JP4425494B2 - 自動検針無線機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガス、水道、電気等の使用量の検針を自動的に行う自動検針システムにおける自動検針無線機に関する。
【0002】
【従来の技術】
家庭やオフィスあるいは工場などのガス、水道、電気等を使用するところにはその使用量を測定するためのメータが設置されている。このメータはガス、水道、電気等の使用量のデータを記録しておき、従来は検針員がそのデータを回収していた。
【0003】
最近になって、メータに記録されたデータを電話等の通信回線を介して隔測検針装置であるセンタで回収する自動検針システムが普及し初めている。この自動検針システムは、例えば、各需要家に設置されている電話用の回線とメータとを通信線で接続し、これら電話回線と通信線を介してセンタとメータとの間で通信を行うものである。
【0004】
ところで、このような自動検針システムの場合、電話用の回線とメータとを通信線で接続する必要があるため、需要家の屋内外に通信線を引き回し配線する手間と費用が必要であった。特に、電話回線とメータとが離れている場合にはこの配線作業はかなりの負担であり、既設の家屋の場合には配線が無理な場合さえあった。
【0005】
そこで、特開平6−85938号公報では、各需要家の電話回線に端末網制御装置(以下「T−NCU」という)を介して無線親機を接続すると共にメータに無線子機を接続し、無線親機と無線子機との間で無線で通信を行うことによって、屋内外の配線を不要とする自動検針システムについて提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで上記自動検針システムでは、マンションの棟であったり、住宅地の1街区であったりと云った具合に、何件もの工事を同時に行う場合が多く、工事もメータ、無線親機、無線子機、T−NCU等の構成要素に対し、同種の機器を順番に設置していくことが多くなる。したがって、1つのシステムであっても、構成機器を1組として管理することができないため、それぞれのシステムに応じた設置時の起動、登録、確認作業が必要となる。特にセンタ(隔測検針装置)で需要家を識別するためのメータ管理IDや、無線親機と無線子機間で無線通信を行うために相互に必要な無線の呼出しIDが無くては通信が不可能であるので、これらのIDを自動検針無線機の設置後に設定する登録作業が必要になる。
【0007】
無線親機と無線子機の登録作業は、無線子機とメータの接続後、所定の操作、例えば無線子機と無線親機の起動用スイッチ等を同時に入力することによって無線子機がメータからメータ管理IDを取得し、この取得したメータ管理IDを無線通信により無線親機に送信し、無線親機は無線子機からメータ管理IDを取得すると、次に無線親機の持っている無線通信に必要な親機情報を無線子機に送信する。これにより、無線親機と無線子機の登録作業が完了し、以降隔測検針装置であるセンタからメータまでの通信が可能となる。
【0008】
ところが、これらの登録作業は無線子機とメータの間の有線通信や、無線親機と無線子機との間の無線通信が正常に行われた場合に、完了するものであり、何らかの原因で通信がうまくいかないと登録作業は失敗し、隔測検針装置であるセンタからの通信もできない。この原因には有線通信においては無線子機とメータ間の通信線の断線や接触不良などがあり、無線通信においては通信周波数帯域における妨害波などが考えられる。しかし、有線通信における原因か無線通信における原因かを容易に識別することが作業現場では困難であり、正常に登録作業が完了するまでかなりの時間がかかってしまうという問題がある。
【0009】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、自動検針無線機の設置時における無線親機と無線子機の登録作業での登録不良の原因を容易に識別することによって、設置工事の効率を高めることができる自動検針システムにおける自動検針無線機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本願第1発明は上記目的を達成するために、回線を介して隔測検針装置に接続される無線親機と、前記無線親機に対向して設けられガスや水道などの使用量を検針するメータに接続される無線子機とから構成され、前記無線親機と前記無線子機との間で無線で通信を行い、前記メータと前記隔測検針装置との間を通信可能として前記検針を自動的に行う自動検針システムの自動検針無線機において、無線子機は、無線親機との間でデータの送受信を行う無線送受信部と、メータと有線で通信を行うメータ送受信部と、メータから取得したメータ管理IDおよび無線親機から取得した親機情報を記憶する記憶部と、メータからの応答時間を計測する第1時間計測部と、無線親機からの応答時間を計測する第2時間計測部と、複数の登録エラーパターンを表示する表示部と、所定の操作が実行された際に第1時間計測部で計測する所定時間内に前記メータ管理IDを無線親機へ送信した後、第2時間計測部で計測する所定時間内に無線親機からの応答があったときにのみ無線親機との間で通信に必要な前記親機情報の登録処理を行わせると共に、第1時間計測部で計測した時間と第2時間計測部で計測した時間のいずれか一方が所定時間を超えた場合、前記表示部に対しそれぞれ異なる登録エラーパターンの表示を行わせる制御部とを備えて構成される。
【0011】
上記第1発明によれば、無線親機と無線子機の登録作業において、第1ないし第2時間計測部で計測した時間が所定時間を超えた場合、表示部に登録エラーパターンが表示されるので、無線通信を行う無線親機と無線子機との間ないし有線通信を行う無線子機とメータとの間の登録作業において、登録が完了できなかった原因を有線通信と無線通信とでは異なるパターンによって容易に識別することができ、直ちに修復作業を行えるため、設置工事の効率を高めることができる。
【0012】
また本願第2発明は上記構成に加え、無線子機が、無線送受信の使用周波数帯域における電波の有無を検出する電波検出部と、電波検出部における電波の検出時間を計測する第3時間計測部とを備え、前記制御部が、前記メータ管理IDを無線親機へ送信する際に、電波検出部で使用周波数帯域における電波をチェックすると共に、第1時間計測部で計測した時間、第2時間計測部で計測した時間、第3時間計測部で計測した時間のいずれかが所定時間を超えた場合、前記表示部に対し第1、第2とは異なる登録エラーパターンの表示を行わせるように構成している。
【0013】
上記第2発明によれば、登録不良の原因が無線通信における妨害波であると容易に識別することができ、直ちに修復作業を行えるため、設置工事の効率を高めることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の自動検針無線機を、検針データを通信回線を介してセンタ(隔測検針装置)に自動的に回収する自動検針システムに実施したときの実施形態について、実施例1と実施例2を示す図1〜図5を参照して具体的に説明する。
【0015】
(実施例1)
図1〜図3は本発明の実施例1を示し、図1は実施例(1と2共通)の自動検針無線機を含む自動検針システムのブロック図、図2は自動検針無線機のブロック図、図3は無線子機における初期登録モードのフロー図である。
【0016】
図1において、7はガス等の使用量を検針するメータであり、1はメータ7で検針した使用量データを回収する隔測検針装置である。メータ7と隔測検針装置1とは電話用の回線2、T−NCU3、自動検針無線機4を介して通信可能にし、メータ7の検針を自動的に行う自動検針システムを構成している。自動検針無線機4はT−NCU3側に接続される親無線機5と、メータ7側に接続される無線子機6は無線通信可能なように対向して設けられている。
【0017】
図2において、52、62は無線親機5と無線子機6との間で無線信号によりデータの送受信を行う無線送受信部、51、61は無線送受信部52、62それぞれのアンテナである。54は図1に示した隔測検針装置1との間で信号を送受信するための隔測用通信部であり、一方64はメータ7との間で信号を送受信するメータ送受信部であり、55、65は所定の操作を受付ける操作部であり、その起動は外部から磁石で開閉可能なリードスイッチを用いる。リードスイッチは、スイッチが筐体内に内蔵できるため、作業者以外のいたずらによる入力を防ぐことができ、スイッチ自体が密閉されて保守性も優れているので好適である。
【0018】
56、66は前記登録処理において相手側機の情報等を記憶する記憶部、57、67は正常に登録が完了すればそれを表示し、エラーの場合はそれを表示する表示部であり、通常は使用しないものであることからLED等の安価な表示素子により、こうした作業の成功、失敗等の結果を点滅パターンで表示させるものとする。例えば、LED1個の場合には、LEDの点滅周期および点滅回数の組み合わせで各種のエラーパターンを表示することができ、LEDが複数個の場合には、LEDの点灯位置に組み合わせ等により各種のエラーパターンを表示することができる。
【0019】
53、63は操作部55、65にて所定の操作を受付けた際に所定時間内に相手側機からの応答があったときにのみ、通信に必要な相手側機の情報の登録処理を行わせる制御部である。
【0020】
無線子機6において、68はメータ7からの応答時間を計測する第1時間計測部、69は無線親機5からの応答時間を計測する第2時間計測部であり、制御部63は、第1時間計測部68で計測する所定時間内に前記メータ管理IDを無線親機5へ送信した後、第2時間計測部69で計測する所定時間内に無線親機5からの応答があったときにのみ無線親機5との間で通信に必要な前記親機情報の登録処理を行わせると共に、第1ないし第2時間計測部68、69で計測した時間が所定時間を超えた場合、表示部67に対しそれぞれ異なる登録エラーパターンの表示を行わせている。
【0021】
実施例1による自動検針無線機4のうち、図3は無線子機6における初期登録モードのフローチャートである。
【0022】
この初期登録モードは、所定の操作(例えば、操作部65への起動スイッチをオンしたとき)を行ったときに実行される。
【0023】
無線子機6は所定の操作を受付けると(S1)、表示部67にて表示を行うと共にメータ送受信部64を介してメータ7にメータ起動電文を送信し(S2)、第1時間計測部68で計測する第1の所定時間の経過前にメータ7からの応答があるか否かをチェックする(S3、S6)。
【0024】
第1の所定時間内にメータ7からメータ管理IDを取得すると(S4)、無線子機6の呼び出しIDと共に無線送受信部62よりアンテナ61を介して無線親機5に無線で送信する(S5)。無線親機5は所定の操作(例えば、操作部55への起動スイッチをオンしたとき)を受付けると、表示部57にて表示を行うと共に無線子機6からの応答を待ち、アンテナ51および無線送受信部52を介して無線子機6からの応答があると、応答電文に含まれる無線子機6の呼出しIDとメータ管理IDとを子機情報として組で記憶部56に記憶する。登録が成功すれば、アンテナ51および無線送受信部52を介して無線子機6に対し、登録完了と無線親機5の呼出しIDを応答し、結果を表示部57に表示する。
【0025】
無線子機6は第2時間計測部69で計測する第2の所定時間内にアンテナ61および無線送受信部62を介して応答があるか否かをチェックし(S8)、応答を確認すれば、無線親機5の呼出しIDを記憶部66に記憶し、結果を表示部67に表示する(S11)ことによって、初期登録完了を知らせる。
【0026】
しかるに、無線子機6が所定の操作を受付け、メータ送受信部64を介してメータ7にメータ起動電文を送信しても、第1の所定時間内にメータ7からの応答がなかった場合、表示部67から第1のエラー表示を行い(S7)、メータ7から受信できない(初期登録失敗)ことを設置工事者に知らしめることができる。
【0027】
また、無線子機6がメータ7からメータ管理IDを取得し、それを前記のように無線で無線親機5に送信した後、第2の所定時間内に応答があるか否かをチェックし(S9)、応答が確認できなかった場合、表示部67から第2のエラー表示を行い(S10)、無線親機5からの応答が受信できないこと(初期登録失敗)を設置工事者に知らしめることができる。
【0028】
ところで、自動検針無線機4の呼出しIDは、特定小電力等の電波規格を使用した場合、無線局の呼出し名称として与えられ、無線での通信にはこの呼出し名称を使用する。一方、メータ管理IDは、需要家を識別するために需要家に対して与えられ、現場にてメータ7に設定される。したがって、隔測検針装置1とメータ7ではメータ管理IDのみが使用され、無線親機5は前記メータ管理IDから、接続されている無線子機6の呼出しIDを選択し、これを用いて無線子機6との通信を行う。
【0029】
次に、自動検針無線機4の設置手順について説明する。
【0030】
自動検針無線機4の取付け業者等の作業者は、まず設置工事を行う例えばマンションの1フロアの全戸に対し、無線親機5を電話用の回線2の付近に、無線子機6をメータ7の付近に取付け、接続を行う。しかる後、各戸に対して順番に登録作業を行う。登録作業はまず無線親機5に対し、起動方法(リードスイッチの1度入力とする。)で起動を行い、無線親機5が待受け状態になったところで、無線子機6のところまで移動し、起動(リードスイッチの1度入力とする。)を行う。複数の作業者で行う場合には双方で連絡を取合いながら1人が無線親機5の操作と結果表示の確認、もう一方が無線子機6の操作と結果表示の確認を行う。
【0031】
しかし、有線の接続ミスや周囲の電波環境条件によって、初期設定登録がうまくいかない場合が生じても、エラー表示によりその原因がどこにあるのかを見つけることが容易にできるので、設置工事の効率を高めることができる。
【0032】
(実施例2)
図4と図5は本発明の実施例2を示し、図4は、図1に示した自動検針システムにおける自動検針無線機のブロック図、図5は無線子機における初期登録モードのフロー図である。実施例1と同一の構成部分には同一符号を付し、その説明は簡略化する。
【0033】
図4に示す無線親機5は実施例1と同様である。無線子機6において、70は無線送受信の使用周波数帯域における電波の有無を検出する電波検出部、71は電波検出部70における電波の検出時間を計測する第3時間計測部である。
【0034】
実施例2による自動検針無線機4のうち、図5は無線子機6における初期登録モードのフローチャートである。
【0035】
この初期登録モードは、所定の操作は実施例1と同様にして実行され、無線子機6は所定の操作を受付けると(S12)、表示部67にて表示を行うと共にメータ送受信部64を介してメータ7にメータ起動電文を送信し(S13)、第1時間計測部68で計測する第1の所定時間の経過前にメータ7からの応答があるか否かをチェックする(S14、S17)。
【0036】
第1の所定時間内にメータ7からメータ管理IDを取得すると(S15)、無線子機6の呼び出しIDと共に無線送受信部62よりアンテナ61を介して無線親機5に無線で送信する準備をする。
【0037】
無線子機6は無線送信の前に電波検出部70からの電波検出の有無をチェックする(S16)。電波検出があっても第3の所定時間内に電波が検出がなければ、無線子機6の呼出しIDと共に無線送受信部62より無線親機5への無線送信を開始する(S21)。無線親機5は所定の操作(例えば、操作部55への起動スイッチをオンしたとき)を受付けると、表示部57にて表示を行うと共に無線子機6からの応答を待ち、アンテナ51および無線送受信部52を介して無線子機6からの応答があると、応答電文に含まれる無線子機6の呼出しIDとメータ管理IDとを子機情報として組で記憶部56に記憶する。登録が成功すれば、アンテナ51および無線送受信部52を介して無線子機6に対し、登録完了と無線親機5の呼出しIDを応答し、結果を表示部57に表示する。
【0038】
無線子機6は第2時間計測部69で計測する第2の所定時間内にアンテナ61および無線送受信部62を介して応答があるか否かをチェックし(S22)、応答を確認すれば、無線親機5の呼出しIDを記憶部66に記憶し、結果を表示部67に表示する(S23)ことによって、初期登録完了を知らせる。
【0039】
しかるに、無線子機6が所定の操作を受付け、メータ送受信部64を介してメータ7にメータ起動電文を送信しても、第1の所定時間内にメータ7からの応答がなかった場合、表示部67から第1のエラー表示を行い(S20)、メータ7から受信できないこと(初期登録失敗)を設置工事者に知らしめることができる。
【0040】
また、S16にて無線子機6から無線送信の前に電波検出の有無をチェックする際、第3の所定時間をすぎても電波が検出された場合(S18)には、表示部67から第3のエラー表示を行い(S19)、無線親機5への無線送信ができないこと(初期登録失敗)を設置工事者に知らしめることができる。
【0041】
さらに、無線子機6がメータ7からメータ管理IDを取得し、それを前記のように無線で無線親機5に送信した後、第2の所定時間内に応答があるか否かをチェックし(S24)、応答が確認できなかった場合、表示部67から第2のエラー表示を行い(S25)、無線親機5からの応答が受信できないこと(初期登録失敗)を設置工事者に知らしめることができる。
【0042】
尚、自動検針無線機4の設置手順については第1実施例と同様であるので省略する。この設置の際、有線の接続ミスや周囲の電波環境条件によって、初期設定登録がうまくいかない場合が生じても、エラー表示によりその原因がどこにあるのか、無線通信の場合にはそれが妨害波によるものかを容易に判別することができるので、設置工事の効率を高めることができる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、自動検針無線機の初期登録時における登録不良の原因が無線通信にあるのか有線通信にあるのか、それが妨害波によるものかを容易に識別することができる。よって、無線親機と無線子機の登録作業がうまくいかない原因は色々あり、無線子機とメータと有線通信の不良か、無線親機と無線子機との無線通信の不良か分かりにくいものであるが、本発明によれば特別な計測機器がなくても容易に原因を確認できるので、直ちに対応でき、設置工事における初期登録作業の効率を高め、作業の信頼性が向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1、2の自動検針無線機を含む自動検針システムのブロック図である。
【図2】同実施例1の自動検針無線機のブロック図である。
【図3】同実施例1の自動検針無線機のうち無線子機における初期登録モードのフローチャートである。
【図4】本発明の実施例2の自動検針無線機のブロック図である。
【図5】同実施例2の自動検針無線機のうち無線子機における初期登録モードのフローチャートである。
【符号の説明】
1 隔測検針装置
2 回線
3 T−NCU
4 自動検針無線機
5 無線親機
6 無線子機
7 メータ
51、61 アンテナ
52、62 無線送受信部
53、63 制御部
54 隔測用通信部
64 メータ送受信部
55、65 操作部
56、66 記憶部
57、67 表示部
68 第1時間計測部
69 第2時間計測部
70 電波検出部
71 第3時間計測部

Claims (2)

  1. 回線を介して隔測検針装置に接続される無線親機と、
    前記無線親機に対向して設けられガスや水道などの使用量を検針するメータに接続される無線子機とから構成され、
    前記無線親機と前記無線子機との間で無線で通信を行い、前記メータと前記隔測検針装置との間を通信可能として前記検針を自動的に行う自動検針システムの自動検針無線機において、
    無線子機は、
    無線親機との間でデータの送受信を行う無線送受信部と、
    メータと有線で通信を行うメータ送受信部と、
    メータから取得したメータ管理IDおよび無線親機から取得した親機情報を記憶する記憶部と、
    メータからの応答時間を計測する第1時間計測部と、
    無線親機からの応答時間を計測する第2時間計測部と、
    複数の登録エラーパターンを表示する表示部と、
    所定の操作が実行された際に第1時間計測部で計測する所定時間内に前記メータ管理IDを無線親機へ送信した後、第2時間計測部で計測する所定時間内に無線親機からの応答があったときにのみ無線親機との間で通信に必要な前記親機情報の登録処理を行わせると共に、第1時間計測部で計測した時間と第2時間計測部で計測した時間のいずれか一方が所定時間を超えた場合、前記表示部に対しそれぞれ異なる登録エラーパターンの表示を行わせる制御部と
    を備えていることを特徴とする自動検針無線機。
  2. 回線を介して隔測検針装置に接続される無線親機と、
    前記無線親機に対向して設けられガスや水道などの使用量を検針するメータに接続される無線子機とから構成され、
    前記無線親機と前記無線子機との間で無線で通信を行い、前記メータと前記隔測検針装置との間を通信可能として前記検針を自動的に行う自動検針システムの自動検針無線機において、
    無線子機は、
    無線親機との間でデータの送受信を行う無線送受信部と、
    メータと有線で通信を行うメータ送受信部と、
    メータから取得したメータ管理IDおよび無線親機から取得した親機情報を記憶する記憶部と、
    メータからの応答時間を計測する第1時間計測部と、
    無線親機からの応答時間を計測する第2時間計測部と、
    無線送受信の使用周波数帯域における電波の有無を検出する電波検出部と、
    前記電波検出部における電波の検出時間を計測する第3時間計測部と、
    複数の登録エラーパターンを表示する表示部と、
    所定の操作が実行された際に第1時間計測部で計測する所定時間内に前記電波検出部で電波が検出されなければ、前記メータ管理IDを無線親機へ送信し、その後、第2時間計測部で計測する所定時間内に無線親機からの応答があったときにのみ無線親機との間で通信に必要な前記親機情報の登録処理を行わせると共に、第1時間計測部で計測した時間、第2時間計測部で計測した時間、第3時間計測部で計測した時間のいずれかが所定時間を超えた場合、前記表示部に対しそれぞれ異なる登録エラーパターンの表示を行わせる制御部とを備えていることを特徴とする自動検針無線機。
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