JP4433076B2 - 空調室内機 - Google Patents

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Description

本発明は、天井設置の空調室内機に関する。
従来、天井設置型の空調室内機として、化粧パネルの開口を昇降可能な可動パネルで閉じる空調室内機が広く知られている(例えば、特許文献1参照)。その空調室内機では、可動パネルはワイヤで吊り上げられ、昇降装置がそのワイヤを繰り出すことによって可動パネルが降下し、ワイヤを巻き取ることによって可動パネルが上昇する。
可動パネルは、フィルタのメンテナンス時に降下し、運転時および停止時には上昇して開口を閉じる。つまり開口は、フィルタのメンテナンス時に全開するのみで、通常状態では両側の吸込口を残して常に閉じられている。このような空調室内機では、吸込口は常時開いた状態であり、その吸込口を通してフィルタや室内機内部が人目に触れるため、意匠性が著しく低下する。
そこで、出願人は、昇降可能な可動パネルを吸込口近傍に蝶番方式で回動可能に支持し、運転停止時に吸込口を閉じることできる空調室内機の検討を行なった。しかし、可動パネルが回動しながら吸込口を開くときの吸込口周囲との干渉を防止するために、可動パネルと吸込口周囲との隙間が広く設定されるようになり、逆に、その隙間が意匠性を低下させることが判明した。
特開平10−196999号公報
本発明の課題は、可動パネルを吸込口近傍に蝶番方式で回動可能に支持する空調室内機において、可動パネルと吸込口周囲との隙間を小さく設定することが可能な空調室内機を提供することにある。
第1発明に係る空調室内機は、天井設置の空調室内機であって、本体可動パネルとを備えている。本体は、空調運転時に空気を吸い込むための開口を下面に有している。可動パネルは、運転停止時には開口を閉じ空調運転時には回動することによって開口を開閉する。可動パネルの回動中心軸は、本体と可動パネルとの境界の近傍から離れた位置に配置されている。可動パネルの回動中心軸に近い側の面は、上方に向うに従って回動中心軸から離れるように傾斜する傾斜面であって、本体と隣接する。
この空調室内機では、可動パネルが開口を開けるとき、本体と可動パネルとの隙間を拡げながら開口を開けるので、本体と可動パネルとが干渉しない。その結果、可動パネルが開口を閉じているときの本体と可動パネルとの隙間が小さく設定されるようになり、意匠性が向上する。また、可動パネルが開口を開けるとき、本体と可動パネルとの隙間を拡げながら開口を開けるが、傾斜部があるものは、傾斜部がないものに比べて、その隙間が小さく設定される。その結果、意匠性が向上する。
第2発明に係る空調室内機は、第1発明に係る空調室内機であって、可動パネル装着され可動パネルと回動中心軸とを連結するレバーをさらに備えている。この空調室内機では、回動中心軸とレバーと可動パネルとが一体である必要がないので、回動中心軸及びレバーの設計自由度が増す。
第3発明に係る空調室内機は、第2発明に係る空調室内機であって、レバー61を可動パネルに装着する連結装置をさらに備えており、第2発明の効果が発揮され易い。
第4発明に係る空調室内機は、第1発明から第3発明のいずれか1つに係る空調室内機であって、可動パネルが開口を開けたとき、可動パネルのうち移動距離の最も短い部分は、可動パネルが開口を閉じていたときに本体と可動パネルとの境界になっていた部分の下方に移動してくる。
この空調室内機では、可動パネルが開口を開けたとき、可動パネルが開口の周縁の一部を覆うので、下方から視たときの隙間が隠れ、意匠性が向上する。
第1発明に係る空調室内機では、可動パネルが開口を閉じているときの本体と可動パネルとの隙間が小さく設定されるようになり、意匠性が向上する。
第2発明および第3発明に係る空調室内機では、回動中心軸とレバーと可動パネルとが一体である必要がないので、回動中心軸及びレバーの設計自由度が増す。
第4発明に係る空調室内機では、可動パネルが開口を開けたとき、可動パネルが開口の周縁の一部を覆うので、下方から視たときの隙間が隠れ、意匠性が向上する。
以下図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の具体例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
<空調室内機2の構成>
図1は本発明の一実施形態に係る空調室内機の外観斜視図である。図1において、空調室内機2は、下面に吸込口20a及び吹出口20bを有する本体20と、吸込口20aを開閉する可動パネル24及び吹出口20bを開閉する第1風向調節羽根52とを備えている。吸込口20aと吹出口20bとは一定距離を隔てて隣接しており、吹出口20bから吹き出された空気が吸込口20aに吸い込まれる現象、いわゆるショートサーキットが発生しないようになっている。本体20の下面は、化粧パネル21によって覆われており、実際に天井面に露出するのは化粧パネル21であって、吸込口20a及び吹出口20bの輪郭は化粧パネル21によって形成されている。ここでは、化粧パネル21も本体20に含まれている。
図2(a)は、空調室内機の運転停止時の側面図であり、(b)は、その空調室内機の運転時の側面図であり、(c)は、その空調室内機のメンテナンス時の側面図である。図2(a),(b),(c)において、空調室内機2が停止しているとき、可動パネル24は化粧パネル21と見かけ上一体化している。図2(b)において、空調室内機2が稼動するとき、可動パネル24は吸込口20aを開き、第1風向調節羽根52は吹出口20bを開く。可動パネル24の一端は蝶番によって本体20に支持されており、可動パネル24は回動して吸込口20aを開ける。
また、図2(c)において、可動パネル24は、本体20側から延びるワイヤ71に吊られた状態で使用者の手が届くメンテナンス位置まで降下することができる。但し、可動パネル24は、一端が蝶番によって本体20に支持されている状態ではメンテナンス位置まで降下することができないので、一旦、吸込口20aを閉じて、本体20による支持が解除されたのちにメンテナンス位置まで降下する。
図3は、空調室内機の断面図である。図3において、空調室内機2は、フィルタ9、フィルタ清掃機構10、室内熱交換器12、室内ファン13、ドレンパン14及び吹出口モジュール50をさらに備えている。空調室内機2の運転時、吸込口20a及び吹出口20bが開き、室内ファン13が回転し、空気が吸込口20aから吸い込まれる。
(室内熱交換器12)
室内熱交換器12は、2つの熱交換器が異なる傾斜姿勢で隣接した形状をしており、説明の便宜上、上側の熱交換器を上部熱交換器12a、下側の熱交換器を下部熱交換器12bと呼ぶ。
上部熱交換器12aの上端は本体20の内側上部に位置し、上端から下端に向って傾斜する角度は、水平線に対して45°以上60°以下(好ましくは55°)に設定されており、結露水が確実に上部熱交換器12aを伝わってドレンパン14に向う。このため、ドレンパン14は、上部熱交換器12aの下方全域に配置される必要が無く、上部熱交換器12aの下端近傍の下方にだけ配置されている。
下部熱交換器12bの上端は、上部熱交換器12aの下端に近接して配置されており、上端から下端に向って傾斜する角度は、水平線に対して45°未満である。このため、結露水が直接落下する可能性があるので、ドレンパン14は、下部熱交換器12bの下方全域に配置されている。
(室内ファン13)
室内ファン13は、クロスフローファンであり、幅寸法が直径よりも長く、回転軸と垂直な方向から空気を吸い込むので、単一の吸込口20aから空気を吸い込んで、単一の吹出口20bへ吹き出すことができる。吸い込まれた空気は、フィルタ9及び室内熱交換器12を通過して室内ファン13に入る。
室内ファン13から吹き出された空気は、吹出口モジュール50を通過して吹出口20bから吹き出される。吹出口20bには、吹出口モジュール50の構成部品である第1風向調節羽根52が配置されており、第1風向調節羽根52は、モータによって傾斜角度の調節が可能であり、運転停止時は、第1風向調節羽根52が吹出口20bを閉じる。室内ファン13とドレンパン14との間で且つ吹出流路41a側には、舌部15が設けられており、この舌部15が吹出空気の漏れを防止して、性能を向上させている。
<フィルタ清掃機構10>
図3に示すように、空調室内機2は、可動パネル24の上方に、フィルタ清掃機構10を備えている。以下、フィルタ清掃機構10の構成部材について説明する。
(フィルタ9)
フィルタ9は、室内熱交換器12の前面側に配置され、室内から取り込まれた空気から塵埃を除去する。これにより、フィルタ9は、空気中に浮遊する塵埃が室内熱交換器12の表面を汚染することを防止している。フィルタ9の縁部には、ピニオン歯車102aと噛み合うラック101が形成されている。
(ローラー102)
ローラー102は、ピニオン歯車102aを有している。ピニオン歯車102aは、フィルタ9のラック101と噛み合っており、回転することによってフィルタ9を水平に移動させる。
(位置検知スイッチ107)
フィルタ9の停止位置は、位置検知スイッチ107によって検知される。位置検知スイッチ107は、前方収納部105の終端近傍、及び後方収納部106の終端近傍に配置されている。位置検知スイッチ107の外側には、レバーが蝶番によって装着されており、外力が加わると回動して位置検知スイッチ107のボタンを押す。
(ブラシ108とダストボックス109)
ブラシ108は、フィルタ9を挟んでローラー102と反対側に位置しフィルタ9に接触している。ダストボックス109は、上部の吹出口20b寄りに、塵埃取り込み口を有しており、塵埃取り込み口の長手方向の両端で、軸受を介してブラシ108の回転軸を支持する。さらに、塵埃取り込み口には、ブラシ108がフィルタ9から掻き取った塵埃をブラシ108からふるい落とす櫛部109cが取り付けられている。
(フィルタの清掃動作)
空調室内機2では、制御部により定期的に、或いは使用者が必要とするときにリモコンによってフィルタ9が自動的に清掃される。以下、その仕組みについて説明する。
図3において、フィルタ9のラック101は、前方収納部105に収まっており、ラック101の一端(以後、第1端部とよぶ)はピニオン歯車102aと噛み合っている。ローラー102が回転するとき、ピニオン歯車102aからラック101に回転が伝達され、フィルタ9のラック101は、ローラー102によって後方収納部106側へ搬送される。ローラー102が回転し続けることによって、ラック101の第1端部は後方収納部106の終端に到達する。
フィルタ9が移動する際に、フィルタ9の表面に付着していた塵埃はブラシ108によって掻き取られ、ダストボックス109に貯えられる。ブラシ108は、少なくともフィルタ9が前方収納部105から後方収納部106へ移動している期間中は回転しており、その回転方向は、フィルタ9の進行方向に逆らう方向である。
フィルタ9が前方収納部105から後方収納部106へ移動し塵埃の除去が終了したとき、制御部は、ローラー102を逆回転させる。フィルタ9のラック101の他端(以後、第2端部とよぶ)は、ピニオン歯車102aと噛み合っているので、ピニオン歯車102aからラック101に回転が伝達され、フィルタ9は、ローラー102によって前方収納部105側へ搬送される。ローラー102が逆回転し続けることによって、ラック101の第2端部は前方収納部105の終端に到達する。
<可動パネル24の動作に関連する装置>
図4は、化粧パネルの斜視図である。図4に示すように、化粧パネル21の天井側の面上には、ヒンジ連結装置6及び昇降装置7が配置されている。
(ヒンジ連結装置6)
ヒンジ連結装置6は、空調室内機2が稼動するとき、可動パネル24の一端を回動可能に支持し、可動パネル24をメンテナンス位置まで降下させるとき、可動パネル24の一端の支持を解除する。
図5は、ヒンジ連結装置の分解斜視図である。図5において、ヒンジ連結装置6は、回動レバー61、滑り部材62、第1ピン63、ピニオン歯車64、モータ65、固定部材66、第2ピン67及びネジ68を有している。回動レバー61は、U字状の部材であって、端面から外側に向って棒状の支持軸61aが突出している。さらに、回動レバー61の一端部には、軸孔61bが形成されている。
滑り部材62は、ピニオン歯車64と噛み合うラック62aと、回動レバー61の軸孔61bの両端を挟むアーム62bとが形成されている。さらに、アーム62bには、第1滑り孔62cが形成され、ラック62aの根元近傍には、第2滑り孔62dが形成されている。モータ65は、ステッピングモータであり、ピニオン歯車64を回転させる。モータ65は、ネジ68が通る貫通孔65aを有する。
固定部材66には、滑り部材62を滑り移動可能に保持する滑り空間66aと、ピニオン歯車64が挿入される歯車空間66bと、ネジ68と螺合するネジ孔66cとが形成されている。さらに、滑り空間66aを形成する壁には、第1貫通孔66dと第2貫通孔66eとが形成されている。
固定部材66の滑り空間66aに滑り部材62が配置され、その滑り部材62のアーム62bに回動レバー61の軸孔61bが挟まれるように配置される。第1ピン63は、固定部材66の第1貫通孔66dの一端から挿入され、滑り部材62の第1滑り孔62c及び回動レバー61の軸孔61bを通って第1貫通孔66dの他端に出る。
第2ピン67は、第2貫通孔66eの一端から挿入され、滑り部材62の第2滑り孔62dを通って第2貫通孔66eの他端に出る。その結果、滑り部材62は、第1ピン63及び第2ピン67に沿って滑り空間を水平移動することができ、回動レバー61は、第1ピン63を中心に回動することができる。
(ヒンジ連結装置6の動作)
図4、図5において、モータ65がピニオン歯車64を回転させると、ピニオン歯車64と噛み合うラック62aに動力が伝達されて滑り部材62は第1ピン63に沿って滑り移動し、滑り部材62の移動に伴って回動レバー61が可動パネル24の方向、或はその反対の方向へ移動する。ここで説明の便宜上、回動レバー61を可動パネル24と連結する方向へ移動するようにモータ65が回転することを正転と呼び、回動レバー61と可動パネル24との連結を解除する方向へ移動するようにモータ65が回転することを逆転と呼ぶ。
可動パネル24の端部には、回動レバー61に支持軸61aと対峙する支持孔が設けられており、モータ65が正転し、支持軸61aが可動パネル24の支持孔24cに挿入されたときは、回動レバー61と可動パネル24との連結が成立し、可動パネル24は、第1ピン63を中心に回動することができる。
一方、モータ65が逆転し、支持軸61aが可動パネル24の支持孔24cから抜け出たときは、回動レバー61と可動パネル24との連結が解消され、可動パネル24は、第1ピン63を中心に回動することができない。
(昇降装置7)
図6は、昇降装置内部の部品の配置図である。図6において、昇降装置7は、ワイヤ71、滑車72、ボビン73、巻取り歯車74、駆動歯車75、昇降モータ76、及びスイッチ77を有している。
滑車72は、滑車部72aとカム部72bとが一体に成形されており、滑車部72aは、ワイヤ71を支え、ワイヤ71の移動に伴って回転する。カム部72bは、小径曲面と大径曲面とそれら両曲面を結ぶ平面とから成る。
ボビン73は、ワイヤ71を巻取る。巻取り歯車74は、ボビン73と同軸で連結され一体的に回転する。駆動歯車75は、巻取り歯車74と噛み合いボビン73を回転させる。
昇降モータ76は、ステッピングモータであり駆動歯車75を回転させる。昇降モータ76の回転数は、制御部から供給されるパルス数によって制御される。なお、制御部は、CPU、メモリ及びモータドライブ回路を搭載しており、昇降装置7から離れた他の位置に配置されている。昇降モータ76と制御部はワイヤハーネスによって電気的に接続されている。
スイッチ77は、レバー77aを有するマイクロスイッチであり、レバー77aが押されることによってオンする。レバー77aは、常に滑車72のカム部72bと接触しており、カム部72bの大径曲面と対峙したときに押される。スイッチ77も、制御部とワイヤハーネスによって電気的に接続されている。
(昇降装置7の動作)
図6において、昇降装置7がワイヤ71を繰り出す場合、昇降モータ76は駆動歯車75をCCW方向へ回転させ、巻取り歯車74をCW方向へ回転させる。これによって、ボビン73がワイヤ71を繰り出す方向に回転する。
一方、昇降装置7がワイヤ71を巻き取る場合、昇降モータ76は駆動歯車75をCW方向へ回転させ、巻取り歯車74をCCW方向へ回転させる。これによって、ボビン73がワイヤ71を巻き取る方向に回転する。紐の繰り出し量および巻き取り量は、昇降モータ76の回転量に比例しており、制御部が、昇降モータ76へ供給するパルス数を制御することによって、ワイヤ71の繰り出し量および巻き取り量が制御される。
ワイヤ71の先端には可動パネル24が連結されるため、ワイヤ71には常に張力が発生しており、ワイヤ71が繰り出されるとき、又はワイヤ71が巻き取られるとき、滑車部72aがワイヤ71との摩擦力によって回転する。このとき、カム部72bも回転するので、スイッチ77は、レバー77aがカム部72bの大径曲面と対峙したときにオン信号を発し、レバー77aが小径曲面と対峙したときにはオフ信号を発する。滑車72が回転している間は、オン信号とオフ信号が交互に発生し、これらの信号は、すべて制御部に入力される。
(可動パネルの開閉動作)
図7は、可動パネルが吸込口を開いたときの空調室内機の部分断面図である。図7において、ヒンジ連結装置6が可動パネル24を連結した状態で、昇降装置7がワイヤ71を繰り出したとき、可動パネル24は自重によって降下する。しかし、可動パネル24の端部はヒンジ連結装置6に連結されているので、可動パネル24は第1ピン63を軸として吸込口20aを開く方向へ回動する。
第1ピン63は、本体20の吸込口20aと吹出口20bとに挟まれた空間に位置しており、本体20の最も近い可動パネル24の端部が大きく円弧を描きながら回動するので、可動パネル24が吸込口20aの周縁と干渉しない。また、可動パネル24の回動中心に近い側の面は、傾斜面24dとして、上方に向うに従って回動中心から離れるように傾斜しているので、可動パネル24が回動するときに、吸込口20aの周縁と干渉しない。
また、可動パネル24が吸込口20aを開けたとき、可動パネル24のうち移動距離の最も短い部分、つまり、可動パネル24の回動中心に近い側の下面エッジが、可動パネル24が吸込口20aを閉じていたときに本体20と可動パネル24との境界になっていた部分の下方に移動してくるので、下方から視たときの本体20と可動パネル24との境界の隙間が隠れる。その結果、空調室内機2の意匠性が向上する。
昇降装置7がワイヤ71を巻き取るとき、可動パネル24は上昇するが、可動パネル24の端部がヒンジ連結装置6に連結されているので、可動パネル24は第1ピン63を軸として吸込口20aを閉じる方向へ回動する。
(可動パネルの昇降動作)
ヒンジ連結装置6が可動パネル24との連結を解除し、昇降装置7がワイヤ71を繰り出したとき、可動パネル24は自重によって降下する。昇降装置7がワイヤ71を巻き取るとき、可動パネル24は上昇し吸込口20aを閉じる。
<特徴>
(1)
空調室内機2では、可動パネル24の回動中心軸である第1ピン63が、本体20と可動パネル24との境界の近傍から離れた位置に配置されている。可動パネル24が吸込口20aを開けるとき、本体20と可動パネル24との隙間を拡げながら吸込口20aを開けるので、本体20と可動パネル24とが干渉しない。その結果、可動パネル24が吸込口20aを閉じているときの本体20と可動パネル24との境界の隙間が小さく設定されるようになり、意匠性が向上する。
(2)
可動パネル24と第1ピン63とは回動レバー61によって連結されているが、回動レバー61と可動パネル24とは脱着可能である。つまり、第1ピン63、回動レバー61及び可動パネル24が一体である必要がないので設計自由度が増す。
以上のように、本発明は、昇降可能な可動パネルを吸込口近傍に蝶番方式で回動可能に支持し、運転停止時に吸込口を閉じる空調室内機に有用である。
本発明の一実施形態に係る空調室内機の外観斜視図。 (a)空調室内機の運転停止時の側面図。(b)空調室内機の運転時の側面図。(c)空調室内機のメンテナンス時の側面図。 空調室内機の断面図。 化粧パネルの斜視図。 ヒンジ連結装置の分解斜視図。 昇降装置内部の部品の配置図。 可動パネルが吸込口を開いたときの空調室内機の部分断面図。
2 空調室内機
20 本体
20a 吸込口
24 可動パネル
24d 傾斜面
61 回動レバー
63 第1ピン(回動中心軸)

Claims (4)

  1. 天井設置の空調室内機であって、
    空調運転時に空気を吸い込むための開口(20a)を下面に有する本体(20)と、
    運転停止時には前記開口(20a)を閉じ前記空調運転時には回動することによって前記開口(20a)を開閉する可動パネル(24)と、
    を備え、
    前記可動パネル(24)の回動中心軸(63)は、前記本体(20)と前記可動パネル(24)との境界の近傍から離れた位置に配置され、
    前記可動パネル(24)の前記回動中心軸(63)に近い側の面は、上方に向うに従って前記回動中心軸(63)から離れるように傾斜する傾斜面(24d)であって、前記本体(20)と隣接する、
    空調室内機(2)。
  2. 前記可動パネル(24)装着され、前記可動パネル(24)と前記回動中心軸(63)とを連結するレバー(61)をさらに備えた、
    請求項1に記載の空調室内機(2)。
  3. 前記レバー(61)を前記可動パネル(24)に装着する連結装置(6)をさらに備えた、
    請求項2に記載の空調室内機(2)。
  4. 前記可動パネル(24)が前記開口(20a)を開けたとき、前記可動パネル(24)のうち移動距離の最も短い部分は、前記可動パネル(24)が前記開口(20a)を閉じていたときに前記本体(20)と前記可動パネル(24)との境界になっていた部分の下方に移動してくる、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の空調室内機(2)。
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