JP4422575B2 - 非水ディスパージョン組成物および接着剤 - Google Patents

非水ディスパージョン組成物および接着剤 Download PDF

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Description

本発明は、非水ディスパージョン組成物、およびこれを用いた接着剤に関する。
従来、ラテックスあるいは非水ディスパージョンは、接着剤、粘着剤、シーリング材、塗料などとして広く用いられている。非水ディスパージョンは、水があると不適当な特殊な用途、例えば、水を嫌う用途、速乾性を要する用途、また、水を蒸発させるための加熱ができない用途などに用いられている。
しかしながら、非水ディスパージョンから分散媒である非水溶媒を十分に揮発させることは非常に難しく、このような揮発工程が存在すると、工業的に不利となる。また、非水溶媒を十分に揮発させないと接着性が低下するという問題がある。
本発明は、硬化後、不要な溶媒が残らず、水分の含有量が小さく、優れた皮膜弾性および接着性が得られる非水ディスパージョン組成物を提供するものである。
本発明は、(A)改質天然ゴムラテックスが(B)反応性希釈剤により溶媒置換された非水ディスパージョン組成物であって、該(A)改質天然ゴムラテックスが、天然ゴムラテックス100重量部(固形分換算)に対して、ビニル系モノマーを合計で5〜50重量部重合させて得られ、かつ天然ゴムラテックス粒子の周囲がビニル系ポリマーで覆われており、しかも天然ゴムラテックス粒子を被覆するビニル系ポリマーの形状が連続状態の層、あるいはビニル系ポリマー粒子が集合して天然ゴムラテックス粒子を被覆した形状であり、該ビニル系ポリマー層の厚さまたはビニル系ポリマー粒子の粒径の平均値が0.02〜0.08μmであるとともに、改質天然ゴムラテックスの乾燥皮膜のシクロヘキサンへの不溶解分が80重量%以上である、非水ディスパージョン組成物に関する。
ここで、上記(A)改質天然ゴムラテックスと(B)反応性希釈剤との割合は、(A)改質天然ゴムラテックス(固形分換算)5〜80重量部、(B)反応性希釈剤が95〜20重量部(ただし、(A)改質天然ゴムラテックス(固形分換算)+(B)反応性希釈剤=100重量部)である。
また、上記ビニル系ポリマーを構成するビニル系モノマーは、(メタ)アクリル酸エステル、あるいは、(メタ)アクリル酸エステルおよび該(メタ)アクリル酸エステル以外のビニル系モノマーであることが好ましい。
さらに、上記反応性希釈剤としてはアクリル酸もしくはメタクリル酸からなる不飽和カルボン酸、またはそのエステル、アルキル(メタ)アクリレート、シクロアルキル(メタ)アクリレート、ハロゲン化アルキル(メタ)アクリレート、アルコキシアルキル(メタ)アクリレート、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、アミノアルキル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、アリル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、フェノキシ(メタ)アクリレート、エチレングリコール、もしくはポリエチレングリコールからなるアルキレングリコール、ポリオキシアルキレングリコールのモノまたはジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、(メタ)アクリルアミド、またはその誘導体、スチレン、ビニルトルエン、ジビニルベンゼン、N−ビニルカルバゾール、ならびにN−ビニルピロリドンの群から選ばれた希釈剤であることが好ましい。
本発明の非水ディスパージョン組成物は、その含水率が5重量%以下であることが好ましい。
次に、本発明は、上記非水ディスパージョン組成物からなることを特徴とするUV硬化型接着剤、または熱硬化型接着剤に関する。
本発明の非水ディスパージョン組成物は、置換溶媒である(B)反応性希釈剤中に(A)改質天然ゴムラテックスが分散しているものであり、硬化して接着剤として用いる際に、硬化後、不要な溶媒が残らず、また、水分の含有量が小さく、優れた皮膜弾性および接着性を得ることができる。
本発明の非水ディスパージョン組成物に用いられる(A)改質天然ゴムラテックスは、(B)反応性希釈剤との混合安定性が改良された改質天然ゴムラテックス組成物であって、例えば、天然ゴムラテックス粒子の周囲がビニル系ポリマーで覆われていることで、(B)反応性希釈剤との混合安定性が付与されているものであり、天然ゴムラテックスの存在下で、ビニル系モノマーを重合させることで得ることができる。
上記組成物は、天然ゴムラテックス粒子とビニル系ポリマーが比較的強固に結合することで、乾燥皮膜の溶剤への溶解性を小さくすることができ、例えば、シクロヘキサンへの不溶解分を80重量%以上とすることができる。
本発明に用いられる天然ゴムラテックスは、天然に産するゴムのエマルジョンをいい、通常「天然ゴムラテックス」と称されるものであれば、特に限定されるものではない。例えば、高アンモニアタイプ、低アンモニアタイプ、脱タンパク質タイプなどが挙げられる。
天然ゴムラテックス存在下で重合させるビニル系モノマーとしては、(メタ)アクリル酸エステルモノマー、あるいは、(メタ)アクリル酸エステルおよび該(メタ)アクリル酸エステルモノマー以外のビニル系モノマー、例えば、芳香族ビニル系モノマー、シアン化ビニル系モノマー、エチレン性不飽和酸モノマー、エチレン性不飽和アルコールおよびそのエステル、エチレン性不飽和シランなどが挙げられる。なかでも、(メタ)アクリル酸エステルモノマーが好ましい。
これらを1種または2種以上使用することもできる。
上記(メタ)アクリル酸エステルモノマーとしては、従来の水性アクリルエマルジョンにも使用されている、アクリル酸およびメタクリル酸の脂肪族、脂環族あるいは芳香族の非置換アルコールとのエステルである。ここでいう非置換とは、炭化水素基以外の基を持たないことを意味する。(メタ)アクリル酸エステルモノマーの例としては、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸t−ブチル、(メタ)アクリル酸ペンチル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸オクチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸n−ノニル、(メタ)アクリル酸イソノニル、(メタ)アクリル酸デシル、(メタ)アクリル酸ウンデシル、(メタ)アクリル酸ドデシル、(メタ)アクリル酸トリデシル、(メタ)アクリル酸n−アミル、(メタ)アクリル酸イソアミル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸ベンジル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシルなどが挙げられる。又、(メタ)アクリル酸グリシジルなどのエポキシ基を含有する(メタ)アクリル酸アルキルエステル類、(メタ)アクリル酸シクロヘキシルなどの置換基を含有することもあるシクロアルキル基を有する(メタ)アクリル酸シクロアルキルエステル類、(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピル、および(メタ)アクリル酸ヒドロキシブチルなどの水酸基を含有するアルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステル類なども挙げられる。なかでも(メタ)アクリル酸メチルが好ましい。
上記芳香族ビニル系モノマーの例には、スチレン、α−メチルスチレン、o−メチルスチレン、p−メチルスチレン、o−エチルスチレン、p−エチルスチレン、p−メトキシスチレン、p−アミノスチレン、p−アセトキシスチレン、スチレンスルホン酸ナトリウムなどがあり、なかでもスチレンが好ましい。
上記シアン化ビニル系モノマーの例には、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、シアン化ビニリデン、α−メトキシアクリロニトリルなどがあり、とくにアクリロニトリルが好ましい。
上記エチレン性不飽和酸モノマーの例には、エチレン性不飽和カルボン酸、エチレン性不飽和スルホン酸などが使用される。エチレン性不飽和カルボン酸の例にはアクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、フマル酸、無水フマル酸、マレイン酸、無水マレイン酸などがあり、エチレン性不飽和スルホン酸の例にはビニルスルホン酸、イソプレンスルホン酸などがある。
上記エチレン性不飽和アルコールおよびそのエステルの例には、アリルアルコール、メタアリルアルコール、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、ステアリン酸ビニル、安息香酸ビニル、酢酸アリル、カプロン酸メタアリル、ラウリン酸アリル、安息香酸アリルなどがある。
上記エチレン性不飽和シランの例には、ビニルトリエチルシラン、メチルビニルジクロロシラン、ジメチルアリルクロロシラン、ビニルトリクロロシランなどがある。
以上の(メタ)アクリル酸エステル以外のビニル系モノマーの使用量は、通常、全ビニル系モノマー中に80重量%以下、好ましくは60重量%以下である。
重合させる上記ビニル系モノマーの量は、天然ゴムラテックス100重量部(固形分換算)に対して5〜50重量部が好ましい。さらに好ましくは、10〜40重量部である。この量が5重量部未満では、ビニル系モノマーが重合してなるビニル系ポリマーの量が十分でなく、天然ゴムラテックス粒子の表面を十分に覆うことができず、混合安定性が付与できない。一方、50重量部を超えると、天然ゴムが有している皮膜物性が変化し、実用上、好ましくない。
本発明に用いられる上記(A)改質天然ゴムラテックスは、天然ゴムラテックス粒子の周囲を、上記のようなビニル系モノマーから得られるビニル系ポリマーが被覆することを特徴とする。
なお、(A)改質天然ゴムラテックス中には、天然ゴムラテックス粒子の周囲を被覆するビニル系ポリマーのほか、該天然ゴムラテックス粒子の周囲を被覆せずに混在するビニル系ポリマー、さらには重合されていないビニル系モノマーが存在する。通常、重合していないビニル系モノマーの総量は、全ビニル系モノマーの10重量%以下、好ましくは5重量%以下程度であり、(A)改質天然ゴムラテックスを(B)反応性希釈剤と溶媒置換したのち、減圧、加熱、共沸などにより除去することができる。
上記の本発明の組成物は、天然ゴムラテックス粒子とビニル系ポリマーが比較的強固に結合することで、その乾燥皮膜の溶剤への溶解性を小さくすることができ、例えば、シクロヘキサンのような溶剤への不溶解分を80重量%以上とすることができる。
天然ゴムポリマーはシクロヘキサンのような溶剤には溶解するが、(メタ)アクリル酸エステルポリマーのようなポリマーはシクロヘキサンのような溶剤には溶解しにくいという特徴がある。そこで、天然ゴムラテックス粒子表面をこのようなビニル系ポリマーが被覆することで、シクロヘキサンのような溶剤への不溶解性を付与できる。上記の如く、天然ゴムラテックス粒子表面をビニル系ポリマー層または微小粒子が被覆した本発明の組成物は、溶剤との混合安定性が良好である。溶剤への不溶解分が80重量%より低いと、溶剤との混合安定性が悪く、好ましくない。ここで、溶剤としては、例えば、非親水性の有機溶剤である、シクロヘキサン、エチルエーテル、n−オクタン、酢酸ブチルなどが挙げられる。
シクロヘキサンへの不溶解分の測定方法を以下に説明する。まず、改質天然ゴムラテックス組成物を35℃にて12〜18時間乾燥し、乾燥皮膜を得る。含水率が1%以下であることを確認した乾燥皮膜を一辺が1〜2mmの立方体状に切断し、ほぼ0.2mgとしたものを、攪拌中のシクロヘキサン(60ml)中に導入する。密栓し、23±3℃にて、12〜18時間静置し、さらに1時間攪拌した後、No.2のろ紙でろ過し、ろ液の固形分を測定する。ろ液の固形分とシクロヘキサン中へ導入した乾燥皮膜重量から、不溶解分を算出する。
天然ゴムラテックス粒子を被覆するビニル系ポリマーの形状は連続状態(ビニル系ポリマー層)あるいはビニル系ポリマー粒子が集合した形状であり、天然ゴムラテックス粒子の周囲を覆うビニル系ポリマー層の厚さまたはビニル系ポリマー粒子の粒径の平均値は0.02〜0.08μmである。ビニル系ポリマー層の厚さまたはビニル系ポリマー粒子の粒径が0.02μm未満であると、天然ゴムラテックス粒子を被覆することによる混合安定性の効果が小さく、(B)反応性希釈剤との混合時に不安定化したり、経時的に著しく粘度上昇する。一方、0.08μmを超えると、天然ゴムラテックス粒子の大多数を被覆するために必要なモノマー量が過多となり、結果として天然ゴムが有している皮膜物性が変化し、実用上好ましくない。
ここで、ビニル系ポリマー層の厚さまたはビニル系ポリマー粒子の粒径の平均値の測定方法は、透過型電子顕微鏡写真による。同一品について5枚以上の写真を撮り、個々の写真から天然ゴム粒子に付着するビニル系ポリマー層の厚みまたはビニル系ポリマー粒子の粒径を5箇所測定し、計25個以上の測定値を平均して、ビニル系ポリマー層の厚みまたはビニル系ポリマー粒子の粒径の平均値とする。
本発明に用いられる(A)改質天然ゴムラテックスは、天然ゴムラテックス粒子の周囲が上記のようなビニル系モノマーが重合してなるビニル系ポリマー(層または粒子)により覆われているが、このような形状は、同様の粒径をもつ合成樹脂エマルジョンなどと天然ゴムラテックスを単純に混合しただけで得られるものでなく、天然ゴムラテックス粒子とビニル系モノマーを混合後、重合することで得られる。
重合方法は、天然ゴムラテックス粒子の周囲がビニル系ポリマーにより覆われているものが得られれば、どのような方法でもよい。
なお、本発明に用いられる(A)改質天然ゴムラテックスには、必要に応じて各種の添加剤を配合することができる。例えば、フェノール系、有機ホスファイト系、チオエーテル系などの酸化防止剤;光安定剤;紫外線吸収剤;アミド系、有機金属塩系、エステル系などの滑剤;含臭素有機系、リン酸系、三酸化アンチモン、水酸化マグネシウム、赤リンなどの難燃剤;有機顔料;無機顔料;有機充填材;無機充填材;金属イオン系などの無機、有機抗菌剤;安定剤;老化防止剤;増粘剤;防腐剤;消泡剤;粘着付与樹脂;分散剤:可塑剤などを添加することができる。
本発明に用いられる改質天然ゴムラテックスは、固形分濃度が、通常、45重量%以上、好ましくは50重量%以上、さらに好ましくは53重量%以上、また粘度が、通常、10〜500mPa・s、好ましくは20〜350mPa・sに調整される。
この濃度が45重量%未満では、溶媒置換時に長時間が必要であり、好ましくない。
(A)改質天然ゴムラテックスの固形分濃度が低い場合は、45重量%以上となるように濃縮して用いることが好ましい。
また、本発明の非水ディスパージョン組成物において、溶媒置換に用いられる(B)反応性希釈剤は、従来の溶剤と同様の希釈効果を持ち、さらに分子内に反応性の二重結合を有しており、この反応性の二重結合が熱もしくはUV波などを照射することによって反応し、ポリマー膜を形成し得るものである。
このような反応性希釈剤としては、例えば、アクリル酸や、メタクリル酸などの不飽和カルボン酸、またはそのエステル、アルキル(メタ)アクリレート、シクロアルキル(メタ)アクリレート、ハロゲン化アルキル(メタ)アクリレート、アルコキシアルキル(メタ)アクリレート、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、アミノアルキル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、アリル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、フェノキシ(メタ)アクリレート、エチレングリコール、ポリエチレングリコールなどのアルキレングリコールやポリオキシアルキレングリコールのモノまたはジ(メタ)アクリレート、また、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、(メタ)アクリルアミド、またはその誘導体、その他、スチレン、ビニルトルエン、ジビニルベンゼン、N−ビニルカルバゾール、N−ビニルピロリドンなどが挙げられる。
これらは、1種または2種以上で使用することができる。
また、反応性希釈剤としては、上記のほか、ポリエチレングリコールジアクリレート、ポリプロピレングリコールジアクリレート、EO変性ビスフェノールAジアクリレート、PO変性ビスフェノールAジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、1,9−ノナンジオールジアクリレート、2−エチル,2−ブチル−プロパンジオールジアクリレート、フェノキシエチルアクリレート、フェノキシジエチレングリコールアクリレート、EO変性フェノールアクリレート、EO変性クレゾールアクリレート、EO変性ノニルフェノールアクリレート、メトキシトリエチレングリコールアクリレート、EO変性2エチルヘキシルアクリレート、イソボニルアクリレート、ジプロピレングリコールアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、EO変性トリメチロールプロパントリアクリレート、PO変性トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、メトキシポリエチレングリコールメタクリレート、ポリプロピレングリコールジメタクリレート、EO変性ビスフェノールAジメタクリレートなどを用いることができる。
また、反応性希釈剤としては、二重結合を有する上記のアクリル系化合物のオリゴマーを用いることもできる。
本発明の非水ディスパージョン組成物は、上記の(A)改質天然ゴムラテックスを(B)反応性希釈剤で溶媒置換して得られたものである。
本発明において、溶媒置換は、上記の(A)改質天然ゴムラテックスと(B)反応性希釈剤を混合し、この混合物から、水分を除去すればよい。
混合時、(A)改質天然ゴムラテックスと、(B)反応性希釈剤との割合は、(A)改質天然ゴムラテックス100重量部(固形分換算)に対し、反応性希釈剤を25〜1,900重量部、好ましくは30〜600重量部、さらに好ましくは40〜250重量部用いる。反応性希釈剤が25重量部未満では非水ディスパージョンの分散状態が維持できない。一方、1,900重量部を超えると(A)改質天然ゴムラテックスによる硬化皮膜の改質効果が得にくくなる。
水分の除去は、どのような方法で行ってもよく、加熱、共沸、減圧、他溶媒との置換、凝集剤を添加後遠心分離、限外ろ過、分別ろ過などの方法が挙げられる。これらの方法は、用いる(B)反応性希釈剤によって最適なものを用いればよいが、例えば、EO変性ビスフェノールAジアクリレートであれば、減圧脱水を行うことができ、760mmHg減圧下、混合物を50℃に加熱すればよい。
上記のよう水分を除去して、好ましくは、非水ディスパージョン組成物の含水量が5重量%以下となるようにする。この含水量が5重量%を超えると熱硬化時またはUV反応時の阻害因子となり、皮膜に(B)反応性希釈剤が残留する原因となり、さらに皮膜中に水分が残留し、実用上好ましくない。含水量は好ましくは2重量%以下、さらに好ましくは0.5重量%以下である。本発明の非水ディスパージョン組成物において、含水量を5重量%以下になすには、加熱、共沸、減圧、他溶媒との置換、凝集剤を添加後遠心分離、限外ろ過、分別ろ過などの方法が挙げられる。
このようにして得られた本発明の非水ディスパージョン組成物における、(A)改質天然ゴムラテックスと(B)反応性希釈剤の割合は、(A)改質天然ゴムラテックス(固形分換算、以下同様)5〜80重量部、(B)反応性希釈剤95〜20重量部であり、好ましくは、(A)改質天然ゴムラテックス15〜75重量部、(B)反応性希釈剤85〜25重量部、さらに好ましくは(A)改質天然ゴムラテックス30〜70重量部、反応性希釈剤70〜30重量部(ただし、(A)改質天然ゴムラテックス+(B)反応性希釈剤=100重量部)である。(A)改質天然ゴムラテックスが5重量部未満では改質天然ゴムラテックスによる硬化皮膜の改質効果が得られなくなり、一方、80重量部を超えると非水ディスパージョンの分散状態が維持できない。
また、非水ディスパージョン中の(A)改質天然ゴムラテックスの平均粒径は、通常、0.03〜5μm、好ましくは0.05〜4μm、さらに好ましくは0.1〜3μmである。粒径が0.03μm未満の粒子は、使用する天然ゴムラテックス粒子の粒径が0.03μm以上であるため、得ることができない。一方、5μmを超えると、改質天然ゴムラテックス粒子が凝集し粗大化している可能性があり、液の状態では沈降分離が発生し、実使用時に均質な皮膜が得られにくくなる可能性がある。
ここで、改質天然ゴムラテックス粒子の平均粒径の測定方法は、動的光散乱法測定による。同一品について3回以上測定を行い、それらの平均値を改質ゴムラテックス粒子の平均粒径とする。
本発明においては、上記の非水ディスパージョン組成物にさらに、熱架橋開始剤またはUV重合開始剤を非水ディスパージョン組成物中の(B)反応性希釈剤100重量部に対して1〜10重量部、好ましくは2〜8重量部、さらに好ましくは3〜7重量部添加してもよい。これらの開始剤の量が1重量部未満では、皮膜の反応が不完全であり、皮膜に未反応の(B)反応性希釈剤が残留する原因となる。一方、10重量部を超えると残留した開始剤が皮膜劣化の原因となる可能性がある。
ここで、熱架橋開始剤としては、上記(A)改質天然ゴムラテックスの製造に用いられることのある有機系重合開始剤を挙げることができる。
また、UV重合開始剤としては、通常用いられているものを用いることができる。例えば、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン、1−ヒドロキシ−シクロヘキシルフェニルケトン、オリゴ[2−ヒドロキシ−2−メチル−1−[4−(1−メチルビニル)フェニル]プロパノン]、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)フェニルホスフィンオキサイド、3−メチルアセトフェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、キサントン、フルオレノン、ベンズアルデヒド、フルオレン、アントラキノン、トリフェニルアミン、カルバゾール、3−メチルアセトフェノン、ベンゾフェノン、4−クロロベンゾフェノン、4,4′−ジメトキシベンゾフェノン、4,4′−ジアミノベンゾフェノン、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインプロピルエーテル、ミヒラーズケトン、ベンジルジメチルケタール、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、1−(4−ドデシルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル−(2−ヒドロキシ−2−プロピル)ケトン、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルホリノ−プロパン−1−オン、2,4,6−トリメチルベンゾイルフェニルフォスフィネート、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルフォスフィンオキシド、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルホリノフェニル)−ブタン−1−オン、ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチルペンチルホスフィンオキシド、メチルベンゾイルホルメート、チオキサントン、ジエチルチオキサントン、2−イソプロピルチオキサントン、2−クロロチオキサントンなどが挙げられる。
これらの市販品としては、EsacureKK、KIP150、75LT(ラムバーティ社製)、イルガキュア184、261、369、379、500、651、819、907、1700、1800、1850、2959、CGI−403、ダロキュア953、1116、1173、1664、2273、4265(以上、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)、ルシリンTPO、LR8728、LR8893(以上、BASF社製)、エベクリルP36(ダイセル・ユーシービー社製)、ヴァイキュア55(アクゾ社製)、カヤキュアCTX、DETX、BP−100、BMS、2−EAQ(以上、日本化薬社製)などを挙げることができる。
また、本発明の非水ディスパージョン組成物には、必要に応じて各種の添加剤を配合することができる。例えば、フェノール系、有機ホスファイト系、チオエーテル系などの酸化防止剤;光安定剤;紫外線吸収剤;アミド系、有機金属塩系、エステル系などの滑剤;
含臭素有機系、リン酸系、三酸化アンチモン、水酸化マグネシウム、赤リンなどの難燃剤、有機顔料;無機顔料;有機充填材;無機充填材;金属イオン系などの無機、有機抗菌剤;安定剤;老化防止剤;粘度調整剤;レベリング剤;防腐剤;消泡剤;重合禁止剤;粘着付与樹脂;分散剤;可塑剤;乾燥制御剤などを添加することができる。
このような添加剤は、(A)改質天然ゴムラテックスと(B)反応性希釈剤の混合時に添加しても、混合後水分除去後添加してもよい。
さらに、本発明の非水ディスパージョン組成物において、組成物の固形分濃度調整や硬化物の風合い調整などのために、非反応性溶剤を添加することもできる。
非反応性溶剤としては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、エチレングリコールモノブチルエーテル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、2−メチルペンタン−2,4−ジオールなど、(A)改質ゴムラテックスとの混合に用いられる各種の溶剤が挙げられる。
本発明の非水ディスパージョン組成物において、熱架橋開始剤を含む熱硬化型の組成物系では、これを熱硬化して、接着剤や隙間充填剤などとして用いることができる。熱硬化の条件としては、60〜200℃にて1〜30分間行えばよい。60℃未満では硬化が充分進まず、一方、200℃を超えると分散ポリマーの劣化が促進されるため好ましくない。さらに好ましくは、80〜150℃にて2〜20分間である。
また、本発明の非水ディスパージョン組成物において、UV重合開始剤を含む組成物系では、これをUV硬化して、接着剤や隙間充填剤などとして用いることができる。UV硬化の条件としては、紫外線照射を、好ましくは100〜500mJ/cmの照射量で行えばよい。照射量が、100mJ/cm未満では十分硬化せず、皮膜に未反応の(B)反応性希釈剤が残留する原因となる。一方、500mJ/cmを超えると過度な反応収縮が発生し好ましくない。さらに好ましい照射量は、150〜400mJ/cmである。
また、本発明の非水ディスパージョン組成物は、これを電子線硬化して、接着剤や隙間充填剤などに用いることもできる。
また、本発明の非水ディスパージョン組成物は、上記のような接着剤だけではなく、天然ゴムのゴム弾性を利用し、ポリマー改質剤としても用いることができる。
以下に実施例を挙げて説明するが、本発明は本実施例および以下の実施例に限定解釈されるものではない。
なお、実施例中、部および%は、特に断らない限り、重量基準である。
また、実施例中の測定値は以下の方法で測定した。
<混合安定性>
攪拌中の(A)改質天然ゴムラテックス組成物100g(固形分50g)に表中の(B)反応性希釈剤を50g添加し、その状態を観察し、5点法で判定した(5良好←→1劣悪)。
5:混合安定性良好
4:微量の凝集物ができるが、混合可能
3:凝集物がダマ状に分散しているが、混合可能。
2:組成物添加で凝集物が発生し、混合不可能。
1:組成物少量で即座に凝集物が発生し、混合不可能
<置換安定性>
(A)改質天然ゴムラテックス組成物100g(固形分50g)に表中の(B)反応性希釈剤を50g添加し、混合可能であったものに関して、750mmHg減圧下、50℃に加熱して脱水を行い、その状態を観察し、5点法で判定した(5良好←→1劣悪)。
5:溶媒置換性良好
4:処理中にサンプルの粘度が上昇するが混合でき、溶媒置換可能。
3:処理中にダマが発生するが、次第に解消し、溶媒置換可能
2:溶媒置換(脱水)は可能であるが、処理中にダマが発生し最後まで残る。
1:処理中にサンプルの全体あるいは半分以上が固化し、混合不可能
<含水率>
カールフィッシャー法によって、測定した。
<皮膜弾性>
組成物を硬化し、皮膜化したものを用いた。試験長さ20mmを60mmまで荷重をかけて延伸し、荷重開放後に歪として残る皮膜の長さを測定した(測定値=試験後の長さ−試験長さ20mm)。
5:0〜20mm
4:21〜30mm
3:31〜40mm
2:41〜50mm
1:51mmより上かあるいは破断
<接着性>
実施例および比較例の操作によって得られた組成物を、研磨したSUS板上に厚み8μmで塗布し、更に透明フィルムを被せた。その上からUV波を照射し、試験体を得た。試験体のフィルムおよび接着剤を25mm幅の切込みを入れ、JIS Z0237(粘着テープ・粘着シート試験方法)に規定される90度引きはがし粘着力を測定した。
また、熱硬化性組成物では、UV波の代わりに加熱を実施し、試験体を得た後、接着力試験を実施した。
実施例1
改質MMAグラフト天然ゴムラテックス〔イーテック社製 MGNR20(天然ゴムラテックス(固形分換算)100部に対し、改質用のビニル系モノマーとしてメチルメタクリレートを20部グラフト重合させて得られたグラフト共重合体)、固形分濃度=50%〕50部(固形分換算)とEO変性ビスフェノールAジアクリレート(第一工業製薬製ニューフロンティアBPE−20)50部を混合し、減圧脱水した後、添加剤としてUV重合開始剤を(B)反応性希釈剤50部に対し、5部混合した。減圧脱水は、750mmHg減圧下、混合物を50℃に加熱して行った。得られた非水ディスパージョン組成物の含水率は0.5%であった。
得られた非水ディスパージョン組成物について、組成物性能として、上記の評価方法にて混合安定性、置換安定性および含水率を、また、実用性能として、上記の評価方法にて皮膜弾性、接着性を調べた。結果を表1に示す。
実施例2〜実施例5
表1に示す(A)改質天然ゴムラテックスを用い、実施例1と同様にして非水ディスパージョン組成物を調製し、混合安定性、置換安定性、含水率、皮膜弾性、接着性を調べた。結果を表1に示す。
実施例6
表1に示す(A)改質天然ゴムラテックスを用い、実施例1のUV重合開始剤を熱架橋開始剤(4部)とした以外は、実施例1と同様にして非水ディスパージョン組成物を調製し、混合安定性、置換安定性、含水率、皮膜弾性、接着性を調べた。結果を表1に示す。
比較例1〜比較例2
表1に示す(A)改質天然ゴムラテックスを用い、実施例1と同様にして非水ディスパージョン組成物を調製し、混合安定性、置換安定性、含水率、皮膜弾性、接着性を調べた。結果を表1に示す。
比較例3
表1に示す(A)改質天然ゴムラテックスを用い、実施例1のUV重合開始剤を熱架橋開始剤とした以外は、実施例1と同様にして非水ディスパージョン組成物を調製し、混合安定性、置換安定性、含水率、皮膜弾性、接着性を調べた。結果を表1に示す。
実施例7〜実施例10
実施例1に示す(A)改質天然ゴムラテックスと(B)反応性希釈剤を用い、それらの混合比率を表2に示すとおり変更した以外は、実施例1と同様にして非水ディスパージョン組成物を調製し、混合安定性、置換安定性、含水率、皮膜弾性、接着性を調べた。結果を表2に示す。
実施例11〜実施例12
表2の実施例8および実施例9のUV重合開始剤を熱架橋開始剤とした以外は、実施例1と同様にして非水ディスパージョン組成物を調製し、混合安定性、置換安定性、含水率、皮膜弾性、接着性を調べた。結果を表2に示す。
比較例4
(A)改質天然ゴムラテックスを用いず、(B)反応性希釈剤にUV重合開始剤を添加し、含水率、皮膜弾性、接着性を調べた。結果を表2に示す。
比較例5
実施例1に示す(A)改質天然ゴムラテックスと(B)反応性希釈剤を用い、それらの混合比率を表2に示すとおり変更した以外は、実施例1と同様にして非水ディスパージョン組成物を調製し、混合安定性、置換安定性、含水率、皮膜弾性、接着性を調べた。結果を表2に示す。
Figure 0004422575
Figure 0004422575
本発明の非水ディスパージョン組成物は、皮膜弾性および接着性に優れており、接着剤、コート剤、隙間充填剤、パンク修理剤、そのほか硬質ポリマーにゴム弾性を付与するためのポリマー改質剤などとして好適に使用することができる。

Claims (7)

  1. (A)改質天然ゴムラテックスが(B)反応性希釈剤により溶媒置換された非水ディスパージョン組成物であって、(A)改質天然ゴムラテックスが、天然ゴムラテックス100重量部(固形分換算)に対して、ビニル系モノマーを合計で5〜50重量部重合させて得られ、かつ天然ゴムラテックス粒子の周囲がビニル系ポリマーで覆われており、しかも天然ゴムラテックス粒子を被覆するビニル系ポリマーの形状が連続状態の層、あるいはビニル系ポリマー粒子が集合して天然ゴムラテックス粒子を被覆した形状であり、該ビニル系ポリマー層の厚さまたはビニル系ポリマー粒子の粒径の平均値が0.02〜0.08μmであるとともに、改質天然ゴムラテックスの乾燥皮膜のシクロヘキサンへの不溶解分が80重量%以上である、非水ディスパージョン組成物。
  2. (A)改質天然ゴムラテックス(固形分換算)5〜80重量部、(B)反応性希釈剤が95〜20重量部(ただし、(A)改質天然ゴムラテックス(固形分換算)+(B)反応性希釈剤=100重量部)である請求項1記載の非水ディスパージョン組成物。
  3. ビニル系ポリマーを構成するビニル系モノマーが(メタ)アクリル酸エステル、または(メタ)アクリル酸エステルおよび該(メタ)アクリル酸エステル以外のビニル系モノマーである(A)改質天然ゴムラテックスを用いた請求項1または2記載の非水ディスパージョン組成物。
  4. (B)反応性希釈剤が、アクリル酸もしくはメタクリル酸からなる不飽和カルボン酸、またはそのエステル、アルキル(メタ)アクリレート、シクロアルキル(メタ)アクリレート、ハロゲン化アルキル(メタ)アクリレート、アルコキシアルキル(メタ)アクリレート、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、アミノアルキル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、アリル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、フェノキシ(メタ)アクリレート、エチレングリコール、もしくはポリエチレングリコールからなるアルキレングリコール、ポリオキシアルキレングリコールのモノまたはジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、(メタ)アクリルアミド、またはその誘導体、スチレン、ビニルトルエン、ジビニルベンゼン、N−ビニルカルバゾール、ならびにN−ビニルピロリドンの群から選ばれた少なくとも1種である請求項1〜いずれかに記載の非水ディスパージョン組成物。
  5. 含水率が5重量%以下である請求項1〜いずれかに記載の非水ディスパージョン組成物。
  6. 請求項1〜いずれか1項に記載の非水ディスパージョン組成物からなることを特徴とするUV硬化型接着剤。
  7. 請求項1〜いずれか1項に記載の非水ディスパージョン組成物からなることを特徴とする熱硬化型接着剤。
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