JP4445508B2 - ゲーム装置 - Google Patents
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Description
また、請求項2の発明は、請求項1のゲーム装置において、上記プレイフィールド内に、上記ゲーム媒体排出手段から排出されたゲーム媒体と電子データを記憶する記憶部を備えていない有体物からなる第2のゲーム媒体とを多数載置する載置面をもつ載置台と、該載置面上の一部分に存在するゲーム媒体及び第2のゲーム媒体を該載置面上の他部分側に押し出すように、該載置面に対して該一部分に沿うように相対的に往復移動する押出部材と、該押出部材により押し出されたゲーム媒体及び第2のゲーム媒体により、該載置面外に押し出されたゲーム媒体及び第2のゲーム媒体が落下する落下溝とを有し、更に、該第2のゲーム媒体を該プレイフィールドへ排出する第2のゲーム媒体排出手段を有し、上記ゲーム媒体払出手段は、該落下溝に落下したゲーム媒体及び第2のゲーム媒体を上記ゲーム媒体払出口を通じて装置外部へ払い出すものであり、上記ゲーム制御手段は、所定の第2排出条件が満たされたときに該第2のゲーム媒体排出手段に対して所定量の第2のゲーム媒体を排出させる制御を行い、上記記憶手段が記憶する概算値は、上記ゲーム媒体排出手段によりプレイフィールドへ排出されたゲーム媒体が該ゲーム媒体払出手段によりゲーム媒体払出口を通じて装置外部へ払い出されるまでの間に、該ゲーム媒体排出手段及び第2のゲーム媒体排出手段がプレイフィールドへ排出するゲーム媒体及び第2のゲーム媒体の合計量の概算値であり、上記有効期限決定手段が行う払出時期の予測は、該第2データ読取手段が読み取った媒体特定データに対応するゲーム媒体を該ゲーム媒体排出手段が排出した後に該ゲーム媒体排出手段及び該第2のゲーム媒体排出手段が排出するゲーム媒体及び第2のゲーム媒体の排出量の合計と該記憶手段に記憶されている概算値とに基づいて行うことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、電子データを記憶する記憶部を備えた有体物からなるゲーム媒体を受け取るゲーム媒体受取手段と、電子データを記憶する記憶部を備えた有体物からなるゲーム媒体を排出するゲーム媒体排出手段と、該ゲーム媒体排出手段により排出されたゲーム媒体を、ゲーム媒体払出口を通じて装置外部へ払い出すゲーム媒体払出手段と、該ゲーム媒体受取手段が受け取ったゲーム媒体の記憶部から該ゲーム媒体を特定するための媒体特定データを読み取る第1データ読取手段と、各媒体特定データとそれぞれに対応する有効期限との対応関係を特定するための対応関係情報を記憶する対応関係情報記憶手段と、該第1データ読取手段が読み取った媒体特定データと該対応関係情報記憶手段に記憶された対応関係情報とに基づいて該媒体特定データに対応する有効期限を特定し、特定した有効期限が過ぎているか否かを判断する有効期限判断手段と、該有効期限判断手段が有効期限を過ぎていないと判断したゲーム媒体を該ゲーム媒体受取手段が受け取ることでゲームの進行を許可し、該有効期限判断手段が有効期限を過ぎていると判断したゲーム媒体を該ゲーム媒体受取手段が受け取ったときには該ゲームの進行を禁止するためのエラー処理を行うように制御し、所定の排出条件が満たされたときに該ゲーム媒体排出手段に対して所定量のゲーム媒体を排出させる制御を行うゲーム制御手段と、該ゲーム媒体排出手段により排出されたゲーム媒体がゲーム媒体払出口を通じて装置外部へ払い出される前に該ゲーム媒体の記憶部から媒体特定データを読み取る第2データ読取手段と、該第2データ読取手段により媒体特定データが読み取られたゲーム媒体が該ゲーム媒体払出手段によりゲーム媒体払出口を通じて装置外部へ払い出されるまでの間に、該第2データ読取手段により媒体特定データが読み取られるゲーム媒体の量の概算値を記憶する記憶手段と、該第2データ読取手段が媒体特定データを読み取ったゲーム媒体がゲーム媒体払出口を通じて装置外部へ払い出される払出時期を、この読み取り後に該第2データ読取手段が媒体特定データを読み取るゲーム媒体の量と該記憶手段に記憶されている概算値とに基づいて予測し、予測した払出時期以降の時期となるように所定の有効期限決定条件に従って該ゲーム媒体の有効期限を決定する有効期限決定手段と、該有効期限決定手段が決定した有効期限を、これに対応するゲーム媒体の媒体特定データに対応させて、該対応関係情報記憶手段に記憶されている対応関係情報に登録する有効期限登録手段とを有することを特徴とするものである。
ここで、本発明では、ゲーム媒体がゲーム媒体払出口を通じて装置外部へ払い出される前の時点で、そのゲーム媒体の記憶部から媒体特定データを読み取る。この場合、媒体特定データを読み取ってから、そのゲーム媒体が実際にゲーム媒体払出口を通じて装置外部へ払い出されるまでの時間が不定であると、その媒体特定データの読取時点を起算点として有効期限を決定した場合、適正な有効期限管理ができず、最悪の場合にはプレイヤーの手に渡った時点で既に有効期限が過ぎてしまっているというような事態も生じかねない。
そこで、請求項1に係る発明は、第2データ読取手段により媒体特定データを読み取った後、そのゲーム媒体がゲーム媒体払出口を通じて装置外部へ払い出される払出時期を、ゲーム媒体を排出した後に排出されるゲーム媒体の排出量と記憶手段に記憶されている概算値とに基づいて予測する。また、本請求項3に係る発明は、第2データ読取手段により媒体特定データを読み取った後、そのゲーム媒体がゲーム媒体払出口を通じて装置外部へ払い出される払出時期を、その読み取り後に読み取るゲーム媒体の量と記憶手段に記憶されている概算値とに基づいて予測する。そして、当該ゲーム媒体の有効期限を、予測した払出時期以降の時期となるように所定の有効期限決定条件に従って決定する。これにより、プレイヤーがゲーム媒体を受け取ると予想される時点よりも更に遅い時期がそのゲーム媒体の有効期限として設定されるため、多少の予測誤差があっても、プレイヤーの手に渡った時点で既に有効期限が過ぎてしまっているという事態の発生が抑制される。また、十分に高い予測精度が得られれば、本請求項1に係る発明でも、ゲーム媒体の有効期限を適正に管理することができる。
更に、本発明では、払い出すゲーム媒体について決定した有効期限データをゲーム媒体に書き込まず、ゲーム装置側の対応関係情報記憶手段の対応関係情報に登録することで、各ゲーム媒体の有効期限を管理する。したがって、有効期限管理のために、ゲーム媒体の記憶部へデータを書き込むための構成等が不要となる。また、ゲーム媒体の記憶部へ有効期限データを書き込んだ後はこれを変更することは容易ではないため、柔軟な有効期限管理が困難であるが、本発明によればゲーム装置側の対応関係情報記憶手段の対応関係情報を書き換えるだけで有効期限を変更できるので、柔軟な有効期限管理が容易である。
以下、ゲームシステムであるプッシャーゲーム機の一例(以下、本例を「参考例1」という。)について、図面を用いて説明する。
なお、各図は本発明の内容を理解でき得る程度に形状、大きさ及び位置関係を概略的に示してあるに過ぎず、したがって、本発明は各図で例示された形状、大きさ及び位置関係のみに限定されるものではない。また、各図では、構成の明瞭化のため、断面におけるハッチングの一部が省略されている。
図1は、本参考例1に係るプッシャーゲーム機1の外観の一部を示す斜視図である。
本プッシャーゲーム機1は、センター抽選装置2000を囲うように4つのサテライト部SAが設けられている。各サテライト部SAは、それぞれ、ゲーム装置としてのメダルゲーム機である4つのステーション部STを備えており、各プレイヤーは各ステーション部STでそれぞれゲームをプレイすることになる。また、各サテライト部SAは、物理抽選手段としてのサテライト抽選装置1000をそれぞれ1つずつ備えており、そのサテライト抽選装置1000の周りに各ステーション部STが並んで配置されている。
図2は、本プッシャーゲーム機1におけるステーション部STの構成を説明するための説明図である。
図3は、ステーション部STの内部構造を説明するための説明図である。
図3に示すように、ステーション部STは、メダル投入機構(ゲーム媒体受取手段)100と、メダル搬送経路200と、第1リフトアップホッパ300と、第2リフトアップホッパ350と、メダル排出経路400と、プレイフィールド500と、制御部600と、表示部700と、筐体800とを有する。
リフトアップ部320の上端は、プレイフィールド500よりも上に配置される。これに伴い、リフトアップ部320の上端に設けられた通常メダル排出部330もプレイフィールド500よりも上に配置される。したがって、プレイフィールド500下に設けられた通常メダル貯留部310に一時蓄積されたメダルMは、リフトアップ部320によりプレイフィールド500よりも上に持ち上げられた後、通常メダル排出部330からメダル排出経路400を介してプレイフィールド500へ射出される。
リフトアップ部370の上端は、プレイフィールド500よりも上に配置される。これに伴い、リフトアップ部370の上端に設けられたICメダル排出部380もプレイフィールド500よりも上に配置される。したがって、プレイフィールド500下に設けられたICメダル貯留部360に一時蓄積されたICメダルM’は、リフトアップ部370によりプレイフィールド500よりも上に持ち上げられた後、ICメダル排出部380からメダル排出経路450を介してプレイフィールド500へ射出される。
本参考例1のように、メダルMとICメダルM’とを外観上区別して認識できることで、プレイヤーに対し、プレイフィールド500内に存在するメダルMよりもICメダルM’を優先的にメダル落下溝へ落とすという戦略的なプレイを促すことができ、ゲーム性が向上する。なお、メダルMとICメダルM’とを外観上同一のものとし、プレイヤーがメダルMとICメダルM’とを外観上区別して認識できないようにしてもよい。この場合、プレイヤーがメダルMとICメダルM’とを外観上区別して認識できる場合には提供し得ないようなゲーム性を提供することが可能となる。
また、本参考例1のICメダルM’のICチップには、本ICメダルM’の有効期限を示す有効期限データが記憶されている。これにより、ICメダルM’の有効期限管理が可能となる。この有効期限データを用いた有効期限管理の詳細については後述する。
なお、ICメダルM’のICチップに記憶する電子データは、本参考例1に例示したものに限らず、ICメダルM’の利用方法等に応じて適宜選択される電子データが記憶される。
本参考例1では、このようにボールB1,B2をプレイフィールド500へ供給するための構成部分が異形物供給手段を構成する。
その他、本参考例1におけるビンゴゲームの詳細については後述する。
図6は、サテライト抽選装置1000の主要構成を示す斜視図である。
サテライト抽選装置1000は、アウタービンゴステージ1100と、インナービンゴステージ1200と、ボール供給機構1300及び1400と、ボール搬送経路1500と、ステージボール投入機構1600と、支持台1700とを有する。
図7は、プレイフィールド500及びその周辺部の構成を抽出した部分斜視図である。
図8(a)及び(b)は、プレイフィールド500におけるプッシャー部510の往復運動を説明するための説明図である。
上述したように、プレイフィールド500は、載置台であるメインテーブル501と、メインテーブル501上に摺動可能に載置された押出部材であるプッシャー部510とから構成される。プッシャー部510は、表示部700のディスプレイ701の下方に設けられた収納部720を出入するように、メインテーブル501上を前後にスライド運動する。なお、図8(a)はプッシャー部510が収納部720内に最も退避した際の上視図であり、図8(b)はプッシャー部510が収納部720から最も突出した際の上視図である。
メダル仕分け部は、メダル搬送経路1002の底面に設けられた仕分け孔1003により構成されている。この仕分け孔1003の幅(メダル搬送方向に対して直交する方向の長さ)は、メダルMの直径よりも小さく、かつ、ICメダルM’の直径よりも大きい。したがって、メダルMは、メダル搬送経路1002の底面にそのメダル面を当接させるようにして滑って搬送されてくると、仕分け孔1003には落ちずに、その仕分け孔1003を通過し、第3リフトアップホッパ1020における貯留部1021へと搬送される。一方、メダルMよりも直径が小さいICメダルM’は、メダル搬送経路1002の底面にそのメダル面を当接させるようにして滑って搬送されてくると、仕分け孔1003に落ちる。仕分け孔1003の下方には、第4リフトアップホッパ1050における貯留部1051へ向けて傾斜したICメダル搬送経路1004が配置されている。よって、仕分け孔1003に落ちたICメダルM’は、第4リフトアップホッパ1050における貯留部1051へと搬送される。
第4リフトアップホッパ1050の基本構成は、第3リフトアップホッパ1020の構成と同様である。ただし、第4リフトアップホッパ1050は、第4リフトアップホッパ1050のリフトアップ部1053に、排出するICメダルのICチップへ制御部600から命令された電子データを書き込むデータ書込手段としてのICライタ1054が設けられている点で、第3リフトアップホッパ1020の構成と異なっている。
図10は、本参考例1におけるメダル投入機構100を示す斜視図である。
図11は、このメダル投入機構100の正面図である。
図12は、このメダル投入機構100の上面図である。
図13は、このメダル投入機構100の正面透視図である。
第1のメダル投入部108と第2のメダル投入部109とは同一構造なので、以下、第2のメダル投入部109を例に挙げてその内部構造を説明する。
第2のメダル投入部109は、第2のガイド部114すなわち第2の段差部114の終端部に近接する第2のメダル投入口109−1と、第2の段差部114の終端部と連通するメダル投入経路109−7と、メダル投入経路109−7と連通するメダル落下孔109−8と、メダル投入経路109−7と該メダル投入経路109−7との各々の両側部を画定する第1のメダルガイドプレート109−5及び第2のメダルガイドプレート109−6とを有する。メダル投入経路109−7は、第2のメダル投入口109−1を介して投入されたメダルMをメダル落下孔109−8まで導くように形成される。
制御部600は、メダル投入機構100に投入されたICメダルM’のICチップに記憶されている各種データをICリーダ109−9が読み取ると(S51)、まず、ICリーダ109−9から受信する店舗IDが有効な店舗IDであるか否かを判断する(S52)。具体的には、RAM603に記憶されている有効店舗IDデータを参照し、受信した店舗IDが有効店舗IDデータと一致するか否かを判断する。店舗IDが有効な店舗IDでないと判断した場合、何らかのエラー報知を起こったり、当該ICメダルM’を第2リフトアップホッパ350まで搬送される前に回収し、プレイヤーへ返却したりするエラー処理を行う(S53)。一方、店舗IDが有効な店舗IDであると判断した場合、次に、制御装置601は有効期限判断手段として機能し、受信した有効期限データが示す有効期限が過ぎているか否かを判断する(S54)。具体的には、図示しない計時手段としての時計部から現在の日時データを取得し、受信した有効期限データが示す有効期限が現在の日時データを越えているか否かを判断する。なお、有効期限の単位が日にち単位である場合には時計部から取得するデータは日付データでもよく、また、有効期限の単位が時刻(時及び/又は分)単位である場合には時計部から取得するデータは時刻データでもよい。有効期限を越えていると判断した場合、何らかのエラー報知を起こったり、当該ICメダルM’を第2リフトアップホッパ350まで搬送される前に回収し、プレイヤーへ返却したりするエラー処理を行う(S53)。一方、有効期限内であると判断した場合には、制御部600は、ICリーダ109−9から受信したメダル価値データに基づき、第1リフトアップホッパ300を制御して、そのメダル価値データが示すメダル価値に相当する枚数分のメダルMを、プレイフィールド500へ連続して排出する処理を行う(S55)。
本参考例1においては、ICリーダ1005がICメダルM’のICチップからメダル価値データを読み取り、そのメダル価値データを制御部600が受信すると(S61)、その制御部600の制御装置601は、まず、図示しない計時手段としての時計部から現在の日時データを取得する(S62)。そして、制御装置601は、有効期限決定手段として機能し、所定の有効期限算出プログラムを実行して、取得した日時データに基づいて有効期限を算出する(S63)。本参考例1では、現在時刻から24時間経過後の時点を有効期限として算出するが、現在日時から有効期限の算出方法はこれに限らず適宜選択される。なお、有効期限の単位が日にち単位である場合には時計部から取得するデータは日付データでもよく、また、有効期限の単位が時刻(時及び/又は分)単位である場合には時計部から取得するデータは時刻データでもよい。
図17は、センター抽選装置2000の構成を示す正面図である。
図18は、センター抽選装置2000の構成を示す斜視図である。
センター抽選装置2000は、主に、円形の回転搬送装置2100と、回転搬送装置2100を鉛直方向下側から支持する装置支持台2200と、ディスプレイ装置2300と、大型抽選ボール2400を投入する大型ボール投入機構2500と、大型ボール投入機構2500から投入された大型抽選ボール2400を回転搬送装置2100へ搬送する搬送スロープ2600とから構成されている。
図20は、本プッシャーゲーム機1のゲーム制御系とメダルM又はICメダルM’の排出制御系の主要構成を示すブロック図である。なお、このブロック図は、説明の便宜上、メダルM又はICメダルM’の排出関係以外の駆動制御系等、例えばゲーム進行に応じて各部を駆動させるための駆動制御系等の構成については省略されている。
本参考例1におけるゲーム制御系の構成は、主に、ステーション部STの制御部600と、サテライト抽選装置1000の制御部610と、センター抽選装置2000の制御部620とから構成される。ステーション部STの制御部600は、主に上述したスロットゲーム及びビンゴゲームの全体的な進行制御を担い、サテライト抽選装置1000の制御部610は、主に上述したビンゴゲームの物理抽選の制御やボールB1,B2の搬送制御を担い、センター抽選装置2000の制御部620は、主に上述したジャックポット抽選の制御を担う。
次に、本参考例1におけるプッシャーゲーム機1の各ステーション部STで進行するスロットゲームの流れについて説明する。
図21は、本参考例1におけるスロットゲームの流れを示すフローチャートである。
プレイヤーが貯留面101上のメダルMを上述したようにして第1のメダル投入口108−1や第2のメダル投入口109−1へ投入すると、プレイフィールド内のサブテーブル511上に向けてメダルMが送り出される。そして、サブテーブル511上のメダルM又はICメダルM’のうちの一部が傾斜テーブル512を滑り落ち、チャッカー515−1,515−2,515−3のいずれかに進入して図示しないメダル検出手段により検出されると、その検出信号がステーション部STの制御部600の制御装置601に送られ、制御装置601はチャッカー515−1,515−2,515−3のいずれかにメダルMが入ったことを把握する(S1)。これにより、制御装置601は、スロットゲームの開始条件が満たされたと判断し、ROM602に記憶されている抽選プログラムを実行し、生成した乱数が所定の当選テーブルに照らして上述したいずれかの役に当選したか又はハズレたかを決定するデジタル抽選を行う(S2)。また、制御装置601は、表示部700に表示されている図4に示すスロット用ゲーム画面の3つのダイス状スロットDSを回転させる表示制御を行うとともに、デジタル抽選で当選役が決定した場合には表示部700にその当選役に係る図柄の組み合わせが停止表示するように、3つのダイス状スロットDSの回転を停止させる表示制御を行う(S3)。
一方、小当たり役Aに当選した場合(S5)、制御装置601は、第1リフトアップホッパ300の通常メダル排出部330を制御し、プレイフィールド500へ3枚のメダルMを供給する(S6)。なお、本参考例1では、プレイフィールド500内へメダルMを排出するための機構として、プレイヤーが貯留面101上のメダルMを投入したときにプレイフィールド500内のサブテーブル511上へメダルMが送り出す第1リフトアップホッパ300を兼用する場合について説明するが、第1リフトアップホッパ300とは別の機構を用いてもよい。別の機構を用いる場合には、第1リフトアップホッパ300と同様の構成を採用することができる。
ここで、本参考例1においては、制御部600の制御装置601の制御の下、ICメダル排出部380に予めセットされているICメダルのICチップに、制御部600の制御装置601から命令された電子データを書き込むICライタ390が設けられている。本参考例1において、制御装置601は、小当たり役Bに当選した場合、プレイフィールド500へ排出する各ICメダルM’のICチップに記憶されているメダル価値データを、所定のメダル価値決定条件に従って適宜書き換えた後、プレイフィールド500へ排出する。所定のメダル価値決定条件としては、例えば乱数等により抽選で決定されるメダル価値データに書き換えるという条件を採用できる。また、当該プッシャーゲーム機1、サテライト部SA又は当該ステーション部STにおける実際のペイアウト率を目標ペイアウト率に近づけるために決定されたメダル価値データに書き換えるという条件も採用できる。この条件を採用する場合、実際のペイアウト率が目標ペイアウト率よりも低い場合には、排出するICメダルM’に書き込まれるメダル価値データが大きくなるようにし、逆に、実際のペイアウト率が目標ペイアウト率よりも高い場合には、排出するICメダルM’に書き込まれるメダル価値データが小さくなるようにする。
なお、所定のメダル価値決定条件は以上の例示した条件に限らず、他の条件を採用してもよい。また、ICライタ390は必ずしも設ける必要はない。
また、確変ボーナス役に当選した場合(S11)、制御装置601は、第1リフトアップホッパ300の通常メダル排出部330を制御してプレイフィールド500へ30枚のメダルMを供給する(S12−1)。また、制御装置601は、以後のデジタル抽選で用いる当選テーブルとして、当選確率が高めに設定された高確率当選テーブルを用いるように設定変更する(S12−2)。
次に、本参考例1におけるプッシャーゲーム機1の各ステーション部STで進行するビンゴゲームの流れについて説明する。
図22は、本参考例1におけるビンゴゲームの流れを示すフローチャートである。
本参考例1のビンゴゲームでは、ボールB1,B2がメダル落下溝に落ちるか、上述したスロットゲームで直接サテライト役に当選するかのいずれかのビンゴゲームの開始条件を満たすと(S21)、ステーション部STにおける制御部600の制御装置601は、ROM602に記憶されているビンゴ実行プログラムを実行し、ビンゴゲームを開始する。具体的には、制御装置601は、まず、表示部700に表示されている図4に示したスロット用ゲーム画面を図5に示したビンゴ用ゲーム画面に切り替え、その表示制御を行う(S22)。ここで、ビンゴ用ゲーム画面に表示されているビンゴカード画像BCは、過去の任意のタイミングで生成された配列情報に基づくものである。配列情報を生成するタイミングは、本プッシャーゲーム機1の電源投入時、図示しないリセットボタンの操作時、過去のビンゴゲームでビンゴが成立した時などが挙げられる。本参考例1では、ビンゴゲームでビンゴが成立した時に新しい配列情報を生成し、これを過去の配列情報と置き換える場合を例に挙げて説明する。
また、制御装置601は、ビンゴが成立した特定配列が通常ボール供給賞に係るものである場合には(S28のYes)、特典付与手段として機能し、上述したスロットゲームにおいて小当たり役Bが当選した場合と同様の方法でプレイフィールド500上へ所定枚数のICメダルM’を供給するとともに(S29−1)、上述したスロットゲームにおいてボール供給役が当選した場合と同様の方法でプレイフィールド500上へボールB1を供給する(S29−2)。
また、制御装置601は、ビンゴが成立した特定配列がメダル供給賞に係るものである場合には(S28のNo)、特典付与手段として機能し、上述したスロットゲームにおいて小当たり役Bが当選した場合と同様の方法でプレイフィールド500上へ所定枚数のICメダルM’を供給する(S30)。
なお、ビンゴが成立したときにプレイフィールド500上へ供給されるICメダルM’の枚数は、そのビンゴ成立に係る賞ごとに異なる枚数としてもよいし、同じ枚数としてもよい。また、ICメダルM’ではなくメダルMを供給するようにしてもよい。
次に、本参考例1におけるプッシャーゲーム機1のセンター抽選装置2000で進行するジャックポット抽選の流れについて説明する。
図23は、本参考例1におけるジャックポット抽選の流れを示すフローチャートである。
本参考例1のジャックポット抽選は、ステーション部STの制御部600におけるRAM603内のカウント値が「3」になる、すなわち、プレイヤーが累積で3枚のICメダルM’をメダル投入機構100に投入するというジャックポット抽選の開始条件を満たすと(S41)、センター抽選装置2000における制御部620の制御装置621は、ROM622に記憶されているジャックポット実行プログラムを実行し、ジャックポット抽選を開始する。具体的には、制御装置621は、まず、装置支持台2200を回転させて、当該ジャックポット抽選の開始条件を満たしたステーション部STが属するサテライト部SAに対してセンター抽選装置2000が正面を向くように駆動制御する。また、ディスプレイ装置2300にジャックポット抽選の演出用画面を表示し、これを表示制御する。
また、制御装置621は、RAM623に記憶されているジャックポット貯留枚数データを初期値にリセットする(S45−2)。
しかも、本参考例1では、ステーション部STから払い出されるICメダルM’の有効期限は、そのICメダルM’がメダル払出部1030の排出口からメダル投入機構100の貯留面101へ払い出されるときに決定される。よって、プレイヤーが実際にICメダルM’を受け取る時点を起算点として、そのICメダルM’の有効期限を設定することが可能となる。そのため、ICメダルM’の有効期限を適正に管理することができる。
次に、プッシャーゲーム機の他の例(以下、本例を「参考例2」という。)について説明する。
本参考例2のプッシャーゲーム機は、ICメダルM’のICチップには、個々のICメダルを特定するための媒体特定データであるメダルID及び上述した店舗IDが記憶されており、メダル価値データ及び有効期限データは記憶されていない点で、上記参考例1の場合と異なっている。本参考例2では、各ICメダルM’のメダル価値データ及び有効期限データを、各ICメダルM’のメダルIDに対応させて本プッシャーゲーム機1のセンター抽選装置2000における制御部620の対応関係情報記憶手段であるRAM623に記憶されている。なお、本参考例2では、メダル価値データも本プッシャーゲーム機側に記憶する場合について説明するが、上記参考例1の場合と同様に、各ICメダルM’のメダル価値データは各ICメダルM’のICチップに記憶するようにしてもよい。
また、本参考例2では、ゲーム媒体排出手段としての第4リフトアップホッパ1050のリフトアップ部1053に、ICライタ1054に代えて、第2データ読取手段としてのICリーダ1054’を設けた点で、上記参考例1とは異なっている。
以上の点を除き、本参考例2のプッシャーゲーム機の基本構成は上記参考例1のものと同様であるので、以下の説明では上記参考例1のプッシャーゲーム機とは異なる点についてだけ説明する。
制御部600は、メダル投入機構100に投入されたICメダルM’のICチップに記憶されている各種データを第1データ読取手段としてのICリーダ109−9が読み取ると(S71)、まず、上記参考例1の場合と同様に、ICリーダ109−9から受信する店舗IDが有効な店舗IDであるか否かを判断する(S72)。そして、店舗IDが有効な店舗IDであると判断した場合、制御装置601は、制御装置621とともに有効期限判断手段として機能し、受信したメダルIDに対応する有効期限データ及びメダル価値データを、センター抽選装置2000における制御部620のRAM623から読み出す処理を行う(S74−1)。具体的には、制御装置601は、受信したメダルIDに対応するデータ取得要求を、サテライト抽選装置1000の制御部610を介してセンター抽選装置2000における制御部620の制御装置621へ送信する。これにより、制御装置621は、RAM623に記憶されている対応関係情報としての有効期限テーブル(各メダルIDと有効期限データとの対応関係を記述したデータテーブル)及びメダル価値テーブル(各メダルIDとメダル価値データとの対応関係を記述したデータテーブル)を参照して、当該データ取得要求に係るメダルIDに対応した有効期限データ及びメダル価値データを特定し、その有効期限データ及びメダル価値データを当該データ取得要求の送信元であるステーション部STの制御部600の制御装置601へ返信する。これにより、制御装置601は、プレイヤーが投入したICメダルM’の有効期限データ及びメダル価値データを取得することができる。その後、制御装置601は、取得した有効期限データが示す有効期限が過ぎているか否かを判断し(S74−2)、有効期限を越えていると判断した場合にはエラー処理を行う(S73)。一方、有効期限内であると判断した場合には、制御部600は、取得したメダル価値データに基づき、第1リフトアップホッパ300を制御して、上記参考例1の場合と同様に、そのメダル価値データが示すメダル価値に相当する枚数分のメダルMを、プレイフィールド500へ連続して排出する処理を行う(S75)。
なお、以後の処理(S76〜S79)については、上記参考例1の場合と同様であるので、説明を省略する。
ICメダルM’がメダル落下溝に落下し、そのICメダルM’のICチップからメダルIDをICリーダ1005が読み取って、そのメダルIDを制御部600が受信すると(S81)、その制御部600の制御装置601は、第2データ読取手段としてのICリーダ1054’により、次に排出される予定のICメダルM’、具体的には第4リフトアップホッパ1050のリフトアップ部1053の排出端部にセットされたICメダルM’のICチップに記憶されているメダルIDを読み取る(S82)。そして、このメダルIDを受信した制御装置601は、排出予定のICメダルM’のメダル価値データを、メダル落下溝に落下したICメダルM’のメダル価値データへ書き換えるための処理を行う(S83)。具体的には、上記S82で読み取ったメダルIDに対応するメダル価値データを、上記S81で読み取ったメダルIDに対応するメダル価値データと同一にするデータ書換要求を、サテライト抽選装置1000の制御部610を介してセンター抽選装置2000における制御部620の制御装置621へ送信する。これにより、制御装置621は、RAM623に記憶されているメダル価値テーブルを参照して、上記S81で読み取ったメダルIDに対応するメダル価値データを読み出し、上記S82で読み取ったメダルIDに対応するメダル価値データを、読み出したメダル価値データに書き換える処理を行う。
また、本参考例2でも、ステーション部STから払い出されるICメダルM’の有効期限は、そのICメダルM’がメダル払出部1030の排出口からメダル投入機構100の貯留面101へ払い出されるときに決定される。よって、プレイヤーが実際にICメダルM’を受け取る時点を起算点として、そのICメダルM’の有効期限を設定することが可能となる。そのため、ICメダルM’の有効期限を適正に管理することができる。
次に、本発明を、上記参考例1及び2と同様のプッシャーゲーム機に適用した一実施形態について説明する。
本実施形態のプッシャーゲーム機では、上記参考例2の場合と同様に、各ICメダルM’のメダル価値データ及び有効期限データを、各ICメダルM’のメダルIDに対応させて本プッシャーゲーム機1のセンター抽選装置2000における制御部620の対応関係情報記憶手段であるRAM623に記憶されている。なお、本実施形態では、メダル価値データも本プッシャーゲーム機側に記憶する場合について説明するが、上記参考例1の場合と同様に、各ICメダルM’のメダル価値データは各ICメダルM’のICチップに記憶するようにしてもよい。
本実施形態のプッシャーゲーム機において、上記参考例2との構成上の違いは、第3リフトアップホッパ1020及び第4リフトアップホッパ1050を省略し、メダル落下溝から落下したメダルM及びICメダルM’は、仕分けされることなく装置外部へ直接案内されてプレイヤーの手元へ届く構成になっている点と、ゲーム媒体排出手段としての第2リフトアップホッパ350のリフトアップ部370に、ICライタ390に代えて、第2データ読取手段としてのICリーダ390’を設けた点である。
以上の点を除き、本実施形態のプッシャーゲーム機の基本構成は上記参考例2のものと同様であるので、以下の説明では上記参考例2のプッシャーゲーム機とは異なる点についてだけ説明する。
スロットゲームにおいて小当たり役Bに当選したり、ビンゴゲームにおいてビンゴが成立していずれかの賞に入賞したりして、ICメダルM’をプレイフィールドへ排出するための排出条件が満たされると(S91)、制御部600の制御装置601は、第2データ読取手段としてのICリーダ390’により、次に排出される予定のICメダルM’、具体的には第2リフトアップホッパ350のリフトアップ部370の排出端部にセットされたICメダルM’のICチップに記憶されているメダルIDを読み取る(S92)。そして、このメダルIDを受信した制御装置601は、上記参考例1の場合と同様に、所定のメダル価値決定条件に従って排出予定のICメダルM’のメダル価値を決定し(S93−1)、そのメダル価値データをセンター抽選装置2000の制御部620のRAM623に記憶されているメダル価値テーブルに登録する処理を行う(S93−2)。具体的には、上記S92で読み取ったメダルIDに対応するメダル価値データを、上記S93−1で決定したメダル価値データへ書き換えるデータ書換要求を、サテライト抽選装置1000の制御部610を介してセンター抽選装置2000における制御部620の制御装置621へ送信する。これにより、制御装置621は、RAM623に記憶されているメダル価値テーブル内の、当該データ書換要求に係るメダルIDに対応するメダル価値データを、当該データ書換要求に係るメダル価値データへ書き換える処理を行う。そして、制御装置601は、第2リフトアップホッパ350を制御して、当該排出予定のICメダルM’を、ICメダル排出部380からメダル排出経路450を介してプレイフィールド500へ排出する処理を行う(S94)。
一方、一般のプッシャーゲーム機は、プレイフィールド内のメダルをすべて入れ替えるのに必要なメダル枚数が予め把握できる。本実施形態のプッシャーゲーム機においては、プレイフィールドへ1000枚のメダルM,M’を投入すれば、プレイフィールド内のメダルM,M’を総入れ替えすることができる。したがって、ICメダルM’をプレイフィールドへ排出した後、少なくとも1000枚のメダルM,M’がその後にプレイフィールドへ排出されれば、当該ICメダルM’はメダル落下溝から落下して装置外部へ払い出されているものと、高い精度で予測できる。ただし、ICメダルM’がプレイフィールド500へ排出された後に1000枚のメダルM,M’がプレイフィールド500に排出されるまでに要する時間は、プレイヤーの行動に依存する。そのため、当該ICメダルM’をプレイフィールド500へ排出した時点では、そのICメダルM’がいつ頃装置外部へ払い出されるかは、高精度に予測することは極めて困難である。
すなわち、制御部600の制御装置601は、ICリーダ390’によりメダルIDを読み取った排出予定のICメダルM’をプレイフィールド500へ排出する処理を行ったら(S94)、予測用情報取得手段として機能し、以後に第1リフトアップホッパ300から排出されるメダルMの枚数と、第2リフトアップホッパ350から排出されるICメダルM’の枚数とを、累積的にカウントする処理を開始する(S95)。すなわち、上記排出条件が満たした後にプレイフィールド500内に供給されるメダルM,M’の累積枚数(予測用情報)をカウントする処理を開始する。そして、制御装置601は、有効期限決定手段として機能し、このカウント値が予め決められた規定値(1000枚)に達したら(S96)、上記S94で排出したICメダルM’が装置外部へ払い出されたものと予測し、図示しない計時手段としての時計部から現在の日時データを取得する(S97)。そして、制御装置601は、所定の有効期限算出プログラムを実行して、上記参考例2の場合と同様に、取得した日時データに基づいて有効期限を算出する(S98)。制御装置601は、このようにして算出した有効期限を示す有効期限データを、上記S94で排出したICメダルM’の有効期限データとして、センター抽選装置2000の制御部620のRAM623における有効期限テーブルに登録するための処理を行う(S99)。具体的には、上記S92で読み取ったメダルIDに対応する有効期限データを、上記S98で算出した有効期限を示す有効期限データに書き換えるデータ書換要求を、サテライト抽選装置1000の制御部610を介してセンター抽選装置2000における制御部620の制御装置621へ送信する。これにより、制御装置621は、RAM623に記憶されている有効期限テーブル内の当該データ書換要求に係るメダルIDに対応した有効期限データを、当該データ書換要求に係る有効期限データへ書き換える処理を行う。
また、本実施形態においても、上記参考例2の場合と同様に、各ICメダルM’の有効期限データが、各ICメダルM’のICチップではなく、本プッシャーゲーム機1のセンター抽選装置2000における制御部620のRAM623に記憶されており、本プッシャーゲーム機1において一括管理されているので、セキュリティ効果が高いとか、店舗側の運営方針に柔軟に対応することができるとか、そういった上記参考例2の場合と同様の効果を奏する。
また、本実施形態においても、メダルIDと店舗IDという書き換え不要な固定データだけを、ICメダルM’のICチップに記憶させるという構成を採用することが可能となるので、制御や構造の簡素化等に有利となり、低コスト化を図ることができるという、上記参考例2の場合と同様の効果を奏する。
なお、本実施形態では、有効期限を決定するための処理を各ステーション部STの制御部600で行う場合について説明したが、別の箇所、例えばセンター抽選装置2000の制御部620で行うようにしてもよい。
例えば、上記参考例2のようにICメダルM’を第4リフトアップホッパ1050により排出する場合において、この第4リフトアップホッパ1050に設けられていたICリーダ1054’を省略する場合を考える。この場合、第4リフトアップホッパ1050により排出されるICメダルM’のICチップに記憶されたメダルIDを最後に読み取るのは、そのICメダルM’がメダル落下溝に落下して第4リフトアップホッパ1050の貯留部1051へと搬送されるICメダル搬送経路1004のICリーダ1005である。貯留部1051内には多数のICメダルM’が貯留されており、これらはおおよそ貯留部1051へ搬送された順に排出され、順次、リフトアップ部1053を通じてメダル払出部1030から装置外部におけるメダル投入機構100における貯留面101へ払い出される。したがって、ICリーダ1005でメダルIDを読み取ってからそのICメダルが第4リフトアップホッパ1050により排出されるまでにはタイムラグが生じる。しかし、この場合でも、上記参考例2では、ICリーダ1005がメダルIDを検知するたびに1枚のICメダルM’が第4リフトアップホッパ1050により排出される構成となっているため、ICリーダ1005がメダルIDを検知した後、ICリーダ1005によるメダルIDの検出回数(予測用情報)や、第4リフトアップホッパ1050の排出回数(予測用情報)が、貯留部1051内に貯留されていたICメダルM’の枚数(規定値)に達したら、当該ICメダルM’が装置外部へ払い出されたものと、高い精度で予測できる。したがって、この場合も、上記実施形態の場合と同様に、適切な有効期限管理ができる。
すなわち、メダル投入機構100に投入されたメダルが搬送されるメダル搬送経路200中に、上記メダル搬送経路1002の底面に設けられた仕分け孔1003のようなメダル仕分け部を設け、メダル投入機構100に投入されたメダルMとICメダルM’とを仕分けできるようにする。このとき、メダルMは第1リフトアップホッパ300の通常メダル貯留部310へ搬送し、ICメダルM’は第2リフトアップホッパ350のICメダル貯留部360へ搬送するように構成する。また、メダル投入機構100に投入されたICメダルM’が第2リフトアップホッパ350のICメダル貯留部360へ搬送されるまでの間に、そのICメダルM’のICチップ内の電子データを読み取るデータ読取手段としてのICリーダを設け、ICリーダで読み取ったメダル価値データを制御部600で受信できるようにする。そして、制御部600は、ICリーダから受信したメダル価値データが示すメダル価値に相当するメダルMがプレイフィールド500に連続的に排出されるように、第1リフトアップホッパ300を制御する。以上の構成により、プレイヤーがICメダルM’をメダル投入機構100に投入した場合、そのICメダルM’のICチップに記憶されたメダル価値データが示すメダル価値に相当する枚数分のメダルMが連続してプレイフィールド500内に排出される。
すなわち、メダル投入機構100に投入されたメダルが搬送されるメダル搬送経路200中に、上記メダル搬送経路1002の底面に設けられた仕分け孔1003のようなメダル仕分け部を設け、メダル投入機構100に投入されたメダルMとICメダルM’とを仕分けできるようにする。このとき、メダルMは第1リフトアップホッパ300の通常メダル貯留部310へ搬送し、ICメダルM’は第2リフトアップホッパ350へ搬送するように構成する。ここで、第2リフトアップホッパ350には上記ICメダル貯留部360を設けず、第2リフトアップホッパ350は、メダル投入機構100に投入されたICメダルM’そのものをプレイフィールド500に排出するように駆動する。以上の構成により、プレイヤーがICメダルM’をメダル投入機構100に投入した場合、そのICメダルM’そのものがプレイフィールド500内に排出される。
R1={(αA×βA)+(αB×βB)+(αC×βC)}/γ1・・・(1)
R3={(αA×βA)+(αB×βB)+(αC×βC)}/γ3・・・(2)
R5={(αA×βA)+(αB×βB)+(αC×βC)}/γ5・・・(3)
そして、このようにジャックポット抽選の開始条件を満たすのに必要なICメダルM’の枚数rが異なるステーション間で期待値を同じに設定する場合、少なくとも1つの賞についてのメダル払出枚数αを調整するか、少なくとも1つの賞についての当選確率βを調整すればよい。
ただし、プレイフィールド内の異形物がICメダルM’と外観が同一である場合、プレイヤーに対して、メダル落下溝に落下したものがそのまま払い出されたものと認識させることが可能となる。
100 メダル投入機構
101 貯留面
108−9,109−9,1005 ICリーダ
300 第1リフトアップホッパ
310 通常メダル貯留部
320 リフトアップ部
330 通常メダル排出部
350 リフトアップホッパ
360 ICメダル貯留部
370 リフトアップ部
380 ICメダル排出部
390,1054 ICライタ
500 プレイフィールド
501 メインテーブル
510 プッシャー部
600,610,620 制御部
1000 サテライト抽選装置
1002 メダル搬送経路
1003 仕分け孔
1004 ICメダル搬送経路
1020 第3リフトアップホッパ
1021 貯留部
1022 ホッパ駆動部
1023 リフトアップ部
1030 メダル払出部
1050 第4リフトアップホッパ
1051 貯留部
1053 リフトアップ部
1300,1400 ボール供給機構
2000 センター抽選装置
B1,B2 ボール
M メダル
M’ ICメダル
SA サテライト部
ST ステーション部
Claims (3)
- 電子データを記憶する記憶部を備えた有体物からなるゲーム媒体を受け取るゲーム媒体受取手段と、
プレイヤーが視認可能であってゲーム媒体が通過するプレイフィールドと、
電子データを記憶する記憶部を備えた有体物からなるゲーム媒体を該プレイフィールドへ排出するゲーム媒体排出手段と、
該ゲーム媒体排出手段により排出されてプレイフィールドを通過したゲーム媒体を、ゲーム媒体払出口を通じて装置外部へ払い出すゲーム媒体払出手段と、
該ゲーム媒体受取手段が受け取ったゲーム媒体の記憶部から該ゲーム媒体を特定するための媒体特定データを読み取る第1データ読取手段と、
各媒体特定データとそれぞれに対応する有効期限との対応関係を特定するための対応関係情報を記憶する対応関係情報記憶手段と、
該第1データ読取手段が読み取った媒体特定データと該対応関係情報記憶手段に記憶された対応関係情報とに基づいて該媒体特定データに対応する有効期限を特定し、特定した有効期限が過ぎているか否かを判断する有効期限判断手段と、
該有効期限判断手段が有効期限を過ぎていないと判断したゲーム媒体を該ゲーム媒体受取手段が受け取ることでゲームの進行を許可し、該有効期限判断手段が有効期限を過ぎていると判断したゲーム媒体を該ゲーム媒体受取手段が受け取ったときには該ゲームの進行を禁止するためのエラー処理を行うように制御し、所定の排出条件が満たされたときに該ゲーム媒体排出手段に対して所定量のゲーム媒体を排出させる制御を行うゲーム制御手段と、
該ゲーム媒体排出手段がゲーム媒体をプレイフィールドへ排出するときに該ゲーム媒体の記憶部から媒体特定データを読み取る第2データ読取手段と、
該ゲーム媒体排出手段によりプレイフィールドへ排出されたゲーム媒体が該ゲーム媒体払出手段によりゲーム媒体払出口を通じて装置外部へ払い出されるまでの間に、該ゲーム媒体排出手段がプレイフィールドへ排出するゲーム媒体の量の概算値を記憶する記憶手段と、
該第2データ読取手段が読み取った媒体特定データに対応するゲーム媒体を該ゲーム媒体排出手段が排出した後に該ゲーム媒体排出手段が排出するゲーム媒体の排出量と該記憶手段に記憶されている概算値とに基づいて、該ゲーム媒体がゲーム媒体払出口を通じて装置外部へ払い出される払出時期を予測し、予測した払出時期以降の時期となるように所定の有効期限決定条件に従って該ゲーム媒体の有効期限を決定する有効期限決定手段と、
該有効期限決定手段が決定した有効期限を、これに対応するゲーム媒体の媒体特定データに対応させて、該対応関係情報記憶手段に記憶されている対応関係情報に登録する有効期限登録手段とを有することを特徴とするゲーム装置。 - 請求項1のゲーム装置において、
上記プレイフィールド内に、上記ゲーム媒体排出手段から排出されたゲーム媒体と電子データを記憶する記憶部を備えていない有体物からなる第2のゲーム媒体とを多数載置する載置面をもつ載置台と、該載置面上の一部分に存在するゲーム媒体及び第2のゲーム媒体を該載置面上の他部分側に押し出すように、該載置面に対して該一部分に沿うように相対的に往復移動する押出部材と、該押出部材により押し出されたゲーム媒体及び第2のゲーム媒体により、該載置面外に押し出されたゲーム媒体及び第2のゲーム媒体が落下する落下溝とを有し、
更に、該第2のゲーム媒体を該プレイフィールドへ排出する第2のゲーム媒体排出手段を有し、
上記ゲーム媒体払出手段は、該落下溝に落下したゲーム媒体及び第2のゲーム媒体を上記ゲーム媒体払出口を通じて装置外部へ払い出すものであり、
上記ゲーム制御手段は、所定の第2排出条件が満たされたときに該第2のゲーム媒体排出手段に対して所定量の第2のゲーム媒体を排出させる制御を行い、
上記記憶手段が記憶する概算値は、上記ゲーム媒体排出手段によりプレイフィールドへ排出されたゲーム媒体が該ゲーム媒体払出手段によりゲーム媒体払出口を通じて装置外部へ払い出されるまでの間に、該ゲーム媒体排出手段及び第2のゲーム媒体排出手段がプレイフィールドへ排出するゲーム媒体及び第2のゲーム媒体の合計量の概算値であり、
上記有効期限決定手段が行う払出時期の予測は、該第2データ読取手段が読み取った媒体特定データに対応するゲーム媒体を該ゲーム媒体排出手段が排出した後に該ゲーム媒体排出手段及び該第2のゲーム媒体排出手段が排出するゲーム媒体及び第2のゲーム媒体の排出量の合計と該記憶手段に記憶されている概算値とに基づいて行うことを特徴とするゲーム装置。 - 電子データを記憶する記憶部を備えた有体物からなるゲーム媒体を受け取るゲーム媒体受取手段と、
電子データを記憶する記憶部を備えた有体物からなるゲーム媒体を排出するゲーム媒体排出手段と、
該ゲーム媒体排出手段により排出されたゲーム媒体を、ゲーム媒体払出口を通じて装置外部へ払い出すゲーム媒体払出手段と、
該ゲーム媒体受取手段が受け取ったゲーム媒体の記憶部から該ゲーム媒体を特定するための媒体特定データを読み取る第1データ読取手段と、
各媒体特定データとそれぞれに対応する有効期限との対応関係を特定するための対応関係情報を記憶する対応関係情報記憶手段と、
該第1データ読取手段が読み取った媒体特定データと該対応関係情報記憶手段に記憶された対応関係情報とに基づいて該媒体特定データに対応する有効期限を特定し、特定した有効期限が過ぎているか否かを判断する有効期限判断手段と、
該有効期限判断手段が有効期限を過ぎていないと判断したゲーム媒体を該ゲーム媒体受取手段が受け取ることでゲームの進行を許可し、該有効期限判断手段が有効期限を過ぎていると判断したゲーム媒体を該ゲーム媒体受取手段が受け取ったときには該ゲームの進行を禁止するためのエラー処理を行うように制御し、所定の排出条件が満たされたときに該ゲーム媒体排出手段に対して所定量のゲーム媒体を排出させる制御を行うゲーム制御手段と、
該ゲーム媒体排出手段により排出されたゲーム媒体がゲーム媒体払出口を通じて装置外部へ払い出される前に該ゲーム媒体の記憶部から媒体特定データを読み取る第2データ読取手段と、
該第2データ読取手段により媒体特定データが読み取られたゲーム媒体が該ゲーム媒体払出手段によりゲーム媒体払出口を通じて装置外部へ払い出されるまでの間に、該第2データ読取手段により媒体特定データが読み取られるゲーム媒体の量の概算値を記憶する記憶手段と、
該第2データ読取手段が媒体特定データを読み取ったゲーム媒体がゲーム媒体払出口を通じて装置外部へ払い出される払出時期を、この読み取り後に該第2データ読取手段が媒体特定データを読み取るゲーム媒体の量と該記憶手段に記憶されている概算値とに基づいて予測し、予測した払出時期以降の時期となるように所定の有効期限決定条件に従って該ゲーム媒体の有効期限を決定する有効期限決定手段と、
該有効期限決定手段が決定した有効期限を、これに対応するゲーム媒体の媒体特定データに対応させて、該対応関係情報記憶手段に記憶されている対応関係情報に登録する有効期限登録手段とを有することを特徴とするゲーム装置。
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