JP4446155B2 - グリッパおよびグリッパを備えた容器の搬送システム - Google Patents

グリッパおよびグリッパを備えた容器の搬送システム Download PDF

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Description

本発明はグリッパおよびグリッパを備えた容器の搬送システムに関し、より詳しくは、容器の首部を挟持して搬送するグリッパ及びそれを備えた容器の搬送システムに関する。
従来、PETボトル等樹脂製容器の首部を挟持して容器を吊り下げ支持するグリッパや、このようなグリッパを備えて、異なるグリッパ間で容器を受け渡しながら搬送する容器の搬送システムは知られている(例えば特許文献1、特許文献2)。
このような従来のグリッパにおいては、容器の首部の直径に対応させた円弧形状を有する支持手段を備えたり、グリッパの挟持部分を円弧形状に形成することで、容器を安定的に保持するようになっている。
特表2003−502238号公報 特表2002−540027号公報
ところで、従来から保持すべき容器の種類を変更した場合には、容器の高さや胴部の外径は変化するが、首部の直径は大きく変化しないことが一般的であった。そのため、上述した従来のグリッパや搬送システムにおいては、首部の直径が異なる容器を保持することは想定されてはいなかったものである。
しかしながら、最近では首部の直径が大きく広口の容器が普及し始めたので、首部の直径が大小異なる複数種の容器に兼用可能なグリッパおよびそれを備えた容器の搬送システムが要望されているものである。
上述した事情に鑑み、請求項1に記載した第1の本発明は、フランジが形成された容器の首部を、フランジよりも下方側で挟持する一対の保持部材を備え、回転ホイールに設けられて容器を吊り下げ状態で回転方向に搬送するグリッパにおいて、
上記一対の保持部材のそれぞれに、フランジよりも上方側のねじ部と当接する当接部材を設け、各当接部材は、容器の口部の開口中心の移動軌跡を境とした上記回転ホイールの半径方向内方側と外方側とからねじ部に当接可能となっていることを特徴とするものである。
また、請求項3に記載した第2の本発明は、フランジが形成された容器の首部を、フランジよりも上方側で挟持する第1グリッパを有する第1搬送手段と、フランジよりも下方側で挟持する第2グリッパを有する回転ホイールを備えた第2搬送手段を備え、受け渡し位置において一方のグリッパから他方のグリッパへ容器を受け渡すようにした容器の搬送システムにおいて、
上記第1グリッパは、フランジとこれよりも上方側のねじ部との間の箇所を挟持するようになっており、また上記第2グリッパは、フランジよりも下方側で挟持する一対の保持部材と、各保持部材に設けられてフランジよりも上方側のねじ部と当接する当接部材とを備え、各当接部材は、容器の口部の開口中心の移動軌跡を境とした上記回転ホイールの半径方向内方側と外方側とからねじ部に当接可能となっていることを特徴とするものである。
上述した第1の本発明のグリッパによれば、容器の首部をフランジよりも下方側で狭持する一対の保持部材を備え、該保持部材に容器のねじ部と当接する当接部材を設けたので、当接部材は首部の直径に対応したグリッパの開放度に応じて位置を変化させ、首部の直径の大小に拘わらず容器のねじ部に当接して、保持した容器の傾きを防止することができる。従って、首部の直径が異なる容器を安定的に保持することができる。
上述した第2の本発明の容器の搬送システムによれば、第2グリッパは容器の首部をフランジよりも下方側で狭持する一対の保持部材と、該保持部材に設けられて容器のねじ部と当接する当接部材を備え、首部の直径が異なる容器を安定的に保持することができるものであって、第1グリッパはフランジとねじ部の間の箇所を狭持するよう構成したので、これらの第1グリッパと第2グリッパの間で支障なく容器を受け渡すことができる。
以下図示実施例について本発明を説明すると、図1において、1は容器2の搬送システムを示し、この搬送システム1は、容器2を搬送しながら容器2内に所定量の充填液を充填する、容器処理装置としてのロータリタイプのフィラ3と、供給コンベヤ4により供給される空の容器2を上記フィラ3に受け渡す導入ホイール5と、充填された容器2をフィラ3から受け取って排出コンベヤ6へ受け渡す排出ホイール7とを備え、外周部で容器2を保持する複数の回転ホイール間で容器2を受け渡し、連続的に容器2を移送しながら充填を行う充填ラインとして構成されている。
本実施例における搬送システム1で搬送されて処理される容器2は、図2に示すように、飲料等が充填されるPETボトル等の樹脂製容器であり、有底筒状に形成した胴部2Bと、その上方側に形成した円筒状の首部2Aとから構成されている。首部2Aは、おねじを形成した上方側のねじ部2aと、このねじ部2aから間隙を開けた下方側に位置し、首部2Aの外周面から突出させた平板状のフランジ2bとを備えている。また、フランジ2bより下方側の首部2Aは、円筒状から拡径されて胴部2Bへと変化している。
首部2Aの上端は口部2cとなっており、上記ねじ部2aに図示しないキャップを螺合することで、口部2cがキャップ内の天面に設けたシール部材と密着して、容器2内を密封できるようになっている。
図3に示すように、本実施例の搬送システム1においては、容器2の首部2Aを吊り下げ状態で保持して搬送するよう構成しており、容器2のフランジ2bよりも上方側の首部2Aを挟持する、第1グリッパ8を有する導入ホイール5が第1搬送手段を構成し、また、容器2のフランジ2bよりも下方側の首部2Aを挟持する、第2グリッパ11を有するフィラ3が第2搬送手段を構成している。さらに排出ホイール7は、導入ホイール5と同様に、容器2のフランジ2bよりも上方側の首部2Aを挟持する第1グリッパ8を有しており第1搬送手段を構成している。そして、受け渡し位置となる受け取り位置Aおよび引き渡し位置Bにおいて、第1グリッパ8から第2グリッパ11へ、または、第2グリッパ11から第1グリッパ8へ容器2を受け渡すことで、容器2の搬送システム1が構成されている。
なお、本実施例では供給コンベヤ4、排出コンベヤ6は、図示しない一対のレール上にフランジ2bを係合させて吊り下げ支持させた容器2を、エア噴流により推進させるエア搬送コンベヤにて構成している。
以上のように構成される搬送処理システム1において、導入ホイール5、フィラ3および排出ホイール7が、図示しない駆動源によって同期して駆動されてそれぞれ図1の矢印方向に回転されると、第1搬送手段としての導入ホイール5が備える第1グリッパ8が、供給コンベヤ4で供給される空の容器2を、導入位置Cにおいて挟持して受け取る。そして、第1グリッパ8に挟持された容器2は、導入ホイール5の回転に伴って回転方向へ搬送されて受け取り位置Aにおいてフィラ3が備える第2グリッパ11へ受け渡される(図3は、この受け渡し時の状態を示している。)。
受け取り位置Aで第2グリッパ11に挟持された容器2は、フィラ3の回転によって導入ホイール5とは逆の回転方向へ搬送されるとともに、各第2グリッパ11ごとに設けた充填ノズル12によって所定量の充填液が充填され、引き渡し位置Bにおいて排出ホイール7が備える第1グリッパ8に受け渡される。引き渡し位置Bで排出ホイール7の第1グリッパ8に挟持された充填済の容器2は、排出ホイール7の回転によってフィラ3とは逆の回転方向へ搬送されて、排出位置Dにおいて排出コンベヤ6へ排出されるようになっている。
第1搬送手段としての導入ホイール5は、図3および図4に示すように、水平面で回転される第1ホイール13と、この第1ホイール13の外周部における円周方向等間隔位置に配置した複数の第1グリッパ8と、上記第1グリッパ8を開閉させるためのカム機構14とを備えている。
第1グリッパ8は対をなす第1の保持部材15a,15bを備えており、一方の保持部材15aの基部は、第1ホイール13に回転自在に設けた回転軸16の上端部に取り付けられ、他方の保持部材15bの基部は、第1ホイール13に回転自在に設けた回転軸17の上端部に取り付けられている。
また、保持部材15aと保持部材15bは、互いの基部に形成した側方への突出部を重ね合わせ、該突出部に設けた長孔に貫通させたピン18により互いに連結されており、保持部材15bが回転軸17を中心として回動されると、ピン18が第1ホイール13の半径方向前後へ移動し、これに伴なって保持部材15aが回転軸16を中心に保持部材15bとは反対の方向へ回動されて、両保持部材15a,15bが相互に連動して開閉動作が行われるようになっている。
保持部材15bが取り付けられた回転軸17の下端部には、水平方向に向けてレバー23を連結してあり、このレバー23と第1ホイール13に固定した支持ピン24とにわたって引っ張りばね25が設けられている。この引っ張りばね25によって、回転軸17は保持部材15bの先端を保持部材15aに接近させるように付勢され、ピン18により連結された保持部材15aもまた、その先端を保持部材15bに接近させるように付勢される。これにより第1グリッパ8の両保持部材15a,15bは、常時閉鎖する方向に付勢され、この付勢力によって容器2の首部2Aを挟持するようになっており、大小直径の異なる首部2Aを挟持することができる。
なお、一方の保持部材15aには、保持部材15aと保持部材15bの接近量を規制するストッパ26が設けられている。
上記レバー23の先端にはカムフォロワ27を回転自在に取り付けてあり、また、このカムフォロワ27の移動経路中には、図1に示す導入位置Cおよび受け取り位置Aで第1グリッパ8を開閉作動させるカム部材28が所定範囲にわたり配置されている。
このカム部材28におけるカムフォロワ27と係合するカム面28Aは、受け取り位置Aのような挟持している容器2を解放させる場合には、第1ホイール13の半径方向内方側へ後退したカムフォロワ27と係合しない状態から、半径方向外方側へ向けて膨出させて、移動するカムフォロワ27が係合して引っ張りばね25に抗してレバー23を強制的に半径方向外方側へ押し出すよう形成されている。これにより、第1ホイール13の回転に伴って移動される第1グリッパ8は、閉鎖状態から開放されて、挟持した容器2を解放するようになっている。
そして、導入位置Cのように容器2を挟持する場合には、上述のようにカム面28Aを第1ホイール13の半径方向外方側へ膨出させて、第1グリッパ8を最大に開放させた状態から、これが徐々に閉鎖されるようカム面28Aをカムフォロワ27と係合しなくなるまで、穏やかに半径方向内方側へ後退させて形成している。カムフォロワ27は引っ張りばね25の付勢によりカム面28Aに押圧されており、カム面28Aの後退に倣ってレバー23が半径方向外方側から内方へ引っ張られるので、各第1グリッパ8が徐々に閉鎖され、その間に容器2を挟持するようになっている。なお、図4では、受け取り位置Aに対応させたカム部材28の一部を図示し、導入位置Cに対応させたカム部材28の形状は不図示としている。また、排出ホイール7として用いる場合には、引き渡し位置Bに導入位置Cと同形状のカム部材28を用い、排出位置Dに受け取り位置Aと同形状のカム部材28を用いる。
以上の説明から理解できるように、本実施例においては、カムフォロワ27およびカム部材28によってカム機構14が構成されている。
なお、上記カム機構14により第1グリッパ8を開閉作動させる場合には、首部2Aの直径が大径の場合と小径の場合で、受け取り位置Aおよび導入位置Cにおける、第1グリッパ8の容器2の解放開始位置および狭持開始位置を異ならせる必要性が生じる。
すなわち、狭持している容器2の首部2Aの直径が小さい程、第1グリッパ8の開放度は小さく、カムフォロワ27は第1ホイール13の半径方向内方寄りに位置する。よって、大径の場合と小径の場合でカム部材28の位置が同じであると、小径である場合の方が早くカムフォロア27がカム面28Aに当接するので、所定の受け渡し位置よりも前で容器2を解放してしまうことになる。そこで、狭持している容器2の首部2Aが小径の場合には、大径である場合に比較して、カム部材28のカム面28Aを膨出させた部分を第1グリッパ8の進行方向下流側に位置させて、第1グリッパ8が解放動作を開始する位置を受け渡し位置に合わせる必要がある。また、第1グリッパ8に容器2を狭持させる場合についても、大径の場合と小径の場合でカム部材28の位置が同じであると、第1グリッパ8が最大に開放されてから徐々に閉鎖するよう動作される間に、大径である場合の方が早く容器2を狭持し小径の場合はこれよりも遅くなることになる。そこで、狭持する容器2の首部2Aが小径である場合には、大径である場合に比較して、カム部材28のカム面28Aを膨出させた部分を第1グリッパ8の進行方向上流側に位置させて、第1グリッパ8が狭持動作を開始する位置を受け渡し位置に合わせる必要がある。
この様な事情に鑑み、本実施例においてはカム部材28を第1グリッパ8の進行方向前後へ移動可能として位置を調節することで、第1グリッパ8による容器2の解放開始位置ならびに狭持開始位置を変更できるよう構成している。
つまり、第1ホイール13を回転自在に軸支する円筒状の固定体31の外周面に円盤状の支持部材31Aを設け、この支持部材31Aの外周部に第1ホイール13の回転方向に長い長穴31Bを形成し、この長穴31Bに下方から連結ボルト32を挿通させて、その先端をカム部材28に設けたネジ穴28Bに螺合させることで、支持部材31Aにカム部材28を固定するようにしている。
このような構成により、長穴31Bの範囲でカム部材28の固定位置を第1グリッパ8の進行方向前後へ変更することができる。
なお、カム部材28の位置を調節する機構はこれに限らず、公知の駆動機構を用いて自動化することも可能であり、また、第1グリッパ8による容器2の解放開始位置ならび狭持開始位置を変更する手段は、カム部材28を第1グリッパ8の進行方向前後へ移動させる他に、カム部材28のカム面28Aの位置をカムフォロワ27に向けて接近離隔させるよう、カム部材28を第1ホイール13の半径方向前後へ進退させることでも可能である。
第1グリッパ8が備える一対の保持部材15a、15bには、その先端部側の対向する狭持面に、図4に示すように上方から見て概略V字形状の係合部15Aがそれぞれに形成されている。この係合部15Aは狭持すべき容器2の首部2Aに係合可能であって、第1グリッパ8はこの係合部15Aによって容器2の首部2Aを、フランジ2bより上方側のフランジ2bとねじ部2aの間の箇所で狭持し、容器2を吊り下げ状態で支持するようになっている。このように容器2の狭持面を、従来技術のように首部2Aの直径に対応させた円弧形状とせずに概略V字形状とすることで、首部2Aの直径が異なっていても容器2の進行方向前後において、容器2の口部2cの開口中心の移動軌跡(図4の1点鎖線E参照)を境とする、第1ホイール13の半径方向内側と外側から、首部2Aの外周面に係合部15Aを当接させて係合することができ、容器2を安定的に狭持することができる。これにより、首部2Aの直径が異なる容器2に対して、第1グリッパ8を兼用することが可能となっている。
次に、フィラ3として構成された第2搬送手段は、図3、図5および図6に示すように、水平面において第1ホイール13とは逆方向に回転される第2ホイール34と、この第2ホイール34の外周部における円周方向の等間隔位置に設けた複数の第2グリッパ11を備えている。なお、図3には充填ノズル12の位置を示しているが、フィラとしての詳細な説明については省略するものとする。
第2グリッパ11は、第2ホイール34に円周方向等間隔で配置した一対の支持ブロック39、39と、各支持ブロック39、39に板ばね35、35を介して設けられた対をなす第2の保持部材21、21と、これら一対の保持部材21、21間にわたって設けられて、それらを相互に接近する方向へ付勢するコイルスプリング36とを備えている。この第2グリッパ11は、板ばね35の可撓性により一対の保持部材21、21を開閉動作させるよう構成したものであり、第1グリッパ8のように回転軸等の摺動箇所を備えておらず、洗浄が容易でサニタリー性に優れている。
支持ブロック39の先端部39Aは、対をなす保持部材21、21の基部21A間に位置し、基部21Aと当接することで両保持部材21の互いに接近する方向への移動を規制するようになっている。そして、板ばね35は支持ブロック39の基端部39Bと保持部材21の基部21Aとにわたって取り付けられており、両方の板ばね35,35は、基部21Aが先端部39Aに当接した状態で、基端部39Bでの取り付け幅から互いに離隔するよう撓めらて基部21に取り付けられている。これにより板ばね35は、基部21Aを先端部39Aに押圧するよう作用し、上記コイルスプリング36とともに対をなす保持部材21、21を閉鎖させる方向へ付勢している。第2グリッパ11はこれらばね手段の付勢力によって容器2の首部2Aを挟持するようになっており、大小直径の異なる首部2Aを挟持することができる。
保持部材21は、第2ホイール34の半径方向内方側に位置する肉厚の基部21Aと、半径方向外方側に位置して上記基部21Aよりも厚さを薄くした薄肉部21Bとからなり、一対の保持部材21、21における薄肉部21Bの対向面には、上方から見て概略V字形状の係合部21Cがそれぞれに形成されている。また、薄肉部21Bにおける係合部21Cよりも先端側の対向面は、対をなす保持部材21、21間で、第2ホイール34の半径方向外方側から内方側に向けて、間隔が窄まるよう形成したガイド部21Dとしている。上記係合部21Cは挟持すべき容器2の首部2Aに係合可能であって、第2グリッパ11はこの係合部21Cによって容器2の首部2Aを、フランジ2bよりも下方側で挟持し、かつ、挟持した状態では、薄肉部21Bの上面でフランジ2bを下方側から支持できるようになっている。さらに、閉鎖された状態の保持部材21、21のガイド部21D間に外方側から首部2Aを押し込むことで、両方の保持部材21、21を板ばね35、コイルスプリング36の付勢力に抗して拡開させ、首部2Aを係合部21C間に挟み込ませることができるようになっている。このようにして、第2グリッパ11に首部2Aを挟持させ容器2を吊り下げた状態で保持し搬送するようにしている。
さらに、第2グリッパ11は、容器2のねじ部2aと当接する板状の当接部材22を備えている。この当接部材22は、端部を各保持部材21の基部21Aの上面に固定し、ここから薄肉部21Bの上方に所定の間隙を開けて、水平方向に突出させて設けている。薄肉部21Bに対する当接部材22の高さ方向の位置関係は、保持部材21にフランジ2bの下方側の首部2Aを挟持させた際に、当接部材22がねじ部2aに当接可能であるように設定している。また、両当接部材22における対向面には、上記保持部材21に形成した係合部21Cと同様の概略V字形状の当接部22Bを形成している。
これにより、上記一対の保持部材21、21の係合部21C、21Cによって容器2の首部2Aにおけるフランジ2bの下方側を挟持した際には、両当接部材22、22の当接部22B、22Bが、首部2Aのねじ部2aを挟んでこれに当接するようになっている。なお、当接部材22はねじ部2aを挟持し、または、常にねじ部2aに当接している必要はなく、当接可能であって容器2の姿勢が傾きかけたときに当接して規制できるものであっても良い。
上述のように上記第2グリッパ11は、保持部材21の薄肉部21Bの対向面に、容器2の首部2Aと係合可能な概略V字形状の係合部21Cを形成したものであって、容器2の狭持面を従来技術のように首部2Aの直径に対応させた円弧形状とせず概略V字形状とすることで、首部2Aの直径が異なっていても容器2の進行方向前後において、容器2の口部2cの開口中心の移動軌跡(図5の1点鎖線F参照)を境とする、第2ホイール34の半径方向内側と外側から、首部2Aの外周面に係合部21Cを当接させて係合することができ、容器2を安定的に狭持することができる。これにより、首部2Aの直径が異なる容器2に対して、第2グリッパ11を兼用することが可能となっている。さらに、当接部材22の対向面である当接部22Bも係合部21Cと同様の概略V字形状に形成しており、対をなす保持部材21、21の開閉動作と一体的に移動して、係合部21Cと同様に大小首部2Aの直径の異なる容器2のねじ部2aに当接することができるようになっている。
以上のように構成される、第1搬送手段が備える第1グリッパ8と第2搬送手段が備える第2グリッパ11は、図3に示すように、第2グリッパ11が容器2の首部2Aをフランジ2bの下方側で狭持した状態で、第1グリッパ8はフランジ2bの上方側であってねじ部2aよりも下方の、フランジ2bとねじ部2aの間の箇所となる首部2Aを狭持するように、第1グリッパ8を支持する第1ホイール13と第2グリッパ11を支持する第2ホイール34の上下位置を設定している。
また、第1グリッパ8が狭持する容器2を第2グリッパ11へ、また、第2グリッパ11が狭持する容器2を第1グリッパ8へ、互いに受け渡すことができるように、第1ホイール13により回転方向へ移動される第1グリッパ8の、一対の保持部材15a、15bの各係合部15Aの移動経路と、第2ホイール34により回転方向へ移動される第2グリッパ11の、一対の保持部材21、21の各係合部21Aの移動経路が、受け渡し位置(第2搬送手段における受け取り位置A、引き渡し位置B)において重なるよう、第1グリッパ8を支持する第1ホイール13と第2グリッパ11を支持する第2ホイール34の水平方向の位置を設定している。さらに、第1グリッパ8の保持部材15a、15bと第2グリッパ11の保持部材21、21および当接部材22、22が、受け渡し位置で干渉することがないよう各部の寸法が設定されており、第1グリッパ8の保持部材15a、15bの係合部15Aの厚さと、保持部材21と当接部材22の上下方向の間隔は、保持部材21と当接部材22の間で第1グリッパ8の保持部材15a、15bが開閉動作可能な寸法に設定されている。なお、第1グリッパ8と第2グリッパ11が、同期して同時に受け渡し位置に位置されるように第1搬送手段および第2搬送手段が構成されていることは言うまでもない。
上述のように配置された第1搬送手段と第2搬送手段での容器2の受け渡し動作について説明する。まず、第1グリッパ8により狭持して吊り下げ支持された容器2を第2グリッパ11へ受け渡す場合は、首部2Aをフランジ2bの上方側で狭持した第1グリッパ8と、容器2を保持していない第2グリッパ11が、ともに、フィラ3として構成される第2搬送手段の受け取り位置Aに向けて移動することで水平方向に位置を接近させるに伴ない、第1グリッパ8が狭持している首部2Aが第2グリッパ11の一対の保持部材21、21のガイド部21D間に徐々に押し込まれ、保持部材21、21が板ばね35、コイルスプリング36の付勢力に抗して押し開かれる。その後、第1グリッパ8と第2グリッパ11がともに受け取り位置Aに到達すると、第1グリッパ8が狭持して第2グリッパ11の一対の保持部材21、21に押し込んだ首部2Aは、保持部材21、21の係合部21Cによってフランジ2bの下方側で狭持される。また、この際に、各保持部材21、21に設けられた当接部材22、22は、容器2のねじ部2aを挟むように当接する。
受け取り位置Aに到達した後は互いに水平方向へ離れるよう移動し、第1グリッパ8はカム機構14の作用によって保持部材15a、15bを開放させる。これにより、容器2は第1グリッパ8から解放され、第2グリッパ11によりフランジ2bの下方側の首部2Aを、板ばね35およびコイルスプリング36の付勢力により狭持されて吊り下げ支持された状態となる。なおこの際、第1グリッパ8で狭持している首都2Aの直径の大小に係わらず、第2グリッパ11の一対の保持部材21、21は、その首部2Aの直径に応じて拡開されて、保持部材21、21のV字形状をした係合部21Cが、図5に示す1点鎖線Fを境とした半径方向内方側と外方側に、その進行方向前後から当接して首部2Aを狭持するので、容器2を安定的に保持することができる。
また、第2グリッパ11が狭持して吊り下げ支持された容器2を第1グリッパ8へ受け渡す場合は、首部2Aをフランジ2bの下方側で狭持した第2グリッパ11と、カム機構14の作用によって保持部材15a、15bを開放させた第1グリッパ8が、ともに第2搬送手段の引き渡し位置Bに到達すると、第1グリッパ8はカム機構14の作用によって保持部材15a、15bを閉鎖させ、引っ張りばね25の付勢力により係合部15Aによって首部2Aをフランジ2bの上方側で狭持する。その後、第1グリッパ8と第2グリッパ11は互いに水平方向へ離れるよう移動するので、第1グリッパ8は板ばね35、コイルスプリング36の付勢力に抗して第2グリッパ11から容器2の首部2Aを引き抜き、容器2は第2グリッパ11から解放され第1グリッパ8にフランジ2bの上方側の首部2Aを狭持されて吊り下げ支持された状態となる。なおこの際、保持部材15a、15bの係合部15Aもまた、保持部材21、21の係合部21Cと同じくV字形状をしているので、図4に示す1点鎖線Eを境とした半径方向内方側と外方側に、その進行方向前後から当接して首部2Aを狭持するので、首部2Aの直径の大小に係わらず容器2を安定的に保持することができる。
なお、第2グリッパ11を閉鎖させる板ばね35およびコイルスプリング36による付勢力は、第1グリッパ8が狭持している容器2の首部2Aを押し込むことで、付勢力に抗して保持部材21、21を押し開くことのできる程度であり、また、第2グリッパ11が狭持している首部2Aを、第1グリッパ8が狭持して引き抜くことができる程度のものであって、第1グリッパ8の引っ張りばね25の付勢力よりも小さく設定されている。
また、第2グリッパ11は、第1グリッパ8のカム機構14のような開閉作動させるための手段を備える必要がないことで、首部2Aの直径が異なる容器2に柔軟に対応できる半面、第2グリッパ11のように狭持力を高めることはできない。そのため、第1ホイール13による回転方向への移動によって狭持した容器2に遠心力が生じて、容器2の胴部2Bが半径方向外方へ振られ、容器2が傾いて十分な保持ができなくなるおそれがあり、特に、空の容器2よりも充填液が充填されて重量が増した容器2の方がその可能性が高い。
そこで、本発明では、第2グリッパ11は首部2Aをフランジ2bの下方側で狭持することで、保持部材21の係合部21Cの部分に相当する薄肉部21Bの上面でフランジ2bを下方側から支持できるものとし、さらに、保持部材21にねじ部2aに当接する当接部材22を設けて、首部2Aの直径に係わらずねじ部2aに当接して容器2が振れて傾くことを防止するようにしたものである。また、この当接部材22の当接部22BはV字形状に形成してあるので、図5に示す1点鎖線Fを境とした半径方向内方側と外方側からねじ部2aに当接することができ、特に、内方側に当接することで遠心力により胴部2Bが半径方向外方側へ振られて、ねじ部2aが内方側へ向けて傾くことを阻止することができる。さらに、この当接部材22を第2グリッパ11を構成する保持部材21に設けたので、第2グリッパ11を首部2Aの直径が異なる容器2に兼用させても、直径の大小に係わらず保持部材21、21の開放度に応じて常にねじ部2aに適切に当接させることができる。
上記第2グリッパ11は、フィラ3として容器2の重量を計測しながら所定重量の充填液を充填するウエイトフィラのグリッパとして最適である。
すなわち、第2グリッパ11は支持ブロック39により全ての構成部品が支持されているので、支持ブロック39をロードセル等の計測手段の重量入力部に取り付けることで容易にウエイトフィラを構成することができる。
具体的には、図7に示すように、3Aはロータリタイプのウエイトフィラであって、フィラ3の場合と同様の第2ホイール34の外周部に、円周方向等間隔で複数のロードセル40を配置している。このロードセル40は重量入力部としての荷重印加ロッド40aを、第2ホイール34の半径方向外方側に突出させて備えており、荷重印加ロッド40aに掛かる下方への荷重を計測するようになっている。そして、この荷重印加ロッド40aに支持ブロック39を固定することで、半径方向外方側に向けて第2グリッパ11を取り付ける。なお、この場合に、支持ブロック39は既に説明した対をなす形態ではなく一体化してもよい。
これにより、第2グリッパ11に容器2の首部2Aを狭持させ、充填ノズル12から流下される充填液の重量を計測することで、所定重量の充填を行うことができる。なお、第2グリッパ11のその他の構成は既に説明したものと同一であり、また、ウエイトフィラ3Aの第2搬送手段としての構成はフィラ3の場合と変わりはないので、これらの詳細な説明はここでは省略する。
本発明の一実施例を示す概略の平面図。 容器の正面図。 図1のIII―III線に沿う要部の断面図。 図1に示した導入ホイール5の要部の平面図。 図1に示したフィラ3の要部の平面図。 図5の要部の拡大図。 第2グリッパ11をウエイトフィラのグリッパとして用いた場合を示す断面図。
符号の説明
1…搬送システム 2…容器
2A…首部 2a…ねじ部
2b…フランジ 3…フィラ(第2搬送手段)
5…導入ホイール(第1搬送手段) 8…第1グリッパ
11…第2グリッパ 15a…保持部材
15b…保持部材 15A…係合部
21…保持部材 21C…係合部
22…当接部材 22B…当接部

Claims (3)

  1. フランジが形成された容器の首部を、フランジよりも下方側で挟持する一対の保持部材を備え、回転ホイールに設けられて容器を吊り下げ状態で回転方向に搬送するグリッパにおいて、
    上記一対の保持部材のそれぞれに、フランジよりも上方側のねじ部と当接する当接部材を設け、各当接部材は、容器の口部の開口中心の移動軌跡を境とした上記回転ホイールの半径方向内方側と外方側とからねじ部に当接可能となっていることを特徴とするグリッパ。
  2. 上記両保持部材の対向面に、容器の首部と係合可能なV字形状の係合部を形成したことを特徴とする請求項1に記載のグリッパ。
  3. フランジが形成された容器の首部を、フランジよりも上方側で挟持する第1グリッパを有する第1搬送手段と、フランジよりも下方側で挟持する第2グリッパを有する回転ホイールを備えた第2搬送手段を備え、受け渡し位置において一方のグリッパから他方のグリッパへ容器を受け渡すようにした容器の搬送システムにおいて、
    上記第1グリッパは、フランジとこれよりも上方側のねじ部との間の箇所を挟持するようになっており、また上記第2グリッパは、フランジよりも下方側で挟持する一対の保持部材と、各保持部材に設けられてフランジよりも上方側のねじ部と当接する当接部材とを備え、各当接部材は、容器の口部の開口中心の移動軌跡を境とした上記回転ホイールの半径方向内方側と外方側とからねじ部に当接可能となっていることを特徴とするグリッパ。
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