JP4443375B2 - 電子機器の筐体構造 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタルカメラや携帯電話等の電子機器の筐体構造に関し、詳しくは、第1ケースには内側の側面から突出する係合爪を設け、第2ケースには側面から薄板状に延在して表面に前記係合爪を嵌入する開口穴を有した係合リブを設け、前記係合爪を前記開口穴に嵌入することによって前記第1ケースと前記第2ケースとを嵌合して内部に所定の部品を収納する電子機器の筐体構造に関する。
この種の電子機器の筐体構造では、従来、係合爪を開口穴に直接嵌入することによって第1ケースと第2ケースとを嵌合させていた。
特開2000−332448号公報
この種の電子機器の筐体構造では、係合リブを有する第2ケースに外力が加わることによって係合爪と開口穴との嵌合が外れてしまい、内部に収納されている部材によって第1ケースと第2ケースは開く方向に力が働く。そして、外力が解除されると第1ケースと第2ケースが開いた状態で元の姿勢に戻ろうとするが、従来のような係合爪を開口穴に直接嵌入する構造では、係合リブの第1ケース内側に位置するエッジ部が、対応する開口穴の縁に引っかかり、元の状態に戻ることが困難であった。
本発明は、係合リブを有する第2ケースに外力が加わることによって係合爪と開口穴との嵌合が外れたとしても、容易に元の状態に戻すことが可能な電子機器の筐体構造を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、第1ケースには内側の側面から突出する係合爪を設け、第2ケースには側面から薄板状に延在して表面に前記係合爪を嵌入する開口穴を有した係合リブを設け、前記係合爪を前記開口穴に嵌入することによって前記第1ケースと前記第2ケースとを嵌合して内部に所定の部品を収納する電子機器の筐体構造において、前記開口穴に前記開口穴の深さよりも長いシート状の部材を挿入した後に前記開口穴に前記係合爪を嵌入することによって、前記係合リブの前記第1ケース内側に位置するエッジ部と対応する前記開口穴の縁との間に前記シート状の部材の一部が位置していることを特徴とする。
さらに、前記シート状の部材は、樹脂シートであることを特徴とする。
さらに、前記シート状の部材は、前記開口穴に挿入した状態で両端を接着することによって前記開口穴に設置されていることを特徴とする。
本発明によれば、開口穴に挿入され開口穴の縁に位置するシート状の部材が、係合リブの第1ケース内側に位置するエッジ部を開口穴に案内するので、係合リブを有する第2ケースに外力が加わることによって係合爪と開口穴との嵌合が外れたとしても、容易に元の状態に戻すことが可能な電子機器の筐体構造を提供することができる。
なお、シート状の部材を樹脂シートとすれば、耐久性及び信頼性が向上する。
また、シート状の部材を開口穴に挿入した状態で両端を貼り合わせることによって開口穴に設置するようにすれば、組み立て作業性が向上する。
図1は、本発明の実施例であるデジタルカメラの外観斜視図である。図において、デジタルカメラのケース1は、第1ケース1aと第2ケース1bを合わせて構成され、両ケース1a、1bは金属板をプレス加工して形成される。31はレンズ鏡筒、32は光学ビューファインダ、33はストロボ、34はシャッターボタンである。第1ケース1aと第2ケース1bによって形成されるデジタルスチルカメラの内部には、回路基板、撮像素子、光学レンズ、バッテリー、記録媒体等の各種部材が収納されている。
図2(a)は第1ケース1aと第2ケース1bを合わせる前の状態であって、図1の破線Aで囲んだ部分を上から見た図であり、図2(b)は図2(a)をB−B線を含む面にて破断した断面図である。第1ケース1aには、内側の側面から突出する係合爪2を設けている。第2ケース1bには、側面から薄板状に延在して表面に係合爪2を嵌入する開口穴4と、組立て時に係合爪2を開口穴4に導く傾斜面5を有した係合リブ3を設け、開口穴4には係合爪2との係合力を増すための微小突起6が設けられている。そして、開口穴4にはシート状の部材である樹脂シート7が挿入されている。開口穴4に挿入された状態で樹脂シート7の両端は貼り合わされているので、樹脂シート7は開口穴4から外れない状態を保っている。よって、挿入しただけの場合に比べ組み立て作業性が向上する。なお、樹脂シート7の内側前面に接着剤を塗布し、開口穴4近辺の係合リブ3そのものに接着してもよい。
図3は係合爪2を開口穴4に挿入し第1ケース1aと第2ケース1bが合わせられた状態を示す図である。図3(a)は図2(a)に、図3(b)は図2(b)に夫々対応する。図3は図2と共通する符号を付し、詳細な説明は割愛する。なお、図2(b)、及び図3(b)において、図示説明の都合上、樹脂シート7は太線で図示されているが、開口穴4の大きさに比べて十分薄いものである。また、開口穴4に設けられた微小突起6の図示は省略した。
図4は、第2ケース1bに外力が加わることによって係合爪2と開口穴4との嵌合が外れた状態を示す断面図である。矢印Fで示す方向に第2ケース1bに外力が加わると、図のように係合爪2と開口穴4との嵌合が外れる。すると、内部に収納されている部材によって第1ケース1aと第2ケース1bは開く方向に力が働くため、第1ケース1aと第2ケース1bとの間には隙間Dが生じる。
そして、外力が解除される矢印Fとは逆方向の矢印Rの方向に第2ケースは元の状態に戻ろうとする。すると、第1ケース1aと第2ケース1bとの間に生じた隙間Dの影響で、係合爪2の第1ケース1a内側に位置するエッジ部8が、対応する開口穴4の縁8と合致しない状態で係合爪2は開口穴4に入ろうとする。すると開口穴4の縁8の部分に位置する樹脂シート7が係合爪2のエッジ部8を滑らせて係合爪2を開口穴4へ案内することにより、係合爪2と開口穴4との嵌合が元に戻ることができる。さらに、係合爪2のエッジ部8及び対応する開口穴4の縁8を樹脂シート7が保護しているため、夫々の削れを防止している。開口穴4の縁8の部分に位置する樹脂シート7がなければ係合爪2の開口穴4への案内は行われず、元に戻ることができない。なお、図2(b)、及び図3(b)と同様に、図示説明の都合上、樹脂シート7は太線で図示されているが、開口穴4の大きさに比べて十分薄いものである。
以上、係合爪2を開口穴4に嵌入することによって第1ケース1aと第2ケース1bを合わせることについて説明したが、、図1の破線Aで囲んだ部分以外、特にデジタルカメラの底部にも第1ケース1aと第2ケース1bを接合させる機構が施されている。該機構は、図1の破線Aで囲んだ部分と同様であっても異なっていてもよい。
本実施例では、シート状の部材として樹脂シート7を用いた。樹脂であれば耐久性があり且つ表面の摩擦係数をちいさくすることができるので、係合爪2と開口穴4との嵌合が外れる、元の状態に戻す、という動作を繰り返したとしても、確実に係合爪2を開口穴4へ案内することことが可能となり、耐久性及び信頼性が確保される。しかしながら、シート状の部材の材質は、樹脂に限らず金属や炭素繊維でもよい。
上記実施例の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本発明の各部構成は、上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
本発明の実施例であるデジタルカメラの外観斜視図である。 本発明の実施例であるデジタルカメラの細部を説明する平面図及び断面図である。 本発明の実施例であるデジタルカメラの細部を説明する平面図及び断面図である。 本発明の実施例であるデジタルカメラの細部を説明する断面図である。
符号の説明
1a 第1ケース
1b 第2ケース
2 係合爪
3 係合リブ
4 開口穴
7 樹脂シート

Claims (3)

  1. 第1ケースには内側の側面から突出する係合爪を設け、第2ケースには側面から薄板状に延在して表面に前記係合爪を嵌入する開口穴を有した係合リブを設け、前記係合爪を前記開口穴に嵌入することによって前記第1ケースと前記第2ケースとを嵌合して内部に所定の部品を収納する電子機器の筐体構造において、
    前記開口穴に前記開口穴の深さよりも長いシート状の部材を挿入した後に前記開口穴に前記係合爪を嵌入することによって、前記係合リブの前記第1ケース内側に位置するエッジ部と対応する前記開口穴の縁との間に前記シート状の部材の一部が位置していることを特徴とする電子機器の筐体構造。
  2. 前記シート状の部材は、樹脂シートであることを特徴とする請求項1記載の電子機器の筐体構造。
  3. 前記シート状の部材は、前記開口穴に挿入した状態で両端を貼り合わせることによって前記開口穴に設置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の電子機器の筐体構造。

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