JP4442250B2 - インクカートリッジ - Google Patents

インクカートリッジ Download PDF

Info

Publication number
JP4442250B2
JP4442250B2 JP2004047768A JP2004047768A JP4442250B2 JP 4442250 B2 JP4442250 B2 JP 4442250B2 JP 2004047768 A JP2004047768 A JP 2004047768A JP 2004047768 A JP2004047768 A JP 2004047768A JP 4442250 B2 JP4442250 B2 JP 4442250B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
storage chamber
ink cartridge
bottom wall
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004047768A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005238473A (ja
Inventor
信吾 服部
智弘 神戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2004047768A priority Critical patent/JP4442250B2/ja
Priority to US10/991,852 priority patent/US7334888B2/en
Priority to TW093136185A priority patent/TWI266701B/zh
Priority to MXPA05013041A priority patent/MXPA05013041A/es
Priority to AT04799894T priority patent/ATE386641T1/de
Priority to AU2004281066A priority patent/AU2004281066B8/en
Priority to CA2509792A priority patent/CA2509792C/en
Priority to KR1020057012241A priority patent/KR100714939B1/ko
Priority to DE602004011978T priority patent/DE602004011978T2/de
Priority to BRPI0407975-2A priority patent/BRPI0407975B1/pt
Priority to EP04799894A priority patent/EP1687147B1/en
Priority to PCT/JP2004/017896 priority patent/WO2005051666A1/en
Priority to CN200410096241A priority patent/CN100581826C/zh
Priority to US11/024,903 priority patent/US7325913B2/en
Priority to TW094104093A priority patent/TWI255233B/zh
Priority to US11/052,931 priority patent/US7384136B2/en
Priority to EP05710261A priority patent/EP1594704B1/en
Priority to PCT/JP2005/002361 priority patent/WO2005075204A1/en
Priority to AU2005202966A priority patent/AU2005202966B8/en
Priority to BRPI0503489-2A priority patent/BRPI0503489B1/pt
Priority to KR1020057016137A priority patent/KR100714938B1/ko
Priority to CA2518535A priority patent/CA2518535C/en
Priority to US11/052,930 priority patent/US7334889B2/en
Priority to CN200580000074.4A priority patent/CN1764547B/zh
Priority to EP05710258A priority patent/EP1594703B1/en
Priority to US11/052,957 priority patent/US7278722B2/en
Priority to AT05710261T priority patent/ATE552978T1/de
Priority to PCT/JP2005/002358 priority patent/WO2005075203A1/en
Publication of JP2005238473A publication Critical patent/JP2005238473A/ja
Priority to US11/221,799 priority patent/US7997700B2/en
Priority to HK06107373.6A priority patent/HK1087072A1/xx
Priority to HK06107371.8A priority patent/HK1087071A1/xx
Priority to US11/822,375 priority patent/US7753506B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4442250B2 publication Critical patent/JP4442250B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Description

本発明は、インクカートリッジに関し、特に、大気をインクカートリッジ内部に導入する大気導入部材を備えたインクカートリッジに関するものである。
特開平6−64182号公報に開示されているように、インクカートリッジの本体ケース内部に大気を導入する空気管(以後、「大気導入部材」と称す)と、その大気導入部材の上端に貼着された薄膜遮蔽部材と、大気導入部材内部に配設される連動部材とを備えたインクカートリッジが知られている。このインクカートリッジ内部への大気の導入は、インクカートリッジの底壁に配設されたゴム部材を空気導入針が貫入し、連動部材を押し上げることで薄膜遮蔽部材を破断して、連動部材の細孔を通る大気の導入路が形成される。その連動部材の細孔は、インクカートリッジの底壁に対して略直交する方向に延び、先端開口からゴム部材側に略直線状に形成されている。
特開平6−64182号公報(第1図等)
インクカートリッジの大気導入部材は、インクカートリッジからインクを記録ヘッドへ供給した量に対応する空気をインクカートリッジ内に導入し、記録ヘッドへ供給する圧力を一定に保つ。このため、大気導入部材はインク等が侵入して塞がれていないことが好ましいが、インクカートリッジを製造後ユーザが記録装置本体に装着するまでに、あるいは一度装着後取り外して、傾斜させたり、転倒させる等のことは避けられず、大気導入部材の開口端にインクが付着したり、その内部にインクが侵入していることがある。
このインクが、貯留室側の大気導入部材の開口端でメニスカスを張ったり、大気導入部材内の導入路が細い場合、この内部にメニスカスを張って塞ぐことがある。この状態で、インクを記録ヘッドへ供給すると、メニスカスで密閉されている貯留室内が減圧され、所定圧力以下になるとメニスカスを破って大気が流入し、また残留インクでメニスカスが形成されると減圧され、メニスカスを破って大気が流入するということを繰り返す。つまり、記録ヘッドへのインク供給圧力が脈動し、記録ヘッドからのインク吐出が不均一になり、記録品質を低下させるという問題があった。
本発明は上述した問題を解決するためになされたものであり、インクカートリッジ内に大気導入を正常に行って記録ヘッドへのインク供給圧力が脈動するのを防止し、記録ヘッドからのインク吐出を均一に維持することができるインクカートリッジを提供する。
この目的を達成するために請求項1記載のインクカートリッジは、インクを貯留する貯留室を備え、前記貯留室の底部となる底壁に形成され、前記貯留室内に大気を導入する大気導入口と、前記貯留室内のインクを外部に供給するインク供給口と、前記底壁から前記貯留室側の上部へ向かう第1の方向に立ち上がって空筒状に形成される大気導入部材とを備え、前記大気導入部材の下端が前記大気導入口に連絡され、上端が前記貯留室の上部に開口されると共に前記上端の開口の少なくとも一部分が前記第1の方向に対して傾斜して形成される。
請求項2記載のインクカートリッジは、インクを貯留する貯留室を備え、前記貯留室の底部となる底壁に形成され、前記貯留室内に大気を導入する大気導入口と、前記貯留室内のインクを外部に供給するインク供給口と、前記底壁から前記貯留室側の上部へ向かう第1の方向に立ち上がって空筒状に形成される大気導入部材とを備え、前記大気導入部材の下端が前記大気導入口に連絡され、上端が前記貯留室の上部に開口されると共に前記上端の開口が互いに異なる2以上の平面を有する階段状に形成されている。
請求項3記載のインクカートリッジは、インクを貯留する貯留室を備え、前記貯留室の底部となる底壁に形成され、前記貯留室内に大気を導入する大気導入口と、前記貯留室内のインクを外部に供給するインク供給口と、前記底壁から前記貯留室側の上部へ向かう第1の方向に立ち上がって空筒状に形成される大気導入部材とを備え、前記大気導入部材の下端が前記大気導入口に連絡され、上端が前記貯留室の上部に開口される共に前記上端の開口が非円形に形成されている。
請求項4記載のインクカートリッジは、インクを貯留する貯留室を備え、前記貯留室の底部となる底壁に形成され、前記貯留室内に大気を導入する大気導入口と、前記貯留室内のインクを外部に供給するインク供給口と、前記底壁から前記貯留室側の上部へ向かう第1の方向に立ち上がって中空筒状に形成される大気導入部材とを備え、前記大気導入部材の下端が前記大気導入口に連絡され、上端が前記貯留室の上部に開口されると共に前記大気導入部材の内部流路の内径が前記インクによる前記内部流路を塞ぐ方向の膜が形成されない大きさに形成されている。
請求項5記載のインクカートリッジは、請求項4記載のインクカートリッジにおいて、前記大気導入部材の前記内部流路の内径は、0.8mm以上である。
請求項6記載のインクカートリッジは、請求項1から5のいずれかに記載のインクカートリッジにおいて、前記底壁の周縁から前記第1の方向に延び、前記貯留室の外周部となる周壁と、その底壁と周壁とにより構成され上面が開放された本体ケースと、その本体ケースの開放上面を覆う蓋部材とを備えており、前記大気導入部材は、前記底壁と一体に形成されている。
請求項1からのいずれかに記載のインクカートリッジによれば、インクを貯留する貯留室の底部となる底壁に、貯留室内に大気を導入する大気導入口が形成され、その大気導入口には、大気導入部材下端が連絡されている。大気導入部材は、底壁から貯留室側の上部へ向かう第1の方向に立ち上がり、上端を貯留室の上部に開口して形成されている。また、大気導入部材は、上端の開口の少なくとも一部分が第1の方向に対して傾斜して形成され第1の方向と直交する方向における断面積よりも端の開口面積が大きくなるように構成されていたり、上端の開口が互いに異なる2以上の平面を有する階段状に形成されていたり、上端の開口が非円形に形成されている。よって、インクが開口に付着してもメニスカスが形成されにくくなると共に、メニスカスが形成されたとしても大気の導入にともない容易に破損することができる。従って、開口にメニスカスが形成されることによって生じる大気の導入の脈動を抑えられるので、記録ヘッドへのインクの供給も脈動が少なくなり、記録ヘッドからのインク吐出を均一に維持することができるという効果がある。
請求項4記載のインクカートリッジによれば、インクを貯留する貯留室の底部となる底壁に、貯留室内に大気を導入する大気導入口が形成され、その大気導入口には、大気導入部材の下端が連絡されている。大気導入部材は、底壁から貯留室側の上部へ向かう第1の方向に立ち上がり、上端を貯留室の上部に開口して形成されている。また、大気導入部材の内部流路の内径は、インクによる内部流路を塞ぐ方向の膜が形成されない大きさに形成されているので、内部流路内にインクが残留していたとしてもインクの膜すなわちメニスカスにより塞がれることがなく、貯留室内に正常に大気を導入し、上記のように記録ヘッドからのインク吐出を均一に維持することができるという効果がある。
請求項5記載のインクカートリッジによれば、請求項4記載のインクカートリッジの奏する効果は、大気導入部材の内部流路の内径を0.8mm以上とすることで、容易に達成することができる。
請求項6記載のインクカートリッジによれば、請求項1から5のいずれかに記載のインクカートリッジの奏する効果に加え、本体ケースは、底壁と周壁とにより上面が開放されて構成され、その底壁に、大気導入部材が一体に形成されている。よって、金型成形などにより大気導入部材が一体となる本体ケースを容易に形成できるので、生産コストを低減することができると共に、大気導入部材と底壁との連接部からインクが内部流路内に流入することを防止でき、貯留室内に正常に大気を導入することができるという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施例におけるインクカートリッジ1が装着されるインクジェット記録装置2を示した概略図である。
インクジェット記録装置2は、インクカートリッジ1を着脱可能に装着する装着部3と、インクカートリッジ1からインク供給チューブ4を介して供給されるインクを貯留するインクタンク5と、そのインクタンク5に貯留されたインクを記録媒体6に向けて吐出する記録ヘッド7と、インクタンク5と記録ヘッド7とを備える記録ヘッドユニット8が搭載され直線方向に往復動作するキャリッジ9と、そのキャリッジ9が往復移動するガイドとなるキャリッジ軸10と、記録媒体6を搬送する搬送機構11と、パージ装置12とを備えている。
インクカートリッジ1は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック等の複数色のカラーインク毎に設けられ、インクジェット記録装置2に装着されてカラー印刷が可能に構成されている。
装着部3は、ベース部3aと、そのベース部3aの両側から立設するガイド部3bとから成り、ガイド部3bに挟まれたベース部3aからは、インクカートリッジ1内に貯留されたインクを外部に供給する中空状のインク供給管13と、インクカートリッジ1内に大気を供給する中空状の大気供給管14とが突出して配設されている。なお、インク供給管13および大気供給管14は、先端が略平面に形成されており、その管上端に内部流路を外部に連通する連通口13a,14a(図2参照)が形成されている。
このインク供給管13の一端側には、インク供給チューブ4が連結され、インク供給管13は、インク供給チューブ4を介してインクタンク5と連通されている。大気供給管14の一端側には、大気供給チューブ15が連結され、大気供給管14は、大気供給チューブ15を介して大気と連通されている。
記録ヘッド7は、複数のプレートを積層して形成されインクタンク5からインクが供給されるキャビティプレートと、複数の圧電変形部を有しプレート型に形成されえた圧電アクチュエータプレートとが接着されて構成され、圧電変形部の変形により圧電変形部に対応するノズルからインクが吐出される。なお、ノズルは、記録ヘッド7の記録媒体6との対向面に、千鳥格子状に複数配列されている。
パージ装置12は、記録範囲外であって記録ヘッド7に対向するように配置されており、記録ヘッド7のノズル形成面を覆うパージキャップ12aと、パージキャップ12aと連通する廃インクチューブ12bと、廃インクチューブ12bを介してノズルからインクを吸引するポンプ12cとを備えている。
次に、図2及び図3を参照して、インクカートリッジ1の構造について説明する。図2は、インクカートリッジ1の断面図であり、図3は、本体ケース1bの上面図である。
インクカートリッジ1は、インクを貯留する空間となる貯留室20を内部に有している。インクカートリッジ1は、その貯留室20の底部となる底壁21と、その底壁21の周縁から貯留室20側の上部方向(以後、「第1の方向」と称す)に延び貯留室20の外周部となる周壁22とを有し上面が開放された本体ケース1bと、その本体ケース1bの開放上面を覆う蓋部材1aと、本体ケース1bの底壁21を覆うキャップ部材1cとで構成されている。このキャップ部材1cには、後述する弁手段27,28を装着部3側に露出する2つの露出孔23,24が形成されている。インクカートリッジ1は、蓋部材1a及びキャップ部材1cがそれぞれ本体ケース1bと溶着されて形成される。蓋部材1a、本体ケース1bおよびキャップ部材1cの材質は、樹脂材料によって構成されているものとする。
なお、キャップ部材1cの一方の端部(図2における紙面右側)には、本体ケース1b側に突出した板状のキャップ突出部1dが形成され、本体ケース1bには、そのキャップ突出部1dが挿入可能となる挿入部1eが形成されている。よって、本体ケース1bとキャップ部材1cとの取付に方向性を持たせることができるので、誤って取り付けることを防止し不良品の発生を低減することができる。
底壁21には、貯留室20内のインクを外部に供給するために開口したインク供給口25が形成されている。このインク供給口25は、底壁21の下面から一体に突出形成された筒状壁1g内に形成されている。また、底壁21には、貯留室20内に大気を導入するために開口した大気導入口26が形成されている。この大気導入口26は、底壁21の下面から一体に突出形成された筒状壁1h内に形成されている。インクカートリッジ1を装着部3に装着したときには、インク供給口25にインク供給管13が、大気導入口26に大気供給管14がそれぞれ挿入される。
なお、インク供給口25内には、弁手段27が配設されてインクカートリッジ1の内外の連通を封止し、大気導入口26内には、弁手段28が配設されてインクカートリッジ1の内外の連通を封止している。この弁手段27,28の詳細な説明は後述する。
さらに、底壁21には、インク供給口25と貯留室20との間を連通する複数の連通孔30が形成されている。この複数の連通孔30は、3つの長孔によって形成されており、それぞれの連通孔30が略三角形の一辺となるよう配置されている(図3参照)。また、その略三角形に配置された連通孔30の中心位置には貫通孔31が形成されており、その貫通孔31には、略傘形状に形成され連通孔30を開閉する逆止弁32が貫入されている。
図2に示すように、逆止弁32は、連通孔30の下面に対向する傘状の弾性膜部33と、その膜部を一端に支持する軸部34とを合成樹脂材料にて一体成形して構成されている。軸部34は底壁100cの貫通孔31に上下摺動可能に挿通され、常態では、軸部34に形成された大径部35によって弾性膜部33が連通孔30と間隔を置いた状態で支持され、貯留室20からインク供給口25へ向かうインクの流れを可能にしている。インク供給管13側から貯留室20へ向かう流れが生じたとき、弾性膜部33が上昇して連通孔30を塞ぎ、その流れを阻止する。貯留室20は減圧状態で包装されているため、インクカートリッジ1をインクジェット記録装置2に装着したとき、インク供給側の弁手段27が開放すると、インク供給管13側から貯留室20へ向かう流れが生じることになるので、逆止弁32によってこれを防止している。
また、底壁21には、その底壁21から第1の方向に立ち上がって底壁21と一体に形成された中空筒状の大気導入部材40が形成されている。この大気導入部材40の上端開口42は、貯留室20内のインク液面よりも上方で開口し、大気導入部材40の内部流路41の下端は大気導入口26に連通している。
大気導入部材40と底壁21との連接部43は、大気導入部材40から底壁21に向かって拡大する形状に形成され、大気導入部材40と大気導入口26との連接部は、段状面がなく滑らかに連接されている。
開口42は、第1の方向に対して斜交して形成されており、インクカートリッジ1の中心軸線から周壁22に向かう方向でかつ底壁21側に向かって傾斜している。よって、開口42は、楕円形の略平面となるので、内部流路41の第1の方向と直交する方向における断面積より大きな開口面積となる。
大気導入部材40の外周壁44の内、第1の方向の上端となる端面45aは、底壁21に対して略平行であると共に略平面で形成され、端面45a以外となる外周壁44の上端の端面45bは、開口42の周縁に沿って傾斜して形成されている。
なお、開口42の傾斜方向の直径すなわち長径は略「1mm」、好ましくは略「2mm」以上とする。これは、実施例で使用するインクの表面張力が「25℃」で「30mN/m〜45mN/m」であることから、開口42にインクが付着したとしてもメニスカスが形成されにくく、メニスカスが形成されたとしても大気の導入にともない容易に破壊できるからである。
内部流路41の内径は、略「0.8mm」以上に形成することが好ましい。これは、内部流路41の内径が「0.8mm」より細い内径だと、インクによって内部流路41を塞ぐ方向にメニスカスが形成される場合があるが、約「0.8mm」以上であれば、メニスカスが形成されにくく、メニスカスが形成されたとしても大気の導入にともない容易に破損できる。また、内部流路41の内面に沿ってインクが付着したとしても、大気導入の抵抗を著しく増大させることなく十分な断面の流路を確保することができる。
上記した大気導入部材40は、上面が開放された本体ケース1bと一体に形成されているので、本体ケース1bを金型成型などで容易に生産することができ、生産コストを低減することができる。また、組み付け作業を省略することもでき作業効率を向上することができると共に、連接部43から内部流路41内にインクが流入し、大気が正常に導入できないなどの弊害を防止することもできる。
ここで、インク供給口25に配設される弁手段27および大気導入口26に配設される弁手段28について説明する。
弁手段27は、ゴム状の弾性部材で一体に製作された支持部材50と、樹脂材料で構成された弁部材51とを備えている。支持部材50は、ほぼ円筒形の外形をなし、その中心軸線方向の略中間部に弁座部52、その弁座部52よりも貯留室20側に付勢部53、その付勢部53とは反対側へ弁座部52から延びる円筒部54、その円筒部54の外周に間隔をおいて平行に延びる外周壁55とを一体に成形して構成される。弁部材51は、付勢部53によって弁座部52に当接する方向に付勢されてその付勢部53内に収容されている。
外周壁55は、半径方向外方に突起した位置決部56を有しており、インク供給口25の筒状壁1gは、位置決部56を収納するために外側へ径が大きくなる段状面1fを有している。また、位置決部56の段状面1fと当接する面には、突起して環状に形成された支持部材突起部57が形成されている。筒状壁1gとキャップ部材1cとの間に位置決部56を挟んで支持部材突起部57を潰した状態で弁手段27が固着されることでインク漏れが防止されている。
弁座部52は、その中央に中心軸線方向に貫通した開口58を有している。円筒部54は、インクカートリッジ1が装着部3に装着されたとき、インク供給管13が挿入される誘導路59を有し、その誘導路59を開口58と連通した状態で弁座部52から一体に連接されている。誘導路59は、挿入されたインク供給管13と密着するようにその内径をインク供給管13の外形よりも小さく形成され、開口58は、誘導路59の内径よりも大きくかつインク供給管13の外径よりも大きく形成されている。誘導路59のインク供給管13の挿入側端部は、外方に向け拡大するテーパ形に形成されている。
円筒部54と外周壁55との間は、環状の溝60によって隔てられ、外周壁55に対して円筒部54が誘導路59の中心軸線方向と直交する面内で弾性変形可能とされている。これにより、誘導路59へインク供給管13の挿入にともない円筒部54が拡径し易くし、誘導路59とインク供給管13との密着性を良くしてインク漏れの発生を防止することができる。また、誘導路59に対してインク供給管13が傾斜あるいはズレて挿入されても、円筒部54の変形により、誘導路59へインク供給管13の挿入を可能にしている。
付勢部53は、弁座部52の外周から貯留室20側に円筒状に立ち上がった側壁部61と、その側壁部61と連接し弁部材51の貯留室20側に当接するように内側に張り出した張出部62とにより形成され、張出部62の中央に開口63を有している。付勢部53は、弁部材51を弁座部52に当接させる方向に、側壁部61と張出部62との弾性力により弁部材51を付勢し、常態では弁部材51を弁座部52に密着させている。また、インク供給管13が誘導路59に侵入して弁部材51を貯留室20側に押し上げることで、側壁部61が伸び張出部62が傾斜して弁部材51と弁座部52との間にインク流路のための隙間が形成される。
弁部材51は、支持部材50の弁座部52と当接する底部70と、その底部70の外周より貯留室20側に円筒状に延びる弁側壁部71とを備え、底部70には、その弁座部52と対向する端面に、後述する連通路73よりも中心側でかつ開口58よりも外側となる位置に、弁座部52側に突起し環状に形成された弁部材突起部72を有している。弁部材51が支持部材50内に収納された状態で、弁側壁部71は、付勢部53の張出部62の下面に密着しかつ押圧され、その押圧により、弁部材突起部72は、弁座部52を弾性変形させてその弁座部52の上面に密着する。よって、弁部材51が支持部材50内に収納された状態で、開口58および誘導路59を介してインク漏れが発生することを確実に防止できる。
底部70の弁部材突起部72よりも外周側から弁側壁部71に亘る位置には、弁部材51の貯留室20側と弁座部52側とを連通する連通路73が複数貫通形成されている。連通路73は、2つの面(底部70と弁側壁部71)に亘る形状であるため、連通路73にインクのメニスカスが形成されることを低減することができる。
弁手段28は、弁手段27の支持部材と同形状の支持部材30と、弁手段27の弁部材51とは形状の異なる弁部材81とを備えている。なお、弁手段28および弁部材27の支持部材30は同形状に形成されているので、その説明は省略する。
弁部材81は、弁部材51と同形状の底部90、弁側壁部91、弁部材突起部92、連通路93とを備え、さらに、底部90の略中心部に弁側壁部91よりも貯留室20側に突起した突起部94を備えている。突起部94は、インクカートリッジ1が装着部3に正常に装着され、弁部材81が弁座部52から上昇したとき、その上端が大気導入部材40の内部流路41と間隔を置いて位置し、貯留室20と弁座部52の開口58の連通を確保する。
インクカートリッジ1が装着部3に装着されると(図1における矢印X方向)、インク供給管13および大気供給管14がそれぞれ誘導路59内に、円筒部54を拡径しながら侵入し、インク供給管13は弁部材51の底部70と当接し、大気供給管14は弁部材81の底部90と当接する。その後、さらにインクカートリッジが矢印X方向に押されると、弁部材51,81はそれぞれ貯留室20方向に押されて(弁座部52から離れる方向に移動して)、インクカートリッジ1内部に大気を導入する導入路が形成されると共に、インクカートリッジ1から外部にインクを供給する供給路が形成される。なお、上述したように貯留室20内は減圧状態にあるため、流路が形成されると急速にインクカートリッジ1内部に大気が流れ込むので、大気の導入路がインクの供給路より先に開放される事が好ましい。
インクカートリッジを製造後ユーザが記録装置本体に装着するまでに、傾斜させたり転倒させたりして、インクが大気導入部材40の開口端に付着したり、その内部にインクが侵入していることがあるが、上記のように減圧されているインクカートリッジ内へ急速に流れ込む大気によって大気導入部材40内の大部分のインクは貯留室20内に戻される。しかし、そのとき大気導入部材40にインクが残留したり、その後ユーザがインクカートリッジを装着部から取り外して傾斜させたり転倒させたりすることがあると、大気導入部材40の内部流路を塞ぐおそれがある。しかし、大気導入部材40の先端開口42は第1の方向に対して傾斜して形成され、開口42の面積は内部流路41の第1の方向と直交する方向における断面積より大きな面積となるよう構成されているので、開口42にインクによるメニスカスが形成されることを低減することができる。また、メニスカスが形成されてたとしても、そのメニスカスは大気の導入にともない容易に破損することができる。また、内部流路41の内径がインクにより内部流路41を塞ぐ方向にメニスカスが形成されないような大きさで形成されている。よって、大気の導入が脈動を生じることなく正常に行われ、記録ヘッドへのインクの供給がスムースに行えインク吐出を均一に維持できる。
次に、図4を参照して、第2実施例のインクカートリッジ100について説明する。図4は、第2実施例のインクカートリッジ100の断面図である。なお、第1実施例と同一の部分には同一の符号を付して、その説明は省略する。
第2実施例のインクカートリッジ100のインク供給口25には、弁手段127が配設されている。弁手段127は、ゴム状の弾性部材で一体に製作された支持部材150と、第1実施例と同形状の弁部材51とを備えている。
支持部材150は、弁座部152、付勢部153、円筒部154、外周壁155を一体に成形して構成されている。外周壁155は、第1実施例のように円筒部154よりも長くなく、弁座部152及び位置決部156とともにほぼ同一平面上に形成されている。さらに、弁座部152には開口158、円筒部154には誘導路159、付勢部153には側壁部161及び張出部162、開口163が形成されている。支持部材150の各部分の作用は、第1実施例の支持部材50と同様であるため、その詳細な説明は省略する。
また、第2実施例のインクカートリッジ100の大気導入口26には、弁手段128が配設されている。弁手段128は、ゴム状の弾性部材で一体に製作された支持部材250と、樹脂材料で構成された弁部材181とを備えている。
支持部材250は、弁座部252、付勢部253、外周壁255を一体に成形して構成され、外周壁255には位置決部256、付勢部253には側壁部261及び張出部262、開口263が形成されている。これらの構成は、上記支持部材150と同一であり、同一の作用を達成する。この支持部材250は、円筒部に代えて、円筒部よりも十分に内径が大きい円筒状のシール部195を有する。
弁部材181は、第1実施例の弁部材81と同形状の底部190、弁側壁部191、弁部材突起部192、連通路193、突起部194とを備え、さらに、底部190下面の略中心部に装着部3側に延びる略軸状の操作部材196を備えている。
装着部3は、第1実施例と同様に、ベース部3aと、そのベース部3aの両側に立設するガイド部3bとからなり、インク供給管13が突出して配設されている。ベース部3aのインク供給管13との接合部分には凹部197が形成されており、その凹部197内には、インクを吸収可能でかつ柔軟性を有する多孔質部材198が配設されている。この多孔質部材198の大きさは、キャップ部材1cの露出孔123の大きさよりも大きくなっている。また、第1実施例とは異なり、大気導入管14は配設されておらず、シール部材195よりも内側であって操作部材196の下端で塞がれない位置に大気供給路199が形成されている。ベース部3aの大気供給路199の外周部分は、シール部195外形よりも大きな外形となる凹部200が形成されている。
インクカートリッジ100が装着部3に装着されると、第1実施例同様に、インク供給管13が円筒部154を拡径しながら誘導路159内に侵入し、弁手段127の弁部材51を貯留室側20に押し上げてインクの供給路が形成される。インクカートリッジ100の装着部3への装着が終了した時点では、露出孔123の装着部3側に突起した先端が多孔質部材198(図4参照)に接するよう構成されている。そのため、例えば、インクカートリッジ100の着脱を繰り返し行った場合に、弁手段127からのインク漏れやインク供給管13に付着したインクが垂れるなどしても、その多孔質部材198によって吸収できるので、インクによる汚れを最小限にすることができる。
また、インクカートリッジ100が装着部3に装着されるとき、外気の導入側は、シール部195がベース部3aの凹部200に弾性変形して密着することで、シール部195の内部は、外側から密閉された状態となる。このとき、操作部材196は凹部200の底壁に当接し、弁部材181を貯留室20側に押し上げ、大気供給路199と貯留室20とを連通する大気の導入路が形成される。
第2実施例のインクカートリッジ100も、第1実施例と同形状の大気導入部材40を有しているので、インクがこの大気導入部材40の上端開口42に付着したり内部に侵入することがあっても、大気導入部材40の内部流路が塞がれることがない点において第1実施例の奏する効果を有する。
次に、図5および図6を参照して、大気導入部材40の上端開口の変形例ついて説明する。
図5に示したように、大気導入部材140の上端部は、階段状に形成されている。上端の開口142は、底壁21に略平行となり高さの異なる半円状の平面142a及び平面142cと、底壁21に対して略垂直となり長方形状の平面142bとの3つの平面で非円形な外周をもって構成されている。
図6に示すように、大気導入部材240の上端部の開口242はその第1の方向に対して傾斜して形成され、その開口242の一側から突出部244aが第1の方向に突出して形成されている。よって、開口242は、第1実施例と同様に、略楕円形に形成され、かつその外周縁は、突起部244aの上端となる平面245aと、開口242の大部分を含む平面245bと、その両平面を結ぶ垂直な平面241aとで構成されている。
以上、説明した変形例の大気導入部材140,240も内部流路の内径を「0.8mm」以上とし、開口142,242の開口面積が内部流路141,241の第1の方向に直交する方向における断面積より大きくなるばかりでなく、開口の外周を形成する面が互いに異なる3つの平面上にわたって形成されている。よって、開口142,242にインクによるメニスカスが形成されることを低減でき、上記実施例と同様の効果を奏することができる。
以上、実施例に基づいて本発明を説明したが、本発明は、上記実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記実施例では、大気導入部材の開口は、第1の方向に対して異なる角度で斜交する2つの平面にわたる形状としても良いし、多角形、一部を切り欠いた円形など非円形の形状にするものとしても良い。
各実施例では、インク供給口25及び大気導入口26を封止する手段として弁装置を用いたが、両口をゴムで封止し、装着部から突出した針状のインク供給管及び大気供給管を突き刺すようにしてもよい。
本発明の第1実施例におけるインクカートリッジが装着されるインクジェット記録装置を示した概略図である。 インクカートリッジの断面図である。 本体ケースの上面図である。 第2実施例のインクカートリッジの断面図である。 大気導入部材の先端部を拡大して示した図であり、図5(a)は断面図であり、図5(b)は上面図である。 大気導入部材の先端部を拡大して示した図であり、図6(a)は断面図であり、図6(b)は上面図である。
符号の説明
1,100 インクカートリッジ
1a 蓋部材
1b 本体ケース
20 貯留室
21 底壁
22 周壁
25 インク供給口
26 大気導入口
27,28,127,128 弁手段
40,140,240 大気導入部材
41,141,241 内部流路
42,142,242 開口
43 連接部

Claims (6)

  1. インクを貯留する貯留室を備えたインクカートリッジにおいて、
    前記貯留室の底部となる底壁に形成され、前記貯留室内に大気を導入する大気導入口と、
    前記貯留室内のインクを外部に供給するインク供給口と、
    前記底壁から前記貯留室側の上部へ向かう第1の方向に立ち上がって空筒状に形成される大気導入部材とを備え、
    前記大気導入部材の下端が前記大気導入口に連絡され、上端が前記貯留室の上部に開口されると共に前記上端の開口の少なくとも一部分が前記第1の方向に対して傾斜して形成されることを特徴とするインクカートリッジ。
  2. インクを貯留する貯留室を備えたインクカートリッジにおいて、
    前記貯留室の底部となる底壁に形成され、前記貯留室内に大気を導入する大気導入口と、
    前記貯留室内のインクを外部に供給するインク供給口と、
    前記底壁から前記貯留室側の上部へ向かう第1の方向に立ち上がって空筒状に形成される大気導入部材とを備え、
    前記大気導入部材の下端が前記大気導入口に連絡され、上端が前記貯留室の上部に開口されると共に前記上端の開口が互いに異なる2以上の平面を有する階段状に形成されていることを特徴とするインクカートリッジ。
  3. インクを貯留する貯留室を備えたインクカートリッジにおいて、
    前記貯留室の底部となる底壁に形成され、前記貯留室内に大気を導入する大気導入口と、
    前記貯留室内のインクを外部に供給するインク供給口と、
    前記底壁から前記貯留室側の上部へ向かう第1の方向に立ち上がって空筒状に形成される大気導入部材とを備え、
    前記大気導入部材の下端が前記大気導入口に連絡され、上端が前記貯留室の上部に開口される共に前記上端の開口が非円形に形成されていることを特徴とするインクカートリッジ。
  4. インクを貯留する貯留室を備えたインクカートリッジにおいて、
    前記貯留室の底部となる底壁に形成され、前記貯留室内に大気を導入する大気導入口と、
    前記貯留室内のインクを外部に供給するインク供給口と、
    前記底壁から前記貯留室側の上部へ向かう第1の方向に立ち上がって中空筒状に形成される大気導入部材とを備え、
    前記大気導入部材の下端が前記大気導入口に連絡され、上端が前記貯留室の上部に開口されると共に前記大気導入部材の内部流路の内径が前記インクによる前記内部流路を塞ぐ方向の膜が形成されない大きさに形成されていることを特徴とするインクカートリッジ。
  5. 前記大気導入部材の前記内部流路の内径は、0.8mm以上であることを特徴とする請求項4に記載のインクカートリッジ。
  6. 前記底壁の周縁から前記第1の方向に延び、前記貯留室の外周部となる周壁と、その底壁と周壁とにより構成され上面が開放された本体ケースと、その本体ケースの開放上面を覆う蓋部材とを備え、
    前記大気導入部材は、前記底壁と一体に形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のインクカートリッジ。
JP2004047768A 2003-11-25 2004-02-24 インクカートリッジ Expired - Fee Related JP4442250B2 (ja)

Priority Applications (32)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004047768A JP4442250B2 (ja) 2004-02-24 2004-02-24 インクカートリッジ
US10/991,852 US7334888B2 (en) 2003-11-25 2004-11-19 Ink cartridge
TW093136185A TWI266701B (en) 2003-11-25 2004-11-24 Ink cartridge
AT04799894T ATE386641T1 (de) 2003-11-25 2004-11-25 Ventil, tintenpatrone mit diesem ventil und tintenversorgungsverfahren
AU2004281066A AU2004281066B8 (en) 2003-11-25 2004-11-25 Ink cartridge
CA2509792A CA2509792C (en) 2003-11-25 2004-11-25 Ink cartridge
MXPA05013041A MXPA05013041A (es) 2003-11-25 2004-11-25 Cartucho de tinta.
KR1020057012241A KR100714939B1 (ko) 2003-11-25 2004-11-25 잉크 카트리지
DE602004011978T DE602004011978T2 (de) 2003-11-25 2004-11-25 Ventil, Tintenpatrone mit diesem Ventil und Tintenversorgungsverfahren
BRPI0407975-2A BRPI0407975B1 (pt) 2003-11-25 2004-11-25 Ink cartridges, valve device, ink jet recording equipment and ink supply method
EP04799894A EP1687147B1 (en) 2003-11-25 2004-11-25 Valve device, ink cartridge comprising the valve device and method of supplying ink
PCT/JP2004/017896 WO2005051666A1 (en) 2003-11-25 2004-11-25 Ink cartridge
CN200410096241A CN100581826C (zh) 2003-11-25 2004-11-25 墨盒
US11/024,903 US7325913B2 (en) 2003-11-25 2004-12-30 Ink cartridge
TW094104093A TWI255233B (en) 2004-02-09 2005-02-05 Ink cartridge
AT05710261T ATE552978T1 (de) 2004-02-09 2005-02-09 Tintenpatrone
US11/052,931 US7384136B2 (en) 2003-11-25 2005-02-09 Ink cartridge
AU2005202966A AU2005202966B8 (en) 2004-02-09 2005-02-09 Ink cartridge
BRPI0503489-2A BRPI0503489B1 (pt) 2004-02-09 2005-02-09 Cartuchos de tinta, sistema de válvula e equipamentos de gravação de jato de tinta
KR1020057016137A KR100714938B1 (ko) 2004-02-09 2005-02-09 잉크 카트리지
CA2518535A CA2518535C (en) 2004-02-09 2005-02-09 Ink cartridge
US11/052,930 US7334889B2 (en) 2003-11-25 2005-02-09 Ink cartridge
CN200580000074.4A CN1764547B (zh) 2004-02-09 2005-02-09 墨盒
EP05710258A EP1594703B1 (en) 2004-02-09 2005-02-09 Ink cartridge
US11/052,957 US7278722B2 (en) 2003-11-25 2005-02-09 Ink cartridge
EP05710261A EP1594704B1 (en) 2004-02-09 2005-02-09 Ink cartridge
PCT/JP2005/002358 WO2005075203A1 (en) 2004-02-09 2005-02-09 Ink cartridge
PCT/JP2005/002361 WO2005075204A1 (en) 2004-02-09 2005-02-09 Ink cartridge
US11/221,799 US7997700B2 (en) 2003-11-25 2005-09-09 Ink cartridge with intersections having different curvatures
HK06107373.6A HK1087072A1 (en) 2004-02-09 2006-06-29 Ink cartridge
HK06107371.8A HK1087071A1 (en) 2004-02-09 2006-06-29 Ink cartridge
US11/822,375 US7753506B2 (en) 2003-11-25 2007-07-05 Ink cartridge

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004047768A JP4442250B2 (ja) 2004-02-24 2004-02-24 インクカートリッジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005238473A JP2005238473A (ja) 2005-09-08
JP4442250B2 true JP4442250B2 (ja) 2010-03-31

Family

ID=35020738

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004047768A Expired - Fee Related JP4442250B2 (ja) 2003-11-25 2004-02-24 インクカートリッジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4442250B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007196593A (ja) 2006-01-27 2007-08-09 Brother Ind Ltd インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置
JP2011131514A (ja) 2009-12-25 2011-07-07 Brother Industries Ltd 液体供給装置
JP7003420B2 (ja) 2017-02-28 2022-01-20 ブラザー工業株式会社 液体供給装置及び画像記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005238473A (ja) 2005-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4492144B2 (ja) インクジェット記録装置
US7384136B2 (en) Ink cartridge
KR20040010031A (ko) 잉크 카트리지
JP6128004B2 (ja) 液体供給装置及び液体カートリッジ
JP4165278B2 (ja) インクジェット記録装置およびインクカートリッジ
JP2011064289A (ja) 逆止弁および液体吐出装置
JP4442250B2 (ja) インクカートリッジ
JP4715115B2 (ja) インク充填方法
JP2005178348A (ja) インクカートリッジ及び弁装置
JP4496806B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2010132001A (ja) インクジェット記録装置
JP4492150B2 (ja) インクカートリッジおよび記録システム
JP6107696B2 (ja) 液体カートリッジ
JP4479280B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2005047028A (ja) インクジェット記録装置及びインクカートリッジ
JP4813760B2 (ja) インクカートリッジ
JP4525106B2 (ja) インクカートリッジ
JP4172428B2 (ja) インクカートリッジ
JP4423940B2 (ja) インクカートリッジ
JP4894557B2 (ja) インクカートリッジのインク充填方法
JP4479262B2 (ja) インクカートリッジ
JP6210313B2 (ja) 液体消費装置及び液体カートリッジ
JP4403790B2 (ja) インクカートリッジ及びインクジェット記録装置
JP4374988B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2006035795A (ja) 液体噴射装置および液体噴射装置用液体タンク

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090818

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091013

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20091105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091222

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4442250

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140122

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees