JP4424487B2 - 台車利用の搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、一定走行経路上を走行する搬送用台車の走行経路脇に、当該搬送用台車の走行方向と平行な側辺の上面とほぼ同一高さの床が設けられた搬送装置に関するものである。
上記のような台車利用の搬送装置は、特許文献1などによって知られているように、例えば自動車組立ラインなどに利用されるもので、搬送用台車の走行経路脇に設けられた床と搬送用台車との間で作業者が行き来し、搬送用台車上に乗り移った作業者により、当該搬送用台車上に搭載された自動車ボディーに対する部品の取付作業などが行われる。
特開2002−240706号公報
而して、この種の台車利用の搬送装置では、作業者が不用意に落とした工具や小部品が、走行経路脇の床と搬送用台車との間の隙間から床下に落下するのを防止したり、床と搬送用台車との間で行き来する作業者が前記隙間に足を引っ掛けて転倒するのを防止しなければならないが、従来の対策方法では、床と搬送用台車との間の隙間を実質的に狭める必要があり、搬送用台車の横幅寸法精度や搬送用台車を案内するガイドレールの敷設精度、走行経路脇の床敷設精度を高めることが絶対条件として求められ、現実には、現場で要求されるほどに前記隙間を狭めることは困難であった。
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る台車利用の搬送装置を提供することを目的とするものであって、その手段を後述する実施形態の参照符号を付して示すと、一定走行経路上を走行する搬送用台車1の走行経路脇に、当該搬送用台車1の走行方向と平行な側辺の上面とほぼ同一高さの床22が設けられ、この床22の搬送用台車走行経路に隣接する側辺上面に、前記搬送用台車1の走行経路側に突出して当該搬送用台車1の側辺上面に重なる帯板状カバー24が取り付けられたた台車利用の搬送装置において、前記搬送用台車1の上面には、前記帯板状カバー24が重なる側辺上面を残して非鋼材製の床用シート21が張設され、前記搬送用台車1の帯板状カバー24が重なる側辺上面は、鋼材製フレーム(前後方向フレーム17a,17b)の上面をそのまま露出させた構成となっている。
上記構成の本発明を実施するについて、具体的には請求項2に記載のように、前記帯板状カバー24の上面は軟質の滑り防止シート25から構成し、当該帯板状カバー24の少なくとも搬送用台車1の側辺上面に重なる領域の下面は、前記滑り防止シート25と比較して硬質で平滑表面の裏打ちシート26で構成することができる。
上記構成の本発明に係る台車利用の搬送装置によれば、搬送用台車とその走行経路脇の床との間の隙間が大きくとも、当該隙間は前記床側の帯板状カバーによって確実に閉じられ、作業者が不用意に落とした工具や小部品が前記隙間から床下に落下したり、床と搬送用台車との間で行き来する作業者が前記隙間に足を引っ掛けて転倒するようなことを確実に防止できる。また、前記のように、搬送用台車とその走行経路脇の床との間の隙間を無理に狭める必要がなくなるので、搬送用台車の横幅寸法精度や搬送用台車を案内するガイドレールの敷設精度、走行経路脇の床敷設精度などに対する許容度が増し、この搬送装置の設置が容易になる。
更に本発明の構成によれば、搬送用台車上の作業者の歩行領域は、滑り難くて安全性の高い非鋼材製の床用シートを張設しながら、床側の帯板状カバーはこの床用シート上に摺接させるのではなく、搬送用台車側辺の鋼材製フレーム上に摺接させることができるので、当該帯板状カバーの摺接による搬送用台車上の床用シートの磨耗を抑えることができる。
また、請求項2に記載の構成によれば、床と搬送用台車との間を乗り移る作業者が仮に帯板状カバーを踏んだとしても、その上面は滑りにくい軟質の滑り防止シートであるから、滑って転倒する事故につながる恐れが少なく安全である。しかも、当該帯板状カバーの搬送用台車側辺上に重なる部分は、滑りが良い硬質で平滑表面の裏打ちシートであるから、帯板状カバーが搬送用台車側辺との間の摩擦によってまくれ上がったりすることがなくなると共に、当該摩擦による摩損も抑制でき、耐用命数を長くすることができる。
以下に本発明の具体的実施例を添付図に基づいて説明すると、図1において、1は走行方向に長い平面長方形の搬送用台車であって、左右一対前後二組の車輪ユニット2a〜2dと、昇降自在な被搬送物支持台3とを備えている。各車輪ユニット2a〜2dは、走行経路に沿って敷設された左右一対のガイドレール4a,4bの上を転動する車輪5を有すると共に、左右の片側(図示例では左側)の前後2つの車輪ユニット2a,2cには、ガイドレール4aを左右両側から挟む振れ止め用垂直軸ローラー6が設けられている。この搬送用台車1は、走行経路中の適当箇所に併設された摩擦駆動手段7によって推進される。この摩擦駆動手段7は従来周知のもので、搬送用台車1にその全長にわたって連続するように形成された左右一対の互いに平行な垂直摩擦面8a,8bの内、一方の摩擦面8aに当接する駆動摩擦輪9と当該駆動摩擦輪9を回転駆動するモーター10、及び駆動摩擦輪9との間で搬送用台車1を挟むように他方の摩擦面8bに当接するバックアップローラー11から構成されている。
尚、搬送用台車1を推進させる手段として摩擦駆動手段7を例示したが、車輪5の少なくとも一つをモーター駆動する方式や、搬送用台車1の走行経路に沿って移動するように張設された駆動チエンと搬送用台車1とを係合させて当該駆動チエンで搬送用台車1を推進させる方式など、他の如何なる方式の推進手段であっても良い。また、摩擦駆動手段7を利用する場合に搬送用台車1側に必要な垂直摩擦面8a,8bは、図示のように搬送用台車1の左右両側面をそのまま転用しても良いし、他の部材を取り付けて構成しても良い。
被搬送物支持台3は、この被搬送物支持台3の下側で搬送用台車1との間に介装されたクロスリンク機構12により垂直に昇降移動可能に支持されている。このクロスリンク機構12としては種々の構成のものが使用されるが、図示のクロスリンク機構12は、左右二組のクロスリンク13a,13b、突き上げ操作部(ローラー)14、及びカム従動昇降体15を備えており、搬送用台車1の走行経路中で被搬送物支持台3を上昇させておく区間に敷設されているカムレール16によって前記カム従動昇降体15が押し上げられることにより、当該カム従動昇降体15が突き上げ操作部(ローラー)14を介して左右二組のクロスリンク13a,13bを突き上げて起立させ、当該左右二組のクロスリンク13a,13bで支持されている被搬送物支持台3が重力に抗して図1Aに仮想線で示す上昇限位置まで上昇する。カムレール16が敷設されていない区間では、被搬送物支持台3は、左右二組のクロスリンク13a,13bを倒伏させながら重力で降下し、図1Aに実線で示す下降限位置で安定する。
この実施形態では、上記構成の昇降自在な被搬送物支持台3を搬送用台車1上に設置しているが、被搬送物支持台3の構成は如何なるものであっても良く、昇降自在な被搬送物支持台3を設ける場合でも、その昇降駆動手段の構成は上記実施形態のもの限定されない。
搬送用台車1は、図2に示すように、前記垂直摩擦面8a,8bを構成する左右一対の互いに平行な前後方向フレーム17a,17b、この前後方向フレーム17a,17bの両端間をつなぐ左右方向フレーム18、これらフレーム17a〜18によって形成された矩形枠の内側に架設された補強用中間フレーム19、これら各フレーム17a〜19で区画された各矩形空間内に各フレーム17a〜19の上面と面一に嵌め込まれて支持された床板20、及び各フレーム17a〜19と床板20とで構成された搬送用台車1の上面に敷設された非鋼材製の床用シート21から構成されている。床用シート21は、例えば可撓性のある合成樹脂製のものが使用され、そのサイズは、周囲の矩形枠を形成するフレーム17a〜18の内側辺に床用シート21の周辺が少し被さる程度に設定されている。従って、前後方向フレーム17a,17bの上面は、その内側辺側の少しの領域を残して帯状に露出している。尚、各フレーム17a〜19には角鋼管が使用され、床板20には合板が使用される。
図1及び図2に示すように、搬送用台車1の走行経路脇には、各フレーム17a〜19と床板20とで構成された搬送用台車1の上面(床用シート21の上面であっても良い)とほぼ同一レベルの作業床22が架設されている。尚、この作業床22は、搬送用台車1の走行経路中の特定区間のみに併設することができ、搬送用台車1の走行経路の左右両側に架設した例を示しているが、片側にのみ架設することもできる。
作業床22は、搬送用台車1の前後方向フレーム17a,17bとの間に適当な隙間23を形成するように架設されており、この作業床22の搬送用台車走行経路に隣接する側辺上面に、前記搬送用台車1の走行経路側に突出して前記隙間23を塞ぐ帯板状カバー24が取り付けられている。この帯板状カバー24は、図3に示すように、軟質の滑り防止シート(例えばゴムシート)25と、当該滑り防止シート25と比較して硬質で平滑表面の裏打ちシート(例えば超高分子量ポリエチレン製シート、商品名「ニューライト」「ソリジュール」など)26とを張り合わせた二層構造のもので、滑り防止シート25を上側にしてその幅のほぼ半分の領域が作業床22の搬送用台車走行経路に隣接する側辺上面に重ねられ、当該滑り防止シート25の作業床22側の側辺部上と作業床22とに跨がって被せられた帯状押え板27を、滑り防止シート25を貫通して作業床22にねじ込まれる止めねじ28により作業床22に固定している。而して、作業床22から搬送用台車走行経路側に突出する帯板状カバー24は、前記隙間23を塞ぐと共に、搬送用台車1の左右両側辺上面、即ち、前後方向フレーム17a,17bの床用シート21より外側で露出している角鋼管の上面に、下側の裏打ちシート26の表面が摺接するように重なっている。
上記構成によれば、走行する搬送用台車1とその走行経路脇の作業床22との間の隙間23は常に帯板状カバー24によって塞がれている。換言すれば、前記隙間23を多少広くしても、当該隙間23が開放している場合のような種々の問題は生じない。
A図は搬送用台車の構成を説明する一部縦断概略側面図であり、B図は搬送用台車とその周辺の構成を説明する一部切り欠き概略平面図である。 搬送用台車とその周辺の詳細を示す一部切り欠き平面図である。 本発明実施形態の要部の詳細を示す縦断正面図である。
符号の説明
1 搬送用台車
17a,17b 前後方向フレーム
20 床板
21 床用シート
22 作業床
23 隙間
24 帯板状カバー
25 軟質の滑り防止シート
26 硬質で平滑表面の裏打ちシート
27 帯状押え板
28 止めねじ

Claims (2)

  1. 一定走行経路上を走行する搬送用台車の走行経路脇に、当該搬送用台車の走行方向と平行な側辺の上面とほぼ同一高さの床が設けられ、この床の搬送用台車走行経路に隣接する側辺上面に、前記搬送用台車の走行経路側に突出して当該搬送用台車の側辺上面に重なる帯板状カバーが取り付けられた台車利用の搬送装置において、
    前記搬送用台車の上面には、前記帯板状カバーが重なる側辺上面を残して非鋼材製の床用シートが張設され、前記搬送用台車の帯板状カバーが重なる側辺上面は、鋼材製フレームの上面をそのまま露出させてある、台車利用の搬送装置。
  2. 前記帯板状カバーの上面は軟質の滑り防止シートから構成され、当該帯板状カバーの少なくとも搬送用台車の側辺上面に重なる領域の下面は、前記滑り防止シートと比較して硬質で平滑表面の裏打ちシートで構成されている、請求項1に記載の台車利用の搬送装置。
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