JP4446528B2 - 摩擦溶接するための装置および方法、摩擦溶接装置を用いてブレード一体型ロータを形成する方法 - Google Patents

摩擦溶接するための装置および方法、摩擦溶接装置を用いてブレード一体型ロータを形成する方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は摩擦溶接機に関し、特に、油圧サーボ駆動摩擦溶接機に関する。
【0002】
本発明は、航空機エンジンの分野で開発されたが、2つの部材を互いに精密かつ効率的に接合するために摩擦溶接を利用することができる他の分野にも適用できる。
【0003】
【従来の技術】
摩擦溶接は、相対的に移動している2つの部品を、圧力下で接触させ、これらの接触面で接合させる周知のプロセスである。溶接の接触面における運動は、回転運動あるいは非回転運動である。非回転運動には、直線運動、楕円運動または振動が含まれる。回転運動による摩擦溶接には、通常、断面が円形である少なくとも1つの部品が必要となる。しかし、両部品の溶接面が非円形である部品を接合させる手段として、非回転運動による摩擦溶接が注目を集めてきている。
【0004】
非回転的な摩擦溶接では、運動方向に対して垂直に鍛接荷重が加えられる間、1つの部品は他の部品に対して振動している。鍛接荷重によってこれらの部品が移動され、接触すると、これらの部品間の摩擦に起因して金属製部品に熱が発生し、これらの金属製部品が可塑化する。運動が停止すると、金属は凝固し、これによって部品が結合する。他の溶接プロセスと比較してこのプロセスが単純であることは、溶接プロセスを厳密に制御できる方法に利用される。厳密なプロセス制御によって、溶接後の検査を部品に行う必要がなくなる。振動数、振幅、軸方向の変位および垂直力等の溶接パラメータは、正確に監視されるとともに制御され、これによって、再現性を有する確実な溶接が行われる。
【0005】
可塑性を有する部品の場合、摩擦溶接プロセスは、通常、高い周波数および小さな鍛接荷重によって行われる。熱可塑性部品を摩擦溶接するためのプロセスの例は、トス(Toth)に付与された米国特許第4,377,428号の名称“摩擦溶接方法”に開示されている。
【0006】
金属製部品の場合は、摩擦溶接に必要とされる条件はより厳密である。加えて、金属製部品の摩擦溶接には大きな力が加えられる。通常、金属製部品に対して、振動数は、約100Hzつまり毎秒100サイクルか、あるいはこれ以下であり、部品の寸法および形状に依存する。さらに、鍛接荷重は5000lbsf(2268kgf)よりも大きい。金属製部品の摩擦溶接に伴うより大きな力に耐えるためには、堅固な構造を備えた溶接機が必要となる。このような構造の大きさに起因して、振動数と溶接機の共振周波数との干渉が懸念される。加えて、プロセス制御を行うためにはプロセスの再現性が要求される。再現性を有するためには、溶接された状態での部品の最終位置が正確かつ予測可能でなければならない。
【0007】
往復運動を発生させるために利用される駆動システムは、安定した振動数および振幅を発生させるとともに、振動している部品を鍛接に適した位置に配置することが可能でなければならない。駆動システムの一つのタイプは機械的駆動システムであり、例えば、シーリー(Searle)に付与された米国特許第5,148,957号の名称“摩擦溶接”に開示されたものが挙げられる。このタイプの駆動システムにおいては、カムおよび継ぎ手が往復運動を発生させるために利用されている。機械的駆動システムの欠点は、システムの部品に生じる摩耗である。システムが利用される間、カム、継ぎ手および軸受けは摩耗し、これに起因してずれが生じる。このずれは、プロセスの正確さおよび再現性を確実にするために取り除かれる必要がある。結局、そのような摩耗によって、摩耗してしまった部品を交換することが必要となる。このように部品を交換することによって、取り除かれるべき付加的なずれが生じる。機械的駆動システムの他の例として、ロバート(Robert)等に付与された米国特許第4,858,815号の名称“摩擦溶接機構”に開示されたものが挙げられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
他のタイプの駆動システムには油圧サーボ制御駆動システムがあり、例えば、ストーク(Stoke)等に付与された米国特許第4,844,320号の名称“制御システムおよび振動溶接方法”に開示されたものが挙げられる。周知のタイプの油圧サーボ装置の制限の一つは、振動数と油圧コラムの固有振動数との干渉である。低い振動数(<100Hz)と、垂直力を受けている金属製部品を移動させるために必要な鍛接荷重と、を発生させるためには、必要な油圧コラムは、通常、振動数と同じオーダーの固有振動数を有するほど大きくなければならない。
【0009】
摩擦溶接を利用することができる特定の有用な用途は、ガスタービンエンジン用のブレード一体型ロータの製造である。このタイプの適用例は、ダイネス(Daines)等に付与された米国特許第5,035,411号の名称“摩擦溶接装置”に開示されている。ブレード一体型ロータは、ロータブレードがロータディスクに直接に接合されたロータアッセンブリであり、通常は溶接によってロータブレードがロータディスクの円周方向に離間して接合されている。各ディスクには多数のロータブレードが接合されているため、接合プロセスは再現性を厳密に有する必要がある。この方法では、選択された特性をそれぞれ有する個々に製造された部品を接合することが可能である。接合された各ブレードは、航空分野での用途に望まれる厳密な公差範囲内で、正確に位置決めされなければならない。改善された摩擦溶接機および方法が、様々な金属材料からなる大きな規模の複雑な形状の部品を摩擦溶接するために要求されている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、鍛接圧力平面と相関する非平面力に起因して、接合されている部品の位置にずれが生じるという認識に一部基づく。このようなずれによって溶接プロセスの厳密な再現性が悪化する。
【0011】
本発明によると、一対の部材を接合するための摩擦溶接機は鍛接アッセンブリを備えており、この鍛接アッセンブリはテーブルを備えており、このテーブルによって部材の一つをテーブル上に配置するプラットフォームが画定されている。この鍛接アッセンブリにおいて、部材間に鍛接荷重が加えられた状態でのプラットフォームにおける非平面力が最小化されている。鍛接圧力は、プラットフォームの片側に配置された鍛接リンクによって部材間に発生し、プラットフォームの反対側に配置された反作用リンクによって反力が生じる。これらの2つのリンクは、プラットフォーム面から等距離にあり、かつクランクによって連結されている。このクランクは、さらに、テーブルに旋回可能に連結されている。
【0012】
本発明の主な特徴は、反作用リンクを備えたテーブルであり、この反作用リンクは鍛接リンクの反対側に配置されている。これによって生じる利点は、プラットフォームにおける非平面力が最小化されることによって2つの部材間の溶接位置が正確になることである。プラットフォームにおける非平面力を最小化あるいは除去することによって、溶接されている部材の相対位置の片寄りおよびずれが最小化あるいは除去される。他の利点は、相対位置の片寄りおよびずれを制御することによって、プロセスの厳密な再現性が得られることである。
【0013】
本発明の他の実施例によると、一対の部材を摩擦溶接する方法は、プラットフォームにおける非平面力が最小となるように、テーブルにおけるモーメントを平衡させるステップを含んでいる。特定の実施例では、この方法は、溶接機への部材の取り付けが可能となるように、鍛接リンクを折曲位置に配置するステップを含んでおり、かつ鍛接荷重を部材に加えることが可能となるように、鍛接リンクを鍛接位置に配置するステップを含んでいる。部材を往復運動させる前にテーブルにおけるモーメントおよび片寄りを平衡させるステップによって、溶接プロセスの正確さおよび再現性が改善される。
【0014】
他の実施例によると、鍛接リンクは、鍛接軸上に配置された第1端部および第2端部と、これらの間における旋回接合部と、を備えている。旋回接合部によって鍛接リンクが折曲可能となっており、これによって2つの部材間の接触点から離れる方向にテーブルが移動できるようになっている。旋回接合部を有する鍛接リンクの機能によって、摩擦溶接機への部材の取り付けが容易になるという利点が得られる。旋回接合部によって、テーブルが接触点から離れる方向に移動するため、治具およびグリッパにアクセスすることが可能となっている。
【0015】
本発明の特定の実施例によると、摩擦溶接機は、基部を有するフレーム、垂直方向に延びた一対のトラスおよび斜方向トラスを備えている。垂直方向に延びた一対のトラスは、各一端が相互に連結されており、かつ各反対端が基部に連結されている。斜方向トラスは、垂直方向に延びたトラスと基部との間に延びている。往復運動アッセンブリは、斜方向トラスに配置されている。鍛接リンクは、斜方向トラスとクランクとの間に延びている。
【0016】
本発明の更なる特徴は、往復運動アッセンブリにおいて利用される油圧サーボ制御システムを利用できることである。この利点は、100Hzより低い往復運動の振動数について往復運動アッセンブリの制御が改善されることである。フレームおよび鍛接アッセンブリの剛性と、往復運動アッセンブリの油圧サーボ制御装置における油圧コラムの最小長さと、に起因して、油圧サーボ制御装置の固有振動数は所望の往復運動の振動数よりも大きくなる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1を参照すると、摩擦溶接機20が示されており、これは、第1部材21を第2部材22に摩擦溶接するための装置である。運転中に第2部材を図示された位置に保持するインデックスタレット(基部ツール)(図示せず)は、明確化するために取り外されている。図示された用途では、第1部材21はロータブレードあるいはエアロフォイルであり、第2部材22はロータディスクである。全てのロータブレードがロータディスクに溶接されると、ブレード一体型ロータが形成される。
【0018】
摩擦溶接機20は、一般的に、フレーム23、鍛接アッセンブリ24および往復運動アッセンブリ26を備えている。フレーム23は、複数の支柱およびトラスを備えている。矩形基部は、支柱33,34として示された水平支柱からなる。矩形基部は、垂直方向の第1トラス29、第2トラス30、第3トラス31および第4トラス(斜方向トラス)32とそれぞれ協働してピラミッド型の外形を形成している。第1トラス29および第2トラス30は、支柱33のそれぞれ反対側の端部に連結されているとともに共通接合部35において互いに連結されており、これによって支柱33と協働して垂直方向に延びる三角形を形成している。第3トラス31は、共通接合部35から支柱33の中心部まで垂直方向に延びている。第4トラス32は、共通接合部35から支柱34まで斜方向に延びている。フレーム23は、さらに、4つの支持脚部38を有しており、これらを基部の各隅に一つずつ備えている。支柱およびトラスの構成からなるピラミッド型のフレーム23は強度および剛性を有する支持構造となっており、これによって摩擦溶接プロセスの間に往復運動アッセンブリ26および鍛接アッセンブリ24によって生じる力を受けている。
【0019】
図2および図3を参照すると、鍛接アッセンブリ24は、フレーム23によって支持されるとともに、鍛接軸Faに沿って鍛接力つまり鍛接荷重を加える。(図4に示されるように)鍛接アッセンブリ24は、クランク40、テーブルリンク42、テーブル44、鍛接リンク46および反作用リンク48を備えている。図4を参照すると、クランク40は上端部50および下端部52を有している。テーブルリンク42は、テーブル44を支持するものであり、上部表面54および第1端部56を有する。テーブルリンク42の第1端部56は、クランク40の上端部50と下端部52との間においてクランク40に旋回可能に連結されている。プラットフォーム軸Pは、テーブルリンク42の上部表面54から下方に所定距離Dpで離間されている。
【0020】
テーブル44はプラットフォーム58を備えており、これによってインデックスタレット(図示せず)が支持されている。テーブル44は、さらに、(図2に示されるように)複数の孔59を備えており、これらの孔59はテーブル44内に延びている。テーブル44はテーブルリンク42上に配置されており、テーブル44はフレーム23の支柱33,34に対して滑動可能となっている。図5に示すように、複数のころ軸受け60によって滑動可能となっている。ころ軸受け60は、第1軸受け表面62および第2軸受け表面64と係合している。第1軸受け表面62は運動軸Maと整列しており、第2軸受け表面64は運動軸Maに対して垂直である。運動軸Maは、斜方向トラス32の長手方向に延びている。ころ軸受け60と第1軸受け表面62および第2軸受け表面64との係合によって、テーブル44が滑動する間第2部材22の質量が支持されるとともに往復運動アッセンブリ26によって発生される力に耐えられるようになっている。
【0021】
図4を参照すると、鍛接リンク46は、第1端部66およびその反対側の第2端部68によって特徴付けられている。鍛接リンク46は、さらに、第1リンクピボット70、第2リンクピボット72、折曲ピボット74、1次油圧アクチュエータ76、2次油圧アクチュエータ78およびロードセル80を備えている。鍛接リンク46の第1端部66は、第1リンクピボット70を介してクランク40の上端部50と旋回可能に係合する。鍛接リンク46の第2端部68は、第2リンクピボット72を介して第4トラス32と旋回可能に係合する。折曲ピボット74は、第1リンクピボット70と第2リンクピボット72との間に配置されている。鍛接軸Faは、鍛接リンク46の第1端部66および第2端部68を通ってプラットフォーム軸Pと平行に延びるように規定されている。第1リンクピボット70および第2リンクピボット72の中心は、鍛接軸Fa上に配置されている。折曲ピボット74は、その中心が鍛接軸Faから公称距離Dfpだけ偏るように配置されている。
【0022】
1次油圧アクチュエータ76は、折曲ピボット74とロードセル80との間に延びているとともに、それらに連結されている。鍛接力は1次油圧アクチュエータ76によって発生される。1次油圧アクチュエータ76は、一般的な方法によって、1次管路84を介して1次油圧流体供給器82に連通されており、これによって流体が流される。1次油圧アクチュエータ76によって鍛接リンク46内に発生した力は、ロードセル80によって感知される。
【0023】
2次油圧アクチュエータ78は第1リンクピボット70と隣接しており、この2次油圧アクチュエータ78によって、荷重位置と無荷重位置との間で鍛接リンク46が移動される。2次油圧アクチュエータ78は、一般的な方法によって、2次管路88を介して2次油圧流体供給器86に連通されている。
【0024】
反作用リンク48は、第1端部91およびその反対側の第2端部92を有する。第1端部91は、クランク40の下端部52と旋回可能に係合する。第2端部92は、テーブル44と旋回可能に係合している。反作用軸Rは、反作用リンク48の第1端部91および第2端部92を通って延びている。反作用軸Rは、鍛接軸Faおよびプラットフォーム軸Pに対して平行となっている。さらに、反作用軸Rと鍛接軸Faとは、プラットフォーム軸Pから等距離にある。この構成によって、鍛接リンク46によってクランク40の上端部50に発生するモーメントは、反作用リンク48によってクランク40の下端部52に発生するモーメントに対抗する。従って、第2部材22がテーブル44に取り付けられた状態で、プラットフォーム58および第2部材22における曲げモーメントは最小となるか、あるいは取り除かれる。
【0025】
ここで図1および図5を参照すると、往復運動アッセンブリ26によって第1部材21と第2部材22との間に往復運動が発生されるようになっている。往復運動アッセンブリ26は、油圧アクチュエータアッセンブリ90、ロードセル92およびスライダ94を備えている。油圧アクチュエータアッセンブリ90は、油圧コラム96として示された複数の油圧コラムからなる。各油圧コラム96は、一般的な方法によって、管路100を介して油圧流体供給器98に連通されており、これによって流体が流される。この往復運動アッセンブリ26は油圧サーボ運動アクチュエータであり、油圧コラム96の固有振動数は往復運動の振動数より大きくなければならない。(図2に示されるように)スライダ94は、軸受けアッセンブリ126によって、フレーム24の斜方向トラス32と滑動可能に係合する。油圧アクチュエータアッセンブリ90によって、スライダ94は運動軸Maに沿って直線往復運動として動く。運動軸Maは鍛接軸Faに対して垂直である。油圧アクチュエータアッセンブリ90は、ロードセル92に接続されている。グリッパ102(図3参照)は、スライダ94に取り付けられているとともに第1部材21を保持しており、これによって、スライダ94が移動すると、第1部材21もまた第2部材22に対して移動するようになっている。
【0026】
ここで、摩擦溶接機20のセットアップについて説明する。図6を参照すると、摩擦溶接機20は無荷重位置にあり、この位置ではテーブル44は斜方向トラス32から離間されている。(図4に示されるように)鍛接リンク46は、2次油圧アクチュエータ78を駆動することによって無荷重位置に配置される。従って、鍛接リンク46が折曲ピボット74で旋回すると、クランク40の上端部50は斜方向トラス32に向かって移動し、これと同時にクランク40の下端部52も斜方向トラス32に向かって移動する。反作用リンク48によって、テーブル44は、テーブルリンク42の上部表面54に沿って斜方向トラス32から離れる方向に移動する。このことによってテーブル44へのアクセスが可能となるため、インデックスタレット(図示せず)の取り付けが可能となる。同時出願中の米国特許出願第09/187,073号の名称“インデックスタレット”に開示されているように、無荷重位置にあるときに、インデックスタレットがテーブル44に固着され、第2部材22がインデックスタレットの適切な溶接位置に固着される。同時出願中の米国特許出願第09/187,511号の名称“グリッパ”に開示されているように、この位置にあるときに、第1部材21がグリッパ102に装着されなければならない。このとき第2部材22が第1部材21と整列し、これによってこれらの各接合面(図示せず)が鍛接軸Faに沿って整列する。
【0027】
ここで図1を参照する。摩擦溶接プロセスは、鍛接アッセンブリ24による初期鍛接荷重を加えることによって開始され、続いて往復運動アッセンブリ26の動作が加えられる。または、鍛接荷重を加える前に往復運動が開始される。いずれの方法においても、所望の鍛接荷重および振動数が鍛接アッセンブリ24および往復運動アッセンブリ26を介して与えられる。
【0028】
図4を参照すると、1次油圧アクチュエータ76(図4参照)を駆動して鍛接リンク46を鍛接荷重位置へと動かすことにより、鍛接荷重が加えられる。1次油圧アクチュエータ76の駆動によって、クランク40の上端部50は斜方向トラス32から離れる方向に移動するように付勢される。その結果、下端部52はその反対方向に移動し、反作用リンク48を介してテーブル44は第3トラス31に向かって付勢される。テーブル44の移動に起因して、取り付けられたインデックスタレット(図示せず)および第2部材22は斜方向トラス32に向かって移動するように付勢される。これによって、第2部材22の接合面が第1部材21の接合面と接触した状態となる。鍛接アッセンブリ24によってテーブル44が斜方向トラス32に接近するように移動されつづけると、鍛接荷重が鍛接軸Faに沿って加えられる。ロードセル80によって、その鍛接荷重が測定される。
【0029】
鍛接リンク46は、図4に示される鍛接荷重位置と、図6に示される無荷重位置と、を有している。図4に示されるように、鍛接リンク46は鍛接軸Faに沿って延びているため、鍛接リンク46は鍛接荷重位置にある。鍛接荷重は、鍛接リンク46が鍛接荷重位置にあるときに発生される。鍛接荷重が加えられている間に鍛接リンク46が歪曲して鍛接荷重位置から無荷重位置へ移動しないように、折曲ピボット74の中心は、鍛接軸Faから公称距離Dfpだけ偏った位置に配置される。この位置109は、無荷重位置での折曲ピボット74の位置の反対方向に偏っている(図6参照)。図6を参照すると、無荷重位置においては、鍛接リンク46が旋回しており、これによって鍛接リンク46はもはや鍛接軸Faに沿って延びていない。このような折曲は、リンクピボット70,72および折曲ピボット74によって容易となる。
【0030】
図3および図5を参照すると、第1部材21の振動は、油圧アクチュエータアッセンブリ90の油圧コラム96の駆動によって行われる。これに起因してスライダ94、グリッパ102および第1部材21が運動軸Maに沿って往復運動する。ロードセル92によって、第1部材21と第2部材22との間における接触の摩擦荷重が測定される。
【0031】
鍛接荷重および往復運動荷重を加えることによって、摩擦のためにこれらの部材の接合面が加熱され、これによって金属部材が可塑化する。この後で鍛接荷重がこれらの部材に加えられる。摩擦溶接が完了すると、摩擦溶接機が荷重位置にある状態で第1部材21がグリッパ102から解放される。これによって鍛接アッセンブリ26が駆動されると、この時点では第2部材22に接合されている第1部材21がグリッパ102から引き抜かれながら、テーブル44および第2部材22が斜方向トラス32から離れる方向に移動する。上述したように、次の第1部材21を第2部材22に溶接するために、第2部材22を回転可能な状態に移行させ、これを回転させ、その後で回転が拘束された状態に移行させなければならない。上述したように、ブレード一体型ロータが完成するまで、第2部材22の各接合位置においてこの摩擦接合プロセスを繰り返し行うことが可能である。
【0032】
本発明は、その実施例に関して説明されたが、本発明の趣旨および付随の請求の範囲から逸脱することなく、さまざまな変更、省略および追加も可能であることは、当業者にとって明確であろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】摩擦溶接機の斜視図であり、明確に示すためにインデックスタレットが取り外されている。
【図2】摩擦溶接機の斜視図であり、明確に示すためにインデックスタレットが取り外されている。
【図3】負荷運転モードにある図1の摩擦溶接機の左側面図であり、明確に示すためにインデックスタレットが取り外されている。
【図4】鍛接荷重位置にある摩擦溶接機の鍛接アッセンブリの左側面図。
【図5】摩擦溶接機の正面図。
【図6】鍛接無荷重位置にある摩擦溶接機の鍛接アッセンブリの左側面図。
【符号の説明】
20…摩擦溶接機
21…第1部材
22…第2部材
24…鍛接アッセンブリ
26…往復運動アッセンブリ
40…クランク
42…テーブルリンク
46…鍛接リンク
48…反作用リンク
70…第1リンクピボット
72…第2リンクピボット
74…折曲ピボット

Claims (13)

  1. 第1部材を第2部材に摩擦溶接するための装置であって、運転中の前記第1部材と前記第2部材との間の相対運動の方向によって規定される平面軸と、この平面軸に垂直でかつ運転中の鍛接荷重の方向によって規定される鍛接軸と、を有するものにおいて、前記装置は、
    基部を有するフレームと、
    前記第1部材と前記第2部材との間に前記平面軸に沿って往復運動を発生させるように適合されているとともに、前記フレーム上に配置された往復運動アッセンブリと、
    鍛接アッセンブリと、を備えており、該鍛接アッセンブリは、
    前記基部に対して滑動可能なテーブルを備えており、前記テーブルは、前記鍛接軸に対して平行な平面を規定しているプラットフォームと、前記テーブルの一端に第2部材を固定する基部ツールと、を備えており、前記基部ツールはテーブルが摩擦溶接のための位置まで滑動したときに第1部材と接触するように第2部材を配置するように適合されており、このように接触することによって前記鍛接軸上にある接触点が規定され、さらに前記鍛接アッセンブリは、
    記基部ツールと反対側における前記テーブルの端部に旋回可能に係合するとともに上端部およびその反対側の下端部を有するクランクを備えており、前記テーブルは、該上端部と該下端部の間において前記鍛接軸と平行な軸上で前記クランクに旋回可能に係合しており、さらに前記鍛接アッセンブリは、
    前記クランクの前記上端部と旋回可能に係合する第1端部と、前記フレームと旋回可能に係合する第2端部と、前記鍛接軸に沿って鍛接荷重を発生させる手段と、を有する鍛接リンクを備えており、前記第1端部および前記第2端部は前記鍛接軸上に存在しており、さらに前記鍛接アッセンブリは、
    前記プラットフォームに対して前記鍛接リンクの反対側に配置された反作用リンクを備えており、該反作用リンクは、前記クランクの前記下端部と旋回可能に係合する第1端部と、前記テーブルと旋回可能に係合する第2端部と、を有しており、前記反作用リンクの前記第1端部および前記第2端部と前記鍛接リンクの第1端部および第2端部とは、前記プラットフォームの面から等距離にあることを特徴とする装置。
  2. 前記鍛接リンクの前記第1端部と前記第2端部との間に旋回継ぎ手が配置されており、該旋回継ぎ手によって前記鍛接リンクが折曲することによって前記基部ツールが前記接触点から離れる方向に滑動できるようになっており、これによって前記第2部材および前記基部ツールへのアクセスが可能となっていることを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 前記旋回継ぎ手は、前記基部ツールへアクセスすることが可能な折曲位置と、前記鍛接荷重を加えることが可能な鍛接荷重位置と、を有しており、前記折曲位置では前記旋回継ぎ手が前記鍛接軸の一方側に位置しており、前記鍛接荷重位置では、前記折曲位置にあるときの前記鍛接軸に対する前記旋回継ぎ手の位置とは反対側に位置するように前記旋回継ぎ手が前記鍛接軸からずれて配置されていることを特徴とする請求項2記載の装置。
  4. 前記往復運動アッセンブリは、第1部材に連結された油圧サーボ運動アクチュエータを備えているとともに前記平面軸に沿って往復運動を発生させるように適合されており、前記油圧サーボ運動アクチュエータが有する油圧コラムの固有振動数は前記往復運動の振動数と実質的に異なっていることを特徴とする請求項1記載の装置。
  5. 前記鍛接荷重を発生させる手段は、前記鍛接リンクを延ばすように適合された油圧サーボ鍛接アクチュエータを備えており、前記油圧サーボ鍛接アクチュエータが有する油圧コラムの固有振動数は前記往復運動の振動数と実質的に異なっていることを特徴とする請求項1記載の装置。
  6. 前記フレームは、各一端が相互に連結されるとともに各反対端が前記基部に連結された垂直方向に延びた一対のトラスと、一端が前記一対のトラスに連結されるとともにその反対端が前記基部に連結された斜方向トラスと、を備えており、前記往復運動アッセンブリは前記斜方向トラス上に配置されており、前記鍛接リンクの前記第2端部は前記斜方向トラスと旋回可能に係合していることを特徴とする請求項1記載の装置。
  7. 前記第1部材はロータブレードであり、かつ前記第2部材はロータディスクであり、前記基部ツールが前記ロータディスクを支持し、前記往復運動アッセンブリは前記ロータブレードを支持するためのグリッパを備えていることを特徴とする請求項1記載の装置。
  8. 請求項1に記載の装置を利用して第1部材と第2部材とを摩擦溶接する方法であって、
    前記第1部材と前記第2部材とを接触点において接触させるステップと、
    前記鍛接荷重を加えることによって折曲力が前記フレームにおいて発生しないように、前記接触点と前記鍛接荷重の方向とを鍛接軸に沿って整列させるステップと、
    前記鍛接荷重を加えることによって折曲力が前記テーブルにおいて発生しないように、前記テーブルにおけるモーメントを平衡させるステップと、
    前記平面軸に沿って前記第1部材を前記第2部材に対して往復運動させるステップと、
    前記鍛接軸に沿って前記鍛接荷重を加えるステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  9. 前記鍛接リンクは、旋回継ぎ手を備えており、前記旋回継ぎ手は折曲位置および鍛接位置を有しており、さらに、
    前記鍛接リンクを前記折曲位置に配置することによって前記基部ツールへのアクセスを可能にするステップと、前記鍛接リンクを前記鍛接位置に配置することによって鍛接荷重を加えることを可能にするステップと、を含むことを特徴とする請求項8記載の方法。
  10. 請求項1に記載の装置を利用してロータブレードとディスクとを摩擦溶接する方法であって、
    前記ロータブレードと前記ディスクとを接触点において接触させるステップと、
    前記鍛接荷重を加えることによって折曲力が前記フレームに発生しないように、前記接触点と前記鍛接荷重の方向とを鍛接軸に沿って整列させるステップと、
    前記鍛接荷重を加えることによって折曲力が前記テーブルに発生しないように、前記テーブルにおけるモーメントを平衡させるステップと、
    前記平面軸に沿って前記ロータブレードを前記ディスクに対して往復運動させるステップと、
    前記鍛接軸に沿って前記鍛接荷重を加えるステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  11. 前記鍛接リンクは、旋回継ぎ手を備えており、前記旋回継ぎ手は折曲位置および鍛接位置を有しており、さらに、
    前記鍛接リンクを前記折曲位置に配置することによって前記基部ツールへのアクセスを可能にするステップと、前記鍛接リンクを前記鍛接位置に配置することによって前記鍛接荷重を加えることを可能にするステップと、を含むことを特徴とする請求項10記載の方法。
  12. 請求項1に記載の装置を利用することによって、1つのディスクおよび複数のロータブレードを有するブレード一体型ロータを形成する方法であって、
    前記ロータブレードの1つと前記ディスクとを接触点において接触させるステップと、
    前記鍛接荷重を加えることによって折曲力が前記フレームに発生しないように、前記接触点と前記鍛接荷重の方向とを鍛接軸に沿って整列させるステップと、
    前記鍛接荷重を加えることによって折曲力が前記テーブルに発生しないように、前記テーブルにおけるモーメントを平衡させるステップと、
    前記平面軸に沿って前記ロータブレードを前記ディスクに対して往復運動させるステップと、
    前記鍛接軸に沿って前記鍛接荷重を加えるステップと、を含み、
    以上のステップを残りの各ロータブレードに繰り返して行うことを特徴とする方法。
  13. 前記鍛接リンクは、旋回継ぎ手を備えており、前記旋回継ぎ手は折曲位置および鍛接位置を有しており、さらに、
    前記鍛接リンクを前記折曲位置に配置することによって前記基部ツールへのアクセスを可能にするステップと、前記鍛接リンクを前記鍛接位置に配置することによって前記鍛接荷重を加えることを可能にするステップと、を含むことを特徴とする請求項12記載の方法。
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