. Accordingly, it is possible to adjust the upper limit (limit) of the guide pipe 9 that moves back and forth.
[0022]
By such adjustment, for example, an excessive protrusion of the guide pipe 9 that enables the core 1 to protrude can be prevented.
[0023]
【The invention's effect】
In the present invention as described above, by providing the slide sleeve, it is possible to adjust the retraction amount of the tightening ring, and thereby to adjust the final protrusion amount of the core from the guide pipe. The dial sleeve that moves back and forth in one piece with the slide sleeve and the dial that interposes the dial sleeve are set at a location that is a considerable distance away from the base, so that the user can easily operate the dial sleeve Since the sleeve and the dial sleeve can be provided at sites appropriately selected in the front-rear direction, complexity can be avoided as compared with the case where the sleeve and the dial sleeve are provided in the base or the vicinity thereof.
[0024]
Further, as in the embodiment, by adjusting the position of the inner cylindrical portion screwed on the front shaft and the front-rear direction position of the guide pipe indirectly connected thereto, the protrusion amount of the core Further adjustments can be made.
[0025]
As described above, the present invention has many advantages and its value is tremendous.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side sectional view of an embodiment showing a connection relationship of components other than an inner cylindrical portion, a tip fitting, and a tip shaft in the basic configuration. FIG. 2 is based on the basic configuration shown in FIG. FIG. 3 is a side cross-sectional view of an embodiment including features of the basic configuration by providing an inner cylindrical portion, a tip fitting, and a tip shaft. FIG. 3 shows an embodiment by providing a tip dial sleeve in the present invention. Side sectional view [Fig. 4] Side sectional view showing the basic structure according to the prior art [Explanation of symbols]
1 core 2 core biting chuck 21 joint 22 core tank 23 protrusion 3 fastening ring 4 slide sleeve 5 dial sleeve 51 dial 61 inner cylindrical portion 62 outer cylindrical portion 7 knock 8 base 9 guide pipe 10 rubber packing 11 gap 12 core bite Stop spring 13 Anti-vibration spring 14 Lead shaft 15 Tip dial sleeve 16 Tip fitting

Claims

芯を押圧把持し、かつ芯と一体となって移動し、周囲の締めリングによる締め付けから解放された段階にて、芯に対する前記押圧把持を解放する芯咬止チャックを設け、ノックを前方に押圧することによって、芯タンク、及び芯の周囲に設けられている継ぎ手を介して、芯咬止チャックを締めリングによって前記の締め付けられた状態にて押圧を把持している芯と共に、前進させると共に、締めリングの先端が前側の部材と衝突した段階にて、締めリングの芯咬止チャックに対する締め付け、及び芯咬止チャックの芯に対する押圧把持を解放した後に、芯タンク又は継ぎ手と係合している芯咬止用バネの弾発力によって芯タンク及び継ぎ手を介してノック、芯咬止チャック及び締めリングを後退させ、締めリングの後退が停止した段階にて、芯咬止チャックに対する締め付け、更には芯咬止チャックの芯に対する押圧把持を再現することによって、芯を前方に突出させているノック式シャープペンシルであって、締めリングの後方において、芯咬止チャック及び継ぎ手の周囲にスライドスリーブを設け、当該スライドスリーブの後端面と、継ぎ手又は芯タンクとの間に前記芯咬止用バネを介在させており、芯咬止用バネの弾発力によって、芯タンク及び継ぎ手を介してノック、芯咬止用チャック及び締めリングが後退した後に、締めリングがスライドスリーブの前側端に衝突することによって後退を停止し、かつ前記のように、芯咬止チャックに対する締め付け、更には芯咬止チャックの芯に対する押圧把持を再現する一方、当該停止の後、ノックを前方に押圧することによって、芯タンク、継ぎ手及び芯を押圧把持している芯咬止チャックを介して、締めリングが前進し、かつスライドスリーブの前側端から離脱しており、前記スライドスリーブは、外側筒状部に内側に螺合している内側筒状部に対し更に内側から螺合し、かつ後方のダイヤルスリーブと一体を成して回転することによって、前後方向移動自在であって、該ダイヤルスリーブの外側周囲において、外側筒状部の隙間を介して手指と接触し得るダイヤルを有している改良型ノック式シャープペンシルにおいて、内側筒状部を先端金具を介してガイドパイプと接続した状態とし、かつ内側筒状部と回転自在に螺合することによって、前後方向に移動自在である先軸を設け、該先軸を、口金の後部と接続した状態とし、かつ締めリングが前進した際、その先端が先端金具に衝突して停止することに基づく改良型ノック式シャープペンシル。When the core is pressed and gripped and moved together with the core and released from tightening by the surrounding tightening ring, a core biting chuck is provided to release the pressure grip on the core and press the knock forward By doing so, the lead biting chuck is advanced together with the lead holding the pressure in the above-mentioned tight state by the fastening ring through the lead tank and the joint provided around the lead, At the stage where the front end of the fastening ring collides with the front member, the fastening ring is engaged with the lead tank or the joint after releasing the fastening to the lead biting chuck and the pressing grip on the lead of the lead biting chuck. When the knocking force, the lead biting chuck and the fastening ring are retracted through the lead tank and the joint by the elastic force of the lead biting spring, Tightening against咬止chuck, by further reproducing the push grip on the core of the core咬止chuck, a knock-type mechanical pencil which protrudes a wick forward, behind the clamping ring, the core咬止chuck and A slide sleeve is provided around the joint, and the core-clamping spring is interposed between the rear end surface of the slide sleeve and the joint or the core tank. And after the knock, the chuck for the core pinching and the tightening ring are retracted via the joint, the retraction is stopped by colliding with the front end of the slide sleeve, and the tightening to the core biting chuck is performed as described above. Furthermore, while reproducing the pressing grip on the core of the core biting chuck, after the stop, by pressing the knock forward, Tank, via a wick咬止chuck that presses gripping the joint and the core, clamping ring is advanced, and has been detached from the front end of the slide sleeve, the slide sleeve is threaded on the inside to the outside tubular portion The inner cylindrical portion is further screwed from the inside and rotated integrally with the rear dial sleeve so that it can move in the front-rear direction. In the improved knock type mechanical pencil having a dial that can come into contact with a finger through a gap in the cylindrical portion, the inner cylindrical portion is connected to the guide pipe via a tip fitting, and the inner cylindrical portion And a tip shaft that is movable in the front-rear direction is provided, and the tip shaft is connected to the rear portion of the base, and when the fastening ring advances, the tip of the tip shaft is An improved knock-type mechanical pencil based on stopping when it collides with the tip fitting.

口金を前側と後側とに分割したうえで、後側の口金又は先軸の内側面と螺合し、外側周囲において、前側の口金と後側の口金の隙間を介して手指と接触し得る先端ダイヤルを有している前後方向移動自在である先端ダイヤルスリーブを設け、該先端ダイヤルスリーブが、前側の口金と一体形成するか、又は固着した状態にあることを特徴とする請求項１記載の改良型ノック式シャープペンシル。After the base is divided into the front side and the rear side, it can be screwed with the rear side base or the inner side surface of the front shaft, and can be in contact with the fingers through the gap between the front side base and the rear side base around the outside. the tip dial sleeve is freely back and forth movement having a distal dial provided, tip dial sleeve, front to the mouthpiece formed integrally or of claim 1, wherein a in the fixed state Improved knock-type mechanical pencil.