JP4440159B2 - データ通信方法、通信サーバ装置および通信端末 - Google Patents

データ通信方法、通信サーバ装置および通信端末 Download PDF

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Description

本発明は、携帯電話機等の通信端末間におけるデータ通信方法、そのデータ通信を制御する通信サーバ装置、ならびに通信端末に関するものである。
近年、携帯電話等の通信端末による通信の態様が多様化しており、回線交換による従来の音声通話に加え、IP(internet protocol)網を利用したパケット通信など新たな態様の通信が行われている。例えば、通信端末間でリアルタイムに文字をやり取りすることで会話を行う「チャットメール」がある(特許文献1参照)。チャットメールは、予め登録しておいたメンバー間でグループを形成し、このグループ内でリアルタイムに文字などのデータの通信を行う「グループ通信」と呼ばれる通信態様の1つである。
近年注目を集めているグループ通信の1つに、PoC(push to talk over cellular)と呼ばれるものがある。PoCは、グループを形成する複数の通信端末同士がリアルタイム通信を行うことを可能にする技術である。PoCでは、送信側となる1つの通信端末から受信側となる複数の通信端末へ一斉にデータを送信することができる。
このようなリアルタイムのグループ通信は、帯域確保のため半二重で行われることがある。
また、近年では、通信の対象が音声や文字に留まらず、よりデータ量の大きい画像や映像をやり取りするようになってきている。例えば、カメラを搭載し、当該カメラで撮影した画像を送信可能な携帯電話機がある(特許文献2参照)。
特開2003−174520号公報 特開2004−297576号公報
ところで、リアルタイムのグループ通信において音声、文字、画像といったデータの送受信を行う場合、グループ内のユーザ端末ごとにデータの受信を完了するまでに要する時間が異なることがある。
例えば、携帯電話機等の通信端末で無線通信を行う場合、電波強度等の通信品質の違いによってデータの受信完了までに要する時間が通信端末ごとに異なる。特に、文字や音声と比べてデータ量の大きい画像や映像のデータの場合、この時間差が顕著になる。
このようにデータの受信完了までに要する時間が通信端末ごとに異なると、例えばPoCによる半二重のグループ通信を行う場合に次のような不利益が生じる恐れがある。
すなわち、ある一の通信端末がデータの受信を完了した後、次のアクションとして自分から他の通信端末に新たなデータを送信した場合に、他にまだデータの受信が完了していない通信端末が存在していると、当該一の通信端末が送信した新しいデータは、前のデータの受信を完了している通信端末ではリアルタイムで受信されるが、まだ前のデータを受信しきれていない通信端末では前のデータの受信完了を待つキューとなってしまう。このため、通信端末間で新しいデータの受信時間に差が出てしまい、良好な通信の妨げとなってしまう。
また、データを送信した通信端末およびデータの受信を早く完了してしまった当該一の通信端末は、他の通信端末がどのタイミングでデータの受信を完了するかを知ることができない。
このように、半二重でリアルタイムに行うグループ通信においては、グループ内の通信端末の間にデータの受信完了に要する時間の差があることから、データの受信が完了しても他のアクションとして新たなデータを送信できるタイミングを各通信端末が把握できないという不都合があった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、半二重でリアルタイムに行うグループ通信において、グループ内の通信端末間にデータの受信完了に要する時間の差がある場合でも、データの送受信を良好に行うことができるデータ通信方法と、そのようなデータ通信を制御する通信サーバ装置、ならびに、そのようなデータ通信に好適な通信端末を提供することにある。
本発明の第1の観点は、一の通信端末と複数の他の通信端末とが通信サーバ装置を介して行う半二重のデータ通信方法に関するものであり、このデータ通信方法は、上記一の通信端末が上記通信サーバ装置を介して上記複数の他の通信端末へデータを送信する第1のステップと、上記一の通信端末がデータを送信すると、上記一の通信端末に設けられた制御手段が新たなデータ送信を禁止する第2のステップと、上記複数の他の通信端末の各々が、上記一の通信端末からのデータの受信を完了すると、上記複数の他の通信端末の各々に設けられた各制御手段は上記通信サーバ装置へ受信完了を通知する第1の通知を送信するとともに、新たなデータ送信を禁止する第3のステップと、上記通信サーバ装置が上記複数の他の通信端末の全てから上記第1の通知を受信すると、上記一の通信端末および上記複数の他の通信端末の各々に対し、上記複数の他の通信端末の全てがデータ受信を完了した旨を通知する第2の通知を送信する第4のステップと、上記一の通信端末および上記複数の他の通信端末が、上記通信サーバ装置から上記第2の通知を受信すると、上記一の通信端末に設けられた制御手段および上記複数の他の通信端末に設けられた各制御手段はそれぞれ新たなデータ送信を許可する第5のステップとを有する。
上記第1の観点のデータ通信方法において、上記第2のステップでは、さらに上記一の通信端末に設けられた通知手段が新たなデータ送信を禁止する旨を通知しても良い。上記第3のステップでは、さらに上記複数の他の通信端末の各々に設けられた各通知手段が新たなデータ送信を禁止する旨を通知しても良い。上記第5のステップでは、さらに上記一の通信端末に設けられた通知手段および上記複数の他の通信端末の各々に設けられた各通知手段はそれぞれ新たなデータ送信を許可する旨を通知しても良い。
本発明の第2の観点は、一の通信端末と複数の他の通信端末とが行う半二重のデータ通信方法に関するものであり、このデータ通信方法は、上記一の通信端末が上記複数の他の通信端末へデータを送信する第1のステップと、上記一の通信端末がデータを送信すると、上記一の通信端末に設けられた制御手段が新たなデータ送信を禁止する第2のステップと、上記複数の他の通信端末の各々が、上記一の通信端末からのデータの受信を完了すると、上記複数の他の通信端末の各々に設けられた各制御手段は上記一の通信端末へ受信完了を通知する第1の通知を送信するとともに、新たなデータ送信を禁止する第3のステップと、上記一の通信端末が上記複数の他の通信端末の全てから上記第1の通知を受信すると、上記一の通信端末に設けられた制御手段は新たなデータ送信を許可するとともに、上記複数の他の通信端末の各々へ、上記複数の他の通信端末の全てがデータ受信を完了した旨を通知する第2の通知を送信する第4のステップと、上記複数の他の通信端末の各々が上記一の通信端末から上記第2の通知を受信すると、上記複数の他の通信端末に設けられた各制御手段が新たなデータ送信を許可する第5のステップとを有する。
上記第2の観点のデータ通信方法において、上記第2のステップでは、さらに上記一の通信端末に設けられた通知手段が新たなデータ送信を禁止する旨を通知しても良い。上記第3のステップでは、さらに上記複数の他の通信端末の各々に設けられた各通知手段が新たなデータ送信を禁止する旨を通知しても良い。上記第4のステップでは、さらに上記一の通信端末に設けられた通知手段が新たなデータ送信を許可する旨を通知しても良い。上記第5のステップでは、さらに上記複数の他の通信端末の各々に設けられた各通知手段が新たなデータ送信を許可する旨を通知しても良い。
本発明の第3の観点は、一の通信端末と複数の他の通信端末とが行う半二重のデータ通信を制御する通信サーバ装置に関するものであり、この通信サーバ装置は、通信手段と、データの受信完了を通知する第1の通知を上記複数の他の通信端末の各々から上記通信手段を介して受信する通知受信制御手段と、上記通知受信制御手段において受信される上記第1の通知に基づいて、上記複数の他の通信端末の全てが上記データの受信を完了したか否かを判定する判定手段と、上記判定手段において上記複数の他の通信端末の全ての受信完了が判定されると、上記複数の他の通信端末の全てがデータ受信を完了した旨を通知する第2の通知を上記一の通信端末および上記複数の他の通信端末の各々へ上記通信手段を介して送信する通知送信制御手段とを有する。
本発明の第4の観点は、複数の通信端末と半二重のデータ通信を行う通信端末に関するものであり、この通信端末は、通信手段と、上記通信手段よりデータを送信すると、新たなデータを上記通信手段から送信することを禁止する送信禁止手段と、上記複数の通信端末の各々から送信される、データの受信完了を通知する第1の通知を、上記通信手段を介して受信する通知受信制御手段と、上記通知受信制御手段において受信される上記第1の通知に基づいて、上記複数の通信端末の全てが上記データの受信を完了したか否かを判定する判定手段と、上記判定手段において上記複数の通信端末の全ての受信完了が判定されると、新たなデータを上記通信手段から送信することを許可する送信許可手段と、上記判定手段において上記複数の通信端末の全ての受信完了が判定されると、上記複数の通信端末の全てがデータ受信を完了した旨を通知する第2の通知を上記複数の通信端末の各々へ上記通信手段を介して送信する通知送信制御手段とを有する。
上記第4の観点の通信端末は、更に通知手段を有しても良い。この通知手段は、複数の通信端末へデータを送信すると、新たなデータ送信を禁止する旨を通知するとともに、上記判定手段において全端末の受信完了が判定されると、新たなデータ送信を許可する旨を通知する。
本発明の第5の観点は、通信サーバ装置の制御に基づいて一の通信端末と半二重のデータ通信を行う複数の通信端末のうちの1つの通信端末に関するものであり、この通信端末は、上記通信サーバ装置とデータの送受信を行う通信手段と、上記一の通信端末から送信されるデータを受信する際に、当該データの受信が完了したか否かを判定する判定手段と、上記判定手段においてデータの受信完了が判定されると、新たなデータを上記通信手段から送信することを禁止する送信禁止手段と、上記判定手段においてデータの受信完了が判定されると、データの受信を完了した旨を通知する第1の通知を上記通信サーバ装置へ上記通信手段を介して送信する通知送信制御手段と、上記第1の通知を送信した後、上記複数の通信端末の全てがデータの受信を完了した旨を通知する第2の通知を上記通信サーバ装置から上記通信手段を介して受信する通知受信制御手段と、上記通知受信制御手段において上記第2の通知を上記通信サーバ装置から受信すると、新たなデータを上記通信手段から送信することを許可する送信許可手段とを有する。
本発明の第6の観点は、一の通信端末と半二重のデータ通信を行う複数の通信端末のうちの1つの通信端末に関するものであり、上記一の通信端末とデータの送受信を行う通信手段と、上記一の通信端末から送信されるデータを受信する際に、当該データの受信が完了したか否かを判定する判定手段と、上記判定手段においてデータの受信完了が判定されると、新たなデータを上記通信手段から送信することを禁止する送信禁止手段と、上記判定手段においてデータの受信完了が判定されると、データの受信を完了した旨を通知する第1の通知を上記通信手段を介して上記一の通信端末へ送信する通知送信制御手段と、上記第1の通知を送信した後、上記複数の通信端末の全てにおいてデータの受信が完了した旨を通知する第2の通知を上記一の通信端末から上記通信手段を介して受信する通知受信制御手段と、上記通知受信制御手段において上記第2の通知を上記一の通信端末から受信すると、新たなデータを上記通信手段から送信することを許可する送信許可手段とを有する。
上記第6の観点の通信端末は、更に通知手段を有しても良い。この通知手段は、上記判定手段において上記一の通信端末から送信されるデータの受信完了が判定されると、新たなデータ送信を禁止する旨を通知するとともに、上記通知受信制御手段において上記第2の通知が受信されると、新たなデータ送信を許可することを通知する。
本発明によれば、半二重でリアルタイムに行うグループ通信において、グループ内の通信端末間にデータの受信完了に要する時間の差がある場合でも、データの適切な送信タイミングを各通信端末が把握できるため、データの送受信を良好に行うことができる。
以下、本発明の2つの実施形態について、図面を参照して説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る通信システムの構成の一例を示す図である。
図1に示す通信システムは、通信端末100−1〜100−4と、通信サーバ装置200とを有する。
通信端末100−1〜100−4は、例えば携帯電話機等の無線通信端末であり、基地局(300−1,300−2)を介して通信網300に接続される。通信端末100−1〜100−4は、通信網300に接続される通信サーバ装置200の制御に従ってデータ通信を行う。本実施形態では、一例として、PoC(push to talk over cellular)による半二重のグループ通信を行うものとする。
このデータ通信において伝送されるデータには、例えば通話の音声や、画像、文字などのデータが含まれる。
通信端末100−1〜100−4は、PoCによる半二重通信において送信側の通信端末から通信サーバ装置200を介して送られてくるデータの受信を完了すると、この受信完了を知らせる通知(第1の通知)を通信サーバ装置200に送信する。
また、通信端末100−1〜100−4は、PoCによる半二重通信において送信端末としてデータを送信すると、新たなデータ送信を禁止するとともに、その旨を表示部5(図2参照)に表示する。
他方、通信端末100−1〜100−4は、PoCによる半二重通信において受信端末としてデータの受信を完了すると、新たなデータ送信を禁止するとともに、その旨を表示部5に表示する。
このようなデータ送信禁止の表示を行った後、受信側の全通信端末においてデータの受信が完了したこと知らせる通知(第2の通知)を通信サーバ装置200から受信すると、通信端末100−1〜100−4は、データ送信の禁止を解除して新たなデータ送信を許可するとともに、その旨を表示部5に表示する。
通信サーバ装置200は、通信端末100−1〜100−4のPoCによる通信を制御する装置である。
通信サーバ装置200は、通信端末100−1〜100−4の1つからPoCによる通信の開始要求を受けると、その要求に応じて相手方の通信端末を呼出し、通信セッションを確立する。
通信セッションの確立後、通信サーバ装置200は、一の通信端末から複数の通信端末へデータが送信される度に、この複数の通信端末から受信完了を知らせるために送信される第1の通知を受信する。そして、この第1の通知を受信側の全ての通信端末から受信した場合、通信サーバ装置200は、受信側の全ての通信端末において受信が完了したことを知らせる第2の通知を、送信側および受信側の通信端末にそれぞれ送信する。
次に、通信端末100−1〜100−4の構成を説明する。
図2は、通信端末100−1〜100−4の構成の一例を示す図である。
図2に示す通信端末は、アンテナ1と、通信部2と、キー入力部3と、音声処理部4と、表示部5と、記憶部6と、制御部7とを有する。
通信部2は、通信網300の基地局(300−1,300−2)との間の無線通信に関する処理を行う。例えば、制御部7から供給される送信データに所定の変調処理を施して無線信号に変換し、アンテナ1から送出する。また、アンテナ1において受信される基地局からの無線信号に所定の復調処理を施して受信データに変換し、制御部7に出力する。
キー入力部3は、例えば数字キー、文字キー、矢印キー、決定キーなど、各種の機能を持ったキーを有しており、これらのキーがユーザによって操作された場合に、その操作内容を電気信号に変換して制御部7に送出する。
また、キー入力部3には、PoCによる半二重通信において送信と受信とを切り換えるためのキー(送信キー)が設けられている。ユーザがこの送信キーを操作することにより、通信端末は送信端末または受信端末に切り換わる。
音声処理部4は、スピーカやマイクロフォンにおいて入出力される音声信号を処理する。すなわち、マイクロフォンから入力される音声信号に増幅、アナログ−デジタル変換、符号化等の信号処理を施し、デジタルの音声データに変換してシステム制御部7に出力する。また、システム制御部7から供給される音声データに復号化、デジタル−アナログ変換、増幅等の信号処理を施し、アナログの音声信号に変換してスピーカに出力する。
表示部5は、例えば液晶表示パネルや有機ELパネルなどの表示デバイスを用いて構成されており、制御部7から供給される画像データに応じた画像を表示する。例えば、発信時における発信先の電話番号や、着信時における着信相手の電話番号、受信メールや送信メールの内容、待ち受け画面、日付、時刻、バッテリ残量等を表示する。
記憶部6は、制御部7の処理で利用される各種のデータや、制御部7の処理結果のデータを記憶する。例えば、制御部7のコンピュータ・プログラム、その処理に用いる定数データ、処理過程で一時的に記憶する変数データなどを記憶する。
制御部7は、通信端末の全体的な動作に関わる種々の処理を行う。
例えば通話に関する処理として、所定のプロトコルに従った音声通話が適切に行われるように、音声処理部4における音声の入出力、通信部2における通話データの送受信を制御する。
また、電子メールに関する処理として、送信メールの作成、受信メールの閲覧、電子メールの送受信が適切に行われるように、キー入力部3からの文字データの入力、表示部5における送受信メールの表示、通信部2における電子メールの送受信を制御する。
制御部7は、例えば、記憶部6に格納されるプログラム(オペレーティングシステム、アプリケーション等)に基づいて処理を実行するコンピュータを有しており、プログラムに従って上述した処理を実行する。
制御部7に含まれる各処理ブロックについて以下に説明する。
判定部703は、PoCによる半二重通信において受信端末としてデータを受信する際に、このデータの受信が完了したか否かを判定する。例えば、データが所定の形式のパケットとして送信される場合に、このパケットの末尾を示す所定の信号を検出することにより、受信の完了を判定する。
通知送信制御部702は、判定部703においてデータの受信完了が判定された場合、この判定結果を通知する第1の通知を通信部2を介して通信サーバ装置200へ送信する処理を実行する。
通知受信制御部701は、通知送信制御部702において第1の通知を送信した後、受信側の全ての通信端末においてデータの受信が完了したことを通知する第2の通知を通信部2を介して通信サーバ装置200から受信する処理を実行する。
表示処理部704は、PoCによる半二重通信において受信端末としてデータの受信を完了してから、通知受信制御部702において第2の通知が受信されるまでの間、新たなデータ送信を禁止することを表示部5に表示させる。
キー入力制御部705は、PoCによる半二重通信において送信端末としてデータを送信してから、通知受信制御部702において第2の通知が受信されるまでの間、キー入力部3の送信キーの入力を無効にする。また、PoCによる半二重通信において受信端末としてデータを受信してから、通知受信制御部702において第2の通知が受信されるまでの間、キー入力部3の送信キーの入力を無効にする。送信キーの入力が無効にされることにより、送信キーをユーザが操作しても通信端末は送信端末としてデータを送信することを禁止される。なお、キー入力制御部705は、本発明の送信禁止手段の一実施形態であるとともに、本発明の送信許可手段の一実施形態である。
次に、通信サーバ装置200の構成を説明する。
図3は、通信サーバ装置200の構成の一例を示す図である。
図3に示す通信サーバ装置200は、通信部8と、ユーザインターフェース部9と、制御部10と、記憶部11とを有する。
通信部8は、通信網300を介した通信に関する処理を行う。例えば、PoCによるグループ通信を行う場合、通信サーバ装置200はIP網に接続される。通信部8は、このIP網を介したデータの送受信に関わる処理を行う。
ユーザインターフェース部9は、例えばキーボードやマウス、ディスプレイ装置など、通信サーバ装置200を操作するための情報を入出力する。
記憶部11は、制御部10の処理で利用される各種のデータや、制御部10の処理結果のデータを記憶する。例えば、制御部10のコンピュータ・プログラム、その処理に用いる定数データ、処理過程で一時的に記憶する変数データなどを記憶する。
制御部10は、通信サーバ装置200の全体的な動作に関わる種々の処理を行う。例えば、1つの通信端末からグループ通信の開始を要求された場合に、相手方の通信端末を呼び出して、通信セッションを確立する処理を行う。
制御部10は、例えば、記憶部11に格納されるプログラム(オペレーティングシステム、アプリケーション等)に基づいて処理を実行するコンピュータを有しており、プログラムに従って処理を実行する。
制御部10は、PoCによる通信に関連する処理ブロックとして、通知受信制御部101と、通知送信制御部102と、判定部103とを有する。
通知受信制御部101は、一の通信端末から複数の通信端末へデータが送信された後、当該データの受信完了を通知する第1の通知を当該複数の通信端末からそれぞれ受信する。
判定部103は、通知受信制御部101において受信される各通信端末からの第1の通知に基づいて、受信側の全ての通信端末がデータの受信を完了したか否か判定する。
通知送信制御部102は、判定部103において受信側の全端末の受信完了が判定された場合、この判定結果を通知する第2の通知を送信側および受信側の各通信端末に送信する。
ここで、上述した構成を有する本実施形態に係る通信システムの動作について、図4を参照して説明する。図4の例では、通信端末100−1が送信側、通信端末100−2〜100−4が受信側になって音声通話が行われる。
図4は、本実施形態に係る通信システムにおける通信手順の例を示すフローチャートである。
送信側の通信端末100−1が通信サーバ装置200にログインし、相手方の通信端末の呼出しを要求する。通信サーバ装置200は、この要求に応じて受信側の通信端末を呼出し、通信セッションを確立する。ここまでが、通信サーバ装置200へのログイン処理である。
送信側の通信端末100−1は、時刻t1において、受信側の通信端末100−2〜100−4に宛てたデータD(t1)を送信する。
データD(t1)を送信すると、通信端末100−1はキー入力部3の送信キーの入力を無効にし、新たなデータ送信を禁止する。また、このとき送信側の通信端末100−1は、新たなデータ送信を禁止することを表示部5に表示する。
図5(A)は、グループ通信において送信が禁止されている場合の通信端末の画面表示例を図解した図である。
図5(A)の例では、表示部5の画面501に、「現在送信はできません」という文字のメッセージが表示される。この例に限らず、例えば記号や図形、絵などによって送信が禁止されていることを表示しても良い。
送信側の通信端末100−1から送信されたデータD(t1)は、通信サーバ装置200を介して各通信端末に転送される。
通信端末100−4では時刻t2、通信端末100−3では時刻t3、通信端末100−2では時刻t4においてデータD(t1)の受信が完了する。
受信を完了した各通信端末は、その旨を通知する第1の通知を通信サーバ装置200にそれぞれ送信する(A2,A3,A4)。
また、通信端末100−2〜100−4は、データD(t1)の受信を完了すると、キー入力部3の送信キーの入力を無効にして新たなデータ送信を禁止する。このとき、通信端末100−2〜100−4は、例えば図5(A)に示すように、新たなデータ送信を禁止することを表示部5に表示する。
受信側の全通信端末から第1の通知(A2,A3,A4)を受信すると、通信サーバ装置200は、受信側の全通信端末において受信が完了したことを通知する第2の通知を送信側および受信側の通信端末100−1〜100−4にそれぞれ送信する(B1,B2,B3,B4)。
通信端末100−1〜100−4は、第2の通知(B1,B2,B3,B4)を受信すると、キー入力部3の送信キーの入力を有効にする。これにより、通信端末100−1〜100−4はデータ送信の禁止を解除して、新たなデータ送信を許可する。このとき、通信端末100−1〜100−4は、新たなデータ送信を許可することを各々の表示部5に表示する。
図5(B)は、グループ通信においてデータ送信の禁止が解除されている場合の通信端末の画面表示例を図解した図である。
図5(B)の例では、表示部5の画面501に、「現在送信可能です」という文字のメッセージが表示される。この例に限らず、例えば記号や図形、絵などによってデータ送信の禁止が解除されていること表示しても良い。
また、データ送信禁止に関わる表示を消すことによって、データ送信禁止が解除されたことを表しても良い。
以上説明したように、本実施形態によると、一の通信端末(送信側)が複数の通信端末(受信側)へデータを送信する場合、送信側の通信端末において、データの送信を行ってから受信側の全通信端末のデータ受信完了を示す第2の通知を通信サーバ装置から受信するまでの間、送信キーが無効にされる。これにより、受信側の全通信端末においてデータ受信が完了するまでの間、送信側の通信端末による新たなデータの送信が禁止される。送信側の通信端末におけるデータ送信の禁止は、通信サーバ装置から第2の通知を受信することによって解除される。
他方、受信側の通信端末においても、データの受信を完了してから第2の通知を通信サーバ装置から受信するまでの間、送信キーが無効にされる。これにより、受信側の全通信端末においてデータ受信が完了するまでの間、受信側の通信端末による新たなデータの送信が禁止される。受信側の通信端末におけるデータ送信の禁止は、通信サーバ装置から第2の通知を受信することによって解除される。
したがって、本実施形態によれば、半二重のグループ通信において一の通信端末が複数の通信端末へ一斉にデータを送信する場合、受信側の全通信端末がデータの受信を完了していないにも関わらず、グループ中の通信端末によって新たなデータ送信が行われてデータ通信の遅延が発生するという不都合を解消することができる。
また、送信側の通信端末では、データの送信を行ってから受信側の全通信端末のデータ受信完了を示す第2の通知を通信サーバ装置から受信するまでの間、新たなデータ送信を禁止する旨の通知が通知手段によりなされ、第2の通知が受信されると、新たなデータ送信を許可する旨の通知が通知手段によりなされる。
受信側の通信端末では、データの受信を完了してから第2の通知を通信サーバ装置から受信するまでの間、通知手段において新たなデータ送信を禁止する旨の通知がなされ、第2の通知が受信されると、通知手段において新たなデータ送信を許可する旨の通知がなされる。
これにより、半二重のグループ通信において一の通信端末が複数の通信端末へ一斉にデータを送信する場合、受信側の全通信端末におけるデータの受信が完了して新たなデータ送信が可能になるタイミングを、各端末のユーザが通知手段の通知によって把握できるため、ユーザは混乱することなく通信を継続することができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
先に説明した第1の実施形態に係る通信システムでは、通信サーバ装置を介してデータ通信が行われているが、本実施形態に係る通信システムでは、通信サーバ装置を介さずに通信端末同士で直接データ通信が行われる。
図6は、本実施形態に係る通信システムの構成の一例を示す図である。
図6に示すように、本実施形態に係る通信システムでは、複数の通信端末(100A−1〜100A−4)が通信網300を介して直接データ通信を行う。
ここでは一例として、通信端末100A−1がデータを送信し、通信端末100A−2〜100A−4がそのデータを受信するものとする。
送信側の通信端末100A−1は、受信側の通信端末100A−2〜100A−4に対してデータを送信すると、新たなデータ送信を禁止するとともに、その旨を表示部5(図7参照)に表示する。
受信側の通信端末100A−2〜100A−4は、送信側の通信端末100A−1から送られてくるデータの受信を完了すると、この受信完了を知らせる第1の通知を送信側の通信端末100A−1に送信する。
また、受信側の通信端末100A−2〜100A−4は、送信側の通信端末100A−1から送られてくるデータの受信を完了すると、新たなデータ送信を禁止するとともに、その旨を表示部5に表示する。
送信側の通信端末100A−1は、受信側の通信端末100A−2〜100A−4から受信完了を知らせるために送信される第1の通知を受信する。
この第1の通知を受信側の全ての通信端末から受信した場合、送信側の通信端末100A−1は、受信側の全ての通信端末において受信が完了したことを知らせる第2の通知を受信側の各通信端末に送信する。また、送信側の通信端末100A−1は、データ送信の禁止を解除して新たなデータ送信を許可するとともに、その旨を表示部5に表示する。
受信側の通信端末100A−2〜100A−4は、送信側の通信端末100A−1から送られてくる第2の通知を受信すると、データ送信の禁止を解除して新たなデータ送信を許可するとともに、その旨を表示部5に表示する。
図7は、本実施形態に係る通信端末の構成の一例を示す図であり、図2と図7の同一符号は同一の構成要素を示す。
図7に示す通信端末は、図2に示す通信端末における制御部7を制御部7Aに置き換えたものであり、他の構成要素については図2に示す通信端末と同じである。
制御部7Aは、通信端末の全体的な動作に関わる種々の処理を行う。制御部7Aは、例えば、記憶部6に格納されるプログラムに基づいて処理を実行するコンピュータを有しており、プログラムに従って処理を実行する。
制御部7Aは、PoCによるグループ通信に関する処理ブロックとして、通知受信制御部701Aと、通知送信制御部702Aと、判定部703Aと、表示処理部704と、キー入力部705とを有する。
このうち、表示処理部704とキー入力部705については図2における同一符号の構成要素と同じであるため、説明を割愛する。以下では、通知受信制御部701A、通知送信制御部702Aおよび判定部703Aの動作について、通信端末がデータ送信を行う場合とデータ受信を行う場合とに分けて説明する。
(通信端末がデータの送信を行う場合)
通知受信制御部701Aは、複数の通信端末へのデータ送信後に、当該データの受信が完了したことを通知する第1の通知を当該複数の通信端末からそれぞれ受信する。
判定部703Aは、通知受信制御部701Aにおいて受信される各通信端末からの第1の通知に基づいて、受信側の全ての通信端末の受信が完了したか否かを判定する。
通知送信制御部702Aは、判定部703Aにおいて受信側の全ての通信端末の受信が完了したと判定された場合に、この判定結果を通知する第2の通知を受信側の各通信端末に送信する。
(通信端末がデータの受信を行う場合)
判定部703Aは、送信側の通信端末から送られてくるデータの受信が完了したか否かを判定する。例えば、データが所定の形式のパケットとして送信される場合に、このパケットの末尾を示す所定の信号を検出することにより、受信の完了を判定する。
通知送信制御部702Aは、判定部703Aにおいてデータの受信完了が判定された場合に、この判定結果を通知する第1の通知を送信側の通信端末へ送信する。
通知受信制御部701Aは、通知送信制御部702において第1の通知を送信した後、受信側の全ての通信端末においてデータ受信が完了したことを通知する第2の通知を送信側の通信端末から受信する。
ここで、上述した構成を有する本実施形態に係る通信システムの動作について、図8を参照して説明する。図8の例では、通信端末100A−1が送信側、通信端末100A−2〜100A−4が受信側になって音声通話が行われる。
図8は、本実施形態に係る通信システムにおける通信手順の例を示すフローチャートである。
送信側の通信端末100A−1は、時刻t11において、受信側の通信端末100A−2〜100A−4に宛てたデータD(t11)を送信する。
通信端末100A−1は、データD(t11)を送信すると、キー入力部3の送信キーの入力を無効にして新たなデータ送信を禁止する。このとき、通信端末100A−1は、例えば先に示した図5(A)のように、新たなデータ送信を禁止することを表示部5に表示する。
送信側の通信端末100A−1から送信されたデータD(t11)は、受信側の各通信端末に転送される。
通信端末100A−4では時刻t12、通信端末100A−3では時刻t13、通信端末100A−2では時刻t14においてデータD(t11)の受信が完了する。
受信を完了した各通信端末は、その旨を通知する第1の通知を送信側の通信端末100A−10にそれぞれ送信する(A2,A3,A4)。
また受信側の通信端末100A−2〜100A−4は、データD(t11)の受信を完了すると、キー入力部3の送信キーの入力を無効にして新たなデータ送信を禁止する。このとき通信端末100A−2〜100A−4は、例えば図5(A)に示すように、新たなデータ送信を禁止することを表示部5に表示する。
受信側の全通信端末から第1の通知(A2,A3,A4)を受信すると、送信側の通信端末100A−1は、受信側の全通信端末において受信が完了したことを通知する第2の通知を受信側の通信端末100A−2〜100A−4にそれぞれ送信する(B2,B3,B4)。また、送信側の通信端末100A−1は、キー入力部3の送信キーの入力を有効にして新たなデータ送信を許可するとともに、新たなデータ送信を許可することを表示部5に表示する。
第2の通知(B2,B3,B4)を受けた受信側の通信端末100A−1〜100A−4は、キー入力部3の送信キーの入力を有効にして新たなデータ送信を許可するとともに、新たなデータ送信を許可することを各々の表示部5に表示する。
以上説明したように、本実施形態によると、一の通信端末(送信側)が複数の通信端末(受信側)へデータを送信する場合において、送信側の通信端末では、データの送信を行ってから受信側の全通信端末よりデータ受信の完了を示す第1の通知を受信するまでの間、送信キーが無効にされる。これにより、受信側の全通信端末においてデータ受信が完了するまでの間、送信側の通信端末による新たなデータ送信が禁止される。送信側の通信端末におけるデータ送信の禁止は、受信側の全通信端末から第1の通知を受信することによって解除される。
他方、受信側の通信端末では、データの受信を完了してから受信側の全通信端末のデータ受信完了を示す第2の通知を送信側の通信端末より受信するまでの間、送信キーが無効にされる。これにより、受信側の全通信端末においてデータ受信が完了するまでの間、受信側の通信端末による新たなデータ送信が禁止される。受信側の通信端末におけるデータ送信の禁止は、送信側の通信端末より第2の通知を受信することによって解除される。
したがって、本実施形態によれば、半二重のグループ通信において一の通信端末が複数の通信端末へ一斉にデータを送信する場合、受信側の全通信端末がデータの受信を完了していないにも関わらず、グループ中の通信端末によって新たなデータ送信が行われてデータ通信の遅延が発生するという不都合を解消することができる。
また、送信側の通信端末では、データの送信を行ってから受信側の全通信端末よりデータ受信の完了を示す第1の通知を受信するまでの間、通知手段において新たなデータ送信を禁止する旨の通知がなされ、この第1の通知を全端末より受信すると、通知手段において新たなデータ送信を許可する旨の通知がなされる。
受信側の通信端末では、データの受信を完了してから受信側の全通信端末のデータ受信完了を示す第2の通知を送信側の通信端末より受信するまでの間、通知手段において新たなデータ送信を禁止する旨の通知がなされ、この第2の通知を受信すると、通知手段において新たなデータ送信を許可する旨の通知がなされる。
これにより、半二重のグループ通信において一の通信端末が複数の通信端末へ一斉にデータを送信する場合、受信側の全通信端末におけるデータの受信が完了して新たなデータ送信が可能になるタイミングを、各端末のユーザが通知手段の通知によって把握できるため、ユーザは混乱することなく通信を継続することができる。
以上、本発明の幾つかの実施形態について説明したが、本発明は上述の形態にのみ限定されるものではなく、種々のバリエーションを含んでいる。
送受信されるデータ量が少ない場合は、端末間の受信完了時刻のバラツキが比較的小さくなり、上記のような通知の送信が不要になる場合がある。
そこで、例えば、送受信されるデータが画像データなどの比較的データ量が大きい種別のデータである場合や、または、当該送受信されるデータが所定データ量より大きい場合などに限って、通信端末および通信サーバ装置は、受信完了に関する通知やデータ送信の禁止に関する表示を行っても良い。
例えば、上述した第1の実施形態では、送受信されるデータが画像データなどの比較的データ量が大きい種別のデータである場合や、または、当該送受信されるデータが所定データ量より大きい場合などに限って、通信端末100−1〜100−4が、送信側および受信側の何れも、データ送信禁止の旨を表示を行う。また、この場合に限って、受信側の通信端末は、受信完了を知らせる第1の通知を送信し、通信サーバ装置200は、全端末の受信完了を知らせる第2の通知の送信する。
同様に、上述した第2の実施形態では、送受信されるデータが画像データなどの比較的データ量が大きい種別のデータである場合や、または、当該送受信されるデータが所定データ量より大きい場合などに限って、通信端末100A−1〜100A−4が、送信側および受信側の何れも、データ送信禁止の旨を表示する。また、この場合に限って、受信側の通信端末は、受信完了を知らせる第1の通知を送信し、送信側の通信端末は、全端末の受信完了を知らせる第2の通知を送信する。
これにより、端末間の受信完了時刻のバラツキが比較的小さいデータを送信する際においては、上述のような通知(第1、第2の通知)の送信やデータ送信禁止の表示を行わないようにして、通信端末や通信サーバ装置の処理負担を軽減することができる。
上述の実施形態では、PoCによるグループ通信に本発明を適用する例を説明しているが、本発明はこれに限定されない。1対多のデータ通信を行う他の種々のグループ通信についても本発明は適用可能である。
本発明の携帯端末は携帯電話機に限定されない。例えば、PDA(personal digital assistants)や携帯型ゲーム機など、通信機能を有する端末装置に本発明は広く適用可能である。
第1の実施形態に係る通信システムの構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る通信端末の構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る通信サーバ装置の構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る通信システムにおける通信手順の例を示すフローチャートである。 グループ通信時における通信端末の画面表示の例を図解した図である。 第2の実施形態に係る通信システムの構成の一例を示す図である。 第2の実施形態に係る通信端末の構成の一例を示す図である。 第2の実施形態に係る通信システムにおける通信手順の例を示すフローチャートである。
符号の説明
100−1〜100−4,100A−1〜100A−4…通信端末、200…通信サーバ装置、300…通信網、1…アンテナ、2,8…通信部、3…キー入力部、4…音声処理部、5…表示部、6,11…記憶部、7,7A,10…制御部、701,701A…通知受信制御部、702,702A…通知送信制御部、703,703A,103…判定部、704…表示処理部、705…キー入力制御部、9…ユーザインターフェース部、101…通知受信制御部、102…通知送信制御部

Claims (10)

  1. 一の通信端末と複数の他の通信端末とが通信サーバ装置を介して行う半二重のデータ通信方法であって、
    上記一の通信端末が上記通信サーバ装置を介して上記複数の他の通信端末へデータを送信する第1のステップと、
    上記一の通信端末がデータを送信すると、上記一の通信端末に設けられた制御手段が新たなデータ送信を禁止する第2のステップと、
    上記複数の他の通信端末の各々が、上記一の通信端末からのデータの受信を完了すると、上記複数の他の通信端末の各々に設けられた各制御手段は上記通信サーバ装置へ受信完了を通知する第1の通知を送信するとともに、新たなデータ送信を禁止する第3のステップと、
    上記通信サーバ装置が上記複数の他の通信端末の全てから上記第1の通知を受信すると、上記一の通信端末および上記複数の他の通信端末の各々に対し、上記複数の他の通信端末の全てがデータ受信を完了した旨を通知する第2の通知を送信する第4のステップと、
    上記一の通信端末および上記複数の他の通信端末が、上記通信サーバ装置から上記第2の通知を受信すると、上記一の通信端末に設けられた制御手段および上記複数の他の通信端末に設けられた各制御手段はそれぞれ新たなデータ送信を許可する第5のステップと
    を有することを特徴とするデータ通信方法。
  2. 上記第2のステップでは、さらに上記一の通信端末に設けられた通知手段が新たなデータ送信を禁止する旨を通知し、
    上記第3のステップでは、さらに上記複数の他の通信端末の各々に設けられた各通知手段が新たなデータ送信を禁止する旨を通知し、
    上記第5のステップでは、さらに上記一の通信端末に設けられた通知手段および上記複数の他の通信端末の各々に設けられた各通知手段はそれぞれ新たなデータ送信を許可する旨を通知する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ通信方法。
  3. 一の通信端末と複数の他の通信端末とが行う半二重のデータ通信方法であって、
    上記一の通信端末が上記複数の他の通信端末へデータを送信する第1のステップと、
    上記一の通信端末がデータを送信すると、上記一の通信端末に設けられた制御手段が新たなデータ送信を禁止する第2のステップと、
    上記複数の他の通信端末の各々が、上記一の通信端末からのデータの受信を完了すると、上記複数の他の通信端末の各々に設けられた各制御手段は上記一の通信端末へ受信完了を通知する第1の通知を送信するとともに、新たなデータ送信を禁止する第3のステップと、
    上記一の通信端末が上記複数の他の通信端末の全てから上記第1の通知を受信すると、上記一の通信端末に設けられた制御手段は新たなデータ送信を許可するとともに、上記複数の他の通信端末の各々へ、上記複数の他の通信端末の全てがデータ受信を完了した旨を通知する第2の通知を送信する第4のステップと、
    上記複数の他の通信端末の各々が上記一の通信端末から上記第2の通知を受信すると、上記複数の他の通信端末に設けられた各制御手段が新たなデータ送信を許可する第5のステップと
    を有することを特徴とするデータ通信方法。
  4. 上記第2のステップでは、さらに上記一の通信端末に設けられた通知手段が新たなデータ送信を禁止する旨を通知し、
    上記第3のステップでは、さらに上記複数の他の通信端末の各々に設けられた各通知手段が新たなデータ送信を禁止する旨を通知し、
    上記第4のステップでは、さらに上記一の通信端末に設けられた通知手段が新たなデータ送信を許可する旨を通知し、
    上記第5のステップでは、さらに上記複数の他の通信端末の各々に設けられた各通知手段が新たなデータ送信を許可する旨を通知する
    ことを特徴とする請求項3に記載のデータ通信方法。
  5. 一の通信端末と複数の他の通信端末とが行う半二重のデータ通信を制御する通信サーバ装置であって、
    通信手段と、
    データの受信完了を通知する第1の通知を上記複数の他の通信端末の各々から上記通信手段を介して受信する通知受信制御手段と、
    上記通知受信制御手段において受信される上記第1の通知に基づいて、上記複数の他の通信端末の全てが上記データの受信を完了したか否かを判定する判定手段と、
    上記判定手段において上記複数の他の通信端末の全ての受信完了が判定されると、上記複数の他の通信端末の全てがデータ受信を完了した旨を通知する第2の通知を上記一の通信端末および上記複数の他の通信端末の各々へ上記通信手段を介して送信する通知送信制御手段と
    を有することを特徴とする通信サーバ装置。
  6. 複数の通信端末と半二重のデータ通信を行う通信端末であって、
    通信手段と、
    上記通信手段よりデータを送信すると、新たなデータを上記通信手段から送信することを禁止する送信禁止手段と、
    上記複数の通信端末の各々から送信される、データの受信完了を通知する第1の通知を、上記通信手段を介して受信する通知受信制御手段と、
    上記通知受信制御手段において受信される上記第1の通知に基づいて、上記複数の通信端末の全てが上記データの受信を完了したか否かを判定する判定手段と、
    上記判定手段において上記複数の通信端末の全ての受信完了が判定されると、新たなデータを上記通信手段から送信することを許可する送信許可手段と、
    上記判定手段において上記複数の通信端末の全ての受信完了が判定されると、上記複数の通信端末の全てがデータ受信を完了した旨を通知する第2の通知を上記複数の通信端末の各々へ上記通信手段を介して送信する通知送信制御手段と
    を有することを特徴とする通信端末。
  7. 上記通信端末は更に通知手段を有し、
    上記通知手段は、複数の通信端末へデータを送信すると、新たなデータ送信を禁止する旨を通知するとともに、上記判定手段において全端末の受信完了が判定されると、新たなデータ送信を許可する旨を通知することを特徴とする
    請求項6に記載の通信端末。
  8. 通信サーバ装置の制御に基づいて一の通信端末と半二重のデータ通信を行う複数の通信端末のうちの1つの通信端末であって、
    上記通信サーバ装置とデータの送受信を行う通信手段と、
    上記一の通信端末から送信されるデータを受信する際に、当該データの受信が完了したか否かを判定する判定手段と、
    上記判定手段においてデータの受信完了が判定されると、新たなデータを上記通信手段から送信することを禁止する送信禁止手段と、
    上記判定手段においてデータの受信完了が判定されると、データの受信を完了した旨を通知する第1の通知を上記通信サーバ装置へ上記通信手段を介して送信する通知送信制御手段と、
    上記第1の通知を送信した後、上記複数の通信端末の全てがデータの受信を完了した旨を通知する第2の通知を上記通信サーバ装置から上記通信手段を介して受信する通知受信制御手段と、
    上記通知受信制御手段において上記第2の通知を上記通信サーバ装置から受信すると、新たなデータを上記通信手段から送信することを許可する送信許可手段と
    を有することを特徴とする通信端末。
  9. 一の通信端末と半二重のデータ通信を行う複数の通信端末のうちの1つの通信端末であって、
    上記一の通信端末とデータの送受信を行う通信手段と、
    上記一の通信端末から送信されるデータを受信する際に、当該データの受信が完了したか否かを判定する判定手段と、
    上記判定手段においてデータの受信完了が判定されると、新たなデータを上記通信手段から送信することを禁止する送信禁止手段と、
    上記判定手段においてデータの受信完了が判定されると、データの受信を完了した旨を通知する第1の通知を上記通信手段を介して上記一の通信端末へ送信する通知送信制御手段と、
    上記第1の通知を送信した後、上記複数の通信端末の全てにおいてデータの受信が完了した旨を通知する第2の通知を上記一の通信端末から上記通信手段を介して受信する通知受信制御手段と、
    上記通知受信制御手段において上記第2の通知を上記一の通信端末から受信すると、新たなデータを上記通信手段から送信することを許可する送信許可手段と
    を有することを特徴とする通信端末。
  10. 上記通信端末は更に通知手段を有し、
    上記通知手段は、上記判定手段において上記一の通信端末から送信されるデータの受信完了が判定されると、新たなデータ送信を禁止する旨を通知するとともに、上記通知受信制御手段において上記第2の通知が受信されると、新たなデータ送信を許可することを通知する
    ことを特徴とする請求項8または9に記載の通信端末。
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