JP4432287B2 - Energy supply system for vehicles - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両へのエネルギ供給システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
特開平５−１０８９５２号公報には、ガソリンスタンドにおいて、顧客に識別データである顧客コードを与え、この顧客コードにより入金処理などの顧客管理を行なうこと、車両の一部に取付けられた非接触記憶媒体と給油機に設けられた非接触式読取装置との間で顧客データの送受信を行なうようにし、磁気カードからの顧客コードの読取作業を不要にすることが記載されている。
【０００３】
特開平１０−７３４４０号公報には、ガソリンスタンド等のエネルギ供給所にコンピュータを設け、このコンピュータと車両のコンピュータとをケーブルで接続し、車両側からＩＤコードデータを供給所側に送信し、登録されたＩＤコードデータであれば、供給所側から車両側へ提供可能な情報メニューを送信し、車両側で指定された情報を車両側に与えること、複数の供給所を通信回線で接続してネットワークを形成し、他の供給所から情報を入手して当該車両に提供することが記載されている。
【０００４】
しかし、上記公報のいずれにも車両にエネルギを供給する具体的な方法については記載されていない。すなわち、従来、ガソリン等のエネルギの車両への供給サービスは、車両の乗員が店員に供給を受けるエネルギの種類、量、対価の支払い方法等を口頭で伝え、それに基づいて店員が車両にエネルギを供給して代金を精算し、乗員がその支払いを行なう、というのが一般的である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、エネルギ供給サービスを受けるための乗員と店員との口頭でのやりとりは煩雑なものになるとともに、迅速なエネルギ供給サービスを受ける上での支障となる。また、そのサービス内容に関してドライバと店員との間で錯誤があってトラブルを生ずることがある。
【０００６】
本発明の課題は、このような問題を解決することにある。
【０００７】
また、本発明の課題は、車両がその車両に応じた適切なエネルギ供給サービスを受けることができるようにすることにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明は、エネルギ供給サービスの要求及び提供という極めて人的な行為に、電気的又は電磁気的な通信手段を用いてエネルギ供給に関する情報の接受を行なう情報伝達手段を導入し、上記課題の解決を図ったものである。
【０００９】
すなわち、請求項１に係る発明は、自車が供給を受けるべきエネルギの量を自車のエネルギ残量に基づいて自動設定するエネルギ量設定手段と、自車のエネルギに関する情報を送信する送信手段とを有する車両と、
上記情報を受信する受信手段を有し、該情報に基づいて当該車両へのエネルギ供給サービスを行なうサービス施設とを備え、
上記情報として、自車が供給を受けるべきエネルギの量と、対価の支払い方法とを含むことを特徴とする車両へのエネルギ供給システムである。
【００１０】
この発明によれば、自車が供給を受けるべきエネルギの量と対価の支払い方法とについての情報をサービス施設に対して電気的又は電磁気的な信号に変えて伝えるようにしたから、情報の伝達が正確になるとともに、車両の乗員とサービス施設の店員との間での口頭でのやりとりを少なくすることができ、又は口頭でのやりとりをなくすことが可能になるとともに、エネルギ供給量及び対価の支払いに関する間違いをなくす上で有利になり、また、乗員と店員との間のやりとりの煩わしさが解消されるとともに、迅速なサービス提供を図る上でも有利になる。
【００１１】
しかも、自車が供給を受けるべきエネルギの量を自車のエネルギ残量に基づいて自動設定するから、自車が所定のエネルギ保有量となるようにエネルギ供給を受けようとするとき、例えば満タンにしようとするとき、或いは車両の重量増及びそれに伴う燃費悪化防止の観点から満タンよりも少ない量にしようとするとき、サービス施設からのエネルギ供給量に過不足を生ずることが避けられる。
【００１２】
上記対価の支払い方法としては、現金、クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード、回数券、金券、金融機関の口座引き落とし等がある。
【００１３】
請求項２に係る発明は、請求項１に記載されている車両へのエネルギ供給システムにおいて、
上記情報として、さらに自車を他車から識別する車両識別情報を含むことを特徴とする。
【００１４】
従って、サービス施設側は車両識別情報によって顧客ないしは車両の種類等を特定し、顧客に応じた或いは当該車両に応じた適切なエネルギ供給サービスを提供することができるようになる。
【００１５】
車両識別は、サービス施設側が車両に付与するＩＤ（識別番号等）や、車両の登録番号（ナンバープレートの番号）、車体番号などによって行なうことができる。
【００１６】
請求項３に係る発明は、請求項２に記載されている車両へのエネルギ供給システムにおいて、
上記サービス施設が複数設けられ、各サービス施設は端末装置を備え、
上記複数のサービス施設の端末装置と通信回線によって結ばれ、各サービス施設でエネルギ供給サービスを受ける車両のエネルギに関する情報を各サービス施設の端末装置から受けて蓄積し、各サービス施設の端末装置からの車両識別情報に基づく照会に応じて当該車両のエネルギに関する情報を送信する中央管理装置を備えていることを特徴とする。
【００１７】
従って、車両が上記複数のサービス施設のいずれでエネルギ供給サービスを受ける場合でも、当該サービス施設は当該車両のエネルギに関する情報を中央管理装置から入手することができるため、当該車両に応じた適切なエネルギ供給サービスを提供する上で有利になる。
【００１８】
請求項４に係る発明は、請求項３に記載されている車両へのエネルギ供給システムにおいて、
上記サービス施設は、上記中央管理装置から送信された車両のエネルギに関する情報を当該車両に伝達する伝達手段を備えていることを特徴とする。
【００１９】
従って、車両の乗員は、サービス施設でエネルギ供給サービスを受ける際、他のサービス施設で受けたサービス内容など自車のエネルギに関する情報を得ることができるため、その情報を当該サービス施設で受けるべきサービス内容の決定の参考にするなど利便性が良くなる。
【００２０】
上記情報の車両への伝達は、サービス施設に電光掲示板、コンピュータの店頭ディスプレイ等の掲示手段を設けて情報を外部表示する、サービス施設のコンピュータからから車両のコンピュータに情報を送信してそのディスプレイに表示させる等の方法によって行なうことができる。
【００２１】
請求項５に係る発明は、請求項１乃至請求項４のいずれか一に記載されている車両へのエネルギ供給システムにおいて、
上記情報として、さらに自車が供給を受けるべきエネルギの供給方法を含むことを特徴とする。
【００２２】
すなわち、サービス施設での車両へのエネルギ供給方法としては、店員がエネルギ供給手段を操作して車両にエネルギを供給する所謂フルサービス、車両乗員自らエネルギ供給手段を操作してエネルギを入手するセルフサービス、サービス施設にエネルギ供給ロボットを設けておいて該ロボットにエネルギ供給を行なわせるフルオートサービス等が考えられる。
【００２３】
本発明によれば、これらのエネルギ供給方法も自車のエネルギに関する情報とするから、車両側から希望するエネルギ供給方法をサービス施設側へ確実に伝えてトラブルなくエネルギ供給サービスを受ける上で有利になる。
【００２４】
請求項６に係る発明は、請求項１乃至請求項５のいずれか一に記載されている車両へのエネルギ供給システムにおいて、
上記情報として、さらに自車が供給を受けるべきエネルギの種類を含むことを特徴とする。
【００２５】
エネルギの種類は、車両の種類に応じてガソリン、軽油、ＬＰＧ、ＬＮＧ、ＣＮＧ、水素、電気など様々であり、また、各種のエネルギの中でも例えばガソリンではオクタン価やセタン価の違いで種類が異なり、他のエネルギでも純度による種別がある。
【００２６】
本発明によれば、このようなエネルギの種類も自車のエネルギに関する情報とするから、車両側から希望するエネルギの種類をサービス施設側へ確実に伝えてトラブルなくエネルギ供給サービスを受ける上で有利になる。
【００２７】
【発明の効果】
請求項１に係る発明によれば、自車が供給を受けるべきエネルギの量を自車のエネルギ残量に基づいて自動設定するエネルギ量設定手段を備え、自車のエネルギに関する情報として、自車が供給を受けるべきエネルギの量、並びに対価の支払い方法をサービス施設に対して電気的又は電磁気的に送信して伝えるようにしたから、エネルギ供給量及び対価の支払いに関する間違いをなくす上で有利になり、また、乗員と店員との間のやりとりの煩わしさが解消されるとともに、迅速なサービス提供を図る上でも有利になり、しかも、自車が所定のエネルギ保有量となるようにエネルギ供給を受けようとするとき、サービス施設からのエネルギ供給量に過不足を生ずることが避けられる。
【００２８】
請求項２に係る発明によれば、上記情報として、さらに自車を他車から識別する車両識別情報を含むから、サービス施設側は顧客に応じた或いは当該車両に応じた適切なエネルギ供給サービスを提供することができるようになる。
【００２９】
請求項３に係る発明によれば、複数のサービス施設の端末装置と中央管理装置とを通信回線によって結び、車両のエネルギに関する情報を各サービス施設から提供によって中央管理装置で管理し、必要に応じてその情報を各サービス施設に提供できるようにしたから、車両が上記複数のサービス施設のいずれでエネルギ供給サービスを受ける場合でも、自車に応じた適切なエネルギ供給サービスを受けることができるようになる。
【００３０】
請求項４に係る発明によれば、上記サービス施設は、上記中央管理装置から提供された車両のエネルギに関する情報を当該車両に伝達する伝達手段を備えているから、車両の乗員は、現にエネルギ供給を受けようとするサービス施設又は他のサービス施設において過去に受けたエネルギ供給サービス等の情報を得て、当該サービス施設で受けるべきサービス内容の決定の参考にするなど利便性が良くなる。
【００３１】
請求項５に係る発明によれば、上記情報として、さらに自車が供給を受けるべきエネルギの供給方法を含むから、車両側から希望するエネルギ供給方法をサービス施設側へ確実に伝えてトラブルなくエネルギ供給サービスを受ける上で有利になる。
【００３２】
請求項６に係る発明によれば、上記情報として、さらに自車が供給を受けるべきエネルギの種類を含むから、車両側から希望するエネルギの種類をサービス施設側へ確実に伝えることができ、トラブルなくエネルギ供給サービスを受ける上で有利になる。
【００３３】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【００３４】
＜概略説明＞
図１において、１は自車のエネルギに関する情報処理を行なう情報処理装置（コンピュータ）を備えた車両、２は車両にガソリン、その他のエネルギの供給サービスを提供するサービス施設である。サービス施設２は、マイクロコンピュータを備えた端末装置を備え、複数のサービス施設２の各端末装置は車両のエネルギに関する情報を管理する中央管理装置（中央サーバ）３に通信回線によって結ばれている（ネットワークを構成している）。この場合、車両１の情報処理装置は送信手段を構成し、サービス施設２の端末装置は受信手段を構成する。
【００３５】
車両１がサービス施設２でエネルギ供給サービスを受ける場合の処理の流れは概略次のようになる。
(1) 車両１の乗員は、情報処理装置からインターネットメール等によりサービス施設２に車両ＩＤ（車両識別情報）を送信する。
(2) サービス施設２は、端末装置により車両ＩＤに基づいて中央管理装置３に当該車両のエネルギに関する情報を照会する。
(3) 中央管理装置３は、上記照会に基づいて当該車両のエネルギに関する情報をサービス施設２の端末装置に送信する。
(4) サービス施設２は、受信した当該車両のエネルギに関する情報を端末装置から情報処理装置への送信又は電光掲示板等による掲示によって車両１の乗員に伝達する。
(5) 車両１の乗員は、エネルギ補給要求の情報、すなわち、自車が求めるエネルギ供給サービスの内容（エネルギ量、対価の支払い方法等の情報）を情報処理装置によってサービス施設２に送信する。
(6) サービス施設２の店員は、要求されたサービス内容に基づいて車両１にエネルギの供給サービスを行なう。
(7) サービス施設２の店員は、車両１に行なったエネルギ供給に関する情報を端末装置によって中央管理装置３へ送信する（中央管理装置３は当該情報を蓄積し管理する。）。
(8) サービス施設２の店員は、車両１側から提供された対価支払い方法に基づいて車両１の乗員に支払い要求をする。
(9) 車両１の乗員は、当該方法に基づく対価の支払いをする。
(10)サービス施設２の店員は、当該支払いに関する情報を端末装置から中央管理装置３へ送信する。
【００３６】
以下、参考形態（本発明の実施形態の理解のためのものであって、本発明の実施形態ではない）及び本発明の実施形態について詳細に説明する。
【００３７】
＜参考形態１＞
図２に示すように、車両１の情報処理装置１０は、ＶＩＣＳ（道路交通情報通信システム）対応のカーナビゲーションシステムが組み込まれてなるものであり、各種信号の処理を行なうＣＰＵ１１に、各種情報を表示するディスプレイ１２、乗員がディスプレイ１２に表示されたメニューの選択、地図上の目的地の指定等を行なうための外部入力手段１３、制御プログラム、地図情報等を記憶したＲＯＭ１４、各種の情報を書き込み記憶させる情報記憶手段（ＲＡＭ）１５、サービス施設２の端末装置との間の送受信及びＶＩＣＳ情報の受信を行なうためのデータステーション１６、ＧＰＳ（グローバルポジショニングシステム）を構成する衛星からの信号を受信するＧＰＳアンテナ１７，車輪速センサ、方位センサ等の車載センサ１８、並びにエネルギタンクのエネルギ残量検出手段１９が接続されている。
【００３８】
ディスプレイ１２、外部入力手段１３、ＲＯＭ１４、データステーション１６、ＧＰＳアンテナ１７及び車載センサ１８はＣＰＵ１１と共にＶＩＣＳ対応のカーナビゲーションシステムを構成している。
【００３９】
上記情報記憶手段１５には、複数のサービス施設２の各々について、その施設で提供を受けるサービス内容（エネルギに関する情報）を予め記憶させておくものである。すなわち、そのサービス内容としては、当該施設で補給を要求するエネルギの種類及びその量、エネルギの補給方法（フルサービスか、セルフサービスか、フルオートサービスか）、並びに対価の支払い方法（現金か、クレジットカードか、口座引き落としか等）等がある。カーナビゲーションシステムは、車両１がサービス施設２に到着したとき、車両１の現在地に基づいてそのサービス施設２が複数のサービス施設２のうちのいずれかを特定するために用いる。もちろん、当該サービス施設２を乗員が自己の記憶に基づいて特定できるときは、現在地測位手段１７を用いる必要はない。
【００４０】
車両１の情報処理装置１０は、メニュー方式を採用しており、外部入力手段１３の操作によってエネルギ情報の項目を有するメニュー画面をディスプレイ１２に表示し、エネルギ情報を選択すると、複数のサービス施設２を列挙したメニュー画面に切り替わり、一のサービス施設２を選択すると、車両ＩＤ送信項目とサービス内容送信項目とを有するメニュー画面に切り替わるようになっている。
【００４１】
車両ＩＤ送信項目を選択すると、当該サービス施設２の末端装置２０と通信回線が結ばれて、自車の車両ＩＤがその端末装置２０に対して送信されるようになっている。一方、サービス内容送信項目を選択すると、図３右上に示すようにそのサービス施設２で提供を受けるべき予め記憶されたサービス内容（エネルギに関する情報）が当該車両１のＩＤと共に当該サービス施設２の端末装置２０に送信されるようになっている。
【００４２】
サービス施設２の端末装置２０は、各種信号の処理を行なうＣＰＵ２１に、各種情報を表示するディスプレイ２２、外部入力手段２３、制御プログラムを記憶したＲＯＭ２４、各種情報を一時的に書き込み記憶させるＲＡＭ２５、並びに車両１の情報処理装置１０及び中央管理装置３との間で信号の送受信を行なうためのデータステーション２６を接続してなる。
【００４３】
この端末装置２０では、車両１から送信された車両ＩＤをデータステーション２６で受信すると、そのディスプレイ２２にエネルギ情報照会画面が表示され、外部入力手段２３によって照会指示を与えると、中央管理装置３と接続されて、図３左下に示すように、そのＩＤ及び当該サービス施設２の店番号が中央管理装置３へ送信されるようになっている。また、図３右下に示すように、中央管理装置３から照会したエネルギ情報（当該車両１に対する前回のエネルギ供給点等のサービス内容）が送信されると、それがディスプレイ２２に表示され、外部入力手段２３によって車両１への送信指示を与えると、図３中央左下に示すように、当該車両１に前回の取引情報が送信されて、当該車両１の情報処理装置１０のディスプレイ１２に表示されるようになっている。
【００４４】
また、サービス施設２の端末装置２０では、車両１が要求するサービス内容を受信したとき、外部入力手段２３で車両１への確認送信指示を与えると、そのサービス内容が車両１の乗員の確認のために情報処理装置１０に送信され、図３中央左上に示すように、そのディスプレイ１２に「お客様のご注文」として表示されるようになっている。
【００４５】
また、サービス施設２の端末装置２０では、当該車両１に対するエネルギ供給サービスの提供が済むと、店員が外部入力手段２３の操作によって精算し、図４中央左に示すように、その金額及び支払い方法を車両１の情報処理装置１０に送信し、その内容をディスプレイ１２に表示させるようになっている。さらに、車両１の乗員から対価の支払いを受け、又は対価及びその支払い方法について了承信号を得たときは、店員が外部入力手段２３の操作によって、図４右下に示すように、提供したサービス内容及び対価の支払い方法等の情報を中央管理装置３に送信するようになっている。
【００４６】
中央管理装置３は、各種信号の処理を行なうＣＰＵ３１に、制御プログラムを記憶したＲＯＭ３４、情報データベース３５、並びに各サービス施設２の端末装置２０との間で信号の送受信を行なうためのデータステーション３６を接続してなる。この中央管理装置３では、各サービス施設２の端末装置２０から送られる車両のエネルギ情報を情報データベース３５に整理して記憶する一方、その端末装置２０に対して車両ＩＤに基づく照会に応じて、必要な情報を送信するようになっている。
【００４７】
図５〜図７は、それぞれ車両１の情報処理装置１０、サービス施設２の端末装置２０及び中央管理装置３におけるエネルギ供給サービスに関する処理の流れを示す。
【００４８】
まず、車両１の情報処理装置１０では、図５に示すように、スタート後のステップＡ１でＧＰＳ等により車両１がエネルギ供給サービスを受けようとする店（サービス施設２）を特定し、続くステップＡ２においてその店の端末装置２０に自車の車両ＩＤを送信する。続くステップＡ３においてその店の端末装置２０から自車の前回補給時のエネルギに関する情報（図３中央左下の情報）を受信すると、その内容の確認の後、ステップＡ４に進んで当該店に対応させて予め記憶させておいたエネルギ補給要求情報（図３右上の情報）を当該店の端末装置２０に送信する。その際、前回のエネルギ補給情報を参考にして、或いは他の必要に応じて当該エネルギ補給要求情報を部分的に変更するようにしてもよい。
【００４９】
次に、エネルギ供給サービスを受けた後、ステップＡ５において店の端末装置２０から対価の支払いに関する情報（図４中央左の情報）を受信すると、その内容の確認の後、ステップＡ６に進んで支払い信号（口座引き落とし了解信号）を当該店の端末装置２０に送信する。
【００５０】
一方、サービス施設２の端末装置２０では、図６に示すように、スタート後のステップＢ１で車両側から車両ＩＤ信号を受信すると、ステップＢ２に進んでその車両ＩＤ店番号と共にを中央管理装置３へ当該車両のエネルギに関する情報の照会のために送信する。続くステップＢ３において中央管理装置３から照会された情報を受信すると、ステップＢ４に進んでその情報を当該車両１の情報処理装置１０に送信する。なお、当該情報は車両側へ送信することなく、そのサービス施設２の電光掲示板等により車両１の乗員にわかるように外部表示するようにしてもよい。
【００５１】
続くステップＢ５において、車両側からエネルギの補給要求情報（図３の右上の情報）を受信すると、ステップＢ６に進んでその内容を当該車両１の情報処理装置１０へその乗員の確認のために送信し又は電光掲示板等により外部表示する。エネルギ供給サービスの提供後、続くステップＢ７において対価の支払い要求信号を車両１の情報処理装置１０に送信し又は電光掲示板等により外部表示し、続くステップＢ８において車両１側から支払い信号を受信すると、ステップＢ９に進んで中央管理装置３へ当該車両１に対するエネルギ供給情報（図４右下の情報）を送信する。
【００５２】
また、中央管理装置３では、図７に示すように、スタート後のステップＣ１でサービス施設２から車両ＩＤを受信すると、ステップＣ２に進んで当該車両１の前回のエネルギ供給に関する情報をサービス施設２の端末装置２０に送信する。続くステップＣ３においてサービス施設２の端末装置２０から当該車両１に対するエネルギ供給情報（図４右下の情報）を受信すると、その情報を情報データベース３５に蓄積する。
【００５３】
従って、上記参考形態の場合、自車のエネルギに関する情報として、自車が供給を受けるべきエネルギの種類、量、供給方法、並びに対価の支払い方法をサービス施設１に送信して伝えるようにしたから、その情報の伝達が確実且つ正確になり、トラブルの回避に有利になる。また、乗員と店員との間のやりとりの煩わしさが解消されるとともに、迅速なサービス提供に有利になる。
【００５４】
また、サービス施設２を指定すると、予め記憶させておいた自車へのエネルギ供給に関する情報が当該サービス施設２に与えられるため、車両１の乗員はエネルギ補給の度毎に受けるべきサービス内容を設定する煩わしさがなくなるとともに、そのサービス施設独自の有利なサービスを受ける上でも有利になる。すなわち、例えば、そのサービス施設２が所定量以上のエネルギを供給するときには対価の割引をするサービスを行なっているときは、所定量以上のエネルギ供給を受けるようにし、セルフサービスのときに割引があれば、セルフサービスによる供給方法を選択するようにする、という類である。
【００５５】
なお、当該サービス施設２が例えば月曜日に割引をするときは、車両１の情報記憶手段１５に対して、そのサービス施設２と月曜日とをキーワードにして、エネルギ補給量を多くなるような（例えば満タンになるような）サービス内容に設定して記憶させておく、というように、サービスを受ける場所だけでなく、日や時刻と組み合わせて受けるべきサービス内容を設定することができる。もちろん、日のみ又は時刻のみにより、サービスを受ける内容を適宜設定するようにしてもよい。
【００５６】
また、車両１側からサービス施設２側へ、自車を特定するめたの車両識別情報（ＩＤ）を与えるようにしているから、サービス施設側は顧客に応じた或いは当該車両に応じた適切なエネルギ供給サービスを提供することができる。さらに、その車両ＩＤに基づいて当該車両１に対する過去のエネルギ供給情報を中央管理装置３から入手して当該車両１側に与えるようにしたから、乗員はその情報をエネルギ補給の参考にして、エネルギ補給要求情報を補正することができる。
【００５７】
＜参考形態２＞
本参考形態は車両１での処理の流れが参考形態１と相違し、他は参考形態１と基本的には同じである。
【００５８】
すなわち、車両１の情報処理装置１０は、基本的には参考形態１と同じであるが、自車が供給を受けるべきエネルギ補給量を設定するエネルギ量設定手段を備えていて、メニュー選択画面において一のサービス施設を選択すると、エネルギ補給量を除く他の情報がそのエネルギ施設に対応して設定されるようになっている。サービス施設１の端末装置２０から前回のエネルギ補給情報を受信すると、エネルギ補給量を指定する画面がディスプレイ１２に表示され、該エネルギ補給量をマニュアル設定するようになっている。そうして、送信指令を与えると、そのエネルギ補給量が他のエネルギ情報と共にサービス施設２の端末装置２０に送信されるようになっている。
【００５９】
以下、車両１の情報処理装置１０における処理の流れを説明する。
【００６０】
図８に示すように、スタート後のステップＡ１において、ＧＰＳ等で特定したサービス施設２の端末装置２０に車両ＩＤを送信し、ステップＡ２において中央管理装置３から当該サービス施設２を介して送信される自車の前回のエネルギ補給情報を受信した後、続くステップＡ３では車両１の情報処理装置１０のディスプレイ１２にエネルギ補給量を指定する画面を表示するようにしている。続くステップＡ４において乗員による外部入力手段１３を用いたエネルギ補給量の指定があると、ステップＡ５に進んでその指定されたエネルギ補給量が他のエネルギ補給要求情報と共にサービス施設２の端末装置２０に送信される。続くステップＡ６及びＡ７は参考形態１のステップＡ５及びＡ６と同じである。
【００６１】
従って、本参考形態の場合は、前回のエネルギ補給情報を得てエネルギ補給量を設定するようにしたから、自車のエネルギ状態、自己の経済上の都合、その他の必要に応じて適切なエンジン補給量を設定することができる。
【００６２】
＜実施形態＞
本実施形態は、車両１の情報処理装置１０が、自車のエネルギ残量から必要なエネルギ補給量を設定するエネルギ量設定手段を備えたものであり、また、サービス施設２が車両１に対してその燃費等の情報を提供できるようにしたものである。以下、参考形態１と異なる点を中心に説明する。
【００６３】
すなわち、車両１の情報処理装置１０は、ディスプレイ１２のメニュー画面で車両ＩＤ送信項目を選択すると、自車の車両ＩＤだけでなく、車輪速センサにより得られる現在までの走行距離をサービス施設２の端末装置２０に送信するようになっている。また、情報処理装置１０は、エネルギ残量検出手段１９で検出されるエネルギタンクのエネルギ残量と該エネルギタンクのエネルギ貯蔵予定量（又はエネルギ貯蔵可能量）とに基づいて補給可能なエネルギ量を求めるエネルギ補給量演算手段を備えている。
【００６４】
一方、サービス施設２の端末装置２０は、車両１の情報処理装置１０から、図９右上に示すように、車両ＩＤと共に現在までの走行距離を受信すると、図９右下に示すように当該車両ＩＤ及び当該サービス施設１の店番号の他、走行距離を中央管理装置３に送信するようになっている。
【００６５】
中央管理装置３は、サービス施設２からの送信情報に基づいて車両１の他のエネルギに関する情報と共に上記走行距離を記憶するとともに、前回の補給時から今回の補給時までの走行距離と、その間に消費されたエネルギ量とに基づいて今回の燃費（前回の補給時から今回の補給時までの燃費）を演算して記憶するようになっている。なお、本実施形態ではエネルギ補給の際は常に所定のエネルギ量（例えば満タン）になるように補給を行なうから、前回の補給時から今回の補給時までの間に消費されたエネルギ量は、即ち今回のエネルギ補給量に一致する。
【００６６】
そうして、中央処理装置３は、サービス施設２の端末装置２０による車両ＩＤ及び走行距離に基づく照会に応じて、図９中央左下に示すように、前回供給時の走行距離、前回供給時の燃費及び今回供給時の燃費を他のエネルギ情報と共に当該サービス施設２に与えるようになっている。一方、サービス施設２の端末装置２０は、中央管理装置３への照会によって得られた当該情報（図９中央左上に示す情報）を車両１の情報処理装置１０に送信するようになっている。
【００６７】
図１０に示すように車両１側からサービス施設２側へエネルギの要求情報の送信があったときに、当該サービス施設２側がその情報に応じて確認のために当該車両１側へその内容（お客様のご注文）を送信する点、並びに車両１へのエネルギ供給後、支払い要求を車両１側へ与え、その支払い後に中央管理装置３へエネルギ供給情報を送信する点（図４参照）は、参考形態１と同じである。
【００６８】
図１１〜図１３に車両１の情報処理装置１０、サービス施設２の端末装置２０及び中央管理装置３におけるエネルギ供給サービスに関する処理の流れを示す。
【００６９】
まず、車両１の情報処理装置１０では、図１１に示すように、スタート後のステップＡ１でサービス施設２の端末装置２０に車両ＩＤ及び現在の走行距離を送信した後、続くステップＡ２で自車のエネルギタンクのエネルギ貯蔵可能量から現在のエネルギ残量を差し引いたエネルギ量を補給要求エネルギ量として設定する。続くステップＡ３でサービス施設２の端末装置２０から自車の前回補給時のエネルギに関する情報（図９中央左下の情報）を受信すると、その内容の確認の後、ステップＡ４に進んで上記補給要求エネルギ量を他のエネルギ補給要求情報と共にサービス施設２の端末装置２０に送信する。続くステップＡ５及びＡ６は参考形態１のステップＡ５及びＡ６と同じである。
【００７０】
一方、サービス施設２の端末装置２０では、図１２に示すように、スタート後のステップＢ１で車両１側から車両ＩＤ及び走行距離を受信すると、ステップＢ２に進んでその車両ＩＤ及び走行距離を店番号と共に中央管理装置３に送信する。続くステップＢ３において中央管理装置３から前回供給時の走行距離、前回供給時の燃費及び今回供給時の燃費を含む当該車両１のエネルギ情報（図９中央左上の情報）を受信すると、ステップＢ４に進んで当該情報を車両１側へ送信又は外部表示する。ステップＢ５〜Ｂ９は参考形態１のステップＢ５〜Ｂ９と同じである。
【００７１】
中央管理装置３では、図１３に示すように、サービス施設の端末装置２０から当該車両１の車両ＩＤ及び走行距離を受信すると、今回供給時の燃費を演算し、それを前回供給時の走行距離、燃費、その他のエネルギ情報と共にサービス施設２の端末装置２０に送信する。続くステップＣ３においてサービス施設２の端末装置２０から当該車両１に対するエネルギ供給情報を受信すると、その情報を情報データベース３５に蓄積する。
【００７２】
従って、本実施形態の場合は、自車が供給を受けるべきエネルギの量を自車のエネルギ残量に基づいて設定するようにしているから、エネルギ補給量に過不足を生ずることが避けられる。また、今回のエネルギ補給量が前回補給時から今回補給時までのエネルギ消費量であることを利用して燃費を求め、それを車両１の乗員に伝達するようにしているから、乗員はエネルギ補給の際に燃費から自車のの調子ないしは自己の運転状態を省みることができる。
【００７３】
＜参考形態３＞
本参考形態は、車両１がその走行目的地に応じて適切なエネルギ補給量を設定するエネルギ量設定手段を備えている。以下、参考形態１と異なる点を中心に説明する。
【００７４】
すなわち、車両１の情報処理装置１０では、メニュー選択画面においてエネルギ供給サービスを受けようとする一のサービス施設２を選択すると、エネルギ補給量を除く他の情報がそのエネルギ施設に対応して設定されるようになっている。また、サービス施設１の端末装置２０から前回のエネルギ補給情報を受信すると、目的地を指定する画面がディスプレイ１２に表示され、外部入力手段１３により地図上で若しくは所番地で目的地を指定すると、エネルギ補給量演算手段により必要なエネルギ補給量が演算されるようになっている。その演算結果の確認後、送信指令を与えると、そのエネルギ補給量が他のエネルギ情報と共にサービス施設２の端末装置２０に送信されるようになっている。
【００７５】
エネルギ補給量演算手段について説明すると、このエネルギ補給量は、現在地から目的地までの距離と当該車両の平均燃費とに基づいて求められる必要エネルギ量と、目的地までの道路状態ないしは交通状態に応じて求められるエネルギ補正量との和として求められる。本参考形態のエネルギ補正量としては、現在地から目的地までに上り坂区間が存するときに求められる上り坂補正量と、現在地から目的地までに渋滞区間が存するときに求められる渋滞補正量とがある。
【００７６】
上り坂補正量は、上り坂区間の走行により平坦地走行に比べて余分に消費するエネルギ量であり、その上り坂の長さ、上り坂の程度に応じて求められる。この上り坂区間の有無、長さ、上り坂の程度はカーナビゲーションシステムの地図情報に基づいて求められる。渋滞補正量は、渋滞区間の走行により余分に消費するエネルギ量であり、その渋滞区間の長さ、渋滞の程度に応じて求められる。この渋滞区間の有無、長さ、渋滞の程度はＶＩＣＳ情報に基づいて求められる。
【００７７】
以下、車両１の情報処理装置１０における処理の流れを説明する。
【００７８】
図１４に示すように、スタート後のステップＡ１において、ＧＰＳ等で特定したサービス施設２の端末装置２０に車両ＩＤを送信する。続くステップＡ２において中央管理装置３から当該サービス施設２を介して送信される自車の前回のエネルギ補給情報を受信すると、ステップＡ３に進んでカーナビゲーションシステムの地図情報に基づいて目的地までに上り坂があるか否かを判定する。
【００７９】
上り坂が存在する場合はステップＡ４に進み、目的地までの距離から算出した必要エネルギ量に、上り坂区間で平坦地より余分に消費する量を加えたものをエネルギ補給要求量として求める。上り坂が存在しない場合にはステップＡ５に進み、ＶＩＣＳ情報に基づいて目的地までに渋滞箇所があるか否かを判定する。渋滞箇所が存在する場合はステップＡ６に進み、目的地までの距離から算出した必要エネルギ量に、渋滞区間で余分に消費する量を加えたものをエネルギ補給要求量として求める。渋滞箇所が存在しない場合はステップＡ７に進み、目的地までの距離から算出した必要エネルギ量をエネルギ補給要求量とする。
【００８０】
続くステップＡ８において上記エネルギ補給要求量を他のエネルギ補給要求情報と共にサービス施設２の端末装置２０に送信する。続くステップＡ９及びＡ１０は参考形態１のステップＡ５及びＡ６と同じである。
【００８１】
なお、ステップＡ４で必要エネルギ量の上り坂補正を行なった後、渋滞箇所の有無を判定し、渋滞箇所が存する場合にはさらに渋滞補正量を加算するようにしてもよい。
【００８２】
従って、本参考形態の場合は、目的地に到達するに必要なエネルギが補給されることになる。特に、目的地までの道路の状態（上り坂の有無）や交通状態（渋滞の有無）を考慮してエネルギ補給要求量を設定するようにしたから、必要エネルギを過不足なく補給することができ、エネルギ補給量が過剰になって燃費が悪化したり、エネルギ補給量が不足して目的地への到達に支障を来すことがなくなる。
【００８３】
＜参考形態４＞
本参考形態は、図１５〜図１９に示すように中央管理装置がなく、車両１とサービス施設２との間でエネルギ供給サービス提供のための処理を行なうものであり、また、車両１は現在地から次のエネルギ補給可能地点までの走行に必要なエネルギ量を設定するエネルギ量設定手段を備えている。以下、参考形態１と異なる点を中心に説明する。
【００８４】
すなわち、車両１の情報処理装置１０では、自宅周辺（例えば半径５０ｋｍの圏内）の利用頻度の高い一以上のサービス施設２を情報記憶手段１５に記憶しておくものである。メニュー選択画面においてエネルギ供給サービスを受けようとする一のサービス施設２を選択すると、エネルギ補給量を除く他の情報がそのエネルギ施設に対応して設定されるとともに、カーナビゲーションシステムの地図情報に基づいて、現在地から自宅までの距離が算出される。
【００８５】
メニュー画面で目的地（例えば自宅）を指定すると、現在地から自宅までの距離が所定距離（例えば５０ｋｍ）を越えるときは、目的地への経路上の最も近くにある次のエネルギ補給地点（サービス施設）が地図情報の検索により求められ、現在地から自宅までの距離が所定距離以下であるときは予め記憶された利用頻度の高いサービス施設２の中から次のエネルギ補給地点（サービス施設）が検索されて求められる。
【００８６】
検索された次のエネルギ補給地点を指定すると、現在地から当該補給地点までの距離と当該車両の平均燃費に基づいて当該補給地点まで走行するに必要なエネルギ補給量が算出され、その算出結果の確認後、送信指令を与えると、そのエネルギ補給量が他のエネルギ情報と共に現在地のサービス施設２の情報処理装置に送信されるようになっている。
【００８７】
サービス施設２の情報処理装置は、ＣＰＵに、ディスプレイ、外部入力手段、制御プログラムを記憶したＲＯＭ、当該施設を利用する車両１のエネルギ情報を整理して記憶する情報データベースとなるＲＡＭ、データステーションを接続してなり、車両ＩＤに基づいて当該エネルギ情報を出力できるようになっている点、中央管理装置との接続がない点を除いて、参考形態１の端末装置２０と同じである。
【００８８】
従って、図１５に示すように、車両１の情報処理装置１０からサービス施設２の情報処理装置に車両ＩＤが送信されると、そのＩＤに基づいて当該車両１の前回の取引情報が当該車両１に送信される。図１６に示すように、車両１の情報処理装置１０によって上述の次のエネルギ補給地点へ走行するに必要なエネルギ補給量が求められて他のエネルギ情報と共にサービス施設２に送信されると、その送信された情報が確認のために「お客様のご注文」として当該車両１に送信される。図１７に示すように、上記エネルギ情報に基づいてサービス施設２から車両１にエネルギ供給サービスが提供されると、サービス施設２の情報処理装置から車両１に対価の支払いに関する情報が送信され、その支払いが済むと、今回のエネルギ提供サービスに関する情報が当該サービス施設２の情報処理装置の情報データベースに記憶されることになる。
【００８９】
図１８は車両１の情報処理装置１０での処理の流れを示すものである。スタート後のステップＡ１において、ＧＰＳ等で特定したサービス施設２の情報処理装置に車両ＩＤを送信する。続くステップＡ２において当該サービス施設２から自車の前回のエネルギ補給情報を受信すると、ステップＡ３に進んでカーナビゲーション情報に基づいて現在地から自宅への距離が算出され、その距離が所定距離を越えるか否かが判定される。所定距離を越える場合はステップＡ４に進み、現在地は当該車両１の乗員の土地勘の無い場所と判断され、地図上の最も近くにあある次のエネルギ補給地点が求められる。一方、所定距離以下である場合はステップＡ５に進み、現在地は自宅周辺と判断され、予め記憶されたデータに基づいて次のエネルギ補給地点が求められる。
【００９０】
続くステップＡ６において、現在地から次のエネルギ補給地点へ到達するに必要なエネルギ補給量が求められ、続くステップＡ７でそのエネルギ補給量と共に他のエネルギ情報が当該サービス施設２に送信される。続くステップＡ８及びＡ９は参考形態１のステップＡ５及びＡ６と同じである。
【００９１】
一方、サービス施設２の情報処理装置では、図１９に示すように、スタート後のステップＢ１で車両１から車両ＩＤ信号を受信すると、ステップＢ２に進んでその車両ＩＤに基づいて当該車両のエネルギに関する情報を検索しその情報を当該車両１に送信又は外部表示する。続くステップＢ３において、車両側からエネルギの補給要求情報を受信すると、ステップＢ４に進んでその内容を当該車両１へ確認のために送信又は外部表示する。エネルギ供給サービスの提供後、続くステップＢ５において対価の支払い要求信号を車両１に送信又は外部表示し、続くステップＢ６において車両１側から支払い信号を受信すると、当該車両１に対するエネルギ供給情報を情報データベースに記憶させる。
【００９２】
従って、本参考形態の場合は、自宅からの距離に応じて次のエネルギ補給地点を検索し、その補給地点まで走行するに必要なエネルギ補給量を求めるようにしたから、現在地が土地勘の無い場所及び自宅周辺のいずれであっても必要なエネルギを補給して次のエネルギ補給地点まで到達することができ、途中でエネルギ不足になることが避けられる。また、自宅周辺にいるときは予め記憶しておいたエネルギ補給地点を選択するようにしたから、例えば行き付けのサービスの良いサービス施設を優先的に利用することができるようになる。本参考形態は、例えば車両重量増に伴う燃費悪化を避けるために、車両のエネルギ積載量を少なくする場合や、電気自動車のように多量のエネルギを積むことができない車両に有利である。
【００９３】
上記各参考形態及び実施形態において、カーナビゲーション装置としては、車載ＣＤ−ＲＯＭや車載ＤＶＤ−ＲＯＭ等の記憶媒体から情報を取り出すものに限らず、地図情報や渋滞その他の交通情報を、インターネット等を利用して車外から取得するものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の参考形態及び実施形態の概略説明図。
【図２】 参考形態１の構成を示すブロック図。
【図３】 同形態の車両とサービス施設と中央管理装置との関係を示す説明図。
【図４】 同形態の車両とサービス施設と中央管理装置との関係を示す他の説明図。
【図５】 同形態の車両の情報処理装置における処理の流れを示すフロー図。
【図６】 同形態のサービス施設の端末装置における処理の流れを示すフロー図。
【図７】 同形態の中央処理装置における処理の流れを示すフロー図。
【図８】 参考形態２の車両の情報処理装置における処理の流れを示すフロー図。
【図９】 実施形態の車両とサービス施設と中央管理装置との関係を示す説明図。
【図１０】 同形態の車両とサービス施設と中央管理装置との関係を示す他の説明図。
【図１１】 同形態の車両の情報処理装置における処理の流れを示すフロー図。
【図１２】 同形態のサービス施設の端末装置における処理の流れを示すフロー図。
【図１３】 同形態の中央処理装置における処理の流れを示すフロー図。
【図１４】 参考形態３の車両の情報処理装置における処理の流れを示すフロー図。
【図１５】 参考形態４の車両とサービス施設との関係を示す説明図。
【図１６】 同形態の車両とサービス施設との関係を示す他の説明図。
【図１７】 同形態の車両とサービス施設との関係を示すさらに他の説明図。
【図１８】 同形態の車両の情報処理装置における処理の流れを示すフロー図。
【図１９】 同形態のサービス施設の端末装置における処理の流れを示すフロー図。
【符号の説明】
１ 車両
２ サービス施設
３ 中央処理装置
１０ 情報処理装置
２０ 端末装置[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
  The present invention relates to an energy supply system for a vehicle.
[0002]
[Prior art]
  Japanese Patent Laid-Open No. 5-108952 discloses that a customer code, which is identification data, is given to a customer at a gas station, and customer management such as deposit processing is performed by this customer code, and non-contact memory attached to a part of a vehicle. It is described that customer data is transmitted and received between a medium and a non-contact type reading device provided in a fueling machine, and a customer code reading operation from a magnetic card is not required.
[0003]
  In JP-A-10-73440, a computer is provided at an energy supply station such as a gas station, the computer and a vehicle computer are connected by a cable, and ID code data is transmitted from the vehicle side to the supply station side for registration. If the ID code data is provided, an information menu that can be provided from the supply station side to the vehicle side is transmitted, information specified on the vehicle side is given to the vehicle side, and a plurality of supply stations are connected via a communication line. It is described that a network is formed, information is obtained from another supply station, and is provided to the vehicle.
[0004]
  However, none of the above publications describes a specific method for supplying energy to the vehicle. In other words, conventionally, the supply service of energy such as gasoline to the vehicle is verbally informed of the type, amount, payment method, etc. of energy that the vehicle occupant is supplied to the store clerk, and the store clerk gives the vehicle energy based on it. It is common for the occupant to pay the money by supplying and paying the fare.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
  However, the verbal exchange between the occupant and the store clerk for receiving the energy supply service becomes complicated and hinders the reception of a quick energy supply service. In addition, there may be a problem due to an error between the driver and the store clerk regarding the service content.
[0006]
  An object of the present invention is to solve such a problem.
[0007]
  Another object of the present invention is to enable a vehicle to receive an appropriate energy supply service according to the vehicle.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
  The present invention introduces information transmission means for receiving and receiving information relating to energy supply using electrical or electromagnetic communication means in the extremely human act of requesting and providing energy supply service, and solving the above problems. It is intended.
[0009]
  That is, the invention according to claim 1Energy amount setting means for automatically setting the amount of energy to be supplied by the own vehicle based on the remaining energy of the own vehicle;Transmission means for transmitting information related to energy of own vehicleAndA vehicle having,
  A receiving facility for receiving the information, and a service facility for providing an energy supply service to the vehicle based on the information;
  An energy supply system for a vehicle characterized in that the information includes an amount of energy to be supplied by the own vehicle and a payment method for the value.
[0010]
  According to the present invention, the information about the amount of energy that the vehicle should be supplied and the payment method of the consideration is transmitted to the service facility by converting the information into an electrical or electromagnetic signal. And the verbal communication between the vehicle occupant and the service facility clerk can be reduced, or the verbal communication can be eliminated, and the energy supply and compensation can be reduced. This is advantageous for eliminating payment-related mistakes, and eliminates the inconvenience of communication between the occupant and the store clerk, and is also advantageous for providing prompt service.
[0011]
In addition, since the amount of energy that should be supplied by the vehicle is automatically set based on the amount of energy remaining in the vehicle, for example, when the vehicle is receiving energy supply so that the vehicle has a predetermined energy holding amount, When trying to make a fuel tank, or when trying to make it less than a full tank from the viewpoint of preventing an increase in the weight of the vehicle and the accompanying fuel consumption deterioration, it is possible to avoid an excess or deficiency in the amount of energy supplied from the service facility.
[0012]
  Examples of the payment method include cash, credit card, debit card, prepaid card, coupon ticket, cash voucher, and bank account withdrawal.
[0013]
  According to a second aspect of the present invention, in the vehicle energy supply system according to the first aspect,
  The information further includes vehicle identification information for identifying the own vehicle from other vehicles.
[0014]
  Accordingly, the service facility side can specify the customer or the type of vehicle by the vehicle identification information, and can provide an appropriate energy supply service according to the customer or according to the vehicle.
[0015]
  The vehicle identification can be performed by an ID (identification number or the like) given to the vehicle by the service facility side, a vehicle registration number (number of the number plate), a vehicle body number, or the like.
[0016]
  The invention according to claim 3 is the energy supply system for the vehicle according to claim 2,
  A plurality of the service facilities are provided, and each service facility includes a terminal device,
  Connected to the terminal devices of the plurality of service facilities through communication lines, receives and stores information on the energy of vehicles receiving energy supply services at each service facility from the terminal devices of each service facility, and from the terminal devices of each service facility. A central management device that transmits information on energy of the vehicle in response to an inquiry based on the vehicle identification information is provided.
[0017]
  Therefore, even when a vehicle receives an energy supply service at any of the plurality of service facilities, the service facility can obtain information on the energy of the vehicle from the central management device. This is advantageous in providing supply services.
[0018]
  The invention according to claim 4 is an energy supply system for a vehicle according to claim 3,
  The service facility includes a transmission unit that transmits information on energy of the vehicle transmitted from the central management device to the vehicle.
[0019]
  Therefore, when a vehicle occupant receives an energy supply service at a service facility, the vehicle occupant can obtain information on the energy of the vehicle such as the service content received at another service facility. Convenience is improved by using it as a reference for determining the contents.
[0020]
  The above information is transmitted to the vehicle by providing posting means such as an electric bulletin board and a computer storefront display at the service facility to display the information externally. The information is transmitted from the service facility computer to the vehicle computer and displayed on the display. It can be performed by a method such as displaying.
[0021]
  According to a fifth aspect of the present invention, in the energy supply system for a vehicle according to any one of the first to fourth aspects,
  The information further includes a method of supplying energy to which the vehicle should be supplied.
[0022]
  That is, as a method of supplying energy to the vehicle at the service facility, a so-called full service in which a store clerk operates the energy supply means to supply energy to the vehicle, or a self-service in which the vehicle occupant himself operates the energy supply means to obtain energy. A full auto service or the like in which an energy supply robot is provided in a service facility and the robot supplies energy can be considered.
[0023]
  According to the present invention, since these energy supply methods are also information on the energy of the own vehicle, it is advantageous in that the energy supply method desired from the vehicle side is reliably transmitted to the service facility side and the energy supply service is received without any trouble. Become.
[0024]
  The invention according to claim 6 is the energy supply system for a vehicle according to any one of claims 1 to 5,
  The information further includes the type of energy that the vehicle should receive.
[0025]
  There are various types of energy, such as gasoline, light oil, LPG, LNG, CNG, hydrogen, and electricity, depending on the type of vehicle. Other types of energy can be classified by purity.
[0026]
  According to the present invention, since such energy type is also information related to the energy of the own vehicle, it is advantageous to receive the energy supply service without any trouble by surely transmitting the desired energy type from the vehicle side to the service facility side. NinaThe
[0027]
【The invention's effect】
  According to the invention of claim 1,An energy amount setting means for automatically setting the amount of energy to be supplied by the own vehicle based on the remaining energy of the own vehicle;As information on the energy of the vehicle, the amount of energy to be supplied by the vehicle and the payment method of the fee are transmitted to the service facility by electrical or electromagnetic transmission. It is advantageous to eliminate mistakes related to the payment of the car, and the troublesome communication between the occupant and the store clerk is eliminated, and it is advantageous to provide prompt service.In addition, when trying to receive energy supply so that the own vehicle has a predetermined energy holding amount, it is possible to avoid an excess or deficiency in the energy supply amount from the service facility.
[0028]
  According to the invention which concerns on Claim 2, since the vehicle identification information which identifies the own vehicle from another vehicle is further included as said information, the service facility side provides the suitable energy supply service according to the customer or the said vehicle. Will be able to provide.
[0029]
  According to the invention according to claim 3, the terminal devices and the central management device of a plurality of service facilities are connected by communication lines, information on the vehicle energy is managed by the central management device by providing from each service facility, and if necessary The information can be provided to each service facility so that the vehicle can receive an appropriate energy supply service according to the vehicle regardless of which vehicle receives the energy supply service. Become.
[0030]
  According to a fourth aspect of the present invention, the service facility includes transmission means for transmitting information related to vehicle energy provided from the central management device to the vehicle. For example, information on energy supply services received in the past at the service facility to be received or other service facilities can be obtained and used for reference in determining service contents to be received at the service facility.
[0031]
  According to the invention of claim 5, since the information further includes a method of supplying energy to which the host vehicle is to be supplied, the energy supply method desired from the vehicle side is surely transmitted to the service facility side and energy is prevented without any trouble. This is advantageous for receiving supply services.
[0032]
  According to the invention of claim 6, since the information further includes the type of energy that the vehicle should receive, the type of energy desired from the vehicle side can be reliably transmitted to the service facility side, and trouble can occur. This is advantageous for receiving an energy supply service.
[0033]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
  Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0034]
  <Outline>
  In FIG. 1, reference numeral 1 denotes a vehicle equipped with an information processing device (computer) that performs information processing related to the energy of the own vehicle, and 2 denotes a service facility that provides a supply service of gasoline and other energy to the vehicle. The service facility 2 includes a terminal device including a microcomputer, and each terminal device of the plurality of service facilities 2 is connected to a central management device (central server) 3 that manages information on vehicle energy by a communication line ( Network). In this case, the information processing apparatus of the vehicle 1 constitutes transmission means, and the terminal device of the service facility 2 constitutes reception means.
[0035]
  The process flow when the vehicle 1 receives the energy supply service at the service facility 2 is roughly as follows.
(1) A passenger of the vehicle 1 transmits a vehicle ID (vehicle identification information) from the information processing apparatus to the service facility 2 by Internet mail or the like.
(2) The service facility 2 inquires the central management device 3 for information on the energy of the vehicle based on the vehicle ID by the terminal device.
(3) The central management device 3 transmits information related to the energy of the vehicle to the terminal device of the service facility 2 based on the inquiry.
(4) The service facility 2 transmits the received information on the energy of the vehicle to the passengers of the vehicle 1 by transmission from the terminal device to the information processing device or posting on an electric bulletin board or the like.
(5) The occupant of the vehicle 1 transmits the information of the energy supply request, that is, the contents of the energy supply service required by the own vehicle (information such as energy amount and payment method) to the service facility 2 by the information processing device.
(6) The store clerk of the service facility 2 provides energy supply service to the vehicle 1 based on the requested service content.
(7) The store clerk of the service facility 2 transmits information related to energy supply to the vehicle 1 to the central management device 3 by the terminal device (the central management device 3 stores and manages the information).
(8) The clerk of the service facility 2 makes a payment request to the occupant of the vehicle 1 based on the consideration payment method provided from the vehicle 1 side.
(9) The occupant of the vehicle 1 pays the compensation based on this method.
(10) The clerk of the service facility 2 transmits information related to the payment from the terminal device to the central management device 3.
[0036]
  Reference form(For understanding the embodiments of the invention, not the embodiments of the invention) andThe embodiment will be described in detail.
[0037]
  <Reference form1>
  As shown in FIG. 2, the information processing apparatus 10 of the vehicle 1 includes a VICS (road traffic information communication system) compatible car navigation system, and various information is sent to a CPU 11 that processes various signals. Display 12 to be displayed, selection of menu displayed on display 12 by occupant, designation of destination on map, ROM 14 storing control program, map information, etc., writing various information Information storage means (RAM) 15 to be stored, data station 16 for transmitting / receiving to / from the terminal equipment of service facility 2 and reception of VICS information, signals from satellites constituting GPS (global positioning system) are received. In-vehicle sensor 18, such as GPS antenna 17, wheel speed sensor, direction sensor, etc. Energy remaining amount detecting means 19 of the energy reservoir is connected to.
[0038]
  The display 12, the external input means 13, the ROM 14, the data station 16, the GPS antenna 17, and the in-vehicle sensor 18 together with the CPU 11 constitute a VICS-compatible car navigation system.
[0039]
  In the information storage means 15, for each of the plurality of service facilities 2, service contents (information on energy) provided at the facilities are stored in advance. That is, the service content includes the type and amount of energy required for replenishment at the facility, the energy replenishment method (full service, self-service, full-auto service), and the payment method (cash, Credit card or direct debit). When the vehicle 1 arrives at the service facility 2, the car navigation system is used by the service facility 2 to identify one of the plurality of service facilities 2 based on the current location of the vehicle 1. Of course, when the occupant can identify the service facility 2 based on his / her own memory, the current location positioning means 17 need not be used.
[0040]
  The information processing apparatus 10 of the vehicle 1 employs a menu method, and a menu screen having energy information items is displayed on the display 12 by the operation of the external input means 13. When energy information is selected, a plurality of service facilities 2 are displayed. When one service facility 2 is selected, the menu screen is switched to a menu screen having a vehicle ID transmission item and a service content transmission item.
[0041]
  When the vehicle ID transmission item is selected, the terminal device 20 of the service facility 2 is connected to the communication line, and the vehicle ID of the own vehicle is transmitted to the terminal device 20. On the other hand, when the service content transmission item is selected, as shown in the upper right of FIG. 3, the service content (information relating to energy) that should be provided in the service facility 2 is stored together with the ID of the vehicle 1 and the terminal of the service facility 2. It is transmitted to the device 20.
[0042]
  The terminal device 20 of the service facility 2 has a CPU 21 for processing various signals, a display 22 for displaying various information, an external input means 23, a ROM 24 for storing a control program, a RAM 25 for temporarily writing and storing various information, and A data station 26 for transmitting and receiving signals between the information processing apparatus 10 and the central management apparatus 3 of the vehicle 1 is connected.
[0043]
  In the terminal device 20, when the vehicle ID transmitted from the vehicle 1 is received by the data station 26, an energy information inquiry screen is displayed on the display 22, and when an inquiry instruction is given by the external input means 23, the central management device 3 As shown in the lower left of FIG. 3, the ID and the store number of the service facility 2 are transmitted to the central management device 3. Further, as shown in the lower right of FIG. 3, when the energy information inquired from the central management device 3 (service content such as the previous energy supply point for the vehicle 1) is transmitted, it is displayed on the display 22 and externally displayed. When a transmission instruction to the vehicle 1 is given by the input means 23, the previous transaction information is transmitted to the vehicle 1 and displayed on the display 12 of the information processing apparatus 10 of the vehicle 1 as shown in the lower left center of FIG. It has become so.
[0044]
  In the terminal device 20 of the service facility 2, when the service content requested by the vehicle 1 is received, if the confirmation transmission instruction to the vehicle 1 is given by the external input means 23, the service content is used to confirm the occupant of the vehicle 1. Therefore, it is transmitted to the information processing apparatus 10 and displayed as "customer order" on the display 12 as shown in the upper left center of FIG.
[0045]
  Further, in the terminal device 20 of the service facility 2, when the energy supply service for the vehicle 1 is provided, the store clerk pays out by operating the external input means 23, and as shown in the center left of FIG. Is transmitted to the information processing apparatus 10 of the vehicle 1 and the contents thereof are displayed on the display 12. Further, when the clerk of the vehicle 1 receives payment of the consideration or receives an approval signal regarding the consideration and the payment method, the service provided by the clerk by operating the external input means 23 as shown in the lower right of FIG. Information such as the contents and the payment method of the consideration is transmitted to the central management device 3.
[0046]
  The central management device 3 includes a CPU 31 for processing various signals, a ROM 34 storing a control program, an information database 35, and a data station 36 for transmitting / receiving signals to / from the terminal device 20 of each service facility 2. Connected. In this central management device 3, while organizing and storing vehicle energy information sent from the terminal device 20 of each service facility 2 in the information database 35, in response to an inquiry based on the vehicle ID to the terminal device 20, Necessary information is transmitted.
[0047]
  5 to 7 show the flow of processing related to the energy supply service in the information processing device 10 of the vehicle 1, the terminal device 20 of the service facility 2, and the central management device 3, respectively.
[0048]
  First, as shown in FIG. 5, the information processing apparatus 10 of the vehicle 1 specifies a store (service facility 2) where the vehicle 1 is to receive an energy supply service by GPS or the like in step A1 after the start, and subsequent steps. In A2, the vehicle ID of the host vehicle is transmitted to the terminal device 20 of the store. In subsequent step A3, when receiving information about the energy at the time of the previous replenishment of the vehicle (information at the lower left of the center of FIG. 3) from the terminal device 20 of the store, after confirming the content, proceed to step A4 to correspond to the store. The energy supply request information (information on the upper right in FIG. 3) stored in advance is transmitted to the terminal device 20 of the store. At that time, the energy supply request information may be partially changed with reference to the previous energy supply information or as necessary.
[0049]
  Next, after receiving the energy supply service, in step A5, when information related to payment of the price (information on the left in the center of FIG. 4) is received from the terminal device 20 of the store, after confirming the content, the process proceeds to step A6 and payment is made. A signal (account withdrawal approval signal) is transmitted to the terminal device 20 of the store.
[0050]
  On the other hand, in the terminal device 20 of the service facility 2, as shown in FIG. 6, when the vehicle ID signal is received from the vehicle side in step B1 after the start, the process proceeds to step B2 and the vehicle ID store number together with the vehicle ID store number. To inquire about the energy of the vehicle. When the information inquired from the central management apparatus 3 is received in the subsequent step B3, the process proceeds to step B4 and the information is transmitted to the information processing apparatus 10 of the vehicle 1. The information may be externally displayed so as to be understood by the passengers of the vehicle 1 on the electronic bulletin board of the service facility 2 without being transmitted to the vehicle side.
[0051]
  In subsequent step B5, when energy supply request information (information on the upper right in FIG. 3) is received from the vehicle side, the process proceeds to step B6 and the content is transmitted to the information processing apparatus 10 of the vehicle 1 for confirmation of the occupant. Or externally displayed on an electric bulletin board or the like. After providing the energy supply service, when a payment request signal for consideration is transmitted to the information processing apparatus 10 of the vehicle 1 or displayed externally on an electric bulletin board or the like in the subsequent step B7, and a payment signal is received from the vehicle 1 side in the subsequent step B8, Proceeding to step B9, energy supply information (information on the lower right in FIG. 4) for the vehicle 1 is transmitted to the central management device 3.
[0052]
  In addition, as shown in FIG. 7, when the central management device 3 receives the vehicle ID from the service facility 2 in Step C1 after the start, the central management device 3 proceeds to Step C2 to obtain information on the previous energy supply of the vehicle 1. To the terminal device 20. When energy supply information (information on the lower right in FIG. 4) for the vehicle 1 is received from the terminal device 20 of the service facility 2 in the subsequent step C3, the information is stored in the information database 35.
[0053]
  Therefore, the aboveReference formIn this case, as the information related to the energy of the own vehicle, the type, amount, supply method, and payment method of the price of the vehicle to be supplied are transmitted to the service facility 1 and transmitted. Is reliable and accurate, which is advantageous for avoiding trouble. In addition, the troublesome communication between the occupant and the store clerk is eliminated, and it is advantageous for providing a quick service.
[0054]
  In addition, when the service facility 2 is designated, information on energy supply to the own vehicle stored in advance is given to the service facility 2, so that the occupant of the vehicle 1 sets a service content to be received every time energy is replenished. This eliminates the hassle of doing this, and is also advantageous in receiving advantageous services unique to the service facility. That is, for example, when the service facility 2 provides a service for discounting the price when supplying a predetermined amount or more of energy, the service facility 2 is provided with the energy supply of a predetermined amount or more, and the discount is given for self-service. For example, the supply method by self-service should be selected.
[0055]
  For example, when the service facility 2 gives a discount on Monday, for example, the information storage means 15 of the vehicle 1 increases the amount of energy replenishment by using the service facility 2 and Monday as a keyword (for example, full capacity). It is possible to set not only the place where the service is received but also the service content that should be received in combination with the date and time, such as setting the service content so that it is stored. Of course, the content to receive the service may be set as appropriate depending on only the day or the time.
[0056]
  In addition, since the vehicle identification information (ID) for specifying the own vehicle is given from the vehicle 1 side to the service facility 2 side, the service facility side determines the appropriate energy according to the customer or the vehicle. Supply service can be provided. Further, since the past energy supply information for the vehicle 1 is obtained from the central management device 3 based on the vehicle ID and given to the vehicle 1 side, the occupant uses the information as a reference for energy supply, The replenishment request information can be corrected.
[0057]
  <Reference form2>
  BookReference formIs the flow of processing in vehicle 1Reference formUnlike 1 and othersReference formBasically the same as 1.
[0058]
  That is, the information processing apparatus 10 of the vehicle 1 basicallyReference form1 is the same as 1 except that the vehicle has energy amount setting means for setting the amount of energy replenishment to be supplied, and when one service facility is selected on the menu selection screen, other information excluding the energy replenishment amount is displayed. It is set corresponding to the energy facility. When the previous energy supply information is received from the terminal device 20 of the service facility 1, a screen for designating the energy supply amount is displayed on the display 12, and the energy supply amount is manually set. Then, when a transmission command is given, the energy supply amount is transmitted to the terminal device 20 of the service facility 2 together with other energy information.
[0059]
  Hereinafter, the flow of processing in the information processing apparatus 10 of the vehicle 1 will be described.
[0060]
  As shown in FIG. 8, in step A1 after the start, the vehicle ID is transmitted to the terminal device 20 of the service facility 2 specified by GPS or the like, and is transmitted from the central management device 3 via the service facility 2 in step A2. In the subsequent step A3, a screen for designating the amount of energy supply is displayed on the display 12 of the information processing apparatus 10 of the vehicle 1 after receiving the previous energy supply information of the vehicle. In the next step A4, when the occupant designates the energy replenishment amount using the external input means 13, the process proceeds to step A5, and the designated energy replenishment amount is sent to the terminal device 20 of the service facility 2 together with other energy replenishment request information. Sent. The following steps A6 and A7Reference form1 is the same as steps A5 and A6.
[0061]
  Therefore, the bookReference formIn this case, the energy supply amount is set by obtaining the previous energy supply information, so an appropriate engine supply amount is set according to the energy status of the vehicle, its own economic convenience, and other needs. be able to.
[0062]
  <Embodiment>
  In the present embodiment, the information processing apparatus 10 of the vehicle 1 includes energy amount setting means for setting a necessary energy replenishment amount from the remaining energy of the host vehicle. It is possible to provide information such as fuel economy. Less than,Reference formThe description will focus on the points different from 1.
[0063]
  That is, when the information processing apparatus 10 of the vehicle 1 selects the vehicle ID transmission item on the menu screen of the display 12, not only the vehicle ID of the own vehicle but also the travel distance to the present obtained by the wheel speed sensor is stored in the service facility 2. The data is transmitted to the terminal device 20. In addition, the information processing apparatus 10 determines the amount of energy that can be replenished based on the remaining amount of energy in the energy tank detected by the remaining energy detection unit 19 and the planned energy storage amount (or energy storable amount) of the energy tank. The energy supply amount calculating means to be calculated is provided.
[0064]
  On the other hand, when the terminal device 20 of the service facility 2 receives the travel distance up to the present together with the vehicle ID from the information processing apparatus 10 of the vehicle 1 as shown in the upper right of FIG. 9, the vehicle as shown in the lower right of FIG. In addition to the ID and the store number of the service facility 1, the travel distance is transmitted to the central management device 3.
[0065]
  The central management device 3 stores the travel distance together with information on other energy of the vehicle 1 based on the transmission information from the service facility 2, and the travel distance from the previous replenishment to the current replenishment, Based on the amount of energy consumed, the current fuel consumption (fuel consumption from the previous replenishment to the current replenishment) is calculated and stored. In this embodiment, when energy is replenished, replenishment is always performed so that a predetermined energy amount (for example, full tank) is obtained. Therefore, the amount of energy consumed between the previous replenishment and the current replenishment is That is, it corresponds to the current energy supply amount.
[0066]
  Then, the central processing unit 3 responds to the inquiry based on the vehicle ID and the travel distance by the terminal device 20 of the service facility 2, as shown in the lower left center of FIG. The fuel consumption and the fuel consumption at the time of the current supply are given to the service facility 2 together with other energy information. On the other hand, the terminal device 20 of the service facility 2 transmits the information (information shown in the upper left center of FIG. 9) obtained by the inquiry to the central management device 3 to the information processing device 10 of the vehicle 1.
[0067]
  As shown in FIG. 10, when energy request information is transmitted from the vehicle 1 side to the service facility 2 side, the service facility 2 side confirms the contents (customer) to the vehicle 1 side for confirmation according to the information. The point of sending the order), and after supplying energy to the vehicle 1, a payment request is given to the vehicle 1, and the energy supply information is sent to the central management device 3 after the payment (see FIG. 4).Reference formSame as 1.
[0068]
  FIGS. 11 to 13 show the flow of processing related to the energy supply service in the information processing apparatus 10 of the vehicle 1, the terminal apparatus 20 of the service facility 2, and the central management apparatus 3.
[0069]
  First, as shown in FIG. 11, the information processing apparatus 10 of the vehicle 1 transmits the vehicle ID and the current travel distance to the terminal device 20 of the service facility 2 in step A1 after the start, and then continues in step A2. An energy amount obtained by subtracting the current remaining energy amount from the energy storage capacity of the energy tank is set as the replenishment required energy amount. In subsequent step A3, when information on the energy at the time of the previous replenishment of the vehicle (information on the lower left in the center of FIG. 9) is received from the terminal device 20 of the service facility 2, after confirming the content, the process proceeds to step A4 to The amount is transmitted to the terminal device 20 of the service facility 2 together with other energy supply request information. The following steps A5 and A6 areReference form1 is the same as steps A5 and A6.
[0070]
  On the other hand, in the terminal device 20 of the service facility 2, as shown in FIG. 12, when the vehicle ID and the travel distance are received from the vehicle 1 side in Step B1 after the start, the process proceeds to Step B2 and the vehicle ID and travel distance are stored in the store. It is transmitted to the central management device 3 together with the number. In step B3, when energy information (information on the upper left in FIG. 9) of the vehicle 1 including the travel distance at the previous supply, the fuel consumption at the previous supply, and the fuel consumption at the current supply is received from the central management device 3, the process proceeds to step B4. The information is transmitted to the vehicle 1 side or displayed externally. Steps B5 to B9 areReference form1 is the same as steps B5 to B9.
[0071]
  As shown in FIG. 13, when the central management device 3 receives the vehicle ID and the travel distance of the vehicle 1 from the terminal device 20 of the service facility, it calculates the fuel consumption at the time of the current supply, and calculates the travel distance at the previous supply. , Fuel consumption, and other energy information are transmitted to the terminal device 20 of the service facility 2. When energy supply information for the vehicle 1 is received from the terminal device 20 of the service facility 2 in the subsequent step C3, the information is stored in the information database 35.
[0072]
  Therefore, in the case of this embodiment, since the amount of energy to be supplied by the own vehicle is set based on the remaining energy of the own vehicle, it is possible to avoid an excess or deficiency in the amount of energy supply. Further, since the current fuel supply amount is the energy consumption amount from the previous supply time to the current supply time, the fuel consumption is obtained and transmitted to the vehicle 1 occupant. In this case, the condition of the vehicle or the driving state of the vehicle can be omitted from the fuel consumption.
[0073]
  <Reference form 3>
  BookReference formIs provided with an energy amount setting means for setting an appropriate energy replenishment amount in accordance with the travel destination of the vehicle 1. Less than,Reference formThe description will focus on the points different from 1.
[0074]
  That is, in the information processing apparatus 10 of the vehicle 1, when one service facility 2 that intends to receive an energy supply service is selected on the menu selection screen, other information excluding the energy supply amount is set corresponding to the energy facility. It has become so. Further, when the previous energy supply information is received from the terminal device 20 of the service facility 1, a screen for designating the destination is displayed on the display 12, and when the destination is designated on the map or the address by the external input means 13, The required energy supply amount is calculated by the energy supply amount calculation means. After confirming the calculation result, when a transmission command is given, the energy supply amount is transmitted to the terminal device 20 of the service facility 2 together with other energy information.
[0075]
  The energy replenishment amount calculation means will be described. This energy replenishment amount depends on the required energy amount obtained based on the distance from the current location to the destination and the average fuel consumption of the vehicle and the road condition or traffic condition to the destination. It is calculated | required as the sum with the energy correction amount calculated | required by this. BookReference formAs the energy correction amount, there are an uphill correction amount obtained when an uphill section exists from the current location to the destination, and a traffic congestion correction amount obtained when a traffic congestion section exists from the current location to the destination.
[0076]
  The uphill correction amount is an amount of energy that is excessively consumed by traveling in the uphill section as compared with traveling on a flat ground, and is obtained according to the length of the uphill and the degree of the uphill. The presence / absence, length, and degree of uphill of this uphill section are obtained based on the map information of the car navigation system. The traffic jam correction amount is an amount of energy that is excessively consumed by traveling in the traffic jam section, and is obtained according to the length of the traffic jam section and the degree of traffic jam. The presence / absence, length, and degree of traffic jam of this traffic jam section are obtained based on the VICS information.
[0077]
  Hereinafter, the flow of processing in the information processing apparatus 10 of the vehicle 1 will be described.
[0078]
  As shown in FIG. 14, in step A1 after the start, the vehicle ID is transmitted to the terminal device 20 of the service facility 2 specified by GPS or the like. When the previous energy replenishment information of the own vehicle transmitted from the central management device 3 via the service facility 2 is received in the subsequent step A2, the process proceeds to step A3 and reaches the destination based on the map information of the car navigation system. Determine if there is a slope.
[0079]
  If there is an uphill, the process proceeds to step A4, and the required amount of energy calculated from the distance to the destination is added to the amount consumed more than the flat ground in the uphill section as the required amount of energy supply. If there is no uphill, the process proceeds to step A5, where it is determined whether there is a traffic jam point to the destination based on the VICS information. If there is a traffic congestion point, the process proceeds to step A6, and the required energy amount calculated from the distance to the destination is added to the amount consumed excessively in the traffic congestion section as the energy replenishment request amount. When there is no traffic jam location, the process proceeds to step A7, and the required energy amount calculated from the distance to the destination is set as the energy supply request amount.
[0080]
  In the subsequent step A8, the requested amount of energy supply is transmitted to the terminal device 20 of the service facility 2 together with other energy supply request information. The following steps A9 and A10 areReference form1 is the same as steps A5 and A6.
[0081]
  In addition, after performing the uphill correction of the required energy amount in step A4, it may be determined whether or not there is a traffic jam location, and if there is a traffic jam location, the traffic jam correction amount may be further added.
[0082]
  Therefore, the bookReference formIn this case, the energy required to reach the destination is replenished. In particular, the required amount of energy can be replenished without any excess or deficiency because the amount of energy replenishment required is set in consideration of the road condition (presence of uphill) and traffic conditions (presence of traffic jam) to the destination. The energy replenishment amount becomes excessive and the fuel consumption is not deteriorated, and the energy replenishment amount is insufficient and the arrival at the destination is not hindered.
[0083]
  <Reference form 4>
  BookReference formAs shown in FIGS. 15 to 19, there is no central management device, and processing for providing an energy supply service between the vehicle 1 and the service facility 2 is performed. An energy amount setting means for setting an energy amount necessary for traveling to a point where energy can be supplied is provided. Less than,Reference formThe description will focus on the points different from 1.
[0084]
  That is, in the information processing apparatus 10 of the vehicle 1, one or more service facilities 2 that are frequently used around the home (for example, within a radius of 50 km) are stored in the information storage unit 15. When one service facility 2 to receive the energy supply service is selected on the menu selection screen, other information except for the amount of energy supply is set corresponding to the energy facility, and based on the map information of the car navigation system. Thus, the distance from the current location to the home is calculated.
[0085]
  When the destination (for example, home) is specified on the menu screen, if the distance from the current location to the home exceeds a predetermined distance (for example, 50 km), the next energy replenishment point (service facility) closest to the destination ) Is obtained by searching the map information, and when the distance from the current location to the home is equal to or less than the predetermined distance, the next energy replenishment point (service facility) is searched from the service facilities 2 frequently used in advance. Is required.
[0086]
  When the searched next energy replenishment point is specified, the amount of energy replenishment required to travel to the replenishment point is calculated based on the distance from the current location to the replenishment point and the average fuel consumption of the vehicle, and the calculation result is confirmed. After that, when a transmission command is given, the amount of energy supply is transmitted to the information processing apparatus of the service facility 2 at the current location together with other energy information.
[0087]
  The information processing apparatus of the service facility 2 includes a CPU, a display, external input means, a ROM storing a control program, a RAM serving as an information database for organizing and storing energy information of the vehicle 1 using the facility, and a data station. It is connected, except that the energy information can be output based on the vehicle ID, except that there is no connection with the central management device,Reference form1 is the same as the first terminal device 20.
[0088]
  Therefore, as shown in FIG. 15, when the vehicle ID is transmitted from the information processing device 10 of the vehicle 1 to the information processing device of the service facility 2, the previous transaction information of the vehicle 1 is based on the ID. Sent to. As shown in FIG. 16, when the information supply device 10 of the vehicle 1 obtains the amount of energy supply necessary for traveling to the next energy supply point and transmits it to the service facility 2 together with other energy information, The transmitted information is transmitted to the vehicle 1 as “customer order” for confirmation. As shown in FIG. 17, when an energy supply service is provided from the service facility 2 to the vehicle 1 based on the energy information, information related to payment of the consideration is transmitted from the information processing apparatus of the service facility 2 to the vehicle 1, When payment is completed, information on the current energy provision service is stored in the information database of the information processing apparatus of the service facility 2.
[0089]
  FIG. 18 shows the flow of processing in the information processing apparatus 10 of the vehicle 1. In step A1 after the start, the vehicle ID is transmitted to the information processing apparatus of the service facility 2 specified by GPS or the like. When the previous energy supply information of the vehicle is received from the service facility 2 in the next step A2, the process proceeds to step A3, where the distance from the current location to the home is calculated based on the car navigation information, and whether the distance exceeds the predetermined distance. It is determined whether or not. If the predetermined distance is exceeded, the process proceeds to step A4, where the current location is determined to be a place where the occupant of the vehicle 1 is not aware of the land, and the next nearest energy supply point on the map is obtained. On the other hand, if the distance is equal to or less than the predetermined distance, the process proceeds to step A5, where the current location is determined to be around the home, and the next energy supply point is obtained based on the data stored in advance.
[0090]
  In subsequent step A6, the amount of energy replenishment required to reach the next energy replenishment point from the current location is determined, and in the subsequent step A7, other energy information is transmitted to the service facility 2 together with the amount of energy replenishment. The following steps A8 and A9 areReference form1 is the same as steps A5 and A6.
[0091]
  On the other hand, in the information processing apparatus of service facility 2, as shown in FIG. 19, when a vehicle ID signal is received from vehicle 1 in step B1 after the start, the process proceeds to step B2 and the energy of the vehicle is related based on the vehicle ID. Information is searched and the information is transmitted to the vehicle 1 or displayed externally. In subsequent step B3, when energy replenishment request information is received from the vehicle side, the process proceeds to step B4, and the content is transmitted to the vehicle 1 or displayed externally for confirmation. After providing the energy supply service, a payment request signal for consideration is transmitted to the vehicle 1 or displayed externally in the subsequent step B5, and when a payment signal is received from the vehicle 1 side in the subsequent step B6, the energy supply information for the vehicle 1 is obtained from the information database. Remember me.
[0092]
  Therefore, the bookReference formIn this case, the next energy replenishment point is searched according to the distance from the home, and the amount of energy replenishment required to travel to that replenishment point is obtained. In any case, the necessary energy can be replenished to reach the next energy replenishment point, and it is possible to avoid energy shortage on the way. In addition, since the energy replenishment point stored in advance is selected when the user is in the vicinity of the house, for example, a service facility with a good service can be used preferentially. BookReference formFor example, in order to avoid deterioration in fuel consumption due to an increase in vehicle weight, it is advantageous for a case where the amount of energy loading of the vehicle is reduced, or for a vehicle that cannot store a large amount of energy such as an electric vehicle.
[0093]
  Each of the aboveReference form and embodimentHowever, the car navigation device is not limited to a device that extracts information from a storage medium such as an in-vehicle CD-ROM or an in-vehicle DVD-ROM, but acquires map information, traffic jams, and other traffic information from outside the vehicle using the Internet or the like. It may be a thing.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 of the present inventionReference form and embodimentFIG.
[Figure 2]Reference form1 is a block diagram showing the configuration of 1. FIG.
FIG. 3 is an explanatory diagram showing a relationship among a vehicle, a service facility, and a central management device in the same form.
FIG. 4 is another explanatory diagram showing the relationship among the vehicle, the service facility, and the central management device of the same form.
FIG. 5 is a flowchart showing a flow of processing in the vehicle information processing apparatus according to the embodiment;
FIG. 6 is a flowchart showing the flow of processing in the terminal device of the service facility of the same form.
FIG. 7 is a flowchart showing the flow of processing in the central processing unit of the same embodiment.
[Fig. 8]Reference formThe flowchart which shows the flow of the process in the information processing apparatus of 2 vehicles.
FIG. 9EmbodimentExplanatory drawing which shows the relationship between a vehicle, a service facility, and a central management apparatus.
FIG. 10 is another explanatory diagram showing the relationship among the vehicle, the service facility, and the central management device of the same form.
FIG. 11 is a flowchart showing a flow of processing in the vehicle information processing apparatus according to the embodiment;
FIG. 12 is a flowchart showing the flow of processing in the terminal device of the service facility of the same form.
FIG. 13 is a flowchart showing the flow of processing in the central processing unit of the same embodiment.
FIG. 14Reference form 3The flowchart which shows the flow of the process in the information processing apparatus of a vehicle.
FIG. 15Reference form 4Explanatory drawing which shows the relationship between a vehicle and a service facility.
FIG. 16 is another explanatory diagram showing the relationship between the vehicle of the same form and the service facility.
FIG. 17 is still another explanatory diagram showing the relationship between the vehicle of the same form and the service facility.
FIG. 18 is a flowchart showing the flow of processing in the vehicle information processing apparatus according to the embodiment;
FIG. 19 is a flowchart showing the flow of processing in the terminal device of the service facility of the same form.
[Explanation of symbols]
    1 vehicle
    2 service facilities
    3 Central processing unit
  10 Information processing equipment
  20 Terminal device

Claims (6)

自車が供給を受けるべきエネルギの量を自車のエネルギ残量に基づいて自動設定するエネルギ量設定手段と、自車のエネルギに関する情報を送信する送信手段とを有する車両と、
上記情報を受信する受信手段を有し、該情報に基づいて当該車両へのエネルギ供給サービスを行なうサービス施設とを備え、
上記情報として、自車が供給を受けるべきエネルギの量と、対価の支払い方法とを含むことを特徴とする車両へのエネルギ供給システム。 A vehicle having energy amount setting means for automatically setting the amount of energy to be supplied by the own vehicle based on the remaining energy of the own vehicle; and a transmission means for transmitting information related to the energy of the own vehicle;
A receiving facility for receiving the information, and a service facility for providing an energy supply service to the vehicle based on the information;
An energy supply system for a vehicle characterized in that the information includes an amount of energy to be supplied by the own vehicle and a payment method for the value. 請求項１に記載されている車両へのエネルギ供給システムにおいて、
上記情報として、さらに自車を他車から識別する車両識別情報を含むことを特徴とする。In the energy supply system to the vehicle described in Claim 1,
The information further includes vehicle identification information for identifying the own vehicle from other vehicles. 請求項２に記載されている車両へのエネルギ供給システムにおいて、
上記サービス施設が複数設けられ、各サービス施設は端末装置を備え、
上記複数のサービス施設の端末装置と通信回線によって結ばれ、各サービス施設でエネルギ供給サービスを受ける車両のエネルギに関する情報を各サービス施設の端末装置から受けて蓄積し、各サービス施設の端末装置からの車両識別情報に基づく照会に応じて当該車両のエネルギに関する情報を送信する中央管理装置を備えていることを特徴とする車両へのエネルギ供給システム。In the energy supply system to the vehicle described in Claim 2,
A plurality of the service facilities are provided, and each service facility includes a terminal device,
Connected to the terminal devices of the plurality of service facilities through communication lines, receives and stores information on the energy of vehicles receiving energy supply services at each service facility from the terminal devices of each service facility, and from the terminal devices of each service facility. An energy supply system for a vehicle, comprising: a central management device that transmits information related to energy of the vehicle in response to an inquiry based on vehicle identification information. 請求項３に記載されている車両へのエネルギ供給システムにおいて、
上記サービス施設は、上記中央管理装置から送信された車両のエネルギに関する情報を当該車両に伝達する伝達手段を備えていることを特徴とする車両へのエネルギ供給システム。In the energy supply system to the vehicle according to claim 3,
The energy supply system for a vehicle, wherein the service facility includes transmission means for transmitting information related to vehicle energy transmitted from the central management device to the vehicle. 請求項１乃至請求項４のいずれか一に記載されている車両へのエネルギ供給システムにおいて、
上記情報として、さらに自車が供給を受けるべきエネルギの供給方法を含むことを特徴とする車両へのエネルギ供給システム。In the energy supply system to the vehicle as described in any one of Claim 1 thru | or 4,
An energy supply system for a vehicle, wherein the information further includes a method of supplying energy to be supplied by the own vehicle. 請求項１乃至請求項５のいずれか一に記載されている車両へのエネルギ供給システムにおいて、
上記情報として、さらに自車が供給を受けるべきエネルギの種類を含むことを特徴とする車両へのエネルギ供給システム。In the energy supply system to the vehicle as described in any one of Claims 1 thru | or 5,
An energy supply system for a vehicle, wherein the information further includes a type of energy to be supplied by the own vehicle.

Images