JP4419540B2 - 脈波検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発光素子と受光素子を用いて生体の脈波を検出する脈波検出装置に関する。
近年、生活習慣病などの予防を目的として、歩数計や消費カロリー計など定期的な運動を支援する携帯型の装置が利用されている。この運動量をより正確に判断するには脈拍数を計測することが有効であり、このために、血液成分による吸光特性を利用した光学式脈波センサが利用されることが多い。この光学式脈波センサは、発光素子と受光素子を備え、発光素子から人体に向けて光を照射し、反射してきた光を受光素子で受光するように構成されており、この受光量の変化により脈波を検出する。そして、この光学式脈波センサとしては、例えば、発光素子と受光素子とから構成された脈波センサが、センサ固定用バンドによって人間の人差し指の根元から第2指関節までの間に固定されるものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
再表97/037588号公報
しかし、光学式脈波センサを屋外で利用する場合には、太陽光ノイズが大きな問題となる。つまり、屋外では太陽光が脈波センサに入射することで、本来検出すべき脈波成分が太陽光ノイズに埋もれてしまい脈波を精度良く検出できなくなるという問題があった。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、太陽光の影響を除去して精度良く脈波を検出する脈波検出装置を提供することを目的とする。
係る目的を達成するためになされた請求項1に記載の脈波検出装置は、生体の皮膚に接触させて固定されており、発光手段は生体に対して光を照射するとともに、受光手段は、発光手段から照射された光の反射光を、透光板を介して受光することにより生体の脈波を検出する。そして、当該脈波検出装置は、透光板の端面を覆い光を遮光する遮光板を備えており、この遮光板は、当該脈波検出装置の外部から照射された光が生体の皮膚を介して受光手段に受光されるのを阻止する。
このため、外部から照射された光の影響を除去して精度良く脈波を検出することができる。
ところで、当該脈波検出装置の外部から照射された光(以降、外部光とも称す)が生体の皮膚を介して受光手段に受光される経路としては、図6(a)に示すように、皮膚表面と皮膚内部の伝播が挙げられる。このうち、皮膚表面の伝播は、遮光板と生体の皮膚との間に形成された隙間から外部光が入射し、遮光板と生体の皮膚との間で反射を繰り返しながら受光手段に到達するものである。
なお、この皮膚表面の伝播を抑制するためには、例えば遮光板の材質は、光を吸収する特性を有するようにするとよい。
このようにすると、遮光板と生体の皮膚との間に形成された隙間から入射した外部光が遮光板に当たると、外部光は遮光板に吸収されるため、外部光が受光手段に受光されることを抑制できる。
また、遮光板の前記外側表面は光を吸収する色で塗装されているようにするとよい。
このようにすると、遮光板と生体の皮膚との間に形成された隙間から入射した外部光が遮光板に当たると、外部光は塗装された部分に吸収されるため、外部光が受光手段に受光されることを抑制できる。
また、遮光板の材質は、当該脈波検出装置を前記生体の皮膚に固定した際に、前記遮光板の前記外側表面が前記生体の皮膚と隙間なく接触する程度に柔軟な特性を有するようにするとよい。
このようにすると、外部光が入射する原因となる隙間が形成されないため、外部光が受光手段に受光されることを抑制できる。
また、遮光板の前記外側表面上には、該外側表面が鏡面でないと見做すことができる程度の凹凸が形成されているようにするとよい。
このようにすると、遮光板と生体の皮膚との間に形成された隙間から入射した外部光が遮光板に当たると、外部光は四方に散乱するために、外部光が受光手段に受光されることを抑制できる。
一方、皮膚内部の伝播は、図6(a)に示すように、外部光が皮膚の内部を通過して受光手段に到達するものである。
この皮膚内部の伝播を抑制するために、本発明では、脈波検出装置を生体の皮膚に固定した際に該皮膚に窪みを生じさせる複数の遮光凸部を備えるとともに、その複数の遮蔽凸部を、皮膚の内部を伝播する外部光が受光手段に到達する経路に沿って該経路を2重以上に遮るように、遮光板の外側表面上に配置している。
このように構成された脈波検出装置によれば、皮膚に窪みを生じさせる程度に遮光凸部が皮膚を押圧することにより、皮膚内部を伝播する外部光の経路上に遮光凸部が立ちはだかるために、遮光凸部に当たった外部光は四方に散乱し、外部光が受光手段に受光されることを抑制できる。
しかも、本発明では、皮膚内部を伝播する外部光が受光手段に到達するまでの経路上に多くの遮光凸部が配置されるので、外部光が受光手段に受光されることを更に抑制できる。
その上、本発明では、複数の遮光凸部は、互いの配置間隔がランダムになるように配置されている。よって、皮膚内部を伝播する外部光の経路上に、配置間隔が外部光の周波数の整数倍に一致していない遮光凸部が、確実に配置されるので、外部光が受光手段に受光されることを抑制できる。
また、請求項2に記載の脈波検出装置では、脈波検出装置を生体の皮膚に固定した際に皮膚に窪みを生じさせる複数の遮光凸部を、皮膚の内部を伝播する外部光が受光手段に到達する経路に沿って該経路を2重以上に遮るように、遮光板の外側表面上に配置している。
このように構成された脈波検出装置によれば、皮膚に窪みを生じさせる程度に遮光凸部が皮膚を押圧することにより、皮膚内部を伝播する外部光の経路上に遮光凸部が立ちはだかるために、遮光凸部に当たった外部光は四方に散乱し、外部光が受光手段に受光されることを抑制できる。
しかも、本発明では、皮膚内部を伝播する外部光が受光手段に到達するまでの経路上に多くの遮光凸部が配置されるので、外部光が受光手段に受光されることを更に抑制できる。
その上、本発明では、遮光凸部は、始端部と終端部とを有する突条で構成されている。よって、突条の端部間に形成される空隙を介して、脈波検出装置と生体の皮膚との間の隙間にある空気と、脈波検出装置の外部の空気とが、突条の端部間に形成される空隙を介して循環することができる。
つまり、脈波検出装置と皮膚とが密着している部分で起こりやすくなる蒸れを抑制できる。
また、請求項2に記載の脈波検出装置において、更に、請求項3に記載のように、前記複数の遮光凸部の内で前記透光板から最も離れた位置に配置された遮光凸部を構成する突条の端部間に形成された空隙と、前記透光板とを結ぶ直線上に、少なくとも1つの遮光凸部が配置されているようにするとよい。
このように構成された脈波検出装置によれば、透光板から最も離れた位置に配置された遮光凸部を構成する突条において、その端部間に形成された空隙から入射した外部光の経路上に遮光凸部が配置されるので、外部光が受光手段に受光されることを抑制できる。
また、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の脈波検出装置において、更に、請求項に記載のように、前記遮光凸部の材質は、当該脈波検出装置を前記生体の皮膚に固定した際に、前記遮光凸部が前記生体の皮膚と隙間なく接触する程度に柔軟な特性を有するようにするとよい。
このように構成された脈波検出装置によれば、遮光凸部と生体の皮膚との間に、外部光が入射する原因となる隙間が形成されないため、外部光が受光手段に受光されることを更に抑制できる。
また、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の脈波検出装置において、更に、請求項に記載のように、前記遮光凸部は、前記透光板を取り巻くように配置されるようにするとよい。
このように構成された脈波検出装置によれば、皮膚内部を伝播する外部光が受光手段に到達するまでの経路上に確実に遮光凸部が配置されるので、外部光が受光手段に受光されることを更に抑制できる。
以下に本発明の実施形態について図面をもとに説明する。
まず、本発明の脈波検出装置を適用した脈波検出装置1を、図1に基づいて説明する。
本実施形態の脈波検出装置1は、人体の脈拍数を検出する装置であり、図1に示すように、発光素子として赤外LED21と緑色LED23を備えるとともに、受光素子としてフォトダイオード(PD)25を備えた脈波センサ3と、赤外LED21と緑色LED23とに対して、それぞれ異なるタイミングで光を照射させるための駆動信号を出力することにより脈波センサ3を駆動する駆動回路5と、脈波センサ3からの信号を処理するとともに駆動回路5を制御するデータ処理装置7とから構成されている。尚、駆動回路5とデータ処理装置7とは、脈波検出装置本体9の筐体内に収容されている。
まず、脈波センサ3の構成を図2に基づいて説明する。図2(a)は脈波センサ3の構成を示す断面図、図2(b)は脈波センサ3の皮膚と接触する側から見た平面図である。尚、図2(a)は図2(b)のA−A断面部を示している。
脈波センサ3は、人体の腕等に固定して利用するものであり、図2(a)に示すように、約940nmの波長の赤外光を照射する赤外LED21と、約520nmの緑色光を照射する緑色LED23と、光を受光して受光量に応じた信号(受光信号)を出力するPD25とを備える光学式反射型センサである。
この赤外LED21,緑色LED23,PD25は、それぞれ脈波センサ3の筐体20の底部27に、PD25を挟んで左右に赤外LED21と緑色LED23とが位置するように並列して配置され、透明な透光板29を介して、赤外光又は緑色光を人体に対して照射できるようにされている。さらに、光を遮光する遮光板31が透光板29の端面を覆うように配置されている。尚、遮光板31は、脈波センサ3を人体の腕等に固定した際に、遮光板31が皮膚と隙間なく接触する程度に柔軟な特性を有する材質のものが用いられ、例えばシリコン材が好適である。また、遮光板31の皮膚と接触する側の表面は光を吸収する色(例えば黒色)で塗装されている。なお、図では遮光板31と筐体20が別体のものを示すが、筐体20を加工することで遮光板31と同じ機能を有する構成としてもよい。
また、遮光板31上には、凸部33が透光板29を3重に取り巻くように配置されている。ここでは3重としたが、1重,2重または4重以上でもよい。また、凸部33の高さは、脈波センサ3を人体の腕等に固定した際に、皮膚に窪みを生じさせる程度の高さであればよく、例えば0.3mm程度にするとよい。この凸部33は、後に詳述するように、外部からの光がPD25に受光されるのを阻止するためのものである。さらに、凸部33は始端部と終端部を有する複数の突条で構成されており、突条の端部間には、蒸れ防止のための空隙35が形成されている。また、3重に配置された凸部33の互いの配置間隔(例えば、図2(b)の間隔S1,S2参照)は、均等ではなくランダムになっている。尚、凸部33は、脈波センサ3を人体の腕等に固定した際に、凸部33が皮膚と隙間なく接触する程度に柔軟な特性を有する材質のものが用いられ、例えばシリコン材が好適である。なお、図では凸部33および遮光板31と筐体20が別体のものを示すが、筐体20を加工することで凸部33および遮光板31と同じ機能を有する構成としてもよい。
さらに、透光板29から最も離れた位置に配置された凸部33において形成された空隙(例えば空隙35a)と、透光板29とを結ぶ線分(例えば線分B−B)上に、少なくとも1つの凸部33が配置されるように構成されている。
このように構成された脈波センサ3において、まず、図1に示すように、透光板29と遮光板31を例えば人体の腕の皮膚上に接触させて脈波センサ3を固定する。その後、赤外LED21および緑色LED23が、それぞれ赤外光および緑色光を人体に向かって交互に照射し、この光の反射光をPD25が受光する。そして、PD25は、その受光量の変化を受光信号(例えば電圧信号)としてデータ処理装置7に出力する。
尚、赤外LED21および緑色LED23から人体に照射された光は、その一部が人体の内部を通る小・細動脈(毛細動脈)にあたって、毛細動脈を流れる血液中のヘモグロビンに吸収され、残りの光が毛細動脈で反射して散乱する。この時、血液の脈動により毛細動脈にあるヘモグロビンの量が波動的に変化するので、ヘモグロビンに吸収される光も波動的に変化する。即ち、血液の脈動に応じて、毛細動脈で反射してPD25で検出される受光量が変化する。
従って、PD25が出力した(赤外LED21又は緑色LED23から照射された光の反射光に対応した)受光信号から、脈波に関する情報が得られる。
以下に、脈波を検出するために赤外LED21と緑色LED23を用いる理由について説明する。
図5に示すように、PD25が出力した受光信号には、毛細動脈に当たって反射した脈波を示す信号(脈波成分)と、皮膚表面又は毛細動脈以外で反射した反射波の成分(反射波成分)との両成分が含まれている。この受光信号を周波数解析すると、主に、心拍に同期する脈拍成分と、体動に同期する体動成分と、(体動成分を除いた反射波成分である)概ね直流成分とに分離される。
このうち、直流成分は、血管の拡張収縮による血流変化のともなう光量変化(以下、ノイズAと称す)、脈波センサ3のずれに伴う皮膚表面散乱光量変化(以下、ノイズBと称す)、脈波センサ3の外部から入射する光(太陽光など)の光量変化などに起因するものであり、検出回路11において後述する方法によってカットされる。
そして、脈拍成分と体動成分については、赤外光と緑色光とで吸光特性が異なっており、緑色LED23を発光させた時にPD25が出力する受光信号では、脈拍成分と体動成分とがいずれも抽出可能な信号レベルで得られるのに対して、赤外LED21を発光させた時にPD25が出力する受光信号では、体動成分と比較して脈拍成分が非常に小さく、体動成分のみが抽出可能な信号レベルで得られる。
つまり、緑色LED23を発光させた時にPD25が出力する受光信号(脈拍成分と体動成分を含む)と、赤外LED21を発光させた時にPD25が出力する受光信号(体動成分のみを含む)とを比較することにより、脈拍成分のみを抽出できるようにされている。
ところで、太陽光などの脈波センサ3の外部からの光(以下、外部光とも称す)は、皮膚表面や皮膚内部を伝播してPD25に入射する。
このうち、皮膚表面を伝播する外部光は、光を吸収する色で塗装された遮光板31の表面にて、図6(b)に示すように、その一部が吸収される。
また、遮光板31は(皮膚に密着して)、外部光入射の原因となる隙間が形成されることを防止する。
さらに、皮膚内部を伝播する外部光については、遮光板31の表面上に形成された凸部33が皮膚を押圧することにより、図6(c)に示すように、皮膚内部を伝播する外部光の経路上に凸部33が立ちはだかるために、凸部33に当たった外部光は散乱する。
これらにより、外部光がPD25に到達することを抑制する。
次に、データ処理装置7は、脈波センサ3から得られた受光信号を増幅する検出回路11と、検出回路11からの信号を処理して脈波の検出等の各種の演算処理を行うマイクロコンピュータ(以下、マイコンと称す)13とを備えている。
そして、検出回路11は、図3に示すように、脈波センサ3から得られた受光信号を増幅する増幅部41と、上記直流成分に相当する直流成分信号を増幅部41に出力する補正部43とから構成されている。
このうち、増幅部41は、オペアンプOP1を中心に構成されている。オペアンプOP1の非反転入力端子(+)は、抵抗R2を介して脈波センサ3からの受光信号が入力されるとともに、抵抗R1を介して接地されている。また、オペアンプOP1の反転入力端子(−)は、抵抗R4を介して補正部43からの直流成分信号が入力されるとともに、抵抗R3を介してオペアンプOP1の出力端子に接続されている。また、オペアンプOP1の出力端子は、後述する10ビットA/D変換器13dのA/DポートPAD1に接続されている。さらに、脈波センサ3からの受光信号は、後述するA/D変換器13dのA/DポートPAD2にも入力される。尚、抵抗R1の抵抗値は抵抗R3と等しく、抵抗R2の抵抗値は抵抗R4と等しくなるように設定されている。また、オペアンプOP1の増幅度が、例えば{(R1の抵抗値)/(R2の抵抗値)}=1000となるように抵抗R1〜R4の抵抗値が設定されている。
このように構成された増幅部41では、受光信号の電圧値から直流成分信号の電圧値分をカットした信号を増幅して出力する。
即ち、赤外LED21及び緑色LED23から照射された光の内、ヘモグロビンに吸収される光は僅かであり、これにより受光信号に現れる脈拍成分の変化を、マイコン13が備えるA/D変換器13dにおいて検出可能とするために増幅が必要となる。本実施形態では1000倍程度の増幅が必要である。
また、直流成分の変化は、脈拍成分の変化よりも数倍から数百倍大きいため、受光信号から直流成分を差分することなしに増幅すると、増幅した信号はA/D変換器13dの入力可能電圧の上限を超えてしまう。このため、受光信号から直流成分を差分した後に増幅を行っている。
次に、補正部43はオペアンプOP2と分圧抵抗R9,R10とを中心に構成されている。後述する10ビットD/A変換器13eのD/AポートPDA2は、分圧抵抗R9,R10を介して接地されている。また、オペアンプOP2の非反転入力端子(+)は、抵抗R6を介して、後述するD/A変換器13eのD/AポートPDA1からの信号が入力されるとともに、抵抗R5を介して接地されている。また、オペアンプOP2の反転入力端子(−)は、抵抗R8を介して、分圧抵抗R9とR10との接続点に接続されるとともに、抵抗R7を介してオペアンプOP2の出力端子に接続されている。尚、抵抗R5の抵抗値は抵抗R7と等しく、抵抗R6の抵抗値は抵抗R8と等しくなるように設定されている。また、オペアンプOP2の増幅度が、例えば{(R5の抵抗値)/(R6の抵抗値)}=1となるように抵抗R5〜R8の抵抗値が設定されている。さらに、分圧抵抗R9,R10の抵抗値は、例えば、「(抵抗R9の抵抗値)/(抵抗R10の抵抗値)=1024」となるように設定されている。
このように構成された補正部43では、D/AポートPDA2から出力されたアナログ信号の電圧値(V2)を(1/1024)倍した信号がオペアンプOP2の反転入力端子(−)に入力されるとともに、D/AポートPDA1から出力されたアナログ信号に等しい電圧値(V1)をもつ信号がオペアンプOP2の非反転入力端子(+)に入力されることにより、オペアンプOP2の出力端子から(V1−V2/1024)の電圧値をもつアナログ信号が出力される。
即ち、オペアンプOP2の出力端子から出力されるアナログ信号の電圧値の分解能は、D/AポートPDA2から出力されるアナログ信号の電圧値の分解能の1024倍となる。
つまり、10ビットのD/Aポートを2つ使用することにより、20ビット分の分解能をもつアナログ信号を出力させている。そして、上記の(V1−V2/1024)の値が、上記直流成分信号の電圧値に一致するように、D/AポートPDA1から電圧値V1のアナログ信号、D/AポートPDA2から電圧値V2のアナログ信号が出力される。
このため、D/AポートPDA2において、出力するアナログ信号の電圧値を最小分解能の1ビット分変化させた場合に、A/DポートPAD1の入力電圧幅を超える信号がA/DポートPAD1に入力されるということを防ぐことができる。即ち、例えば、10ビットのA/DポートPAD1の入力電圧幅が3V、10ビットのD/AポートPDA1の出力電圧幅が3Vで、D/AポートPDA1のみを用いて、上記直流成分信号に対応するアナログ信号を出力する場合を想定すると、D/AポートPDA1から出力されるアナログ信号の最小電圧変化は3mVであり、オペアンプOP1の増幅率が上記と同様に1000倍とすると、直流成分信号の3mVの電圧変化によるオペアンプOP1の出力変化は3Vとなる。つまり、D/AポートPDA1から出力される直流成分信号の数ビット分の電圧変化によって、オペアンプOP1の出力電圧がA/DポートPAD1の入力電圧幅を超えることになる。
これに対して、本実施形態においては、20ビット分の分解能をもつアナログ信号を直流成分信号として出力させているので、出力電圧幅が3Vとすると最小電圧変化は約3μVであり、最小電圧変化によるオペアンプOP1の出力変化は約3mVとなる。つまり、D/AポートPDA1,PDA2から出力される直流成分信号の数ビット分の電圧変化では、オペアンプOP1の出力電圧がA/DポートPAD1の入力電圧幅を超えることはない。
このように構成された検出回路11では、D/A変換器13eからのアナログ信号に応じて、直流成分信号の電圧値を調整しながら、直流成分信号の電圧値をオフセットとした受光信号を増幅して、A/D変換器13dへ出力する。
次に、マイコン13は、図1に示すように、所定の処理プログラムに基づいて処理を実行するCPU13aと、種々の制御プログラムが格納されたROM13bと、種々のデータを格納する各種メモリが設けられたRAM13cと、アナログ信号の電圧値を10ビットのデジタル値に変換するA/D変換器13dと、CPU13aが生成した10ビットのデジタルデータを、アナログ信号に変換するD/A変換器13eと、各種デジタル信号が入力される複数の入力ポートと、各種デジタル信号が出力される複数の出力ポートとを有する入出力ポート13fとを備えている。
尚、図1に示すように、A/D変換器13dは、アナログ信号が入力されるA/DポートPAD1,PAD2を備え、D/A変換器13eは、アナログ信号を出力するD/AポートPDA1,PDA2を備えている。また、入出力ポート13fは、図1に示すように、出力ポートPO1を備えており、出力ポートPO1には駆動回路7が接続されている。
このように構成されたマイコン13において、CPU13aは、上記直流成分信号の内、上記ノイズA及び上記ノイズBに対応する成分の信号を出力する処理と、外部光に対応する成分の信号を出力する処理とを、それぞれ個別に行う。
まず、上記ノイズA及び上記ノイズBに対応する成分の信号を出力する処理を説明する。
上記ノイズA及び上記ノイズBに起因する受光信号の電圧変動の周波数は脈拍成分に比べて十分低く、これらのノイズに起因する電圧変動は短時間では小さい。このため、CPU13aは、所定時間範囲(例えば10秒間)毎に、その所定時間内における受光信号の電圧変動を解析することにより、上記ノイズA及び上記ノイズBに起因する電圧変動分を、現時点のD/AポートPDA1,PDA2の出力値に対して調整する。これにより、上記ノイズA及び上記ノイズBに対応した分の直流成分信号が、補正部43から出力される。つまり、上記所定時間ごとに直流成分信号の電圧値を調整する。
次に、外部光に対応する成分の信号(以下、外部受光信号と称す)を出力するための外部光調整処理を図4に基づいて説明する。図4は、外部光調整処理を表すフローチャートである。この外部光調整処理は、CPU13aが起動(電源ON)している間に、例えば赤外LED21及び緑色LED23が照射する毎に繰り返し実行される処理である。
この外部光調整処理においては、CPU13aは、まずS10にて、A/DポートPAD2に入力した信号の電圧値のデータを取得する。その後、S20にて、S10で取得した電圧値データが、前回にA/DポートPAD2から取得した電圧値データと同じ値であるか否かを判断する。ここで、同じ値であると判断すると(S20:YES)、S50に移行する。一方、同じ値でないと判断すると(S20:NO)、S30に移行する。
そして、S30に移行すると、S10で取得した電圧値データと前回に取得した電圧値との差分の電圧値に基づいて、D/AポートPDA1,PDA2から出力する電圧の変動分を計算する。さらに、S40にて、S30で計算された電圧変動分を、現時点のD/AポートPDA1,PDA2の出力値に対して調整する。その後、S50に移行する。
そして、S50に移行すると、緑色LED23を発光させるとともにA/DポートPAD1に入力した信号の電圧値のデータを取得する。
さらに、S60にて、赤外LED21を発光させるとともにA/DポートPAD1に入力した信号の電圧値のデータを取得し、当該外部光調整処理を終了する。
即ち、外部光調整処理では、赤外LED21及び緑色LED23が発光していない時のPD25からの受光信号を外部受光信号と見做し、この受光信号の電圧値に応じてD/AポートPDA1,PDA2から出力するアナログ信号の電圧値を調整する。
このように構成された本実施形態の脈波検出装置1では、緑色LED23が発光する直前に、PD25が受光した光を外部受光信号として検出し(S10)、外部受光信号を出力する(S20〜S40)。その後、緑色LED23→赤外LED21の順に発光させ、緑色LED23または赤外LED21が発光した時にPD25が出力する受光信号と、外部受光信号とを増幅部41において差分し、この差分した信号を取得する(S50〜S60)ことにより脈波を検出する。
このため、赤外LED21または緑色LED23が光を照射した時の受光信号の内で外部光に起因する部分を考慮して人体の脈波を検出できるため、外部光の影響を除去して精度良く脈波を検出することができる。
また、受光信号から外部受光信号を差分するという簡便な演算により、外部光の影響が除去された信号を得ることができる。
また、赤外LED21及び緑色LED23が発光を停止している時に外部受光信号を検出するので、赤外LED21または緑色LED23から照射される光の影響を受けることなく外部光を検出することができる。
また、緑色LED23が発光する直前に外部受光信号を検出するので、赤外LED21及び緑色LED23が発光した時にPD25に入射した外部光の影響を精度良く除去することができる。このとき、緑色LED23と赤外LED21の発光順序はどちらからでもよい。
また、本実施形態の脈波検出装置1は、脈波センサ3を人体の皮膚に固定された状態で使用され、遮光板31の皮膚と接触する側の表面は光を吸収する色で塗装されているために、遮光板31と皮膚との間に形成された隙間から入射した外部光が遮光板に当たると、外部光は遮光板31に吸収され、外部光がPD25に受光されることを抑制できる。
また、遮光板31の、皮膚と接触する側の表面上には、複数の凸部33が透光板29を取り巻くように配置されているため、皮膚内部を伝播する外部光の経路上に凸部33が立ちはだかり、凸部33に当たった外部光は四方に散乱し、外部光がPD25に受光されることを抑制できる。尚、凸部33の数が多いほど、皮膚内部を伝播する外部光がPD25に到達するまでの経路上に多くの凸部33が配置されることになり、外部光がPD25に受光されることを抑制できる。
また、複数の凸部33は、互いの配置間隔がランダムになるように配置されているために、皮膚内部を伝播する外部光の経路上に、外部光の周波数の整数倍に一致していない配置間隔をもつ凸部33が確実に配置されるので、外部光がPD25に受光されることを抑制できる。
また、凸部33は、始端部と終端部とを有する突条で構成されているので、突条の端部間に形成される空隙35を介して、脈波センサ3と皮膚との間の隙間にある空気と、脈波センサ3の外部の空気とが循環することができる。つまり、脈波センサ3と皮膚とが密着している部分で起こりやすくなる蒸れを抑制できる。
また、透光板29から最も離れた位置に配置された凸部33において、その端部間で形成された空隙35aと、透光板29とを結ぶ線分(線分B−B)上に、少なくとも1つの凸部33が配置されるように構成されているため、外部光が空隙35aから入射した場合でも、この外部光がPD25に受光されることを抑制できる。
また、遮光板31と凸部33の材質には、脈波センサ3を人体の皮膚に固定した際に、遮光板31及び凸部33が皮膚と隙間なく接触する程度に柔軟な特性を有するシリコン材が用いられている。このため、外部光が入射する原因となる隙間が形成されず、外部光がPD25に受光されることを抑制できる。
以上説明した実施形態において、赤外LED21,緑色LED23は本発明における発光手段、PD25は本発明における受光手段、凸部33は本発明における遮光凸部である。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。
例えば、上記実施形態においては、遮光板31の皮膚と接触する側の表面が、光を吸収する色で塗装されているものを示した。しかし、遮光板31の材質を、光を吸収する特性を有するもの(例えば、樹脂やゴム)にしてもよい。このようにすれば、遮光板31と皮膚との間に形成された隙間から入射した外部光が遮光板に当たると、外部光は遮光板31に吸収されるため、外部光がPD25に受光されることを抑制できる。
また、遮光板31の皮膚と接触する側の表面上に、この表面が鏡面でないと見做すことができる程度に粗い凹凸を形成するようにしてもよい。このようにすれば、遮光板31と皮膚との間に形成された隙間から入射した外部光が遮光板31に当たると、外部光は四方に散乱するために、外部光がPD25に受光されることを抑制できる。
また、上記実施形態においては、外部光として太陽光が入射した場合について示したが、脈波センサ3の外部から入射する光であれば、太陽光以外であっても適用可能である。例えば、蛍光灯から照射された光であってもよい。
また、上記実施形態においては、遮光板31及び凸部33の材質として、シリコン材を用いた。しかし、脈波センサ3を人体の腕等に固定した際に、皮膚と隙間なく接触する程度に柔軟な特性を有していれば、シリコン材以外の材料でもよい。例えば、ゴム,布,ゲル状の固形物を用いてもよい。
また、上記実施形態においては、遮光板31及び凸部33とを筐体20と別体の構成として示したが、同様の効果をもたらすように同一部材で一体形成してもよい。
また、上記実施形態においては、凸部33に空隙35が形成されているものを示した。しかし、凸部33は、環状、つまり空隙35がない形状をしていてもよい。
脈波検出装置1の主要な構成を示す説明図。 脈波センサ3の構成を示す説明図。 検出回路11の構成を示す回路図。 外部光調整処理の手順を示すフローチャート。 脈波センサ3により得られる受光信号を示す説明図。 外部光の皮膚表面伝播と皮膚内部伝播を示す説明図。
符号の説明
1…脈波検出装置、3…脈波センサ、5…駆動回路、7…データ処理装置、9…脈波検出装置本体、11…検出回路、13…マイコン、13a…CPU、13b…ROM、13c…RAM、13d…A/D変換器、13e…D/A変換器、13f…入出力ポート、20…筐体、21…赤外LED、23…緑色LED、25…PD、27…底部、29…透光板、31…遮光板、33…凸部、35…空隙、41…増幅部、43…補正部、OP1,OP2…オペアンプ、PAD1,PAD2…A/Dポート、PDA1,PDA2…D/Aポート、PO1…出力ポート、R1〜R10…抵抗。

Claims (5)

  1. 生体に対して光を照射する発光手段と、
    前記発光手段から照射された光の反射光を少なくとも受光する受光手段と、
    前記発光手段の光の照射側に配置され、光を透過する透光板と、
    前記透光板の端面を覆い、光を遮光する遮光板と、
    を備え、前記透光板及び前記遮光板における、前記発光手段及び前記受光手段が位置する側とは反対側となる外側表面を、前記生体の皮膚に接触させて当該装置を固定することにより、前記生体の脈波を検出する脈波検出装置であって、
    前記遮光板は、当該脈波検出装置の外部から照射された光が前記生体の皮膚を介して前記受光手段に受光されるのを、阻止するように構成されるとともに、
    当該脈波検出装置を前記生体の皮膚に固定した際に該皮膚に窪みを生じさせる複数の遮光凸部を備え、
    当該複数の遮光凸部は、前記皮膚の内部を伝播する外部光が前記受光手段に到達する経路に沿って該経路を2重以上に遮るように、前記遮光板の前記外側表面上に配置されるとともに、
    前記複数の遮光凸部は、互いの配置間隔がランダムになるように配置されていることを特徴とする脈波検出装置。
  2. 生体に対して光を照射する発光手段と、
    前記発光手段から照射された光の反射光を少なくとも受光する受光手段と、
    前記発光手段の光の照射側に配置され、光を透過する透光板と、
    前記透光板の端面を覆い、光を遮光する遮光板と、
    を備え、前記透光板及び前記遮光板における、前記発光手段及び前記受光手段が位置する側とは反対側となる外側表面を、前記生体の皮膚に接触させて当該装置を固定することにより、前記生体の脈波を検出する脈波検出装置であって、
    前記遮光板は、当該脈波検出装置の外部から照射された光が前記生体の皮膚を介して前記受光手段に受光されるのを、阻止するように構成されるとともに、
    当該脈波検出装置を前記生体の皮膚に固定した際に該皮膚に窪みを生じさせる複数の遮光凸部を備え、
    当該複数の遮光凸部は、前記皮膚の内部を伝播する外部光が前記受光手段に到達する経路に沿って該経路を2重以上に遮るように、前記遮光板の前記外側表面上に配置されるとともに、
    前記遮光凸部は、始端部と終端部とを有する突条で構成されることを特徴とする脈波検出装置。
  3. 前記複数の遮光凸部の内で前記透光板から最も離れた位置に配置された遮光凸部を構成する突条の端部間に形成された空隙と、前記透光板とを結ぶ直線上に、少なくとも1つの遮光凸部が配置されていることを特徴とする請求項2に記載の脈波検出装置。
  4. 前記遮光凸部の材質は、当該脈波検出装置を前記生体の皮膚に固定した際に、前記遮光凸部が前記生体の皮膚と隙間なく接触する程度に柔軟な特性を有することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の脈波検出装置。
  5. 前記遮光凸部は、前記透光板を取り巻くように配置されることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の脈波検出装置。
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