JP4428176B2 - ノズルプレート製造方法および液滴吐出ヘッドの製造方法 - Google Patents

ノズルプレート製造方法および液滴吐出ヘッドの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は記録を必要とする時にのみインク液滴を吐出するインクジェットヘッドなどの
液滴吐出ヘッドのノズルプレート製造方法、液滴吐出ヘッドの製造方法、その製造方法で
得られた液滴吐出ヘッド及びその液滴吐出ヘッドを備えた液滴吐出装置に関する。
液滴吐出ヘッドは、一般にインクジェット記録装置のインクジェットヘッドとして普及
している。インクジェットヘッドを備えたインクジェット記録装置は、液滴を吐出するた
めの複数のノズル孔が形成されたノズルプレートを備えている。ノズルプレートにおいて
は、インクジェットヘッドの各ノズルのインク吐出特性を改善するために、ノズルプレー
トに径の異なる第1ノズル孔及び第2ノズル孔を形成して後端側から先端側に向けて階段
状に断面が小さくなったノズルを形成するようにしたものが提案されている(例えば特許
文献1参照)。この技術では、ノズル孔部での流路抵抗を左右するノズル孔の長さを調整
するため、ノズルプレートに階段状断面をする複数のノズル孔を形成した後、そのノズル
プレートのSi基板との接合面とは反対側の面において、ノズル孔を含む領域のみを異方
性ウェットエッチングにより掘り下げることによりノズル孔長を調整するようにしている
しかしながら、ノズル孔が開口する吐出面が基板表面に対して深く一段下がった位置に
あると、インク滴の飛行が所望の飛行経路から曲がってしまったり、ノズル孔の目詰まり
の原因となる紙粉を吐出面から払拭するワイピング作業が難しくなるという問題があった
近年、ノズルプレート全体を所望の厚みに研磨して薄板化することで最初にノズル孔長
を所望の長さに調整し、その後、上記と同様にインク吐出特性の改善を可能としたノズル
孔をドライエッチングにより形成する技術(特許文献2参照)が提案されている。この技
術によれば、飛行経路の問題や、ワイピング作業時の問題を解決することが可能となって
いた。
特開平11−288820号公報 特開平9−57981号公報
上記特許文献1の技術では、第1ノズル孔及び第2ノズル孔を形成するに際し、ノズル
プレート表面に酸化膜を形成し、酸化膜上にレジストを塗布してパターニングし、レジス
トをマスクとして酸化膜にハーフエッチングを施し、その後、同様の工程を繰り返すこと
で酸化膜を2段に形成する工程を経て第1ノズル孔及び第2ノズル孔を形成しており、製
造工程数が多く歩留まりが悪いという課題が残されていた。
また、上記特許文献2の技術によれば、製造工程の初期の段階でノズルプレート全体を
薄板化するために、以降の製造工程中に割れが発生し易く、これにより歩留まりが低下し
、コスト高になってしまうという問題があった。また、ノズル孔を形成するためのドライ
エッチング工程では、基板全体をチャンバー内に挿入し、内部を減圧に保った状態でドラ
イエッチングが行われているが、この際、加工形状が安定するようにチャンバー外から基
板裏面に向けてHeガス等を吹き付けて冷却する作業が行われている。このため、ノズル
孔貫通時に以下のような問題が発生していた。すなわち、ノズル孔貫通時に、Heガスが
貫通孔部分からチャンバー内にリークし、これによりチャンバー内の圧力が上昇してイン
ターロック機能により装置が停止し、エッチングが不可能になるという問題があった。
本発明はこのような点に鑑みなされたもので、吐出特性の向上を可能とした段状断面を
有するノズル孔を、Si基板を薄型化した後に形成するに際し、工程数を低減しつつ、且
つ割れなどがなく安定して製造することが可能なノズルプレート製造方法、それを利用し
た液滴吐出ヘッドの製造方法、その方法で製造した液滴吐出ヘッド及びその液滴吐出ヘッ
ドを備えた液滴吐出装置を提供することを目的とする。
本発明に係る本発明に係るノズルプレート製造方法は、Si基板と支持基板とを接合す
る工程と、Si基板を研磨して所望の厚みに研削する工程と、Si基板において支持基板
との接合面とは反対側の面に、スパッタにより酸化膜を形成する工程と、Si基板にエッ
チングを施して、第1段目のノズル孔と、第1段目の孔に連通し、第1段目の孔の断面積
より断面積が大きい第2段目の孔とを備えたノズル孔を形成する工程と、支持基板をSi
基板から剥離する工程とを備え、ノズル孔を形成する工程では、酸化膜をパターニングし
てSi基板に第2段目の孔を形成するための第2のドライエッチングマスクを形成し、更
にその上にレジストをパターニングしてSi基板に第1段目の孔を形成するための第1の
ドライエッチングマスクを形成し、第1のドライエッチングマスク及び第2のドライエッ
チングマスクをマスクとしたドライエッチング加工を順次行うことで、第1段目の孔及び
第2段目の孔を備えたノズル孔を形成するものである。
これにより、吐出特性の向上を可能とした段状断面を有するノズル孔を、Si基板を薄
型化した後に形成するに際し、工程数を低減しつつ、且つ割れなどがなく安定して製造す
ることが可能となる。
また、本発明に係るノズルプレート製造方法は、ドライエッチングが異方性ドライエッ
チングであるものである。
これにより、第1段目の孔及び第2段目の孔のそれぞれを垂直にエッチングすることが
可能となる。
また、本発明に係るノズルプレート製造方法は、酸化膜をECRスパッタ装置で形成す
るものである。
ECRスパッタ装置は、緻密で均一な膜厚の膜形成が可能であることから、酸化膜形成
にECRスパッタ装置を用いることにより、Si基板上に緻密で均一な膜厚の酸化膜を形
成することができる。このため、ノズル孔を形成する際のドライエッチングに際し、ドラ
イエッチングマスクとして機能すべき酸化膜の膜厚が不均一に薄くなって、必要部分以外
のSi基板表面をエッチングしてしまうといった不都合を防止できる。
また、本発明に係るノズルプレート製造方法は、Si基板と支持基板との接合工程にお
いて、接合機能を有する樹脂層によって接合を行うものである。
Si基板と支持基板との接合には、接合機能を有する樹脂層を用いることができる。
また、本発明に係るノズルプレート製造方法は、Si基板と支持基板との接合工程にお
いて、Si基板と支持基板との間に、光の照射によって剥離を生じる剥離層を介在させた
状態で接合するものである。
このように剥離層を介在させたことによって、Si基板と支持基板との剥離性が良好と
なり、短時間で剥離を行うことが可能となる。
また、本発明に係るノズルプレート製造方法において、Si基板は、ノズル孔が複数形
成されたノズル領域を複数有する基板であり、Si基板は、この基板をノズル領域毎に個
々のチップに分割するための分割溝を備えており、分割溝は、ノズル孔の形成と同時にド
ライエッチングにより形成するものである。
これにより、Si基板を個別のチップに切断するためのダイシングが不要となる。
また、本発明に係る液滴吐出ヘッドの製造方法は、複数のノズル孔と、ノズル孔の各々
に連通する独立した吐出室と、吐出室の一部を構成する振動板とを備え、振動板の変形を
利用してノズル孔より吐出室内の液滴を吐出させる液滴吐出ヘッドの製造方法であって、
複数のノズル孔を有するノズルプレートを、上記の液滴吐出ヘッドのノズルプレート製造
方法で形成するものである。
このように、液滴吐出ヘッドを構成するノズルプレートを、上記液滴吐出ヘッドのノズ
ルプレート製造方法で製造するので、吐出特性の向上を可能とした段状断面を有するノズ
ル孔を、Si基板を薄型化した後に形成するに際し、工程数を低減しつつ、且つ割れなど
がなく安定して製造することが可能となる。
また、本発明に係る液滴吐出ヘッドは、上記の液滴吐出ヘッドのノズルプレート製造方
法で製造されたノズルプレートと、ノズルプレートに形成された複数のノズル孔の各々に
連通する独立した吐出室と、吐出室の一部を構成する振動板とを備え、振動板の変形を利
用してノズル孔より吐出室内の液滴を吐出させるものである。
上記の液滴吐出ヘッドのノズルプレート製造方法で製造された、安定したインク吐出特
性を有するノズルプレートを備えた液滴吐出ヘッドを得ることができる。
また、本発明に係る液滴吐出装置は、上記の液滴吐出ヘッドを備えたものである。
上記の液滴吐出ヘッドのノズルプレート製造方法で製造された、安定したインク吐出特
性を有するノズルプレートを備えた液滴吐出ヘッドによって液滴の吐出を行う液滴吐出装
置を得ることができる。
図1は、本発明に係る液滴吐出ヘッドの一例である静電型インクジェットヘッドの断面
側面図である。図2は、ノズルプレートの平面図である。なお、ここでは、3枚の基板を
重ねて積層した積層構造を有するインクジェットヘッドを基に説明する。
3枚の積層基板のうち、中間のキャビティ基板1は、Siからなり、底壁を振動板2と
する複数の凹部状の独立した吐出室3と、各吐出室3にインクを供給するための凹部状の
リザーバ4と、リザーバ4と各吐出室3とを結ぶ細溝状のオリフィス5とが形成されてい
る。キャビティ基板1全面には、熱酸化によるSiO2 膜6が絶縁膜として施されている
。この絶縁膜6は、インクジェット駆動時の絶縁破壊やショートを防止するためのもので
ある。
キャビティ基板1の上面には、他の領域より例えば約3μm程度凹んだクレータと呼ば
れる凹部11と、凹部11の底面に先端が開口し後端が各吐出室3に連通する複数のノズ
ル孔12とが形成されたSiからなるノズルプレート10が接合されている。凹部11は
、図2に示すようにほぼ矩形状を成し、その底面に複数のノズル孔12の先端開口13が
列状に配置された構成となっており、凹部11の底面がインク吐出面14となっている。
ノズル孔12は、段状断面をしたノズルである。すなわち、第1段目の孔12aとこの第
1段目の孔12aに連通し、第1段目の孔12aの断面積より断面積が大きい第2段目の
孔12bとからノズル孔12が構成されている。従って、ノズル孔12の軸線方向に沿っ
て切断した断面形状は、後端側から液滴が吐出される先端側に向けて断面が階段状に小さ
くなっている。
キャビティ基板1の下面には、ガラス基板20が接合されており、ガラス基板20にお
いて振動板2と対向する部分には個別電極21が形成されている。また、キャビティ基板
1とガラス基板20とには、リザーバ4の底面から両基板を貫通するインク供給路22が
形成されており、このインク供給路22を介して、外部のインク供給源からインクがリザ
ーバ4に供給可能となっている。
このように構成されたインクジェットヘッドにおいて、キャビティ基板1に形成した各
吐出室3の底面を規定している振動板2は、共通電極として機能する。インク滴の吐出動
作の際には、このキャビティ基板1と、各振動板2に対峙している個別電極21との間に
駆動制御回路30によりパルス電圧を印加する。これにより、電圧が印加された個別電極
21に対峙している振動板2が静電気力によって振動し、これに伴って吐出室3の容積変
化が起こり、ノズル孔12からインク滴が吐出される。
以下、ノズルプレートの製造方法について説明する。図3及び図4は、本発明の一実施
の形態のノズルプレートの製造方法を示す図で、図2のA−A断面に相当する。
(A)まず、厚さ525μmのSi基板101を用意し、Si基板101のインク吐出面
102側にノズルクレータ11を形成する。このノズルクレータ11は、Si基板101
のインク吐出面102側にレジストをコーティングし、ノズルクレータ11に対応する形
状にパターニングし、レジストをエッチングマスクとしてSi基板101をエッチングす
ることにより形成される。
(B)続いて、Si基板101のインク吐出面102側に、例えばレジスト等の接合機能
を有する樹脂層103をコーティングし、樹脂層103が乾く前にSi基板101と支持
基板104とを重ね合せ、樹脂層103により接合する。支持基板104は、本例ではノ
ズルクレータ11の矩形状のパターンに対してノズル孔12を列状にアライメントする構
成上、ガラス基板などの透明基板を用いているが、ノズルクレータ11は本発明に必須の
構成ではないことからノズルクレータ11を形成しない場合には、Si基板101などの
他の材料の基板を使用するようにしても良い。
(C)Si基板101においてインク吐出面102と反対の面を研削し、所定の厚み例え
ば90μmに加工する。そして更に、研削加工時に研削面に発生する破砕層をスピンエッ
チング等により除去し、例えば60μmの厚みに加工する。
(D)Si基板101の表面にECRスパッタ装置を用いて酸化膜としてのSiO2 膜1
05を成膜する。ECRスパッタ装置は常温での成膜が可能であることから、例えば35
0℃以上の高温で成膜を行うCVD装置を用いた場合のように、レジスト等の樹脂層10
3を分解してしまうことがない。ここで、SiO2 膜105の成膜には、一般に緻密で膜
質が良い成膜が可能なECRスパッタ装置を用いることが望ましいが、ECRスパッタ装
置に限られたものではなく、平行平板タイプのスパッタ装置を用いてもよい。要は、レジ
スト等の樹脂層103を分解してしまうことのない温度でSiO2 膜105を成膜できれ
ば他の方法で成膜しても良い。
(E)研削した面の表面にレジスト106をコーティングし、ノズル孔12の第2段目の
孔12bを形成するためのパターン107を形成する。
(F)パターン107が形成されたレジスト106をエッチングマスクとして、REIド
ライエッチング装置によりドライエッチングを行い、SiO2 膜105の第2段目の孔1
2bに対応する部分108を開口してSi基板表面を露出させる。この第2段目の孔12
bに対応する部分108が開口されたSiO2 膜105は、以下の工程で詳述するが、S
i基板101に第2段目の孔12bを形成する際のドライエッチングマスク(第2のドラ
イエッチングマスク)となる。そして、レジスト106をO2 プラズマアッシングにより
除去する。なお、緩衝フッ酸水溶液(フッ酸水溶液:フッ化アンモニウム水溶液=1:6
)でウェットエッチングして、第2段目の孔12bとなる部分108のSiO2 膜105
を開口するようにしても良い。
(G)Si基板101のSiO2 膜105を形成した側の表面に例えば膜厚1μmのレジ
スト121をコーティングし、第1段目の孔12aを形成するための部分109をパター
ニングする。この第1段目の孔12aとなる部分109がパターニングされたレジスト1
21は、以下の工程で詳述するが、Si基板101に第1段目の孔12bを形成する際の
ドライエッチングマスク(第1のドライエッチングマスク)となる。
(H)第1段目の孔12aとなる部分109が形成されたレジスト121をドライエッチ
ングマスクとしてSi基板101に対して異方性ドライエッチングを施す。これにより、
第1段目の孔12aとなる部分109に対応した形状でSi基板101の表面が垂直にエ
ッチングされ、例えば深さ20μmの第1段目の孔12aに対応した溝112aが形成さ
れる。ここでの異方性ドライエッチングはICP放電を用いたICPドライエッチング装
置を使用でき、第1段目の孔12aに対応した溝112aは円筒形状になる。この場合の
エッチングガスとしては、例えば、C48、SF6 を使用し、これらのエッチングガスを
交互に使用すればよい。ここで、C48は形成される溝112aの側面にエッチングが進
行しないように溝側面を保護するために使用し、SF6 はSi基板101の垂直方向のエ
ッチングを促進させるために使用する。なお、このドライエッチングの際には、従来と同
様に加工形状が安定するように、支持基板104の接合面と反対側の面からHeガスが吹
き付けられて冷却が行われている。
(I)レジスト121をO2 プラズマアッシングで除去する。これにより、次の(J)の
ドライエッチング工程においてドライエッチングマスクとなるSiO2 膜105が表面に
現れる。このドライエッチングマスクは、上記(F)の工程で形成されたものであり、第
2段目の孔12bに対応する部分108が開口されたものである。
(J)そのSiO2 膜105をドライエッチングマスクとしてSi基板101に対して異
方性ドライエッチングを施す。これにより、第1段目の孔12aに対応した溝112aの
エッチングが垂直に進行して第1段目の孔12aが形成されると共に、例えば深さ40μ
mの円筒状の第2段目の孔12bが形成され、Si基板101を貫通したノズル孔12が
形成される。この場合のドライエッチングも、ICP放電によるICPドライエッチング
装置を使用する。ここで、ノズル孔12の先端開口13を精度良く形成する観点から、樹
脂層103には、耐ドライエッチング性の高い材料を主材料として構成されているのが好
ましい。この構成とすることにより、Si基板101をドライエッチングしてノズル孔1
2を形成する際に、樹脂層103がエッチングの停止層として機能し、ノズル孔12の先
端開口13を精度良く形成することが可能となる。
なお、逆に、樹脂層103に、耐ドライエッチング性の低い材料を主材料とした構成の
ものを使用した場合、Si基板101と共に樹脂層103もエッチングされ、先端開口1
3の精度が得られない可能性が発生する。また、上記(H)工程で説明したように、ノズ
ル孔12形成のためのドライエッチングの際には、支持基板104の接合面と反対側の面
からHeガスが吹き付けられて冷却が行われているが、本例ではSi基板101に支持基
板104が接合されているので、Si基板101が貫通してノズル孔12が完成した際に
、従来のようにHeガスがリークしてしまうことが無く、エッチングが停止することが無
い。
(K)Si基板表面のSiO2 膜105を、REIドライエッチング装置によるドライエ
ッチング或いはフッ酸水溶液等のウェットエッチングで除去する。
(L)接合されたSi基板101と支持基板104とを分離する。この分離は、樹脂層1
03にレジストを使用している場合は、硫酸と過酸化水素水とを混合した硫酸過酸化水素
混合液内に全体を浸漬して樹脂層103を溶解することにより行う。そして、最後に、S
iO2 等の耐インク保護膜形成及び、インク吐出面14への撥インク処理等を行い、ダイ
シング装置で切断することにより個片化し、ノズルプレート10が完成する。
なお、上記では、ノズルプレート10の個片化を、ダイシング装置で切断することによ
り行うようにしているが、ノズル孔12を形成するのと同時にノズルプレート10を個々
のチップに分割するための分割溝を形成するようにして、ノズルプレート10を支持基板
104から分離することによって自然と個片化されるようにしてもよい。この場合の製造
工程を、次の図6〜図8によって説明する。
図6は、分割溝を有するノズルプレートの平面図である。Si基板101は、段状断面
を有するノズル孔12が複数形成されたノズル領域110を複数有しており、この各ノズ
ル領域110の囲むように、Si基板101をノズル領域110毎に個々のチップに分割
するための分割溝40が設けられる。
図7及び図8は、分割溝の形成工程を示す図で、図6のA’−A’断面に相当する。な
お、図7及び図8中の(E)〜(G)の各工程は、基本的には図3〜図5の(E)〜(G
)の各工程にそれぞれ対応しており、以下、図3〜図5と異なる部分を中心に説明する。
(E)レジスト106に、ノズル孔12の第2段目の孔12bを形成するためのパターン
107を形成するのと同時に、分割溝40を形成するためのパターン200を形成する。
(F)パターン107及びパターン200が形成されたレジスト106をエッチングマス
クとして、REIドライエッチング装置によりドライエッチングを行い、SiO2 膜10
5の第2段目の孔12bに対応する部分108及び分割溝となる部分201を開口してS
i基板表面を露出させる。
(G)レジスト121に、第1段目の孔を形成するための部分109をパターニングする
のと同時に、分割溝40を形成するための部分202をパターニングする。
(H)レジスト121をエッチングマスクとしてドライエッチングを行い、第1段目の孔
12aと同様の例えば深さ20μmの分割溝に対応した溝203を形成する。
(I)レジスト121をO2 プラズマアッシングで除去する。
(J)SiO2 膜105をエッチングマスクとしてドライエッチングを行う。これにより
、溝203のエッチングが進んでその先端が樹脂層103に到達し、Si基板101を貫
通した分割溝40が形成される。
(K)Si基板表面のSiO2 膜105を、REIドライエッチング装置によるドライエ
ッチング或いはフッ酸水溶液等のウェットエッチングで除去する。
(L)Si基板101と支持基板104とを分離する。ここで、分割溝40は、Si基板
101を貫通しているので、Si基板101と支持基板104とを分離することによりS
i基板101はチップ化された状態となる。したがって、ダイシングによる切断が不要と
なっている。なお、この場合、SiO2 等の耐インク保護膜形成及び、インク吐出面14
への撥インク処理等は、チップ単位で行うことになる。
なお、上述の実施の形態では、Si基板101と支持基板104との間に樹脂層103
のみを介在させて接合する場合を例に説明したが、更に剥離層を介在させるようにしても
よい。
図9は、Si基板と支持基板とを樹脂層で接合する場合に更に剥離層を介在させた場合
の剥離工程の説明図である。
図9は、Si基板101と支持基板104との間に樹脂層301及び剥離層302を介
在させて両基板を接合した後、Si基板101に、第1段目の孔12a及び第2段目の孔
12bからなるノズル孔12を形成した状態を示している。なお、剥離層302を介在さ
せる場合のSi基板101と支持基板104との接合に際しては、樹脂層301で両基板
を接合するに先だって、支持基板104単体を例えばCVD装置に挿入して予め支持基板
104上に剥離層302を形成しておき、そして、支持基板104の剥離層側の面と、S
i基板101とを樹脂層301によって接合する。
ここで、樹脂層103は、Si基板101表面の凹凸を吸収しかつSi基板101と支
持基板104とを接合するもので、Si基板101と支持基板104とを接合する機能を
有しているものであれば特に限定されず、各種樹脂を用いることができる。具体的には、
例えば、熱硬化性接着剤や光硬化性接着剤等の硬化性接着剤等の樹脂を用いることができ
る。
また、剥離層302は、Si基板101から支持基板104を剥離させるためのもので
、レーザ光等の光を受けて剥離層302の内部やSi基板101と界面において剥離(「
層内剥離」または「界面剥離」ともいう)が生じる機能を有するものである。すなわち、
剥離層302は、一定の強度の光を受けることにより、構成材料の原子または分子におけ
る原子間または分子間の結合力が消失または減少し、アブレーション(ablation)等を生
じ、剥離を生じやすくするものである。剥離層302が分離に至る過程としては、一定の
強度の光を受けることにより、剥離層302の構成材料中の成分が気体となって放出され
分離に至る場合と、剥離層302が光を吸収して気体になり、その蒸気が放出されて分離
に至る場合とがある。
剥離層302を構成する材料は、具体的には前述した機能を有するものであれば特に限
定はされないが、例えば、非晶質シリコン(a−Si)、酸化ケイ素もしくはケイ酸化合
物、窒化ケイ素、窒化アルミ、窒化チタン等の窒化セラミックス、有機高分子材料(光の
照射によりこれらの原子間結合が切断されるもの)、金属、例えば、Al、Li、Ti、
Mn、In、Sn、Y、La、Ce、Nd、Pr、GdもしくはSm、またはこれらのう
ち少なくとも一種を含む合金が挙げられる。
これらの中でも、非晶質シリコン(a−Si)を用いるのが特に好ましく、この非晶質
シリコン中には、水素(H)が含有されているのが好ましい。これは、光を受けることに
より、水素が放出されて剥離層302に内圧が発生し、これが剥離を促進することができ
るためである。この場合、剥離層302中における水素の含有量は、2at%程度以上で
あることが好ましく、2〜20at%であることがより好ましい。また、水素の含有量は
、剥離層302の成膜条件、例えば、CVD法を用いる場合には、そのガス組成、ガス圧
力、ガス雰囲気、ガス流量、ガス温度、基板温度、投入するパワー等の条件を適宜設定す
ることによって調整することができる。
このような樹脂層301と剥離層302とを介して接合されたSi基板101と支持基
板104とを剥離する場合は、図9に示すように、支持基板104の裏面側から剥離エネ
ルギーを有するレーザ光などの光を照射する。これにより、剥離層302の内部やSi基
板101との界面において剥離(「層内剥離」または「界面剥離」ともいう)が生じ、S
i基板101を支持基板104から取り外すことができる。なお、樹脂層301について
は手で剥がし取る。
なお、上述したようにSi基板101と支持基板104とを剥離層302を介して接合
する場合の支持基板104には、その裏面側から照射される光を剥離層302に確実に到
達させる必要上、光透過性を有するものを使用し、例えば、ガラス基板が用いられる。
また、上記では、樹脂層301と剥離層302とを別々の層としているが、これらを1
つの層にまとめてもよい。すなわち、Si基板101と支持基板104とを接合する層と
して、接着力(接合力)を有しかつ光や熱エネルギー等によって剥離を引き起こす作用(
接合力を低下させる作用)を有するものを用いてもよい。この場合、例えば、特開200
2−373871号公報に記載の技術を適用することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)ノズルプレートとなるSi基板101を支持基板104に貼り合わせてからSi基
板101を薄板化するため、予めSi基板101を薄板化してからノズル加工をする場合
に比べて製造工程中の基板の割れを防止することができる。
(2)ノズルプレート10に形成するノズル孔12を段状断面を有する構成としたため、
吐出室3側からノズル孔12に伝わる圧力の方向をノズル軸線方向に揃える作用が大きい
ノズルとすることができる。このため、安定したインク吐出特性を得ることが可能となり
、インク滴の飛翔方向のばらつきを無くし、インク滴の飛び散りを無くし、インク滴の量
のばらつきを抑制することが可能なノズルプレート10を得ることができる。
(3)ノズル加工に際し、支持基板104を貼り合わせた状態でドライエッチングを行う
ため、貫通したノズル孔12から冷却ガスのHeガスがリークしてエッチングが不可能に
なるのを防止できる。
(4)Si基板101上に、段状断面を有するノズル孔12を形成するに際し、Si基板
101上に酸化膜(SiO2 膜)105によるドライエッチングマスクと、レジスト10
6によるドライエッチングマスクとを組み合わせて形成するようにしており、従来のよう
に酸化膜を2段に形成した後、段状断面を有するノズル孔を形成する場合に比べ、工程数
を低減することが可能となっている。すなわち、従来においてSi基板に第1ノズル孔(
第1段目の孔)を形成するためのエッチングマスクを酸化膜に形成するためのレジストパ
ターンを、本例ではSi基板に第1段目の孔そのものを形成するパターンとして使用でき
るため、Si基板に第1段目の孔を形成するためのエッチングマスクを酸化膜に形成する
工程を省くことができ、工程数を削減することができる。このように、本例では、第1段
目の孔12aを形成するためのドライエッチングマスクを、従来の酸化膜に代えてレジス
トによって形成することになるが、レジスト121は、酸化膜に比べて耐エッチング性が
低いことから、ドライエッチングの際にSi基板101と同様に徐々にエッチングされて
しまう。しかしながら、第1段目の孔12aの深さはここでは20μm程度であり、レジ
スト121を、Si基板101にこの深さを形成するに耐えられる膜厚(ここでは1μm
)としているので、不都合無く第1段目の孔12aを形成できるようになっている。
(5)樹脂層103は、材料の違いによる線膨張係数の違いにより加工時にこれらの基板
間に生じる応力を緩和するため、製造工程時の温度変化による割れも防止することができ
る。
以上説明したように、本発明によれば、吐出特性の向上を可能とした段状断面を有する
ノズル孔12を、Si基板101を薄型化した後に形成するに際し、工程数を低減しつつ
、且つ割れなどがなく安定して製造することが可能となる。
また、ノズル孔12を形成する際のドライエッチングに、異方性ドライエッチングを用
いているので、Si基板101の表面を垂直にエッチングして第1段目の孔12a及び第
2段目の孔12bを形成することができる。
また、SiO2 膜(酸化膜)をECRスパッタ装置で形成するようにしているので、S
i基板101上に緻密で膜厚が均一なSiO2 膜(酸化膜)を形成することができる。こ
のため、ノズル孔12を形成する際のドライエッチングに際し、ドライエッチングマスク
として機能すべきSiO2 膜の膜厚が不均一に薄くなって、必要部分以外のSi基板10
1表面をエッチングしてしまうといった不都合を防止できる。
なお、ノズルプレート10となるSi基板101と支持基板104との剥離は、接合機
能を有する樹脂層103としてレジストを用いた場合、硫酸過酸化水素混合液などにより
容易に行える。また、図9に示したように樹脂層301と剥離層302とを介在させて接
合した場合には、単に樹脂層301だけを介在させた場合に比べ、Si基板と支持基板と
の剥離性が良好となり、レーザなどの光照射によって容易に剥離することができる。また
、光照射による剥離の場合、硫酸過酸化水素混合液を用いた方法に比べて短時間に剥離す
ることが可能である。
また、本実施の形態では、インクジェットプリンタに用いられるインクジェットヘッド
について説明したが、これに限られず、液体、気体を噴射・噴霧するためのノズルを備え
た液滴吐出装置のノズルについて、本発明を適用することができる。また、液滴を吐出さ
せる駆動方式として、本例では静電駆動式の例で説明したが、これに限られず、圧電駆動
式、サーマル式などの全ての駆動方式のものに対して本発明を適用できる。
インクジェットヘッドの断面側面図。 本発明の一実施の形態のノズルプレートの平面図。 本発明の一実施の形態のノズルプレート製造方法を示す図(その1)。 本発明の一実施の形態のノズルプレート製造方法を示す図(その2)。 本発明の一実施の形態のノズルプレート製造方法を示す図(その3)。 分割溝を有するノズルプレートの平面図。 分割溝の製造工程を示す図(その1)。 分割溝の製造工程を示す図(その2)。 Si基板と支持基板間に剥離層を介在させた場合の剥離工程の説明図。
符号の説明
2 振動板、3 吐出室、10 ノズルプレート、12 ノズル孔、12a 第1段目
のノズル孔、12b 第2段目のノズル孔、40 分割溝、101 Si基板、103
樹脂層、104 支持基板、105 SiO2 膜(酸化膜)、110 ノズル領域、12
1 レジスト、301 樹脂層、302 剥離層。

Claims (7)

  1. Si基板と支持基板とを接合する工程と、
    前記Si基板を研磨して所望の厚みに研削する工程と、
    前記Si基板において前記支持基板との接合面とは反対側の面に、スパッタにより酸化膜を形成する工程と、
    前記Si基板にエッチングを施して、第1段目のノズル孔と、前記第1段目の孔に連通し、前記第1段目の孔の断面積より断面積が大きい第2段目の孔とを備えたノズル孔を形成する工程と、
    前記支持基板を前記Si基板から剥離する工程とを備え、
    前記ノズル孔を形成する工程では、前記酸化膜をパターニングして前記Si基板に前記第2段目の孔を形成するための第2のドライエッチングマスクを形成し、更にその上にレジストをパターニングして前記Si基板に前記第1段目の孔を形成するための第1のドライエッチングマスクを形成し、前記第1のドライエッチングマスク及び前記第2のドライエッチングマスクをマスクとしたドライエッチング加工を順次行うことで、前記第1段目の孔及び前記第2段目の孔を備えたノズル孔を形成することを特徴とするノズルプレート製造方法。
  2. 前記ドライエッチングが異方性ドライエッチングであることを特徴とする請求項1記載のノズルプレート製造方法。
  3. 前記酸化膜をECRスパッタ装置で形成することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のノズルプレート製造方法。
  4. Si基板と支持基板との接合工程では、接合機能を有する樹脂層によって接合を行うこと特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のノズルプレート製造方法。
  5. Si基板と支持基板との接合工程では、Si基板と支持基板との間に、光の照射によって剥離を生じる剥離層を介在させた状態で接合することを特徴とする請求項4記載のノズルプレート製造方法。
  6. 前記Si基板は、ノズル孔が複数形成されたノズル領域を複数有する基板であり、
    前記Si基板は、該基板を前記ノズル領域毎に個々のチップに分割するための分割溝を備えており、
    前記分割溝は、ノズル孔の形成と同時にドライエッチングにより形成することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載のノズルプレート製造方法。
  7. 複数のノズル孔と、該ノズル孔の各々に連通する独立した吐出室と、該吐出室の一部を構成する振動板とを備え、該振動板の変形を利用して前記ノズル孔より前記吐出室内の液滴を吐出させる液滴吐出ヘッドの製造方法であって、前記複数のノズル孔を有するノズルプレートを、請求項1記載のノズルプレート製造方法で形成することを特徴とする液滴吐出ヘッドの製造方法。
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